JP2006127347A - 著作権管理システムおよび著作権管理のプログラム - Google Patents

著作権管理システムおよび著作権管理のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 任意の端末1から著作物の使用申し込みがあった場合に、著作権者の意に沿わない使用を防止できるとともに、登録されていない著作物を使用したい場合には、暫定的にその著作物を使用できるようにする。
【解決手段】 サーバー3は、インターネット2を介して接続された任意の端末1から著作物の登録申し込みを受信したときに、その著作物の使用形態の条件が付加されている場合には、著作物および使用形態の条件を著作物データベース6に登録して、著作物データベース6に登録されている任意の著作物に対して、他の任意の端末1から使用の許諾申し込みが受信されたときは、許諾申し込みに係る著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定して、その判定結果に応じて許諾通知又は許諾不可通知を許諾申し込みの端末1に対して送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、著作権管理システムおよび著作権管理のプログラムに関し、特に、ネットワークを介して接続された任意の通信端末から著作物の登録申し込みおよび登録されている著作物に対する使用許可の申し込みに対して著作物の管理を行う著作権管理システムおよび著作権管理のプログラムに関する。
近年の通信インフラの著しい向上によって、インターネットなどのネットワークを介して様々なサイトのサーバーに接続して、そのサイトからのサービスを高速に享受できる環境が拡がってきている。享受できるサービスの中には、著作権の登録、検索、使用許諾などもある。このようなネットワークの整備によって、著作物を簡単に使用できる利点があるとともに、違法な使用が発生する可能性もある。
先行技術の中にも、著作物の使用の利便性を図るとともに、違法な使用を防止する提案がある。
例えば、著作物の使用権および認証機器管理方法の提案においては、著作物のネット配信において、著作物の保護を重視しながらも、著作物の使用権を所有する利用者が日常のほとんどの状況で柔軟に著作物を視聴できる環境を実現する。この提案によれば、例えば、PC、モバイル機器および不特定の端末機器の各々が認証機器管理サーバーの認証を受ける時は、管理サーバーは、登録会員がフル機能で利用できる機器を一台に限定し、登録会員が使用可能な機能を第三者と不正に共有できないよう管理することで、著作物の不正利用を防止するとともに、登録会員が使用権を所有する著作物をインターネット経由で何時でも視聴できる手段を提供する。(特許文献1参照)
また、音楽配信管理支援システムの提案においては、コンピュータネットワークを利用した音楽配信サービスを対象とした著作権管理業務を支援する。この提案によれば、コンピュータネットワーク上で音楽配信を行っているWebサイトを特定し、その特定したWebサイトが違法に音楽配信を行っているかどうかをWebページのURLを収集して判断し、違法に音楽配信を行っている場合には、そのWebサイトのアドレス宛てに、利用許諾を受けるように促す電子メールを送信する。そして、Webサイト上で利用許諾申し込みを受け付けて、Webサイト上で楽曲の利用報告を受け付け、楽曲の使用料を算出する。(特許文献2参照)
特開2002−314533号公報 特開2003−337590号公報
しかしながら、上記特許文献1および特許文献2においては、著作物の使用が許諾されたものであるか、又は、違法な使用であるかを判断するだけであるので、著作権者の意に沿わない使用をされた場合には、それが違法な使用でない限り使用を禁止することができなかった。一方、ある著作物に対して正式な使用許諾を受ける場合に、その著作権者が見つからない限り、その著作物を使用することができないという不具合があった。たとえ、その著作物が広く使用されている場合であっても、その著作権者が分からないことがある。その原因の1つとして、例えば、著作者が著作財産権の全部又は一部を譲渡したり、相続人が相続した場合には、著作権者と著作権者が別人になることが挙げられる。また、著作権の譲渡および相続以外に、著作物の実演家、レコード製作者、放送事業者には著作隣接権があるので、使用したい著作物の権利者の許諾を受ける手続き煩雑になることもある。
本発明は、このような従来の課題を解決するためのものであり、ネットワークを介して任意の端末装置から著作物の使用申し込みがあった場合に、著作権者の意に沿わない使用を防止するとともに、使用希望のある著作物の著作権者が分からない場合でも、暫定的にその著作物を使用できる体制を確立することを目的とする。
請求項1に記載の著作権管理システムは、ネットワーク(実施形態においては、図1のインターネット2に相当する)を介して接続された任意の通信端末(実施形態においては、図1の端末1に相当する)から申し込みを受信する受信手段(実施形態においては、図1のサーバー3に相当する)と、受信手段によって著作物の登録申し込みが受信されたときに、著作物の使用形態の条件が付加されている場合には、著作物および使用形態の条件を著作物データベース(実施形態においては、図1の著作物データベース6に相当する)に登録する登録手段(実施形態においては、図1のサーバー3に相当する)と、受信手段によって著作物データベースに登録されている任意の著作物に対して使用の許諾申し込みが受信されたときは、許諾申し込みの著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定する判定手段(実施形態においては、図1のサーバー3に相当する)と、判定手段の判定結果に応じて許諾通知又は許諾不可通知を許諾申し込みの通信端末に対して送信する送信手段(実施形態においては、図1のサーバー3に相当する)と、を備えた構成になっている。
請求項1の著作権管理システムにおいて、請求項2に記載したように、登録手段は、受信手段によって著作物の登録申し込みの通信端末から受信された著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるカテゴリの嗜好情報を、登録申し込みの著作物の使用形態の条件として著作物データベースに登録するような構成にしてもよい。
請求項2の著作権管理システムにおいて、請求項3に記載したように、登録手段は、さらにカテゴリの嗜好情報として、受信手段によって著作物の登録申し込みの通信端末から受信された著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるキーワードを、登録申し込みの著作物の使用形態の条件として著作物データベースに登録するような構成にしてもよい。
請求項1の著作権管理システムにおいて、請求項4に記載したように、判定手段は、許諾申し込みの著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定できない場合には、著作物の登録申し込みの通信端末に対して、許諾申し込みに係る使用形態を送信手段によって送信させ、受信手段によって受信された通信端末からの使用可能又は使用不可の回答を、送信手段によって許諾申し込みの通信端末に対して送信させるような構成にしてもよい。
請求項1の著作権管理システムにおいて、請求項5に記載したように、登録手段は、受信手段によって著作権者および著作隣接権の権利者でない者から、著作物の仮登録申し込みが受信されたときは、所定の期間(実施形態においては、三ヶ月に相当する)の範囲内に限定して著作物を著作物データベースに仮登録し、仮登録申し込みの通信端末に対して使用許諾通知を送信手段によって送信させるような構成にしてもよい。
請求項5の著作権管理システムにおいて、請求項6に記載したように、登録手段は、仮登録した著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者から、仮登録した著作物に対する使用禁止の通知を受信手段によって受信したときは、所定の期間にかかわらず仮登録を抹消し、仮登録した著作物の使用許諾通知を送信した通信端末に対して、仮登録した著作物の抹消通知および使用不可通知を送信手段によって送信させるような構成にしてもよい。
請求項7に記載の著作権管理のプログラムは、ネットワーク(実施形態においては、図1のインターネット2に相当する)を介して接続された任意の通信端末(実施形態においては、図1の端末1に相当する)から申し込みを受信する第1のステップと、第1のステップによって著作物の登録申し込みが受信されたときに、著作物の使用形態の条件が付加されている場合には、著作物および使用形態の条件を著作物データベース(実施形態においては、図1の著作物データベース6に相当する)に登録する第2のステップと、第1のステップによって著作物データベースに登録されている任意の著作物に対して、使用の許諾申し込みが受信されたときは、許諾申し込みに係る著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定する第3のステップと、第3のステップの判定結果に応じて許諾通知又は許諾不可通知を許諾申し込みの通信端末に対して送信する第4のステップと、を実行する。
