JP2006115498A - 音声品質自動測定発表テストシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】通常のユーザが、使用中の回線の品質をいつでも安価、便利、迅速に判定できる音声品質テストシステムの提供
【解決手段】被測定ネットワークを介して加入者宅内機器(CPE)からの通信リンクの音声品質を測定する音声品質自動測定発表テスタが、前記通信リンクを介して前記CPEと信号通信する通信モジュールと、前記通信モジュールと信号通信する認可モジュールと、前記通信モジュールおよび前記認可モジュールと信号通信する命令発表/DTMF入力認識モジュールと、前記通信モジュールと信号通信する音声合成/発表モジュールと、前記認可モジュールおよび前記命令発表/DTMF入力認識モジュールおよび前記音声合成/発表モジュールと信号通信し、前記通信リンクの音声品質を測定するように構成される音声品質測定モジュールとを備える。
【選択図】図3

Description

世界的に通信システムの使用は急速に成長し応用が広がっている。この結果、電話サービスプロバイダは、自らの通信網上で搬送される音声通信の質を改善する不断の努力を行っている。これらの通信網は典型的には、公衆交換電話網(PSTN)として知られている。
最新のデジタル通信システムの到来で、多くの電話サービスプロバイダはデジタル通信技術を使用して、複数のPSTNにわたり音声信号とデータ信号を通信している。典型的なPSTN運用の例としては、顧客の場所(ユーザの家または会社)などでユーザの電話をPSTNに接続することができる。電話は典型的には加入者宅内機器(CPE)として知られ、CPEにおいてユーザの会話から生成されたアナログ音声信号(複数可)を送信することができる。ついでPSTNは、アナログ音声信号をデジタルデータ信号に変換し、デジタルデータ信号は多数のPSTNコンポーネントを介して送信されてからもう一度変換されて第2のアナログ音声信号に戻され、第2のアナログ音声信号は別の加入者の場所で第2のCPEに送信される。
典型的には、PSTNは回路交換接続の使用に依存して、各接続された呼に別のラインあるいは「回路」を割り当てる。CPEがPSTNに接続すると(すなわちオフフックになると)、電話サービスプロバイダの分局はCPEにダイアルトーンを提供し、「回路」を割当てる。CPEが所望の数をダイアルすると、呼はPSTN内の1つまたは複数の中間の電話局に切り替えられてから最終的な宛先に接続される。
最新のデジタル通信システムにより、イーサネット(登録商標)やインターネットなど多くのタイプのコンピュータネットワークが発達した。この結果、元のPSTNとは基本的に異なる、新しい電話技術が生まれた。この新しい電話技術は、ファイル転送プロトコル(「ftp」)を含む多数のタイプのプロトコルを介した電子メールやファイルデータ転送などのバースト性非リアルタイムアプリケーションをサポートする。
この新技術は一般にはボイスオーバーネットワーク(「VoN」)、またはボイスオーバーパケット(「VoP」)として知られており、音声通信サービスをデジタルストリームとして伝えるパケット指向のデジタルネットワークを利用する。会話をサンプリングしデジタル形態に記録し、デジタル化された会話をパケットにコード化し、パケットを異なるコンピュータネットワークを介して送信することにより、VoNシステムは固有の高い効率と少ない帯域幅要件によって、元のPSTNと比べてコストの低い代替方法を提供している。
現在、VoPの最も普及している例は、インターネットプロトコル(「IP」)を使用するボイスオーバインターネットプロトコル(「VoIP」あるいは「ボイスオーバーIP」)サービスである。別の例はボイスオーバーフレームリレー(「VoFR」)、ボイスオーバー非同期伝送モード(「VoATM」)、ボイスオーバーデジタル加入者線(「VoDSL」)、ボイスオーバーケーブル(「VoCable」)を含む。
この結果、多くの会社が、社内通信システム内にVoIPネットワークを使用し始めており、これらのVoIPネットワークはVoIPゲートウェイを介してPSTNに接続する。さらに、ネットワークのデータ性能を改善するために、多くの電話サービスプロバイダはPSTNネットワークをアップグレードし、VoN技術を使用してバックボーン(すなわちネットワーク)内の効率を高めている。これらの新しいPSTNネットワークはハイブリッドVoN−PSTNネットワークと呼ばれることがある。
残念ながら、VoNシステムは典型的には音声信号を圧縮し個別のパケットで送信するため、VoN技術によって高レベルの音声品質を維持することは複雑になっている。音声トラフィックは一般にタイムリーなパケット送達を必要とし、VoN技術はもともとこれらの条件のために設計されているわけではないコンピュータネットワーク上で使用されているので、上記の点は問題である。この結果、非リアルタイムデータトラフィックをほとんど脅かさない送信条件は、リアルタイムパケット化音声トラフィックに難しい問題を持ち込む可能性がある。これらの条件はリアルタイムメッセージ伝送、ゲートウェイプロセス、パケット損失、パケット遅延、非線形コーデックの利用を含む。
一般に、音声品質は主観的ではあるが、典型的には(1)信号の鮮明さ、(2)伝送遅延、(3)信号エコーという3つの重要なパラメータを含む。音声品質の印象はもともと主観的なものであるが、これらの各パラメータの客観的な測定技術が開発されている。音声信号の鮮明さは一般に、受信された信号が送信された信号をどれくらい正確に再現するかによって記述される。典型的には、信号の忠実度、ひずみがないこと、明瞭度は、信号の鮮明さを説明する上で重要な要素である。遅延は、音声信号を会話者から聴取者に送信するためにかかる時間であり、エコーは、会話者に戻って会話者に聞こえる自分自身の声である。ユーザにとっては遅延とエコーは迷惑や妨害である場合がある。鮮明でないと、ユーザが相互のやり取りから情報を得ることが難しくなり、フラストレーションのレベルを上げる可能性がある。
ユーザは従来のPSTNレベルの音声品質に慣れているので、他のサービスの音声品質とPSTNから典型的に得られる音声品質とを比較する。VoPサービスが受け入れられるためには、この音声品質レベルを維持するか改善しなければならない。現在、音声品質はVoPネットワークおよび機器の重要な差別化因子である。従って、比較的安く、信頼性が高く、客観的な方法で音声品質を測定することが非常に重要になってきた。
PSTNのための専門のテスト装置はよく知られており、いくつものプロバイダが提供している。テスト装置には、サービス技術者用の簡単な携帯型テスタから、自動ネットワーク管理のための高度なテスタまでの範囲がある。これらのテスタの目的は、電話の技術者がPSTNの正しい動作と通信音声品質を確認し、故障を見つけ出すことである。
レスポンダとして知られるリモート電話テストユニットは、校正された基準信号を提供し、また受信した信号を測定および検出することによって、電話回線と機器のテストに柔軟性を提供している。これらのレスポンダは主に、回路交換接続上でテストを行うように設計されている。
音声品質テスタ(「VQT」)は、電話の呼の種々のパラメータを測定し、電話網によって生じた劣化を定量化するデバイスである。測定セットは特に、パケットベース電話網、またはパケットベース網を含んだ電話網を分析するように設計されている。これらの測定は鮮明さ、遅延、エコー、信号損失を含む。
