JP2006098320A - 磁気式姿勢検知センサおよびこれを用いた電子機器 - Google Patents

磁気式姿勢検知センサおよびこれを用いた電子機器 Download PDF

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和弘 尾中
Yukio Nakao
幸夫 仲尾
Masataka Tagawa
正孝 田川
Taiichi Koyama
泰一 小山
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Abstract

【課題】携帯用電子機器への搭載が可能で、構成が簡単な磁気式姿勢検知センサおよびこれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】磁気検出手段である第1、第2のホイートストンブリッジ回路21、22に互いに直交する第1、第2のバイアス磁界19、20をそれぞれ印加し、一方のバイアス磁界が鉛直方向であり、かつ他方のバイアス磁界が水平方向である場合に、水平方向のバイアス磁界が印加されるホイートストンブリッジ回路の差動電圧が一定であることを利用して、機器の姿勢を検知するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器、特に携帯用電子機器に使用可能な磁気式姿勢検知センサおよびこれを用いた電子機器に関するものである。
以下、従来の姿勢検知センサについて説明する。
姿勢検知センサとしては、重力を利用した機械式の姿勢検知センサが知られている。
また、地磁気を利用し、地磁気に対する方向を3次元的に求めることにより姿勢を検知する3次元式の磁気式姿勢検知センサも知られている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、2が知られている。
実開昭57−118313号公報 特開2003−194574号公報
上記特許文献1に示すような機械式の姿勢検知センサは、電子機器、特に携帯用の電子機器に搭載するための小型化は困難なものであった。
また、上記特許文献2に示すような3次元式の磁気式姿勢検知センサは、3次元的に地磁気の方向を検出する必要があるため、地磁気を検出するデバイスの数が多くなってしまい、さらに、これらデバイスからの信号を3次元のデータとして演算するためのデータ処理回路も複雑になってしまうもので、消費電力や小型化の点で課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、携帯用電子機器への搭載が可能で、構成が簡単な磁気式姿勢検知センサおよびこれを用いた電子機器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、第1のバイアス磁界印加手段と、この第1のバイアス磁界印加手段が発生させる第1のバイアス磁界に対して直角方向の第2のバイアス磁界を発生させる第2のバイアス磁界印加手段と、前記第1のバイアス磁界を受けるとともに地磁気により電気的特性を変化させることができる第1の磁気検出手段と、前記第2のバイアス磁界を受けるとともに地磁気により電気的特性を変化させることができる第2の磁気検出手段とを備え、前記第1のバイアス磁界または前記第2のバイアス磁界のいずれか一方が鉛直方向であり、かつ他方が水平方向である場合に、この水平方向のバイアス磁界を受ける前記第1の磁気検出手段または前記第2の磁気検出手段の電気的特性が一定であることを利用して姿勢を検知するもので、この構成によれば、水平方向に磁界を発生させるバイアス磁界印加手段からの磁界を受ける前記第1の磁気検出手段または前記第2の磁気検出手段の電気的特性が一定であることを利用して姿勢を検知するため、機械的にではなく地磁気を利用して電磁気的に姿勢を検知することができ、これにより、センサの小型化が容易となり、しかも磁気検出手段は2つだけで姿勢を検知することができるため、センサの構造も簡単になり、また磁気検出手段からの出力の処理も簡単になるという作用効果を有するものである。
本発明の請求項2に記載の発明は、特に、第1の磁気抵抗効果素子と第2の磁気抵抗効果素子を電気的に直列に接続し、かつ第3の磁気抵抗効果素子と第4の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に接続するとともに、前記第1の磁気抵抗効果素子および前記第2の磁気抵抗効果素子と前記第3の磁気抵抗効果素子および前記第4の磁気抵抗効果素子とを電気的に並列に接続し、かつ前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向を第1のバイアス磁界に対して45°傾けて形成し、さらに前記第2の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