第1のステップないし第4のステップは、実施形態においては、図1のサーバー3によって実行される処理に相当する。
請求項7の著作権管理のプログラムにおいて、請求項8に記載したように、第2のステップは、著作物の登録申し込みの通信端末から受信した著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるカテゴリの嗜好情報を、登録申し込みの著作物の使用形態として著作物データベースに登録するような構成にしてもよい。
請求項8の著作権管理のプログラムにおいて、請求項9に記載したように、第2のステップは、さらにカテゴリの嗜好情報として、著作物の登録申し込みの通信端末から受信した著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるキーワードを、登録申し込みの著作物の使用形態として著作物データベースに登録するような構成にしてもよい。
請求項7の著作権管理のプログラムにおいて、請求項10に記載したように、第3のステップは、許諾申し込みの著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定できない場合には、著作物の登録申し込みの通信端末に対して、許諾申し込みに係る使用形態を送信し、通信端末からの使用可能又は使用不可の回答を許諾申し込みの通信端末に対して送信するような構成にしてもよい。
請求項7の著作権管理のプログラムにおいて、請求項11に記載したように、第2のステップは、著作権者および著作隣接権の権利者でない者から、著作物の仮登録申し込みを受信したときは、所定の期間(実施形態においては、三ヶ月に相当する)の範囲内に限定して著作物を著作物データベースに仮登録し、仮登録申し込みの通信端末に対して使用許諾通知を送信するような構成にしてもよい。
請求項11の著作権管理のプログラムにおいて、請求項12に記載したように、第2のステップは、仮登録した著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者から、仮登録した著作物に対する使用禁止の通知を受信したときは、所定の期間にかかわらず仮登録を抹消し、仮登録した著作物の使用許諾通知を送信した通信端末に対して、仮登録した著作物の抹消通知および使用不可通知を送信するような構成にしてもよい。
本発明の著作権管理システムおよび著作権管理のプログラムによれば、ネットワークを介して任意の端末装置から著作物の使用申し込みがあった場合に、著作権者および著作隣接権の権利者の意に沿わない使用を防止できるという効果、および、使用希望のある著作物の著作権者が分からない場合でも、暫定的にその著作物を使用できるできるという効果が得られる。
以下、本発明による著作権管理システムの実施形態について、図を参照して説明する。
図1は、実施形態における著作権管理システムの構成を示す図である。複数の端末1はパソコンなどの情報処理装置であり、インターネット2を介して世界万物著作権協会サイト(以下、「協会サイト」と称する)に接続して、協会サイトのサーバー3との間において種々のデータ要求やその要求に応じたデータの送受信を行なう。なお、図には示していないが、各端末1およびサーバー3は、CPU、プログラムROM、ワークRAM、表示部、操作部、通信部などで構成されている。さらに、サーバー3は、システムバスによって、著作権登録会員データベース(DB)4、使用会員データベース5、著作物データベース6、および、許諾データベース7に接続されている。
次に、著作権登録会員データベース4、使用会員データベース5、著作物データベース6に保管されるデータの内容について、図2を参照して説明する。
著作権登録会員データベース4には、図2(A)に示すように、登録された著作権会員(1)〜(N)ごとに、ID、パスワード、プロフィールデータ、キーワードデータが登録されている。
使用会員データベース5にも、図2(B)に示すように、ID、パスワード、プロフィールデータ、キーワードデータが登録されている。
著作物データベース6には、図2(C)に示すように、ID、著作権者IDを含むプロフィールデータ、および、複数種類のカテゴリごとにその使用形態が登録されている。
次に、図1の端末1の動作について、図3ないし図14のフローチャート、および、図15ないし図46の表示画面に基づいて説明する。
図3において、所定のイニシャライズ(ステップSA1)の後、メニュー画面を表示する(ステップSA2)。メニュー画面には、協会サイトやその他のサイトを選択する選択メニューを表示する。そして、協会サイトが選択されたか否かを判別し(ステップSA3)、協会サイトが選択されず、その他のサイトが選択されたときは、その選択サイトにおける処理を行って(ステップSA4)、ステップSA3に移行して協会サイトの選択の有無を判別する。
協会サイトが選択されたときは、協会サイトに接続する処理を行い(ステップSA5)、接続が確立したときは、サーバー3から受信した協会サイトの初期画面を表示する(ステップSA6)。協会初期画面には、図15に示すように、著作物に対する登録や検索の選択アイコンとして「著作権会員登録」101、「使用会員登録」102、「著作物登録」103、「著作物検索」104、「支払申請」100を表示するとともに、IDとパスワードの入力エリアを表示する。この初期画面において、「著作権会員登録」101が選択されたか否かを判別する(ステップSA8)。このアイコンが選択されない場合には、「使用会員登録」102が選択されたか否かを判別する (ステップSA9)。「著作権会員登録」101又は「使用会員登録」102が選択されたときは、いずれも会員登録処理を実行する(ステップSA10)。「使用会員登録」102が選択されない場合には、「支払申請」100が選択されたか否かを判別する (ステップSA11)。「支払申請」100が選択されたときは、支払申請処理を実行する(ステップSA12)。会員登録処理又は支払申請処理を実行した後は、ステップSA2に移行してメニュー画面を表示する。
ステップSA11において「支払申請」100が選択されない場合には、図4において「著作物登録」104が選択されたか否かを判別し(ステップSA13)、このアイコンが選択されたときは著作物登録処理を実行する(ステップSA14)。「著作物登録」104が選択さない場合には、「著作物検索」105が選択されたか否かを判別する(ステップSA15)。このアイコンが選択されたときは、著作物検索処理を実行する(ステップSA16)。著作物登録処理又は著作物検索処理を実行した後は、図3のステップSA2に移行してメニュー画面を表示する。「著作物検索」105が選択されない場合には、IDおよびパスワードが入力されたか否かを判別する(ステップSA17)。IDおよびパスワードが入力されたときはワークRAMにストアする(ステップSA18)。IDおよびパスワードが入力されない場合、すなわち、図15の初期画面において選択操作も入力操作もされない場合、又は、IDおよびパスワードをストアした後は、図3のステップSA3に移行して選択操作を待つ。
図5は、図3のステップSA10における著作会員又は使用会員の会員登録処理のフローチャートである。まず、同意画面要求をサーバー3に送付し(ステップSB1)、サーバー3から同意画面を受信して(ステップSB2)、その同意画面を表示する(ステップSB3)。同意画面には、図16にを示すように、世界万物著作権協会の会員規約を表示するとともに、選択アイコンとして「同意する」105および「同意しない」106を表示する。この画面において、「同意する」105が選択されたか否かを判別し(ステップSB4)、このアイコンが選択されたときは、同意の旨をサーバー3に送付し(ステップSB5)、登録画面を受信して(ステップSB6)、その登録画面を表示する(ステップSB7)。
登録画面には、図17に示すように、登録者の住所、名前、年令、生年月日、性別、電話番号、確認メールアドレス、および希望パスワード、IDからなるプロフィールデータを入力する各エリアと、選択アイコンとして「次へ」107および「退出」108を表示する。この登録画面において、プロフィールデータが入力されたか否かを判別し(ステップSB8)、プロフィールデータが入力されたときは、そのデータを対応するエリアに表示するとともに、ワークRAMの送信バッファに一時的にストアする(ステップSB9)。そして、「次へ」107が選択されたか否かを判別し(ステップSB10)、このアイコンが選択されたときは「次へ」のコマンドをサーバー3に送付する(ステップSB11)。「次へ」107が選択されない場合には、「退出」108が選択されたか否かを判別する(ステップSB12)。このアイコンが選択されない場合には、ステップSB8においてプロフィールデータが入力されたか否かを判別するが、「退出」108が選択されたときは、メインルーチンに戻る。ステップSB4において「同意する」105が選択されない場合には、「同意しない」106が選択されたか否かを判別し(ステップSB13)、このアイコンが選択されたときは、メインルーチンに戻る。
