JP2006096384A - 集積包装体 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテナ等を使用することなく、ゲーブルトップ容器の流通過程での歪み、崩れがなく、ゲーブルトップ容器全体を視認できる、コンテナ等を使用しない、極めて簡便な、集積包装体を提供する。
【解決手段】ゲーブルトップ容器を複数個整列配置し、熱収縮性フィルムで集積包装された集積包装体において、底板、天板及び該ゲーブルトップ容器よりも1mm〜20mm高い中仕切板を具備したことを特徴とするゲーブルトップ容器の集積包装体。
【選択図】なし
【解決手段】ゲーブルトップ容器を複数個整列配置し、熱収縮性フィルムで集積包装された集積包装体において、底板、天板及び該ゲーブルトップ容器よりも1mm〜20mm高い中仕切板を具備したことを特徴とするゲーブルトップ容器の集積包装体。
【選択図】なし
Description
本発明は、牛乳パックやジュース等のゲーブルトップ容器の集積包装体に関する。
従来、牛乳パックやジュース等のゲーブルトップ容器の流通方法としては、プラスチック製のコンテナに詰め流通するのが一般的であった。しかしながら、この方法では、プラスチック製のコンテナを回収し、且つ洗浄する必要があり、その回収および洗浄に多大な費用が発生する。また、容器を裸の状態で入れるため、流通の過程でゲーブルトップ容器が汚れる等の衛生上の問題もあった。
そこで、例えば特許文献1には、コンテナにかえて、ゲーブルトップ部とゲーブルトップ頂部のバーチカルパネルとを収納する凹所が設けられたクレートが提案されている。これにより、クレートの減容化がはかられ、外部からの視認性が改善されるが、プラスチック製のものであるため、回収および洗浄にかかるコストあるいはゲーブルトップ容器が汚れ等の課題は残ったままである。
そこで、例えば特許文献1には、コンテナにかえて、ゲーブルトップ部とゲーブルトップ頂部のバーチカルパネルとを収納する凹所が設けられたクレートが提案されている。これにより、クレートの減容化がはかられ、外部からの視認性が改善されるが、プラスチック製のものであるため、回収および洗浄にかかるコストあるいはゲーブルトップ容器が汚れ等の課題は残ったままである。
そこで、コンテナ等にかえて、ワンウェイで使用でき、ゲーブルトップ容器の汚れを防ぐ、紙状物からなる、ゲーブルトップ部とゲーブルトップ頂部のバーチカルパネルとに接触する5角形の保護部が形成された補助具を用いたシュリンク包装体が提案されている(特許文献2)。しかしながら、保護部を形成することが煩雑であり、かつ、両側にしか保護部を形成できないために、輸送等の流通において、集積包装体の中央部の強度が必ずしも満足できるものではなかった。
また、シュリンク包装による集積包装体において、仕切板を用いることは公知であるが(例えば特許文献3等)、いずれも容器と同等の高さか、容器より低いものが用いられており、容器より高い仕切板が用いられた報告はない。
特開2001−301756号公報
実開昭54−80472号公報
実開昭56−40956号公報
また、シュリンク包装による集積包装体において、仕切板を用いることは公知であるが(例えば特許文献3等)、いずれも容器と同等の高さか、容器より低いものが用いられており、容器より高い仕切板が用いられた報告はない。
本発明は、前述のゲーブルトップ容器の流通方法が有する問題点に鑑み、コンテナあるいはクレート等によることなく、ワンウェイで使用でき、かつ、ゲーブルトップ容器の流通過程での歪み、崩れがなく、ゲーブルトップ容器全体を視認できる、簡便な、集積包装体を提供することを課題とする。
本発明者等は上記課題を解決するため鋭意検討した結果、熱収縮性フィルムを用いた集積包装体において、特定の中仕切板を用いることで、課題を解決できることを見いだし、本発明に到達した。
すなわち本発明は、
(1)ゲーブルトップ容器を複数個整列配置し、熱収縮性フィルムで集積包装された集積包装体において、底板、天板及び該ゲーブルトップ容器よりも1mm〜20mm高い中仕切板を具備したことを特徴とするゲーブルトップ容器の集積包装体、
(2)底板、天板及び中仕切板が厚紙、板紙、段ボールのうちのいずれか1つである、上記(1)記載のゲーブルトップ容器の集積包装体、
(3)底板、天板及び中仕切板がプラスチック段ボールである、上記(1)記載のゲーブルトップ容器の集積包装体、
を提供するものである。
すなわち本発明は、
