JP2006129359A - マルチキャスト回線の確立方法、その方法を用いた通信システム、通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

マルチキャスト回線の確立方法、その方法を用いた通信システム、通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来の技術では上流PEが使用するVC-ラベルの値は下流PEごとに異なるため、マルチキャストトンネルを使ってPseudo Wireのトラヒックを転送することはできない。
【解決手段】PEにVC−ラベルの予約管理機能を備えさせ、VPNを構成するマルチポイント接続グループごとに一定の範囲のラベル値を予約しておき、下流PEでは導出結果が他の下流PEでの導出結果と同じになるよう定められた所定の規則に従ってVC-ラベル値を導出し、その結果を上流PEに広告する方法を提案する。
【選択図】図14

Description

本発明は、マルチキャスト回線を確立する技術に関する。
通信事業者がレイヤ2VPN(Virtual Private Network)を提供する技術としては、PE(プロバイダーエッジルータ)間でPseudo Wire(仮想回線)を確立し、通信事業者ネットワークを介して遠隔の加入者回線間に接続性を提供するPWE3(Pseudo Wire Emulation Edge−to−Edge)と呼ばれる手法が一般的である。
その中でも特にPseudo Wireを、MPLS技術を使って構築する方法が普及している。この方法では、PEがCE(カスタマーエッジルータ)から送られてきたレイヤ2フレームに、加入社回線を区別するためのラベル(VC−ラベル)を付与し、さらに通信事業者ネットワークの転送用プロトコルでカプセル化して転送することができる。これにより、通信事業者ネットワークで異なる加入者の信号を多重化して転送することができる。
上記カプセル化には一般的にトンネル技術が使われる。トンネル用のラベル(通信事業者ネットワーク内の転送用のラベル)がVC−ラベル上に積み重ねられると、P(プロバイダールータ)は外側のラベルしか見ないので、VC−ラベルを含むデータはカプセル化されたことになる。トンネル技術としてはMPLSトンネルやIPトンネルなどが存在し、Point−to−Point用のユニキャストトンネル技術だけでなく、Point−to−MultiPoint用のマルチキャストトンネル技術も確立されている。マルチキャストトンネル技術は、Pがトンネルの上位レイヤに位置するデータ全部をコピーしながら複数の方向へと転送していく技術である。つまりトンネル用のラベル以外のデータは、VC−ラベルも含めて全部コピーされる。
VC−ラベルを設定する方式としてはLDP(Label Distribution Prolocol)(非特許文献1)が良く使われている。LDPでは、一般的にトラフィックの下流側に位置するPE又はバックボーンを構成するPが、自分自身が受け取って識別できるようなラベル値を割り当て、そのラベル値と付随情報を上流側のPE/Pに対して、LDPを使って広告する。ただし、対向するPE間に上記のトンネルを確立する場合には、トンネル区間ではVC−ラベルを含めたデータはカプセル化されるため、中間に存在するPには関係なく、PE間でLDPによってLSP(Label Switching Path)が確立される。つまり、下流側のPEがVC−ラベルの値を割り当て、上流側のPEに広告する。
一方、従来のPseudo Wire技術はPoint−to−Pointを基本としていて、一組のPEについて収容回線につき一組の単位で確立される。Pseudo Wire技術を用いたマルチポイント・レイヤ2VPN技術として、マルチポイントのEthernet(登録商標)接続性を提供するVPLS(Virtual Private LAN Service)があるが、フルメッシュのPoint−to−Point Pseudo Wireで実現しており、Point−to−Pointの思想の範囲を超えていない。
"Pseudewire Setup Maintenance using LDP",IETF Internet Draft, draft−ietf−pwe3−control−protocol−08.txt,July 2004.
