JP2006109448A - 無線lanシステムにおける隣接bss間の干渉検出装置及び干渉検出方法 - Google Patents

無線lanシステムにおける隣接bss間の干渉検出装置及び干渉検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006109448A
JP2006109448A JP2005279531A JP2005279531A JP2006109448A JP 2006109448 A JP2006109448 A JP 2006109448A JP 2005279531 A JP2005279531 A JP 2005279531A JP 2005279531 A JP2005279531 A JP 2005279531A JP 2006109448 A JP2006109448 A JP 2006109448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interference
bssid
frame
external
interference detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005279531A
Other languages
English (en)
Inventor
Hak-Hoon Song
學 勲 宋
Sang-Kug Yi
相 国 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2006109448A publication Critical patent/JP2006109448A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • H04W16/16Spectrum sharing arrangements between different networks for PBS [Private Base Station] arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/10Dynamic resource partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Abstract

【課題】 無線LANシステムのMAC(Medium Access Control)フレームに含まれたBSSIDを使用して、隣接したBSSが同一チャンネルを使用することにより発生する干渉を検出し、干渉発生が検出された際に、該当BSSに割り当てられたチャンネルを他のチャンネルに変更することにより、干渉の影響を減少させる無線LANシステムの干渉検出装置及びその方法を提供する。
【解決手段】 任意のAP(アクセスポイント)が対応するBSSのステーションと無線通信でフレームを送受信する無線LANシステムでの隣接BSS間の干渉検出装置であって、受信されたフレーム全体の中で対応するBSSのIDとは異なる他のBSSのIDを含むフレームの受信率を算出する外部BSSID受信率算出部213と、この外部BSSID受信率算出部213が算出した外部BSSID受信率に基づいて、BSSの間で干渉が発生したか否かを検出する干渉検出部214とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線LANシステムにおける隣接BSS(Basic Service Set、一般に、基本サービスセットと称され、1つのアクセスポイントにおける通信可能領域を示す)の間で発生する干渉(電波干渉)を検出する装置及び方法に関し、特に、同一チャンネルを使用する隣接BSS間の干渉を検出(感知)する干渉検出装置及び方法に関する。
一般的に、IEEE 802.11基盤の無線LAN(Wireless LAN)システムは、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)方式を基盤として媒体にアクセスし、各AP(Access Point)が互いに独立的に動作する。即ち、無線LANシステムは、別の装置によりチャンネルを割り当てる方式ではなく、アクセスポイントが動作する際に、運用者またはチャンネル割り当てアルゴリズムによって各アクセスポイントが独立的にチャンネルを選択する。したがって、多数の無線LANシステムが存在する状況では、各BSSで使用するチャンネルが重複する可能性が高く、チャンネルが重複すると、隣接したBSS間に干渉(電波干渉)が発生する。以下、図1を参照して、この隣接BSS間で生じる干渉(電波干渉)を説明する。
図1は、無線LANシステムにおける3つの隣接したBSS及び各々のBSSで無線LANサービスの提供を受けるステーションを示す図である。
図1において、ステーションSTA1-2は、BSS1及びBSS2の両BSSに位置し、ステーションSTA3-1は、BSS1及びBSS3の両BSSに位置している。
以下、ステーションSTA1-2を例として干渉の影響について説明する。ステーションSTA1-2は、BSS1でアクセスポイントAP1と通信するステーションである。そして、例えば、BSS1及びBSS2は、互いに同一のチャンネルが割り当てられており、BSS3は、BSS1及びBSS2とは異なる他のチャンネルが割り当てられているとする。
まず、ステーションSTA1-2が、フレーム(データフレーム)を受信する場合について説明する。
無線LANシステムの特性上、アクセスポイントAP1とアクセスポイントAP2は、互いの存在を認職できず、その結果、互いに独立的に媒体を占有するようになる。したがって、ステーションSTA1-2は、BSS1及びBSS2から伝送される各々のフレームを全部受信することができる。ここで、「受信」とは、単なる信号の受信だけではなく、フレームの情報分析(情報解釈)が可能な水準の受信を意味する。このように、ステーションSTA1−2において2つのアクセスポイントAP1、AP2からフレームが送信されると、これらのフレームが衝突する可能性が高く、多くの場合に、エラーが発生する。
また、一般的に、ステーションSTA1-2は、エラーが発生したフレームを破棄する。そして、アクセスポイント(AP)では、破棄されたフレームについてのACK(ACKnowledgement)を受け取ることができないので、一定時間の間、当該フレームを再伝送する処理が行われるが、この再伝送されたフレームが、ステーションにおいて確実に受信されたか否か保証することはできない。各々のBSSは、互いに干渉が存在する事実を感知(検出)することができないので、このようなフレームエラー(若しくはpacket error)が継続的に発生してしまう。
次に、ステーションSTA1-2がフレームを送信する場合について説明する。
ステーションSTA1-2がフレームを送信すると、アクセスポイントAP1及びアクセスポイントAP2は、同一チャンネルを使用しているので、両アクセスポイントAP1及びAP2は、ステーションSTA1−2から送信されたフレームを受信することになる。 即ち、ステーションSTA1-2は、アクセスポイントAP1と通信するステーションなので、一方のアクセスポイントAP2は、不要なフレームを受信することになる。
この場合は、ステーションSTA1-2が媒体を占有しているため、アクセスポイントAP2は、BSS2内のステーションであるステーションSTA2-1に対してフレーム等の送信ができない場合が生じる。さらに、ステーションSTA2-1がアクセスポイントAP2に送信するフレームと、ステーションSTA1-2がアクセスポイントAP2に送信するフレームとが衝突する場合も発生する。したがって、アクセスポイントAP2は、本来受信すべきフレームであるステーションSTA2−1からのフレーム受信が、このような衝突(干渉)により妨げられてしまう。このような同一チャンネルの使用により発生する衝突(電波干渉)は、特に、フレームが短い送信周期で反復的に行われる場合やデータ量が多いフレームの場合に問題になる。