たとえば図1は、被測定ネットワーク106を介した2つのVQT(VQT1 102とVQT2 104)の間の接続をテストするために使用される既存の音声品質測定システム100を示す。測定プロセスは、VQT1 102とVQT2 104の間に呼を確立することによって開始する。使用するインタフェースに依存して、異なるシグナリング方法を使用して呼を確立することができる。呼が確立され媒体経路が有効になると、測定を選択かつ構成して、被測定ネットワーク106を介した呼の経路を分析することができる。ほとんどの測定に関して、WAVファイル、または、会話かノイズかトーンを表すファイルが被測定ネットワーク106上で送信され、ついでVQT2 104によって受信され処理されて、この結果がVQT2 104、VQT1 102のいずれかまたは両方に表示される。既存の専門のVQTシステムは、たとえば、異なる音声品質スコア(PESQ、PSQM、Rファクタなど)、ネットワーク信号損失、ネットワーク遅延、エコー、VADなどの多数の異なる測定結果を提供することができる。これらのすべての測定結果は、専門家のユーザが被測定ネットワーク106の音声品質を理解し、トラブルシューティングを行うために役立つ。なお、Rファクタは、R値とも称されるパラメータである。
VQT1 102またはVQT2 104の例は、アジレントテクノロジー社のTelegra(登録商標) Model R−VQT J1981Aを含んでいてもよい。これは、客観的な会話の品質と、遅延、エコー、デュアルトーンマルチ周波数(DTMF)性能などの他の通信パラメータを測定する。
いくつかの製品は、PSTNへの接続に使用される従来の電話装置のテストに利用可能である。しかし、PSTNテスタはVoNまたはハイブリッドVoN−PSTN網に接続された加入者装置またはネットワーク装置のトラブルシューティングには使用できないので、PSTNテスタはVoIPデバイスには適していない。
VoN業界は、パケットベースのネットワークを介した音声通信の質を測定するためにいくつかのテスト基準を開発した。これらのテスト標準は、「電話帯域(300Hzから3400Hz)会話コーデックの客観的な品質測定」という題名の、国際電気通信連合(ITU)のITU−T勧告P.861に記述されたITU知覚的会話品質測定法(PSQM)、および、「会話品質の知覚的評価(PESQ)。狭帯域電話網と会話コーデックのエンドツーエンドの会話品質評価の客観的な方法」という題名のITU−T勧告P.862に記述された「会話品質の知覚的評価(PESQ)」、「平均オピニオンスコア(MOS)用語集」という題名のITU−T勧告P.800.1に記述されたMOS−LQO、「狭帯域電話用途における客観的な会話品質評価のためのシングルエンド方法」という題名のITU−T勧告P.563、「E−モデル。送信計画用計算モデル」という題名のITU−T勧告G.107が記述するRファクタがある。これらは客観的に音声品質を測定するものであり、参照により本明細書に組み込まれている。
アジレント社のTelegra(登録商標) R−VQT J1981AなどのVoNテスタは、標準のコード化された会話ファイルをVoN接続に再生し、接続の他の端で受信された会話ファイルを記録および分析することによって音声品質測定を行う。
残念ながら、既存のVQTシステムは典型的には、電話通信会社の現場エンジニア、通常の会社または小さなIP電話サービスプロバイダの情報技術(IT)サポートエンジニア、および通常の電話線ユーザなど、音声品質テストエンジニアまたは技術者ではないユーザにとっては複雑すぎる。これらのタイプのユーザは、選択時に簡単な項目で音声品質を知りたいと思っているだけである。しかし現在のVQTデバイスでは、ユーザは、典型的には高価なVQTサービスプロバイダから音声品質データを得るか、または、高価なVQTモニタリングシステムを実際に買って音声品質データを得るしか手段がない。ユーザがVQTモニタリングシステムを買えば、音声品質をモニタリングするための専門訓練を受けたプロの人員を雇う必要がある。したがって現在のVQTデバイスでは、ユーザは自分自身で簡単かつすぐに回線の音声品質を判定することができない。したがって、通常の顧客(すなわちユーザ)が、使用中の回線の品質をいつでも安価、便利、迅速に判定できる音声品質テストシステムに対するニーズが存在する。
加入者宅内機器(CPE)から被測定ネットワークを介して音声品質自動測定発表テスタ(AMA−VQT)へ接続する通信リンクの音声品質を測定するための、AMA−VQTおよびその方法を示す。AMA−VQTは、AMA−VQTとCPEの間の通信リンクを確立し、CPEが要求するサービスのタイプを決定し、要求されたサービスのレベルに対応する命令をCPEに送信する機能を有する。またAMA−VQTは、送信された命令に応答してCPEから音声品質テストデータを受信し、受信した音声品質テストデータを測定し、受信した音声品質テストデータから音声品質スコアを判定し、音声品質スコアをCPEに送信する機能を有する。
AMA−VQTの実装の例として、AMA−VQTは、被測定ネットワークを介してCPEと信号通信する通信モジュール、通信モジュールと信号通信する認可モジュール、通信モジュールおよび認可モジュールと信号通信する命令発表/DTMF入力認識モジュールとを含んでいてもよい。また、AMA−VQTは、通信モジュールと信号通信する音声合成/発表モジュールと、認可モジュール、命令発表/DTMF入力認識モジュール、音声合成/発表モジュールと信号通信する音声品質測定モジュールとを含んでいてもよい。ここで音声品質測定モジュールは、CPEから被測定ネットワークを介してAMA−VQTまで接続する通信リンクの音声品質を測定する機能を有する。
当業者であれば、本発明の他のシステム、方法、特徴は、次の図面および詳細な説明を検討すると明らかになるであろう。このようなすべての別のシステム、方法、特徴、利点はこの説明内に含まれ、本発明の範囲内にあり、付随するクレームによって保護されることが意図されている。
本発明は、次の図を参照するとよりよく理解することができる。図の中の構成要素は必ずしもスケールどおりに描かれているものではなく、それよりも本発明の原理を示すために強調されている。図面の中で異なる図を通じて同様な参照番号は対応する部品を示す。
次の説明では、本明細書の一部を形成し本発明を実行する特定の実施形態を例示する、付随の図面を参照する。本発明の範囲から離れることなく、他の実施形態を使用することができ、また、構造上の変更も可能である。
図2は、本発明による音声品質自動測定発表テストシステム200の実装の例としての構成図である。音声品質自動測定発表テストシステム200は、加入者宅内機器(CPE)202と、被測定ネットワーク212と信号通信するAMA−VQT1 204、AMA−VQT2 206、AMA−VQT3 208、AMA−VQT4 210などの4台の音声品質自動測定発表テスタ(AMA−VQT)とを含んでいてもよい。音声品質自動測定発表テストシステム200を使用して、被測定ネットワーク212を介したCPE202と少なくとも1台のAMA−VQTの間の通信リンクを確立し、ついで、CPE202と少なくとも1台のAMA−VQTの間の接続をテストすることができる。当業者であれば、図面では説明のために4台のAMA−VQTだけを示しているが、音声品質自動測定発表テストシステム200が含むAMA−VQTは1台だけであってもよいし4台以上の必要な数だけあってもよく、これらの形態も本発明の範囲から離れるものではないことを理解されるであろう。同様に、図面では説明のために1台のCPE202だけを示しているが、音声品質自動測定発表テストシステム200が含むCPEは1台だけであってもよいし必要な数だけ多くてもよく、これらの形態も本発明の範囲から離れるものではない。