向と直角方向にして形成し、前記第3の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向と平行にして形成し、さらに前記第2の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第4の磁気抵抗効果素子の感磁方向と平行にして形成し、前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子および前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に印加電圧を加えるとともに前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子との接続部の電位と前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子との接続部の電位との差である第1の差動電圧を電気的特性として検知する第1のホイートストンブリッジ回路で第1の磁気検出手段を構成し、さらに第5の磁気抵抗効果素子と第6の磁気抵抗効果素子を電気的に直列に接続し、かつ第7の磁気抵抗効果素子と第8の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に接続するとともに、前記第5の磁気抵抗効果素子および前記第6の磁気抵抗効果素子と前記第7の磁気抵抗効果素子および前記第8の磁気抵抗効果素子とを電気的に並列に接続し、かつ前記第5の磁気抵抗効果素子の感磁方向を第2のバイアス磁界に対して45°傾けて形成し、さらに前記第6の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第5の磁気抵抗効果素子の感磁方向と直角方向にして形成し、前記第7の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第5の磁気抵抗効果素子の感磁方向と平行にして形成し、さらに前記第8の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第6の磁気抵抗効果素子の感磁方向と平行にして形成し、前記第5の磁気抵抗効果素子と前記第6の磁気抵抗効果素子および前記第7の磁気抵抗効果素子と前記第8の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に印加電圧を加えるとともに前記第5の磁気抵抗効果素子と前記第6の磁気抵抗効果素子との接続部の電位と前記第7の磁気抵抗効果素子と前記第8の磁気抵抗効果素子との接続部の電位との差である第2の差動電圧を電気的特性として検知する第2のホイートストンブリッジ回路で第2の磁気検出手段を構成したもので、この構成によれば、磁気検出手段にホイートストンブリッジ回路を用い、2つの差動電圧により姿勢を検知するようにしているため、機械的にではなく地磁気を利用して電磁気的に姿勢を検知することができ、これにより、センサ自身の小型化が容易となり、かつ磁気検出手段も2つだけで姿勢を検知することができるため、センサの構造も簡単になるとともに、磁気検出手段からの出力の処理も簡単になるという作用効果を有するものである。
本発明の請求項3に記載の発明は、特に、第1の磁気抵抗効果素子と第2の磁気抵抗効果素子を電気的に直列に接続し、かつ前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向を第1のバイアス磁界に対して45°傾けて形成し、さらに前記第2の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向と直角方向にして形成し、前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に印加電圧を加えるとともに前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子との接続部の電位である第1の中点電位を電気的特性として検知する第1のハーフブリッジ回路で第1の磁気検出手段を構成し、さらに第3の磁気抵抗効果素子と第4の磁気抵抗効果素子を電気的に直列に接続し、かつ前記第3の磁気抵抗効果素子の感磁方向を第2のバイアス磁界に対して45°傾けて形成し、さらに前記第4の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第3の磁気抵抗効果素子の感磁方向と直角方向にして形成し、前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に印加電圧を加えるとともに前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子との接続部の電位である第2の中点電位を電気的特性として検知する第2のハーフブリッジ回路で第2の磁気検出手段を構成したもので、この構成によれば、磁気検出手段にハーフブリッジ回路を用い、2つの中点電位により姿勢を検知するようにしているため、機械的にではなく地磁気を利用して電磁気的に姿勢を検知することができ、これにより、センサ自身の小型化が容易となり、かつ磁気検出手段も2つだけで姿勢を検知することができるため、センサの構造も簡単になるとともに、磁気検出手段からの出力の処理も簡単になるという作用効果を有するものである。