一方、図1のステーションSTA3-1は、隣接する2つのBSS(BSS1及びBSS3)に属しているが、上述のような干渉の影響を受けない。これはBSS1及びBSS3が互いに異なるチャンネルを使用しているからである。
上述のように、2つのBSSが互いに隣接している場合であっても、各々のBSSが使用するチャンネルが互いに異なれば、安定的な通信環境の構築が可能となる。したがって、安定的な通信環境の構築及び、QoS(Quality of Service)を保証するためには、BSS間の干渉検出装置及びその方法が必要となる。
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、無線LANシステムにおいて隣接するBSSが同一チャンネルを使用することにより発生する干渉を検出(感知)する隣接BSS間の干渉検出装置及び干渉検出方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、無線LANシステムにおいて隣接するBSSが同一チャンネルを使用することにより発生する干渉(電波干渉)を検出し、干渉が検出される場合にチャンネルを変更する隣接BSS間の干渉検出装置及び干渉検出方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の一つの側面としての干渉検出装置は、任意のアクセスポイントが、対応するBSSのステーションと無線通信でフレームを送受信する無線LANシステムでの隣接BSS間の干渉検出装置であって、受信されたフレーム全体の中で対応するBSSのIDとは異なる他のBSSのIDを含むフレームの受信率を算出する外部BSSID受信率部と、外部BSSID受信率算出部が算出した外部BSSID受信率に基づいて、BSSの間で干渉が発生したか否かを検出する干渉検出部とを有することを特徴とする。
そして、上記外部BSSID受信率算出部は、各々の時間間隔で測定した他のBSSIDの個数をNum(n)とし、外部BSSID受信率をROBSSとし、各々の時間区間の加重値をwとしたとき、次の数式を用いて外部BSSID受信率を算出する。
また、上記装置は、算出された外部BSSID受信率を保存する保存部をさらに有することが好ましい。
また、上記干渉検出部は、外部BSSID受信率が所定の臨界値以上である場合に干渉が発生したと判定することが好ましい。
また、上記対応BSSのIDは、任意のステーションが現在サービスの提供を受けているBSSを表示する識別子であることが好ましい。
また、上記対応BSSのIDは、アクセスポイントのMACアドレスであることが好ましい。
そして、本発明の上記装置は、干渉検出部により出力される干渉の発生を通知する信号を受信し、フレームの送受信のために割り当てられたチャンネルを変更するチャンネル変更部をさらに有することが好ましい。
また、上記装置は、フレームを受信したときに発生するエラー率を測定するエラー率算出部をさらに有することが好ましい。
また、上記エラー率算出部は、各々の時間区間の間に測定されたエラーの個数をErr(n)とし、時間的に一番最近に発生したエラーをErr(n+1)とし、最も過去に発生したエラーをErr(n+L-1)とし、各々の時間区間の加重値をwとしたとき、次の数式を用いてエラー率を算出する。
また、好ましくは、上記干渉検出部は、エラー率が所定の臨界値未満であれば、外部BSSID受信率が所定の第1の臨界値以上である場合に干渉が発生したと判定し、エラー率が所定の臨界値以上であれば、外部BSSID受信率が第1の臨界値より小さい第2の臨界値以上である場合に干渉が発生したと判定する。
なお、上記装置は、算出されたエラー率を保存する保存部を有するように構成することが好ましい。
また、上記装置は、受信されたフレームが干渉検出を実行することが可能なフレームであるか否かを判定するフレーム識別部をさらに有し、フレーム識別部は、BSSIDを含むフレームが干渉検出を実行することが可能なフレームであるか否かを判定するように構成することが好ましい。
なお、このBSSIDを含むフレームは、管理フレーム及びデータフレームであることが好ましい。
また、本発明の他の側面としての干渉検出装置は、IEEE 802.11規格による無線LANシステムにおけるBSSのステーションと無線通信でフレームを送受信するアクセスポイントの干渉検出装置であって、受信されたフレーム全体の中で他のBSSのIDを含むフレームの受信率を算出する外部BSSID受信率算出部と、この外部BSSID受信率算出部が算出した外部BSSID受信率に基づいて、BSS間に干渉が発生したか否かを検出する干渉検出部と、干渉が発生したと判定された場合に、フレームの送受信のために割り当てられたチャンネルを変更するチャンネル変更部とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての干渉検出装置は、IEEE 802.11規格による無線LANシステムにおけるBSSのアクセスポイントと無線通信でフレームを送受信するステーションの干渉検出装置であって、受信されたフレーム全体の中で他のBSSのIDを含むフレームの受信率を算出する外部BSSID受信率算出部と、この外部BSSID受信率算出部が算出した外部BSSID受信率に基づいて、BSS間に干渉が発生したか否かを検出する干渉検出部と、干渉検出部が、干渉が発生したと判定した場合に、チャンネル変更するための信号をアクセスポイントに送信するチャンネル変更部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の一つの側面としての干渉検出方法は、任意のアクセスポイントが対応するBSSのステーションと無線通信でフレームを送受信するIEEE 802.11規格による無線LANシステムでの隣接BSS間の干渉検出方法であって、フレームを受信する第1のステップと、受信されたフレームの外部BSSID受信率を算出する第2のステップと、この外部BSSID受信率に基づいて、干渉の発生を検出する第3のステップとを含むことを特徴とする。
なお、上記干渉検出方法において、外部BSSID受信率は、各々の時間間隔に測定した他のBSSIDの個数をN(num)とし、外部BSSID受信率をROBSSとし、各々の時間区間の加重値をwとしたとき、次の数式を用いて算出される。
なお、上記干渉検出方法は、干渉が発生したと判定された場合に、フレームの送受信のための割り当てチャンネルを変更する第4のステップをさらに有することが好ましい。
本発明によれば、無線LANシステムにおいて発生する隣接したBSS間の干渉を検出することが可能になり、特に、高密度の住居環境またはオフィス環境で有用に使用することが可能になる。さらに、干渉が検出された場合に、チャンネルを適切なチャンネルに変更することで、中央コントローラー(中央制御)がないシステムであっても、ロードバランス(load balance;負荷分散)が可能となる。このため、QoSを向上させることが可能になる。
また、本発明によれば、検出区間(期間)を設定せずに干渉検出を実行するので、通信の中断が生じることなく、電波干渉の検出を行うことが可能になる。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にするため、関連した公知機能や構成についての具体的な説明は適宜省略する。
まず、本実施形態の概要を簡単に説明する。本実施形態は、IEEE 802.11規格による無線LAN(Wireless LAN)システムにおけるBSS(Basic Service Set)間の電波干渉を検出(感知)する干渉検出装置及びその方法に関し、特に、MAC階層を用いることにより実現される。