CPE202は、標準の電話、または、インターネットプロトコル(「IP」)電話、コンピュータ、他の通信デバイスであってよい。CPE202は、カセット再生デバイス、または、コンパクトディスク(CD)、直接ビデオディスク(DVD)装置などのオーディオデバイスを含んでいてもよいし、または、MP3、WAVE、他のタイプのデジタル音声ファイル、生成された既定のデジタルサウンドを再生する機能を有する電子サウンドデバイスに接続されたメモリデバイスを含んでいてもよい。
各AMA−VQTは、被測定ネットワーク212を介したCPE202とそれぞれのAMA−VQTの間の音声品質を測定し、音声品質スコアを生成する機能を有する音声品質測定モジュール(図示せず)を含む。各AMA−VQTは、PSTN電話サービスプロバイダの電話局または社内電話システムを使用する会社の異なるオフィスを含む、世界中のどこに位置してもよい。
たとえば、AMA−VQT1 204はニューヨーク、AMA−VQT2 206はロンドン、AMA−VQT3 208は東京、AMA−VQT4 210は香港に位置していてもよい。CPE202がシンガポールに位置している場合、CPE202を使用して、CPE202から被測定ネットワーク212を介した音声品質を、ニューヨークのAMA−VQT1 204、ロンドンのAMA−VQT2 206、東京のAMA−VQT3 208、香港のAMA−VQT4 210のそれぞれについて個別にテストすることができる。
動作においては、一般に、世界の任意の場所からのCPEが1台のAMA−VQTに対して呼を発信し、呼を発信するそれぞれのCPEと呼を受信するAMA−VQTの間の接続に関する音声品質スコアを受信することができるため、1箇所に必要なAMA−VQTは1台だけである。さらに、これらのタイプのテストの実行にはそれほど時間はかからない。したがって、単一のAMA−VQTで一時間あたり多くのテストをサポートすることができる。たとえばテストが完了するために約1分かかるとすると、AMA−VQTユニットは1時間に約60のテストをサポートすることができる。
AMA−VQTは自動化され、CPEの要求に直接答える。また音声品質スコアを提供し、音声品質を「非常によい、よい、まあよい、悪い、非常に悪い」と分類することによって、音声品質テスタの専門家ではないユーザがそれぞれの呼の音声品質を知ることができる機能を有する。さらにAMA−VQTでは、異なるユーザが目的のテストの精度を決定することができる。たとえばユーザが第1のレベルのサービスを選択した場合、AMA−VQTは入門レベルのテストを行うことができる。ユーザが第2のレベルのサービスを選択した場合、AMA−VQTは上級レベルのテストを行うことができる。ユーザが第3のレベルのサービスを選択した場合、AMA−VQTは専門レベルのテストを行うことができる。異なるレベルのサービスでは、音声品質測定の精度および使用するネットワークリソースを変えてもよい。
AMA−VQTがサポートする動作の別の例は、自動スケジュールテストモードである。AMA−VQTはCPEの必要性に基づいて、スケジュールにしたがってCPEを自動的にコールし音声品質テストを行うようにプログラミングすることができる。
図3では、被測定ネットワーク302とCPE304と信号通信するAMA−VQT300の構成図を示す。AMA−VQT300は、本発明による図2に示された各AMA−VQT(すなわちAMA−VQT1 204、AMA−VQT2 206、AMA−VQT3 208、AMA−VQT4 210)の実装の例であり、被測定ネットワーク302を介してCPE304との間に呼を確立する機能を有する。
AMA−VQT300は通信モジュール306、認可モジュール308、命令発表/デュアルトーンマルチ周波数(DTMF)入力認識モジュール310、音声合成/発表モジュール312、音声品質測定モジュール314を含んでいてもよい。AMA−VQT300はさらに、ログ作成データベース維持モジュール316を含んでいてもよい。
音声品質測定モジュール314はオプションとして、異なるタイプの音声品質判定モジュールを含んでいてもよい。音声品質モジュールは、Rファクタモジュール318、MOS−LQOモジュール320、PESQモジュール322を含んでいてもよい。
この実装例では、通信モジュール306は信号経路324を介して被測定ネットワーク302を通じてCPE304と信号通信してもよい。さらに通信モジュール306は、信号経路326、328、330をそれぞれ介して、認可モジュール308、命令発表/DTMF入力認識モジュール310、音声合成/発表モジュール312と信号通信してもよい。さらに音声品質測定モジュール314は、信号経路332、334、336をそれぞれ介して、認可モジュール308、命令発表/DTMF入力認識モジュール310、音声合成/発表モジュール312とそれぞれ信号通信してもよい。
ここでも、CPE304は、標準の電話、または、IP電話、コンピュータ、他の通信装置であってよい。またCPE304は、カセット再生デバイス、または、CD、DVDなどのオーディオデバイスを含んでいてもよいし、または、MP3、WAVE、他のタイプのデジタル音声ファイル、または生成された既定のデジタルサウンドを再生する機能を有する電子サウンドデバイスに接続されたメモリデバイスを含んでいてよい。
通信モジュール306は、被測定ネットワーク302を介してCPE304とAMA−VQT300の間に通信リンクを確立するように構成されるか、適応するかまたは確立する機能を有する通信デバイスまたはサブシステムであってよい。命令発表/DTMF入力認識モジュール310は、命令をCPE304に送信する、CPE304からのDTMF信号を受信し(検出も含む)デコードする(たとえばCPE304上で選択された「1」に対応するトーンなど)、対応するコマンドでCPE304に応答するなどのために構成されるか、適応するかまたはこれらの機能を有するデバイスまたはサブシステムであってよい。音声合成/発表モジュール312は、CPE304上で再生できるあらかじめ録音された音声データベース(図示せず)を使用してテスト結果の発表メッセージを合成するように構成されるか、適応するかまたはその機能を有するデバイスまたはサブシステムであってよい。ついで発表メッセージを通信モジュール306に送信し、通信モジュール306は信号経路324と被測定ネットワーク302を介してCPE304に発表メッセージを送信する。
ログ作成データベース維持モジュール316は、データのログを作成しこのデータをメモリ(図示せず)またはデータベース(図示せず)内に維持するように構成されるか、適応するかまたはその機能を有するモジュールである。また、ログ作成データベース維持モジュール316はさらに、コントローラモジュール(図示せず)を介してAMA−VQT300を制御する機能を有するソフトウェアを含んでいてもよい。
