JP2006116077A - テニス練習具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 テニスにおいてトップスピンをかけた際のボールの回転速度が解るテニス練習具を提供する。
【解決手段】 実際に使用されるテニスラケット11又は疑似ラケットからなるラケットに取付けられる支持手段13と、支持手段13に回転自在に取付けられ、その表面の少なくとも一部が支持手段13から突出かつ露出している回転体14と、回転体14の回転を検知し、回転体14の回転速度を音に変換する音発生器、又は回転体14の回転速度を視覚を通じて認識できる表示器を備える速度出力手段34とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 実際に使用されるテニスラケット11又は疑似ラケットからなるラケットに取付けられる支持手段13と、支持手段13に回転自在に取付けられ、その表面の少なくとも一部が支持手段13から突出かつ露出している回転体14と、回転体14の回転を検知し、回転体14の回転速度を音に変換する音発生器、又は回転体14の回転速度を視覚を通じて認識できる表示器を備える速度出力手段34とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、テニス用のラケットに取付けて、ラケットを振る際にトップスピンをかける練習を行うテニス練習具に関する。
従来、テニス、野球、及びゴルフ等の打球技において、ラケット、バット、及びクラブ等の打球具を振る際のスイングの速度、あるいは打球具によって打ち出されたボールのスピードを測定する速度測定器が開発されている(例えば、特許文献1参照)。また、テニスにおいては、所定長さのシャフトの先端にボールを回転自在に取付けて、トップスピン(順回転)、スライス(逆回転)、及びフラット(回転させない)等の練習を行うテニス練習機も開発されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1の発明では、ボール又は打球具の速度を測定するだけで、ボールに与えられた回転を測定することができなかった。特にテニスにおいては、トップスピンをかけたときのボールの時間当たりの回転数(回転速度)は測定されていなかった。従って、トップスピンを打つ練習では、実際にボールを打って練習せざるを得ず、広い場所及び練習相手が必要であった。また、特許文献2の発明では、ボールにトップスピンをかけることはできるが、ボールの回転の度合い、すなわち、回転の強さはボールの回転を目視しなければならなかった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、テニスにおいてトップスピンをかけた際のボールの回転速度が解るテニス練習具を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係るテニス練習具は、実際に使用されるテニスラケット又は疑似ラケットからなるラケットに取付けられる支持手段と、
前記支持手段に回転自在に取付けられ、その表面の少なくとも一部が前記支持手段から突出かつ露出している回転体と、
前記回転体の回転を検知し、該回転体の回転速度を音に変換する音発生器、又は該回転体の回転速度を視覚を通じて認識できる表示器を備える速度出力手段とを有する。
前記支持手段に回転自在に取付けられ、その表面の少なくとも一部が前記支持手段から突出かつ露出している回転体と、
前記回転体の回転を検知し、該回転体の回転速度を音に変換する音発生器、又は該回転体の回転速度を視覚を通じて認識できる表示器を備える速度出力手段とを有する。
本発明のテニス練習具において、回転体の回転を検知するセンサーとしては、反射式及び透過型の光電センサー、及び磁気(金属)センサー等があり、特に、回転体が車輪状の場合には、その回転軸に取付けられるロータリーエンコーダを使用してもよい。
テニス練習具を使用して回転体にトップスピン(順回転)をかける場合、立設(垂直又は傾斜して)配置された壁板に向かってラケットを振り、回転体が壁板に当たると同時にラケットを上方に移動させて回転体を回転させる。この際の回転体の回転速度(時間当たりの回転数)を速度出力手段によって知ることができるので、この回転速度によりどの程度のトップスピンがかかったかを知ることができる。
テニス練習具を使用して回転体にトップスピン(順回転)をかける場合、立設(垂直又は傾斜して)配置された壁板に向かってラケットを振り、回転体が壁板に当たると同時にラケットを上方に移動させて回転体を回転させる。この際の回転体の回転速度(時間当たりの回転数)を速度出力手段によって知ることができるので、この回転速度によりどの程度のトップスピンがかかったかを知ることができる。
本発明に係るテニス練習具においては、回転体の回転速度を音に変換する音発生器、又は回転体の回転速度を視覚を通じて認識できる表示器を備える速度出力手段を有するので、回転体の回転の度合いを知ることができ、効率的な練習ができる。また、回転体が支持手段から突出かつ露出しているので、ラケットを振る際には回転体が壁板に接触して支持手段が壊れ難くなる。更に、ラケットに取付けて使用するので、狭い場所で、しかも、一人で練習できる。
