JP2006101341A - 通信システムおよび無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特定の無線通信事業者が運営する定額料金で利用可能な専用のネットワークをPC等の外部機器上で、操作性よくかつ安全に利用できる無線通信装置及び通信モジュールを提供する。
【解決手段】 特定の無線通信事業者が運営する専用のネットワーク上のサーバが配信する情報を閲覧するための閲覧手段を通信モジュールまたは無線通信装置に備え、該閲覧手段による情報の閲覧画面を外部機器の表示画面に表示可能とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、PC等の外部機器から無線通信端末のブラウザ用のネットワークへアクセスするために使用する通信システム、無線通信装置に関する。
現在では、携帯電話網を運営する無線通信事業者により高速データ通信サービスが提供されている。このようなサービスではデータ通信が高速であることはもちろん、携帯電話機を使ってメールを送受信したり、携帯電話機用のブラウザを用いて携帯電話向けWebサイトにアクセス可能となっている。特に、無線通信事業者が運営する携帯電話機のブラウザ用の専用のネットワーク内へのアクセスについては、当該無線通信事業者にて通信トラフィックの管理が可能であることなどから、定額料金で利用できるようにもなってきており、その利用が増加している。
一方で、携帯電話機をPC(パーソナルコンピュータ)に接続することにより、PCが携帯電話機を介してインターネット接続を行うことが出来る。また、携帯電話機のネットワークを利用したインターネット接続(データ通信サービス)専用のデータ通信カードもある。
特開平10−308981号公報
ところで、PCが携帯電話機やデータ通信カードを利用する場合、無線通信網を介してインターネット等のネットワークにアクセスすることができるが(一般には、従量課金)、無線通信事業者(携帯電話会社)が提供する携帯電話機ブラウザ用の専用ネットワークやサイトにアクセスすることができない。例えば、携帯電話機ブラウザ用の専用のネットワークを定額料金で利用できるサービスを利用することも、携帯専用サイトを閲覧することもできなかった。
以上のようなことから、無線通信装置で利用出来る無線通信事業者が運営する無線通信装置ブラウザ用の専用のネットワーク上で提供されるサービス(料金プランや携帯専用サイトの閲覧)を無線通信装置に接続された外部機器から利用できる技術が要望された。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、無線通信事業者が運営する無線通信装置用ブラウザ専用のネットワークをPC等の外部機器上で利用できる無線通信装置及び通信モジュールを提供するものである。
上記課題を解決するため、請求項1の通信システムは、携帯電話通信網に接続可能な無線通信装置と該無線通信装置に接続された外部機器とから構成される通信システムにおいて、前記外部機器が前記無線通信装置ブラウザ用の専用ネットワークに対応するブラウザを起動して専用ネットワークにアクセスすると、前記外部機器に接続されている無線通信機器はブラウザを起動して専用ネットワークにアクセスし、アクセスして得られた情報から携帯電話事業者において秘匿性のある情報を除く情報を前記外部機器に出力するとともに、前記外部機器は無線通信機器から出力された情報を表示することを特徴とする。
また、請求項2記載の通信システムは、前記無線通信機器は、前記専用ネットワークにアクセスして得られた情報を前記外部機器のブラウザに対応する記述言語に変換して出力することを特徴とする。
また、請求項3に記載の通信システムは、前記外部機器は、前記無線通信機器から出力された情報を前記外部機器のブラウザに対応する記述言語に変換することを特徴とする。
また、請求項4に記載の通信システムは、前記無線通信機器は、前記専用ネットワークにアクセスして得られた情報が著作権保護を示す情報を含んでいる場合は、前記外部機器に対して当該情報の出力を制限することを特徴とする。
また、請求項5記載の無線通信装置は、携帯電話通信網に接続可能な無線通信装置のブラウザ用の専用ネットワークにアクセスする通信手段と、外部機器と接続する接続手段と、該接続手段に接続されている前記外部機器から前記専用ネットワークにアクセスする旨の指示を受けると、前記通信手段を介して当該ネットワークにアクセスし、アクセスして得られた情報を前記外部機器に出力する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項6記載の無線通信装置は、前記制御手段は、前記通信手段を介して前記専用ネットワークにアクセスして得られた情報のうち携帯電話事業者において秘匿性のある情報を除く情報を前記外部機器に出力することを特徴とする。
