JP2006125661A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消費電力を正確に制御することのできる空気調和装置を提供する。
【解決手段】 圧縮機20A、20B1、20B2及び熱交換器21を備える複数台の室外ユニット3が室内ユニット2から延びる冷媒配管5に並列につながれ、少なくとも1以上のインバータ圧縮機20Aを備える空気調和装置1において、
消費電力のカット分を設定する室外シリアルパラレルI/O装置300を設けると共に、前記圧縮機20A、20B1、20B2のそれぞれに電流センサCTを設け、前記圧縮機20A、20B1、20B2のそれぞれの電流値の総和と、前記カットされた消費電力とに基づいて、前記インバータ圧縮機20Aの電流値を制御するようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は空気調和装置の消費電力を制御する、いわゆるデマンド制御に関する。
従来から、複数台の室内ユニットを並列に配置すると共に、各室内ユニットにつながる冷媒配管に対し、圧縮機及び室外熱交換器等が内蔵された複数台の室外ユニットを並列に接続してなるマルチ形の空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の空気調和装置においては、ピーク消費電力が供給可能な電力を超えないようにするため、或いは、消費電力を抑えて省エネルギー化を図るなどのために、消費電力を設定可能に構成し、この設定された消費電力を超えないように運転を制御する(いわゆる、デマンド制御)ものが知られている。
特開平7−305915号公報
しかしながら、上記の空気調和装置においては、一般に、各室外ユニットの能力(いわゆる馬力)を制御することで、消費電力を制限するため、消費電力を正確に制御することができない、といった問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、消費電力を正確に制御することのできる空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、圧縮機及び熱交換器を備える複数台の室外ユニットが室内ユニットから延びる冷媒配管に並列につながれ、前記圧縮機に少なくとも1以上のインバータ圧縮機を含む空気調和装置において、消費電力のカット分を設定する設定手段を設けると共に、前記圧縮機のそれぞれに電流センサを設け、前記圧縮機のそれぞれの電流値の総和と、前記カットされた消費電力とに基づいて、前記インバータ圧縮機の電流値を制御することを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記圧縮機のそれぞれの電流値の総和が、前記カットされた消費電力に対応する上限電流値を超えた場合に、運転中のインバータ圧縮機の電流値を制限することを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記設定手段が消費電力のカット分を多段階に設定可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、消費電力を正確に制御することのできる空気調和装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。本発明は複数の室外ユニットが室内ユニットから延びる冷媒配管に並列に接続されてなる空気調和装置に適用可能である。以下の説明では、複数の室外ユニット及び複数の室内ユニットを備え、これら複数台の室内ユニットを同時に冷房運転若しくは暖房運転可能とし、または、これらの冷房運転と暖房運転を混在して実施可能とするよう構成された空気調和装置に本発明を適用した場合を例示する。
<第1実施の形態>
図1は、本実施の形態に係る空気調和装置1の構成を示す回路図である。この空気調和装置1は、上述のように、複数台(図示例では2台)の室外ユニット2A、2Bと、複数台(図示例では2台)の室内ユニット3A、3Bと、これら室外ユニット2A、2Bと室内ユニット3A、3Bとを接続する冷媒配管5を備えている。冷媒配管5は、低圧ガス管6と、高圧ガス管7と、液管8とを有する。