また、支持手段をラケットのフレームに張設されているストリングスに取り外し可能に取付けた場合には、ストリングスの弾力により、回転体の壁板との接触による衝撃を和らげることができると共に、複数のラケットに取付けて練習ができる。回転体の外側を反発性を有する部材で形成した場合には、回転体の壁板との接触による衝撃を和らげることができる。回転体を弾性部材を介してベース部材に対して突出する方向に付勢させた場合には、回転体を壁板と接触させた場合に、回転体が弾性部材の付勢に対向してベース部材側に移動するので、接触による衝撃を緩衝して、テニス練習具の破損を防止することができる。回転体を弾性力を有する球体とした場合には、回転体をどの方向にも回転させることができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1及び図2はそれぞれ本発明の第1の実施の形態に係るテニス練習具の正面図、側面図、図3は同テニス練習具を取付けたテニスラケットの説明図、図4は同テニス練習具の速度出力手段の説明図、図5〜図7はそれぞれ本発明の第2の実施の形態に係るテニス練習具の正面図、側面図、平面図、図8(A)、(B)はそれぞれ同テニス練習具の音発生器の正断面図、側面図、図9及び図10はそれぞれ本発明の第3の実施の形態に係るテニス練習具の正面図、側面図、図11は本発明の第4の実施の形態に係るテニス練習具の説明図、図12は同テニス練習具を取付けた疑似ラケットの説明図である。
ここで、図1及び図2はそれぞれ本発明の第1の実施の形態に係るテニス練習具の正面図、側面図、図3は同テニス練習具を取付けたテニスラケットの説明図、図4は同テニス練習具の速度出力手段の説明図、図5〜図7はそれぞれ本発明の第2の実施の形態に係るテニス練習具の正面図、側面図、平面図、図8(A)、(B)はそれぞれ同テニス練習具の音発生器の正断面図、側面図、図9及び図10はそれぞれ本発明の第3の実施の形態に係るテニス練習具の正面図、側面図、図11は本発明の第4の実施の形態に係るテニス練習具の説明図、図12は同テニス練習具を取付けた疑似ラケットの説明図である。
図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るテニス練習具10について説明する。
テニス練習具10は、ラケットの一例である実際に使用されるテニスラケット11のフレーム11aに格子状に張設されたストリングス12に取付けられる支持手段13と、支持手段13に回転自在に取付けられる回転体14とを有し、更に、回転体14の回転数を検知して、その回転速度を認識できる速度出力手段を構成する指示計型表示器34を備えている。以下、詳しく説明する。
テニス練習具10は、ラケットの一例である実際に使用されるテニスラケット11のフレーム11aに格子状に張設されたストリングス12に取付けられる支持手段13と、支持手段13に回転自在に取付けられる回転体14とを有し、更に、回転体14の回転数を検知して、その回転速度を認識できる速度出力手段を構成する指示計型表示器34を備えている。以下、詳しく説明する。
回転体14は、車輪状となっており、その軸心には回転軸16が設けられ、回転軸16を中心として回転自在となっている。また、回転体14の外周面には、反発力を有する部材の一例であるゴム製リング15が取付けられている。回転体14の外周の直径は、テニスボール17の直径(6.35〜6.67cm)よりも小さく形成され、しかも、回転体14のストリングス12からの突出高さは、テニスボール17の直径と同じ長さとなって、更に、回転体14の最も突出している部分がテニスラケット11のスイートスポットのほぼ中心となるように配置されている。なお、回転体14のストリングス12からの突出高さは、テニスボール17の直径の1〜2倍程度にできる。また、図2に示すように、回転体14を側面視した際の外側形状は、テニスボール17の半径を円弧とした樽型となっている。更に、回転体14の一側面側の一部には、光を反射する反射材18が取付けられている。
支持手段13は、ストリングス12に取り外し可能に固定される矩形薄板状のベース部材19と、ベース部材19に立設配置され、回転体14の回転軸16の両端をそれぞれ支持する図示しない軸受が設けられた一対の軸受部材20、21とを備え、しかも、支持手段13に取付けた回転体14の表面の一部が支持手段13から突出かつ露出して配置されている。
ベース部材19は、一端及び他端にストリングス12に引っ掛けて固定可能な鉤状の引掛部22がそれぞれ1又は複数、例えば2個ずつ設けられている。引掛部22の先部には、内側に折り返された爪36が設けられ、テニス練習具10がストリングス12から外れ難くなっている。引掛部22の爪36を引き上げて、テニス練習具10をストリングス12から取り外すことができる。
ベース部材19は、テニスラケット11の前面、すなわちテニスボール17を打つ側のストリングス12の中央部(テニスラケット11のスイートスポット又はその近傍)に取付けられる。図3に示すように、テニスラケット11のフェイス面(打球面)26を前方に向け地面に対して垂直に、かつ、テニスラケット11のグリップ27を地面と平行になるようにテニスラケット11を配置した場合(以下、基本ポジションという)に、引掛部22がベース部材19の上下に位置するようにテニス練習具10を配置して、一方側(例えば、上側)の引掛部22をストリングス12に引っ掛けた状態で、他方側(下側)の引掛部22をストリングス12を撓めながら引っ掛ける。