また、本実施形態では、MAC(Medium Access Control:媒体接近制御)フレームに含まれるBSSIDを使用し、隣接BSS間において同一チャンネルの使用による干渉(電波干渉)が発生したか否かを検出する。このBSSIDは、各BSSを区別(区分)するための識別子である。一般的に、BSSIDとしては、各BSSのAP(Access Point)のMACアドレス値が用いられる。
無線LANシステムにおいて、各ステーション及びアクセスポイントは、受信したフレームがOSI参照モデルのデータリンク層の媒体アクセス制御副層(MAC階層)に到達するとき、受信フレームのMACヘッダー300から多様な情報を得る。具体的には、各ステーション及びアクセスポイントは、受信フレームの情報の中の宛先アドレス情報が自身のアドレス情報と一致し、かつFCS(Frame Check Sequence;フレームチェック部)によりフレームにエラーがないと判定すると、当該フレームを所定のプロシージャに応じて解析(分析)し、フレーム本体をLLC(Logical Link Control)に乗せる(置く)。また、このとき、各ステーション及びアクセスポイントは、アドレス情報の中に対応するBBSとは異なる他のBSSIDが含まれているフレームを受信したときは、干渉(電波干渉)がある(発生している)と判定する。これは、BSSが異なると、アクセスポイントのMACアドレスであるBSSIDも相違するので、上述のように干渉が発生していると判定することが可能である。
このように本実施形態の無線LANシステムにおける干渉検出装置及びその方法は、受信したフレームに他のBSSIDが含まれているか否かを判定することで、BSS間の干渉が発生したか否かを検出する。
次に、図2から図8までを参照して、本実施形態における無線LANシステムの隣接BSS間の干渉検出装置について説明する。
図2は、隣接したBSS同士が同一チャンネルを使用することにより発生する電波干渉を検出する干渉検出装置の構成ブロック図である。
本実施形態の干渉検出装置は、互いに異なるBSSIDを含むフレームが受信されているか否かを判定し、他のBSSIDを含むフレームが受信される比率(受信率)を算出する外部BSSID受信率算出部(他BSSID受信率算出部;other BSSID Rate Calculator)213と、外部BSSID受信率算出部213が算出したデータに基づいて、同一チャンネルの使用による干渉が発生したか否かを検出する干渉検出部(Interference Detector)214とを備えている。
この外部BSSID受信率算出部213は、受信されたフレームが干渉を発生させる他のBSSIDを含むフレームであるか否か、即ち、2つ以上のBSSからのフレームが受信されているか否かを判定するために、受信されたフレームに含まれるBSSIDをチェックする。外部BSSID受信率算出部213は、下記の数式7を使用して外部BSSID受信率を算出することができる。
ここで、Num(n)は、各々の時間間隔に測定した外部BSSIDの数であり、ROBSSは、外部BSSID受信率である。wは、各々の時間区間の加重値(weight)である。
この加重値は、時間毎に反映比率に違いを付けるために使用される一つの手段である。本実施形態の加重値は、所定の時間単位で検出された外部BSSID値の各々に、互いに相違する値が与えられる。加重値は、受信した他のBSSIDの重要度に比例して割り当てられる。例えば、一番最近(直近)に検出されたBSSIDは、それ以前に検出されたBDDIDよりも、一層大きい加重値を割り当て、一番最近に検出されたBSSIDに対して高い重み付けを行う。数式8は加重値間の関係を示すものである。
そして、外部BSSID受信率算出部213は、算出した外部BSSID受信率を干渉検出部214に出力する。
干渉検出部214は、外部BSSID受信率算出部213から外部BSSID受信率が入力されると、この外部BSSID受信率に基づいて干渉が発生したか否かを検出する。本実施形態の干渉検出部214は、算出された外部BSSID受信率が所定の臨界値(閾値)よりも大きい場合には、干渉が発生したと判定する。そして、干渉検出部214は、干渉が発生したと判定した場合に、干渉の発生知らせる信号を生成して出力する。
なお、干渉検出部214は、干渉が発生したか否かを判定する際、外部BSSID受信率だけでなく、フレームの伝送過程で発生するエラー率(Frame Error RateまたはPacket Error Rate)をも考慮して、干渉が発生したか否かを判定することが望ましい。これは、該エラーは、他のBSSから送られてくる信号の干渉による空中(エアー)でのフレーム衝突により発生するからである。したがって、本実施形態の干渉検出装置は、エラー率を干渉検出に用いるために、フレームの伝送過程中に発生するエラー率を測定するためのエラー率算出部(Error Rate Calculator)212をさらに備えている。
エラー率算出部212は、受信したフレームにエラーがあるか否かを判定し、当該フレームにエラーがあった場合に、エラー率を算出する。このエラー率は、単位時間当りのエラー数である。そして、算出されたエラー率が所定の臨界値(閾値)より大きいと、通信チャンネルの状態が良くないか、干渉を引き起こす何らかの物体があると判定する。
また、エラー率は、外部BSSID受信率と同様に、加重値を用いて算出することができる。加重値を用いて算出されるエラー率(RERR)は、数式9の通りである。
ここで、Err(n)は、各時間区間の間に測定されたエラー数を、Err(n+1)は、一番最近に発生したエラーを、Err(n+L-1)は、最も過去に発生したエラーをそれぞれ意味している。本実施形態では、このように算出されたエラー率は、外部BSSID受信率とともに干渉検出に用いられる。
このように本実施形態では、干渉検出部214は、エラー率算出部212から入力されるエラー率と外部BSSID受信率算出部213から入力される外部BSSID受信率とを用いて、干渉が発生したか否かを判定する。なお、干渉検出部214は、測定された外部BSSID受信率が小さな場合であっても、エラー率が臨界値より大きい場合には、干渉が発生したと判定する。
また、本実施形態では、エラーのないフレームについてのみ、外部BSSID受信率を用いた干渉検出を実行するように設定することも可能である。このとき、外部BSSID受信率算出部213は、エラーのないフレームについてのみ他のBSSIDが受信されたか否かを判定する。そして、干渉検出部214は、外部BSSID受信率算出部213から入力される外部BSSID受信率を用いて干渉が発生したか否かを判定する。
さらに、本実施形態の干渉検出装置は、受信したフレームの受信電力(RSSI)を使用して干渉が発生したか否かを判定することも可能である。即ち、干渉検出部214は、外部BSSID受信率とエラー率が小さくても、ステーションが受信する他のBSSフレームの受信電力が大きい場合には、干渉が大きいと判定することが可能である。これは、他のBSSからのフレームの受信電力が大きい場合には、2つのBSSが互いに接近し過ぎて隣接しており、このため常に干渉が発生する可能性が高いからである。
また、本実施形態の干渉検出装置は、受信されたフレームが干渉検出に適切なフレームであるか否かを判定するフレーム識別部211をさらに備えることが好ましい。ここで、フレーム識別部211について説明する前に、無線LANのMACフレームについて説明する。
図3は、IEEE 802.11基盤のMACフレームの構造を示す図である。
図3に示すように、MACフレームは、ヘッダー部(Header)300と、フレーム本体(Frame Body)310と、FCS(Frame Check Sequence)320とを備えている。ヘッダー部300は、MACプロトコルを維持するための各種情報を包含する。フレーム本体310は、LLCから受信するか、またはLLCに送信する情報を保存しており、MSDU(MAC Service Date Unit)またはLPDU(LLC Protocol Data Unit)と同様に構成される。FCS320は、フレームが媒体を介して伝送された後に、エラーが発生したか否かを判定するためのものであり、2ビットCRC(Cyclic Redundancy Code)を適用することが可能である。