室内ユニット3Aは、室内熱交換器(利用側熱交換器)10と膨張弁(減圧装置)11とを備えている。室内熱交換器10の一端には膨張弁11を介して液管8が接続され、また、室内熱交換器10の他端には分岐管12が接続される。分岐管12は、高圧ガス分岐管12Aと低圧ガス分岐管12Bとに分岐し、高圧ガス分岐管12Aには第1開閉弁(例えば、電磁弁)13を介して高圧ガス管7が接続され、低圧ガス分岐管12Bには第2開閉弁(例えば、電磁弁)14を介して低圧ガス管6が接続される。室内ユニット3Aには、室外熱交換器21の出入口温度や室温を検出する温度センサ等が配置される他、これらセンサの検出結果に基づいて、室内ユニット3Aの空調制御を行う室内制御装置(図示せず)を備えている。室内ユニット3Bは、室内ユニット3Aと略同一の構成であるため、同一の部分に同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する
室外ユニット2Aは、図1及び図2に示すように、能力可変型の圧縮機(インバータ圧縮機)20Aと、能力一定型の圧縮機(定速圧縮機)20B1、20B2と、室外熱交換器(熱源側熱交換器)21と、膨張弁22と、レシーバタンク23とを備えている。以下、各圧縮機20A、20B1、20B2の各々を特に区別する必要がない場合には圧縮機20と表記する。
このように本空気調和装置1の室外ユニット2Aは複数の圧縮機20A、20B1及び20B2を備えている。これら圧縮機20A、20B1、20B2は互いに並列接続され、各圧縮機20A、20B1、20B2の吸込口に吸込管30が共通接続される。そして、この吸込管30がアキュムレータ24を介して低圧ガス管6に接続される。一方、圧縮機20A、20B1、20B2の吐出口には吐出管31が接続される。この吐出管31はオイルセパレータ25を介して冷媒吐出分岐管31A、31Bの2つに分岐し、一方の冷媒吐出分岐管31Aが高圧ガス管7に接続され、他方の冷媒吐出分岐管31Bが室外熱交換器21に接続される。
ここで、上記冷媒吐出分岐管31Bには、切換弁40が設けられ、この切換弁40を開けると圧縮機20の吐出冷媒が室外熱交換器21に供給される。さらに、この冷媒吐出分岐管31Bには、上記切換弁40と室外熱交換器21との間に四方弁41が設けられ、この四方弁41は、室外熱交換器21から見て、室外熱交換器21の一端を、上記切換弁40につながる管路(冷媒吐出分岐管31B+冷媒吐出分岐管31A)、又は圧縮機20の吸込管30につながる管路(暖房経路用配管32)のいずれか一方に選択的に切り換える切換弁として機能する。
室外熱交換器21の他端は、室外熱交換器21に供給する冷媒流量を調整するための膨張弁26、レシーバタンク23、後段に詳述するトラップ27及び補助冷却回路28を介して液管8と配管接続される。レシーバタンク23は、室外ユニット2Aと室内ユニット3A、3Bとの間の液状冷媒を蓄えて各ユニット間の冷媒需給の調整を図るものである。また、補助冷却回路28は、レシーバタンク23と液管8とを接続する冷媒配管33を流れる液冷媒を補助冷却するものである。より具体的には、補助冷却回路28はレシーバタンク23と液管8との間の液冷媒が通る配管33の一部と、この配管33から分岐して膨張弁29を通過した冷媒が通る分岐管34の一部とを2重管で構成した、いわゆる2重管式熱交換器が適用される。この分岐管34は、補助冷却回路28に接続された冷媒配管35を介して圧縮機20の吸込管30とつながり、この分岐管34、35を通過した冷媒は圧縮機20の吸込口に戻される。
オイルセパレータ25には、図2に示すように、オイルセパレータ25に溜められたオイル量が所定量以上の場合に、余剰のオイル(潤滑油)を圧縮機20の吸込管30に戻す冷媒戻し管45と、当該オイルセパレータ25と他の室外ユニット2Bのオイルセパレータ25とを接続するためのオイルバランス管46とが接続される。このオイルバランス管46は、開閉弁46Aを備え、図1に示すように、オイル管47を介して他の室外ユニット2Bのオイルセパレータ25と接続されると共に、このオイルバランス管46から分岐する分岐管45Aを介して冷媒戻し管45に接続される。この分岐管45Aには開閉弁45Bが設けられる。したがって、開閉弁46Aが開き、開閉弁45Bが閉じると、オイルセパレータ25に貯留されたオイルが他の室外ユニット2Bに供給され、開閉弁46Aが閉じ、開閉弁45Bが開くと、他の室外ユニット2Bから供給されたオイルが分岐管45Aを介して冷媒戻し管45に供給され、これによって、室外ユニット2A、2B間をオイルが行き来可能となる。
