JP2006088076A - 洗車排水リサイクル処理装置 - Google Patents

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義樹 木下
Toyozo Hamada
豊三 浜田
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泰光 宮崎
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Abstract

【課題】 運転停止後における洗車排水リサイクル処理装置の凍結防止法の提供。
【解決手段】 凝集沈殿部、膜処理部、貯水部及び活性炭処理部を有する、洗車排水を処理し、処理水を洗車用水として洗車機に供給するための洗車排水リサイクル処理装置であり、装置の運転停止後において、下記から選ばれる操作の1つ以上を行う装置内に残存する水分の凍結を防止する方法。
(a)外気温度又は装置内液温度の変化に応じて、凝集沈殿部を加温すること。(b)外気温度の変化に応じて、薬剤注入ユニットを加温すること。
【選択図】 なし

Description

本発明は、洗車排水リサイクル処理装置及びその凍結防止法に関する。
水資源の有効利用への関心の高まりと共に、大量に水道水を消費する洗車場などの洗浄水(1台当たり150L以上必要)に対する節水の要望と、その一方で排水をそのまま垂れ流すことに対する水質汚染への懸念が大きくなっている。特に洗車場で生じる排水には、土砂と共にワックス等の油分だけでなく、界面活性剤が含まれている。界面活性剤は自然分解されにくいために、河川、湖沼の環境汚染に繋がる。そこで、洗車排水を処理し、処理水を洗車用水として再利用することで、上記課題を解決しようとする試みがなされている。
特開2003−170007号公報 特開2003−326105号公報 特開2003−327093号公報
特許文献1〜3では、高い処理能力を有する洗車排水処理装置が開示されているが、これらの装置はガソリンスタンド等に設置されるものであるため、地域の実情に応じた設計の変更が要望されている。特に寒冷地の冬季のような低温環境下においては、夜間、運転停止後において装置内の水分が凍結し、部品が破損するおそれがあり、この面からの改善が求められている。
本発明は、低温環境下においても、継続して安定した濾過運転ができる洗車排水リサイクル処理装置、及びその凍結防止法を提供することを課題とする。
本発明は、課題の解決手段として、凝集沈殿部、膜処理部、貯水部及び必要に応じて活性炭処理部を有する、洗車排水を処理し、処理水を洗車用水として洗車機に供給するための洗車排水リサイクル処理装置であり、
外気温度又は装置内液温度を検知する温度計と、少なくとも凝集沈殿部において、前記温度計により検知される外気温度又は装置内液温度の変化に応じて加温するための加温手段が設けられている洗車排水リサイクル処理装置を提供する。
なお、貯水部は、処理前の洗車排水を貯めるタンク、逆圧洗浄水として使用する処理水を貯めるタンク等である。
本発明は、他の課題の解決手段として、上記の洗車排水リサイクル処理装置の運転停止後において、装置内に残存する水分の凍結を防止する方法であり、下記の(a)及び(b)から選ばれる操作の1つ以上を行う凍結防止法を提供する。
(a)外気温度又は装置内液温度の変化に応じて、凝集沈殿部を加温すること;
(b)外気温度の変化に応じて、薬剤注入ユニットを加温すること;
本発明は、他の課題の他の解決手段として、凝集沈殿部、膜処理部、貯水部及び必要に応じて活性炭処理部を有する、洗車排水を処理し、処理水を洗車用水として洗車機に供給するための洗車排水リサイクル処理装置の運転停止後において装置内に残存する水分の凍結を防止する方法であり、下記の(c)〜(e)から選ばれる操作の1つ以上を行う凍結防止法を提供する。
(c)一定時間ごとに膜分離部内に液を循環させる運転を行うこと;
(d)一定時間ごとに貯水部内の液を循環させる運転を行うこと;
(e)各処理部間を連結する管、又は各処理部と外部雰囲気とを連結する管内に残存する水を抜き出すこと;
本発明の洗車排水リサイクル処理装置及び凍結防止法によれば、低温環境下においても安定して運転を継続することができるため、地域や季節に関係なく、洗車排水を洗車用水として有効に再利用することができる。
以下、図1により、本発明の形態を説明する。図1は、凝集沈殿槽を含む洗車排水リサイクル処理装置の処理フローの概念図である。図1は、各構成部、各構成部の連結状態、排水の処理フローを示すものであり、各構成部の配置状態や装置全体の大きさを示すものではない。
なお、図1中、Pはポンプ、Plは圧力計、Fl等は流量計、LS1等はレベルスイッチ、T1は温度計、MVは流量調整バルブを示し、開閉弁は全て同じ表示である。圧力計、流量計、レベルスイッチ、温度計、流量調整バルブ等は、図示した以外にも適宜設けることができる。