本発明の請求項4に記載の発明は、特に、磁気式姿勢検知センサと、ディスプレイとを備え、前記磁気式姿勢検知センサからの姿勢の情報に応じて前記ディスプレイに表示される映像の方向を切り替えるもので、この構成によれば、電子機器の姿勢に応じてディスプレイの画像の方向を切り替えることができるため、使用者にとってディスプレイの上方を映像の上方にすることができるという作用効果を有するものである。
本発明の請求項5に記載の発明は、特に、磁気式姿勢検知センサと、少なくとも2対のスピーカとを備え、前記磁気式姿勢検知センサからの姿勢の情報に応じて動作させる一対のスピーカを選択するもので、この構成によれば、前記磁気式姿勢検知センサからの姿勢の情報に応じて動作させる一対のスピーカを選択するため、電子機器の姿勢に応じた適切なスピーカを動作させることができるという作用効果を有するものである。
本発明の請求項6に記載の発明は、特に、磁気式姿勢検知センサと、この磁気式姿勢検知センサからの電気的情報を受けて地磁気による方位を求める処理回路とを備えたもので、この構成によれば、姿勢の検知をすることができるとともに電子機器が向いている方位を検知することができるという作用効果を有するものである。
以上のように本発明の磁気式姿勢検知センサは、第1のバイアス磁界印加手段と、この第1のバイアス磁界印加手段が発生させる第1のバイアス磁界に対して直角方向の第2のバイアス磁界を発生させる第2のバイアス磁界印加手段と、前記第1のバイアス磁界を受けるとともに地磁気により電気的特性を変化させることができる第1の磁気検出手段と、前記第2のバイアス磁界を受けるとともに地磁気により電気的特性を変化させることができる第2の磁気検出手段とを備え、前記第1のバイアス磁界または前記第2のバイアス磁界のいずれか一方が鉛直方向であり、かつ他方が水平方向である場合に、この水平方向のバイアス磁界を受ける前記第1の磁気検出手段または前記第2の磁気検出手段の電気的特性が一定であることを利用して姿勢を検知するものであるため、地磁気を利用して電磁気的に姿勢を検出することができ、これにより、センサの小型化が容易となるため、電子機器、特に携帯用電子機器への搭載が容易となるものであり、しかも磁気検出手段は2つだけの簡単な構成で姿勢を検知することができるとともに、姿勢を判断するための処理回路も簡単なもので済み、これにより、センサおよび処理回路の小型化および低電力化が可能になるという優れた効果を奏するものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の特に請求項1〜3に記載の発明について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサの主要部の回路図である。
図1において、1〜4はそれぞれ第1の磁気抵抗効果素子、第2の磁気抵抗効果素子、第3の磁気抵抗効果素子、第4の磁気抵抗効果素子である。そして第1の磁気抵抗効果素子1と第2の磁気抵抗効果素子2とは電気的に直列に接続されており、また第3の磁気抵抗効果素子3と第4の磁気抵抗効果素子4も電気的に直列に接続されている。そしてまた前記第1の磁気抵抗効果素子1および第2の磁気抵抗効果素子2と第3の磁気抵抗効果素子3および第4の磁気抵抗効果素子4とは電気的に並列に接続されている。5は第1の磁気抵抗効果素子1および第3の磁気抵抗効果素子3の一端と接続される第1の印加電極、6は第2の磁気抵抗効果素子2および第4の磁気抵抗効果素子4の一端と接続される第1のグランド電極、7は第1の磁気抵抗効果素子1と第2の磁気抵抗効果素子2との間に設けられた第1の出力電極、8は第3の磁気抵抗効果素子3と第4の磁気抵抗効果素子4との間に設けられた第2の出力電極である。そして上記した1〜8の構成要素により第1のホイートストンブリッジ回路21を構成しているもので、この第1のホイートストンブリッジ回路21は第1の磁気検出手段でもある。
上記と同様に、9〜12はそれぞれ第5の磁気抵抗効果素子、第6の磁気抵抗効果素子、第7の磁気抵抗効果素子、第8の磁気抵抗効果素子であり、13は第2の印加電極、14は第2のグランド電極、15は第3の出力電極、16は第4の出力電極である。そしてこれら9〜16の構成要素により第2のホイートストンブリッジ回路22を構成しているもので、この第2のホイートストンブリッジ回路22は第2の磁気検出手段でもある。
