JP2006105333A - Hydraulic control device for automatic transmission - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両に搭載される自動変速機の油圧制御装置に関し、消費流量を減少させて省エネルギに資する技術に関するものである。 The present invention relates to a hydraulic control device for an automatic transmission mounted on a vehicle, and relates to a technique that contributes to energy saving by reducing a consumed flow rate.
車両用自動変速機では、入力軸および遊星歯車変速装置の各要素をクラッチにより選択的に連結し、或いはブレーキにより回転規制することにより入力軸の回転を複数の変速段に変速して出力軸に伝達している。特許文献1に記載されているように、近時の車両用自動変速機では、制御性の向上を図るために、複数の変速段を成立するためのクラッチC-1〜C-3およびブレーキB-1,B-2を作動させる各油圧サーボ部81〜84に夫々対応してソレノイド圧力制御弁71〜74が設けられている。そして、ポンプ51から吐出されプライマリレギュレータバルブ52により所定圧力に制御されたライン圧が、モジュレータバルブ54,55により一定圧力に制御される。この一定油圧が各ソレノイド圧力制御弁71,73および72,74のソレノイドバルブ部71B,73Bおよび72B,74Bに供給され、制御装置からの指令によりソレノイド圧力制御弁71,73および72,74が作動されて制御油圧が油圧サーボ部81〜84に供給され、各クラッチおよびブレーキが係合されて指令された変速段が成立される。
特許文献1に記載されているように、複数のソレノイド圧力制御弁71〜74を使用して各クラッチおよびブレーキの油圧サーボ部に供給される制御油圧を直接制御する車両用自動変速機では、一定圧力に制御された油圧がソレノイド圧力制御弁71〜74のソレノイドバルブ部71B〜74Bに供給されており、ソレノイドバルブ部71B〜74Bが閉鎖状態のときでも作動油がバルブの隙間を通って漏れてドレンされるため、作動油の流量消費が大きい。そのため車両が停止中であっても、一定の作動油の供給を行わなければならず、所定のアイドル回転数を維持する必要性がある。しかし、近年燃費向上の要求より、アイドル回転数の低下及びオイルポンプの小型化による軽量化が求められている。このようにソレノイドバルブ部71B〜74Bでの流量消費が多い状態で、車両の燃費向上、軽量化等のためにアイドル回転数を低くし、オイルポンプを小型化すると、シフトレバーによりマニュアルバルブがニュートラルNからドライブレンジDまたはリバースレンジRに切換えられ、1速段または後進段が成立されるとき、エンジン回転数が低くかつ作動油が高温で粘性が低い場合に、自動変速機内での流量収支バランスが崩れることがある。これにより一定圧力に制御されたライン圧が低下すると、バルブボディ内の弁体が誤作動して大きい変速ショックを起こす可能性、若しくは係合すべきクラッチが完全に係合せず望まないすべり(スリップ)状態を引き起こし、レスポンスの悪化や摩擦材の耐久性の悪化を起こす可能性がある。
As described in
本発明は、上記した従来の不具合を解消するためになされたもので、車両が第1変速状態にあるときは、第2変速状態にあるときのみ作動されるソレノイド圧力制御弁への作動油の供給を遮断して流量消費を低減し、省エネルギ、省資源等を達成することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described conventional problems. When the vehicle is in the first shift state, the hydraulic oil to the solenoid pressure control valve that is operated only when the vehicle is in the second shift state is provided. The purpose is to reduce the flow consumption by cutting off the supply and achieve energy saving, resource saving and so on.
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、複数のソレノイド圧力制御弁の各々が選択的に作動されることで、自動変速機の各変速段を成立させる自動変速機の油圧制御装置において、前記複数のソレノイド圧力制御弁を、車両の第1変速状態および該第1変速状態に続いて生じる第2変速状態において作動される第1グループのソレノイド圧力制御弁と、第2変速状態においてのみ作動される第2グループのソレノイド圧力制御弁とに区分し、前記第2グループのソレノイド圧力制御弁の上流側に、該第2グループのソレノイド圧力制御弁への作動油の供給を遮断可能な制御弁を設けたことである。
In order to solve the above-mentioned problem, the structural feature of the invention according to
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記制御弁は、前記第2グループのソレノイド圧力制御弁への作動油の供給を前記第1変速状態では遮断し、前記第2変速状態では許容することである。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the control valve shuts off the supply of hydraulic oil to the solenoid pressure control valves of the second group in the first speed change state, and This is tolerated in the two-speed state.
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項2において、前記第2グループのソレノイド圧力制御弁は、ライン圧を減圧して所定の一定圧を出力する調圧弁より該所定の一定圧が入力されるとともに、前記制御弁により該所定の一定圧が遮断されることである。 According to a third aspect of the present invention, in the second aspect, the solenoid pressure control valve of the second group has the predetermined constant pressure from the pressure regulating valve that reduces the line pressure and outputs the predetermined constant pressure. Is inputted, and the predetermined constant pressure is cut off by the control valve.