支持手段13の一対の軸受部材20、21は、所定の間隔を有して配置され、軸受部材20、21にそれぞれ設けられた軸受は、ベース部材19と所定の間隔を設けて対向配置され、回転体14の回転軸16を回転自在に支持している。軸受部材20、21は、テニスラケット11が前記した基本ポジションにある場合、フェイス面26に回転体14の回転軸16が地面と平行となるように、ベース部材19の左右にそれぞれ取付けられている。
更に、一方側(グリップ27側)の軸受部材20には、回転体14に設けられた反射材18に向けて光を発射する発光部29、及び反射材18で反射した光(反射光)を受光する受光部30を備えた反射型の光電センサー31(速度出力手段を構成するセンサーの一例)が設けられ、回転体14の回転が検知可能となっている。軸受部材20には、光電センサー31によって検知した回転体14の回転をカウントするカウンタ32と、カウンタ32によって計測された回転数を時間当たりの回転数、すなわち、回転速度に変換するコンピュータ33が設けられている。
更に、軸受部材20の外側には、コンピュータ33で変換された回転速度をデジタル表示する指示計型表示器34が取付けられ、視覚によって回転体14の回転速度を認識することができる。軸受部材20には、光電センサー31、カウンタ32、コンピュータ33、及び指示計型表示器34へ電気を供給する電池35が設けられている(図4参照)。なお、指示計型表示器は、回転体14の回転速度をアナログで表示するものであってもよい。また、回転体の軸心方向に貫通孔を設け、一対の軸受部材に透過型の光電センサーの発光部及び受光部をそれぞれ配置して、発光部から発射されて貫通孔を通過した光を受光部で受けることにより、回転体の回転を検知する表示器を設けることもできる。カウンタ、コンピュータ、及び電池は、ベース部材に設置してもよい。電池は、一次電池又は二次電池でもよく、ソーラーバッテリ及び蓄電池で構成することもできる。
図4に二点鎖線で示すように、コンピュータ33には、回転体14の回転数によって周波数の異なる音を発生するスピーカを備えた音色型速度表示器36aを接続することができる。音色型速度表示器36aは、回転体14の回転速度が速い、普通、又は遅い場合にそれぞれ、880ヘルツ、440ヘルツ、220ヘルツに変換した音をスピーカから発生することができる。また、音色型速度表示器36aは、回転速度に正比例させた周波数の音をスピーカから発生することもできる。
図4に二点鎖線で示すように、コンピュータ33には、回転体14の回転速度を検出するセンサーの出力によって色の異なる、例えば、青色、赤色、及び緑色の発光ダイオード37a、37b、37cを発光させる色可変型速度表示器37dを接続することができる。色可変型速度表示器37dは、回転体14の回転速度が速い、普通、又は遅い場合に、それぞれ青色、赤色、及び緑色の発光ダイオード37a、37b、37cを点灯させることができる。また、発光ダイオード37a、37b、37cを2つ以上同時に点灯して回転速度によって発する光の色を変えてもよい。また、色可変型速度表示器を発光ダイオードの代わりに、着色した電球、又は、液晶等で構成してもよい。
図4に二点鎖線で示すように、コンピュータ33には、回転体14の回転速度(回転数)を検出するセンサーの出力によって発光器(例えば、発光ダイオード、及び電球等)の点滅速度を変える点滅型速度表示器38を接続することができる。
このように、コンピュータ33には、指示計型表示器34、音色型速度表示器36a、色可変型速度表示器37d、及び点滅型速度表示器38のいずれか1又は2以上を用いた速度出力手段が設けられ、回転体14の回転速度を音、又は視覚を通じて認識することができる。
このように、コンピュータ33には、指示計型表示器34、音色型速度表示器36a、色可変型速度表示器37d、及び点滅型速度表示器38のいずれか1又は2以上を用いた速度出力手段が設けられ、回転体14の回転速度を音、又は視覚を通じて認識することができる。
次に、テニス練習具10の使用方法について説明する。
図3に示すように、テニスラケット11にテニス練習具10を取付けて、軸受部材20に設けられた光電センサー31の発光部29から回転体14に光が照射された状態で、立設配置された図示しない壁板に向かってテニスラケット11を振る。回転体14を壁板に接触させると同時にテニスラケット11を上方に振り回転体14を順回転させる。この際に、発光部29から回転体14に照射された光は、回転体14に設けられた反射材18に当たると反射して、軸受部材20に設けられた光電センサー31の受光部30で検知される。
図3に示すように、テニスラケット11にテニス練習具10を取付けて、軸受部材20に設けられた光電センサー31の発光部29から回転体14に光が照射された状態で、立設配置された図示しない壁板に向かってテニスラケット11を振る。回転体14を壁板に接触させると同時にテニスラケット11を上方に振り回転体14を順回転させる。この際に、発光部29から回転体14に照射された光は、回転体14に設けられた反射材18に当たると反射して、軸受部材20に設けられた光電センサー31の受光部30で検知される。