ステップSB11において、「次へ」のコマンドを送付した後は、図6において、第2登録画面を受信して(ステップSB14)、その第2登録画面を表示する(ステップSB15)。第2登録画面には、図18に示すように、著作権者又は著作隣接権の権利者が自分の著作物について使用されたくない使用態様を拒否するために、使用形態のカテゴリの嗜好情報として、「暴力的なもの」、「差別的なもの」、「破壊的なもの」などの不適当なカテゴリを表示したエリアCTG1を表示する。また、拒否するキーワードを入力して表示するエリアKW1がある。これと対照に、適当なカテゴリを表示するエリアCTG2を表示し、それに適したキーワードを入力して表示するエリアKW2を表示する。そして、使用を拒否するために登録したいカテゴリの嗜好を選択する旨、登録されたカテゴリだけが許諾時に有効で、登録されていないカテゴリは自動的に許諾される旨のメッセージを表示する。また、不適当なカテゴリのエリアCTG1と適当なカテゴリのエリアCTG2との間において、カテゴリの移動ができる旨のメッセージを表示する。さらに、信託契約へ進ための選択アイコンとして「信託契約画面へ」109を表示する。
図6のフローにおいて、キーワードが入力されたか否かを判別し(ステップSB16)、入力されたときはそのキーワードを表示するとともに、ワークRAMにストアする(ステップSB17)。入力キーワードを表示した後、又は、キーワードが入力されない場合には、カテゴリが選択されたか否かを判別する(ステップSB18)。カテゴリが選択されない場合には、信託契約画面のアイコンが選択されたか否かを判別する(ステップSB19)。カテゴリが選択されたときは、そのカテゴリをサーバー3に送付し(ステップSB20)、カテゴリ画面を受信して(ステップSB21)、そのカテゴリ画面を表示する(ステップSB22)。
例えば、「暴力的」のカテゴリを送付した場合には、受信して表示したカテゴリ画面には、図19に示すように、「暴力的」のカテゴリにおいて、追加又は削除するためのキーワードのエリアKWを表示する。また、選択アイコンとして、「他のカテゴリの登録/戻る」110および「信託契約画面へ」111を表示する。そして、キーワードを変更する手順のメッセージを表示する。この画面において、キーワードの追加又は削除がされたか否かを判別し(ステップSB23)、追加又は削除の操作がされたときは、表示されているキーワードを変更する(ステップSB24)。そして、訂正されたキーワードをワークRAMの一時的にストアする(ステップSB25)。次に、他のカテゴリが選択されたか否かを判別し(ステップSB26)、他のカテゴリが選択されたときは、ステップSB15に移行して第2登録画面を表示する。
ステップSB26において他のカテゴリが選択されない場合には、図7のフローにおいて、「信託契約画面へ」111が選択されたか否かを判別する(ステップSB27)。このアイコンが選択されたとき、又は、図6のフローのステップSB19において、図18の画面の「信託契約画面へ」109が選択されたときは、図7のフローのステップSB28に移行して、信託契約画面要求をサーバー3に送付する。そして、信託契約画面を受信して(ステップSB29)、その信託契約画面を表示する(ステップSB30)。信託契約画面には、図20に示すように、著作権信託契約同意書を表示し、信託契約を行った場合の契約料その他の支払をするための金融機関の口座番号を表示する。また、選択アイコンとして「同意する」112および「戻る」113を表示する。
この画面において、同意するアイコン112が選択されたか否かを判別し(ステップSB31)、このアイコンが選択されない場合には、戻るアイコン113すなわち不同意のアイコンが選択されたか否かを判別する(ステップSB32)。不同意のアイコンが選択されたときは、図5のフローのステップSB3に移行して、図16に示した会員登録の同意画面を表示する。一方、同意するアイコン112が選択されたときは、サーバー3に対して同意信号を送付し(ステップSB33)、契約確定画面を受信して(ステップSB34)、その契約確定画面を表示する(ステップSB35)。契約確定画面には、図21に示すように、契約が確定した旨のメッセージを表示するとともに、トップ画面より著作物を登録する旨のメッセージを表示する。また、トップ画面に戻るためのアイコン「トップへ」114を表示する。
この画面において、トップへのアイコン114が選択されたか否かを判別し(ステップSB)、このアイコンが選択されたときは、図5のステップSB3に移行して、図16に示した会員登録の同意画面を表示する。一方、図18に示したカテゴリ選択の画面、又は、図19に示したキーワード変更の画面において、図7のステップSB27で信託契約画面へのアイコンが選択されない場合には、図6のステップSB23に移行して、キーワードの追加又は削除がされたか否かを判別する。
図8ないし図10は、図4のメインルーチンにおけるステップSA14の著作物登録処理のフローチャートである。
図8において、IDおよびパスワードが入力済みか否かを判別し(ステップSD1)、入力済みでない場合にはこのフローを終了するが、入力済みである場合には、IDおよびパスワードとともに登録要求をサーバー3に送付する(ステップSD2)。そして、登録ページを受信したか否かを判別し(ステップSD3)、受信したときは登録ページを表示する(ステップSD4)。登録ページには、図22に示すように、著作物カテゴリの選択を促すメッセージするとともに、音楽、音、文章、画像などのカテゴリを表示する。また、選択アイコンとして「登録終わり」115を表示する。
この画面において、カテゴリが選択されたか否かを判別し(ステップSD5)、選択されない場合には、「登録終わり」115が選択されたか否かを判別する(ステップSD6)。カテゴリが選択された場合には、登録カテゴリを送付する(ステップSD7)。そして、著作物登録画面を受信して(ステップSD8)、その著作物登録画面を表示する(ステップSD9)。ステップSD3において登録ページを受信しない場合には、仮登録ページを受信したか否かを判別する(ステップSD10)。仮登録については後述する。
サーバー3から受信して表示した著作物登録画面には、図23に示すように著作物が音楽で曲、歌詞、又はその両方である場合、図24に示すように著作物が画像や動画である場合、図25に示すように著作物が人物や役者である場合があるが、いずれも作品名、著作者などのプロフィールデータを入力するエリアを表示するとともに許諾の条件を例示する。また、選択アイコンとして「追加登録」116、「カテゴリに戻る」117を表示する。著作物登録画面を表示した後は、図9のフローに移行し、この著作物登録画面においてプロフィールデータが入力されたか否かを判別する(ステップSD17)。プロフィールデータが入力されたときは、入力データを画面の対応するエリアに表示する(ステップSD18)。次に、使用形態が追加又は削除されたか否かを判別し(ステップSD19)、追加又は削除されたときはその使用形態を変更表示する(ステップSD20)。また、著作物のデータが添付される操作がされたか否かを判別し(ステップSD21)、この操作がされたときは、その著作物データを添付する(ステップSD22)。
次に、追加登録のアイコン116が選択されたか否かを判別し(ステップSD23)、このアイコンが選択されない場合には、ステップSD17に移行してプロフィールデータの入力を判別するが、このアイコンが選択されたときは、著作物登録要求、選択カテゴリ、プロフィールデータ、および使用形態を送付する(ステップSD24)。次に、終了画面を受信し(ステップSD25)、受信した終了画面を表示する(ステップSD26)。終了画面には、図26に示すように、著作物が登録された旨、登録受付の確認と著作物番号をメールした旨のメッセージ、および著作物番号を表示する。また、選択アイコンとして「トップへ」114を表示する。この画面において、トップへのアイコン114が選択されたか否かを判別し(ステップSD27)、このアイコンが選択されたときは、図8のステップSD4に移行して登録ページを表示する。