音声品質測定モジュール314は、CPE304から受信された音声信号の音声品質を測定し、被測定ネットワーク302を介したCPE304からAMA−VQT300への音声品質に対応する音声品質スコアを計算するように構成されるか、適応するかまたはその機能を有するデバイスまたはサブシステムであってよい。音声品質スコアは、音声品質測定モジュール314内にあるかまたは音声品質測定モジュール314と信号通信するサービスレベルモジュールを使用することにより判定することができる。認可モジュール308は、CPE304から受信した認可データに基づいて、使用するサービスレベルモジュールを決定するように構成されるか、適応するかまたはその機能を有する。認可データはCPE304が提供するパスワードを含んでいてもよい。
たとえば、オプションのRファクタモジュール318は、Rファクタを使用してスコアを判定するサービスレベルモジュールであってよい。オプションのMOS−LQOモジュール320は、MOS−LQOを使用してスコアを判定するサービスレベルモジュールであってよい。オプションのPESQモジュール322は、PESQを使用してスコアを判定するサービスレベルモジュールであってよい。Rファクタ、MOS−LQO、PESQは、国際電気通信連合(ITU)が定義した、パケットベースのネットワークを介した音声通信の質を測定するための標準テストである。本発明の精神から離れることなく、ITUが定義したPSQM、および、英国電気通信が開発した知覚分析測定システム(「PAM」)を含む別の標準テストを使用することができるため、Rファクタモジュール318、MOS−LQOモジュール320、PSQMモジュール322はオプションである。
PESQは、「知覚的会話品質評価(PESQ)。狭帯域電話網と会話コーデックのエンドツーエンドの会話品質評価の客観的な方法」という題名のITU−T勧告P.862に記述された「知覚的会話品質評価法」の略である。MOS−LQOは、「平均オピニオンスコア(MOS)用語集」という題名のITU−T勧告P.800.1、および「狭帯域電話用途における客観的な会話品質評価のためのシングルエンド方法」という題名のITU−T勧告P.563に記述された「平均オピニオンスコア客観的リスニング品質」である。Rファクタは、「Eモデル。送信計画用計算モデル」という題名のITU−T勧告G.107に記述されたEモデルが作成する「評価ファクタ」を表す。さらに、PSQMは、「電話帯域(300Hzから3400Hz)会話コーデックの客観的な品質測定」という題名のITU−T勧告P.861に記述された「知覚的会話品質測定」を表す。ITU−T勧告G.107、P.563,P.800.1、P861,P862はすべて、音声品質の客観的な測定法を説明した文章であり、参照により本明細書に組み込まれている。
たとえばCPE304が第1のレベルのサービスを選択した場合、AMA−VQT300はRファクタモジュール318を使用する入門レベルのテストを行ってもよい。ユーザが第2のレベルのサービスを選択した場合、AMA−VQT300はMOS−LQOモジュール320を使用する上級レベルのテストを行ってもよい。ユーザが第3のレベルのサービスを選択した場合、AMA−VQT300はPESQモジュール322を使用する専門レベルのテストを行ってもよい。
第1のレベルのサービスの場合には、音声品質測定はITU−T勧告G.107のRファクタに基づく。RファクタはEモデルで導出され、遅延、パケット損失など、電気通信デバイスの性能の測定値に基づいている。Rファクタは表1に記述するように50から100の範囲の値で音声品質を評価する。
Figure 2006115498
このレベルのサービスについては、CPE304はAMA−VQT300との間で呼(すなわち通信リンク)を設定する。ついで、Rファクタ音声品質スコアを判定し、CPE304に自動的に発表して戻す。
第2のレベルのサービスの場合には、音声品質測定はITU−T P.563とP.800.1のMOS−LQOに基づく。P.563とP.800.1によれば、MOS−LQO方法は、表2に記述するように1から5の範囲の値で音声品質スコアを評価する。
Figure 2006115498
MOS−LQOが予想する音声品質スコアはRファクタが予想する音声品質スコアより正確である。これは、MOS−LQOが予想する音声品質スコアは、実際に送信された音声信号またはオーディオデータ信号に基づいた、知覚された音声品質に関連するためである。このレベルのサービスでは、CPE304はAMA−VQT300との間で呼(すなわち通信リンク)を設定し、CPE304のユーザはAMA−VQT300からの命令に従って、なんらかの言葉をCPE304に向かって話すか、または、あらかじめ記録された音声信号を送信する。ついでAMA−VQT300はMOS−LQO音声品質スコアを判定し、スコアはCPE304に自動的に戻されて発表される。
第3のレベルのサービスの場合には、音声品質測定はITU−T勧告P.862のPESQに基づく。P.862によれば、表3に記述されるように、PESQ方法は−0.5から4.5の範囲の値で音声品質スコアを評価する。
Figure 2006115498
PESQ方法は、通信内の音声品質測定のために強化された知覚品質測定であるため、PESQ方法はRファクタ方法やMOS−LQO方法よりも正確である。PESQスコアは、元の音声信号とネットワークを通過した後の劣化した音声信号を比較することから導出される。一般に、PESQモジュール322は、1つのチャネル上で基準音声信号ファイルを自動再生しながら、同時に、被測定ネットワーク302を介してCPE304から受信した音声信号を録音する。ついでPESQモジュール322は2つの音声信号を比較し、PESQ音声品質スコアを判定する。
PESQ方法については、CPE304は、AMA−VQT300のためにあらかじめ録音された音声信号を再生するために、AMA−VQT300との間で呼(すなわち通信リンク)を設定するカセット再生機能またはデジタル音声再生機能などのオーディオデバイス機能を有する必要がある。AMA−VQT300がCPE304との間で呼を確立すると、AMA−VQT300はCPE304が再生した音声信号の録音を開始する。音声信号は開始時と音声信号終了時に1つずつのフラグを有し、AMA−VQT300に対してサンプルの開始と終了を識別してもよい。ついでAMA−VQT300はPESQ(また可能性としてはMOS−LQO)音声品質スコアを判定し、音声品質スコアは自動的にCPE304に戻されて発表される。
当業者であれば、本発明の精神から離れることなく、AMA−VQT300によって他の測定を判定し報告できることが理解されるであろう。他の例としての測定は、時間遅延、信号損失、双方向音声品質などを含んでいてもよい。別の実装例では、CPEとAMA−VQTは同じデバイスで、ネットワークで生じる音声信号のループバックを伴っていてもよい。
図4は、図3に示す被測定ネットワーク302を介した音声品質を測定する際にAMA−VQT300が行うプロセスの例を示すフローチャートである。このプロセスはステップ400で開始しステップ402に続く。ステップ402ではAMA−VQT300はCPE304から呼を受信し、通信モジュール306はCPE304との間で通信リンク(すなわち「呼」)を確立する。ついで命令発表/DTMF入力認識モジュール310はステップ404で、測定テストをどのように進めるかについての命令を、通信モジュール306を介してCPE304に送信する。