また、請求項7記載の無線通信装置は、前記制御手段は、前記通信手段を介して前記専用ネットワークにアクセスして得られた情報が著作権保護を示す情報を含んでいる場合は、前記外部機器に対して当該情報の出力を制限することを特徴とする。
本発明によれば、無線通信装置で利用する特定の無線通信事業者が無線通信装置ブラウザ用の専用ネットワークを、無線通信装置に接続された外部機器で安全に利用できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である無線通信装置と、この無線通信装置が接続されるPC等の外部機器の概略構成を示すブロック図である。
同図において、符号1は本発明に係る無線通信装置、2はアンテナ、3は無線通信部、4は状態表示部、5は制御部、6は外部I/Fである。
無線通信部3は、無線通信網と接続するための無線通信手段であって、送信データを搬送波に乗せてアンテナ2から送信し、また、アンテナ2を介して受信した信号を復調して制御部5へ出力する。
状態表示部4は、LED(Light−Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示手段である。この状態表示部4は、モード(下記)の切り替わりや動作状態(電源ON/OFFなど)を示すためのものである。
制御部5は、CPU(中央処理装置)およびメモリ(ROM,RAM)等から構成され、ROMに記憶された各種制御プログラムを主メモリであるRAMにロードし実行することにより、無線通信装置1を構成する各部を制御する。特に、無線通信装置1に内蔵する無線通信装置用ブラウザ・ソフト(閲覧手段:以下、専用ブラウザと記す)により、外部I/F6を介した外部機器10から、無線通信事業者が運営する無線通信装置ブラウザ用の専用ネットワーク上のWebサーバ(携帯専用サイト)へのアクセスを制御する(リモートブラウザモード)。
すなわち、この専用ブラウザは、外部機器10が、無線通信事業者が運営する無線通信装置ブラウザ用の専用ネットワーク上のWebサーバ(携帯専用サイト)にアクセスし、このWebサーバが提供するコンテンツを閲覧するための専用のブラウザである。このコンテンツは、HDML(Handheld Device Markup Language)やコンパクトHTML(Hyper Text Markup Language)等により記述されており、この専用ブラウザは、HDMLやコンパクトHTML等により記述されたコンテンツを解釈し、その内容に従った表示等の制御を行うためのソフトウェアである。制御部5は、このブラウザの命令に従ってデータ通信の制御を行う。
また、上記ROMには、各種制御プログラムの他、無線通信網と接続する際用いる暗号鍵データや認証データ、および無線通信事業者が運営する専用ブラウザ用の専用ネットワーク上のサーバに接続する際用いる認証データ等を記憶している。RAMには、上記CPUのワークエリアが設定され、専用ネットワーク上のサーバ(Webサーバ、メールサーバ等:以下、総称して専用サーバと記すが、専用ブラウザによりアクセスするのはWebサーバである)からダウンロードした情報や各種設定情報等を記憶する。
上記ROMに記憶される各種制御プログラム(ソフトウェア)およびデータの構成例として、例えば、図2にその一例を示すことができる。
図2に示す例では、各専用の制御プログラムやアプリケーションを管理・制御するためのメイン制御部と、専用アプリケーションであるブラウザ(本実施形態における専用ブラウザ)、メールアプリ(いわゆるメーラー)や、専用の制御プログラムとして、外部機器10からの操作内容を受け付ける入力I/F部、状態表示部4による表示を制御したり、外部機器10に表示させる画像データや表示指示を送り出す制御をする表示I/F部、外部機器10と接続する外部I/F6を制御する外部I/F部、無線通信網との無線通信を行うため無線通信部3を制御する無線通信I/F部、専用サーバとのデータ通信を行うため通信制御を行うデータ通信I/F部を備えている。また、ROMには、データとして、認証データ等を記憶している。
なお、データ通信I/F部は、専用サーバからダウンロードするデータが著作権によりその利用が制限されている場合、例えば、いわゆる着メロのデータのように、携帯電話機のような特定の機器のみダウンロードが許可されたものである場合、こうしたデータのダウンロードを制限したり禁止したりする。
また、上記ROMに記憶される各種制御プログラムおよびデータの他の構成例として、例えば、図3に示す構成を挙げることができる。
この構成例では、上記構成例にさらに音声通信I/F部を含めた構成をとっている。