17は第1の印加電極5および第2の印加電極13と接続される共通印加電極、18は第1のグランド電極6および第2のグランド電極14と接続される共通グランド電極である。19は後述する第1のバイアス磁界印加手段26から発生した第1のバイアス磁界で、この第1のバイアス磁界19は、第1のホイートストンブリッジ回路21内の第1の磁気抵抗効果素子1〜第4の磁気抵抗効果素子4の各素子にその感磁方向に対して45°または135°の方向のバイアス磁界を与えるものである。
同様に20は後述する第2のバイアス磁界印加手段27から発生した第2のバイアス磁界で、この第2のバイアス磁界20は、第2のホイートストンブリッジ回路22内の第5の磁気抵抗効果素子9〜第8の磁気抵抗効果素子12の各素子にその感磁方向に対して45°または135°の方向のバイアス磁界を与えるものである。また、第1のバイアス磁界19と第2のバイアス磁界20とはその方向が直交している。
なお、上記本発明の実施の形態1においては、第1の磁気抵抗効果素子1〜第4の磁気抵抗効果素子4および第5の磁気抵抗効果素子9〜第8の磁気抵抗効果素子12にいわゆるMR素子を用いているもので、この図1における各素子の電流が流れる方向(長手方向)に直角な方向が感磁方向であり、この方向に磁界が印加されると抵抗値が減少するものである。また、これらの各素子は、無磁界において同一の抵抗値を有するものを用いているもので、つまり、MR特性が同一であるものを用いている。
次に、上記本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサの基本動作原理について説明する。
磁気式姿勢検知センサは、共通印加電極17と共通グランド電極18間に所定の電圧を印加し、第1の出力電極7の第1のグランド電極6に対する電位と、第2の出力電極8の第1のグランド電極6に対する電位との差をとることによって、第1のホイートストンブリッジ回路21における第1の差動電圧が得られる。これと同様に、第3の出力電極15の第2のグランド電極14に対する電位と、第4の出力電極16の第2のグランド電極14に対する電位との差をとることによって、第2のホイートストンブリッジ回路22における第2の差動電圧が得られる。
このとき、第1のバイアス磁界19または第2のバイアス磁界20と地磁気との合成磁界の向きおよび大きさに応じて、第1の磁気抵抗効果素子1〜第4の磁気抵抗効果素子4、第5の磁気抵抗効果素子9〜第8の磁気抵抗効果素子12はそれぞれ抵抗値を変化させる。そして、第1の差動電圧と第2の差動電圧を検出することによって、地磁気の向きと本磁気式姿勢検知センサの姿勢との何らかの関係を検知することができる。本磁気式姿勢検知センサは、この現象を利用したものである。
次に、本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサの具体的な動作について説明をする。
図2(a)、(b)と図3は、本発明の実施の形態1における電子機器の概念を示したもので、図2(a)、(b)はその正面図、図3は平面図である。これらの図面において、上記した図1と同じ構成要素には同じ符号を付しており、その説明は省略する。また、これらの図面は本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサの動作を説明するための概念図であり、説明に必要のない構成要素は省略しており、さらに各構成要素の相対的な大きさも実際のものとは異なる。また、図3は地磁気と電子機器との関係を示す概念図であり、図2(a)、(b)の平面図を模式的に示したものである。
図中の21は前述した第1のホイートストンブリッジ回路、22は第2のホイートストンブリッジ回路である。また、23は第1のホイートストンブリッジ回路21と第2のホイートストンブリッジ回路22を内部に有している電子機器である。また24は地磁気の方向を示しているもので、電子機器23と地磁気の方向24とのなす角度をθとしている。
図2(a)、(b)はともに紙面の上向きを鉛直方向上向きにして記載している。図2(a)、(b)に記載の電子機器23は同じものであるが、図2(a)は電子機器23の長手方向を水平に(以下「横置き」と記す)、図2(b)は長手方向を鉛直に(以下「縦置き」と記す)配置している。
ここで、図3において、θを変化させたとき、すなわち、地磁気の方向24に対して電子機器23を360°回転させた場合を考える。
図2(a)に示すような横置きの場合におけるθと第1の差動出力、第2の差動出力の関係を図4(a)に、図2(b)に示すような縦置きの場合におけるθと第1の差動出力、第2の差動出力の関係を図4(b)に示す。