判断ステップ406では、命令発表/DTMF入力認識モジュール310は、CPE304からのDTMF応答の検出を待つ(たとえば「1」キーが押されたことに対応するトーンなど)。DTMF応答が検出されない場合、プロセスはステップ404に戻り、命令発表/DTMF入力認識モジュール310は再び、ステップ404で測定をどのように進めるかに関する命令を通信モジュール306を介してCPE304に送信する。
DTMF応答が検出された場合、プロセスはステップ408に続く。ステップ408では、認可モジュール308はCPE304から要求されたサービスのタイプを判定し、ステップ410で音声品質測定モジュール314に、CPE304から要求されたサービスのタイプに基づいて、どのサービスレベルモジュールを使用するかを命令する。当業者であれば理解されるように、認可モジュール308は、CPE304が受信するように申し込んだ特定のタイプのサービスに対応するパスワードをCPE304から受信することによって、CPE304から要求されたサービスのタイプを決定することができる。
ついでプロセスは判断ステップ412に続く。判断ステップ412では、認可モジュール308がCPE304から要求されたサービスのタイプが第1のサービスレベルであると判断した場合、音声品質スコアを判定する際にRファクタ方法を使用するようにAMA−VQT300に命令する。
CPE304が第1のサービスレベルを選択している場合、プロセスはオプションのステップ414に続く。ステップ414では、AMA−VQT300はCPE304から音声品質テストデータを受信し、これを音声品質測定モジュール314に渡す。音声品質テストデータは、ステップ404または続くオプションのステップ(図示せず)で命令発表/DTMF入力認識モジュール310からの命令に応答するCPE304からのDTMF応答であってよい。ステップ414はオプションである。これは、CPE304はすでにステップ406でDTMF応答に応答しており、第1のサービスレベルでRファクタ方法を使用するときの音声品質スコアの測定についてはこのDTMF応答で十分であるためである。
たとえばオプションのステップ414では、命令発表/DTMF入力認識モジュール310は、ユーザに既定の時間に渡って(たとえば10秒)CPE304に話しかけてもらうか、または、CPE304がオーディオデバイスを含む場合CPE304にあらかじめ録音された音声サンプルまたはデータ音声サンプル(たとえばテストトーンの組み合わせ)を使用させることにより、AMA−VQT300に所定の音声サンプルを提供するように命令できる。
ステップ414では、AMA−VQT300はこの音声品質テストデータをCPE304から受信し、受信したデータを音声品質測定モジュール314へ渡す。ついでプロセスはステップ416に続く。ステップ416では、音声品質測定モジュール314は、CPE304から受信したDTMF応答、音声サンプル、あらかじめ録音された音声またはデータ音声サンプルの音声品質を測定し、ステップ418では、Rファクタモジュール418を使用して音声品質スコアを判定する。ステップ420では、音声品質測定モジュール314は判定された音声品質スコアを音声合成/発表モジュール416に渡す。音声合成/発表モジュール416は通信モジュール306を介して音声品質スコアをCPE304に送信する。次いでプロセスは判断ステップ422に続く。
判断ステップ422では、AMA−VQT300は、CPE304が呼を終了したいかどうかを判断する。CPE304がテストを継続するようにAMA−VQT300に命令した場合、プロセスはステップ404に戻る。ステップ404では、命令発表/DTMF入力認識モジュール310は、測定テストをどのように進めるべきかに関する命令を、通信モジュール306を介してCPE304に送信する。CPE304がテストを中止するようにAMA−VQT300に命令した場合、プロセスはステップ424で終了する。
ステップ420で渡されるメッセージの例として、音声合成/発表モジュール416は次のような内容の音声メッセージを合成することができる。(a)Rファクタで生成された音声品質スコアが90から100の間である場合、「Rファクタ値はXXXなので、音声品質はユーザにとって非常に満足な品質です」。(b)Rファクタで生成された音声品質スコアが80から89の間である場合、「Rファクタ値はXXXなので、音声品質はユーザが満足する品質です」。(c)Rファクタで生成された音声品質スコアが70から79での間である場合、「Rファクタ値はXXXなので、音声品質は一部のユーザにとっては不満な品質です」。(d)Rファクタで生成された音声品質スコアが60から69の間である場合、「Rファクタ値はXXXなので、音声品質は多くのユーザにとって不満な品質です」。(e)Rファクタ生成音声品質スコアが50から59の間である場合、「Rファクタ値はXXXなので、音声品質はほとんどすべてのユーザにとって不満な品質です」。ここで変数「XXX」はRファクタの値を表すことに注意されたい。
CPE304が第1のレベルのサービスを選択しなかった場合、プロセスは判断ステップ426に続く。判断ステップ426では、認可モジュール308が、CPE304から要求されたサービスのタイプが第2のサービスレベルであると判断した場合、AMA−VQT300に、音声品質スコアの判定に際してMOS−LQO方法を使用するように命令する。
CPE304が第2のレベルのサービスを選択した場合、プロセスはステップ428に続く。ステップ428では、命令発表/DTMF入力認識モジュール310は、測定テストをどのように進めるかに関する新しい命令を、通信モジュール306を介してCPE304に送信する。命令発表/DTMF入力認識モジュール310は、ユーザに既定の時間に渡って(たとえば10秒)CPE304に話しかけてもらうか、または、CPE304がオーディオデバイスを含む場合CPE304にあらかじめ録音された音声サンプルまたはデータ音声サンプル(たとえばテストトーンの組み合わせ)を使用させることにより、AMA−VQT300に音声サンプルを提供するようにCPE304に命令できる。
ステップ430ではAMA−VQT300は、CPE304から音声品質テストデータを受信し、受信したデータを音声品質測定モジュール314へ渡す。ついでプロセスはステップ432に続く。ここで音声品質測定モジュール314はCPE304から受信した音声サンプル、あらかじめ録音された音声サンプル、データ音声サンプルの音声品質を測定する。ステップ434では、音声品質測定モジュール314はMOS−LQOモジュール330を使用して音声品質スコアを判定する。ステップ436では、音声品質測定モジュール314は判定された音声品質スコアを音声合成/発表モジュール416に渡す。音声合成/発表モジュール416は通信モジュール306を介して音声品質スコアをCPE304に送信し、プロセスは判断ステップ422に続く。
