JP2006129171A - 映像機器および音声出力制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】再生出力音声に対し、例えば家庭内、職場、学校、施設等、各種の環境に応じて適切な音声出力の禁止を可能にした映像機器および音声出力制御方法を提供する。
【解決手段】禁止コード解析処理部16は、再生出力前のアナログ音声信号の音声内容から、予め登録された音声パターン部分を抽出して、抽出した音声パターン部分のアナログ音声信号の再生を禁止する。
【選択図】 図1
【解決手段】禁止コード解析処理部16は、再生出力前のアナログ音声信号の音声内容から、予め登録された音声パターン部分を抽出して、抽出した音声パターン部分のアナログ音声信号の再生を禁止する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばテレビジョン放送等の番組情報を再生し出力する映像機器および音声出力制御方法に関する。
特定の音声パターンを認識して機器の動作を制御する技術として、例えば登録された音声パターンを認識した時点から受信情報を記録する技術、ユーザが入力したキーワード情報に関連する番組の放送を監視する技術等が存在する。
特開平9−74229号公報
特開2002−300485号公報
従来、ラジオ放送、テレビジョン放送等に於いて、公共放送に相応しくない音声情報については番組放送側で事前に予め決められた放送禁止コード等に従い、その音声出力を禁止していた。この放送禁止用語に従う番組提供方法は、すべて番組提供側での判断に基づくもので、例えば家庭内、職場、学校、各種施設等の各種環境に応じて音声出力を禁止する内容を変えたいという要求に応えることができない。
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、再生出力音声に対し、例えば家庭内、職場、学校、施設等、各種の環境に応じて適切な音声出力の禁止を可能にした映像機器および音声出力制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、映像および音声を再生する映像機器に於いて、再生出力前のアナログ音声信号を扱う回路上に、前記再生出力前のアナログ音声信号の音声内容から、予め登録された音声パターン部分を抽出して、抽出した音声パターン部分のアナログ音声信号の再生を禁止する音声再生制御回路を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、映像および音声を再生する装置の音声出力制御方法であって、再生出力前の音声信号の内容から、予め登録された音声パターン部分を抽出して、当該抽出した音声パターン部分の音声信号の再生を禁止することを特徴とする。
再生出力音声に対し、家庭内、職場、学校、施設等、各種の環境に応じて適切な音声出力の禁止を可能にした。
以下図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1に本発明の実施形態に係る映像機器をテレビジョン受像機とした構成例を示している。このテレビジョン受像機は、テレビジョン(TV)チューナ11、AV(音声/映像)デコーダ12、映像処理回路13、遅延回路(Delay)14、表示部15、禁止コード解析処理部16、音声増幅回路17、および音声出力部(SP)18を有して構成される。
TVチューナ11は、アンテナ(ANT)若しくはケーブルを介してテレビジョン放送番組を受信する。AVデコーダ12はTVチューナ11で受信した放送番組情報を音声信号(V)と映像信号(A)に弁別する。映像処理回路13はAVデコーダ12で弁別された映像信号(A)に従い表示部15に表示する表示画面を生成する。遅延回路14は、禁止コード解析処理部16の処理による音声出力の遅れを補償して映像出力と音声出力を同期化させるように映像処理回路13で生成した表示画面の表示部15への表示出力を遅延する。禁止コード解析処理部16は、再生出力前のアナログ音声信号の音声内容から、予め登録された音声パターン部分を抽出して、抽出した音声パターン部分のアナログ音声信号の再生を禁止する。この禁止コード解析処理部16の構成並びに処理機能については図2および図3を参照して後述する。音声増幅回路17は、禁止コード解析処理部16を経由したアナログ音声信号を増幅して音声出力部18から出力する。
図2に上記禁止コード解析処理部16の構成例を示している。この禁止コード解析処理部16は、認識処理部161、構文解析処理部162、遅延回路163、禁止音発生部164、禁止コードテーブル165A,165B、および音声出力制御部166を有して構成される。
認識処理部161は、AVデコーダ12により弁別されてアナログ音声信号入力端(IN)に入力された再生出力前のアナログ音声信号を音声−テキスト変換して音声認識し文字コード列に変換する処理を行う。
構文解析処理部162は、上記認識処理部161で認識処理した文字コード列を解析し文節単位に区分する処理を行う。さらに構文解析処理部162は、外部より入力されたテーブル選択信号(TS)に従い禁止コードテーブル165A,165Bのいずれかを選択し、上記文節単位に区分した文字コード列を上記選択した禁止コードテーブル(165Aまたは165B)に登録された禁止コードと照合して、一致する文字コード列を検索し、一致する文字コード列を検出したとき、再生出力禁止信号(CT)を音声出力制御部166に送出する処理を行う。