回転体14には1個の反射材18が設けられているので、受光部30で検知される反射光の受光回数と回転体14の回転数が同じとなる。受光部30で検知された受光回数は、カウンタ32及びコンピュータ33によって時間当たりの回転数(回転速度)に変換され、指示計型表示器34に回転速度がデジタル表示される。回転速度は、例えば、1秒間毎、1分間毎、及び1時間毎のいずれか1を表示してもよく、いずれか2以上を切り替えて表示できるようにしてもよい。回転体14の回転速度によって順回転の度合い、例えば、回転速度が速い場合には強烈なトップスピンがかかったことが解る。
指示計型表示器34が設けられた軸受部材20がグリップ27側となるように、テニス練習具10をテニスラケット11に取付けたので、指示計型表示器34が見易くなっている。
回転体14の外周面には、ゴム製リング15が取付けられているので、回転体14の壁板への接触時の衝撃を和らげることができる。また、回転体14が支持手段13から突出及び露出しているので、テニスラケット11を振る際に回転体14が壁板に接触して支持手段13が壊れ難くなっている。
回転体14の外周面には、ゴム製リング15が取付けられているので、回転体14の壁板への接触時の衝撃を和らげることができる。また、回転体14が支持手段13から突出及び露出しているので、テニスラケット11を振る際に回転体14が壁板に接触して支持手段13が壊れ難くなっている。
図5〜図8を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るテニス練習具40について説明する。なお、テニス練習具10と同一の構成要素については同一の番号を付してその詳しい説明を省略する。また、以下の説明において、テニス練習具40は図3の基本ポジションにあるテニスラケット11に取付けられた状態としている(以下の実施の形態においても同じ)。
テニス練習具40は、速度出力手段を構成するサイレンからなる音発生器42を備えている点と、軸受部材43が車輪状の回転体41を支持するコ字状軸受部48及びコ字状軸受部48の基側に設けられかつベース部材19に回動自在に取付けられた支持基部49を有する点と、回転体41が軸受部材43をベース部材19に対して外方向に付勢する弾性部材の一例であるスプリング50を介してベース部材19に対して突出する方向に付勢されている点と、ベース部材19をボルト24及びナット28によってストリングス12に固定する点とが、テニス練習具10と異なっている。以下、詳しく説明する。
図5〜図7に示すように、テニス練習具40は、ベース部材19(第1の実施の形態と実質的に同じ)の上下に、1又は複数、例えば2個の貫通孔25がそれぞれ設けられ、貫通孔25に連通する貫通孔23aを有する固定板23を、ストリングス12を挟んで反対側に配置して、貫通孔25及び貫通孔23aに挿通するボルト24及びナット28によりストリングス12に固定できるようになっている。また、ベース部材19と固定板23との間には、ウレタン等で形成されたスペーサー37が配置され、ストリングス12を保護している。なお、スペーサーの替わりに、固定板23にストリングス12の対応する位置に凹部を設けてもよい。
また、ベース部材19の上側には、軸受部材43の支持基部49を貫通して配置される回動軸51を介して回動自在に取付ける左右の軸受部52、53が設けられ、軸受部材43のコ字状軸受部48に取付けられた回転体41が回動軸51を中心として前後方向に回動可能となっている。なお、ベース部材19及び軸受部材43によって支持手段が構成されている。
更に、スプリング50は、図7に示すように、ベース部材19に基部が配置され、軸受部52側の回動軸51、支持基部49、及び軸受部53側の回動軸51を介して、ベース部材19に先部が配置されており、軸受部材43をベース部材19に対して外方向、すなわち、前方に付勢している。軸受部材43に取付けた回転体41の表面の一部は支持手段から突出かつ露出して配置されている。
また、支持基部49には、スプリング50によってベース部材19に対して外方向に付勢される軸受部材43を所定位置で止めるストッパー49aが設けられている。回転体41がベース部材19側に移動した状態(図5において、二点鎖線で示す)で、回転体41が外側に露出可能であり、しかも、軸受部材43及び回動部52、53が露出しない流線型のカバー50a(二点鎖線で示す)がベース部材19に取付けられ、テニス練習具40を保護すると共に、空気抵抗を減少させてテニスラケット11を振り易くしている。
図8(A)、(B)に示すように、音発生器42は、コ字状軸受部48の一方側に固定され、内部に滑り軸受46が設けられた円筒状の固定軸44と、固定軸44に取付けられる固定円板55とを有する固定部材55aを備えている。固定円板55には、複数、例えば、円周方向に等間隔で16個、かつ半径方向に3段、合計48個の貫通孔54がコ字状軸受部48の一方側から他方側へ半径方向外側に広がる方向に斜めに設けられている。
また、音発生器42は、コ字状軸受部48の他方側に設けられた滑り軸受47に回転自在に取付けられる筒状の回転軸45と、回転軸45に取付けられ、回転軸45に連通して設けられる大径の筒体56と、固定円板55と隙間を有して対面して筒体56に配置される回転円板59と、回転円板59に設けられ、固定軸44の滑り軸受47で支持される回転軸45aとを有する回転部材59aを備えている。回転円板59は、固定円板55の貫通孔54と実質的に同じ位置で、コ字状軸受部48の他方側から一方側へ半径方向外側に広がる方向に斜めに穿設される48個の貫通孔58を備えている。また、筒体56の内部には空気室57が形成されている。