従来のPoint−to−Point接続をベースとしたPseudo Wire技術では、運ぶべきパケットにVC−LSPトラヒック転送用にVC−ラベルを付与する。1つのPE(上流PE)にCEからマルチキャストのデータが送られてきた場合、上流PEはVC−ラベルを付与して送信すべきPE(下流PE)に対してデータを送る。しかし、VC−ラベルは上記のように下流PEがその値を決めるため、下流PEごとにVC−ラベルの値が異なるのが普通である。
一方、マルチキャストトンネル技術は、上記のようにPがトンネルの上位レイヤに位置するデータ全部をコピーしながら複数の方向へと転送していく技術である。すなわちVC−ラベルを含むデータをコピーしながら転送する技術であるから、送りたい情報部分は同じであっても下流PEごとVC−ラベルが異なるため、Pseudo Wire技術とマルチキャストトンネル技術とを組み合わせることはできなかった。したがって、従来のPseudo Wire技術を使う場合には、マルチキャストのデータが送られてきた場合でも、上流PEは複数の下流PEと個別にユニキャストトンネルを確立し、Pseudo Wire技術を使って通信していた。
従来のPseudo Wire技術とマルチキャストトンネル技術とが組み合わせられなかった理由を図1〜3を利用して再度説明する。図1は、VPLSを提供するネットワーク構成の例を示しており、CE10はカスタマーエッジルータ、PE11はプロバイダーエッジルータ、P12はプロバイダールータを示している。また、発明が解決する課題の例を図2に示している。CE10からCE10、CE10およびCE10配下のユーザ宛のマルチキャストのデータがPE11に送られてきたとする。PE11は、PE11に対してLDPのラベル要求メッセージを送出する。PE11はVC−ラベルの値を決め、LDPラベル広告メッセージでPE11にVC−ラベル値を送信する。図2の例では、20を広告したとする。次にPE11は、PE11に対してLDPのラベル要求メッセージを送出し、PE11はVC−ラベルの値を決め、LDPラベル広告メッセージでPE11にVC−ラベル値を送信する。図2の例では、30を広告したとする。同様の手続きを経てPE11は、40をVC−ラベルの値として広告したとする。上記のようにVC−ラベルの値は下流PEが決定するため、通常はPEごとに異なるVC−ラベルを広告する。しかし、マルチキャストトンネル内では、各Pはトンネル用ヘッダだけを見ながらVC−ラベルを含むデータのコピーと次のPへの送信を行うため、PE11、PE11およびPE11には同じVC−ラベルのデータが到達する。図2の例では、PE11がVC−ラベル値20を付与して送信しているが、VC−ラベル値として20を広告したPE11以外のPE(PE11およびPE11)にもVC−ラベル値20のデータが到達することになり、通信できない。したがって、図3に示すようにPE11は、PE11、PE11およびPE11と個別にユニキャストトンネルを確立させ、CE10から送られてきたデータをコピーし、下流PEごとに広告されたVC−ラベルを付与して送信していた。このようにすると、実際に送信したいデータ(CE10から送られてきたデータ)は同一であるにもかかわらず、PE11とP12の間に3回分のトラヒックが生じる。言い換えると、下流PEに共通のVC−ラベルを使用してマルチキャストトンネルを利用することができれば、PE11とP12の間のトラヒックは従来の1/3にできることになる。
本発明が解決しようとする課題は、上記のように従来の技術では上流PEが使用するVC-ラベルの値は下流PEごとに異なるため、マルチキャストトンネルを使ってPseudo Wireのトラヒックを転送することはできないという問題である。
この発明では、各PEにVC−ラベルの予約管理機能を備えさせ、VPNを構成するマルチポイント接続グループ(以下、VPNインスタンスという。)ごとに一定の範囲のラベル値を予約しておき、各下流PEでは各下流PEでの結果が同じになるよう定められた所定の規則に従ってVC-ラベル値を導出し、その結果を上流PEに広告する方法を提案する。
この方法により、各下流PEが広告するVC-ラベルはすべて同一となるため、マルチキャストトンネルを使ってPseudo Wireのトラヒックを転送することができる。したがって、マルチキャストのトラヒックに対して通信事業者ネットワークの資源を節約できるという効果がある。
以下にこの発明の実施形態を図面を参照しながら説明するが、各図中の対応する部分は同一参照番号を付けて重複説明を省略する。
[第1実施形態]