(1)ゲーブルトップ容器を複数個整列配置し、熱収縮性フィルムで集積包装された集積包装体において、底板、天板及び該ゲーブルトップ容器よりも1mm〜20mm高い中仕切板を具備したことを特徴とするゲーブルトップ容器の集積包装体、
(2)底板、天板及び中仕切板が厚紙、板紙、段ボールのうちのいずれか1つである、上記(1)記載のゲーブルトップ容器の集積包装体、
(3)底板、天板及び中仕切板がプラスチック段ボールである、上記(1)記載のゲーブルトップ容器の集積包装体、
を提供するものである。
本発明によると、ワンウェイで使用できる集積包装体のため、従来、コンテナの回収および洗浄にかかっていた多大なコストが削減でき、且つ、ゲーブルトップ容器の流通過程での歪み、崩れがなく、ゲーブルトップ容器全体を視認できる、極めて簡便な、集積包装体が提供される。
以下、図面に基づいて本発明の集積包装体を詳細に説明する。
図1は、本発明の集積包装体の実施の一例(斜視図)であり、図2はその正面図である。この集積包装体1では、底板2上にゲーブルトップ容器3が2×3列配置され、各列のゲーブルトップ容器間に中仕切板4が挟み込まれており、上部に天板5が配置され、これら全体が熱収縮フィルム6で予備包装された後、熱収縮されている。
図1は、本発明の集積包装体の実施の一例(斜視図)であり、図2はその正面図である。この集積包装体1では、底板2上にゲーブルトップ容器3が2×3列配置され、各列のゲーブルトップ容器間に中仕切板4が挟み込まれており、上部に天板5が配置され、これら全体が熱収縮フィルム6で予備包装された後、熱収縮されている。
底板2及び天板5は、四角形で、集積包装されるゲーブルトップ容器3及び中仕切板4の個数に対応した大きさを持つものであり、ゲーブルトップ容器3と中仕切板4の幅と同じか少し大きい(1〜10mm程度)程度のものが好ましい。
底板2は、ゲーブルトップ容器3の角を保護するため、図3に示すように、四隅に連設された保護部7を有するもの、あるいは図4に示すように、周囲四辺に連設された側板8を有するもの、も用いることができる。天板5は、周囲四辺に連設された側板9を有するものでもよく(図5)、その場合、側板9の長さは、ゲーブルトップ容器5の胴部に達する長さのものが好ましい。
底板2は、ゲーブルトップ容器3の角を保護するため、図3に示すように、四隅に連設された保護部7を有するもの、あるいは図4に示すように、周囲四辺に連設された側板8を有するもの、も用いることができる。天板5は、周囲四辺に連設された側板9を有するものでもよく(図5)、その場合、側板9の長さは、ゲーブルトップ容器5の胴部に達する長さのものが好ましい。
中仕切板4は、四角形で、幅は任意であるがゲーブルトップ容器3の個数に対応したものが好ましく、高さは、ゲーブルトップ容器3の高さよりも、1〜20mm、好ましくは1〜10mm高いことが必要である。1mm未満の場合、集積包装体1を多段に積み上げた時にゲーブルトップ頂部のバーチカルパネル部分が変形するために、また、20mmを超える場合は、積み上げたときに上段の集積包装体1の安定性に乏しく、好ましくない。
中仕切板4は、ゲーブルトップ容器3の間に挿入されるが、各列に挿入することが望ましく、また、縦方向、横方向共にゲーブルトップ容器3の間に用いると、更に強度が向上する。また、中仕切と併せて、側部に側板として用いることもできる。
底板2、天板5及び中仕切板4の素材としては、プラスチック、例えばプラスチック段ボール、紙類、例えば、厚紙、板紙、段ボール等が例示され、安価で軽量であり、しかもクッション性や保形性に優れ、使用後の回収も容易な段ボールが特に好ましい。
本発明の集積包装体1は、例えば、以下の方法により製造される。
ゲーブルトップ容器3を整列配置する。整列配置する方法、数は、特に限定されず、例えば、整列配置装置等を用いて、1×3列、2×3列、3×3列、3×4列、2×6列、4×5列等に配置する。
次いで、ゲーブルトップ容器3間に、縦方向、あるいは縦横両方向に中仕切供給装置等を用いて中仕切板4を挿入し、底板2及び天板5を配置する。
これを、熱収縮フィルムで予備包装し、熱収縮トンネルを通すことで、タイトに熱収縮包装された集積包装体1が得られる。
ゲーブルトップ容器3を整列配置する。整列配置する方法、数は、特に限定されず、例えば、整列配置装置等を用いて、1×3列、2×3列、3×3列、3×4列、2×6列、4×5列等に配置する。