筒体56の外周面には、反発力を有する部材の一例であるゴム製リング15が取付けられ、回転部材59aとゴム製リング15とで回転体41が構成されている。ゴム製リング15によって、回転体41の壁板への衝突の際の衝撃を抑えることができる。また、回転体41のストリングス12からの突出高さは、テニスボール17の直径と同じ長さとなって、更に、回転体41の最も突出している部分がテニスラケット11のスイートスポットのほぼ中心となるように配置されている。回転体41を側面視した際の外側形状は、テニスボール17の半径を円弧とした樽型となっている。
ここで、回転円板59の貫通孔58がコ字状軸受部48の他方側から一方側へ半径方向外側に広がる方向に斜めに穿設されているので、回転体41の回転によって空気室57内の空気は、遠心力で回転円板59側に移動する。貫通孔54及び貫通孔58が一致した場合、空気室57内の空気は、貫通孔58から貫通孔54を通って音発生器42の外部に放出される。また、貫通孔54及び貫通孔58が一致しない場合、空気室57内の空気は、音発生器42の外部に放出されない。このような断続的な空気流によって音が発生する。空気が貫通孔54及び貫通孔58を通過する際には、回転体41の外側の空気が回転軸45を介して空気室57に供給される。
ここで、音の単位時間当たりの振動数は、同一半径に設けられた貫通孔58の数(16個)と、回転体41の時間当たりの回転数を掛け合わせたものであり、例えば、1秒間当たりの回転体41の回転数が20回である場合には、1秒間当たりの振動数が320、すなわち、320ヘルツとなる。従って、発生する音の振動数(周波数)が高い場合には、回転体41の回転速度が速いことが解る。また、回転円板59は、円周方向に16個設けられた貫通孔58が、半径方向に3段となっているので、音量が大きくなる。なお、人の可聴周波数は、およそ20〜20000ヘルツである。
次に、テニス練習具40の使用方法について説明する。
まず、テニスラケット11のストリングス12にベース部材19の4つの貫通孔25にボルト24を前方から挿通し、ベース部材19の裏側の対応位置にスペーサー37を配置して、ストリングス12を挟んで反対側の上部及び下部にそれぞれ配置した固定板23に設けられた貫通孔23aから突出したボルト24にナット28をねじ止めしてテニス練習具40を取付ける。
まず、テニスラケット11のストリングス12にベース部材19の4つの貫通孔25にボルト24を前方から挿通し、ベース部材19の裏側の対応位置にスペーサー37を配置して、ストリングス12を挟んで反対側の上部及び下部にそれぞれ配置した固定板23に設けられた貫通孔23aから突出したボルト24にナット28をねじ止めしてテニス練習具40を取付ける。
テニス練習具40を立設配置された図示しない壁板に向かってテニスラケット11を振り、回転体41を壁板に接触させると同時にテニスラケット11を上方に振り回転体41の回転円板59を順回転させる。ここで、回転円板59の回転により、回転円板59の貫通孔58と、固定円板55の貫通孔54が連通した際に、空気室57内の空気が貫通孔54から音発生器42の外側へ放出されて音を発生する。この際には、回転体41の外側から回転軸45を介して空気室57に空気が取り込まれる。発生する音の周波数、すなわち、音の高さによって回転体41の回転数が解り、その回転数によって、回転体41の回転の度合いを知ることができる。
回転体41は、スプリング50の付勢力に対向して、回動軸51を介してベース部材19側に移動することができる。これによって、回転体41の壁板への接触による衝撃を緩衝することができる。回転体41の外周面には、ゴム製リング15が取付けられているので、回転体41の壁板への接触時の衝撃をより和らげることができる。回転体41が軸受部材43から突出及び露出しているので、ラケットを振る際には回転体41が壁板と接触して支持手段が壊れ難くなっている。
図9及び図10を参照して、本発明の第3の実施の形態に係るテニス練習具60について説明する。
テニス練習具60は、車輪状の回転体61がベース部材19に対して、弾性部材の一例であるスプリング62によって外方向に直角、すなわち、前方に突出して付勢されている点と、回転体61のストリングス12からの突出高さが、テニスボール17の直径よりも若干、例えば、2〜3cm高くなっている点と、速度出力手段として、回転体61の側部に取付けた金属板63の回転数を検知するセンサーの一例である磁気センサー64と、磁気センサー64の出力を音の周波数に変換してスピーカから出力する音色型速度表示器65とを有している点と、ベース部材19の一端に引掛部22が他端に貫通孔25が設けられている点とが、テニス練習具10、40と異なっている。以下、詳しく説明する。
テニス練習具60は、車輪状の回転体61がベース部材19に対して、弾性部材の一例であるスプリング62によって外方向に直角、すなわち、前方に突出して付勢されている点と、回転体61のストリングス12からの突出高さが、テニスボール17の直径よりも若干、例えば、2〜3cm高くなっている点と、速度出力手段として、回転体61の側部に取付けた金属板63の回転数を検知するセンサーの一例である磁気センサー64と、磁気センサー64の出力を音の周波数に変換してスピーカから出力する音色型速度表示器65とを有している点と、ベース部材19の一端に引掛部22が他端に貫通孔25が設けられている点とが、テニス練習具10、40と異なっている。以下、詳しく説明する。
