JP2006111238A - 物流台車類における開閉扉装置 - Google Patents

物流台車類における開閉扉装置 Download PDF

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正護 本間
Kagetoshi Enomoto
影星 榎本
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Abstract

【課題】 少なくとも上下2部分に分割された扉部分を有する開閉扉装置について、他の扉部分からの物品の落下などを気に懸けることなく、任意の箇所の扉部分を開閉できるようにする。
【解決手段】 収納空所を囲んでいる正面枠として、左右に開く両開き扉から成る開閉扉を有する開閉扉装置について、開閉扉を構成する左右の扉の一方又は両方を少なくとも上下2部分に分割し、左右の扉の全ての部分11、12、13、14が別々に開閉可能であるように、夫々を扉蝶番21、22、23、24によって軸支し、分割した扉部分11、12、13、14をさらに上下動可能に設けるとともに、夫々の扉のうちで最も低位置にある扉部分12、14は、下限位置にて台車側と係合し、それよりも上位にある扉部分
11、13は下限位置にて、下位の扉部分12、14と係合により一体化し、それによって左の扉又は右の扉が一体として開閉可能であり、上方移動により係合を脱して、全ての扉部分11、12、13、14が別々にも、また左の扉又は右の扉として一体にも開閉可能であるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、収納空所を囲んでいる正面枠として、左右に開く両開き扉から成る開閉扉を有する物流台車類に関するものである。
例えば物流台車と通称されるものでは、正面の開閉扉が左右2部分から成る両開き扉になっているものが多く見受けられる。一方、物流台車の収納空所には、物品を整理して積めるように、中間棚などと通称される仕切り棚を設けたものがある。このような物流台車では中間棚の上に物品を出し入れしようとして左右どちらかの開閉扉を開けたときに、中間棚の下の収納空間に詰め込んだ物品までこぼれ落ちてしまうおそれがある。左右の開閉扉をさらに中間棚の上下にて分割した4枚扉のものもあるが、その内の1枚だけ開けることはできず、左右とも開ける構造になっている。
これに対して特開平10−114334号は折り畳み式ロールボックスパレットと称する発明を開示しており、そこには4枚扉が記載されしかも開閉されることが説明されている。しかし同発明は、中間棚を含めて全体を折り畳み式にしたパレットの発明として、折り畳むことができることの説明は尽くされているが、閉じた状態での説明は存在しないに等しく、積載した物品の移動で開扉してしまうおそれや、開扉防止構造等については何も言及していない。従って、4枚扉の任意の扉を開くことと閉じることについて十分に記載されている訳ではなく、具体的な示唆も何もない。
特開平10−114334号公報
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、少なくとも上下2部分に分割された扉部分を有する開閉扉装置について、他の扉部分からの物品の落下などを気に懸けることなく、任意の箇所の扉部分を開閉できるようにすることである。また本発明の他の課題は、扉部分だけでも、また左右の扉全体としても開閉することができる物流台車類における開閉扉装置を提供することである。
前記の課題を解決するため本発明は、収納空所を囲んでいる正面枠として、左右に開く両開き扉から成る開閉扉を有する物流台車類について、開閉扉を構成する左右の扉の一方又は両方を少なくとも上下2部分に分割し、左右の扉の全ての部分が別々に開閉可能であるように、夫々を扉蝶番によって軸支し、分割した扉部分をさらに上下動可能に設けるとともに、夫々の扉のうちで最も低位置にある扉部分は、下限位置にて、台車側と係合し、それよりも上位にある扉部分は下限位置にて、下位の扉部分と係合により一体化し、それによって左の扉又は右の扉が全体として開閉可能であり、上方移動により係合を脱して、全ての扉部分が別々にも、また左の扉又は右の扉として一体にも開閉可能であるように構成するという手段を講じたものである。
本発明に係る物流台車類は、移動手段である車輪を有する床板と、正面、背面及び左右両側面の板状又は枠状の部分で囲まれた収納空所を有しており、その中に物品を積み、或いはそこから降ろすために、開閉扉を正面枠として有している。この開閉扉は左右に開く一般に両開き扉と呼ばれる扉に属する。