ヘッダー部300は、フレーム制御フィールド(Frame Control field)301と、Duration/IDフィールド302と、アドレスフィールド(303〜305、307)と、順序制御フィールド(Sequence Control field)306とを含んでいる。
このフレーム制御フィールド301は、ステーション間に伝送される制御情報を含んでおり、また、Duration/IDフィールド302は、伝送されたフレームに依存する待機時間(duration)値を含んでいる。アドレスフィールド(303〜305、307)は、伝送されるフレームの形態によってBSSID、ソースアドレス(SA:Source Address)、宛先アドレス(DA:Destination Address)、送信機アドレス(TA:Transmitter Address)、受信機アドレス(RA:Receiver Address)などの多様な形態で形成されている。宛先アドレスは、フレームの最終宛先アドレスであり、ソースアドレスは、フレーム伝送を開始したソースアドレスであり、受信機アドレスは、次にフレームを受信するAPアドレスであり、送信機アドレスは、以前にフレームを送信したAPアドレスである。
また、順序制御フィールド306は、連続されるフレームの伝送のための順序番号情報を含んでいる。
図4は、MACフレームのヘッダーの中でフレーム制御フィールドの構造を示す図である。
フレーム制御フィールド301は、プロトコルバージョン(protocol version)フィールド400と、タイプフィールド402と、サブタイプフィールド404と、To DSフィールド406と、From DSフィールド408と、追加フラグメント(More Frag)フィールド410と、再伝送(retry)フィールド412と、電源管理フィールド(Pwr Mgt)414と、追加データ(More Data)フィールド416と、WEPフィールド418と、指示(order)フィールド420とを含んでいる。
プロトコルバージョンフィールド400は、将来のプロトコルバージョンに対応するために設けられており、現在は‘0’に設定されることが一般的である。タイプフィールド402及びサブタイプフィールド404は、該当MACフレームの種類を示す情報を含んでいる。特に、タイプフィールド402は、該当フレームが管理(management)フレーム、制御(control)フレーム及びデータ(data)フレームの中で、どのフレームに相当するかを示すものである。サブタイプフィールド404は、該当フレームの使用用途(使用目的)を示すものである。
ToDSフィールド406及びFromDSフィールド408は、対応するMACフレームの発信元と目的地(あて先)の概略的な情報を含む。ToDSフィールド406は、フレーム宛先が他のアクセスポイント(AP)のBSS無線セル、即ち、分配システムであるときに‘1’に設定される。from DSフィールド408は、分配システムを通じて他のアクセスポイント(AP)でフレームの伝送を受けるときに‘1’に設定される。
フラグメントフィールド410は、同一フレームで連続するフラグメントがあるときに‘1’に設定される。また、再伝送(retry)フィールド412は、該当フレームが以前のフレームの再伝送フレームである場合に‘1’に設定される。
電源管理フィールド(Pwr Mgt)414は、電源節約のために使用される。追加データフィールド416は、電源節約モードのステーションにフレームを送信する場合に使用される。送信ステーションは、電源節約モードのステーションに送信する追加的なフレームがあるときに、追加データフィールド416を ‘1’に設定してフレームを伝送する。したがって、受信ステーションは、‘1’に設定された追加データフィールド416を含むフレームを受信したときに、追加的なフレームが受信されたと判定することができる。
WEPフィールド418は暗号化に使用される。WEPは、秘密共有暗号化キーを生成し、送信側及び受信側で盗聴(傍受)を防止するためにフレームビットを変更させることができるようにする。一般的に、WEPは選択的に使用できる。
指示(order)フィールド420は、StrictlyOrderedサービスクラスでデータが伝送されていることを示すもので、このとき、受信側ではフレームを順に処理しなければならない。
なお、上述したMACフレームの各フィールドの設定値は、IEEE 802.11規格に従う値となっている。
一方、アドレスフィールド(303〜305及び307)は、送受信ステーションのMACアドレスを使用する。アドレスの順序は、MACフレームの種類によって決定されている。MACフレームは、使用目的によって管理フレーム(Management frame)、制御フレーム(Control frame)及びデータフレーム(Data frame)に区分できる。管理フレームは、ステーションとアクセスポイント(AP)との間の初期通信を確立するために使用される。管理フレームは結合(association)、認証(authentication)などのサービスを提供するために使用される。 制御フレームは、管理フレームを使用した結合及び認証プロセスが終了したときの、データフレーム伝送を支援する。データフレームは、情報を送信元(発信地)ステーションから目的地ステーションに伝送するために使用される。
なお、アドレスの順序は、各々の対応するフレームが分配システムから向かうか、分配システムへ向かうかによって相違する。以下に、フレームのアドレス手順について説明する。
図5は、フレームのアドレス値を示す図である。
図5に示すように、管理フレームや制御フレームでは、ToDS = FromDS = 0であって、アクセスポイントがデータフレームを送信する場合には、ToDA = 0、FromDS = 1である。そして、ステーションがアクセスポイントにデータフレームを送信する場合には、ToDA = 1、FromDS = 0に表現される。
上述のように、BSSIDは、本実施形態の干渉検出に使用される。したがって、BSSIDを含むフレームが、本実施形態の干渉検出には有用である。BSSIDがアドレスフィールドとして用いられるフレームは、データフレーム又は管理フレームである。制御フレームは、一部のケースでのみ使用されることから、制御フレームよりも管理フレームまたはデータフレームを使用して、干渉の有無を検出することが好ましい。各フレームの種類は、図4のタイプフィールド402により判定することが可能である。
また、フレーム識別部211は、受信されたフレームが、BSSIDを含むフレームであるか否かを判定するとともに、受信されたフレームが、データフレームまたは管理フレームであるか否かを判定する。フレーム識別部211は、BSSIDを含むフレームであって、かつデータフレーム又は管理フレームであると判定した場合には、対応するフレームについて干渉が発生したか否か、または干渉の発生程度を判定する情報として使用することを許可する。
本実施形態の干渉検出装置は、干渉が発生したと判定した場合に、対応するアクセスポイントの割り当てチャンネルを変更(切り替え)するチャンネル変更部215をさらに備えている。このチャンネル変更部215は、干渉検出部214から干渉の発生を知らせる信号を受信した場合に、現在割り当てられているチャンネルとは別の他のチャンネルを選択する。
なお、上述の実施形態の干渉検出装置は、アクセスポイント及びステーションのMAC階層に適用される。即ち、アクセスポイント及びステーションにおける、OSI参照モデルのデータリンク層の媒体アクセス制御副層(MAC階層)の制御装置として適用することが可能である。