洗車場等で生じた油分及び界面活性剤を含む排水は、通常は、排水ピットを経て洗車場等に設置されている油水分離槽10に貯水される。油水分離槽10には、雨水、施設の床面清掃時の洗剤や油混じりの排水等も合わせて回収されることもある。
油水分離槽10は、図示するような計3槽(第1槽11、第2槽12、第3槽13)の3つの沈殿槽からなり、排水は第1槽11に集められ、第1槽11の上澄液が第2槽12に流入し、第2槽12の上澄液が第3槽13に流入する過程で、砂利のような大きな粒子の懸濁質(SS)を沈殿させていき、第3槽13の排水(原水)を、ポンプを使用して、ライン15を通って凝集沈殿部20に送られる。このとき、必要に応じて、第3槽13の排水を別に設けた原水貯水タンクに貯水し、原水貯水タンクから凝集沈殿部20に送ってもよい。
凝集沈殿部20では、原水に凝集剤を添加して、油分、界面活性剤、泥等のSSの一部を凝集沈降処理させ、次の膜分離部30における負荷を軽減すると共に、ポンプ、バルブ、連結パイプ等が目詰まりすることも防止する。
凝集沈殿部20は、図示するように、第1仕切り壁27、第2仕切り壁28により、凝集部(凝集槽)21、沈降部(沈降槽)22、貯留部(貯留槽)23の3つの槽に分離されており、第3槽13からの原水は凝集部21内に送られる。
凝集沈殿部20は、図示するように、第1仕切り壁27、第2仕切り壁28により、凝集部(凝集槽)21、沈降部(沈降槽)22、貯留部(貯留槽)23の3つの槽に分離されている。そして、凝集部21内に、薬剤注入ユニット(薬剤が入ったタンク、薬剤を供給する管、及びその他薬剤供給に必要な部品を含むもの)24から所要量の凝集剤を添加して凝集処理し、凝集部21から第1仕切り壁27を越えて溢れた上澄み液を沈降部22に流入させ、同様にして第2仕切り壁28を越えて溢れさせた上澄み液を貯留部23に流入させる。25は凝集部21内をかき混ぜるための攪拌機である。凝集沈殿部20の各槽に溜まった沈殿物は、各開閉弁を操作して、適宜底部からライン16を通して抜き出される。
凝集沈殿部20には、外気温度又は装置内液温度(装置が設置されているガソリンスタンド等がある場所の気温)が下がったとき、凝集部21、沈降部22、貯留部23の全部又は一部を加温して、槽内の水温を上昇させるヒーター等の第1加温手段50及び温度調節用のサーモスタット51が取り付けられている。加温手段は、槽外及び槽内の一方又は両方に取り付けられていればよく、装置に取り付けられた温度計60により検知された温度に応じて、作動するように設定されている。
図1では、沈降部22内に第1加温手段50及び温度調節用のサーモスタット51が取り付けられており、温度調節用のサーモスタット51により、第1加温手段50による加温を開始させたり、加温を停止させたりする。
薬剤注入ユニット24内は、外気温度の低下に伴い結露が生じることがあり、生じた結露により、凝集剤が固まってしまい、供給し難くなるおそれがある。このため、薬剤注入ユニット24の周囲には、結露防止手段として、蛍光灯や赤外線ランプが取り付けられている。
次に、貯留部23内の処理水を膜分離部30に送り、固液分離する。膜分離部30における処理は、内圧型クロスフロー濾過方式で、膜間差圧は一定に保っている。膜間差圧を一定にすることで、膜間差圧が変動する一定流量(フラックス)運転に比べて、膜のファウリングが抑制できる利点がある。膜間差圧を一定にするには、モジュール入口手前に設置したバルブや、循環ポンプ流量を調整する方法によればよい。膜面線速は0.1m/s以下が望ましく、膜間差圧は5〜30kPa、好ましくは5〜25kPaの範囲から選択する。膜材質は酢酸セルロースが望ましく、膜モジュールは中空糸膜モジュールが望ましい。
次に、膜分離部30で処理した処理水の一部は、逆圧洗浄水タンク35に送られて貯水され、膜分離部30における膜の逆圧洗浄水として使用される。
膜分離部30で処理した処理水の残部は、活性炭処理部40(必要に応じて逆浸透膜による処理でもよい)に送られて処理された後、リサイクル水用タンク45に送られる。このリサイクル水用タンク45の水は、洗車場等において洗車用水として使用できる程度に清浄である。
逆圧洗浄をするときは、膜分離部30の透過液側から原液側に、逆圧洗浄水タンク35内の水を圧入させる方法が適用できる。逆圧洗浄の間隔は、15〜60分が好ましく、20〜45分がより好ましい。逆圧洗浄時の流量は、2〜20m/dayが好ましく、5〜15m/dayがより好ましい。
また逆圧洗浄に際しては、洗浄効果を高めるため、薬液タンク36から次亜塩素酸ナトリウム水溶液等の薬液(37は界面活性剤タンク)を、ポンプを作動させることで洗浄水に添加して、薬液洗浄することができる。薬液の添加量は、次亜塩素酸ナトリウムを用いる場合、逆洗後の残留塩素濃度が1〜100mg/リットルの範囲になるようにすることが好ましい。
洗車排水リサイクル処理装置は、各部を連結する管の外側を断熱材で包んだり、ヒートテープを巻いたりしてもよく、これらを組み合わせてもよい。
