JP2006092076A - 定電圧供給電源 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電源ケーブル長や電源コネクタの接触抵抗など、電源と負荷間に存在する抵抗成分の影響を受けずに負荷が所望する電圧を安定して供給する。
【解決手段】 電源装置100から負荷200に到達するまでの経路に存在する抵抗値を出力側電位差、負荷側電位差、出力電流から算出しておき、電源装置100から流出する電流量と抵抗値から、電力供給線路で降下する電圧を算出し、電源装置100の出力電圧を調整する。
【選択図】 図4
【解決手段】 電源装置100から負荷200に到達するまでの経路に存在する抵抗値を出力側電位差、負荷側電位差、出力電流から算出しておき、電源装置100から流出する電流量と抵抗値から、電力供給線路で降下する電圧を算出し、電源装置100の出力電圧を調整する。
【選択図】 図4
Description
この発明は、電源装置に関し、とくに、負荷の抵抗値が変動してもそれに印加される電圧を一定に保つようにしたものである。
負荷に印加される電圧を一定に保つ技術が知られる。例えば、引用文献1は、出力電流をモニタし、検出した電流から出力電圧を補正して一定電圧を供給することを提案している。また、引用文献2は、定電流を必要とするカメラの電源に関し、出力パワートランジスタで目標電圧を作る際にトランジスタでの電力損失を低減させる為にパワートランジスタ入力電圧を調整可能としたものを開示している。また、引用文献3は、同一電源を複数の負荷に供給するシステムにおいて、負荷の中から最小電圧となる電圧を検出し、元電源の電圧を最小電圧となる負荷に適切な電圧が供給されるように調整をすることを提案している。
ところで、近年、半導体プロセスの向上によって電源電圧の低下が進んでいる。その一方でCPUに見られるように動作クロックの上昇に伴い、消費電流が増大している。システムの消費電力で見た場合、増大する傾向のものもあり、結果として電源から見ると低電圧化が進む一方で大電流化を招いている。その結果、電源ケーブルやコネクタが持つ抵抗成分によって生じる電圧降下が無視できなくなってきてる。例えば、通常動作時にシステムが21W消費する場合、5V電源では4.2A、3.3V電源では6.5Aとなる。電源ケーブル及びコネクタの抵抗が52mΩだとすると5V電源時には218mV、3.3V電源時には338mVの電圧降下が生じることとなる(図1)。通常、電源側ではこの電圧降下分を見込んで出力電圧を高めにする(5V電源であれば5.2V、3.3V電源であれば3.6V)のが常套手段である(図2)。その一方で、環境に優しいシステムが待望されており、待機時の消費電力削減が進んでいる。もし待機時消費電力が1W(5V時0.2A,3.3V時0.3A)であったとすると電源ケーブル及びコネクタでの電圧降下は5V時は0.01V、3.3V時は0.015Vとなり、負荷にかかる電圧は5.19V、3.585Vとなる。通常、デバイスの動作保障は5V電源は5V±10%、3.3V電源は3.3V±5%となっており、3.3V電源時には動作保障外の電圧が印加されてしまう(図3)。
この様な問題を回避するために、さきの特許文献1では、出力電流をモニタして出力電圧を補正するようにしているが、電流量と出力電圧との相関関係は電源に対して作り込みがなされている為、ケーブル長やコネクタの接触抵抗が異なる物を選ぶ毎に異なる電源を用意する必要がある。また特許文献3では、負荷入力部分での電圧を出力電圧を決定する為の比較器へのフィードバックとしているが、フィードバック経路が長くなると応答性が落ちる等の影響が生じ安定動作が出来なくなる、と言う問題がある。
特開平5−11864号公報
特開平6−339055号公報
特開平8−47251号公報
この発明は、以上の事情を考慮してなされたものであり、電源ケーブル長や電源コネクタの接触抵抗など、電源と負荷間に存在する抵抗成分の影響を受けずに負荷が所望する電圧を安定して供給する事を目的とする。