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項3において、ライン圧を減圧して所定の一定圧を前記第1グループのソレノイド圧力制御弁に作動油を供給する第1の調圧弁と、前記制御弁と前記調圧弁で構成され、前記第2グループのソレノイド圧力制御弁に作動油を供給する第2の調圧弁を有するとともに、前記第1の調圧弁は常時作動油を供給し、前記第2の調圧弁は前記第1変速状態では作動油の出力を遮断し、前記第2変速状態では作動油を出力することである。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a structural feature of the first pressure regulating valve according to the third aspect, wherein the line pressure is reduced and a predetermined constant pressure is supplied to the first group solenoid pressure control valves. The control valve and the pressure regulating valve are configured to have a second pressure regulating valve that supplies hydraulic oil to the solenoid pressure control valve of the second group, and the first pressure regulating valve always supplies hydraulic oil, The second pressure regulating valve shuts off the output of hydraulic oil in the first speed change state and outputs the hydraulic oil in the second speed change state.
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項4において、前記第1の調圧弁に連通されるとともに、前記第1の変速状態において前記第2の調圧弁に、前記第1の調圧弁より供給される作動油を信号圧として供給するソレノイドバルブを有することである。 The structural feature of the invention according to claim 5 is that, in claim 4, the first pressure regulating valve communicates with the first pressure regulating valve, and the first pressure regulating valve has the first pressure regulating valve in the first speed change state. It has a solenoid valve that supplies hydraulic oil supplied from the pressure valve as a signal pressure.
請求項6に係る発明の構成上の特徴は、請求項1から5において、前記第1変速状態は、ニュートラル状態およびニュートラルからドライブレンジまたはリバースレンジに切換えられ、1速段または後進段が成立した直後までの状態であり、第2変速状態は、前記1変速段に続いて前記1速段または後進段が成立している状態および前記1速段より減速比の小さい速度段が成立する状態であることである。 According to a sixth aspect of the present invention, in the first to fifth aspects, the first shift state is switched from the neutral state and the neutral to the drive range or the reverse range, and the first gear or reverse gear is established. The second speed change state is a state until immediately after the first gear, the state where the first gear or reverse gear is established, and the state where the speed gear having a reduction ratio smaller than that of the first gear is established. That is.
請求項7に係る発明の構成上の特徴は、請求項6において、前記複数のソレノイド圧力制御弁および前記制御弁を制御する電子制御装置は、マニュアルバルブがドライブレンジまたはリバースレンジに位置しないとき、前記制御弁を遮断位置に切換えて前記調圧弁から前記第2グループのソレノイド圧力制御弁への作動油の供給を遮断し、マニュアルバルブがドライブレンジまたはリバースレンジに切換えられたことを判定し、1速段または後進段が成立したことを確認すると、前記制御弁を許容位置に切換えて前記調圧弁から前記第2グループのソレノイド圧力制御弁への作動油の供給を許容することである。 The structural feature of the invention according to claim 7 is that, in claim 6, when the manual valve is not located in the drive range or the reverse range, the plurality of solenoid pressure control valves and the electronic control device that controls the control valve are: The control valve is switched to a cutoff position to cut off the supply of hydraulic oil from the pressure regulating valve to the solenoid pressure control valve of the second group, and it is determined that the manual valve has been switched to the drive range or the reverse range. When it is confirmed that the speed stage or the reverse speed stage is established, the control valve is switched to an allowable position to allow the supply of hydraulic oil from the pressure regulating valve to the solenoid pressure control valve of the second group.
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、複数のソレノイド圧力制御弁の各々が選択的に作動され、自動変速機の各変速段が成立される。制御弁は、第2グループのソレノイド圧力制御弁への油圧の供給を非作動時に遮断するので、第2グループのソレノイド圧力制御弁の隙間から作動油が漏れてドレンされることがなくなり、第2グループのソレノイド圧力制御弁が非作動時に作動油の消費流量を減少することができる。
In the invention according to
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、車両の第1変速状態において制御弁は、第2変速状態においてのみ作動される第2グループのソレノイド圧力制御弁への油圧の供給を遮断するので、第2グループのソレノイド圧力制御弁の隙間からの作動油のドレンがなくなり、第1変速状態において消費流量が減少する。これにより、アイドル回転数を低くし、オイルポンプを小型にして作動油流量を減少させた状態において、第1変速状態で第1グループのソレノイド圧力制御弁を作動させても、自動変速機内での流量収支バランスが崩れてバルブボディ内の弁体が誤動作して変速ショックを起こすことがなくなり、車両の燃費向上、軽量化を有効に達成することができる。第2変速状態において制御弁は、第2グループのソレノイド圧力制御弁への油圧の供給を許容するので、第2グループのソレノイド圧力制御弁は誤動作なく円滑に作動することができる。
In the invention according to
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、第2グループのソレノイド圧力制御弁は、ライン圧を減圧して所定の一定圧を出力する調圧弁より該所定の一定圧が入力されるとともに、制御弁により該所定の一定圧が遮断されるので、第2グループのソレノイド圧力制御弁は非作動時に作動油の供給が遮断され作動油の消費流量を減少することができる。
In the invention according to
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、第1グループのソレノイド圧力制御弁に作動油を供給する第1の調圧弁は常時作動油を供給し、第2グループのソレノイド圧力制御弁に作動油を供給する第2の調圧弁は、第1変速状態では作動油の出力を遮断し、第2変速状態では作動油を出力するので、簡単な構成で第2グループのソレノイド圧力制御弁が非作動の第1変速状態で、2グループのソレノイド圧力制御弁への作動油の出力を遮断して消費流量を減少することができる。 In the invention according to claim 4 configured as described above, the first pressure regulating valve that supplies hydraulic oil to the first group of solenoid pressure control valves always supplies hydraulic oil, and the second group of solenoid pressure control valves. The second pressure regulating valve that supplies hydraulic oil to the engine shuts off the hydraulic oil output in the first shift state and outputs the hydraulic oil in the second shift state. In the non-operating first shift state, it is possible to cut off the output of the hydraulic oil to the two groups of solenoid pressure control valves to reduce the consumption flow rate.