また、室外ユニット2Aは、室外熱交換器21の出入口温度を検出する温度センサSO1、SO2、圧縮機20の吸込圧力を検出する圧力センサSA1及び圧縮機20の吐出圧力を検出する圧力センサSB1〜SB3等の各種センサ、複数の逆止弁、各種センサの検出結果を入力して室外ユニット2A全体を制御する室外制御装置100を備える。なお、室外ユニット2Bについては、室外ユニット2Aと略同一の構成であるため、同一の部分には同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。
以上の構成の下、全ての室内ユニット3A、3Bが同時に冷房運転する場合、各室外ユニット2A、2Bでは、切換弁40が開くと共に四方弁41が切換制御され、また、各室内ユニット3A、3Bでは第1開閉弁13が閉じると共に、第2開閉弁14が開く。この場合、図1に実線矢印で示すように、圧縮機20の吐出冷媒が、オイルセパレータ25を介して室外熱交換器21に供給され、放熱・凝縮過程を経て液冷媒となり、レシーバタンク23及び補助冷却回路28を介して液管8に供給される。
そして、室内ユニット3A、3Bにおいては、液管8を介して液冷媒が膨張弁11を介して室内熱交換器10に供給され、ここで吸熱・蒸発し、低温低圧のガス冷媒となり、第2開閉弁14を介して低圧ガス管6に供給される。この低圧ガス管6に供給されたガス冷媒は、室外ユニット2A、2Bの吸込管30を介して圧縮機20で再び圧縮される。これによって、全ての室内ユニット3A、3Bが同時に冷房運転する。
また、全ての室内ユニット3A、3Bが同時に暖房運転する場合、各室外ユニット2A、2Bでは、切換弁40が閉じると共に四方弁41が切換制御され、各室内ユニット3A、3Bでは第1開閉弁13が開き、第2開閉弁14が閉じる。この場合、図1に波線矢印で示すように、圧縮機20が吐出した高温高圧のガス冷媒が、オイルセパレータ25を介して高圧ガス管7に供給される。
そして、室内ユニット3A、3Bにおいては、高圧ガス管7を介してガス冷媒が室内熱交換器10に供給され、ここで、放熱・凝縮過程を経て液冷媒となった後、膨張弁11を介して液管8に供給される。この液管8に供給された液冷媒は、室外ユニット2A、2Bの冷媒配管33及びレシーバタンク23を介して室外熱交換器21に供給され、ここで、吸熱・蒸発過程を経て、低温低圧のガス冷媒となり、吸込管30を介して圧縮機20で再び圧縮される。これによって、全ての室内ユニット3A、3Bが同時に暖房運転する。
また室内ユニット3Aが暖房運転し、室内ユニット3Bが冷房運転するといったように、冷暖混在運転が行われる場合、室外ユニット2A、2Bが上記同時暖房運転の場合と同様に制御される一方、室内ユニット3Aにおいては、第1開閉弁13が閉じ、第2開閉弁14が開き、室内ユニット3Bにおいては、第1開閉弁13が開き、第2開閉弁15が閉じる。この場合、各室外ユニット2A、2Bから高温高圧のガス冷媒が高圧ガス管7に供給され、室内ユニット3Aにおいては、高圧ガス管7を介してガス冷媒が室内熱交換器10に供給され、ここで放熱・凝縮過程を経て液冷媒となった後、膨張弁11を介して液管8に供給される。この液管8に供給された液冷媒の一部は室外ユニット2A、2Bへ戻り、室外熱交換器21で吸熱・蒸発を経て、低温低圧のガス冷媒となる。
一方、液管8に供給された液冷媒の残りは、室内ユニット3Bの室内熱交換器10に供給され、ここで吸熱・蒸発を経て、低温低圧のガス冷媒となった後、第2開閉弁14を介して低圧ガス管6に供給される。そして、この低圧ガス管6に供給された冷媒は、室外熱交換器21を経た上記ガス冷媒と共に、吸込管30を介して圧縮機20で再び圧縮される。これによって、室内ユニット3Aが暖房運転すると共に、室内ユニット3Bが冷房運転する。
次いで、本空気調和装置1の制御系の構成について図3を参照して説明する。なお、以下の説明では、上述の空気調和装置1が3台の室内ユニット2及び3台の室外ユニット3を備える、これらの室外ユニット3が室外ユニット2から延びる冷媒配管に互いに並列に接続された場合を例示する。
