JP2006092247A - 電子カルテシステム - Google Patents

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JP2006092247A JP2004276575A JP2004276575A JP2006092247A JP 2006092247 A JP2006092247 A JP 2006092247A JP 2004276575 A JP2004276575 A JP 2004276575A JP 2004276575 A JP2004276575 A JP 2004276575A JP 2006092247 A JP2006092247 A JP 2006092247A
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Ichiro Miura
一朗 三浦
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

【課題】 診療録の記載表現を医師自身だけでなく、医師を除く医療従事者、患者にとってもわかりやすくする。
【解決手段】 診療録から所定の用語を抽出する診療録内容制御部16と、該抽出された所定用語を閲覧者選択部14によて選択された閲覧者に対応づけて変換する医療専門用語DB15と、該変換された所定用語によって表記された電子カルテを閲覧者が所持する端末へ選択出力する診療情報出力部13とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、医療情報を管理、処理、入出力等する技術分野に属する。
1999年の厚生省(当時)通達以来、医療情報の電子化が進んでいる。すなわち、医師の診療行為を記述する診療録(カルテ)や、画像診断医(読影医)が画像所見をまとめた読影レポートなどの電子化である。医療情報の電子化により、過去の診療録や読影レポートの記録、保存、検索、転送、及び共有化を容易化し、医療従事者が本来なすべき診療行為にかけられる時間が長くなり、医療の質の向上を促せる。以上を実現するシステムとして電子カルテシステム(例えば、特許文献1)が提案されている。電子カルテシステムに入力される情報のほとんどは、医師によるものである。
特開平09-185651号公報
しかしながら、上記従来技術では、電子カルテシステムへの情報入力者である医師にとって使いやすいように製作されており、診療録の記載表現も医師自身がわかりやすいようにしているため、他人、特に医療サービスを受ける当事者である患者にとっては内容を把握しづらいものである。
本発明の目的は、診療録の記載表現を医師自身だけでなく、他人にとってもわかりやすくすることである。
上記目的を達成するには、患者の診療データを入力する手段と、該入力された診療データを保存する手段と、該保存された診療データより生成する診療録を出力する手段とを備えた電子カルテシステムにおいて、前記診療録から所定の用語を抽出する手段と、該抽出された所定用語を閲覧者に対応づけて変換する手段と、該変換された所定用語によって表記された電子カルテを閲覧者が所持する端末へ選択出力する手段とを備えたことを特徴とする電子カルテシステムによって達成される。
これにより、入力データから要点を抽出し、閲覧者の属性に応じて、診療録の表示方法を変更することができ、誰にでもわかりやすい診療録となる。
本発明によれば、電子カルテの表示フォーマット、及び表現が閲覧者に応じて、その閲覧者向けのものとなるため、誰にもわかりやすい診療録となる。さらに、誰にもわかりやすい診療録表示できることから、まだ経験の浅い研修医の教育に用いることも可能である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1に本発明の一実施例におけるシステムの構成図を示す。本システムは、電子化された医療情報を保管する電子カルテサーバ1と、電子カルテサーバ内の医療情報を表示、または新たな医療情報を入力するための、PDA等を用いたカルテ用携帯端末4,5,6及びナースステーションや診療室に設置する電子カルテ端末2と、電子カルテサーバ1と各端末(看護用携帯端末、電子カルテ端末)の情報通信を可能とする院内LAN(Local Area Network)7及び無線LANアクセスポイント3と、から構成される。