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、第1の調圧弁に連通されるソレノイドバルブが、第1の変速状態において第2の調圧弁に、第1の調圧弁より供給される作動油を信号圧として供給するので、第1の調圧弁から所定の一定圧力の作動油が出力される第1変速状態であるときに、第2の調圧弁から作動油の出力を遮断することができる。 In the invention according to claim 5 configured as described above, the solenoid valve communicated with the first pressure regulating valve is supplied from the first pressure regulating valve to the second pressure regulating valve in the first speed change state. Since the hydraulic oil is supplied as a signal pressure, the output of the hydraulic oil from the second pressure regulating valve is shut off in the first shift state in which the hydraulic oil having a predetermined constant pressure is output from the first pressure regulating valve. Can do.
上記のように構成した請求項6に係る発明においては、ニュートラル状態およびニュートラルからドライブレンジまたはリバースレンジに切換えられ、1速段または後進段が成立した直後までの状態である第1変速状態において制御弁は、第2変速状態においてのみ作動される第2グループのソレノイド圧力制御弁への油圧の供給を遮断する。これにより、第1変速状態において第2グループのソレノイド圧力制御弁の隙間から作動油が漏れてドレンすることを防止することができ、1速段または後進段が成立されるときに、バルブボディ内の弁体が誤動作して変速ショックを起こすことがなく、アイドル回転数を低くし、オイルポンプを小型化することができる。 In the invention according to claim 6 configured as described above, control is performed in the neutral state and in the first shift state in which the state is switched from the neutral to the drive range or the reverse range and immediately after the first gear or reverse gear is established. The valve blocks the supply of hydraulic pressure to the second group of solenoid pressure control valves that are operated only in the second speed change state. As a result, it is possible to prevent the hydraulic oil from leaking and draining from the gap between the solenoid pressure control valves of the second group in the first speed change state, and when the first gear or the reverse gear is established, The valve body does not malfunction to cause a shift shock, the idle speed can be lowered, and the oil pump can be downsized.
上記のように構成した請求項7に係る発明においては、電子制御装置は、マニュアルバルブがドライブレンジまたはリバースレンジでないとき、制御弁は調圧弁から第2グループのソレノイド圧力制御弁への作動油の供給を遮断する。マニュアルバルブがドライブレンジまたはリバースレンジに切換えられ、1速段または後進段が成立したことを確認した後に、制御弁は調圧弁から第2グループのソレノイド圧力制御弁への作動油の供給を許容するので、1速段または後進段への切換え時に自動変速機内での流量収支バランスが崩れてバルブボディ内の弁体が誤動作して変速ショックを起こすことを確実に防止することができる。 In the invention according to claim 7 configured as described above, when the manual valve is not in the drive range or the reverse range, the electronic control device controls the operation of the hydraulic oil from the pressure regulating valve to the solenoid pressure control valve of the second group. Shut off the supply. After confirming that the manual valve is switched to the drive range or the reverse range and the first gear or reverse gear is established, the control valve allows the hydraulic oil to be supplied from the pressure regulating valve to the solenoid pressure control valve of the second group. Therefore, it is possible to reliably prevent the flow rate balance in the automatic transmission from being lost at the time of switching to the first gear or the reverse gear and causing the valve body in the valve body to malfunction and cause a shift shock.