はじめに用語の説明をする。「VPNインスタンスID」とは、マルチポイント接続を提供する同一VPN収容回線の集合の識別子であり、通信事業者が定める。例えばVPLS環境ではVPLS IDをそのまま使用する。また、同一VPNインスタンスに属している各PEの間で同一に設定する。「P2MP end−point ID」とは、同一VPNインスタンスの中で各PEが一意になるように1以上、Label Range以下の値を割り当てておく。つまり、VPNインスタンスIDとP2MP end−point IDの組によって、PEは一意に決まる。同一PEであってもVPNインスタンスが異なれば、P2MP end−point IDは違う値としてもよい。しかし、同一VPNインスタンスに属する他のPEとは、当該VPNインスタンスに関連させたP2MP end−point IDは異なる値にしなければならない。
「Label Min」、「Label Range」は、同一VPNインスタンスに属している各PEの間で同一に設定する。PEは、Label Min以上、Label Min+Label Range未満の範囲のラベル値は、当該VPNインスタンスにおけるVC−ラベルで使用する候補として予約しておき、他の無関係なインスタンスには使用しない。なお、「Label Min」、「Label Range」は、VC−ラベル値の候補として予約しておく範囲を決めるために重要なパラメータであるが、この2つのパラメータの組み合わせ以外にもVC−ラベル値の候補を予約しておくパラメータはある。例えば、「Label Range」を設定する代わりに予約しておくラベル値の最大値として「Label Max」を設定する方法などである。以下の説明では、VC−ラベル値の候補として予約しておく範囲を示すパラメータとして「Label Min」、「Label Range」を使用する場合を説明する。
同一のVPNインスタンス内での各PEを識別する番号「P2MP end−point ID」、該VPNインスタンスのマルチキャストトラヒックのみに使用するVC−ラベル値の範囲を決める値である「Label Min」と「Label Range」によって、マルチキャストトラヒックに使用するラベル値を決める場合に、他のトラヒック用のラベル値と重複することなく容易に決めることができる。なお、「Label Min」をユニキャストトラヒックに用いるラベル値よりも大きく設定することで、他のユニキャストトラヒックに用いるラベル値との重複も容易に避けることができる。また、「Label Range」がVPNインスタンスを構成するPEの数よりも大きく設定していることを管理すれば、管理しているネットワーク単位ごとに重複しないラベル値の付与となることを容易に管理できる。
「P2MP Pseudo Wire TLV」とは、本発明におけて用いる情報格納単位である。その中には本発明による新しい情報と従来技術のための情報が格納される。P2MP Pseudo Wire TLVには、少なくとも、Pseudo Wire type、AGI、P2MP Source end−point ID、Label Min、Label Range、Interface Parameterが格納される。
「Pseudo Wire type」は、物理回線によって決定され、従来のPoint−to−Point Pseudo Wireの仕様でも用いられている(非特許文献1)。本発明でもこのパラメータはそのまま利用する。「AGI(Attachment Group Identifier)」も従来のPoint−to−Point Pseudo Wire仕様でも用いられている(非特許文献1)。このパラメータも本発明でそのまま使用する。「P2MP Source end−point ID」は、本発明で新しく定義し用いるパラメータである。P2MP Source end−point IDには、上流PEのP2MP end−point IDを用いる。「Interface Parameter」は、従来のPoint−to−Point Pseudo Wireの仕様で用いられている(非特許文献1)。本発明でもこのパラメータはそのまま利用する。
この発明の手順を図1のネットワーク構成例を使って説明する。図1ではCE10、PE11、P12は4個ずつ示されているが、数はいずれも任意であり、VPNと通信事業者ネットワークの規模に応じて変わる。
ステップ1
各PEにはVPNインスタンスごとに事前設定が登録されている。この設定は通信事業者のオペレータが手動で各ルータに設定してもよいし、何らかの外部プロトコルやアプリケーションを用いて各PEに設定してもよい。設定例を図4に示す。VPLSにおいては、VPNインスタンスにはVPLS IDをそのまま用いる。図4にはVPNインスタンスID=VPLS ID=100に関するPEの事前登録値が示されている。各PEにはP2MP end−point ID、Label Min、Label Rangeが登録されるが、VPNインスタンスID=100においては、Label Min、Label Rangeはそれぞれ4001、100と登録したと仮定する。言い換えると、VPNインスタンスID=100であるVPNインスタンス内のマルチキャストのトラヒックのためにVC−ラベル値4001〜4100が予約されたことになる。