登録会員が使用会員登録の場合には、上記したように、図5ないし図7に示した著作権会員登録の場合と全く処理を行うが、端末1の表示部に表示される画面は著作権会員登録の場合とは異なる。図27は使用会員の同意画面であり、図1に示した著作権会員登録の同意画面とほぼ同じであるが、著作物の使用に関して許諾判断をカテゴリの嗜好に基づいて行う旨のメッセージは当然のことながら含まれていない。使用会員の規約に同意した場合には、図28に示す登録画面を受信して表示するが、この画面で選択アイコン「次へ」107は表示されるが、図17に示した登録画面における「退出」は表示されない。使用会員の場合には、著作権会員と違って著作物の使用を協会に信託する負荷を負うことがないので、退出は必要ないからである。
図29は使用会員の第2登録画面である。この画面において、使用形態として不適当なカテゴリを選択するエリアCTG1、適したカテゴリを選択するエリアCTG2、および、それぞれのキーワードを入力するエリアKW1、KW2については、図18に示した著作権会員の画面と同じであるが、使用会員の場合には著作物の許諾に関するメッセージは当然に表示されない。
図30は使用会員のカテゴリ画面である。この画面において、カテゴリの入力エリアKWおよび「他のカテゴリの登録/戻る」の選択アイコン118は、図19に示した著作権会員の画面と同じであるが、著作物の許諾に関するメッセージは表示されない。また、著作権会員の画面における「信託契約画面へ」のアイコンの代わりに「基本使用契約画面へ」のアイコン119を表示する。
図31は使用基本契約画面である。著作物の使用基本契約の同意書を表示し、図20に示した著作権会員の画面と同様に、選択アイコンとして「同意する」112、「戻る」113を表示する。また、使用会員の場合には、使用回数に応じて料金が決まるので、著作権会員の場合とは支払体系が異なる。したがって、使用基本契約画面には協会の金融機関の口座番号は表示されない。
図32は使用会員の終了画面である。この画面には、契約が確定したので、トップ画面において使用したい著作物を検索調査し、許諾の可否を確認する旨のメッセージを表示する。また、選択アイコンとして「トップへ」114を表示する。
図11ないし図13は、使用会員の端末1で実行される著作物検索処理のフローチャートである。図11において、まず、IDおよびパスワードが入力済みか否かを判別し(ステップSE1)、入力済みでない場合にはこのフローを終了するが、入力済みの場合にはIDおよびパスワードとともに検索要求を送付する(ステップSE2)。そして、カテゴリ選択画面を受信して(ステップSE3)、受信したカテゴリ選択画面を表示する(ステップSE4)。カテゴリ画面には、図33に示すように、音楽、音、文章、画像などのカテゴリを表示し、選択アイコンとして「検索終わり」120を表示する。
次に、カテゴリが選択されたか否かを判別し(ステップSE5)、選択されない場合には、検索終わりのアイコンが選択されたか否かを判別する(ステップSE6)。カテゴリが選択されたときは、その検索カテゴリを送付し(ステップSE7)、検索画面を受信して(ステップSE8)、受信した検索画面を表示する(ステップSE9)。検索画面には、図34に示すように、選択されたカテゴリを表示し、作品名や著作物番号などのプロフィールデータを入力するエリアを表示する。また、選択アイコンとして「検索開始」121を表示する。
この画面において、プロフィールデータが入力されたか否かを判別し(ステップSE10)、入力されたときは、その入力データを表示する(ステップSE11)。そして、検索開始のアイコンがオンされたか否かを判別する(ステップSE12)。このアイコンがオンでない場合には、ステップSE10においてプロフィールデータの入力を判別する。検索開始のアイコンがオンされたときは、図12のフローにおいて、検索データを送付する(ステップSE13)。そして、検索結果画面を受信して(ステップSE14)、受信した検索結果画面を表示する(ステップSE15)。例えば、音楽の検索結果画面には、図35に示すように、作品名、著作番号、作曲者、作詞者、アーティスト、権利者を表示するとともに、その音楽を使用する使用形態の項目を表示する。使用形態の中で、「○」マークのものは使用可能であり、「△」マークのものは作家の適合判断になり、「×」マークのものは許諾不可である。また、選択アイコンとして「許諾願い」122を表示する。
この画面において、使用形態が選択された場合(ステップSE16)、許諾願いのアイコンがオンされたか否かを判別する(ステップSE17)。このアイコンが選択されたときは、その使用形態のマークが「○」であるか否かを判別する(ステップSE18)。マークが「○」である場合、例えば、図35の画面で使用形態が「演奏−コンサート・カメラ・映画上映など」である場合には、その使用形態を送付する(ステップSE19)。そして、許諾結果画面を受信して(ステップSE20a)、受信した許諾結果画面を表示する(ステップSE20b)。
許諾結果画面には、図36に示すように、許可願いがされた著作物の作品名、著作番号、作曲者、作詞者、アーティスト、権利者のプロフィールデータとともに、送付した使用形態を表示する。また、使用許諾書はメールで送信した旨のメッセージを表示する。また、選択アイコンとして「戻る」113を表示する。このアイコンがオンされたか否かを判別し(ステップSE21)、オンされたときは、図11のステップSE4に移行して図33のカテゴリ画面を表示する。図33のカテゴリ画面において、ステップSE6で検索終了のアイコンが選択されたときはメインルーチンに戻る。
図12のステップSE18において、使用形態のマークが「○」でない場合には、マークが「△」であるか否かを判別する(ステップSE22)。マークが「△」である場合、例えば、図35の画面において、使用形態が「CM−コマーシャル放送用録音」である場合には、使用形態許諾願いを送付し(ステップSE23)、適正判断画面を受信して(ステップSE24)、受信した適正判断画面を表示する(ステップSE25)。適正判断画面には、図37に示すように、許可願いがされた著作物の作品名、著作番号、作曲者、作詞者、アーティスト、権利者のプロフィールデータとともに、許諾できるかどうかの判断材料として、放送のキューシートと作品の内容を添付するメッセージを表示する。また、選択アイコンとして「適正判断開始」124を表示する。なお、キューシートとは、放送の進行用に作成されたタイムテーブルである。したがって、キューシートによってCM放送の時間帯や放送内容が分かる。
図13のフローにおいて、判断材料が添付された場合(ステップSE26)、適正判断開始のアイコンが選択されたか否かを判別する(ステップSE27)。このアイコンが選択されたときは、添付した判断材料と判断要求をサーバー3に送付する(ステップSE28)。この後、サーバー3から受信があるか否かを判別し(ステップSE29)、受信があったときは、その受信した内容が許諾可能であるか否かを判別する(ステップSE30)。許諾可能である場合には、許諾可能画面を表示する(ステップSE31)。許諾可能画面には、図38に示すように、許可願いがされた使用形態、著作物の作品名、著作番号、作曲者、作詞者、アーティスト、権利者のプロフィールデータとともに、図37の画面において添付されたキューシートおよび作品の内容を表示し、適正であるために許諾する旨のメッセージを表示する。また、選択アイコンとして、「検索ページへ戻る」125、「許可願い」122を表示する。
この画面において、許諾願いのアイコンが選択されたか否かを判別し(ステップSE32)、このアイコンが選択されない場合には、検索ページへ戻るのアイコンが選択されたか否かを判別する(ステップSE33)。許諾願いのアイコンが選択されたときは、許諾願い要求を送付し(ステップSE34)、許諾画面を受信して(ステップSE35a)、受信した許諾画面を表示する(ステップSE35b)。許諾画面には、図39に示すように、許可願いがされた使用形態、著作物の作品名、著作番号、作曲者、作詞者、アーティスト、権利者のプロフィールデータとともに、図37の画面において添付されたキューシートおよび作品の内容を表示し、許諾書をメールで送信した旨のメッセージを表示する。また、選択アイコンとして、「検索ページへ戻る」125、「トップへ」114を表示する。この画面において、トップへのアイコンが選択されたか否かを判別し(ステップSE36)、このアイコンが選択されない場合には、検索ページへ戻るアイコンが選択されたか否かを判別する(ステップSE37)。
一方、図13のステップSE30において許諾可能でない場合には、不許可画面を表示する(ステップSE38)。不許可画面には、図40に示すように、許可願いがされた使用形態、著作物の作品名、著作番号、作曲者、作詞者、アーティスト、権利者のプロフィールデータとともに、図37の画面において添付されたキューシートおよび作品の内容を表示し、作家の人格権に対して不適正のため許諾できないなどのメッセージを表示する。また、選択アイコンとして、「検索ページへ戻る」125を表示する。この画面において、検索ページへ戻るアイコンが選択されたか否かを判別する(ステップSE39)。