図4(a)は本発明の実施の形態1における電子機器を横置きにした場合の出力波形図であり、図4(b)は本発明の実施の形態1における電子機器を縦置きにした場合の出力波形図である。いずれの図面も横軸がθ、縦軸が電圧である。図中の波形は、第1の差動電圧と第2の差動電圧である。
図4(a)、(b)から明らかなように、横置きの場合には、θの値に関わらず第2の差動電圧が0となるのに対し、縦置きの場合には第1の差動電圧が0となる。
従って、第1の差動電圧が0の場合には縦置き、第2の差動電圧が0の場合は横置きであると判別することができ、電子機器23の姿勢を検知することができる。
なお、θ=90°、270°の場合には、横置き、縦置きのいずれの場合にも第1の差動出力および第2の差動出力がともに0になってしまうもので、この場合には横置き、縦置きの判別ができないと考えられるが、これについては後述する。
図5は本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサの主要部の平面図であり、図6は本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサの横断面図である。これらの図面において、上記した図1、図2(a)、(b)の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付しており、その説明は省略する。図6において、25はアルミナの上にガラスグレーズ層が形成されている基板、26、27は基板25上にそれぞれ形成された第1のバイアス磁界印加手段および第2のバイアス磁界印加手段である。そしてこの第1のバイアス磁界印加手段26および第2のバイアス磁界印加手段27は永久磁石や電磁石を用いてもよいが、CoPtを蒸着法やスパッタリング法等の薄膜形成法により形成した後にこれを磁化したものにすれば、センサ全体の厚みを薄くすることができる。28、29は基板25上に第1のバイアス磁界印加手段26および第2のバイアス磁界印加手段27をそれぞれ覆うように形成された絶縁膜である。そして第1のホイートストンブリッジ回路21および第2のホイートストンブリッジ回路22はそれぞれ絶縁膜28と絶縁膜29上に形成されている。30、31は第1のバイアス磁界印加手段26および絶縁膜28、第2のバイアス磁界印加手段27および絶縁膜29を覆うように基板25上にそれぞれ形成された保護膜である。
以上のような構成とすることにより、本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサは、電子機器が横置きか、縦置きかの判別が可能となるが、以上の動作説明は、地磁気と水平面がなす角度、すなわち、伏角が0の場合である。赤道直下等では伏角は0となり、上記説明のようになるが、伏角が大きくなると第1の差動電圧と第2の差動電圧の波形が異なってくる。具体的には、図4(a)においては第1の差動電圧が0Vを中心とした略余弦波形であるが、伏角が大きくなるに従って中心がプラス方向、またはマイナス方向にオフセットされた略余弦波形となる。そして伏角が45°を超えると第1の差動電圧が0Vになることはなく、常に正または負の値をとる。同様に図4(b)においては第2の差動電圧がオフセットされ、伏角が45°を超えると第1の差動電圧が0Vになることはなく、常に正または負の値をとる。従って、伏角が約45°より大きい地域においては第1の差動出力と第2の差動出力のいずれか一方のみが0となるので、前述の図4(a)、(b)における0=90°、270°の場合の問題は生じない。また、伏角が45°以下の地域においては、あらかじめ第1の差動電圧または第2の差動電圧のいずれか一方をオフセットしておき、双方の電圧が同じ値をとらないようにしておけばよい。そしてまた、現実には丁度θ=90°または270°で始めからあり続けることは考えられないため、θ=90°または270°になるまでの第1の差動出力および第2の差動出力を検知しておく等の手段をとることによって、縦置きか横置きかの判別が可能となるものである。また、伏角の影響による電圧のオフセットの方向は、北半球か南半球かの違いと、電子機器23が図2(a)と同じか、これと上下を逆さまにしたかの違いで決まるものである。従って、あらかじめ北半球か、南半球であるかがわかれば、伏角のオフセットの方向により縦置き、横置きの2姿勢の判別だけでなく、図2(a)の紙面上方を電子機器23の上面としたときに、上面が上にあるのか、下にあるのか、右にあるのか、左にあるのかの4姿勢の判別が可能となる。