このように同一のVPNインスタンスを構成する各PEに、同一の範囲の該VPNインスタンス内のマルチキャストトラヒックのためのVC−ラベル値を予約することで、上流PEから勝手なVC−ラベル値を求めるラベル要求メッセージを送ったり、VPNインスタンス内の全PEに空いているVC−ラベル値を問い合わせる必要がなくなる。
ステップ2
以下CE10からCE10、CE10、CE10へのPoint−to−Multipointトラヒックの転送についての設定を行う。まず、送信側に位置するPE11は、事前設定の入っているVPNインスタンスID=100に属する下流PEに対してLDPのラベル要求メッセージを送出する。このラベル要求メッセージには、FEC TLVの中に上流PEで管理している各種の値を入れる。図5はPE11がPE11へラベル要求メッセージを送っている様子を示しており、P2MP Source end−point ID=1、Label Min=4001、Label Range=100である。
ステップ3
このラベル要求メッセージを受信した下流PEは、該当するVPNインスタンスについて、自分自身が管理しているLabel Min、Label Rangeが受信したメッセージに書かれている内容と同じであることを確認する。Label Min、Label Rangeは、VPNインスタンスID=100のマルチキャストのトラヒックのために予約したVC−ラベル値を示す情報だからである。また、自分自身のP2MP end−point IDが受信したメッセージに書かれているP2MP Source end−point IDと異なることを確認する。P2MP end−point IDは、同一VPNインスタンスの中で各PEが一意になるようにするためのパラメータだからである。もしこれらの整合性確認が失敗した場合は、従来のPseudo Wire技術仕様に準じてLDPのエラーメッセージを送信してエラー処理を行い、VC−LSPは確立しない。もし整合性確認がすべて正常に終了した場合には、LDPラベル広告メッセージを上流PEに送信する。図6に、下流PEであるPE11から上流PEであるPE11へメッセージを送信している様子を示す。この送信内容は、PE11から受信した内容のコピーと広告するラベルの値である。広告するラベルの値は、「Label Min+P2MP Source end−point ID−1」により求められた値である。図6では「4001+1−1」の計算結果として4001のラベル値が割り当てられ、PE11へ送信されている。
ステップ4
ラベル広告メッセージを受け取った上流PEは、その内容が送ったラベル要求メッセージに対応するものであるかを確認する。確認が失敗した場合には、従来のPseudo Wire技術仕様に準じ、VC−LSPは確立しない。確認がすべて正常に終了した場合には、受信したラベル値を下流PEへのVC−ラベルとする。図6の場合には、PE11はPE11へのVC−ラベルとして4001を使用する。
ステップ5
上記ステップ2からステップ4は、Point−to−Multipoint Pseudo Wireを張るすべての下流PEに対して繰り返す。図7、図8はPE11とPE11とのやり取りの例を示す。このやり取りはPE11とPE11とのやり取りと同じであり、最終的にはPE11−PE11、PE11−PE11、PE11−PE11の3本のVC−LSPのVC−ラベル値はすべて4001となる。図9にPoint−to−Multipoint Pseudo Wireが完成したときの設定状況を示す。
ステップ6
上流PEは、各下流PEへのVC−LSPの確立を確認し、トラヒックの転送を開始する。図10にこの様子を示す。この例では、マルチキャストトンネル21にもMPLSを用いているため、ラベルをスタックしている。内側に位置するVC−ラベルはすべてのVC−LSPで共通の4001であることが分かる。
なお、いくつかのPE間ではVC−LSPが確立できたが、いくつかのPE間ではVC−LSPが確立できなかった場合の対応としては、すべてのPE間でPoint−to−Multipoint Pseudo Wireを使用した通信をやめる方法だけでなく、同一のVC−ラベル値を使用するVC−LSPが確立できたPE間だけでPoint−to−Multipoint Pseudo Wireを使用した通信を行い、その他のPE間ではPoint−to−Point Pseudo Wireを使用した通信を行うことも可能である。Point−to−Multipoint Pseudo WireとPoint−to−Point Pseudo Wireを組み合わせたVPNの確立については、第2実施形態で説明する。