図38の許諾可能画面、図39の許諾通知の画面、又は図40の不許可画面において、検索ページへ戻るアイコンが選択された場合には、図12のステップSE15に移行して、検索結果画面を表示する。図13のステップSE36において、トップへのアイコンが選択された場合には、図11のステップSE4に移行して、図33のカテゴリ選択画面を表示する。このカテゴリ選択画面において、検索終わりのアイコンが選択された場合には、メインルーチンに戻る。
次に、著作物仮登録の処理について、図8および図10のフローチャート、図41ないし図44の表示画面を参照して説明する。仮登録とは、権利者が分からない著作物を使用したい会員が、その著作物を暫定的に登録する本発明の特徴的なシステムである。図8のステップSD10において、仮登録ページを受信したときは、受信した仮登録ページを表示する(ステップSD11)。著作物仮登録の画面には、図41に示すように、仮登録する著作物のカテゴリの選択を促すメッセージを表示するとともに、選択するカテゴリを例示する。また、選択アイコンとして「仮登録終わり」128を表示する。
この画面において、仮登録についてのカテゴリが選択されたか否かを判別する(ステップSD12)。カテゴリが選択された場合には、その仮登録カテゴリを送付する(ステップSD13)。そして、著作物仮登録画面を受信して(ステップSD14)、受信した著作物仮登録画面を表示する(ステップSD15)。
仮登録する著作物が音楽の場合には、その仮登録画面には、図42に示すように、著作物の作品名、および、権利者は分からないが著作者が分かっている場合には、曲の著作者、歌詞の著作者などのプロフィールデータを入力するエリアを表示する。また、使用形態のリストを例示して、自動的に許諾する使い方以外は消去する旨、および、リストにない使用形態については、不適の使用形態とマッチング(照合)した上で許諾する旨を表示する。さらに、選択アイコンとして「追加仮登録」127、「カテゴリを選択に戻る」128を表示する。
仮登録する著作物が画像や動画の場合には、その仮登録画面には、図43に示すように、著作物のプロフィールデータを入力するエリア、使用形態のリスト、選択アイコンである「追加仮登録」127、「カテゴリを選択に戻る」128を表示する。
仮登録する著作物が人物や役者の場合、例えば、著名な人間の写真の場合には、権利者はカメラマンであると思われるが、権利者が分からない場合には、使用したい会員は仮登録ができる。その仮登録画面には、図44に示すように、著作物のプロフィールデータを入力するエリア、使用形態のリスト、選択アイコンである「追加仮登録」127、「カテゴリを選択に戻る」128を表示する。
次に図10のフローに移行し、図42、図43、又は図44の画面において、著作物仮登録のプロフィールデータが入力されたか否かを判別する(ステップSD28)。プロフィールデータが入力されたときは、入力データを画面の対応するエリアに表示する(ステップSD29)。また、使用形態が追加又は削除されたか否かを判別し(ステップSD30)、追加又は削除されたときはその使用形態を変更表示する(ステップSD31)。また、著作物のデータが添付されたか否かを判別し(ステップSD32)、添付されたときは、その著作物データを添付する(ステップSD33)。
次に、仮登録のアイコンが選択されたか否かを判別し(ステップSD34)、このアイコンが選択されない場合には、ステップSD28に移行してプロフィールデータの入力を判別するが、このアイコンが選択されたときは、著作物仮登録要求、選択カテゴリ、プロフィールデータ、および使用形態を送付する(ステップSD35)。次に、終了画面を受信し(ステップSD36)、図26に示したように、受信した終了画面を表示する(ステップSD37)。この画面において、トップへのアイコン114が選択されたか否かを判別し(ステップSD38)、このアイコンが選択されたときは、図8のステップSD11に移行して仮登録ページを表示する。
図42、図43、又は図44の画面において、カテゴリに戻るアイコンが選択されたときは、図41のカテゴリ選択の画面に戻る。一方、追加仮登録のアイコンが選択されたときは、著作物仮登録要求、選択カテゴリ、プロフィールデータ、および使用形態をサーバー3に対して送付する。そして、著作物の仮登録画面を受信すると、図45に示す著作物仮登録画面を表示する。この画面には、登録受付の確認と著作物番号をメールで送付した旨のメッセージを表示する。また、選択アイコンとして「トップへ」114を表示する。このアイコンが選択されたときは、図41の仮登録画面に戻る。
図14は、図3のメインルーチンにおけるステップSA12の支払申請処理のフローチャートである。まず、IDおよびパスワードが入力済みであるか否かを判別し(ステップSF1)、入力済みでない場合にはこのフローを終了するが、入力済みの場合には、IDおよびパスワード、支払申請をサーバー3に送付する(ステップSF2)。そして、サーバー3から支払申請画面を受信して(ステップSF3)、受信した支払申請画面を表示する(ステップSF4)。
支払申請画面には、図46に示すように、許諾を行った著作物のリストに必要事項を記入して申請することを促すメッセージを表示し、その著作物のリスト129を表示する。著作物のリストには、前回の支払後に使用された著作物についての著作物番号、著作物名称、権利者名、および使用形態のデータを表示する。また、使用者が入力すべきチケット料などの回数基準額、単発料金、およびイベント経費などの一括基準額の必要項目のエリアを表示し、計算によって求める使用料のエリアを表示する。また、選択アイコンとして、「戻る」130、「計算、確認する」131、「登録および請求書発行」132を表示する。この画面において、必要項目が入力されたか否かを判別し(ステップSF5)、入力されたときは入力データを表示する(ステップSF6)。
次に、計算、確認するのアイコンが選択されたか否かを判別し(ステップSF7)、このアイコンが選択されたときは、各データの使用料および合計を計算して結果を表示する(ステップSF9)。そして、ステップSF5に戻り、必要項目が入力されたか否かを判別する。すなわち、必要項目が入力されるごとに合計を計算して結果を表示する。このアイコンが選択されない場合には、戻るアイコンが選択されたか否かを判別し(ステップSF10)、このアイコンが選択されたときはメインルーチンに戻る。このアイコンが選択されない場合には、登録および請求書発行のアイコンが選択されたか否かを判別し(ステップSF11)、このアイコンが選択されたときは、必要項目が記入されて使用料の合計額である申請データをサーバー3に対して送付する(ステップSF12)。
次に、協会サイトにおける動作について、サーバー3が実行するフローチャートおよび許諾データベース7のデータを参照して説明する。まず、著作会員登録の処理について、図47ないし図53を参照して説明する。
図47は、サイト接続処理のフローチャートである。インターネット2を介して任意の端末1からの協会サイトへのアクセスにより接続が確立したときは、図15に示した協会の初期画面を送付する(ステップSG1)。
図48は、同意画面要求処理のフローチャートである。著作会員の端末1から著作会員登録の同意画面要求を受信したときは、図16に示した著作会員用の同意画面を送付する(ステップSG2)。
図49は、著作会員の同意受信処理のフローチャートである。著作会員の端末1から著作権会員としての同意を受信したときは、図17に示した著作権会員用の登録画面を送付する(ステップSG3)。
図50は、第2登録画面処理のフローチャートである。著作会員の端末1から「次へ」のコマンドを受信したときは、図18に示した著作権会員に対する第2登録画面を送付する(ステップSG4)。
図51は、カテゴリ受信処理のフローチャートである。著作会員の端末1から著作権会員によるカテゴリの嗜好情報を受信したときは、図19に示した対応するカテゴリ画面を送付する(ステップSG5)。
図52は、信託契約画面要求処理のフローチャートである。著作会員の端末1から著作権会員としての信託契約画面要求を受信したときは、図20に示した著作権会員用の信託契約画面を送付する(ステップSG6)。
図53は、著作会員に対する契約同意などの受信処理のフローチャートである。著作会員の端末1から著作会員として契約同意、プロフィール、キーワードを受信したときは、著作権登録会員データベース4に空きエリアを確保して(ステップSG7)、IDおよびパスワードを作成する(ステップSG8)。次に、ID、パスワード、プロフィール、キーワードをメール送信バッファにストアして(ステップSG10)、メールを送信する(ステップSG11)。また、図21に示した著作権会員として契約された旨の契約確定画面を送付する(ステップSG12)。
次に、使用会員登録の処理について、図54ないし図59を参照して説明する。
図54は、サイト接続処理のフローチャートである。インターネット2を介して任意の端末1からの協会サイトへのアクセスにより接続が確立したときは、図15に示した協会の初期画面を送付する(ステップSH1)。