判断ステップ422では、AMA−VQT300は、CPE304が呼を終了したいかどうかを判断する。CPE304がテストを継続するようにAMA−VQT300に命令した場合、プロセスはステップ404に戻る。ステップ404では、命令発表/DTMF入力認識モジュール310は、測定テストをどのように進めるべきかに関する命令を、通信モジュール306を介してCPE304に送信する。CPE304がテストを中止するようにAMA−VQT300に命令した場合、プロセスはステップ424で終了する。
ステップ436で渡されるメッセージの例として、音声合成/発表モジュール416は次のような内容の音声メッセージを合成することができる。(a)MOS−LQOで生成された音声品質スコアが5.0または5.0を超える場合(典型的には5.0がMOS−LQOの最大値である)、「MOS−LQO値はXXXなので、音声品質は非常に優れています」。(b)MOS−LQOで生成された音声品質スコアが4.0から4.9の間の場合、「MOS−LQO値はXXXなので、音声品質は良好です」。(c)MOS−LQOで生成された音声品質スコアが3.0から3.9の間の場合、「MOS−LQO値はXXXなので、音声品質はまあまあです」。(d)MOS−LQOで生成された音声品質スコアが2.0から2.9の間の場合、「MOS−LQO値はXXXなので音声品質はあまりよくありません」。(e)MOS−LQOで生成された音声品質スコアが1.0から1.9の間の場合、「MOS−LQO値はXXXなので音声品質は不良です」。ここで変数「XXX」はMOS−LQOの値を表すことに注意されたい。
CPE304が第2のレベルのサービスを選択しなかった場合、CPE304は第3のレベルのサービスを選択したので、プロセスはステップ438に続く。したがってプロセスは、音声品質スコアを判定する際にPESQ方法を使用するようにAMA−VQT300に命令する。
ステップ438では、命令発表/DTMF入力認識モジュール310は、測定テストをどのように進めるかに関する新しい命令を、通信モジュール306を介してCPE304に送信する。命令発表/DTMF入力認識モジュール310はCPE304に、あらかじめ録音された音声サンプルまたはデータ音声サンプルを使用させることにより、所定のあらかじめ録音された音声またはデータ音声サンプルをAMA−VQT300に提供するようにCPE304に命令できる。Rファクタタイプの方法とMOS−LQOタイプの方法とは異なり、PESQ方法ではCPE304が音声デバイス(カセットプレーヤまたはデジタルオーディオデバイス)を含むことが必要である。これはPESQスコアは元の音声、劣化した音声またはデータオーディオサンプルに基づいているためである。したがってPESQ方法では、元の音声またはデータオーディオサンプルをAMA−VQT300に知らせ、CPE304はAMA−VQT300に知られている特定の音声またはデータオーディオサンプルのあらかじめ録音されたコピーを使用しなければならない。ついでステップ440では、AMA−VQT300はこの音声品質テストデータをCPE304から受信し、音声品質測定モジュール314に渡す。ついでプロセスはステップ442に続く。ここで音声品質測定モジュール314は、CPE304からのあらかじめ録音された音声サンプルまたはデータオーディオサンプルの音声品質を測定し、ステップ444ではPESQモジュール322を使用して音声品質スコアを判定する。ステップ446では、音声品質測定モジュール314は判定された音声品質スコアを音声合成/発表モジュール416に渡す。音声合成/発表モジュール416は、通信モジュール306を介して音声品質スコアをCPE304に送信する。プロセスは判断ステップ422に続く。
判断ステップ422では、AMA−VQT300はCPE304が呼を終了させたいかどうかを判断する。CPE304がテストを継続するようにAMA−VQT300に命じる場合、プロセスはステップ404に戻る。ステップ404では命令発表/DTMF入力認識モジュール310は、測定テストをどのように進めればいいかに関する命令を、通信モジュール306を介してCPE304に送信する。CPE304がテストを中止するようにAMA−VQT300に命じる場合、プロセスはステップ424で終了する。
ステップ446で渡されるメッセージの例として、音声合成/発表モジュール416は次のような音声メッセージを合成することができる。(a)PESQで生成された音声品質スコアが4.0と4.5の間である場合(典型的にはPESQの最大値は4.5である)、「PESQ値はXXXなので、音声品質は優れています」。(b)PESQで生成された音声品質スコアが3.0と3.9の間である場合、「PESQ値はXXXなので、音声品質はまあまあです」。(c)PESQで生成された音声品質スコアが1.0と2.9の間である場合、「PESQ値はXXXなので、音声品質はあまりよくありません」。(d)PESQで生成された音声品質スコアが−0.5と0.9の間である場合「PESQ値はXXXなので、音声品質はよくありません」。ここで変数「XXX」はPESQ値を表すことに注意されたい。
当業者であれば、図4に関して説明された1つまたは複数のプロセス、サブプロセス、プロセスステップは、ハードウェアまたはソフトウェアによって実行できることを理解し認識するであろう。また、AMA−VQT300は、マイクロプロセッサ、または、汎用プロセッサ、プロセッサの組み合わせ、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)、特定用途向け集積回路(「ASIC」)の中で実行できるソフトウェア内に完全に実装できる。ソフトウェアがプロセスを行う場合、ソフトウェアはAMA−VQT300内のソフトウェアメモリ(図示せず)内にあってもよい。ソフトウェアメモリ内のソフトウェアは、論理機能(すなわち、デジタル回路またはソースコードなどデジタル形態で実装されるか、または、アナログ回路またはアナログ電気信号、音声信号、ビデオ信号などのアナログ源などアナログ形態で実装される「論理」)を実装する実行可能命令の順番になったリストを含んでいてもよく、また、命令実行システム、装置、デバイスによって使用されるかまたは命令実行システム、装置、デバイスと共に使用される任意のコンピュータ読取可能(または信号保持)媒体の中に選択的に具体化してもよい。コンピュータベースのシステム、または、プロセッサ含有システム、その他のシステムは、命令実行システム、装置、デバイスから命令を選択的にフェッチし、命令を実行する。この文書の文脈では、「コンピュータ読取可能媒体」または「信号担持媒体」は、命令実行システム、装置、デバイスによって使用するかまたはこれらと共に使用されるプログラムを含むか、または、記憶、通信、伝播、輸送する任意の手段である。例えば、コンピュータ読取可能な媒体は選択的に、電子、または、磁気、光、電磁気、赤外線、半導体の、システム、装置、デバイス、プログラム媒体であってもよいが、これらに限定されるものではない。コンピュータ読取可能媒体のより特定の例としては、次のような媒体が含まれるが、これらは包括的なリストではない。1本または複数のワイヤを有する電気接続(電子)、携帯型コンピュータディスケット(磁気)、RAM(電子)、読み取り専用メモリ「ROM」(電子)、消去可能プログラマブルROM(EPROMまたはフラッシュメモリ)(電子)、光ファイバ(光学)、携帯型CD−ROM「CDROM」(光学)。なおプログラムはたとえば紙または他の媒体を光学スキャンすることを介して電子的にキャプチャし、必要に応じてコンパイル、解釈、その他の適切な方法で処理し、ついでコンピュータメモリ内に記憶することができるので、コンピュータ読取可能媒体はプログラムを印刷できる紙または他の適切な媒体であってもよい。