テニス練習具60は、ベース部材19(第1の実施の形態と実質的に同じ)の一端にストリングス12に引っ掛けて固定可能な先部に爪36を備えた引掛部22が、1又は複数、例えば2個設けられている。また、ベース部材19の他端には、1又は複数、例えば2個の貫通孔25が設けられ、貫通孔25連通する貫通孔23aを有する固定板23をストリングス12を挟んで反対側に配置して、貫通孔25及び貫通孔23aに挿通するボルト24及びナット28によりストリングス12に固定できるようになっている。
回転体61に設けられ、左右方向に水平に配置される回転軸66の両端をそれぞれ支持する図示しない軸受が設けられたコ字状軸受部67を備えた軸受部材68を有し、軸受部材68と共に支持手段を構成するベース部材19には、コ字状軸受部67を前後方向に摺動可能に保持する断面コ字状の保持枠69、70がコ字状軸受部67の左右両側に設けられている。
保持枠69、70の間で、しかも、コ字状軸受部67の底部及びベース部材19の上部には、コ字状軸受部67をベース部材19の外方向、すなわち、前方に付勢するスプリング62が配置され、回転体61が壁板に接触した際に、回転体61がベース部材19側に移動可能となって、回転体61に強い衝撃があった際に、テニス練習具60が壊れるのを防止している。また、回転体61は、その外周面に反発性を有する部材の一例であるゴム製リング71が取付けられ、回転体61の壁板への接触時の衝撃を和らげている。なお、テニス練習具60では、回転体61のストリングス12からの突出高さをテニスボール17の直径よりも2〜3cm高くしたが、テニスボール17の直径と同じ高さであってもよく、テニスボール17の直径の2倍程度の高さにしてもよい。
テニス練習具60は、磁気センサー64によって検知した金属板63の回転数をカウントする図示しないカウンタと、カウンタによって計測された回転数を時間当たりの回転数、すなわち、回転速度に変換する図示しないコンピュータが設けられ、更に、保持枠69の外側には、コンピュータで変換された回転速度を音の周波数に変換してスピーカから出力する音色型速度表示器65が取付けられ、発生する音の周波数によって回転体61の回転速度を認識することができる。
次に、テニス練習具60の使用方法について説明する。
まず、テニスラケット11のストリングス12にベース部材19の一端に設けられた引掛部22を引っ掛けた状態で、他端の貫通孔25にボルト24を前方から挿通し、ベース部材19の裏側にスペーサー37を配置して、ストリングス12を挟んで反対側に配置した固定板23に設けられた貫通孔23aから突出したボルト24にナット28をねじ止めしてテニス練習具60を取付ける。なお、テニス練習具60の引掛部22を上側に、貫通孔23aを下側に配置することによって、貫通孔23aからボルト24が外れた際に、テニス練習具60がストリングス12から外れ難くすることができる。
まず、テニスラケット11のストリングス12にベース部材19の一端に設けられた引掛部22を引っ掛けた状態で、他端の貫通孔25にボルト24を前方から挿通し、ベース部材19の裏側にスペーサー37を配置して、ストリングス12を挟んで反対側に配置した固定板23に設けられた貫通孔23aから突出したボルト24にナット28をねじ止めしてテニス練習具60を取付ける。なお、テニス練習具60の引掛部22を上側に、貫通孔23aを下側に配置することによって、貫通孔23aからボルト24が外れた際に、テニス練習具60がストリングス12から外れ難くすることができる。
テニス練習具60を立設配置された図示しない壁板に向かってテニスラケット11を振り、回転体61を壁板に接触させると同時にテニスラケット11を上方に振り回転体61を順回転させる。ここで、回転体61に取付けられた金属板63の回転を磁気センサー64で検知し、カウンタ及びコンピュータによって時間当たりの回転数(回転速度)に変換され、更に、音色型速度表示器65によって回転速度に応じた周波数の音を発生させる。
これによって、回転体61の回転速度によって順回転の度合い、例えば、回転速度が速い場合には強烈なトップスピンを与えることができるスイングであったことが解る。また、回転体61が軸受部材68から突出及び露出しているので、ラケットを振る際には回転体61が壁板と接触して支持手段が壊れ難くなっている。
図11及び図12を参照して、本発明の第4の実施の形態に係るテニス練習具80について説明する。
テニス練習具80は、ラケットの一例である疑似ラケット81に固定されている。疑似ラケット81には、フレーム11aにストリングスではなく、板状部材82が取付けられている。なお、板状部材82には、空気抵抗を抑えるために強度が損なわれない程度の空気抜き孔を設けてもよい。また、疑似ラケットとして、棒状の部材を使用してもよい。
テニス練習具80は、ラケットの一例である疑似ラケット81に固定されている。疑似ラケット81には、フレーム11aにストリングスではなく、板状部材82が取付けられている。なお、板状部材82には、空気抵抗を抑えるために強度が損なわれない程度の空気抜き孔を設けてもよい。また、疑似ラケットとして、棒状の部材を使用してもよい。