本空気調和装置1にあっては、図3に示すように、各室外ユニット3が室外通信線200により双方向に通信可能に接続され、各室内ユニット2が室内通信線210により双方向に通信可能に接続されている。また、複数台の室外ユニット3のうち、いずれか一台の室外ユニット3(以下、室外ユニット3Xと表記し、他の室外ユニット3と区別する)は、室内通信線210と通信可能に接続された室内外通信線220により、各室内ユニット2と双方向に通信可能に接続されている。すなわち、各室内ユニット2は、室外ユニット3Xと通信し、必要に応じて、その通信内容、或いは、通信によって生じた通知内容が室外ユニット3Xから他の室外ユニット3へ通信内容が伝達される。なお、各室外ユニット3同士の通信接続方式、各室内ユニット2同士の通信接続方式、及び、室外ユニット3と室内ユニット2との通信接続方式は任意であり、また、通信方式も任意である。
各室外ユニット3には、上述したように、制御手段としての室外制御装置100が設けられ、これらの室外ユニット3のうち、上記室外ユニット3Xに設けられた室外制御装置100が、各室外ユニット3の動作を制御する主制御手段(CCU(Central Control Unit)とも呼ばれる)として機能する。以下の説明では、室外ユニット3Xが備える室外制御装置に対して符号100Xを付し、他の室外制御装置100と区別する。
室内ユニット2の各々には、ワイヤード・リモートコントローラ(以下、「リモコン」と称する)Rがそれぞれ接続されている。リモコンRの各々は、室内ユニット2に対して電源のオン/オフ、冷房運転、暖房運転の切り替えや、室内温度の設定・変更をユーザが入力可能に構成されている。特に、リモコンRにより室内温度が設定・変更された場合、室内ユニット2は、室内の設定温度Tsと現在の室内温度Tとの差を埋めるのに必要な空調能力を室外ユニット3Xに要求する。かかる要求を受信すると、室外ユニット3Xの室外制御装置100Xは、それぞれの室内ユニット2からの空調の能力要求を満足するように、室外ユニット3のそれぞれに設けられた圧縮機20A、B1、B2の各々を制御する。
ここで、本実施の形態の空気調和装置1は、消費電力が設定された消費電力となるように各室外ユニット3を制御する機能(「デマンド機能」とも呼ばれる)を備え、電気料金の節約や、年間エネルギー消費量の低減などを可能としている。具体的には、図3に示すように、空気調和装置1は、消費電力をどの程度抑えるかを、消費電力のカット割合として設定するための室外シリアルパラレルI/O(入力)装置300を備え、この室外シリアルパラレルI/O装置300が外部通信線230を介して室外ユニット3Xに接続され、室外シリアルパラレルI/O装置300から消費電力のカット割合が室外ユニット3Xに送信される。
本実施の形態では、室外シリアルパラレルI/O装置300を用いて、消費電力のカット分を定格の消費電力に対して「100%」、「70%」、「50%」及び「40%」といったように、多段階に設定可能に構成される。室外ユニット3Xは、室外シリアルパラレルI/O装置300から消費電力のカット割合を受信した場合、このカット割合から設定消費電力を求め、消費電力が設定消費電力を超えないように制御する。
具体的には、本実施の形態では、各室外ユニット3に設けられた各圧縮機20A、B1、B2の電流値を室内ユニット3Xの室外制御装置100Xが把握すると共に、これらの電流値の総和が、設定消費電力から算出される電流値の上限値を超えないように、各室外ユニット3に設けられたインバータ圧縮機20Aの電流値を制御する構成としている。以下、かかる構成について詳述する。
図4は、各室外ユニット3の室外制御装置100の機能的構成を示す図である。この図に示すように、室外制御装置100は、CPU101と、EEPROM102と、伝送回路103と、出力回路104と、入力回路105とを備えている。CPU101は、室外ユニット3の各部を制御するものであり、EEPROM102は、CPU101によって実行される制御プログラムや各種データを格納するものである。制御プログラムには、当該室外制御装置100が、上述の室外制御装置100Xとして機能・動作するためのプログラムが別途用意されており、CPU101が、このプログラムを実行することで室外制御装置100Xとして動作・機能する。室外制御装置100を室外制御装置100Xとして機能・動作させるか否かの設定は、例えば、設定スイッチ等で行うことが可能である。伝送回路103は、室外通信線200を介して他の室外ユニット3と通信する通信インターフェースである。出力回路104は、CPU101からの駆動指示を各圧縮機20に出力するインターフェースである。