また、本実施形態の干渉検出装置は、エラー率算出部212で算出されたエラー率と、外部BSSID受信率算出部213により算出された外部BSSID受信率とのデータを保存する保存部200をさらに備えており、これを干渉検出に用いることができる。
図8は、保存部200の保存形態(格納フォーマット)の一例を示す図である。
図8は、一定な時間間隔の間に検出されたエラー数等を表すテーブルであり、エラー率を算出するために使用される。
また、本実施形態の干渉検出装置は、フレームの送受信のための物理(PHY)階層220をさらに含んでいる。干渉が発生した場合の実際のチャンネル変更は、この物理階層で行われる。例えば、チャンネル変更部215が、チャンネル変更を要請する変更要求信号を出力すると、変更要求信号の入力を受けた物理階層220は、オシレーターまたは位相固定ルーフ(PLL:Phase Locked Loop)を制御して周波数を変更する。このような本実施形態の干渉検出及びチャンネル変更プロセスは、既存の無線LANプロトコルで追加的に実行することで、IEEE 802.11標準と互換を保持することが可能である。
なお、本実施形態の干渉検出装置は、アクセスポイント若しくはステーションの一方に含まれるように適用することが可能である。即ち、本実施形態の干渉検出をアクセスポイントで行うこともでき、また、ステーションにおいて行うことも可能である。
また、アクセスポイントがチャンネルの割り当て処理を行うので、アクセスポイント又は/及びステーションは、干渉が発生したと判定した場合に、それぞれ異なるチャンネル変更プロセスを行うことになる。即ち、アクセスポイントは、干渉が検出されたときに、迅速に割り当てられたチャンネルを変更して新しいチャンネルを割り当てることができるが、ステーションは干渉が検出されてもチャンネルを変更する手段を有していない。したがって、ステーションは、干渉を検出したときに、チャンネル変更を要求する変更要求信号をアクセスポイントに送信し、チャンネル変更を実行する。このように、アクセスポイントは、自ら干渉を検出した場合と同様に、ステーションからチャンネル変更を要求する変更要求信号を受信した場合にも、チャンネル変更を行う。
次に、上述した本実施形態の干渉検出装置の処理遷移(制御フロー)について説明する。
図6は、本実施形態の干渉検出装置の処理遷移、即ち、隣接BSSが同一チャンネルを使用することにより発生する干渉を検出する過程を示すフローチャートである。
図6に示すように、ステップS600で、ステーションはアクセスポイントからフレームを受信する。ステップS602で、ステーション(フレーム識別部211)は、受信されたフレームがBSSIDを含むフレームであるか否かを判定する。即ち、上述のように、受信したフレームのタイプフィールド402を参照して、当該フレームが管理フレームまたはデータフレームであるか否かを判定する。
なお、このステップS602では、上述のように、データフレームまたは管理フレームである場合には、BSSIDが存在するフレームなので、当ステップでは、受信したフレームのタイプフィールド402を参照して、当該フレームが管理フレームまたはデータフレームであるか否かを判定すればよいが、例えば、受信されたフレームがBSSIDを含むフレームであるか否かを判定するステップと、BSSIDを含むフレームであると判定された場合に、そのフレームが管理フレームまたはデータフレームであるか否かを判定するステップとを経るように、必要に応じて構成することも可能である。
このように、受信されたフレームが、データフレームまたは管理フレームである場合には、BSSIDが存在するフレームなので、干渉が発生したか否か、または干渉の発生程度を判定するデータとして使用され(エラー率算出部212に出力され)、受信されたフレームが、データフレームまたは管理フレームではない場合には、一般的なWLANプロトコルを維持する。
次に、ステップS604で、ステーション(エラー率算出部212)は、受信したデータフレームまたは管理フレームにエラーがあるか否かを判定し、当該フレームにエラーがある場合には、エラー率を算出する。そして、ステーション(エラー率算出部212)は、エラー率が所定の臨界値より大きい場合に、通信チャンネルの状態が良くないか、干渉を発生させる何らかの物体が存在すると判定する。
ステップS604において、エラーがないフレームが受信されると(フレームにエラーがないと判定されると)、ステップS606に進み、ステーションは、該当フレームが干渉を発生させるフレームであるか否かを判定するために、該当フレームに含まれるBSSIDを検査する。
検査したBSSIDが該当BSSのIDではない他の(外部の)BSSID、即ち、外部BSSIDであれば、ステップS608で、ステーション(外部BSSID受信率算出部213)は外部BSSID受信率を算出する。そして、ステップ610で、ステーション(干渉検出部214)は、ステップS608で算出した外部BSSID受信率を使用して、干渉が発生したか否かを判定する。ステーション(干渉検出部214)は、算出された外部BSSID受信率が所定の臨界値より大きい場合に、干渉が発生したと判定する。
このステップS610において干渉が発生したと判定されると、ステップS612に進み、チャンネル変更部215が、割り当てられたチャンネルを他のチャンネルに変更する。このとき、ステーション側のチャンネル変更は、アクセスポイントにチャンネルの変更を要求する変更要求信号を送信することにより行われる。
また、上述のように本実施形態の干渉検出方法は、干渉が発生したか否かを判定する際に、上記エラー率を使用するように構成することが可能である。例えば、ステーションがエラー率と外部BSSID受信率とを用いて干渉検出を行っている場合、ステーションは、エラー率が所定の臨界値の未満であれば、外部BSSID受信率が所定の第1臨界値以上の場合に干渉が発生したと判定し、エラー率が所定の臨界値以上であれば、外部BSSID受信率が第1臨界値よりも小さい第2臨界値以上の場合に干渉が発生したと判定する。このように構成することで、ステーションは、複数の判断基準を用いて、正確かつ好適な干渉検出を実現することが可能になる。
また、ステーションは、外部BSSID受信率とエラー率とが臨界値よりも小さい場合でも、ステーションが受信する他のBSSフレームの受信電力が大きい場合には、電波干渉が大きいと判定するように構成することも可能である。
図7は、外部BSSID受信率、エラー率及び外部BSSフレームの受信電力を干渉検出の判定基準として用いた場合の干渉検出処理遷移を示すフローチャートである。
まず、ステップS704においてステーションは、ステップS702で算出された外部BSSID受信率(ROBSS)と、予め保存部200に格納されている臨界値(ROBSS_THR)とを比較する。外部BSSID受信率が臨界値以上であると判定された場合には、干渉が発生したと判定し、ステップS712に進み、チャンネル変更処理を実行する。一方、外部BSSID受信率が臨界値未満であると判定された場合には、ステップS706に進む。
ステップS706では、ステーションは、エラー率算出部212で算出されたエラー率(RERR)と予め保存部200に格納されている臨界値(RERR_THR)とを比較する。このとき、エラー率が臨界値以上である場合には、干渉が発生したと判定し、ステップS712に進み、チャンネル変更を実行する。一方、エラー率が臨界値未満である場合には、ステップS708に進む。
ステップS708では、ステーションは、外部BSSフレームの受信電力(RSSIOBSS)と、予め保存部200に格納されている臨界値(RSSITHR)とを比較する。そして、外部BSSフレームの受信電力が臨界値以上である場合には、干渉が発生したと判定し、ステップS712に進んでチャンネル変更を実行する。一方、外部BSSフレームの受信電力が臨界値未満である場合には、干渉は発生していないと判定して、ステップS710に進み、次の(新しい)フレーム受信を行う。なお、その他の処理は、図6と同様であるため、説明を省略する。