この発明の原理的な構成例においては、電源装置の出力電圧と、電源装置が供給する電流と、負荷に到達する電圧とから、電力供給経路(具体的には電源ケーブルや電源コネクタ等)に存在する抵抗値を求める。電源装置は常時出力電流を検出し、検出した電流と求めた電力供給路に存在する抵抗値を乗算して得られる電圧降下分を補うように電源装置本体の出力電圧を調整することで、定電圧を得る。
この発明をさらに説明する。
この発明の一側面によれば、上述の目的を達成するために、電源装置に、負荷に供給経路を介して出力を供給する電源本体と、上記供給経路の降下電圧を検出する降下電圧検出手段と、上記降下電圧検出手段により検出された降下電圧に応じて上記電源本体の出力電圧を制御する出力電圧制御手段とを設けるようにしている。
この構成においては、負荷が変動しても、それに伴って生じる電源供給経路の降下電圧を検出して出力電圧を補正しているので、負荷の抵抗値が増大するのに伴い出力電流が減少して電源供給路の降下電圧が小さくなってもそれを相殺するように出力電圧を補正するので、負荷に印加する電圧が定格電圧を越えてしまうという事態を回避できる。
この構成例において、上記降下電圧検出手段は、好ましくは、上記電源本体の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、上記負荷の印加電圧を検出する負荷印加電圧検出手段と、検出された出力電圧と負荷印加電圧とから上記供給経路の降下電圧を算出する手段とを有する。
さらに、上記出力電流検出手段により検出された出力電流と、上記出力電圧検出手段により検出された出力電圧と、上記負荷印加電圧検出手段により検出された負荷の印加電圧とに基づいて上記供給経路の抵抗値を算出して保持する降下電圧算出部を設け、上記降下電圧算出部に保持されている上記供給経路の抵抗値と上記出力電流検出手段により検出された出力電流とにより上記供給経路の降下電圧を算出するようにすることが好ましい。
電力供給経路は典型的には電源ケーブルやコネクタ等の受動部品であるので、その抵抗値は一度検出しておけば良く、後は、出力電流のみモニタしておけば良い。
また、上記負荷印加電圧検出手段は、典型的には、上記負荷の電源極と接地極との間の電位差を測定する。
また、上記負荷印加電圧検出手段を、上記電源本体側に設けてもよいし、上記負荷印加電圧検出手段を、上記負荷側に設けてもよい。
また、上記供給経路の降下電圧を、電源投入のタイミングで測定した値から算出してもよいし、一定時間間隔ごとに測定した値から一定時間間隔ごとに算出してもよい。また、上記供給経路の降下電圧の算出を、上記電源本体外部からの指示に基づいて行なうようにしてもよい。
また、上記供給路の降下電圧を算出するために、定格とは異なる電圧を供給するようにしてもよい
また、上記供給路の降下電圧を算出するために、仮想負荷を用いてもよい。
また、複数の負荷に対して各々印加される電圧を検出する手段を有し、各負荷に印加される電圧が定格電圧を超えない範囲で出力電圧調整を行うようにしてもよい。
また、この発明の他の側面によれば、上述の目的を達成するために、電源装置に、負荷に供給経路を介して出力を供給する電源本体と、上記電源本体の出力電流を検出する出力電流検出手段と、上記供給経路の抵抗値を表すデータを保持する記憶手段と上記記憶手段に保持されている、上記供給経路の抵抗値を表すデータと上記出力電流検出手段により検出された出力電流とに基づいて算出された、上記供給経路の降下電圧に応じて、上記電源本体の出力電圧を制御する出力電圧制御手段とを設けるようにしている。
この構成においても、負荷の抵抗値が増大するのに伴い出力電流が減少して電源供給路の降下電圧が小さくなっても、それを相殺するように出力電圧を補正するので、負荷に印加する電圧が定格電圧を越えてしまうという事態を回避できる。
この構成において、上記記憶手段は典型的には不揮発性メモリにより構成される。
また、上記供給経路の抵抗値を算出する手段を上記電源本体と別に設けてもよい。典型的にはこの抵抗値を算出する手段は電源装置を調整する際のツールとして用いる。