[変形例1]
図4と同一の設定がされたVPNインスタンスでPE11が上流PEとなるPoint−to−Multipoint Pseudo Wireが張られる場合について考える。図11にこの例の場合の構成を示す。PE11を上流PEとし、PE11、PE11、PE11を下流PEとして第1実施形態のステップ2〜6と同様の処理を行うことでPE11−PE11、PE11−PE11、PE11−PE11の3本のVC−LDPが確立される。VC−ラベルは、上記と同じく「Label Min+P2MP Source end−point ID−1」により求められが、PE11のP2MP end−point IDが2であるから、「4001+2−1」となりVC−ラベル値は4002で統一される。PE11、PE11から見ると、PE11から来るトラヒックはVC−ラベルに4001が付与されており、PE11から来るトラヒックはVC−ラベルに4002が付与されていることになる。
[変形例2]
第1実施形態のいくつかのステップを変更した方法もある。変更点について以下に説明する。
ステップ2
上流PE11が事前設定の入っているVPNインスタンスID=100に属する下流PEに対して送出するLDPのラベル要求メッセージに、VPNインスタンスID、P2MP Source end−point IDは含めるが、Label Min、Label Rangeは含めない。
ステップ3
このラベル要求メッセージを受信した下流PEは、該当するVPNインスタンスについて、自分自身のP2MP end−point IDが受信したメッセージに書かれているP2MP Source end−point IDと異なることのみを確認する。下流PEが広告するラベルの値は、「Label Min+P2MP Source end−point ID−1」により求められた値であるが、Label Minは、下流PEに事前登録されている値を用いる。
ステップ4
ラベル広告メッセージを受け取った上流PEは、その内容が送ったラベル要求メッセージに対応するものであるかを確認する。上流PEに登録されたLabel Minの値と下流PEに登録されたLabel Minの値とが同一であることは、本ステップで初めて確認される。確認がすべて正常に終了した場合には、受信したラベル値を下流PEへのVC−ラベルとする。
その他の内容は第1実施形態と同じである。このように第1実施形態に示したステップは、複数の事前登録がされた下流PEが同一のVC−ラベル値を上流PEに広告できる仕組みであれば、上記の事前登録内容、メッセージの内容、VC−ラベル値の導出方法に限らなくても良い。
[変形例3]
第1実施例では、マルチキャストトンネル技術とMPLS技術との組み合わせとして説明している。ここで、トンネル技術とは、上流のノードと下流のノード間で決められたラベル値を含むデータをカプセル化する技術であり、マルチキャストトンネル技術とは、カプセル化されたデータを複数の方向へコピーして転送する技術である。また、MPLS技術では、LDPを用いて宛先を示す値(ラベル値)を決定、広告しており、下流のノードが宛先を示す値を決め上流のノードに広告する。
本発明は上記のマルチキャストトンネル技術とMPLS技術としてすでに確立された技術を利用すれば最も容易に実現できる。しかし、下流のノードが宛先を示す値を決め、上流のノードに広告するネットワークであり、かつノード間で決めた宛先を示す値を含むデータをカプセル化し、複数方向へコピーして転送できるネットワークであれば、第1実施形態と同じ方法で、マルチキャスト回線を確立することができる。
[第2実施形態]
図4に示した1つのVPNインスタンス(VPN インスタンス ID=100)に、本発明に対応していないPE11が追加されたとする。つまり、PE11はPoint−to−Multipoint Pseudo Wireを張るために必要なVC−ラベルの予約設定機能などがない従来のPEである。この場合に第1実施形態と同様にCD10からPE11にマルチキャストのデータが送信された場合を、図12を使用して説明する。
PE11は、第1実施形態のステップ2〜5によりPE11〜PE11と同一のVC−ラベル値を使用するVC−LSPの確立を試み、PE11〜PE11との間ではVC−LSPの確立に成功する。しかし、PE11が従来のPE(本発明に対応していないPE)であるため、PE11との間ではVC−LSPの確立に失敗する。その後、従来のLDP技術によりPE11−PE11間でVC−LSPを確立する。この場合には、PE11向けのVC−ラベルはPE11が決めた値をPE11に広告するため、他の下流PE向けのVC−ラベル値とは異なる値となる。図12中では、PE11〜PE11向けのVC−ラベル値が4001に対して、PE11向けは59となっている例を示している。