入力回路105は、各圧縮機20A、20B1、20B2の電流値を室外制御装置100に入力するためのインターフェースである。具体的には、室外ユニット3に設けられた各圧縮機20A、B1、B2のそれぞれには、駆動電流を検出する電流センサCTが設けられており、これらの電流センサCTの出力が入力回路105に入力され、この入力回路105からCPU101に出力される。ここで、インバータ圧縮機20Aだけではなく、定速圧縮機20B1、B2にも電流センサCTを設ける構成とすることで、例えば、定速圧縮機20B1、B2の運転負荷の変動による電流値変化が検出可能となり、圧縮機20A、B1、B2全体における電流値の総和を正確に特定することが可能となる。
室外制御装置100X以外の室外制御装置100においては、CPU101が各圧縮機20A、20B1、20B2の電流値を、室外通信線200を介して定期的に室外ユニット3Xに送信するように構成される。ここで、各圧縮機20A、20B1、20B2には、互いを識別可能にするためのアドレス(識別番号)が付与されており、室外制御装置100のCPU101が室外ユニット3Xに圧縮機20A、20B1、20B2の電流値を送信する場合には、その圧縮機20A、20B1、20B2のアドレスと電流値とを対応付けて送信する。
一方、室外制御装置100XのEEPROM102には、図5に示すように、圧縮機20A、20B1、20B2のアドレスと、その種別(インバータ/定速)と、能力(いわゆる馬力)とが対応付けられた管理テーブル400が格納されている。管理テーブル400に登録されるデータは、空気調和装置1の電源投入時などに、室外ユニット3Xの室外制御装置100Xが各室外ユニット3から取得される。なお、室外制御装置100Xは、各圧縮機20A、B1、B2の累積運転時間も一緒に取得し、管理テーブル400に登録するが、これについては後述する。
このように、室外制御装置100Xは、空気調和装置1全体の圧縮機20A、B1、B2をアドレスにより識別可能に管理しており、圧縮機20A、B1、B2のアドレスと電流値とが対応付けられた送信データを受信すれば、どの圧縮機20A、B1、B2に、どの程度の電流が流れているかを把握することが可能となっている。
室外制御装置100Xは、図6に示すように、各室外ユニット3のそれぞれの圧縮機20A、B1、B2の電流値を受信すると(ステップS1)、これらの電流値の総和(以下、「総電流値」と言う)を算出し(ステップS2)、この総電流値が、設定消費電力から算出される電流上限値を超えているか否かを判断する(ステップS3)。現在の総電流値が電流上限値を下回っている場合には(ステップS3:NO)、圧縮機20A、B1、B2の電流値を制限する必要がないため、室外制御装置100Xは、そのまま処理を終了する。
一方、現在の総電流値が電流制限値を超えている場合には(ステップS3:YES)、現在の総電流値が電流上限値を超えないようにするために、室外制御装置100Xは、インバータ圧縮機20Aの電流値を制限する(ステップS4)。具体的には、室外制御装置100Xは、現在の総電流値と電流上限値との差に基づいて、電流値を制限すべきインバータ圧縮機20Aを複数のインバータ圧縮機20Aの中から1或いは複数選択する。そして、このようにして選択したインバータ圧縮機20Aを備える室外ユニット3に対して、室外制御装置100Xは、電流制限対象のインバータ圧縮機20Aを所定の電流値に制限するように指示を送信する。これにより、インバータ圧縮20Aの電流値が制限され、総電流値が電流上限値以下に抑えられることになる。
このように、各室外ユニット3の電流値を把握し、その電流値に基づいて、設定された消費電力を超えないように、インバータ圧縮機20Aの電流値を制限するため、室外ユニット3の能力(容量)制限により消費電力を制御していた従来のものに比べ、より正確に消費電力を制御することが可能となる。