この音声通信I/F部は、外部機器10から無線通信装置1を介して音声通信を可能とするための、発信/着信等の制御を行う。
HDMLやコンパクトHTML等で記述されるコンテンツでは、いわゆるPhonetoと呼ばれる機能を利用することができる。この機能は、ハイパーリンクのごとく特定の電話番号に発信し通話を可能とするものであり、外部機器10から閲覧しているコンテンツがPhoneto機能を利用するものである場合、この構成により、無線通信装置1を介して音声通話を行うことができるようになる。
なお、この場合、音声通話を行うためのマイク及びイヤホン(またはスピーカ)を接続するためのインターフェースが下記の外部I/F6に設けられるものとする。ユーザは、このマイク及びイヤホン(またはスピーカ)を用いて音声通話を行う。
外部I/F6は、無線通信装置1と外部機器10とを接続するためのインターフェースである。例えば、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)やCardbusインターフェース等により無線通信装置1と外部機器10とを接続する。PCMCIAやCardbusインターフェースによる場合、無線通信装置1は、PCカードとして構成され、外部機器10とは着脱可能になる。もちろん無線通信装置1は、外部機器10に内蔵される構成としてもよい。
以上、無線通信装置1について説明した。
なお、本発明は、PCカード等により実現される上記無線通信装置1のように外部機器10と一体化可能な形態や内蔵されるものではなく、外部機器10とは完全に別体の無線通信装置として構成することができる。基本的構成は上記無線通信装置1と同様である。この形態では、外部I/F6は、RS232C(Recommended Standard 232 version C)やUSB(Universal Serial Bus)等の有線のシリアル通信や、近距離無線通信や赤外線通信を利用し、外部機器10と接続する。
次に、外部機器10について、図1を参照し説明する。
外部機器10は、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション、携帯情報端末(PDA)等の装置であり、制御部11、データ記憶部12、表示部13、操作部14、外部I/F15から概略構成される。
制御部11は、メモリおよびCPU(中央処理装置)等により構成され、各種プログラムをメモリにロードして実行することによりその機能が実現される。
データ記憶部12は、ハードディスク等の不揮発性の記憶媒体であり、制御部11が実行する各種プログラムやデータを記憶する。
各種プログラムとしては、インターネット上のWebサイトを閲覧するためのWebブラウザや、無線通信装置1を駆動するためのデバイスドライバと、無線通信装置1に内蔵される専用ブラウザがダウンロードしたデータを受けたり、無線通信装置1から供給される専用ブラウザの表示画面の画像データを表示部13に表示させ、ユーザの入力操作による操作部14の状態(操作内容)を、デバイスドライバと連動して外部I/F15を介し無線通信装置1の専用ブラウザに通知するアプリケーション・ソフト(以下、専用アプリケーションと記す)が記憶されている。この専用アプリケーションは、閲覧の履歴(閲覧した画像データやダウンロードしたデータ等)を外部機器10のデータ記憶部12に蓄積することにより、蓄積したデータをオフラインで閲覧したり、自由に加工したり、印刷することも可能とする。
表示部13は、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等からなり、制御部11の制御により供給される画像データをその表示画面に画像として出力する表示手段である。
操作部14は、キーボードやマウス等の入力装置であり、ユーザによる入力操作を受け、その操作内容を制御部11に通知する。
外部I/F部15は、無線通信装置1と接続するためのインターフェースであり、無線通信装置1の外部I/F6に対応するものである。
上記構成をもつ無線通信装置1と外部機器10が接続され、外部機器10側から専用ブラウザの起動指示がなされると、これに従い無線通信装置1に内蔵されているブラウザが起動する(無線通信装置1が外部機器10に接続された時点で、専用ブラウザを起動するようにしてもよい)。このブラウザが起動した状態では、制御部5は、外部機器10から、操作部14を用いたユーザの入力操作に係る情報(ユーザにより操作されたキーボードのキーの押下状態を示す情報や、マウスの状態を示す情報:上記操作内容)を受け、これに応じた専用サーバへのアクセス制御を行う。