なお、この発明は装置またはシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、そのような発明の一部をソフトウェアとして構成することができることはもちろんである。またそのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品もこの発明の技術的な範囲に含まれることも当然である。
この発明の上述の側面および他の側面は特許請求の範囲に記載され以下実施例を用いて詳述される。
この発明によれば、負荷が消費する電流変動が大きいシステムにおいても、電流変動による負荷の印加電圧変動を小さく抑える事ができると同時に、電源と負荷との距離が長い場合でも安定した電圧供給が可能となる。
以下、この発明の実施例について説明する。
図4は、この発明の実施例1の電源装置の構成例を示す。なお、電源装置のことを便宜上LVPS(Low Voltage Power Supply)システムまたは単にLVPSと呼ぶが、このような呼称により技術的な範囲が限定されないことを付言することとする。
従来システムでは、LVPS内の閉じた世界でのみ出力電圧の調整を実施していたのに対して、この実施例では負荷側に伝達される電圧をモニタすると同時にそのときの電流量から、LVPSから負荷に到達するまでの経路に存在する抵抗値を算出しておき、LVPSから流出する電流量と算出した抵抗値から、電力供給線路で降下する電圧を算出し、LVPSの出力電圧に反映させる事を特徴としている。
図4において、LVPSシステム100は、AC/DC変換器101、電圧調整回路102、電流検出回路103、出力側電位差検出回路104、負荷側電位差検出回路105、線路抵抗算出回路106、目標電圧決定回路107、出力電圧制御回路108等を含んで構成されている。符号109は減算器、符号110は乗算器、符号111は加算器を示す。また符号118は交流電源を示す。
LVPSシステム100と負荷200との間はコネクタや電源ケーブル等からなる経路が配されており、これを便宜上、抵抗r1、r2で示す。
負荷200は、典型的には種々の電子機器またはその一部であるが、その全体的な負荷を実負荷Rで表す。
この実施例では、経路の抵抗r1、r2を算出しておき、出力電流をモニタして、負荷側電位差(印加電圧)が所望の電圧となるように調整する。
抵抗r1、r2の値は予め、出力側電位差(V1とする)、負荷側電位差(V2とする)、および出力電流(Iとする)から算出する。経路の抵抗(r1+r2)はつぎの式で算出される。
r1+r2=(V1−V2)/I
この値は出力側電位差検出回路104、負荷側電位差検出回路105および電流検出回路103等の検出値から線路抵抗算出回路106が算出する。この算出値(r1+r2)は線路抵抗算出回路106中に保持される。
上述の抵抗値(r1+r2)と出力電流値(I)に基づいて経路の降下電圧Vdropがつぎの式により求められる。
Vdrop=(r1+r2)・I
この降下電圧の値は目標電圧決定回路107の目標電圧と加算され出力電圧制御回路108の参照電圧として供給され、電圧調整回路102の電圧を調整する。
図4では、負荷200に印加される電圧検出をLVPSシステム100の負荷側電位差検出回路105で実施しているが、この検出回路を負荷200側に持たせる事も可能である。特に、図4の構成においては負荷印加電圧検出用配線に重畳するノイズは極力排除されるべきである事から、有効な構成である。
電力供給路r1、r2には正極と負極(GND)があり、各々抵抗値が存在する結果電位差を生む。従って、図4の実施例では負荷に加わる電圧値を正極と負極(GND)の差分で求めている。しかし、一般に負極(GND)は正極に比べて電力供給路が強化されており、負極(GND)の電圧降下は軽微である事もありうる。このようなシステムにおいては、電位差検出回路104には負荷の正極だけをフィードバックし、負極(GND)はLVPSの負極(GND)出力と同電位とみなす事も可能である。
電力供給路の抵抗値算出のタイミングは、電源投入の度に実施する場合や、一定時間間隔、スイッチ押下や負荷となる機器オプションのConfigurationに変更が生じた時、システム異常発生時等をトリガとして実施する場合等である。