図55は、使用者会員の同意画面要求処理のフローチャートである。使用者会員の端末1から使用者会員としての同意画面要求を受信したときは、図27に示した使用者会員用の同意画面を送付する(ステップSH2)。
図56は、使用会員の同意受信処理のフローチャートである。使用者会員の端末1から使用会員としての同意を受信したときは、図28に示した使用会員用の会員登録画面を送付する(ステップSH3)。
図57は、使用会員の第2登録画面処理のフローチャートである。使用会員の端末1から「次へ」のコマンドを受信したときは、図29に示した使用会員用の第2登録画面を送付する(ステップSH4)。
図58は、使用会員のカテゴリ受信処理のフローチャートである。使用者会員の端末1から使用会員のカテゴリを受信したときは、図30に示した対応する使用会員用のカテゴリ画面を送付する(ステップSH5)。
図59は、使用会員の信託契約画面要求処理のフローチャートである。使用会員の端末1から使用会員としての信託契約画面要求を受信したときは、図31に示した使用会員用の信託契約画面を送付する(ステップSH6)。
図60は、使用会員に対する契約同意などの受信処理のフローチャートである。使用会員の端末1から使用会員として契約同意、プロフィール、キーワードを受信したときは、使用会員データベース5に空きエリアを確保して(ステップSH7)、IDおよびパスワードを作成する(ステップSH8)。次に、ID、パスワード、プロフィール、キーワードをメール送信バッファにストアして(ステップSH10)、メールを送信する(ステップSH11)。また、図32に示した使用会員として契約された旨の契約確定画面を送付する(ステップSH12)。
次に、著作物登録処理および著作物仮登録処理について、図61ないし図65を参照して説明する。
図61は、著作物登録処理のフローチャートである。インターネット2を介して任意の端末1から著作物登録の要求を受信したときは、IDおよびパスワードが著作権会員データベース4にあるか否かを判別する(ステップSJ1)。著作権会員データベース4にある場合には、図22に示した著作物の登録ページを送付する(ステップSJ2)。一方、IDおよびパスワードが著作権会員データベース4にない場合には、そのIDおよびパスワードが使用者会員データベース5にあるか否かを判別する(ステップSJ3)。使用者会員データベース5にある場合には、使用者による仮登録の要求であるので、図41に示した仮登録ページを送付する(ステップSJ4)。
図62は、登録カテゴリ受信処理のフローチャートである。著作会員の端末1から登録カテゴリを受信したときは、受信カテゴリに対応する図23の著作会員用のカテゴリ画面を送付する(ステップSJ5)。
図63は、仮登録カテゴリ受信処理のフローチャートである。使用会員の端末1から仮登録カテゴリを受信したときは、受信カテゴリに対応する図42の使用会員用のカテゴリ画面を送付する(ステップSJ6)。
次に、著作物登録要求処理および著作物仮登録処理について説明する。
図64は、著作物登録要求処理のフローチャートである。著作会員の端末1からプロフィール、カテゴリ、および著作物登録の要求を受信したときは、著作物登録データベース4に空きエリアを確保して(ステップSK1)、IDを作成する(ステップSK2)。次に、ID、プロフィール、カテゴリ、使用形態、著作物データをワークRAMにストアする(ステップSK3)。次に、仮登録エリアに同一の著作物があるか否かを判別し(ステップSK4)、同一の著作物がある場合には、仮登録エリアの対応するデータを消去する(ステップSK5)。そして、仮登録の著作物を消去した旨の仮登録者用のメールを作成して(ステップSK6)、そのメールを送付する(ステップSK7)。したがって、仮登録者が自由に使用できるとして暫定的に設定した三ヶ月の期間内にかかわらず、この時から後はその著作物を自由に使用することはできない。
ステップSK7において、仮登録の著作物を消去した旨のメールを送付した後、又は、ステップSK4において仮登録エリアに登録要求の著作物と同一のものがない場合には、著作権者用のメールを作成して(ステップSK8)、そのメールを送付する(ステップSK9)。この後は、図26に示した終了画面を送付する(ステップSK10)。
図65は、著作物仮登録要求処理のフローチャートである。使用会員の端末1からプロフィール、カテゴリ、および著作物仮登録の要求を受信したときは、著作物登録データベース4の仮登録エリアに空きエリアを確保して(ステップSK11)、仮IDを作成する(ステップSK12)。次に、仮ID、プロフィール、カテゴリ、使用形態、著作物データをワークRAMにストアする(ステップSK13)。次に、著作物を仮登録した旨の使用会員用のメールを作成して(ステップSK14)、そのメールを送付する(ステップSK15)。したがって、その使用会員は三ヶ月の期間内に限り、その著作物を自由に使用できる。次に、著作権者用のメールを作成して(ステップSK16)、そのメールを送付する(ステップSK17)。この後は、図45に示した仮終了画面を送付する(ステップSK18)。
次に、著作物の検索処理について、図66ないし図73を参照して説明する。
図66は、検索要求受信処理などのフローチャートである。端末1から検索要求、ID、パスワードを受信したときは、図33に示したカテゴリ選択画面を送付する(ステップSL1)。
図67は、検索カテゴリ受信処理のフローチャートである。端末1から検索カテゴリを受信したときは、図34に示した検索画面を送付する(ステップSL2)。
図68は、検索データ受信のフローチャートである。端末1から検索データを受信したときは、その検索データに基づき著作物データベース6を検索する(ステップSL3)。次に、検索された著作物の使用形態データに基づき、検索結果画面を作成して(ステップSL4)、図35に示した検索結果画面を送付する(ステップSL5)。
図69は、許諾願い受信処理のフローチャートである。検索画面を送付した端末1から「○」のマークの使用形態を受信したときは、許諾データベース7に空きエリアを確保して(ステップSL6)、必要なデータをストアする(ステップSL7)。次に、許諾画面を作成して(ステップSL8)、許諾メールを作成し(ステップSL9)、検索者に送付する(ステップSL10)。
図70は、許諾願い受信処理のフローチャートである。検索画面を送付した端末1から「△」のマークの使用形態を受信したときは、図37に示した適正判断画面を送付する(ステップSL11)。
図71は、材料判断要求受信処理のフローチャートである。適正判断画面を送付した端末1から材料判断要求を受信したとき、例えば、著作物をコマーシャル放送用の録音に使用する場合に、図38に示したキューシートおよび作品の内容を受信したときは、その使用形態が使用可能か否かについて権利者の判断を仰ぐために、判断依頼メールを作成して(ステップSL12)、そのメールを権利者に送付する(ステップSL13)。
図72は、権利者からのメール受信処理のフローチャートである。判断依頼メールを送付した権利者からメールを受信したときは、判断依頼の使用形態が許諾可能か否かを判別する(ステップSL14)。許諾可能である場合には、図38に示したような許諾可能画面を作成する(ステップSL15)。一方、許諾が可能でない場合には、図40に示したような許諾不可の画面を作成する(ステップSL16)。そして、作成した画面を送付する(ステップSL17)。
図73は、適正判断後における許諾願いの受信処理のフローチャートである。図38に示したような許諾可能画面を送付した端末1から許諾願いを受信したときは、許諾データベース7に空きエリアを確保して(ステップSL18)、必要なデータをストアする(ステップSL19)。次に、許諾画面を作成し(ステップSL20)、それを添付したメールを作成する(ステップSL21)。そして、検索者にそのメールを送付する(ステップSL22)。
図74は、許諾データベース7の登録内容を示す図である。各許諾エリアには、その許諾データのID、著作物ID、使用会員ID、カテゴリ、使用形態がストアされている。
次に、支払申請処理について説明する。
図75は、支払申請受信処理のフローチャートである。端末1から図15の初期画面において、選択された支払申請を受信したときは、IDにより許諾データベース7を検索する(ステップSM1)。そして、支払申請画面を作成して(ステップSM2)、支払申請画面を送付する(ステップSM3)。
図76は、申請データ受信処理のフローチャートである。図46に示した支払申請画面を送付した端末1から、その空欄を埋めた申請データを受信したときは、請求書を作成し(ステップSM1)、その請求書を添付したメールを作成し(ステップSM2)、申請者に送付する(ステップSM3)。