テニス練習具80は、弾性力を有する球体、例えば、テニスボールで構成される回転体83と、板状部材82に取付けられ、回転体83の上部(図では、前方)を露出すると共に、回転自在に取付ける支持手段84とを有している。支持手段84は、板状部材82に取付けられ、内部に設けられた空間部に回転体83を回転可能に配置し支持している。支持手段84は、回転体83の半径よりも少しだけ大きい半径(例えば、1〜3mm程度、例えば、1mm)を有する半球状の凹部85を備えた支持体基部86と、支持体基部86の先部に設けられた雄ねじ87に螺合する雌ねじ88を備え、支持体基部86の凹部85の上部に連通して設けられて、回転体83の半径よりも少しだけ大きい半径(例えば、1〜3mm程度、例えば、1mm)を有する球状の凹部89を備えた筒状の支持体先部90とを有している。
更に、支持体基部86の凹部85及び支持体先部90の凹部89には、高さが1mmの複数の半球状の突起部91が設けられ、回転体83と支持手段84との間に隙間部92が設けられている。突起部91及び隙間部92によって、回転体83が回転し易くなっている。なお、回転体が回転し易い部材で構成されている場合には、突起部は設けなくてもよい。また、支持手段の空間部も、回転体が支持手段の先部から取り出されない大きさとすればよい。
テニス練習具80は、支持体基部86に回転体83の表面のわずかな凹凸を感知して電気信号に変換する速度出力手段を構成するセンサーの一例である光電センサー93と、光電センサー93によって回転体83の凹凸を検知して、回転体83の回転をカウントする図示しないカウンタと、カウンタによって計測された回転数を時間当たりの回転数、すなわち、回転速度に変換する図示しないコンピュータと、支持体基部86外側に光電センサー93の出力、すなわち、回転速度に応じて光の色が変わる速度出力手段を構成する色可変型速度表示器94とが設けられている。
色可変型速度表示器94は、回転体83の回転速度に応じて、発光する色を変える、例えば、青色、赤色、及び緑色の発光ダイオードを備えている。光電センサーは、支持手段84の空間部の一部に設けてもよく、また、センサーとして空間部の一部に回転体83に接触する複数の回転ローラ(例えば、コンピュータに使用されるボール式のマウスに使用されている)を設け、複数の回転ローラが回転する際の移動距離によって回転体83の回転を検知してもよい。
次に、テニス練習具80の使用方法について説明する。
まず、疑似ラケット81に取付けられたテニス練習具80を立設配置された図示しない壁板に向かって振り、回転体83を壁板に接触させると同時に疑似ラケット81を上方に振り回転体83を順回転させる。回転体83が球体で形成されているので、回転体83をどの方向にも回転させることができ、疑似ラケット81を上下方向以外に振るミスショットをしても回転体83が回転可能となり、テニス練習具80が壊れ難くなっている。色可変型速度表示器94によって、回転体61の回転速度によって順回転の度合い、例えば、回転速度が速い場合には強烈なトップスピンを与えることができるスイングであったことが解る。
まず、疑似ラケット81に取付けられたテニス練習具80を立設配置された図示しない壁板に向かって振り、回転体83を壁板に接触させると同時に疑似ラケット81を上方に振り回転体83を順回転させる。回転体83が球体で形成されているので、回転体83をどの方向にも回転させることができ、疑似ラケット81を上下方向以外に振るミスショットをしても回転体83が回転可能となり、テニス練習具80が壊れ難くなっている。色可変型速度表示器94によって、回転体61の回転速度によって順回転の度合い、例えば、回転速度が速い場合には強烈なトップスピンを与えることができるスイングであったことが解る。
本発明は、前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明のテニス練習具を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。例えば、前記実施の形態のテニス練習具において、回転体の回転を検知するセンサーとして、光電センサー及び磁気センサー等を使用したが、回転体が車輪状の場合には、その回転軸に取付けられるロータリーエンコーダを使用してもよい。
また、テニス練習具は、強度を高くするために大型化してもよく、また、軽量化のために小型化してもよい。更に、回転体の回転軸には、回転体の回転に負荷をかけるギアを設けてもよく、ギアによって回転し難くなった回転体を速く回転させることによって強烈なスピンをかける練習ができる。回転体として、剛体からなる球体を使用してもよい。