このように本実施形態の干渉検出装置及び干渉検出方法は、外部BSSID受信率のみを干渉検出のための判定基準と使用するか、外部BSSID受信率及びエラー率を干渉検出の判定基準と使用するか、または外部BSSID受信率、エラー率及び外部BSSフレームの受信電力を干渉検出の判定基準と使用するかを、無線LAN環境等に鑑みて、選択的に干渉検出の判定基準を設定することができ、好適な干渉検出を提供することが可能になる。
上述のように、本実施形態によれば、無線LANシステムにおいて発生する隣接したBSS間の干渉を検出することが可能となり、特に、高密度の住居環境またはオフィス環境で有用に使用することが可能である。さらに、干渉が検出された場合には、適切なチャンネルに変更し、中央コントローラー(中央制御)がないシステムであっても、ロードバランス(load balance)が可能となる。このため、QoSを向上させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、検出区間(期間)を設定せずに干渉検出を実行するので、通信の中断が生じることなく電波干渉の検出を行うことが可能となる。また、本実施形態の装置及び方法は、アクセスポイント又は/及びステーションに適用でき、ソフトウェア(プログラム)により実現することも可能である。そして、既存のIEEE 802.11MACプロトコルをそのまま使用し、本実施形態の装置及び方法をその内部に追加的に適用したシステムを構築することにより、IEEE 802.11との互換性を保持することが可能となる。
以上、本発明の実施形態の干渉検出方法のプロセスについてステーション側の動作を例に説明したが、アクセスポイント側も同様なプロセスにより干渉検出を実行することが可能である。
従来の無線LANシステムおいて3つの隣接したBSS及び各々のBSSで無線LANサービスの提供を受けるステーションを示す概要図である。 本発明の実施形態の隣接したBSSが同一チャンネルを使用することにより発生する干渉を検出する装置の構造ブロック図である。 無線LANシステムで使用されるMAC(Media Access Control)フレームの構造を示す図である。 図3のMACフレームの構造の中のヘッダー構造を示す図である。 図3及び図4のMACフレームの構造の中のアドレスフィールドの内容を示す図である。 本発明の実施形態の隣接BSSが同一チャンネルを使用することにより発生する干渉を検出する処理遷移を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の外部BSSID受信率、エラー率及び外部BSSフレームの受信電力を干渉検出の判定基準として使用する際の干渉検出処理遷移を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の干渉検出に使用される情報の保存形態を示すテーブル図である。
符号の説明
200 保存部
211 フレーム識別部
212 エラー率算出部
213 外部BSSID受信率算出部
214 干渉検出部
215 チャンネル変更部
220 物理階層
300 ヘッダー部
310 フレーム本体
320 FCS

Claims (19)

  1. 任意のアクセスポイントが、対応するBSSのステーションと無線通信でフレームを送受信する無線LANシステムの隣接BSS間の干渉を検出する装置であって、
    受信されたフレーム全体の中で前記対応するBSSのIDとは異なる他のBSSのIDを含むフレームの受信率を算出する外部BSSID受信率算出部と、
    前記外部BSSID受信率算出部が算出した外部BSSID受信率に基づいて、BSS間で干渉が発生したか否かを検出する干渉検出部とを有することを特徴とする隣接BSS間の干渉検出装置。
  2. 前記外部BSSID受信率算出部により算出される外部BSSID受信率は、各々の時間間隔で測定した他のBSSのID数をNum(n)とし、外部BSSID受信率をROBSSとし、各々の時間区間の加重値をwとしたとき、次の数式により得られることを特徴とする請求項1に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  3. 前記外部BSSID受信率を保存する保存部をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  4. 前記干渉検出部は、前記外部BSSID受信率が所定の臨界値以上である場合に干渉が発生したと判定することを特徴とする請求項1に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  5. 前記対応するBSSIDは、任意のステーションが現在サービスの提供を受けているBSSを表示する識別子であることを特徴とする請求項1に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  6. 前記対応するBSSIDは、前記アクセスポイントのMACアドレスであることを特徴とする請求項5に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  7. 前記干渉検出部により出力される干渉の発生を通知する信号を受信して、フレームの送受信のために割り当てられたチャンネルを変更するチャンネル変更部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  8. フレームを受信したときに発生するエラー率を測定するエラー率算出部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  9. 前記エラー率算出部により算出されるエラー率は、各々の時間区間の間に測定されたエラー数をErr(n)とし、時間的に一番最近に発生したエラーをErr(n+1)とし、一番過去に発生したエラーをErr(n+L-1)とし、各々の時間区間の加重値をwとしたとき、次の数式により得られることを特徴とする請求項8に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  10. 前記干渉検出部は、前記エラー率が所定の臨界値未満であれば、前記外部BSSID受信率が所定の第1の臨界値以上である場合に干渉が発生したと判定し、前記エラー率が所定の臨界値以上であれば、前記外部BSSID受信率が前記第1の臨界値より小さい第2の臨界値以上である場合に干渉が発生したと判定することを特徴とする請求項9に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  11. 前記エラー率を保存する保存部をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  12. 受信されたフレームが干渉検出を実行することが可能なフレームであるか否かを判定するフレーム識別部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  13. 前記フレーム識別部は、BSSIDを含むフレームが干渉検出を実行することが可能なフレームであるか否かを判定することを特徴とする請求項12に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  14. 前記BSSIDを含むフレームは、管理フレーム又はデータフレームであることを特徴とする請求項13に記載の隣接BSS間の干渉検出装置。
  15. IEEE 802.11規格による無線LANシステムにおけるBSSのステーションと無線通信でフレームを送受信するアクセスポイントの干渉検出装置であって、
    受信されたフレーム全体の中で他のBSSのIDを含むフレームの受信率を算出する外部BSSID受信率算出部と、