図77は、タイマインタラプトのフローチャートである。一定時間ごとのタイマインタラプトが入ると、現在時刻を取得して(ステップSN1)、著作物の仮登録エリアを検索する(ステップSN2)。暫定的に使用を許諾した仮登録の著作物で三ヶ月を経過したものがあるか否かを判別し(ステップSN3)、三ヶ月を経過したものがある場合には、その著作物を削除する(ステップSN4)。
なお、上記実施形態においては、著作物の権利者として著作権者を想定したが、著作権法においては、著作物の創作者ではないが、著作物の実演家、レコード製作者、放送事業者および有線放送事業者などについても、著作物の伝達機能を果たしている上、このような伝達においても著作物の創作に準じる創作的な作用があるので、これらの伝達者に対して著作隣接権を認めている。したがって、本発明において、著作隣接権を有する権利者についても、著作権者と同等に扱うことにしている。
以上のように、上記実施形態によれば、サーバー3は、インターネット2を介して接続された任意の端末1から著作物の登録申し込みを受信したときに、その著作物の使用形態の条件が付加されている場合には、著作物および使用形態の条件を著作物データベース6に登録して、著作物データベース6に登録されている任意の著作物に対して、他の任意の端末1から使用の許諾申し込みが受信されたときは、許諾申し込みに係る著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定して、その判定結果に応じて許諾通知又は許諾不可通知を許諾申し込みの端末1に対して送信する。
したがって、インターネット2を介して任意の端末1から著作物の使用申し込みがあった場合に、著作権者および著作隣接権の権利者の意に沿わない使用を防止できるという効果、および、使用希望のある著作物の著作権者が分からない場合でも、暫定的にその著作物を使用できる。
また、上記実施形態によれば、登録申し込みの著作物の使用形態として著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者から受信したカテゴリの嗜好情報を著作物データベースに登録する。
したがって、著作権者又は著作隣接権の権利者の嗜好に沿わない使用形態を、著作権者にいちいち確認を取るような煩雑な手続きを踏むことなく自動的に防止できる。
さらに、カテゴリの嗜好情報として、著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者から受信したキーワードを著作物データベースに登録する。
したがって、著作権者又は著作隣接権の権利者の嗜好に沿わない使用形態を、キーワードによって細かく判断できる。
また、上記実施形態によれば、許諾申し込みの著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定できない場合には、著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者の端末1に対して許諾申し込みに係る使用形態を送信し、その端末1からの使用許可又は使用不可の回答を許諾申し込みの端末1に対して送信する。
したがって、著作物の使用形態が著作権者又は著作隣接権の権利者の嗜好に沿わないかどうかを、サーバー3がすべて自動的に判断するのではなく、明確な判断が下せない場合には、権利者に確認することで、すべてを自動的な判断によって生じる誤りを解消できる。
また、上記実施形態によれば、著作権者および著作隣接権の権利者でない者から著作物の仮登録申し込みを受信したときは、三ヶ月の範囲内に限ってその著作物を著作物データベース6に仮登録し、その許諾通知を仮登録申し込みの端末1に対して送信する。
したがって、協会サイトに登録されていない著作物についても、使用会員がその著作物を使用したい場合には、ある程度の期間に限定して、その著作物の使用を許諾することにより、使用会員の要望を満たすとともに、著作物の有効利用を図ることができる。
また、この場合に、仮登録した著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者から仮登録した著作物に対する使用禁止の通知を受信したときは、その限定した期間にかかわらず仮登録を抹消し、仮登録に対する許諾通知を送信した端末1に対して仮登録した著作物の抹消通知および許諾不可通知を送信する。
したがって、暫定的に使用を許諾した仮登録の著作物であっても、著作権者および著作隣接権の権利者が登録した場合には許諾を取り消すので、本来の著作権の保護から逸脱することがない。
なお、上記実施形態においては、サーバー3のプログラムROMにあらかじめ記憶した著作権管理のプログラムを実行する構成について説明したが、フレキシブルディスク(FD)、CD、MDなどの記憶媒体に記録されている著作権管理のプログラムをサーバー3の不揮発性メモリにインストールしたり、インターネットなどのネットワークからダウンロードした著作権管理のプログラムをインストールして、そのプログラムをサーバー3のCPUが実行することも可能である。この場合には、プログラムの発明やそのプログラムを記録した記録媒体の発明を実現できる。
すなわち、本発明による著作権管理のプログラムは、
ネットワークを介して接続された任意の通信端末から申し込みを受信する第1のステップと、前記第1のステップによって著作物の登録申し込みが受信されたときに、当該著作物の使用形態の条件が付加されている場合には、当該著作物および当該使用形態の条件を著作物データベースに登録する第2のステップと、前記第1のステップによって前記著作物データベースに登録されている任意の著作物に対して使用の許諾申し込みが受信されたときは、当該許諾申し込みに係る著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定する第3のステップと、前記第3のステップの判定結果に応じて許諾通知又は許諾不可通知を当該許諾申し込みの通信端末に対して送信する第4のステップと、を実行する。
前記第2のステップは、著作物の登録申し込みの通信端末から受信した当該著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるカテゴリの嗜好情報を前記登録申し込みの著作物の使用形態として前記著作物データベースに登録することを特徴とする。
この場合において、前記第2のステップは、さらに前記カテゴリの嗜好情報として、前記著作物の登録申し込みの通信端末から受信した当該著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるキーワードを前記登録申し込みの著作物の使用形態として前記著作物データベースに登録することを特徴とする。
前記第3のステップは、前記許諾申し込みの著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定できない場合には、当該著作物の登録申し込みの通信端末に対して前記許諾申し込みに係る使用形態を送信し、当該通信端末からの使用可能又は使用不可の回答を前記許諾申し込みの通信端末に対して送信することを特徴とする。
前記第2のステップは、著作権者および著作隣接権の権利者でない者から著作物の仮登録申し込みを受信したときは、所定の期間の範囲内に限定して当該著作物を著作物データベースに仮登録し、当該仮登録申し込みの通信端末に対して使用許諾通知を送信することを特徴とする。
この場合において、前記第2のステップは、仮登録した著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者から当該仮登録した著作物に対する使用禁止の通知を受信したときは、前記所定の期間にかかわらず当該仮登録を抹消し、当該仮登録した著作物の使用許諾通知を送信した通信端末に対して当該仮登録した著作物の抹消通知および使用不可通知を送信することを特徴とする。