PE11と各下流PEとの間にVC−LSPは確立できたが、「発明が解決しようとする課題」で示したように、VC−ラベルが異なるトラヒックを同一のマルチキャストトンネルを使って通信することはできない。そこで、同一のVC−ラベル値であるPE11〜PE11との通信にはマルチキャストトンネル技術を使用し、PE11との通信にはユニキャストトンネル技術を使用する。
このようにして、Point−to−Multipoint Pseudo WireとPoint−to−Point Pseudo Wireとを組み合わせたVPNの確立が可能である。
[変形例]
なお、事前にPE11にPE11が従来のPEであることを登録しておき、PE11とのVC−LSP確立フローでは、第一実施形態のステップを試みず、従来のLDP技術を直ぐに使用する方法もある。ただし、このような登録はPE11だけでなくPE11〜PE11にも登録しておく必要があり、PE追加時、撤去時に他のPEへの登録が必要となる煩雑さを伴う。
[第3実施形態]
本発明によれば、同一のマルチキャストトンネルに異なるVPNマルチキャストトラヒックを多重することもできる。その例を図13に示す。PE11は2つのVPNインスタンス(VPNインスタンスID=100、110)のためにそれぞれ異なるPoint−to−Multipoint Pseudo Wireを確立している。VPNインスタンスIDが110のPoint−to−Multipoint Pseudo Wireでは、PE11に設定されているP2MP end−point IDは2、Label Minは5001であるから、VC−ラベルの値は、「5001+2−1=5002」となる。VPNインスタンスIDが100のPoint−to−Multipoint Pseudo Wireでは、VC−ラベル値は4001が使用される。このようにVPNインスタンスごとにLabel MinとLabel Rangeを設定することによって、異なるVPNインスタンスで重複したVC−ラベル値を使用することを防止している。VC−ラベルが異なるため、下流PEは同一のマルチキャストトンネルを経由してきたトラヒックであってもVPNを識別することができ、逆多重化ができる。
[第4実施形態]
本発明を実現するためのPEの機能構成例を図14に示す。なお、PEには本発明とは関係のない機能が多数あるが、図中では本発明に関係のない機能については原則省略している。PEは、上流PEになることも下流PEになることもあるので、第1実施形態で示した各ステップの上流PE、下流PE両方の役割を果たす機能を備えなければならない。また、PEはMPLSトンネルやIPトンネルのトンネル技術などのVC−ラベルを含むデータをカプセル化して伝送する何らかの機能を有していなければならない。以下の説明では第1実施形態のステップにそって図14中の各部の機能について説明する。
ステップ1を実現する構成
PEには事前にVPNインスタンスごとに情報が登録されている。PEは、事前登録情報を受信すると、記録部114に登録する。この機能によって、PEにVC−ラベル値を予約する情報であるVPNインスタンスID、P2MP end−point ID、Label Min、Label Rangeなどが登録される。
ステップ2を実現する構成
上流PEは下流PEに対して上流PEで管理している各種の値が付加されたラベル要求メッセージを送出しなければならない。PE11はラベル要求メッセージ生成部115を有しており、その内部では記録部114の情報に基づいて従来のラベル要求メッセージ(115a)と本発明のために付加するメッセージ(115b)が生成され、付加される(115c)ことでラベル要求メッセージが生成される。ただし、第3実施形態のようにPoint−to−Point Pseudo Wireとの組み合わせになる場合には、Point−to−Point Pseudo Wireを張る下流PE用には、従来のラベル要求メッセージの生成(115a)のみとなる。生成されたラベル要求メッセージは下流PEに送信される。
ステップ3を実現する構成
PE11がラベル要求メッセージを受信すると、ラベル要求メッセージはラベル広告メッセージ生成部116に送られ、記録部114の情報と比較される(116a)。整合性確認がすべて正常に終了した場合には、「Label Min+P2MP Source end−point ID−1」によりVC−ラベル値を求め、ラベル広告メッセージを上流PEに送信する。