電子カルテサーバ1には、外来患者、及び入院患者の基本情報(名前、連絡先等)や、各患者の医療情報(診療録、看護録、薬歴等)等が保管されている。またプライバシー保護及び医療情報の改竄防止の目的から、入退室を制限しているサーバ室等に設置され、患者の基本情報や医療情報に容易にアクセスできないようにされていることが多い。
電子カルテサーバ1内の医療情報にアクセスするには、看護用携帯端末4〜6及び電子カルテ端末2から、院内LAN7及び無線LANアクセスポイント3を通じてアクセスすることになる。この際、不正利用者からのアクセスを防止するため、ID-パスワード方式や、ICカード方式、若しくは生体認証(指紋、虹彩、顔、静脈パターン、サイン、声紋等)方式のユーザ認証手段により、正式な利用者であるか否かを識別する。また、サーバと端末間の通信情報の盗聴を防止するため、通信情報の暗号化を行う。さらに、電子カルテサーバ1内の情報にどのようなアクセスがあったかを逐次記録し(ログを取り)、不正なアクセスの有無を後で検証する。また、突発的な事故等により、サーバのディスクの破損によるデータ消失の被害を最小限にするため、サーバを多重化して常にバックアップをとっておく。
以上述べたLANを介して、各利用者は看護用携帯端末4〜6及び電子カルテ端末2から、電子カルテサーバ1内の情報にアクセスする。各利用者の中で、情報のほとんどを入力するのは、医師である。そのため、電子カルテシステムにより表示される情報の形態は、医師向けになっているものがほとんどであり、他人、医師を除く医療従事者、特に医療サービスを受ける当事者である患者にとっては、内容を把握するのが困難である。
本発明は、このような事態を回避するため、医師以外の者にもわかりやすい診療録を表示できるように、入力データから要点を抽出し、閲覧者の属性に応じて診療録の表現方法を変更することを可能としたシステムを提供するものである。以下、その実施例について図を用いて説明する。
図2に本発明の実施形態の機能チェック図を示す。本発明は、図2に示されるように各構成要素が電気的に接続され、診療情報を入力するための診療情報入力部11と、入力した診療情報を保管する診療情報保管部12と、診療情報を表示するための診療情報出力部13と、診療情報を閲覧する人を識別する閲覧者選択部14と、医療専門用語と用語の説明を蓄積した医療専門用語DB15と、これらを制御する診療録内容制御部16と、から構成される。診療録内容制御部には、診療情報保管部に保管された情報から医療専門用語を抽出する機能がある。
図3に本実施例により、閲覧者が診療録を閲覧するまでのフローを示すとともに以下で説明する。
(ステップ31)
閲覧者は、閲覧者選択手段を介して、ユーザ認証を行う。
(ステップ32)
電子カルテサーバにアクセスした利用者が正式なものである場合、あらかじめサーバに登録してあるリストをもとに、利用者の属性、すなわち、医師、看護師、薬剤師、放射線技師、患者等のいずれであるのかを識別する。
(ステップ33)
閲覧者の属性が、医師や看護師等のメディカルスタッフでなければ、患者であるため、自分自身の診療録しか選択することはできない。メディカルスタッフであれば、自分の担当する患者若しくは、全患者を選択することができる。担当者のみの選択か、全患者を選択可とするかは、各医療施設のポリシーに基づく。
(ステップ34)
患者を選択したら、その患者のどの診療録を閲覧するかを選択する。診療録には、病歴、身体所見、診療計画、検査計画などがある。
(ステップ35)
医療専門用語DBにリンクするか否かを選択する。この選択は、ユーザの意思に基づくようにしても良いし、ユーザの属性に応じて自動的に振り分けても良い。
(ステップ36)
医療専門用語DBにリンクすることになったら、(2)で選択された診療録について、形態素解析を行い、診療録内の文を意味のある最小単位に分解する。
(ステップ37)
ステップ36で分解したものを医療専門用語DBとつき合わせ、診療録から医療専門用語を抽出する。
(ステップ38)
抽出した医療専門用語を医療専門用語DBとリンクさせ、抽出した用語を選択したときに、その用語の説明を表示できるようにする。
(ステップ39)
診療録を表示する。医療専門用語DBとリンクしている場合は、医療専門用語を他の用語と区分け、例えば太字にする等して表示する。
上記のフローに従った際の画面を図4及び図5に示す。図4には、患者選択画面の一例と、診療録選択画面の一例を示した。図4に示した患者選択画面では、患者IDや患者名、生年月日などから、選択する患者の候補をリストアップできる。診療録選択画面では、プルダウンメニューなどにより、ユーザが必要な診療録を選択できる。