そして、この専用サーバからダウンロードしたコンテンツの閲覧画面の情報(HDML等により記述された情報)から、この閲覧画面を含む専用ブラウザによる表示画面を外部機器10に供給する。なお、外部機器10からリモートブラウザモードを指定する信号を受けるときに、この信号とともに受ける画面表示領域サイズに合ったサイズのデータとなるように変換される。
なお、外部機器10に供給される表示画面のデータは、携帯電話機上のブラウザによる表示画面とほぼ同様のGUI(Graphical User Interface)をもつ画面として、外部機器10の表示部13の画面の一部の領域に表示する(表示サイズとしては、例えば、携帯電話機の画面と同様のQVGA(Quarter Video Graphics Array)程度で表示する。なお、この表示サイズは上記のように適宜設定可能とする)。
これにより、見た目上は携帯電話機のブラウザを使用する場合と同様のGUIで、専用ネットワーク上の専用サーバのコンテンツを閲覧できるとともに、その表示態様から、インターネット上の一般のWebサイトではなく、無線通信事業者が運営する専用ブラウザ用の専用ネットワーク上のサイトを閲覧していることを識別できる。また、ユーザは外部機器10の操作部14(キーボード/マウス)を用いて入力操作を行えるので、従来の携帯電話機を用いて操作するよりもその操作性は向上する。
また、無線通信装置1が接続する無線通信網においてインターネットへの接続が可能である場合、無線通信装置1を従来のデータ通信カードあるいはデータ通信サービス機能と同様のものとして機能させることができる(データ通信サービス)。この場合、インターネット上のWebサイトへのアクセスは、外部機器10にインストールされたWWW(World Wide Web)対応のブラウザ(Webブラウザ)により制御され、無線通信装置1の制御部5は、無線通信網との通信制御のみ行う。
この場合、ユーザは、従来のWWWブラウザによりインターネット上のWebサイトを閲覧することになるので、外部機器10の表示部13に表示される表示画面から、無線通信事業者が運営する専用ブラウザ用の専用ネットワーク上のサイトではなくインターネット上のWebサイトへアクセスしていることを識別できる。
このようにデータ通信サービスモードでは、従来のWWWブラウザによりインターネット上のWebサイトを閲覧し、また、前述のように、リモートブラウザモードでは、無線通信装置1に内蔵される前述の専用のブラウザにより無線通信事業者が運営する専用ネットワーク上のサイトを閲覧することになるので、どちらを利用しているか、ユーザは簡単に識別することができる。また、いずれのモードで動作しているかは、無線通信装置1の状態表示部4による表示によっても識別することができる。
このように、上記動作モードを識別できることは、例えば、インターネットにアクセス可能なデータ通信サービスで従量課金がなされ、無線通信事業者が運営する専用ブラウザ用の専用ネットワークへのみアクセスするリモートブラウザモードでは定額課金がなされる場合、現在どちらへのアクセスを行っているかユーザが識別できるので、金銭的負担のかかるユーザにとって有効である。
なお、上記リモートブラウザモードおよびデータ通信サービスモードは、外部機器10側から切り替え制御可能とする。
また、本実施の形態における無線通信装置1は、その通信方式として、いわゆるCDMA(符号分割多重接続)方式やPDC(Personal Digital Cellular System)方式、PHS(Personal Handyphone System)などを利用することができ、利用する通信方式は、特に限定されるものではない。
次に、このように構成された本実施形態の無線通信装置1と、この無線通信装置1が接続する外部機器10、無線通信網及び専用ネットワーク上の専用サーバの動作の概要について図4を参照し説明する。
なお、以下では、外部機器10に無線通信装置1が接続されているものとする。
はじめに、ユーザによりリモートブラウザモード起動を指示する所定操作がなされると、外部機器10から、無線通信装置1へリモートブラウザモード起動コマンドが送信される(t11)とともに、外部機器10に専用アプリケーションが起動する。リモートブラウザモード起動コマンドを受けた無線通信装置1は、無線通信網への接続処理を行う(t12,t13)。
この際、無線通信装置1と無線通信網間で認証等の通信処理が行われ通話接続が確立する。そして、無線通信装置1内の専用ブラウザが起動し、その画面データと表示指示が外部機器10へ送信される(t14)。この画面データと表示指示を受けた外部機器10では、専用アプリケーションにより、専用ブラウザの初期画面がその表示部13に表示される。
次いで、無線通信装置1は、無線通信事業者が運営する専用ブラウザ用の専用ネットワーク上の専用サーバとの接続処理を行う(t15,t16)。この際、無線通信装置1と専用サーバ間での認証等の通信処理が行われデータ通信接続が確立する。