負荷が抵抗成分のみで構成される場合であれば、電力供給路に存在する抵抗値の算出には、負荷に印加される電圧とLVPSの出力電流から算出すれば良いが、実際にはキャパシタ成分やインダクタ成分等も存在している。換言すると、検出される電流と電圧には位相差が存在する。そこで、前記電流および電圧については、算出にする値として同じサンプリング時間内での最大値や平均値等を使用するのが、現実的である。
一方、例えばCPU基板等においては、CPUが動作をし始めると処理内容によって動作する回路が異なる結果、消費電力が一定とならず先の電流と電圧の位相差による検出誤差が顕在化し易い傾向になる。そこで、入力電圧検出手段(Power−On Reset回路等)を有する負荷に対しては、電力供給経路の抵抗値をより正確に算出する方法として、LVPS出力電圧を定格の80%等、回路は動作しないが電力供給路の抵抗値を算出するには十分な電圧とする方法がある。別の解決方法として、負荷側に仮想負荷を新たに設け、電力供給路の抵抗値を計測する際には負荷側にて電力供給を実負荷から仮想負荷に切り替える手段を設ける方法がある。図5に、負荷側に電圧検出回路と仮想負荷を設けた場合の構成例を示す。
図5において図4と対応する箇所には対応する符号を付した。
図5においては、負荷側電位差検出回路105の検出電位差を通信回路112、113で制御回路114を介して線路抵抗算出回路106に送出している。また、実負荷と仮想負荷とをスイッチ115で切り替えている。図5の構成例においても図4と同様に出力電圧の調整が行なわれる。
つぎにこの発明の実施例2の電源装置について説明する。この実施例では、電源供給経路の抵抗値があまり変動しない場合や、負荷側電位差検出回路105(図4)を削減してコストダウンを図ろうとするものである。
図6は、実施例2の電源装置100、負荷200、および線路抵抗検出/書込器300を示しており、この図において図1と対応する箇所には対応する符号を付した。
図6において、電源装置100は抵抗値保持回路116を有し、線路抵抗検出/書込器300は、負荷側電位差検出回路105、制御回路120、抵抗値書込回路121を有する。電源装置100の出力側電位差検出回路104の検出出力も抵抗値算出用に線路抵抗検出/書込器300の制御回路120に供給されている。負荷側電位差検出回路105はプローブ等を用いて負荷200側の電位差を検出する。
実施例1と同様にして(r1+r2)を算出して電源装置100の抵抗値保持回路116にその値を書き込む。抵抗値保持回路116は、その値を常時保持できるようになっており、非揮発性メモリやバッテリバックアップメモリにより構成される。
降下電圧算出回路117が経路の抵抗値からその降下電圧を求め、出力電圧制御回路108が出力電圧を調整する。降下電圧算出回路117は実質的には図4の乗算器110に対応する。原理的な動作は実施例1と同様である。
この実施例では、電源装置100の抵抗値保持回路116に、典型的には、その製品組立時に線路抵抗検出/書込器300によりデータを書き込む。したがって製品組立後は電源装置100に線路抵抗検出/書込器300を備えておく必要がない。線路抵抗検出/書込器300はツールとして利用するだけである。
つぎにこの発明の実施例3の電源装置について説明する。この電源装置はスイッチングレギュレータにより構成されている。
実施例3の構成を説明するの先立って、従来のスイッチングレギュレータ等について説明しておく。一般に、一つの基板の中でスイッチングレギュレータ等を使用して必要な電圧を作成する回路を構成することが多い。この場合、図7に示すように、電源回路部(スイッチングレギュレータ400等)からIC(負荷200)に電力を供給する間にノイズフィルタ500を挿入することがある。ノイズフィルタ500は電源に含まれる高周波成分を透過させない機能を有する部品である一方で、直流抵抗成分を併せ持つ。ノイズフィルタに限らず、電子部品は製造時のバラツキによって直流抵抗成分が個体ごとに異なっているが、製造時に電子部品がアッセンブリされるまでは搭載される部品の特性を特定することは困難であり、アッセンブリ後の調整工程において、ボリューム等を使用して出荷状態とすることが行なわれている。