以上のように本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサは、第1のバイアス磁界印加手段26が発生させる第1のバイアス磁界19と、第2のバイアス磁界印加手段27が発生させる第2のバイアス磁界20とを直交する向きにして配置し、そして第1のバイアス磁界19を受ける第1の磁気検出手段を構成する第1のホイートストンブリッジ回路21と、第2の磁気検出手段を構成する第2のホイートストンブリッジ回路22とを設け、第1のバイアス磁界19または第2のバイアス磁界20のうち、一方の向きが鉛直方向で他方が水平方向であるときに、第1のホイートストンブリッジ回路21または第2のホイートストンブリッジ回路22のうち、水平方向のバイアス磁界を受ける方のホイートストンブリッジ回路の差動電圧は水平に対する地磁気の伏角が0の時には0Vで一定になり、また、伏角が存在する場合でもその伏角に応じてその差動電圧が一定になることを利用して、電子機器の姿勢を検知するようにしているため、機械的でなく電磁気的に姿勢を検知することができ、これにより、小型化を図ることができるため、携帯端末への搭載も容易となるものである。また、地磁気を3次元的に検知するものではないため、磁気検出手段を構成するホイートストンブリッジ回路は2つで済み、その結果、第1のホイートストンブリッジ回路21および第2のホイートストンブリッジ回路22からの差動電圧の処理も簡単になるため、処理回路の構成も簡単にすることができて、消費電力を低減させることができるものである。
なお、上記本発明の実施の形態1においては、第1、第2の磁気検出手段としてホイートストンブリッジ回路を用いたが、ハーフブリッジ回路を用いることもできる。この場合は、差動電圧の代わりに中点電位を電気的特性として検知すればよい。そのときの出力波形は、伏角の影響を無視すれば図4(a)、(b)の原点が印加電圧の1/2の電圧に変わるだけであり、また、伏角を考慮した場合もホイートストンブリッジ回路の場合と同様である。このハーフブリッジ回路を用いた場合の具体的な構成は、第1のホイートストンブリッジ回路21中の第3の磁気抵抗効果素子3、第4の磁気抵抗効果素子4、第2の出力電極8を取り除き、第2のホイートストンブリッジ回路22中の第7の磁気抵抗効果素子11、第8の磁気抵抗効果素子12、第4の出力電極16を取り除いた構成にし、そして第1のグランド電極6に対する第1の出力電極7の電位を第1の中点電位とし、第2のグランド電極14に対する第3の出力電極15の電位を第2の中点電位とすればよい。このときの出力波形は、図4(a)、(b)におけるそれぞれ2つの出力波形が0Vを中心とした波形になるのではなく、オフセットした値を中心とした波形となる。そのオフセット値は、地磁気がないとしたときの電位に等しいもので、磁気がないとしたときの、印加電圧と第1の磁気抵抗効果素子1の抵抗値、第2の磁気抵抗効果素子2の抵抗値との比率、印加電圧と第5の磁気抵抗効果素子9の抵抗値、第6の磁気抵抗効果素子10の抵抗値との比率により定まるものである。第1の磁気抵抗効果素子1と第2の磁気抵抗効果素子2、および第5の磁気抵抗効果素子9、第6の磁気抵抗効果素子10の無磁界時における抵抗値およびMR特性が等しければ、そのオフセット値は、印加電圧の1/2の値となる。
(実施の形態2)
以下、本発明の特に請求項4、5に記載の発明について図面を参照しながら説明する。
図7(a)は本発明の実施の形態2における電子機器を横置きにした場合の正面図であり、図7(b)は本発明の実施の形態2における電子機器を縦置きにした場合の正面図である。図7(a)、(b)において、32はディスプレイであり、このディスプレイ32には映像として文字が表示されている。この電子機器23には上記した本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサが搭載されており、図7(a)のように電子機器23が横置きの場合には、地磁気を利用して磁気式姿勢検知センサが横置きと判断し、そしてディスプレイ32には、横置きの場合において、人間から見て上方が画面においても上方となるように文字が表示されている。図7(b)の場合は電子機器23が縦置きであるため、ディスプレイ32には、横置きの場合において、人間から見て上方が画面においても上方となるように文字が表示されている。この場合、画面が正方形でない場合には、ディスプレイ32上の改行位置を変えて文字がすべてディスプレイ32に表示されるようにしている。ディスプレイ32に表示するのは、文字でなく画像であっても同様である。
図8は本発明の実施の形態2における電子機器を横置きにした場合の正面図を示したもので、33a〜33dはスピーカであり、そしてこのうちのスピーカ33aとスピーカ33bは一対でステレオを構成し、さらにその他のスピーカ33cとスピーカ33dも一対でステレオを構成する。図8において、電子機器23はスピーカ33c、33dが鉛直方向にあることを内蔵された磁気式姿勢検知センサが判別するため、水平方向にあるスピーカ33a、33bのみを動作させるスピーカとして選択している。
(実施の形態3)
以下、本発明の特に請求項6に記載の発明について図面を参照しながら説明する。
図9は本発明の実施の形態3における磁気式姿勢検知センサの出力波形図である。