また、空気調和装置1が、消費電力を設定するための室外シリアルパラレルI/O装置300を備え、この設定された消費電力を超えないように常にインバータ圧縮機20Aを制御するため、消費電力を設定するための装置を別途用意する必要がなく、簡単、かつ、速やかに、消費電力を抑えることができる。
また、消費電力を多段階に設定可能としたため、需要に応じて柔軟に消費電力を設定することができる。
なお、上記の説明では、総電流値が、設定消費電力に基づく電流上限値を超えた場合に、インバータ圧縮機20Aの電流値を制限する構成としたが、電流上限値を実際よりも所定マージン分だけ低い値に設定し、この値と総電流値とを比較する構成としても良い。この所定マージンは、例えば室外ユニット3のファン駆動に伴う電流や、各種電気回路に流れる電流といった、圧縮機20A、20B1、20B2以外に流れる電流を考慮するためのものであり、このような構成とすることで、より確実に消費電力が設定消費電力を超えないようにすることができる。また、所定マージンをより大きくとることで、消費電力が設定消費電力を超えるのを確実に防止することもできる。
また、上記の説明では、総電流値が電流上限値を超えた場合に、1或いは幾つかのインバータ圧縮機20Aを選択して電流を制限する構成としたが、これに限らず、全部のインバータ圧縮機20Aを対象として、電流を制限するようにしても良い。また、必要に応じて、定速圧縮機20B1、B2の1或いは幾つかを停止させて、総電流値を抑制するようにしても良い。
ところで、上記のように、空気調和装置1が複数の室外ユニット3を備え、これらの室外ユニット3に複数の圧縮機20A、20B1、B2が設けられるといったように、空気調和装置1全体として圧縮機が複数存在する構成においては、各圧縮機の運転時間に偏りが生じ、特定の圧縮機の故障率が高くなってしまう。圧縮機が故障した場合、その故障によっては、冷媒系統全体の空調機能に支障をきたす可能性がある。
そこで、本実施の形態では、空気調和装置1が備える個々の圧縮機20A、20B1、20B2の運転時間を、CCUとして機能する上記室外ユニット3Xが管理すると共に、この室外ユニット3Xが、各室内ユニット2からの空調能力の要求を満足するように、圧縮機20A、20B1、20B2の累積運転時間、及び、個々の能力に応じて、各圧縮機20A、20B1、20B2の運転・停止を制御する構成としている。
すなわち、前掲図5に示すように、管理テーブル400には、圧縮機20A、20B1、20B2ごとの累積運転時間が記録されている。この累積運転時間は、空気調和装置1の電源投入時に、室外ユニット3Xの室内制御装置100Xにより各室外ユニット3から取得され、上記管理テーブル400に登録される。空気調和装置1の電源投入後にあっては、室外制御装置100Xが、各圧縮機20A、20B1、20B2に対する運転・停止指示に基づいて、これらの圧縮機20A、20B1、20B2の累積運転時間を図示せぬタイマによりカウントし、逐次更新する。そして、空気調和装置1の電源遮断時に、今回の運転により更新された累積運転時間が室外制御装置100Xから各室外ユニット3に送信され、それぞれの室外ユニット3の室外制御装置100に格納される。このように、室外ユニット3のそれぞれが圧縮機20A、20B1、20B2の累積運転時間をカウントして、室外ユニット3Xに逐次送信するのではなく、室外ユニット3Xが累積運転時間をカウントする構成とすることで、室外ユニット3Xと各室外ユニット3との間の通信量を減らすことができる。
さて、室外ユニット3Xは、上記のようにして、空気調和装置1全体の圧縮機20A、20B1、20B2の個々の累積運転時間を管理テーブル400に登録した後、各室内ユニット2からの空調能力の要求を満足するように、圧縮機20A、20B1、20B2の累積運転時間、及び、個々の能力に応じて、各圧縮機20A、20B1、20B2の運転開始・運転停止を制御する。
具体的には、図7に示すように、空調能力が不足し、なおかつ、インバータ圧縮機20Aの能力制御だけでは空調能力を補えない場合(S10:YES)、室外制御装置100Xは、現在運転が停止している圧縮機20A、20B1、20B2の中から、累積運転時間が短い順に、空調能力の不足分を補う台数分の圧縮機20A、20B1、20B2を選択し、これらの圧縮機20A、20B1、20B2に対して、運転開始を指示すべく室外ユニット3に運転開始指示を送信すると共に(ステップS11)、これらの圧縮機20A、20B1、20B2の運転時間をカウントする(ステップS12)。