このような構成を有する開閉扉を、本発明では、左右の扉の一方又は両方を少なくとも上下2部分から成るように分割する。左右の扉を両方とも上下2部分に分割した場合に
は、前述の4枚扉と同じになり、それが一般的と考えられる。しかし、左右の扉を両方とも上下3部分に分割することも可能であり、その場合には前述の例によれば6枚扉とな
る。また、左右の扉のうちの左又は右のみを少なくとも上下2部分に分割することも可能であり、例えば左扉を分割せず、右扉のみ上下2部分に分割した場合には3枚扉となる。
分割した左右の扉は、全ての部分を別々に開閉可能とする。開閉は、扉蝶番を用いて、開閉扉の外側辺部分において縦軸に軸支する構成を取るが、縦軸としては開閉扉自体の外枠や側面枠の外枠を使用し得る。分割した扉部分は、さらに、上下動可能に設ける。この上下動も、扉蝶番を軸支する縦軸部分において構成することができる。扉部分を開閉するための回転軸と、扉部分を上下動させるためのスライド軸とは、ともに1個の縦軸において実施することができる。
このような扉部分のうちで最も低位置にあるものは、下限位置にて台車側と係合し、上方移動時に係合を脱して開閉可能となる。最も低位置にある扉部分よりも上位にある扉部分は、下限位置にて下位の扉部分と係合し、かつそれにより上下の扉部分は一体化し、左の扉又は右の扉が全体として開閉可能となり、また上方移動時には、上方移動により係合を脱しさせた扉部分とその上位にあって係合している扉部分が開閉可能となる。
扉部分と台車側との係合手段及び扉部分同士の係合手段は、凸部と、それが係合可能な凹部とから成るいわゆる雌雄嵌合構成を取ることができる。凸部と凹部を、係合相手となる部材のどちらに設けるかは自由に決めて良いが、上下方向の移動によって係合と離脱を行う係合位置は、扉部分の回転軸側ではなく開閉端側に近い方が良く、また、縦方向の直線上に上下に並んでいることが閉扉時の安定性を得る上で望ましい。
さらに、左右の扉の適当な箇所に、閉扉状態に固定し、開くのを防止する手段として、横木とこれを差し通す金具とを有する貫木を設ける。横木は、左右の扉部分を閉扉状態で一直線状に保持するもので、全ての扉部分が開閉不可能に一体化していることにより正面板の機能を果たす。
本発明は以上のように構成されかつ作用するものであるから、左右の扉の一方又は両方の少なくとも上下2部分に分割された扉部分を有する開閉扉装置について、任意の箇所の扉部分を開閉することができるとともに、他の箇所の扉部分は閉じたままに置かれるので積載してある物品を落下させるおそれがなく、また、必要により一部の扉部分だけでも、左右の扉を一体としても開閉することができ、扱いも容易かつ確実に行えるという効果を奏する。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に適用した物流台車の正面図、図2は同じく右側面図を示しており、例示の物流台車10は、正面に左右両開き式の扉を有し、夫々の扉を上下2部分に分割して、上下左右の扉部分11、12、13、14から成るいわゆる4枚扉を構成している。また、15、16は左右の側面枠、17は後方の背面枠、18はそれらを載せている床板、19は車輪、を夫々示す。
上下左右の扉部分11、12、13、14は、夫々の外側の枠部に取り付けられた扉蝶番21、22、23、24によって、側面枠15、16の前方の枠部を回転軸25、26として開閉可能に設けられている。回転軸25、26は扉蝶番21、22、23、24を上下動させるためのスライド軸を兼ねており、そのため、扉蝶番21、22、23、24を受け止めて下方移動限界の位置即ち下限位置を決めるストッパー27、28、29、30を有している。従って、全ての扉部分11、12、13、14は別々に開閉可能であ
り、さらに上下動可能で、手を放すと全ての扉部分11、12、13、14は下降しストッパー27、28、29、30により下限位置に規定される。
このような扉構成において、最も低位置にある扉部分12、14の下部には、台車側との係合のための手段として、舌状の凸部31、32を各扉部分12、14の開閉端寄りに設け、これらと係合可能な凹部33、34を台車側部分として床板18の前側の上部に設けている。舌状の凸部31、32は各扉部分12、14の上下動ストロークよりも短い上下長を有している。また、上記扉部分12、14より上位にある扉部分11、13にも、夫々の開閉端寄りに舌状の凸部35、36を係合手段として設け、かつこれらと係合可能な凹部37、38を、下位の扉部分12、14の上部に設けている。これらの舌状の凸部35、36も上位の扉部分11、13の上下動ストロークよりも短い上下長を有してい