本発明の実施形態における著作権管理システムの構成を示す図。 図1の著作権管理システムのデータベースに登録されているデータを示す図。 図1における端末のメインルーチンのフローチャート。 図3に続く端末のメインルーチンのフローチャート。 端末のメインルーチンにおける会員登録のフローチャート。 図5に続く会員登録のフローチャート。 図6に続く会員登録のフローチャート。 メインルーチンにおける著作物登録処理のフローチャート。 図8に続く著作物登録処理のフローチャート。 図8に続く著作物登録処理のフローチャート。 端末のメインルーチンにおける著作物検索処理のフローチャート。 図11に続く著作物検索処理のフローチャート。 図12に続く著作物検索処理のフローチャート。 端末のメインルーチンにおける支払申請処理のフローチャート。 協会サイトの初期画面の図。 著作会員用の会員規約に対する同意画面の図。 著作会員用の会員登録画面の図。 著作会員用のカテゴリ選択画面の図。 著作会員用のキーワード入力画面の図。 著作会員用の信託契約画面の図。 著作会員用の契約終了画面の図。 著作会員用のカテゴリ登録画面の図。 著作会員用の音楽著作物の使用形態選択画面の図。 著作会員用の画像著作物の使用形態選択画面の図。 著作会員用の人物著作物の使用形態選択画面の図。 著作会員用の著作物の登録終了画面の図。 使用会員用の規約に対する同意画面の図。 使用会員用の会員登録画面の図。 使用会員用のカテゴリ選択画面の図。 使用会員用のキーワード入力画面の図。 使用会員用の使用基本契約画面の図。 使用会員用の契約終了画面の図。 著作物の検索画面の図。 検索著作物の入力画面の図。 著作物の検索結果画面の図。 著作物に対する使用許諾画面の図。 著作物の使用形態の入力画面の図。 著作物の使用形態に対する許諾願画面の図。 著作物の使用形態に対する使用可能通知画面の図。 著作物の使用形態に対する使用不可通知画面の図。 著作物の仮登録画面の図。 音楽著作物の仮登録画面の図。 画像著作物の仮登録画面の図。 人物著作物の仮登録画面の図。 著作物の仮登録通知画面の図。 支払申請画面の図。 サーバーのサイト接続処理のフローチャート。 サーバーの同意画面要求処理のフローチャート。 サーバーの同意受信処理のフローチャート。 サーバーの第2画面送付処理のフローチャート。 サーバーのカテゴリ受信処理のフローチャート。 サーバーの信託画面要求処理のフローチャート。 サーバーの契約同意受信処理のフローチャート。 サーバーのサイト接続処理のフローチャート。 サーバーの同意画面要求受信処理のフローチャート。 サーバーの同意受信処理のフローチャート。 サーバーの第2登録画面送付処理のフローチャート。 サーバーのカテゴリ画面送付処理のフローチャート。 サーバーの信託画面要求処理のフローチャート。 サーバーの契約同意受信処理のフローチャート。 サーバーの著作物登録要求受信処理のフローチャート。 サーバーの登録カテゴリ受信処理のフローチャート。 サーバーの仮登録カテゴリ受信処理のフローチャート。 サーバーの著作物登録要求受信処理のフローチャート。 サーバーの著作物仮登録要求受信処理のフローチャート。 サーバーの検索要求受信処理のフローチャート。 サーバーの検索カテゴリ受信処理のフローチャート。 サーバーの検索データ受信処理のフローチャート。 サーバーの許諾願受信処理のフローチャート。 サーバーの許諾願受信処理のフローチャート。 サーバーの材料判断要求受信処理のフローチャート。 サーバーの権利者メール受信処理のフローチャート。 サーバーの適正判断後の許諾願受信処理のフローチャート。 図1の許諾データベースのデータの内容を示す図。 サーバーの支払申請受信処理のフローチャート。 サーバーの申請データ受信処理のフローチャート。 サーバーのタイマインタラプトのフローチャート。
符号の説明
1 端末
2 インターネット
3 ーサーバー
4 著作会員データベース
5 使用会員データベース
6 著作物データベース
7 許諾データベース

Claims (12)

  1. ネットワークを介して接続された任意の通信端末から申し込みを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって著作物の登録申し込みが受信されたときに、当該著作物の使用形態の条件が付加されている場合には、当該著作物および当該使用形態の条件を著作物データベースに登録する登録手段と、
    前記受信手段によって前記著作物データベースに登録されている任意の著作物に対して使用の許諾申し込みが受信されたときは、当該許諾申し込みの著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に応じて許諾通知又は許諾不可通知を当該許諾申し込みの通信端末に対して送信する送信手段と、
    を備えた著作権管理システム。
  2. 前記登録手段は、前記受信手段によって著作物の登録申し込みの通信端末から受信された当該著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるカテゴリの嗜好情報を前記登録申し込みの著作物の使用形態の条件として前記著作物データベースに登録することを特徴とする請求項1に記載の著作権管理システム。
  3. 前記登録手段は、さらに前記カテゴリの嗜好情報として、前記受信手段によって著作物の登録申し込みの通信端末から受信された当該著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるキーワードを前記登録申し込みの著作物の使用形態の条件として前記著作物データベースに登録することを特徴とする請求項2に記載の著作権管理システム。
  4. 前記判定手段は、前記許諾申し込みの著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定できない場合には、当該著作物の登録申し込みの通信端末に対して前記許諾申し込みに係る使用形態を前記送信手段によって送信させ、前記受信手段によって受信された当該通信端末からの使用可能又は使用不可の回答を前記送信手段によって前記許諾申し込みの通信端末に対して送信させることを特徴とする請求項1に記載の著作権管理システム。
  5. 前記登録手段は、前記受信手段によって著作権者および著作隣接権の権利者でない者から著作物の仮登録申し込みが受信されたときは、所定の期間の範囲内に限定して当該著作物を著作物データベースに仮登録し、当該仮登録申し込みの通信端末に対して使用許諾通知を前記送信手段によって送信させることを特徴とする請求項1に著作権管理システム。
  6. 前記登録手段は、仮登録した著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者から当該仮登録した著作物に対する使用禁止の通知を前記受信手段によって受信したときは、前記所定の期間にかかわらず当該仮登録を抹消し、当該仮登録した著作物の使用許諾通知を送信した通信端末に対して当該仮登録した著作物の抹消通知および使用不可通知を前記送信手段によって送信させることを特徴とする請求項5に記載の著作権管理システム。
  7. ネットワークを介して接続された任意の通信端末から申し込みを受信する第1のステップと、
    前記第1のステップによって著作物の登録申し込みが受信されたときに、当該著作物の使用形態の条件が付加されている場合には、当該著作物および当該使用形態の条件を著作物データベースに登録する第2のステップと、
    前記第1のステップによって前記著作物データベースに登録されている任意の著作物に対して使用の許諾申し込みが受信されたときは、当該許諾申し込みに係る著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定する第3のステップと、
    前記第3のステップの判定結果に応じて許諾通知又は許諾不可通知を当該許諾申し込みの通信端末に対して送信する第4のステップと、
    を実行する著作権管理のプログラム。
  8. 前記第2のステップは、著作物の登録申し込みの通信端末から受信した当該著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるカテゴリの嗜好情報を前記登録申し込みの著作物の使用形態として前記著作物データベースに登録することを特徴とする請求項7に記載の著作権管理のプログラム。
  9. 前記第2のステップは、さらに前記カテゴリの嗜好情報として、前記著作物の登録申し込みの通信端末から受信した当該著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者によるキーワードを前記登録申し込みの著作物の使用形態として前記著作物データベースに登録することを特徴とする請求項8に記載の著作権管理のプログラム。
  10. 前記第3のステップは、前記許諾申し込みの著作物の使用形態が登録された使用形態の条件に適合するか又は不適合であるかを判定できない場合には、当該著作物の登録申し込みの通信端末に対して前記許諾申し込みに係る使用形態を送信し、当該通信端末からの使用可能又は使用不可の回答を前記許諾申し込みの通信端末に対して送信することを特徴とする請求項7に記載の著作権管理のプログラム。
  11. 前記第2のステップは、著作権者および著作隣接権の権利者でない者から著作物の仮登録申し込みを受信したときは、所定の期間の範囲内に限定して当該著作物を著作物データベースに仮登録し、当該仮登録申し込みの通信端末に対して使用許諾通知を送信することを特徴とする請求項7に記載の著作権管理のプログラム。
  12. 前記第2のステップは、仮登録した著作物の著作権者又は著作隣接権の権利者から当該仮登録した著作物に対する使用禁止の通知を受信したときは、前記所定の期間にかかわらず当該仮登録を抹消し、当該仮登録した著作物の使用許諾通知を送信した通信端末に対して当該仮登録した著作物の抹消通知および使用不可通知を送信することを特徴とする請求項11に記載の著作権管理のプログラム。
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