一方、空調能力が過度になっており、なおかつ、なおかつ、インバータ圧縮機20Aの能力制御だけでは空調能力を補えない場合(ステップS13:YES)、室外制御装置100Xは、現在運転中の圧縮機20A、20B1、20B2の中から、累積運転時間が長い順に、空調能力の過度を解消する台数分の圧縮機20A、20B1、20B2を選択し、これらの圧縮機20に対して、運転停止を指示すべく室外ユニット3に運転停止指示を送信すると共に(ステップS14)、これらの圧縮機20A、20B1、20B2の運転時間カウントを停止し(ステップS15)、この運転時間カウント値により、累積運転時間を更新する(ステップS16)。
また、空調能力の過不足が、現在運転中の1或いは幾つかのインバータ圧縮機20Aの能力を可変することで補うことが可能である場合(ステップS10、S13が共にNO)、室外制御装置100Xは、これらのインバータ圧縮機20Aの能力を、空調能力の過不足を満足する能力とすべく、室外ユニット3に対して、インバータ圧縮機20Aの能力を指示する(ステップS17)。このとき、室外制御装置100Xは、空調能力が不足している場合、累積運転時間の短いインバータ圧縮機20Aから順に、能力を上げる要求を出し、また、空調能力が過度になっている場合には、累積運転時間の長いインバータ圧縮機20Aから順に、能力を下げる要求を出す。この結果、累積運転時間の長短に応じてインバータ圧縮機20Aの能力が可変され、インバータ圧縮機20Aの消耗の程度を均一化させることができる。
このように、本実施の形態によれば、CCUとして機能する室外制御装置100Xが、各室外ユニット3に設けられた圧縮機20A、20B1、20B2の各々の累積運転時間を管理し、空調の要求能力を満足するように、累積運転時間に基づいて各圧縮機20A、20B1、20B2の運転開始或いは運転停止を指示するため、空調の要求能力を満足する運転が可能としつつ、圧縮機20A、20B1、20B2ごとの累積運転時間に偏りが生じるのを防止し、以って、特定の圧縮機の故障率が高くなるのを防止することができる。
また本実施の形態によれば、室外制御装置100Xは、要求能力を運転中のインバータ圧縮機20Aの能力制御のみでは補えない場合に、要求能力を満足するように、累積運転時間に基づいて、運転中の圧縮機20A、20B1、20B2に対する運転停止、或いは、停止中の圧縮機20A、20B1、20B2に対する運転開始を指示する。したがって、インバータ圧縮機20Aの能力制御で不十分な場合にだけ、他の圧縮機20A、20B1、20B2の運転・停止が制御されるため、制御対象となる圧縮機20A、20B1、20B2の台数を最小に留めることができる。
なお、上述した説明において、インバータ圧縮機20Aの累積運転時間を、運転時の能力ごと(例えば1馬力、2馬力など)に管理する構成とし、空調能力の過不足に応じて、インバータ圧縮機20Aの能力を可変する場合、必要となる能力での各インバータ圧縮機20Aの累積運転時間に基づいて、能力制御対象のインバータ圧縮機20Aを決定しても良い。これにより、インバータ圧縮機20Aの消耗の程度をより均一化させることができる。
<第2実施の形態>
次いで、本発明の第2実施の形態について説明する。上述した第1実施の形態では、室外制御装置100Xが、各室外ユニット3(室外ユニット3Xを含む)の圧縮機20A、20B1、20B2のそれぞれの電流値の総和に基づいて、インバータ圧縮機20Aの電流値を制御する構成を示した。これに対して、本実施の形態では、各室外ユニット3(室外ユニット3Xを含む)の電源回路の一次側に流れる電流値を検出し、各室外ユニット3の電流値の総和に基づいて、インバータ圧縮機20Aの電流値を制御する構成を示す。なお、以下の説明では、第1実施の形態に対応する個所には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8は、本実施の形態に係る室外制御装置100、100Xの機能的構成を示す図である。この図に示すように、本実施の形態では、各圧縮機20A、20B1、20B2に加え、室外ユニット100に設けられた電源回路110の一次側(電力が供給される側)にも、電流センサCTが設けられ、この電流センサCTの出力が入力回路105に入力され、各圧縮機20A、20B1、20B2に加え、電源回路110の一次側の電流値も定期的に室外ユニット3Xに送信される。