本発明の実施の形態3における磁気式姿勢検知センサは、上記した本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサと同じものを用いているもので、図1の紙面手前を鉛直上方向として360°回転させたときの第1の差動電圧、第2の差動電圧を示したものである。図9中の横軸は地磁気とのなす角度であり、縦軸は電圧である。図9から明らかなように、第1の差動電圧と第2の差動電圧は90°位相が異なる正弦波である。従って、第1の差動電圧と第2の差動電圧の比をとれば、tanθが求まり、これにより、θ、すなわち地磁気に対する角度を求めることができる。従って、電子機器内にこのような処理回路を設けておけば、姿勢を検知するだけでなく、方位を検知することもできる。
本発明にかかる磁気式姿勢検知センサは、電子機器の姿勢を検知することができるセンサとして有用であり、また本発明にかかる電子機器は、その姿勢に応じてディスプレイの映像の方向を切り替えたり、動作させるスピーカを選択することができるものとして有用である。
本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサの主要部の回路図 (a)(b)本発明の実施の形態1における電子機器の概念を示す正面図 本発明の実施の形態1における電子機器の概念を示す平面図 (a)(b)本発明の実施の形態1における電子機器を横置きまたは縦置きにした場合の出力波形図 本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサの主要部の平面図 本発明の実施の形態1における磁気式姿勢検知センサの横断面図 (a)(b)本発明の実施の形態2における電子機器を横置きまたは縦置きにした場合の正面図 本発明の実施の形態2における電子機器を横置きにした場合の正面図 本発明の実施の形態3における磁気式姿勢検知センサの出力波形図
符号の説明
1 第1の磁気抵抗効果素子
2 第2の磁気抵抗効果素子
3 第3の磁気抵抗効果素子
4 第4の磁気抵抗効果素子
5 第1の印加電極
6 第1のグランド電極
7 第1の出力電極
8 第2の出力電極
9 第5の磁気抵抗効果素子
10 第6の磁気抵抗効果素子
11 第7の磁気抵抗効果素子
12 第8の磁気抵抗効果素子
13 第2の印加電極
14 第2のグランド電極
15 第3の出力電極
16 第4の出力電極
19 第1のバイアス磁界
20 第2のバイアス磁界
21 第1のホイートストンブリッジ回路
22 第2のホイートストンブリッジ回路
23 電子機器
24 地磁気の方向
26 第1のバイアス磁界印加手段
27 第2のバイアス磁界印加手段
32 ディスプレイ
33 スピーカ

Claims (6)

  1. 第1のバイアス磁界印加手段と、この第1のバイアス磁界印加手段が発生させる第1のバイアス磁界に対して直角方向の第2のバイアス磁界を発生させる第2のバイアス磁界印加手段と、前記第1のバイアス磁界を受けるとともに地磁気により電気的特性を変化させることができる第1の磁気検出手段と、前記第2のバイアス磁界を受けるとともに地磁気により電気的特性を変化させることができる第2の磁気検出手段とを備え、前記第1のバイアス磁界または前記第2のバイアス磁界のいずれか一方が鉛直方向であり、かつ他方が水平方向である場合に、この水平方向のバイアス磁界を受ける前記第1の磁気検出手段または前記第2の磁気検出手段の電気的特性が一定であることを利用して姿勢を検知する磁気式姿勢検知センサ。
  2. 第1の磁気抵抗効果素子と第2の磁気抵抗効果素子を電気的に直列に接続し、かつ第3の磁気抵抗効果素子と第4の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に接続するとともに、前記第1の磁気抵抗効果素子および前記第2の磁気抵抗効果素子と前記第3の磁気抵抗効果素子および前記第4の磁気抵抗効果素子とを電気的に並列に接続し、かつ前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向を第1のバイアス磁界に対して45°傾けて形成し、さらに前記第2の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向と直角方向にして形成し、前記第3の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向と平行にして形成し、さらに前記第4の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第2の磁気抵抗効果素子の感磁方向と平行にして形成し、前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子および前