一般的なスイッチングレギュレータを使用した回路は図8に示すとおりである。図8において、発振回路402が発振し、トランジスタ(FET)405をスイッチング駆動し、その出力を平滑回路404が平滑してノイズフィルタ500を介して負荷200に供給される。出力電圧はフィードバック抵抗407でエラーアンプ401にフィードバックされる。過電流検出回路403は、電流検出用抵抗406の両端電圧を検出して、負荷に過電流が流れることを検出し、過電流時には発振回路402を発振停止する。
ところで、図8の回路構成において、図9に示すように、若干の回路変更によって図6と同様な機能を実現することが可能となる。なお全体をシステムユニット1000とした。図9のシステムにおいては、電流検出用抵抗406の電位差を電圧補正回路409で検出することで負荷に流れる電流量に相当する電圧を検出することが可能であると同時に、検出した電圧に見合った電圧をエラーアンプのRef2に設定することで、DC/DCコンバータ(スイッチングレギュレータ)の出力電圧を変更することが可能であり、簡易な回路構成によって機能を実現できる。すなわち補正パラメータ保持回路408にノイズフィルタ500等の抵抗値に相当するパラメータが保持され、これが負荷電流と掛け合わされてRef2により参照電位に加えられる。
補正パラメータは補正パラメータ設定器600により設定される。補正パラメータ設定器600は、典型的にはジグであり、システムユニット1000には含まれない。補正パラメータ設定器600は、電圧検出器601、制御回路602、補正電圧変更回路603、パラメータ書込回路604を含んでいる。補正パラメータ設定器600は直接に電圧補正回路409経由でRef2を調整することで負荷200に印加される電圧を検出することができ、結果として補正パラメータ保持回路408に書き込む値を直接決定し書き込むことが可能になる。
100 電源装置(LVPSシステム)
101 AC/DC変換器
102 電圧調整回路
103 電流検出回路
104 出力側電位差検出回路
105 負荷側電位差検出回路
106 線路抵抗算出回路
107 目標電圧決定回路
108 出力電圧制御回路
109 減算器
110 乗算器
111 加算機
112、113 通信回路
114 制御回路
115 スイッチ
116 抵抗値保持回路
117 降下電圧算出回路
118 交流電源
120 制御回路
121 抵抗値書込回路
200 負荷
300 線路抵抗検出/書込器
400 スイッチングレギュレータ
401 エラーアンプ
402 発振回路
403 過電流検出回路
404 平滑回路
405 トランジスタ(FET)
406 電流検出用抵抗
407 フィードバック抵抗
408 補正パラメータ保持回路
409 電圧補正回路
500 ノイズフィルタ
600 補正パラメータ設定器
601 電圧検出器
602 制御回路
603 補正電圧変更回路
604 パラメータ書込回路
101 AC/DC変換器
102 電圧調整回路
103 電流検出回路
104 出力側電位差検出回路
105 負荷側電位差検出回路
106 線路抵抗算出回路
107 目標電圧決定回路
108 出力電圧制御回路
109 減算器
110 乗算器
111 加算機
112、113 通信回路
114 制御回路
115 スイッチ
116 抵抗値保持回路
117 降下電圧算出回路
118 交流電源
120 制御回路
121 抵抗値書込回路
200 負荷
300 線路抵抗検出/書込器
400 スイッチングレギュレータ
401 エラーアンプ
402 発振回路
403 過電流検出回路
404 平滑回路
405 トランジスタ(FET)
406 電流検出用抵抗
407 フィードバック抵抗
408 補正パラメータ保持回路
409 電圧補正回路
500 ノイズフィルタ
600 補正パラメータ設定器
601 電圧検出器
602 制御回路
603 補正電圧変更回路
604 パラメータ書込回路
Claims (15)