    前記外部BSSID受信率算出部が算出した外部BSSID受信率に基づいて、BSS間に干渉が発生したか否かを検出する干渉検出部と、
    前記干渉が発生したと判定された場合に、フレームの送受信のために割り当てられたチャンネルを変更するチャンネル変更部とを有することを特徴とする隣接BSS間の干渉検出装置。
  16. IEEE 802.11規格による無線LANシステムにおけるBSSのアクセスポイントと無線通信でフレームを送受信するステーションの干渉検出装置であって、
    受信されたフレーム全体の中で他のBSSのIDを含むフレームの受信率を算出する外部BSSID受信率算出部と、
    前記外部BSSID受信率算出部が算出した外部BSSID受信率に基づいてBSS間に干渉が発生したか否かを検出する干渉検出部と、
    前記干渉が発生したと判定された場合に、チャンネル変更のための信号を前記アクセスポイントに送信するチャンネル変更部とを有することを特徴とする隣接BSS間の干渉検出装置。
  17. 任意のアクセスポイントが、対応するBSSのステーションと無線通信でフレームを送受信するIEEE 802.11規格による無線LANシステムの隣接BSS間の干渉検出方法であって、
    フレームを受信する第1のステップと、
    受信されたフレームの外部BSSID受信率を算出する第2のステップと、
    前記外部BSSID受信率に基づいて、干渉の発生を検出する第3のステップとを有することを特徴とする隣接BSS間の干渉検出方法。
  18. 前記外部BSSID受信率は、各々の時間間隔に測定した他のBSSのID数をN(num)とし、外部BSSID受信率をROBSSとし、各々の時間区間の加重値をwとしたとき、次の数式により得られることを特徴とする請求項17に記載の隣接BSS間の干渉検出方法。
  19. 干渉が発生した場合に、フレームの送受信のための割り当てチャンネルを変更する第4のステップをさらに有することを特徴とする請求項17に記載の隣接BSS間の干渉検出方法。
JP2005279531A 2004-09-30 2005-09-27 無線lanシステムにおける隣接bss間の干渉検出装置及び干渉検出方法 Pending JP2006109448A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020040078022A KR100570825B1 (ko) 2004-09-30 2004-09-30 무선 랜 시스템에서 인접 bss간의 간섭 감지 장치 및방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006109448A true JP2006109448A (ja) 2006-04-20

Family

ID=36145972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005279531A Pending JP2006109448A (ja) 2004-09-30 2005-09-27 無線lanシステムにおける隣接bss間の干渉検出装置及び干渉検出方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20060079183A1 (ja)
EP (1) EP1643686B1 (ja)
JP (1) JP2006109448A (ja)
KR (1) KR100570825B1 (ja)
CN (1) CN100394731C (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008012954A1 (fr) 2006-07-27 2008-01-31 Panasonic Corporation Appareil de communication sans fil, système lan sans fil, procédé de détection d'interférence, et procédé d'évitement d'interférence
JP2009528767A (ja) * 2006-03-01 2009-08-06 トムソン ライセンシング 無線ネットワーク内のチャネル利用可能性を検知するための方法及び装置
JP2011501559A (ja) * 2007-10-22 2011-01-06 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 小さなセルの無線基地局を構成設定する方法
WO2011049163A1 (ja) 2009-10-22 2011-04-28 オリンパス株式会社 画像送信装置および画像通信システム
JP2012195694A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Yamaha Corp 無線オーディオ伝送方法
US8547942B2 (en) 2008-10-17 2013-10-01 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Transmitter station with detectable function for radio condition
JP2014045452A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Fujitsu Ltd 基地局装置、無線通信システム、及び通信方法
JP2014511077A (ja) * 2011-03-31 2014-05-01 ベイジン ニューフロント モバイル マルチメディア テクノロジー カンパニー リミテッド 無線通信方法、送信装置及び受信装置
US9351286B2 (en) 2010-12-20 2016-05-24 Yamaha Corporation Wireless audio transmission method
US9479318B2 (en) 2013-06-28 2016-10-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Channel determination method and wireless communication apparatus
WO2017022444A1 (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 シャープ株式会社 端末装置、通信方法およびプログラム

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100542348B1 (ko) * 2003-09-03 2006-01-10 삼성전자주식회사 무선 랜 시스템의 전력 감소 방법 및 그 장치
KR100728356B1 (ko) * 2005-12-30 2007-06-13 한국과학기술원 무선개인지역망에서 같은 대역을 사용하는 이종통신시스템의 공존을 위한 간섭 판단 및 회피 방법 및 장치
US9137672B2 (en) 2006-12-09 2015-09-15 Broadcom Corporation Method and system for coexistence between 20 MHz and 40 MHz overlapping basic service sets (OBSS) in wireless local area networks
KR100862353B1 (ko) * 2007-01-23 2008-10-13 전자부품연구원 무선 pan 네트워크용 주파수 도약형 통신 방법
KR101338408B1 (ko) 2007-09-10 2013-12-10 삼성전자주식회사 잉여 채널을 이용한 채널간 간섭을 감소하는 방법 및 장치.