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に印加電圧を加えるとともに前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子との接続部の電位と前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子との接続部の電位との差である第1の差動電圧を電気的特性として検知する第1のホイートストンブリッジ回路で第1の磁気検出手段を構成し、さらに第5の磁気抵抗効果素子と第6の磁気抵抗効果素子を電気的に直列に接続し、かつ第7の磁気抵抗効果素子と第8の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に接続するとともに、前記第5の磁気抵抗効果素子および前記第6の磁気抵抗効果素子と前記第7の磁気抵抗効果素子および前記第8の磁気抵抗効果素子とを電気的に並列に接続し、かつ前記第5の磁気抵抗効果素子の感磁方向を第2のバイアス磁界に対して45°傾けて形成し、さらに前記第6の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第5の磁気抵抗効果素子の感磁方向と直角方向にして形成し、前記第7の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第5の磁気抵抗効果素子の感磁方向と平行にして形成し、さらに前記第8の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第6の磁気抵抗効果素子の感磁方向と平行にして形成し、前記第5の磁気抵抗効果素子と前記第6の磁気抵抗効果素子および前記第7の磁気抵抗効果素子と前記第8の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に印加電圧を加えるとともに前記第5の磁気抵抗効果素子と前記第6の磁気抵抗効果素子との接続部の電位と前記第7の磁気抵抗効果素子と前記第8の磁気抵抗効果素子との接続部の電位との差である第2の差動電圧を電気的特性として検知する第2のホイートストンブリッジ回路で第2の磁気検出手段を構成した請求項1記載の磁気式姿勢検知センサ。
  3. 第1の磁気抵抗効果素子と第2の磁気抵抗効果素子を電気的に直列に接続し、かつ前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向を第1のバイアス磁界に対して45°傾けて形成し、さらに前記第2の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第1の磁気抵抗効果素子の感磁方向と直角方向にして形成し、前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に印加電圧を加えるとともに前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子との接続部の電位である第1の中点電位を電気的特性として検知する第1のハーフブリッジ回路で第1の磁気検出手段を構成し、さらに第3の磁気抵抗効果素子と第4の磁気抵抗効果素子を電気的に直列に接続し、かつ前記第3の磁気抵抗効果素子の感磁方向を第2のバイアス磁界に対して45°傾けて形成し、さらに前記第4の磁気抵抗効果素子の感磁方向を前記第3の磁気抵抗効果素子の感磁方向と直角方向にして形成し、前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子とを電気的に直列に印加電圧を加えるとともに前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子との接続部の電位である第2の中点電位を電気的特性として検知する第2のハーフブリッジ回路で第2の磁気検出手段を構成した請求項1記載の磁気式姿勢検知センサ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の磁気式姿勢検知センサと、ディスプレイとを備え、前記磁気式姿勢検知センサからの姿勢の情報に応じて前記ディスプレイに表示される映像の方向を切り替える電子機器。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の磁気式姿勢検知センサと、少なくとも2対のスピーカとを備え、前記磁気式姿勢検知センサからの姿勢の情報に応じて動作させる一対のスピーカを選択する電子機器。
  6. 請求項1〜3のいずれかに記載の磁気式姿勢検知センサと、この磁気式姿勢検知センサからの電気的情報を受けて地磁気による方位を求める処理回路とを備えた電子機器。
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