10:テニス練習具、11:テニスラケット、11a:フレーム、12:ストリングス、13:支持手段、14:回転体、15:ゴム製リング、16:回転軸、17:テニスボール、18:反射材、19:ベース部材、20、21:軸受部材、22:引掛部、23:固定板、23a:貫通孔、24:ボルト、25:貫通孔、26:フェイス面、27:グリップ、28:ナット、29:発光部、30:受光部、31:光電センサー、32:カウンタ、33:コンピュータ、34:指示計型表示器、35:電池、36:爪、36a:音色型速度表示器、37:スペーサー、37a、37b、37c:発光ダイオード、37d:色可変型速度表示器、38:点滅型速度表示器、40:テニス練習具、41:回転体、42:音発生器、43:軸受部材、44:固定軸、45、45a:回転軸、46、47:滑り軸受、48:コ字状軸受部、49:支持基部、49a:ストッパー、50:スプリング、50a:カバー、51:回動軸、52、53:軸受部、54:貫通孔、55:固定円板、55a:固定部材、56:筒体、57:空気室、58:貫通孔、59:回転円板、59a:回転部材、60:テニス練習具、61:回転体、62:スプリング、63:金属板、64:磁気センサー、65:音色型速度表示器、66:回転軸、67:コ字状軸受部、68:軸受部材、69、70:保持枠、71:ゴム製リング、80:テニス練習具、81:疑似ラケット、82:板状部材、83:回転体、84:支持手段、85:凹部、86:支持体基部、87:雄ねじ、88:雌ねじ、89:凹部、90:支持体先部、91:突起部、92:隙間部、93:光電センサー、94:色可変型速度表示器
Claims (7)
- 実際に使用されるテニスラケット又は疑似ラケットからなるラケットに取付けられる支持手段と、
前記支持手段に回転自在に取付けられ、その表面の少なくとも一部が前記支持手段から突出かつ露出している回転体と、
前記回転体の回転を検知し、該回転体の回転速度を音に変換する音発生器、又は該回転体の回転速度を視覚を通じて認識できる表示器を備える速度出力手段とを有することを特徴とするテニス練習具。 - 請求項1記載のテニス練習具において、前記支持手段は、前記ラケットのフレームに張設されているストリングスに取り外し可能に取付けられるベース部材と、該ベース部材に取付けられ、前記回転体を支持する軸受部材とを有し、
更に、前記回転体の少なくとも外側は反発性を有する部材が使用されていることを特徴とするテニス練習具。 - 請求項2記載のテニス練習具において、前記回転体は、弾性部材を介して前記ベース部材に対して突出する方向に付勢されていることを特徴とするテニス練習具。
- 請求項3記載のテニス練習具において、前記回転体が車輪状となって、前記軸受部材は前記回転体の両側を支持するコ字状軸受部と、該コ字状軸受部の基側に設けられかつ前記ベース部材に軸受部を介して回動自在に取付けられた支持基部とを有し、
前記弾性部材は前記軸受部材を前記ベース部材に対して外方向に付勢するスプリングを有することを特徴とするテニス練習具。 - 請求項3記載のテニス練習具において、前記回転体が車輪状となって、前記軸受部材は前記回転体の両側を支持するコ字状軸受部を有し、
前記弾性部材は前記コ字状軸受部を前記ベース部材に対して外方向に付勢するスプリングを有することを特徴とするテニス練習具。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のテニス練習具において、前記速度出力手段は、サイレンからなる前記音発生器、前記回転体の回転速度を検出するセンサーの出力に応じて光の色が変わる色可変型速度表示器、前記回転体の回転速度を検出するセンサーの出力をデジタル又はアナログ表示する指示計型表示器、前記回転体の回転速度を検出するセンサーの出力を音の周波数に変換してスピーカから出力する音色型速度表示器、及び前記回転体の回転速度を検出するセンサーの出力によって発光器の点滅速度を変える点滅型速度表示器のいずれか1又は2以上が用いられていることを特徴とするテニス練習具。
- 請求項1記載のテニス練習具において、前記回転体は、弾性力を有する又は剛体からなる球体であって、前記支持手段は該球体の上部を露出させて回転可能に支持する空間部を有し、
更に、前記速度出力手段は、前記支持手段に設けられて前記球体の回転を検知して電気信号に変換するセンサーと、該センサーの出力に応じて光の色が変わる色可変型速度表示器、該センサーの出力をデジタル又はアナログ表示する指示計型表示器、該センサーの出力を音の周波数に変換してスピーカから出力する音色型速度表示器、及び該センサーの出力によって発光器の点滅速度を変える点滅型速度表示器のいずれか1とを有することを特徴とするテニス練習具。
Priority Applications (1)
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Citations (4)
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JPS55500721A (ja) * | 1978-06-16 | 1980-10-02 | ||
JPH04200575A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-21 | Touho Fusao | テニスのスイング検知器 |
JPH05337941A (ja) * | 1992-06-04 | 1993-12-21 | Toyoda Gosei Co Ltd | 合成樹脂表面の剥離装置 |
JP2000500229A (ja) * | 1995-11-08 | 2000-01-11 | ソムヴィーユ,レイモン ジョセフ | 推進力を受ける競技用ボールに関する少なくとも1つの物理的パラメータを測定するための装置 |
-
2004
- 2004-10-21 JP JP2004307187A patent/JP2006116077A/ja active Pending
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