ステップ4を実現する構成
PEは、ラベル広告メッセージを受け取ると、その内容が送ったラベル要求メッセージに対応するものであるかをVC−ラベル値確認部117で確認し、受信したラベル値を下流PEへのVC−ラベルとして記録部114に記録する。
ステップ5を実現する構成
ステップ5は、すべての下流PEに対してステップ2〜4を繰り返すステップであるため、マルチキャストのデータを送信する場合の従来機能で対応できる。
ステップ6を実現する構成
PE11はVC−LSPの確立を確認し、トラヒックの転送を開始する。上流PEとして動作する場合には、VC−ラベル付与部118で送信先PEを確認(118a)し、データにVC−ラベルを付与(118b)して送信する。VC−ラベルの付与は、1つのPoint−to−Multipoint Pseudo WireのみからVPNが構成されている場合は1回であるが、第3実施形態のようにPoint−to−Point Pseudo Wireとの組み合わせになる場合には、2回以上となる。例えば図12のPE11の場合には、同一のVPNのためにVC−ラベルが2種類存在するため、VC−ラベル付与は2回行われる。下流PEとして動作する場合は、VC−ラベル付のデータを受信し、VC−ラベルをVC−ラベル除去部119で除去し、下部のCEに送信される。この機能は従来の機能と同じとなる。
なお、各ステップでエラーが生じた場合には従来のPseudo Wire仕様に準じてLDPのエラー処理を行う。
VPLSを提供するネットワーク構成の例を示す図。 マルチキャストトンネル技術を従来のPseudo Wire技術と組み合せた場合の問題点を示す図。 従来のPseudo Wire技術で、マルチキャストのデータを送る場合のトンネル技術を示す図。 VPNインスタンスごとの事前設定の例を示す図。 PE11がPE11へラベル要求メッセージを送っている様子を示す図。 PE11がPE11へラベル広告メッセージを送信している様子を示す図。 PE11がPE11へラベル要求メッセージを送っている様子を示す図。 PE11がPE11へラベル広告メッセージを送信している様子を示す図。 Point−to−Multipoint Pseudo Wireが完成したときの設定状況の例を示す図。 確立されたVC−LSPを用いて、PE11がPE11、PE11、PE11へのトラヒックを転送する様子を示す図。 図4と同一の設定がされたVPNインスタンスでPE11が上流PEとなるPoint−to−Multipoint Pseudo Wireが張られた場合の設定状況の例を示す図。 Point−to−Multipoint Pseudo WireとPoint−to−Point Pseudo Wireとを組み合わせたVPNの例を示す図。 同一のマルチキャストトンネルに異なるVPNマルチキャストトラヒックを多重した場合の例を示す図。 PEの機能構成例を示す図。

Claims (17)

  1. MPLS(Multi Protocol Label Switching)技術を使ってマルチキャスト仮想回線を確立する方法において、
    VPN(VIRTUAL Private Network)を構成するマルチポイント接続グループ(以下、VPNインスタンスという。)のために複数のPE(プロバイダーエッジルータ)に一定の範囲のラベル値を予約しておく情報を登録し、
    予約がされたPE(以下、予約済PEという。)の1つがVPNインスタンスの上流PEとなった場合には、下流側の予約済PEは他の下流側の予約済PEと同一のVC-ラベル値を上流PEに広告すること、
    を特徴とするマルチキャスト仮想回線を確立する方法。
  2. MPLS技術を使ってマルチキャスト仮想回線を確立するシステムにおいて、
    VPNインスタンスの複数のPEに一定の範囲のラベル値を予約する情報を登録する手段と、
    予約済PEの1つがVPNインスタンスの上流PEとなった場合には、下流側の予約済PEは他の下流側の予約済PEと同一のVC-ラベル値を上流PEに広告する手段と、
    を備えるマルチキャスト仮想回線システム。
  3. 請求項2記載のシステムにおいて、
    上流側の予約済PEが該上流PEの上記予約範囲のラベル情報の全部又は一部を下流PEに伝達する手段、
    を備えるマルチキャスト仮想回線システム。
  4. プロバイダーエッジルータとしてMPLS技術を使ってマルチキャスト仮想回線を確立できる装置であって、
    一定の範囲のラベル値を予約する情報を登録する手段と、
    同一VPNインスタンスの他の装置と同一のVC-ラベル値を導出する手段と、
    を備える通信装置。
  5. 請求項4記載の装置であって、
    上記予約されたラベル値に関する情報を含むメッセージを送信する手段、