前述の説明は、音声品質自動測定発表テストシステムの使用に言及しているが、主題はこのようなシステムに限定されるものではない。上述の構成要素が提供する機能から利益を得られる任意の音声品質テストシステムを、音声品質自動測定発表テストシステム200の中で実装できる。
また実装に関する前述の説明は、実例と説明のために示されていることを理解されたい。前述の説明は包含的ではなく、請求する発明を開示したとおりの形態に限定するものではない。上記の説明に照らし合わせて修正と変更も可能であり、また、修正と変更は本発明を実施することから得られる。請求項および請求項の等価物が本発明の範囲を定義する。以下に、本発明の実施態様をまとめて例示列挙する。
(実施態様1)
加入者宅内機器(CPE)(304)から被測定ネットワーク(302)を介して音声品質自動測定発表テスタ(AMA−VQT)(300)への通信リンク(324)の音声品質を測定する音声品質自動測定発表テスタ(AMA−VQT)(300)であって、
前記通信リンク(324)を介して前記CPE(304)と信号通信する通信モジュール(306)と、
前記通信モジュール(306)と信号通信する認可モジュール(308)と、
前記通信モジュール(306)および前記認可モジュール(308)と信号通信する命令発表/デュアルトーンマルチ周波数(DTMF)入力認識モジュール(310)と、
前記通信モジュール(306)と信号通信する音声合成/発表モジュール(312)と、
前記認可モジュール(308)および前記命令発表/DTMF入力認識モジュール(310)および前記音声合成/発表モジュール(312)と信号通信する音声品質測定モジュール(314)であって、前記通信リンク(324)の音声品質を測定するように構成される音声品質測定モジュール(314)と、
を備えることを特徴とする音声品質自動測定発表テスタAMA−VQT(300)。
(実施態様2)
前記通信モジュール(306)が、前記CPE(304)と通信リンク(324)を確立するように構成され、
前記命令発表/DTMF入力認識モジュール(310)が、命令を前記CPE(304)に送信し、前記CPE(304)からDTMF信号を受信し、前記DTMF信号をデコードし、前記DTMF信号の受信に応答して対応するコマンドで前記CPE(304)に応答するように構成されることを特徴とする実施態様1に記載のAMA−VQT(300)。
(実施態様3)
前記音声品質測定モジュール(314)が、前記通信リンク(324)の音声品質に対応する音声品質スコアを計算し、
前記音声品質スコアが、複数のグループから選択されるサービスレベルモジュールを使用することによって判定され、
前記グループが、前記音声品質スコアを判定するために評価ファクタ(Rファクタ)テストを使用するサービスレベルモジュールと、前記音声品質スコアを判定するために平均オピニオンスコア客観的リスニング音声品質(MOS−LQO)テストを使用するサービスレベルモジュールと、前記音声品質スコアを判定するために知覚的会話品質評価法(PESQ)テストを使用するサービスレベルモジュールとを含み、
前記認可モジュール(308)が、前記CPE(304)から受信した認可データからサービスレベルモジュールを決定するように構成されることを特徴とする実施態様2に記載のAMA−VQT(300)。
(実施態様4)
前記音声合成/発表モジュール(312)が、あらかじめ録音された音声データベースを使用して音声品質スコアに対応する発表メッセージを合成し、前記CPE(304)に前記発表メッセージを送信するように構成されることを特徴とする実施態様3に記載のAMA−VQT(300)。
(実施態様5)
さらにログ作成データベース維持モジュール(316)を具備し、
前記ログ作成データベース維持モジュール(316)が、前記CPE(304)および前記通信モジュール(306)および前記認可モジュール(308)および前記命令発表/DTMF入力認識モジュール(310)および前記音声合成/発表モジュール(312)および前記音声品質測定モジュール(314)からのデータのログを作成し、前記データをデータベース内に維持するように構成されることを特徴とする実施態様4に記載のAMA−VQT(300)。
(実施態様6)
加入者宅内機器(CPE)(304)から被測定ネットワーク(302)を介して音声品質自動測定発表テスタ(AMA−VQT)(300)への通信リンク(324)の音声品質を測定する方法であって、
命令を前記CPE(304)に送信するステップと、
前記送信された命令に応答して前記CPE(304)から音声品質テストデータを受信するステップと、
前記受信された音声品質テストデータを測定するステップと、
前記受信した音声品質テストデータから音声品質スコアを判定するステップと、
前記音声品質スコアを前記CPE(304)に送信するステップとを含むことを特徴とする方法。
(実施態様7)
前記CPE(304)とAMA−VQT(300)の間に通信リンク(324)を確立するステップと、
前記送信された命令に応答して前記CPE(304)から要求されたサービスのレベルを決定するステップとをさらに含み、
前記音声品質スコアが、サービスレベルを使用することによって判定され、前記サービスレベルは複数のグループから選択され、
前記グループが、前記音声品質スコアを判定するために評価ファクタ(Rファクタ)テストを使用する第1のサービスレベルと、前記音声品質スコアを判定するために平均オピニオンスコア客観的リスニング品質(MOS−LQO)テストを使用する第2のサービスレベルと、前記音声品質スコアを判定するために知覚的音声品質評価法(PESQ)テストを使用する第3のサービスレベルとを含み、
前記サービスレベルが、前記CPE(304)から受信した認可データから判定されることを特徴とする実施態様6に記載の方法。
(実施態様8)
前記CPE(304)に命令を送信するステップが、
命令を前記CPE(304)に送信するステップと、
前記CPE(340)からデュアルトーンマルチ周波数(DTMF)信号を受信するステップと、
前記DTMF信号をデコードするステップと、
対応するコマンドで前記CPE(304)に応答するステップとを含むことを特徴とする実施態様7に記載の方法。
(実施態様9)
あらかじめ録音された音声データベースを使用して前記音声品質スコアに対応する発表メッセージを合成するステップと、
前記発表メッセージを前記CPE(304)で再生するステップとをさらに含むことを特徴とする実施態様8に記載の方法。
(実施態様10)
前記CPE(304)、前記通信モジュール(306)、前記認可モジュール(308)、前記命令発表/DTMF入力認識モジュール(310)、前記音声合成/発表モジュール(312)、前記音声品質測定モジュール(314)からのデータのログを作成するステップと、
前記データをデータベース内に維持するステップとをさらに含むことを特徴とする実施態様9に記載の方法。