次いで、ゲーブルトップ容器3間に、縦方向、あるいは縦横両方向に中仕切供給装置等を用いて中仕切板4を挿入し、底板2及び天板5を配置する。
これを、熱収縮フィルムで予備包装し、熱収縮トンネルを通すことで、タイトに熱収縮包装された集積包装体1が得られる。
本発明に用いられる熱収縮性フィルムは、流通時に要求される耐破袋強度を満足する熱収縮性フィルムであれば特に限定されないが、例えば、ポリエチレン系熱収縮性フィルム、ポリプロピレン系熱収縮性フィルムあるいは、これらの樹脂を積層したポリオレフィン系多層熱収縮性フィルム等が用いられ、中でも、高い破袋強度を有するポリエチレン系熱収縮性フィルムが好ましい。
また、熱収縮性包装方法としては、スリーブ包装機やピロー包装機あるいは半折包装機を用いた包装方法が挙げられる。
包装体には、例えばミシン目のような開封手段を設けることもできる。
また、熱収縮性包装方法としては、スリーブ包装機やピロー包装機あるいは半折包装機を用いた包装方法が挙げられる。
包装体には、例えばミシン目のような開封手段を設けることもできる。
以上説明してきたように、本発明によると、コンテナ等を使用することなく、極めて簡便な、ゲーブルトップ容器の流通過程での歪み、崩れがなく、ゲーブルトップ容器全体を視認できる、集積包装体が提供されるため、ゲーブルトップ容器の流通過程、輸送、保存等、に利用することができる。
1 集積包装体
2 底板
3 ゲーブルトップ容器
4 中仕切板
5 天板
6 熱収縮フィルム
7 保護部
8 側板
2 底板
3 ゲーブルトップ容器
4 中仕切板
5 天板
6 熱収縮フィルム
7 保護部
8 側板
Claims (3)
- ゲーブルトップ容器を複数個整列配置し、熱収縮性フィルムで集積包装された集積包装体において、底板、天板及び該ゲーブルトップ容器よりも1mm〜20mm高い中仕切板を具備したことを特徴とするゲーブルトップ容器の集積包装体。
- 底板、天板及び中仕切板が厚紙、板紙、段ボールのうちのいずれか1つである、請求項1記載のゲーブルトップ容器の集積包装体。
- 底板、天板及び中仕切板がプラスチック段ボールである、請求項1記載のゲーブルトップ容器の集積包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004283980A JP2006096384A (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | 集積包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004283980A JP2006096384A (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | 集積包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006096384A true JP2006096384A (ja) | 2006-04-13 |
Family
ID=36236587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004283980A Pending JP2006096384A (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | 集積包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006096384A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8256192B2 (en) * | 2009-12-03 | 2012-09-04 | Alain Cerf | Film wrapping gable containers |
-
2004
- 2004-09-29 JP JP2004283980A patent/JP2006096384A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8256192B2 (en) * | 2009-12-03 | 2012-09-04 | Alain Cerf | Film wrapping gable containers |
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