JP2006125614A - Oリングを用いたバルブ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便であり且つ弁及びパッキン材としての用途を満足しまた容易に開弁操作ができる方式及び構造形式を提供する。
【解決手段】Oリング3を楕円形または多角形に緊張固定したOリング3に接する内辺全周囲または一部を中空筒蓋状2としOリング3に接するOリング固定溝にOリング幅より狭い貫通孔4を設け中空筒蓋状2内部圧力がOリング3拘束力に勝る場合、貫通孔4を通じてOリング3を伸張させ開弁し中空筒蓋状2内部圧力とOリング3拘束力が均等した時点でOリング3が収縮閉弁し密閉状態を保つこのようにOリングの振幅を弁機能とし、またOリング3に接する貫通孔4に近接したOリング3露出部分を伸張することにより開弁操作を可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】Oリング3を楕円形または多角形に緊張固定したOリング3に接する内辺全周囲または一部を中空筒蓋状2としOリング3に接するOリング固定溝にOリング幅より狭い貫通孔4を設け中空筒蓋状2内部圧力がOリング3拘束力に勝る場合、貫通孔4を通じてOリング3を伸張させ開弁し中空筒蓋状2内部圧力とOリング3拘束力が均等した時点でOリング3が収縮閉弁し密閉状態を保つこのようにOリングの振幅を弁機能とし、またOリング3に接する貫通孔4に近接したOリング3露出部分を伸張することにより開弁操作を可能とする。
【選択図】 図1
Description
この発明はOリングを用いた弁及びパッキン構造に関するものである。
工業・製品用パッキン材であるOリングを本来のパッキン材としての用途以外に弁として併用するものである。
簡便であり且つ弁及びパッキン材としての用途を満足しまた容易に開弁操作ができる方式及び構造形式。
上記の目的を達成するためにこの発明に於いては次の如くする。
▲黒四角▼ 楕円形または多角形に緊張固定したOリングは不均一な拘束力を得られ拘束力の緩和された辺が生じる。
▲黒四角▼ このOリングの拘束力の緩和された内辺に接する全周囲または一部を中空筒蓋状とする。
▲黒四角▼ この中空筒蓋状とOリングが接する固定溝にOリング幅より狭い貫通孔を設け中空筒蓋状と貫通する。
▲黒四角▼ この貫通孔を通じ中空筒蓋状内部圧力がOリング拘束力に勝る場合、拘束力の緩和されたOリングを伸張させ開弁し中空筒蓋状内部圧力とOリング拘束力が均等した時点でOリングが収縮閉弁し密閉状態を保持するこのようにOリングの振幅動作を弁機能として利用する。
▲黒四角▼ この弁機能を有したOリングの貫通孔に近接した部分にOリング露出部分を設けOリング露出部分を伸張することにより開弁操作を可能とする。
▲黒四角▼ 楕円形または多角形に緊張固定したOリングは不均一な拘束力を得られ拘束力の緩和された辺が生じる。
▲黒四角▼ このOリングの拘束力の緩和された内辺に接する全周囲または一部を中空筒蓋状とする。
▲黒四角▼ この中空筒蓋状とOリングが接する固定溝にOリング幅より狭い貫通孔を設け中空筒蓋状と貫通する。
▲黒四角▼ この貫通孔を通じ中空筒蓋状内部圧力がOリング拘束力に勝る場合、拘束力の緩和されたOリングを伸張させ開弁し中空筒蓋状内部圧力とOリング拘束力が均等した時点でOリングが収縮閉弁し密閉状態を保持するこのようにOリングの振幅動作を弁機能として利用する。
▲黒四角▼ この弁機能を有したOリングの貫通孔に近接した部分にOリング露出部分を設けOリング露出部分を伸張することにより開弁操作を可能とする。
このように前記▲黒四角▼〜▲黒四角▼に従って実施すれば、簡便な方式及び構造形式にて弁及びパッキン材としての用途を満足しまた容易に開弁操作が可能となる。
簡便であり且つ弁及びパッキン材としての用途を満足しまた容易に開弁操作ができる方式及び構造形式が得られる。
以下、図に示す実施例に基づき、この発明を詳細に説明する。図1に於いてOリング3は中空筒蓋状2に楕円形に固定されOリング3は拘束力の緩和されたOリング3に接するOリング固定溝にOリング幅より狭い貫通孔4を設けている。
図6、図7にはこの発明に係る弁動作の動作状態を示してあり、Oリング3は中空筒蓋状2内部が平圧時または負圧時に於いて図6に示す状態で閉弁しパッキンとして作用している。
図7に示す状態でOリング3は中空筒蓋状2内部圧力がOリング3拘束力に勝り貫通孔4を通じてOリング3を伸張させ開弁、または貫通孔に近接したOリング3露出部分を伸張し開弁操作した状態であり弁として作用している。
この発明、Oリングを用いたバルブを用いて簡易的な減圧弁及び安全弁としての利用方法が考えられる。
1 スクリューキャップ
2 中空筒蓋状
3 Oリング
4 貫通孔
2 中空筒蓋状
3 Oリング
4 貫通孔
Claims (2)
- Oリングに本来のパッキン機能に追加して簡便な弁機能を加えるため楕円形または多角形に緊張固定したOリング3に於いてOリング3に接する内辺全周囲または一部を中空筒蓋状2としOリング3に接するOリング固定溝にOリング幅より狭い貫通孔4を設け中空筒蓋状2内部圧力がOリング3拘束力に勝る場合、貫通孔4を通じてOリング3を伸張させ開弁し中空筒蓋状2内部圧力とOリング3拘束力が均等した時点でOリング3が収縮閉弁し密閉状態を保つこのようにOリングの振幅を弁機能として追加する事を特徴とするOリングを用いたバルブ。
- 密閉容器に請求項1のOリングを用いたバルブを付加する事により密閉容器内が負圧で外圧により蓋が圧迫され開けにくい場合、Oリング3に接する貫通孔4に近接したOリング3露出部分を伸張することにより開弁し外圧を密閉容器内に導入させ均等圧とし、容器蓋が容易に開く事を特徴とする請求項1のOリングを用いたバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004343062A JP2006125614A (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | Oリングを用いたバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004343062A JP2006125614A (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | Oリングを用いたバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006125614A true JP2006125614A (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=36720539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004343062A Pending JP2006125614A (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | Oリングを用いたバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006125614A (ja) |
-
2004
- 2004-10-27 JP JP2004343062A patent/JP2006125614A/ja active Pending
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