その後、専用サーバが提供するコンテンツが無線通信装置1に配信される。コンテンツのデータを受信した無線通信装置1は、そのコンテンツの閲覧画面を含む専用ブラウザのデータと表示指示を外部機器10に送信する(t17)。このデータと表示指示を受けた外部機器10では、専用アプリケーションにより、コンテンツの閲覧画面を含む画面が表示部13に表示される(初期画面から更新される:図6参照)。
この表示画面に対してユーザが操作部14を用いた操作を行うと、すなわち、専用ブラウザが表示されている表示領域に対し、マウスによる所定操作を行ったり、表示されているコンテンツが所定のキー操作を受け付けるもので、これに対しキーボードによる所定操作をユーザが行った場合、その操作内容が外部機器10の専用アプリケーションによって無線通信装置1に通知される(t18)。この通知を受けた専用ブラウザは、上記操作内容に基づく専用サーバへのアクセスを行い(t19,t20)、以後、リモートブラウザモードが終了するまで(所定の終了操作がなされるまで)、上記処理(t18以降)を繰り返す。
以上が、専用ブラウザを無線通信装置1に設けた構成における動作である。
本実施の形態の無線通信装置1は、上記のように通信モジュール1から外部機器10に対して、セキュリティ上問題のないデータを出力しているので、例えば、無線通信事業者が携帯電話会社で、専用サーバが配信するコンテンツが、携帯電話向けWebサイトが配信するコンテンツである場合、本実施の形態の無線通信装置1を利用することにより、PC等の外部機器10から操作性よくセキュリティ上安全に携帯電話向けサイトを閲覧することができるようになる。
なお、前述のようにPhoneto機能等により音声通話を行う場合には、一旦データ通信を切断し、あらためて指定された電話番号に発信し、音声通話を行えるようにする。
次に、上記構成・動作に対する比較例として、専用ブラウザを外部機器10のみに設けた場合の動作概要を、図5に示し説明する。
この構成では、はじめに、ユーザによる所定操作を起点として、専用のダイヤルアップコマンドが外部機器10から無線通信装置1に送信される(t31)。このダイヤルアップコマンドを受けた無線通信装置1は、無線通信網との通信接続確立のための通信処理(t32,t33)や、通信接続確立後の専用ブラウザによる表示指示(t34)や、専用サーバとのデータ通信接続の確立のための通信処理(t35,t36)を行う。
データ通信接続が確立した後は、外部機器10に設けられた専用ブラウザによって、この外部機器10と専用サーバ間でデータ通信が行われる(t37〜t40)。
専用ブラウザを外部機器10に設けた場合このような動作となるので、はじめに外部機器10から送出されるダイヤルアップコマンドや、データ通信確立後における、外部機器10に設けられた専用ブラウザから送出されるコマンドや専用サーバから配信されるコンテンツの内容そのものを、外部機器10側にて見ることができてしまう。
すなわち、この構成では、外部機器10に設けられた専用ブラウザと無線通信装置1間でやり取りされるデータや情報が、ユーザに見られてしまい悪用される可能性がある、といったセキュリティ上の問題を生じる。こうした問題は、一般のデータ通信カードを用いて外部機器10からインターネット等にアクセスする場合にも起きることであるが、インターネットの場合は公共性があるのに対し、携帯電話会社等の無線通信事業者が運営する専用ネットワークでは、通信に係る情報は、通常非公開情報であり秘匿性が要求される。
本実施の形態において、無線通信装置1と外部機器10間で通信されるデータは、外部機器10から無線通信装置1に供給されるユーザの入力操作に係る情報と、無線通信装置1から外部機器10に供給されるコンテンツの閲覧画面を含む専用ブラウザの表示画面のデータあるいは専用ブラウザによりダウンロードしたデータだけでつまり秘匿性のある情報を除く情報であるので、無線通信網に接続する際に用いる認証情報や、無線通信事業者が運営する専用ブラウザ用の専用ネットワーク上の専用サーバに接続する際に用いる認証情報や、その他のアクセスコード(手順)など、秘匿性が要求される情報(これらは無線通信装置1内にある)を、外部機器10側にて見ることは不可能となっている。
すなわち、上記比較例からもわかるように、本実施の形態の無線通信装置1では、無線通信網や専用サーバとの通信に用いられる情報や手順を隠蔽することができ、携帯電話機から携帯電話会社(無線通信事業者)が運営する専用ネットワーク上の携帯電話向けWebサイトにアクセスする場合に守られていた秘匿性を、本実施の形態の無線通信装置1においても実現でき、その安全性を保つことができる。