以下、本発明の実施の形態に係る自動変速機の油圧制御装置を図面に基づいて説明する。図1は自動変速機10の一例を示すスケルトン図で、自動変速機10は、図略のエンジンが入力側に連結されるトルクコンバータ11及びトルクコンバータ11の出力側に連結された前進6速、後進1速の遊星歯車変速装置12から構成されている。トルクコンバータ11は、ポンプインペラ13、タービンランナ14、ステータ15、ステータ15を自動変速機10のケース16に一方向の回転のみ許容して支承するワンウェイクラッチ17、ワンウェイクラッチ17のインナレースをケース16に固定するステータシャフト18を備えている。19はポンプインペラ13とタービンランナ14とを直結するロックアップクラッチである。
Hereinafter, a hydraulic control device for an automatic transmission according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a skeleton diagram showing an example of an
遊星歯車変速装置12の主要部である変速プラネタリギヤGは、ダブルピニオン型で、大径及び小径サンギヤS2,S3、大径サンギヤS2に直接噛合するとともに小径サンギヤS3にピニオンP3を介して噛合するロングピニオンP2、ロングピニオンP2及びピニオンP3を支持するキャリヤC2(C3)及びロングピニオンP2と噛合するリングギヤR2(R3)から構成されている。大径サンギヤS2は第1ブレーキB-1によりケース16に連結され、キャリヤC2(C3)は第2クラッチC-2を介して入力軸20に連結されるとともに、ワンウェイクラッチF-1及びブレーキB-2に並列にケース16に連結されている。入力軸20はトルクコンバータ11のタービンランナ14に連結されている。
The transmission planetary gear G, which is the main part of the
遊星歯車変速装置12の減速プラネタリギヤG1は、シングルピニオン型で、入力要素としてのリングギヤR1が入力軸20に連結され、出力要素としてのキャリヤC1が第1クラッチC-1を介して小径サンギヤS3に連結されるとともに、第3クラッチC-3を介して大径サンギヤS2に連結され、サンギヤS1がケース16に固定されて反力を受けるようになっている。
The planetary gear G1 of the
クラッチC1〜C3およびブレーキB1,B2が自動変速機10の各摩擦係合要素をなし、各クラッチ、ブレーキ及びワンウェイクラッチの係合、解放と自動変速機10の各変速段との関係は図2の作動表に示すようになる。作動表における○印は係合、×印は解放、△印はエンジンブレーキ時のみの係合を示す。
The clutches C1 to C3 and the brakes B1 and B2 constitute the friction engagement elements of the
即ち、1速段(1st)は、クラッチC-1の係合とワンウェイクラッチF−1の自動係合により達成される。入力軸20の回転が減速プラネタリギヤG1により減速され、キャリヤC1の回転がクラッチC-1を経由して変速プラネタリギヤGの小径サンギヤS3に入力され、ワンウェイクラッチF−1により逆転を阻止されたキャリヤC2(C3)が反力を受け、リングギヤR2(R3)が最大減速比で減速回転されて出力軸21に出力される。
That is, the first speed (1st) is achieved by the engagement of the clutch C-1 and the automatic engagement of the one-way clutch F-1. The rotation of the
2速段(2nd)は、クラッチC-1とブレーキB-1の係合により達成される。入力軸20の回転が減速プラネタリギヤG1により減速され、キャリヤC1の回転がクラッチC-1経由で変速プラネタリギヤGの小径サンギヤS3に入力され、ブレーキB-1の係合により回転を阻止された大径サンギヤS2が反力を受け、リングギヤR2(R3)が2速段に減速回転されて出力軸21に出力される。このときの減速比は、1速段(1st)より小さくなる。
Second speed (2nd) is achieved by engagement of clutch C-1 and brake B-1. The rotation of the
3速段(3rd)は、クラッチC-1とクラッチC-3との係合により達成される。入力軸20の回転が減速プラネタリギヤG1により減速され、キャリヤC1の回転がクラッチC-1及びC-3経由で小径サンギヤS3と大径サンギヤS2に同時に入力され、変速プラネタリギヤGが直結状態となってリングギヤR2(R3)がキャリヤC1と同一回転数で回転され出力軸21に出力される。
The third speed (3rd) is achieved by engagement of the clutch C-1 and the clutch C-3. The rotation of the
4速段(4th)は、クラッチC-1とクラッチC-2との係合により達成される。入力軸20の回転がクラッチC-2により変速プラネタリギヤGのキャリヤC2(C3)に直接入力され、入力軸20の回転が減速プラネタリギヤG1により減速され、キャリヤC1の回転がクラッチC-1経由で変速プラネタリギヤGのサンギヤS3に入力され、リングギヤR2(R3)が入力軸20とキャリヤC1との中間の回転数に減速されて出力軸21に出力される。
The fourth speed (4th) is achieved by engagement of the clutch C-1 and the clutch C-2. The rotation of the
5速段(5th)は、クラッチC-2とクラッチC-3との係合により達成される。入力軸20の回転がクラッチC-2により変速プラネタリギヤGのキャリヤC2(C3)に直接入力され、入力軸20の回転が減速プラネタリギヤG1により減速され、キャリヤC1の回転が変速プラネタリギヤGのクラッチC-3経由でサンギヤS2に入力され、リングギヤR2(R3)が5速段に増速回転されて出力軸21に出力される。