KR100950813B1 (ko) * 2007-12-26 2010-04-02 주식회사 포스코아이씨티 불요파 수신 여부 판단 방법 및 그 방법이 적용되는 무선통신 시스템
US8483621B2 (en) * 2008-07-01 2013-07-09 Intel Corporation Radio frequency interference sensing system and method
KR101521095B1 (ko) 2009-01-12 2015-05-20 삼성전자주식회사 무선 통신 채널 제어 방법 및 시스템
CN101827362B (zh) * 2010-03-17 2012-07-04 华为技术有限公司 识别接入点身份的方法、工作站漫游方法及相关设备
US8693451B2 (en) 2011-01-21 2014-04-08 Blackberry Limited Methods and apparatus for use in controlling an access point mode of operation for a mobile terminal
DE112011104792B4 (de) * 2011-01-28 2014-06-26 Mitsubishi Electric Corporation Drahtloskommunikationsvorrichtung und Drahtloskommunikationssystem
GB2517359B (en) * 2012-07-31 2019-09-11 Hewlett Packard Entpr Dev Lp Wireless access point cell ID insertion in frame header
US9451485B2 (en) * 2013-07-22 2016-09-20 Intel Corporation Detection of misleading identifiable wireless signal sources
CN103686974B (zh) * 2013-12-13 2017-03-08 京信通信系统(中国)有限公司 无线局域网络中抗干扰的方法及装置
US9699669B2 (en) 2014-04-28 2017-07-04 Intel IP Corporation Storing a value of a counter for a wireless local area network
CN107006038B (zh) * 2014-12-02 2021-01-26 韦勒斯标准与技术协会公司 用于空闲信道分配的无线通信终端和无线通信方法
WO2017034446A1 (en) 2015-08-25 2017-03-02 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Wlan nodes, and methods therein for efficient usage of wlan resources
CN107529174B (zh) * 2016-06-20 2023-09-05 派莱索技术有限责任公司 用于无线通信系统中的非集中式空间重用的方法和装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6985465B2 (en) * 2000-07-07 2006-01-10 Koninklijke Philips Electronics N.V. Dynamic channel selection scheme for IEEE 802.11 WLANs
US6839331B2 (en) * 2000-11-02 2005-01-04 Sharp Laboratories Of America, Inc. Method to dynamically change all MIB parameters of a wireless data network
US7251232B1 (en) * 2000-11-22 2007-07-31 Cisco Technology, Inc. Point-controlled contention arbitration in multiple access wireless LANs
US6675012B2 (en) * 2001-03-08 2004-01-06 Nokia Mobile Phones, Ltd. Apparatus, and associated method, for reporting a measurement summary in a radio communication system
US7158759B2 (en) * 2001-04-13 2007-01-02 Broadcom Corporation Dynamic frequency selection in a wireless communication network
US7206840B2 (en) * 2001-05-11 2007-04-17 Koninklike Philips Electronics N.V. Dynamic frequency selection scheme for IEEE 802.11 WLANs
US7164671B2 (en) * 2001-12-27 2007-01-16 Koninklijke Philips Electronics N.V. Overlapping network allocation vector (ONAV) for avoiding collision in the IEEE 802.11 WLAN operating under HCF
US7068626B2 (en) * 2001-08-16 2006-06-27 Interdigital Technology Corporation Method of using a mobile unit to autonomously determine a serving cell
KR20030058898A (ko) * 2001-12-31 2003-07-07 에스케이 텔레콤주식회사 무선 통신 시스템의 인접 채널 간섭 방지 방법
US7130289B2 (en) * 2002-03-14 2006-10-31 Airmagnet, Inc. Detecting a hidden node in a wireless local area network
US7522669B2 (en) * 2003-02-21 2009-04-21 Atheros Communications, Inc. Method and apparatus for selective disregard of co-channel transmissions on a medium
KR100665425B1 (ko) * 2003-03-08 2007-01-04 삼성전자주식회사 이동 통신 시스템에서 핸드오버를 수행하는 시스템 및 방법
US7447176B2 (en) * 2003-06-03 2008-11-04 Microsoft Corporation Making roaming decisions based on association qualities between wireless devices and wireless access points
KR100520931B1 (ko) * 2003-07-22 2005-10-17 삼성전자주식회사 무선 인프라스트럭쳐 네트워크 환경에서의 통신시스템 및그 통신방법
US7330456B2 (en) * 2003-12-19 2008-02-12 Mediatek, Inc. Method and apparatus for wireless relay within a network environment

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009528767A (ja) * 2006-03-01 2009-08-06 トムソン ライセンシング 無線ネットワーク内のチャネル利用可能性を検知するための方法及び装置
WO2008012954A1 (fr) 2006-07-27 2008-01-31 Panasonic Corporation Appareil de communication sans fil, système lan sans fil, procédé de détection d'interférence, et procédé d'évitement d'interférence
JP2011501559A (ja) * 2007-10-22 2011-01-06 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 小さなセルの無線基地局を構成設定する方法
US8768334B2 (en) 2007-10-22 2014-07-01 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method of configuring a small cell radio base station
US8547942B2 (en) 2008-10-17 2013-10-01 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Transmitter station with detectable function for radio condition
US9119527B2 (en) 2009-10-22 2015-09-01 Olympus Corporation Image transmitting device and image communication system
WO2011049163A1 (ja) 2009-10-22 2011-04-28 オリンパス株式会社 画像送信装置および画像通信システム
US9351286B2 (en) 2010-12-20 2016-05-24 Yamaha Corporation Wireless audio transmission method
JP2012195694A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Yamaha Corp 無線オーディオ伝送方法
JP2014511077A (ja) * 2011-03-31 2014-05-01 ベイジン ニューフロント モバイル マルチメディア テクノロジー カンパニー リミテッド 無線通信方法、送信装置及び受信装置
JP2014045452A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Fujitsu Ltd 基地局装置、無線通信システム、及び通信方法
US10075960B2 (en) 2012-08-28 2018-09-11 Fujitsu Limited Base station apparatus, radio communication system, and communication method
US9479318B2 (en) 2013-06-28 2016-10-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Channel determination method and wireless communication apparatus
WO2017022444A1 (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 シャープ株式会社 端末装置、通信方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
KR100570825B1 (ko) 2006-04-12
CN1756204A (zh) 2006-04-05
EP1643686A3 (en) 2006-08-02
US20060079183A1 (en) 2006-04-13
CN100394731C (zh) 2008-06-11
KR20060029046A (ko) 2006-04-04
EP1643686A2 (en) 2006-04-05
EP1643686B1 (en) 2009-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006109448A (ja) 無線lanシステムにおける隣接bss間の干渉検出装置及び干渉検出方法
RU2666313C2 (ru) Отсрочка на основе информации bssid
JP5906276B2 (ja) 無線lanにおけるチャネル接近要求方法及び装置
KR100956192B1 (ko) 무선 근거리 통신망에서 무단 액세스 포인트를 검출하기위한 방법 및 장치
US8014804B2 (en) Associating a wireless station with an access point
EP3064020B1 (en) Wireless communications deferral based on transmission opportunity
US7796632B2 (en) Transmission channel bandwidth selection for communications between multi-bandwidth nodes
RU2579622C2 (ru) Устройство и способы сжатия заголовка управления доступом к среде
EP1617608B1 (en) System, method and medium for routing using a weigthed cumulative expected transmission time metric
US20130170345A1 (en) Systems and methods for generating and decoding short control frames in wireless communications
US20110105065A1 (en) Dynamic interference control in a wireless communication network
KR101789204B1 (ko) 헤더들을 압축하기 위한 시스템들 및 방법들
US9210055B2 (en) Device and method for computation of channel loss rate and collision loss rate of communication link(s) in a random access network
JP7233248B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
US8630168B2 (en) Adaptive use of a transmit opportunity
KR100983049B1 (ko) 다중전송 속도를 사용하는 무선환경에서의 트래픽 인식을 통한 분산된 ap 선택 방법
US7370113B2 (en) Wireless LAN apparatus
US20230050633A1 (en) Method and Apparatus of Handling Coordinated Association in a Wireless Network with Multiple Access Points
TW202404299A (zh) 在無線通訊系統中執行網格控制的方法及相關裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090210