なお、上記では、専用ブラウザによる無線通信装置1等の動作を説明したが、無線通信装置1に内蔵されるメールアプリにより電子メールの送受信を行う場合も同様のシーケンスとなる。この場合、メールアドレス等の入力は外部機器10から行う。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成変更等も含まれることは言うまでもない。
例えば、無線通信装置は携帯電話通信網に接続する装置であれば、携帯電話機でも、データ通信デバイスでも、外部機器に内蔵して用いる通信モジュールでも構わない。また、外部機器はPCに限らず無線通信装置を用いる機器なら携帯情報機器でもカーナビでもどのような機器でも構わない。
また、無線通信装置が携帯電話機の場合であって、リモートブラウザモードを使用している際、携帯電話機の表示部に動作中の専用ブラウザを表示しなくても良い。
また、外部機器のブラウザとして無線通信装置が用いる専用ブラウザを例示しているが、無線通信装置が用いる専用ブラウザのコンテンツ記述言語を外部機器が用いるブラウザの記述言語に変換する変換手段を無線通信装置もしくは外部機器に備えることにより、外部機器は専用ブラウザではなく他の汎用ブラウザを用いることも可能である。
本発明の一実施の形態である無線通信装置と、この無線通信装置が接続されるPC等の外部機器の概略構成を示すブロック図である。 無線通信装置側に記憶される各種制御プログラム(ソフトウェア)およびデータの構成例を示す図である。 無線通信装置側に記憶される各種制御プログラム(ソフトウェア)およびデータの他の構成例を示す図である。 本実施形態の無線通信装置と外部機器と無線通信網及び専用ネットワーク上のサーバの動作概要を示すシーケンス図である。 専用ブラウザを外部機器に設けた場合の、無線通信装置と外部機器と無線通信網及び専用ネットワーク上のサーバの動作概要を示すシーケンス図である。 外部機器における表示画面例である。
符号の説明
1…無線通信装置
2…アンテナ
3…無線通信部
4…状態表示部
5…制御部
6…外部I/F
10…外部機器
11…制御部
12…データ記憶部
13…表示部
14…操作部
15…外部I/F

Claims (7)

  1. 携帯電話通信網に接続可能な無線通信装置と該無線通信装置に接続された外部機器とから構成される通信システムにおいて、
    前記外部機器が前記無線通信装置ブラウザ用の専用ネットワークに対応するブラウザを起動して専用ネットワークにアクセスすると、前記外部機器に接続されている無線通信機器はブラウザを起動して専用ネットワークにアクセスし、アクセスして得られた情報から携帯電話事業者において秘匿性のある情報を除く情報を前記外部機器に出力するとともに、前記外部機器は無線通信機器から出力された情報を表示することを特徴とする通信システム。
  2. 前記無線通信機器は、前記専用ネットワークにアクセスして得られた情報を前記外部機器のブラウザに対応する記述言語に変換して出力することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記外部機器は、前記無線通信機器から出力された情報を前記外部機器のブラウザに対応する記述言語に変換することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  4. 前記無線通信機器は、前記専用ネットワークにアクセスして得られた情報が著作権保護を示す情報を含んでいる場合は、前記外部機器に対して当該情報の出力を制限することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  5. 携帯電話通信網に接続可能な無線通信装置のブラウザ用の専用ネットワークにアクセスする通信手段と、
    外部機器と接続する接続手段と、
    該接続手段に接続されている前記外部機器から前記専用ネットワークにアクセスする旨の指示を受けると、前記通信手段を介して当該ネットワークにアクセスし、アクセスして得られた情報を前記外部機器に出力する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  6. 前記制御手段は、前記通信手段を介して前記専用ネットワークにアクセスして得られた情報のうち携帯電話事業者において秘匿性のある情報を除く情報を前記外部機器に出力することを特徴とする請求項5記載の無線通信装置。
  7. 前記制御手段は、前記通信手段を介して前記専用ネットワークにアクセスして得られた情報が著作権保護を示す情報を含んでいる場合は、前記外部機器に対して当該情報の出力を制限することを特徴とする請求項5記載の無線通信装置。
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