The fifth speed (5th) is achieved by engagement of the clutch C-2 and the clutch C-3. The rotation of the
6速段(6th)は、クラッチC-2とブレーキB-1との係合により達成される。入力軸20の回転がクラッチC-2により変速プラネタリギヤGのキャリヤC2(C3)に直接入力され、ブレーキB-1の係合により回転を阻止されたサンギヤS2が反力を受け、リングギヤR2(R3)が5速段より小さい変速比を持った6速段に増速回転されて出力軸21に出力される。
The sixth speed (6th) is achieved by engagement of the clutch C-2 and the brake B-1. The rotation of the
後進段(R)は、クラッチC-3とブレーキB-2との係合により達成される。入力軸20の回転が減速プラネタリG1により減速され、キャリヤC1の回転がクラッチC-3経由で変速プラネタリギヤGのサンギヤS2に入力され、ブレーキB-2の係合により回転を阻止されたキャリヤC2(C3)が反力を受け、リングギヤR2(R3)が逆転されて出力軸21に出力される。
The reverse speed (R) is achieved by engagement of the clutch C-3 and the brake B-2. The rotation of the
自動変速機10に各変速段を成立させるための油圧制御装置22は、図3,4に示すようにポンプ23、プライマリレギュレータバルブ24、第1および第2モジュレータバルブ25,26、ソレノイドバルブ34、6個のソレノイド圧力制御弁SLC1〜SLC3,SLB1,SLT,SLU、クラッチC-1〜C-3およびブレーキB-1,B-2の油圧サーボ部28〜31、シフトレバーにより操作されるマニュアルバルブ32、並びに6個のソレノイド圧力制御弁SLC1〜SLC3,SLB1,SLT,SLUと油圧サーボ部28〜31、ロックアップクラッチ19およびプライマリレギュレータバルブ24とを連通させる油圧回路部33などから構成されている。油圧回路部33は、油圧サーボ部28〜31へ供給する油圧を調圧するコントロールバルブやフェールが発生した場合に最低限の走行を確保するために用いられるフェールセーフバルブ(図不示)などを有している。
As shown in FIGS. 3 and 4, the hydraulic control device 22 for establishing each gear stage in the
油圧回路部33の一部であって、ソレノイド圧力制御弁SLC1〜SLC3,SLB1の出力油圧をコントロールバルブ部で調圧してクラッチC-1〜C-3、ブレーキB-1の油圧サーボ部28〜31に供給する部分は略同じであるので、ソレノイド圧力制御弁SLC1の制御油圧をコントロールバルブ部40で調圧してクラッチC-1の油圧サーボ部28に供給する部分を図4に基づいて説明する。マニュアルバルブ32は運転者がシフトレバーを操作してニュートラルN、ドライブレンジD、リバースレンジRに手動で切り換える切換弁で、ポートPLにプライマリレギュレータバルブ24からのライン圧が供給されている。マニュアルバルブ32がドライブレンジDにシフトされたときポートPLと連通されるポートDには、ソレノイド圧力制御弁SLC1のコントロールバルブ部40の入力ポート41およびC1アプライリレーバルブ42のライン圧ポート43が夫々接続されている。C1アプライリレーバルブ42のポート44には、第1モジュレータバルブ25によりライン圧を減圧して一定圧に制御された作動油(モジュレータ圧)が供給されている。
It is a part of the
ソレノイド圧力制御弁SLC1は、リニアソレノイド45が後述する制御装置から供給される制御電流に応じて作動し弁体46を圧縮スプリング47のバネ力とバランスする位置まで移動させることによって、入力ポート48から流入する一定圧に制御されたモジュレータ圧を調圧して制御装置からの制御電流の減少につれて増大する制御油圧を出力ポート49から出力する。ソレノイド圧力制御弁SLC1の出力ポート49は、コントロールバルブ部40の制御ポート50に接続されるとともに、C1アプライリレーバルブ42の切換ポート51に接続されている。コントロールバルブ部40の弁体52は、制御ポート50から入力されるソレノイド圧力制御弁SLC1からの制御油圧による軸力が弁体52に作用する圧縮スプリング53のバネ力およびフィードバック油圧による軸力と釣り合う位置に移動されることで、入力ポート41に供給されたライン圧を制御電流の減少につれて増大する出力油圧に制御して出力し、出力ポート54からC1アプライリレーバルブ42の入力ポート55に供給する。
The solenoid pressure control valve SLC1 is operated from the
C1アプライリレーバルブ42は、切換ポート51に供給される制御油圧に基づく軸力と圧縮スプリング39のバネ力との和が第1モジュレータバルブ25からポート44に供給される一定圧に基づく軸力より大きくなると、弁体56が図示右半分位置から図示左半分位置にシフトされる。C1アプライリレーバルブ42は、弁体56が図示右半分位置にあるときは、入力ポート55を出力ポート57に連通し、コントロールバルブ部40からの出力油圧をクラッチC-1の油圧サーボ部28に供給し、図示左半分位置にシフトされると、ライン圧ポート43を出力ポート57に連通し、マニュアルバルブ32のポートDからのライン圧をクラッチC-1の油圧サーボ部28に供給し、クラッチC-1をライン圧によって係合状態に維持する。
In the C1 apply