遅延回路163は、再生出力を禁止しない音声の再生出力に対し、再生出力を禁止する処理に要する時間を補償するために、アナログ音声信号入力端(IN)に入力された再生出力前のアナログ音声信号を遅延する。
禁止音発生部164は、再生出力を禁止したアナログ音声信号に代わって出力される禁止音若しくは無音(ホワイトノイズ)の信号を発生する。
禁止コードテーブル165A,165Bは、それぞれ構文解析処理部162に於いて照合する文字コード列の長さを文節単位で異にする複数の文節別テーブルにより構成される。この実施形態に於いては、各禁止コードテーブル165A,165Bのそれぞれが、1文節テーブル(1)と、2文節テーブル(2)と、3文節テーブル(3)とを有して構成される。この禁止コードテーブル165A,165Bのいずれかがテーブル選択信号(TS)により選択されて構文解析処理部162の処理に供される。
音声出力制御部166は、遅延回路163を経た再生出力前のアナログ音声信号と、禁止音発生部164で発生した禁止音信号(またはホワイトノイズ信号)とを入力し、そのいずれか一方の入力信号を上記構文解析処理部162から出力される再生出力禁止信号(CT)により選択してアナログ音声信号出力端(OUT)に出力するアナログ信号の選択切換回路を具備するもので、構文解析処理部162から再生出力禁止信号(CT)を受けたとき、当該禁止信号に同期して禁止音発生部164で発生した禁止音信号をアナログ音声信号出力端(OUT)に出力し、それ以外では常時、遅延回路163を経た再生出力前のアナログ音声信号をアナログ音声信号出力端(OUT)に出力する。このアナログ音声信号出力端(OUT)に出力されたアナログ音声信号は音声増幅回路17で増幅され、音声出力部18からリスナーに対して再生出力される。
図3に上記した禁止コード解析処理部16の処理手順を示している。
TVチューナ11により受信され、AVデコーダ12により弁別されたアナログ音声信号(A)は、禁止コード解析処理部16のアナログ音声信号入力端(IN)に入力される。
認識処理部161は、AVデコーダ12により弁別された再生出力対象となるアナログ音声信号がアナログ音声信号入力端(IN)に入力されると(ステップS11 Yes)と、当該アナログ音声信号入力端(IN)に入力された再生出力前のアナログ音声信号を音声−テキスト変換して音声認識し、文字コード列に変換して構文解析処理部162に送出する(ステップS12,S13)。
構文解析処理部162は、上記認識処理部161で認識処理した文字コード列を構文解析し、文節単位に区分する(ステップS14)、さらに文節単位に区分した文字コード列を、テーブル選択信号(TS)に従い選択した禁止コードテーブル(165Aまたは165B)に登録された禁止コードと照合して、一致する文字コード列があるか否かを調べ(ステップS15)、一致する文字コード列が存在しないとき(ステップS16 No)は、番組再生が継続していることを確認して(ステップS18 Yes)、次のアナログ音声入力に対する上記処理を繰り返し実行する(ステップS18,S11,…)。また、一致する文字コード列があるとき(ステップS16 Yes)は、再生出力禁止信号(CT)を音声出力制御部166に送出して、上記アナログ音声信号の再生出力を禁止し、これに代わって禁止音発生部164から発生された禁止音を再生出力する(ステップS17)。この際の文節を単位とした文字コード列のチェック(禁止コードチェック)については後述する。
音声出力制御部166は、アナログ音声信号入力端(IN)に入力され遅延回路163を経た再生出力前のアナログ音声信号と、禁止音発生部164で発生した禁止音信号(またはホワイトノイズ信号)とを入力し、構文解析処理部162から上記再生出力禁止信号(CT)が出力されていないときは、上記アナログ音声信号をアナログ音声信号出力端(OUT)に出力する。また構文解析処理部162から上記再生出力禁止信号(CT)が入力されると、上記アナログ音声信号に代わって禁止音発生部164で発生した禁止音信号(またはホワイトノイズ信号)をアナログ音声信号出力端(OUT)に出力する。
構文解析処理部162は、上記したステップS15に於ける文字コード列のチェック(禁止コードチェック)に於いて、テーブル選択信号(TS)に従い選択した禁止コードテーブル(165Aまたは165B)の3つの各文節テーブル(1)〜(3)を参照して、1文節単位、2文節単位、3文節単位のコードチェックを行う。例えば1文節単位、2文節単位の双方のコードチェックで一致する文字コード列の語句があるときは、2文節単位の該当する音声出力期間に亘って上記再生出力禁止信号(CT)を音声出力制御部166に送出して、当該送出期間に亘り、音声出力制御部166から禁止音発生部164で発生した禁止音信号(またはホワイトノイズ信号)をアナログ音声信号出力端(OUT)に出力させる。
また、上記禁止コードチェックで、一致する文字コード列の語句が1文節単位のみであるときは、その1文節の音声出力期間だけ上記再生出力禁止信号(CT)を音声出力制御部166に送出して、当該送出期間に亘り、音声出力制御部166から禁止音発生部164で発生した禁止音信号(またはホワイトノイズ信号)をアナログ音声信号出力端(OUT)に出力させる。