室外ユニット3Xの室外制御装置100Xは、室外ユニット3のそれぞれから、電源回路110の一次側の電流値を受信すると、この電流値の総和(室外ユニット3Xの電源回路110の一次側の電流値も含む)と、設定消費電力から算出される電流上限値とを比較し、第1実施の形態と同様にして、インバータ圧縮機20Aの電流値を制御する。
このように、本実施の形態によれば、各室外ユニット3の電流値の総和が、室外ユニット3Xの電源回路110の一次側の電流値に基づいて算出されるため、室外ユニット3が備える室外ファンや、各種電気回路に流れている電流が加味された正確な電流値の総和が求められる。これにより、より確実に消費電力が設定消費電力を超えないようにすることができる。
<変形例>
上述した第1及び第2実施の形態は本発明の一態様を示すものであり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
(変形例1)
上述した各実施の形態では、複数台の室外ユニット3のうち、いずれか1台の室外ユニット3の室外制御装置100に、各室外ユニット3の動作を制御する、いわゆるCCUの機能を持たせる構成としたが、これに限らず、CCUの機能を有した装置を室外ユニット3とは別体に設ける構成としても良い。
(変形例2)
上述した各実施の形態では、室外ユニット3のそれぞれが、1台のインバータ圧縮機20Aと、2台の定速圧縮機20B1、20B2を備える構成について例示したが、室外ユニット3に設けられる圧縮機の数、及び、その圧縮機の種別の組み合わせは任意である。
(変形例3)
上述した各実施の形態において、総電流値が電流上限値を超えた場合に、室外制御装置100Xが、インバータ圧縮機20Aの電流値を制限する構成を示したが、電流値を制限する対象のインバータ圧縮機20Aを、累積運転時間に応じて決定する構成としてもよい。この構成により、消費電力が設定消費電力を超えないようにすることができると共に、インバータ圧縮機20Aの消耗の程度の偏りを抑えることができる。
本発明の第1実施の形態に係る空気調和装置の構成を示す回路図である。 室外ユニットの構成を示す回路図である。 空気調和装置の制御系の構成を示す図である。 室外制御装置の機能的構成を示す図である。 管理テーブルの構成を模式的に示す図である。 デマンド制御のフローチャートである。 累積運転時間に基づく圧縮機の運転・停止制御のフローチャートである。 本発明の第2実施の形態に係る室外制御装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 空気調和装置
2 室内ユニット
3 室外ユニット
20 圧縮機
20A インバータ圧縮機
20B1、20B2 定速圧縮機
100、100X 室外制御装置
300 室外シリアルパラレルI/O装置
400 管理テーブル
CT 電流センサ

Claims (3)

  1. 圧縮機及び熱交換器を備える複数台の室外ユニットが室内ユニットから延びる冷媒配管に並列につながれ、前記圧縮機に少なくとも1以上のインバータ圧縮機を含む空気調和装置において、
    消費電力のカット分を設定する設定手段を設けると共に、前記圧縮機のそれぞれに電流センサを設け、前記圧縮機のそれぞれの電流値の総和と、前記カットされた消費電力とに基づいて、前記インバータ圧縮機の電流値を制御する
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記圧縮機のそれぞれの電流値の総和が、前記カットされた消費電力に対応する上限電流値を超えた場合に、運転中のインバータ圧縮機の電流値を制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記設定手段が消費電力のカット分を多段階に設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。
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