図5には、前記フローの中のステップ35〜38の画面遷移図を示した。
「癌性胸膜炎の状態で、おそらくその原因は肺癌と思われる」という身体所見に対し、形態素解析により、文を下線で示したように分解する。分解した文から、医療専門用語を抽出し、太字で表示する。太字表示された用語の上に、ポインタを合わせると、その用語に対する説明がふきだし表示される。図5には、図3のフローにあわせた画面遷移図を示したが、閲覧者が最後の画面のみを必要とするのであれば、最後の画面以外を表示する必要はない。
その一例として、患者用の入院診療計画書を表示した画面を図6に示す。
図6の中から抽出された医療専門用語を太字で表示し、さらにポインタを合わせた「骨髄穿刺」についての説明をふきだし表示している。図6に示した例では、医療専門用語として、「血液疾患」、「点滴治療」、「血液検査」、「レントゲン」、「骨髄穿刺」を抽出しているが、使用する医療専門用語DBの規模により、抽出される用語数が増減することもある。
また医療専門用語DBに「用語」と「説明」以外に「用語の分類」が加わった場合は、さらに詳しい表示をすることが可能となる。その例を図7と図8を用いて説明する。図7には「医師が記載した経過記録」を、図8には図7の経過記録に基づいて表示された「患者が閲覧する経過記録」を示した。医師は診療録の記載時間を節約するため、英字の略語、図7の例で言えばCTRやAML等を用いることが多々ある。しかし、患者にとってこれらの略語は意味不明である。そこで、英字の略語を日本語に変換して表示したのが図8である。日本語に変換されても、患者によってはその意味がわからないため、図6の例と同様に意味不明な用語にポインタを合わせることにより、その用語の説明をふきだし表示している。また、図7、及び図8中の「ファンギソン」、「メロペン」、「エクサシン」は薬剤に分類されるが、医療に関する知識の乏しい患者にとっては、それらが薬剤なのか、器具の名前なのか、病名なのか判断がつかない。そこで、例えば薬剤に分類されるものの表示を、他の用語と区分け、例えば赤字で表示するなどすることにより、患者の診療録に対する理解力を向上させることが可能となる。図8の例では、薬剤を赤字表示したが、閲覧者にとってわかりやすい表示であれば、図8の表示方法に限定されるものではない。
本発明が適用されるシステム構成図。 本発明のシステムの機能を示す図。 本発明の実施例の動作フロー図。 本発明の実施例での患者選択画面と診療録選択画面の一例。 本発明の実施例での診療録表示までの画面遷移図の一例。 本発明の実施例での診療録表示の一例。 医師が診療録を閲覧する際の画面の一例。 図7の画面を患者閲覧用とした画面の一例。
符号の説明
13 診療情報出力部、14 閲覧者選択部、15 医療専門用語データベース、16 診療録内容制御部

Claims (1)

  1. 患者の診療データを入力する手段と、
    該入力された診療データを保存する手段と、
    該保存された診療データより生成する診療録を出力する手段とを備えた電子カルテシステムにおいて、
    前記診療録から所定の用語を抽出する手段と、
    該抽出された所定用語を閲覧者に対応づけて変換する手段と、
    該変換された所定用語によって表記された電子カルテを閲覧者が所持する端末へ選択出力する手段とを備えたことを特徴とする電子カルテシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009211157A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Takuo Tanaka 医用診断支援システム
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JP2015534166A (ja) * 2012-09-06 2015-11-26 バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッドBaxter International Incorp0Rated 点滴マップを具備する患者情報ソフトウエアシステム

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