被測定ネットワークを介して2つの音声品質テスタ(「VQT」)の間の接続をテストするために使用される、既存の音声品質測定システムの構成図である。 本発明による、被測定ネットワークを介した加入者宅内機器(CPE)と少なくとも1つの音声品質自動測定発表システム(AMA−VQT)の間の接続をテストするために使用されるAMA−VQTシステムの実装の例を示す構成図である。 本発明による、図2に示すAMA−VQTの実装の例としての構成図である。 本発明による、図3に示す被測定ネットワークを介した音声品質を測定する際にAMA−VQTが行うプロセスを示すフローチャートである。
符号の説明
100 音声品質測定システム
102,104 VQT
106,212,302 被測定ネットワーク
200 音声品質自動測定発表テストシステム
202 加入者宅内機器
204 AMA−VQT1
206 AMA−VQT2
208 AMA−VQT3
210 AMA−VQT4
300 AMA−VQT
304 CPE
306 通信モジュール
308 認可モジュール
310 命令発表/デュアルトーンマルチ周波数入力認識モジュール
312 音声合成/発表モジュール
314 音声品質測定モジュール
316 ログ作成データベース維持モジュール
318 Rファクタモジュール
320 MOS−LQOモジュール
322 PESQモジュール
324,326,328,330,332,334 信号経路

Claims (10)

  1. 加入者宅内機器から被測定ネットワークを介して音声品質自動測定発表テスタへの通信リンクの音声品質を測定する音声品質自動測定発表テスタであって、
    前記通信リンクを介して前記加入者宅内機器と信号通信する通信モジュールと、
    前記通信モジュールと信号通信する認可モジュールと、
    前記通信モジュールおよび前記認可モジュールと信号通信する命令発表/デュアルトーンマルチ周波数入力認識モジュールと、
    前記通信モジュールと信号通信する音声合成/発表モジュールと、
    前記認可モジュールおよび前記命令発表/デュアルトーンマルチ周波数入力認識モジュールおよび前記音声合成/発表モジュールと信号通信する音声品質測定モジュールであって、前記通信リンクの音声品質を測定するように構成される音声品質測定モジュールと、
    を備えることを特徴とする音声品質自動測定発表テスタ。
  2. 前記通信モジュールが、前記加入者宅内機器と通信リンクを確立するように構成され、
    前記命令発表/デュアルトーンマルチ周波数入力認識モジュールが、命令を前記加入者宅内機器に送信し、前記加入者宅内機器からデュアルトーンマルチ周波数信号を受信し、前記デュアルトーンマルチ周波数信号をデコードし、前記デュアルトーンマルチ周波数信号の受信に応答して対応するコマンドで前記加入者宅内機器に応答するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の音声品質自動測定発表テスタ。
  3. 前記音声品質測定モジュールが、前記通信リンクの音声品質に対応する音声品質スコアを計算し、
    前記音声品質スコアが、複数のグループから選択されるサービスレベルモジュールを使用することによって判定され、
    前記グループが、前記音声品質スコアを判定するために評価ファクタテストを使用するサービスレベルモジュールと、前記音声品質スコアを判定するために平均オピニオンスコア客観的リスニング音声品質テストを使用するサービスレベルモジュールと、前記音声品質スコアを判定するために知覚的会話品質評価法テストを使用するサービスレベルモジュールとを含み、
    前記認可モジュールが、前記加入者宅内機器から受信した認可データからサービスレベルモジュールを決定するように構成されることを特徴とする請求項2に記載の音声品質自動測定発表テスタ。
  4. 前記音声合成/発表モジュールが、あらかじめ録音された音声データベースを使用して音声品質スコアに対応する発表メッセージを合成し、前記加入者宅内機器に前記発表メッセージを送信するように構成されることを特徴とする請求項3に記載の音声品質自動測定発表テスタ。
  5. さらにログ作成データベース維持モジュールを具備し、
    前記ログ作成データベース維持モジュールが、前記加入者宅内機器および前記通信モジュールおよび前記認可モジュールおよび前記命令発表/デュアルトーンマルチ周波数入力認識モジュールおよび前記音声合成/発表モジュールおよび前記音声品質測定モジュールからのデータのログを作成し、前記データをデータベース内に維持するように構成されることを特徴とする請求項4に記載の音声品質自動測定発表テスタ。
  6. 加入者宅内機器から被測定ネットワークを介して音声品質自動測定発表テスタへの通信リンクの音声品質を測定する方法であって、
    命令を前記加入者宅内機器に送信するステップと、
    前記送信された命令に応答して前記加入者宅内機器から音声品質テストデータを受信するステップと、
    前記受信された音声品質テストデータを測定するステップと、
    前記受信した音声品質テストデータから音声品質スコアを判定するステップと、
    前記音声品質スコアを前記加入者宅内機器に送信するステップとを含むことを特徴とする方法。
  7. 前記加入者宅内機器と音声品質自動測定発表テスタの間に通信リンクを確立するステップと、
    前記送信された命令に応答して前記加入者宅内機器から要求されたサービスのレベルを決定するステップとをさらに含み、
    前記音声品質スコアが、サービスレベルを使用することによって判定され、前記サービスレベルは複数のグループから選択され、
    前記グループが、前記音声品質スコアを判定するために評価ファクタテストを使用する第1のサービスレベルと、前記音声品質スコアを判定するために平均オピニオンスコア客観的リスニング品質テストを使用する第2のサービスレベルと、前記音声品質スコアを判定するために知覚的音声品質評価法テストを使用する第3のサービスレベルとを含み、
    前記サービスレベルが、前記加入者宅内機器から受信した認可データから判定されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記加入者宅内機器に命令を送信するステップが、
    命令を前記加入者宅内機器に送信するステップと、
    前記加入者宅内機器からデュアルトーンマルチ周波数信号を受信するステップと、
    前記デュアルトーンマルチ周波数信号をデコードするステップと、
    対応するコマンドで前記加入者宅内機器に応答するステップとを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. あらかじめ録音された音声データベースを使用して前記音声品質スコアに対応する発表メッセージを合成するステップと、
    前記発表メッセージを前記加入者宅内機器で再生するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記加入者宅内機器、前記通信モジュール、前記認可モジュール、前記命令発表/デュアルトーンマルチ周波数入力認識モジュール、前記音声合成/発表モジュール、前記音声品質測定モジュールからのデータのログを作成するステップと、
    前記データをデータベース内に維持するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
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