車両の変速状態を、ニュートラル状態およびニュートラルからドライブレンジに切換えられ、1速段が成立した直後までの状態である第1変速状態と、この第1変速段に続いて1速段が成立している状態および1速段より減速比の小さい速度段が成立する状態である第2変速状態に分けると、ソレノイド圧力制御弁SLC1〜SLC3,SLB1,SLT,SLUは、図2の動作表および各ソレノイド圧力制御弁の動作時期の相違に基づいて、第1変速状態およびこの第1変速状態に続いて生じる第2変速状態において作動される第1グループのソレノイド圧力制御弁と、第2変速状態においてのみ作動される第2グループのソレノイド圧力制御弁とに区分することができる。 The shift state of the vehicle is switched from the neutral state and the neutral to the drive range, and the first shift state, which is a state immediately after the first gear is established, and the first gear is established following the first gear. 2 and the second speed change state where the speed ratio with a reduction ratio smaller than the first speed stage is established, the solenoid pressure control valves SLC1 to SLC3, SLB1, SLT, and SLU are shown in the operation table of FIG. Based on the difference in operation timing of the pressure control valve, the first group of solenoid pressure control valves that are operated in the first speed change state and the second speed change state that follows the first speed change state, and only in the second speed change state. It can be divided into a second group of solenoid pressure control valves that are actuated.
即ち、ソレノイド圧力制御弁SLC1は1速段〜4速段を成立するために制御油圧を油圧回路部33を介して油圧サーボ部28に出力しクラッチC-1を係合させ、ソレノイド圧力制御弁SLC3は後進段、3速段および5速段を成立するために制御油圧を油圧サーボ部30に出力してクラッチC-3を係合させ、ソレノイド圧力制御弁SLTはスロットルバルブの開度の増加に応じて増加する制御圧をプライマリレギュレータバルブ24に出力し、プライマリレギュレータバルブ24の所定圧力をスロットルバルブの開度の増加に応じて増加させるので、ソレノイド圧力制御弁SLC1,SLC3,SLTは、第1及び第2変速状態において作動される第1グループのソレノイド圧力制御弁である。
That is, the solenoid pressure control valve SLC1 outputs the control hydraulic pressure to the
ソレノイド圧力制御弁SLC2は4速段〜6速段を成立するために制御油圧を油圧サーボ部29に出力してクラッチC-2を係合させ、ソレノイド圧力制御弁SLB1は2速段および6速段を成立するために制御油圧を油圧サーボ部31に出力してクラッチB-1を係合させ、ソレノイド圧力制御弁SLUはトルクコンバータ11のポンプインペラ13とタービンランナ14とを直結するロックアップクラッチ19を所定の条件を満たしたときに係合させるので、ソレノイド圧力制御弁SLC2,SLB1,SLUは、第2変速状態においてのみ作動される第2グループのソレノイド圧力制御弁である。なお、1速段または後進段が成立した直後にロックアップクラッチ19を係合させることはない。
The solenoid pressure control valve SLC2 outputs control hydraulic pressure to the hydraulic servo unit 29 to engage the clutch C-2 in order to establish the 4th to 6th gears, and the solenoid pressure control valve SLB1 has 2nd and 6th gears. In order to establish a stage, the control hydraulic pressure is output to the hydraulic servo unit 31 to engage the clutch B-1, and the solenoid pressure control valve SLU is a lockup clutch that directly connects the
調圧弁である第1および第2モジュレータバルブ25,26は、弁体58がその一方が圧縮スプリング59により付勢されている。プライマリレギュレータバルブ24により所定圧力に制御されたライン圧が入力ポート60に入力された後、ライン圧より減圧され出力ポート61より出力される。モジュレータバルブ25,26の出力ポート61からの出力油圧がフィードバックポート62から入力されて弁体58に作用しフィードバック力を生じる。弁体58は、圧縮スプリング59のバネ力とフィードバック力とが釣り合う位置に移動され、出力ポート61にモジュレータ圧を送出する。第1モジュレータバルブ25の出力ポート61は第1グループのソレノイド圧力制御弁SLC1,SLC3,SLTの入力ポートに接続され、第2モジュレータバルブ26の出力ポート61は第2グループのソレノイド圧力制御弁SLC2, SLB1,SLUの入力ポートに接続されている。
One of the first and
ソレノイドバルブ34は、第1モジュレータバルブ25の出力ポート61と第2モジュレータバルブ27の遮断ポート65との間に接続されている。第2モジュレータバルブ27の弁体58には圧縮スプリング59の反対側に小径の遮断作動部64が突設され、ソレノイドバルブ34が連通されて第1モジュレータバルブ25からの一定圧力が遮断ポート65から入力されて遮断作動部64に作用すると、弁体58が圧縮スプリング59のバネ力に抗して遮断位置に後退され、第2モジュレータバルブ26の出力ポート61が排出ポート66に連通され、第2グループのソレノイド圧力制御弁SLC2, SLB1,SLUへの作動油の供給が遮断される。