また、上記禁止コードチェックで、1文節単位、2文節単位、3文節単位のすべてで文字コード列の語句が一致するときは、その3文節単位の該当する音声出力期間に亘って上記再生出力禁止信号(CT)を音声出力制御部166に送出して、当該送出期間に亘り、音声出力制御部166から禁止音発生部164で発生した禁止音信号(またはホワイトノイズ信号)をアナログ音声信号出力端(OUT)に出力させる。
このような音声再生出力制御機能をもつことで、禁止コードテーブル165A,165Bに再生を禁止する1乃至複数文節単位の任意の禁止コードを登録するのみで、その禁止コードに従う任意文節の音声再生を禁止制御できる。これによって、例えば家庭内、職場、学校、施設等、各種の環境に応じて、個々に適切な音声出力の禁止が可能となる。
11…TVチューナ、12…AVデコーダ、13…映像処理回路、14…遅延回路、15…表示部、16…禁止コード解析処理部、17…音声増幅回路、18…音声出力部、161…認識処理部、162…構文解析処理部、163…遅延回路、164…禁止音発生部、165A,165B…禁止コードテーブル、166…音声出力制御部。
Claims (8)
- 映像および音声を再生する映像機器に於いて、
再生出力前のアナログ音声信号を扱う回路上に、前記再生出力前のアナログ音声信号の音声内容から、予め登録された音声パターン部分を抽出して、抽出した音声パターン部分のアナログ音声信号の再生を禁止する音声再生制御回路を設けたことを特徴とする映像機器。 - 前記音声再生制御回路は、
再生出力を禁止する音声パターンを保持して、前記再生出力前のアナログ音声信号の音声内容を認識し、当該認識した音声内容から前記保持手段に登録された音声パターンを抽出する処理手段と、
前記処理手段で抽出した音声パターンの再生出力を禁止する音声出力制御手段と
を具備する請求項1記載の映像機器。 - 前記処理手段は、
音声パターンを文字コード列にした禁止コードを保持する禁止コードテーブルと、
前記再生出力前のアナログ音声信号を認識し文字コード列に変換する認識処理部と、
前記認識処理部で認識した文字コード列を解析し文節単位に区分して前記禁止コードテーブルに登録された禁止コードと照合し、一致する文字コード列を検索する解析部とを具備し、
前記音声出力制御手段は、前記解析部で一致する文字コード列が検出されたとき、当該文字コード列部分に対応する前記アナログ音声信号の再生出力を禁止する請求項2記載の映像機器。 - 前記音声出力制御手段は、前記再生出力を禁止した前記アナログ音声信号に代わって禁止音若しくは無音の信号を再生出力するための再生出力切換手段を具備する請求項3記載の映像機器。
- 前記音声出力制御手段に、前記再生出力を禁止しない音声の再生出力に対して前記再生出力を禁止する音声の処理時間を補償する遅延回路を設け、再生出力前の映像信号を扱う回路に、再生する映像を前記音声の再生出力に同期させる遅延手段を設けた請求項4記載の映像機器。
- 前記禁止コードテーブルは、前記照合する文字コード列の長さを文節単位で異にする複数種の文節別テーブルにより構成され、前記解析部は前記複数種の文節別テーブルを用いて複数の文節単位で前記一致する文字コード列を検索する請求項5記載の映像機器。
- 前記禁止コードテーブルを複数組備え、前記解析部が前記複数の禁止コードテーブルから一つの禁止コードテーブルを選択して用いる請求項6記載の映像機器。
- 映像および音声を再生する装置の音声出力制御方法であって、
再生出力前の音声信号の内容から、予め登録された音声パターン部分を抽出して、当該抽出した音声パターン部分の音声信号の再生を禁止することを特徴とする音声出力制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004315890A JP2006129171A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 映像機器および音声出力制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008219819A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Rohm Co Ltd | リモコンシステム、及び、テレビ |
US8436948B2 (en) | 2007-03-07 | 2013-05-07 | Rohm Co., Ltd. | Remote control system, television set and remote controller using manipulation signals |
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2004
- 2004-10-29 JP JP2004315890A patent/JP2006129171A/ja active Pending
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