- 負荷に供給経路を介して出力を供給する電源本体と、
上記供給経路の降下電圧を検出する降下電圧検出手段と、
上記降下電圧検出手段により検出された降下電圧に応じて上記電源本体の出力電圧を制御する出力電圧制御手段とを有することを特徴とする電源装置。 - 上記降下電圧検出手段は、上記電源本体の出力電流を検出する出力電流検出手段と、上記電源本体の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、上記負荷の印加電圧を検出する負荷印加電圧検出手段と、検出された出力電流と出力電圧と負荷印加電圧とから上記供給経路の降下電圧を算出する手段とを有する請求項1記載の電源装置。
- 上記出力電流検出手段により検出された出力電流と、上記出力電圧検出手段により検出された出力電圧と、上記負荷印加電圧検出手段により検出された負荷の印加電圧とに基づいて上記供給経路の抵抗値を算出して保持する降下電圧算出部を有し、上記降下電圧算出部に保持されている上記供給経路の抵抗値と上記出力電流検出手段により検出された出力電流とにより上記供給経路の降下電圧を算出する請求項2記載の電源装置。
- 上記負荷印加電圧検出手段は上記負荷の電源極と接地極との間の電位差を測定する請求項2または3記載の電源装置。
- 上記負荷印加電圧検出手段を、上記電源本体側に設ける請求項2、3または4記載の電源装置。
- 上記負荷印加電圧検出手段を、上記負荷側に設ける請求項2、3または4記載の電源装置。
- 上記供給経路の降下電圧を、電源投入のタイミングで測定した値から算出する請求項1〜6のいずれかに記載の電源装置。
- 上記供給経路の降下電圧を、一定時間間隔ごとに測定した値から一定時間間隔ごとに算出する請求項1〜7のいずれかに記載の電源装置。
- 上記供給経路の高過電圧の算出を、上記電源本体外部からの指示に基づいて行なう請求項1〜8のいずれかに記載の電源装置。
- 上記供給路の降下電圧を算出するために、定格とは異なる電圧を供給する請求項1〜9のいずれかに記載の電源装置。
- 上記供給路の降下電圧を算出するために、仮想負荷を用いる請求項1〜10のいずれかに記載の電源装置。
- 複数の負荷に対して各々印加される電圧を検出する手段を有し、各負荷に印加される電圧が定格電圧を超えない範囲で出力電圧調整を行う請求項1〜11のいずれかに記載の電源装置。
- 負荷に供給経路を介して出力を供給する電源本体と、
上記電源本体の出力電流を検出する出力電流検出手段と、
上記供給経路の抵抗値を表すデータを保持する記憶手段と、
上記記憶手段に保持されている、上記供給経路の抵抗値を表すデータと上記出力電流検出手段により検出された出力電流とに基づいて算出された、上記供給経路の降下電圧に応じて、上記電源本体の出力電圧を制御する出力電圧制御手段とを有することを特徴とする電源装置。 - 上記記憶手段は不揮発性メモリにより構成される請求項13記載の電源装置。
- 上記供給経路の抵抗値を算出する手段を上記電源本体と別に設けた請求項13または14記載の電源装置。
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JP2010284746A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Nitta Ind Corp | 継手及び自動工具交換装置 |
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WO2015093188A1 (ja) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電力伝達経路の異常を判定する診断装置 |
JPWO2015093188A1 (ja) * | 2013-12-20 | 2017-03-16 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電力伝達経路の異常を判定する診断装置 |
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