The
ソレノイド圧力制御弁SLC1〜SLC3,SLB1,SLT,SLU、制御弁27等を制御する電子制御装置67を図5に示すブロック図に基づいて説明する。CPUを内蔵した制御装置67は、トルクコンバータ11の入力側および出力側回転数を検出する回転数センサ68,69、アクセルの踏み込み量を検出するスロットル開度センサ70、マニュアルバルブ32がニュートラルN、ドライブレンジD、またはリバースレンジRにシフトされているか否かを示す信号を送出するレンジ位置センサ71、及びソレノイド圧力制御弁SLC1〜SLC3,SLB1,SLT,SLUの各ソレノイドを流れる制御電流を検出する電流検出器72等から各検出信号が入力され、これら検出信号に基づいて制御電流をソレノイド圧力制御弁SLC1〜SLC3,SLB1,SLT,SLUに出力するとともに、図6に示す制御プログラムを実行し、第2モジュレータバルブ26から第2グループのソレノイド圧力制御弁SLC2, SLB1,SLUへの作動油の供給を第1変速状態では遮断し、第2変速状態では許容する。
The
次に、上記実施の形態の作動を図6の制御プログラムに基づいて説明する。マニュアルバルブ32がすでにドライブレンジDに位置する場合には、第2モジュレータバルブの遮断は不適切と判断され、制御プログラムは終了される。マニュアルバルブ32がシフトレバーの操作によりニュートラルNまたはパーキングPに位置する場合、ドライブレンジDに位置していないので(ステップS1)、ソレノイドバルブ34のソレノイドが付勢されて第1モジュレータバルブ25によって一定圧力に制御された油圧が第2モジュレータバルブ26の遮断ポート65に入力される。これにより、第2モジュレータバルブ26の弁体58が圧縮スプリング59のバネ力に抗して遮断位置に後退され、第2モジュレータバルブ26の出力ポート61が排出ポート66に連通され、第2グループのソレノイド圧力制御弁SLC2, SLB1,SLUへの作動油の供給が遮断される(ステップS2)。
Next, the operation of the above embodiment will be described based on the control program of FIG. If the
マニュアルバルブ32がドライブレンジDにシフトされるまで待機し、シフトレバーによりニュートラルNからドライブレンジDにガレージシフトされたことがレンジ位置センサ71からの信号により確認されると(ステップS3)、1速段が成立したか否か判定し成立するまで待機する(ステップS4)。
Wait until the
この状態でソレノイド圧力制御弁SLC1は、リニアソレノイド45に印加される制御電流が減少され、制御電流の減少につれて増大する制御油圧を出力ポート49から出力する。この制御油圧はコントロールバルブ部40の制御ポート50に入力され、出力ポート54から調圧された油圧がC1アプライリレーバルブ42の入力ポート55に入力される。C1アプライリレーバルブ42は、制御油圧が所定値以下の場合、入力ポート55と出力ポート57が連通し、コントロールバルブ部40から出力される調圧された油圧がクラッチC-1の油圧サーボ部28に供給され、クラッチC-1がショックなく接続される。制御油圧が所定値を超えると、スプール弁56が切り替わることによりライン圧ポート43が出力ポート57に連通され、ライン圧がクラッチC-1の油圧サーボ部28に供給され、クラッチC-1がライン圧によって係合状態に維持され1速段が成立する。
In this state, the solenoid pressure control valve SLC1 outputs a control hydraulic pressure from the
ソレノイド圧力制御弁SLC1のソレノイドに印加される制御電流が所定値以下に低下したことが電流検出器72により検出されて1速段が成立したことが確認されると(ステップS4)、ソレノイドバルブ34が切換えられて、第1モジュレータバルブ25の出力ポート62に接続されたソレノイドバルブ34の入力ポートが遮蔽され、第2モジュレータバルブ26の遮断ポート65がドレンポートに連通される。これにより、第2モジュレータバルブ26は調圧作動を開始し一定圧力の油圧を出力ポートから送出し、第2グループのソレノイド圧力制御弁SLC2, SLB1,SLUに供給する。
When the
上記実施の形態では、第1変速状態は、ニュートラルN状態およびニュートラルNからドライブレンジDに切換えられ、1速段が成立した直後までの状態としたが、ニュートラルN状態およびニュートラルNからリバースレンジRに切換えられ、後進段が成立した直後までの状態を第1変速状態としてもよい。また、パーキングレンジPからドライブレンジD、若しくはリバースレンジRに切り換えられ、1速段、若しくは後退段が成立した直後までの状態を第1変速状態としてもよい。 In the above-described embodiment, the first shift state is switched from the neutral N state and the neutral N to the drive range D and the state immediately after the first gear is established, but from the neutral N state and the neutral N to the reverse range R. The first shift state may be the state immediately after the reverse gear is established. Further, the state from the parking range P to the drive range D or the reverse range R and the state immediately after the first gear or the reverse gear is established may be set as the first shift state.