る。
例示の凸部31、32、35、36は各扉部分11、12、13、14の下側の枠部に舌状金属片を溶接して設けており、同凹部33、34は床板18の前縁に型枠部材を溶接して設けている(図3囲み部参照)。なお、上位の凸部35、36の係合する凹部37、38は、下位の扉部分12、14の上側の枠部に加工した穴状の部分から成っている(図4及び図5参照)。そして、下部及び上部の各係合手段は、左右の扉部分11、12、
13、14の開閉端側に近い位置において縦方向の直線39上に上下に並んでいる(図3参照)。
左右の扉を閉扉状態に固定し、開くのを防止する手段として、横木41とこれを差し通す各組2個の金具42、43とを有する貫木40が上位の扉部分11、13の上方の枠部に設けられている(図4参照)。横木41にはハンドル44が設けられており、これを起こし抜き差し側金具42に対して横木先端方を抜き差しするようになっており、他方には保持側金具43に当たって抜け出しを防止するストッパー45が設けられている。
各図中、46は中間棚で、側面枠15、16に支えられ、かつ背面枠17に軸支され折り畳み可能になっている。47は樹脂製面材を示しており、上記した正面の扉部分11、12、13、14、左右の側面枠15、16及び背面枠17に、ビス止めなどの手段によって取り付けられている。また、例示した左右の側面枠15、16は、背面枠17に枠蝶番48によって結合されており、扉部分11、12、13、14とともに背面枠17の前側に折り畳むことができる。
このような扉開閉装置では、全ての扉部分11、12、13、14のどれかを開閉したり、左右の扉として一体に開閉したりすることが容易に行える。図6以下は片側開扉の例示であり、図6では、向かって右の扉を一体性を保って開閉する例を示している。この場合、貫木40を外し、右の扉部分13、14を上方移動しながら手前に引けば良く、開扉したら扉部分13、14を押し上げている手を放して良い。図7は下右の扉部分14だけを開扉する例であり、この場合には貫木40はそのままで上の左右扉部分11、13の一体性を保って上方移動させ、かつまた下右の扉部分14を押し上げて手前に開けば良い。これと同じ方法で下左の扉部分12も開閉できることは明らかである。図8は上左の扉部分11だけを開閉する例であり、この場合、貫木40を外し、左上の扉部分11を上方移動させながら手前に開けば良い。このようにして、正面枠を構成している扉部分11、
12、13、14をどれでも開閉可能であり、また図8の貫木40を外した状態において左又は右の扉部分11、12又は13、14を一体として押し上げて開閉することもできる。
本発明に係る物流台車類における開閉扉装置の1実施例を示す正面図。 同上のものの右側面図。 図1の下方の要部を示す正面図。 図1の上方の要部を示す正面図。 扉部分における係合手段の1例を示す横断面説明図。 本発明における部分開扉状態の1例を示す正面図。 本発明における部分開扉状態の例2を示す正面図。 本発明における部分開扉状態の例3を示す正面図。
符号の説明
10 物流台車
11、12、13、14 扉部分
15、16 側面枠
21、22、23、24 扉蝶番
25、26 回転軸
27、28、29、30 ストッパー
31、32、35、36 凸部
33、34、37、38 凹部
40 貫木
41 横木
42、43 金具
44 ハンドル


Claims (3)

  1. 収納空所を囲んでいる正面枠として、左右に開く両開き扉から成る開閉扉を有する物流台車類において、開閉扉を構成する左右の扉の一方又は両方を少なくとも上下2部分に分割し、左右の扉の全ての部分が別々に開閉可能であるように、夫々を扉蝶番によって軸支
    し、分割した扉部分をさらに上下動可能に設けるとともに、夫々の扉のうちで最も低位置にある扉部分は、下限位置にて、台車側と係合し、それよりも上位にある扉部分は下限位置にて、下位の扉部分と係合により一体化し、それによって左の扉又は右の扉が一体として開閉可能であり、上方移動により係合を脱して、全ての扉部分が別々にも、また左の扉又は右の扉として一体にも開閉可能であるように構成された開閉扉装置。
  2. 扉部分と台車側との係合手段及び扉部分同士の係合手段は、凸部と、それが係合可能な凹部とから成る請求項1記載の物流台車類における開閉扉装置。
  3. 閉扉状態に固定し、開くのを防止する手段として、横木とこれを通す金具とを有する貫木を、左右の扉の適所に設けた請求項1記載の物流台車類における開閉扉装置。



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