    を備える通信装置。
  6. 請求項4又は5記載の装置であって、
    少なくともVPNインスタンスを識別する番号、予約するラベル値の範囲を決める値、同一VPNインスタンス内のPEを識別する番号を登録する手段、
    を備える通信装置。
  7. 請求項6記載の装置であって、
    予約されたラベル値に関する情報として、少なくともVPNインスタンスを識別する番号、予約するラベル値の範囲を決める値、同一VPNインスタンス内のPEを識別する番号を送信する手段、
    を備える通信装置。
  8. 請求項7記載の装置であって、
    VC−ラベル値を「Label Min+上流PEのP2MP end−point ID−1」により求める手段、
    を備える通信装置。
  9. 請求項4〜8のいずれかに記載の装置であって、
    予約している情報と受信したラベル値に関する情報とを比較し、ラベル値の予約範囲が同一であることを確認する手段、
    を備える通信装置。
  10. 請求項4〜9のいずれかに記載の装置であって、
    広告されたラベル値が送信したラベルに関する情報に基づいて導出されるラベル値と一致することを確認する手段、
    を備える通信装置。
  11. 請求項4〜10のいずれかに記載の装置であって、
    Point−to−Multipoint仮想回線の確立ができないPEとの間にはPoint−to−Point仮想回線を確立する手段、
    を備える通信装置。
  12. MPLS技術を使ってマルチキャスト仮想回線を確立するプロバイダーエッジルータの制御方法であって、
    VPNインスタンスのために一定の範囲のラベル値を予約する情報を登録し、
    同一VPNインスタンスの他の装置と同一のVC-ラベル値を導出し、
    導出したVC−ラベル値を広告すること、
    を特徴とするプロバイダーエッジルータの制御方法。
  13. 下流のノードが宛先を示す値を決め、上流のノードに広告するネットワークであり、
    かつノード間で決めた宛先を示す値を含むデータをカプセル化し、複数方向へコピーして転送できるネットワークでマルチキャスト回線を確立する方法において、
    マルチキャスト回線接続を確立するグループ内の複数のノードに一定の範囲の宛先を示す値を予約しておく情報を登録し、
    予約がされたノード(以下、予約済ノードという。)の1つが該グループの上流のノードとなった場合には、下流側の予約済ノードは他の下流側の予約済ノードと同一の宛先を示す値を上流のノードに広告すること、
    を特徴とするマルチキャスト回線を確立する方法。
  14. 下流のノードが宛先を示す値を決め、上流のノードに広告するネットワークであり、
    かつノード間で決めた宛先を示す値を含むデータをカプセル化し、複数方向へコピーして転送できるネットワークでマルチキャスト回線を確立するシステムにおいて、
    マルチキャスト回線接続を確立するグループ内の複数のノードに一定の範囲の宛先を示す値を予約しておく情報を登録する手段と、
    予約済ノードの1つが該グループの上流のノードとなった場合には、下流側の予約済ノードは他の下流側の予約済ノードと同一の宛先を示す値を上流のノードに広告する手段と、
    を備えるマルチキャスト回線システム。
  15. 下流のノードが宛先を示す値を決め、上流のノードに広告するネットワークであり、
    かつノード間で決めた宛先を示す値を含むデータをカプセル化し、複数方向へコピーして転送できるネットワークでマルチキャスト回線を確立できる通信装置において、
    一定の範囲の宛先を示す値を予約する情報を登録する手段と、
    同一のマルチキャスト回線接続を確立するグループの他の装置と同一の宛先を示す値を導出する手段と、
    を備える通信装置。
  16. 下流のノードが宛先を示す値を決め、上流のノードに広告するネットワークであり、
    かつノード間で決めた宛先を示す値を含むデータをカプセル化し、複数方向へコピーして転送できるネットワークでマルチキャスト回線を確立する通信装置の制御方法であって、
    マルチキャスト回線接続を確立するグループのために一定の範囲の宛先を示す値を予約する情報を登録し、
    該グループの他の装置と同一の宛先を示す値を導出し、
    導出した宛先を示す値を広告すること、
    を特徴とする通信装置の制御方法。
  17. 請求項2〜11、14又は15のいずれかに記載のシステム又は装置としてコンピュータを実行させる通信プログラム。
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