また、上記実施の形態では、ガレージ等でエンジンを始動し、シフトレバーを操作してマニュアルバルブをニュートラルNからドライブレンジDに切換えるガレージシフトの場合であるが、ニュートラルNでの惰性走行からドライブレンジDにシフトした場合にも、ガレージシフトの場合と同様の制御を行うことができる。また、車両が走行中にシフトレバーがドライブレンジDからニュートラルNに、そしてニュートラルNから、ドライブレンジDに操作された場合には、最後にシフトレバーがドライブレンジDに操作されたとき、1速段ではなく車両の走行状態に応じた変速段を成立させるために同様の制御を禁止することも可能である。 In the above embodiment, the engine is started in the garage or the like, and the shift lever is operated to switch the manual valve from the neutral N to the drive range D. Even when shifted to D, the same control as in the case of the garage shift can be performed. Further, when the shift lever is operated from the drive range D to the neutral N and from the neutral N to the drive range D while the vehicle is traveling, the first speed is applied when the shift lever is last operated to the drive range D. It is also possible to prohibit the same control in order to establish a shift stage according to the running state of the vehicle instead of the stage.
上記実施の形態では、第1変速状態において第2グループのソレノイド圧力制御弁への作動油の供給を遮断しているが、コントロールバルブ部を備えた第2グループのソレノイド圧力制御弁については、第1変速段でソレノイド圧力制御弁への作動油の供給遮断に加え、プライマリレギュレータバルブからコントロールバルブ部にライン圧を供給することを遮断するようにしてもよい。この場合、プライマリレギュレータバルブおよび第2モジュレータバルブが調圧弁となる。 In the above embodiment, the supply of hydraulic oil to the second group of solenoid pressure control valves is shut off in the first speed change state. However, for the second group of solenoid pressure control valves including the control valve portion, In addition to shutting off the supply of hydraulic oil to the solenoid pressure control valve at one shift stage, the supply of line pressure from the primary regulator valve to the control valve unit may be shut off. In this case, the primary regulator valve and the second modulator valve are pressure regulating valves.
21…出力軸、22…油圧制御装置、23…ポンプ、24…プライマリレギュレータバルブ、25,26…第1、第2モジュレータバルブ、34…ソレノイドバルブ、28〜31…油圧サーボ部、32…マニュアルバルブ、33…油圧回路、40…コントロールバルブ部、41,48,60…入力ポート、42…C1アプライリレーバルブ、45…リニアソレノイド、46,52,58…弁体、47,53,59…圧縮スプリング、49,54,61…出力ポート、50…制御ポート、62…フィードバックポート、64…遮断作動部、65…遮断ポート、66…排出ポート、67…電子制御装置、68…エンジン回転数センサ、69…スロットル開度センサ、70…車速センサ、71…レンジ位置センサ、72…電流検出器。
DESCRIPTION OF SYMBOLS 21 ... Output shaft, 22 ... Hydraulic control apparatus, 23 ... Pump, 24 ... Primary regulator valve, 25, 26 ... 1st, 2nd modulator valve, 34 ... Solenoid valve, 28-31 ... Hydraulic servo part, 32 ... Manual valve , 33 ... Hydraulic circuit, 40 ... Control valve section, 41, 48, 60 ... Input port, 42 ... C1 apply relay valve, 45 ... Linear solenoid, 46, 52, 58 ... Valve body, 47, 53, 59 ...
Claims (7)
前記複数のソレノイド圧力制御弁を、車両の第1変速状態および該第1変速状態に続いて生じる第2変速状態において作動される第1グループのソレノイド圧力制御弁と、第2変速状態においてのみ作動される第2グループのソレノイド圧力制御弁とに区分し、
前記第2グループのソレノイド圧力制御弁の上流側に、該第2グループのソレノイド圧力制御弁への作動油の供給を遮断可能な制御弁を設けたことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。 In the automatic transmission hydraulic control device that establishes each shift stage of the automatic transmission by selectively operating each of the plurality of solenoid pressure control valves,
The plurality of solenoid pressure control valves are operated only in a first shift state of the vehicle and a second group of solenoid pressure control valves that are operated in a second shift state that follows the first shift state, and only in a second shift state. Divided into a second group of solenoid pressure control valves,
A hydraulic control device for an automatic transmission, wherein a control valve capable of shutting off the supply of hydraulic oil to the solenoid pressure control valve of the second group is provided upstream of the solenoid pressure control valve of the second group .
Priority Applications (1)
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JP2004295269A JP2006105333A (en) | 2004-10-07 | 2004-10-07 | Hydraulic control device for automatic transmission |
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JP2007162915A (en) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Toyota Motor Corp | Hydraulic control device for automatic transmission of vehicle |
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- 2004-10-07 JP JP2004295269A patent/JP2006105333A/en active Pending
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