洗車排水リサイクル処理装置は、温度計60により検知される外気温度又は装置内温度の変化に応じて、装置全体を加温するための加温手段を設けることができる。このような形態にするときは、加温手段として地上60cmを超える高さ位置にランプが設置され、かつ、装置全体がボックスに入れられたものが好ましい。
本発明の洗車排水リサイクル処理装置は、ガソリンスタンド等で生じた洗車排水を処理し、洗車機における洗車用水として再利用できるようにすると共に、寒冷地の冬季のような外気温度が低い環境下において発生の可能性がある、運転停止後の凍結による問題を解決するものである。
そして、解決手段として、外気温度又は装置内液温度に応じて、下記の(a)及び(b)の1つ又は2つを組み合わせる方法、(c)〜(e)から選ばれる1つ、2つ又は3つを組み合わせる方法を適用することができ、その他、(a)〜(e)から選ばれる1又は2以上を組み合わせる方法を適用することもできる。
(a)外気温度又は装置内液温度の変化に応じて、凝集沈殿部を加温すること
温度計60により外部環境の温度を検知して、望ましくは、外気温度又は装置内液温度が5℃前後になったときに加温を開始して、槽内の液温が、約5℃超〜40℃になるまで加温する。なお、温度は5℃を目安とするが、厳密なものではない。
図1では、沈降部22内にのみ加温手段が設置されているので、沈降部22内を少し高めに加温することで、隣接する凝集部21及び貯留部23内の液温も凍結しない程度にまで高められるようにする。
加温操作は、サーモスタット等を利用して、所定温度になったときに自動的に加温できるようにする方法等を適用できる。加温によるエネルギー節約の観点からは、一定時間加温後に加温を停止する(断続的に加温する)ことが好ましいが、外気温度又は装置内液温度が極端に低い場合には、継続して加温することが望ましい。
(b)外気温度の変化に応じて、薬剤注入ユニットを加温すること;
薬剤(凝集剤)が固化することを防止するためであり、継続して又は断続してランプ(蛍光灯、赤外線ランプ)を照射する。
(c)一定時間ごとに膜分離部内に液を循環させる運転を行うこと
特に中空糸膜モジュールを使用したとき、膜内部の水分が凍結するおそれがあるため、これを防止するものである。
操作は、MV9を閉じ、MV3を開けた状態でポンプを作動させ、貯留槽23内の液を膜分離部30内に循環させる。
循環条件は、外気温度又は装置内液温度により異なるが、30〜120分間隔で、流量0.01〜0.1m/分の条件で、10〜30分間が好ましい。
このような(c)の操作は、(a)の操作と併用すると、より凍結防止効果が高められる。
(d)一定時間ごとに貯水部内の液を循環させる運転を行うこと
外気温度又は装置内液温度が低くなると、停滞している逆圧洗浄水タンク35内の水が凍結するおそれがあるため、これを防止するものである。
操作は、MV7、8、9を閉じ、MV5、6を開けた状態でポンプを作動させ、逆圧洗浄水タンク35内の水を循環させる。
循環条件は、外気温度又は装置内液温度により異なるが、30〜120分間隔で、流量0.01〜0.1m/分の条件で、10〜30分間が好ましい。
なお、リサイクル水用タンク45内及び油水分離槽10内の水も凍結することも考えられるが、表面の氷を棒で割ったり、湯を加える等の方法で対応できるので、特に凍結防止方法を適用する必要はない。
(e)各処理部間を連結する管、又は各処理部と外部雰囲気とを連結する管内、及び活性炭処理部40内に残存する水を抜き出すこと
外気温度又は装置内液温度が低くなると、ライン15、ライン16、ライン17、ライン41等の管内、及び活性炭処理部40内に残っている水が凍結し、管やカラムを破損させるおそれがあるため、これを防止するものである。
運転停止後、各ライン(管)に設けられた弁を開放して、管内に残っている液を排出し、排出後は弁を閉じておく。図1中、「air」と表示しているのは、液を抜き出すときに、当該部分から空気が流入する(即ち、空気孔の作用をする)との意味である。
上記した(a)〜(e)の操作は、外気温度又は装置内液温度に応じて、適宜選択して行う。例えば、以下の組み合わせが考えられる。
(1)外気温度又は装置内液温度が0℃以下にならない場合:(b)
(2)外気温度又は装置内液温度が0℃〜−5℃程度の場合:(b)、(c)、(d)及び(e)の全ての操作
(3)外気温度又は装置内液温度が−5℃未満の場合:(a)〜(e)の全ての操作
実施例1〔操作(a)〕
図1に示すように、凝集槽21(容量130L)、沈降槽22(容量520L)、貯留槽23(容量230L)を有する凝集沈殿部中、沈降槽22の底部近傍にヒーター50(地上60cm超の高さ位置になるように設置)、サーモスタット51を設置し、図示していない外部電源と接続した。なお、図1の洗車排水リサイクル処理装置は、装置全体がステンレス製のボックスに収容されている。
ヒーター50は、液温度が5℃になったとき(温度計60で検知する)に作動して、貯留槽23内の水温が20℃になるまで加温するように設定した。ヒーターは、電熱ヒーター PSH-2310(泉電熱社製)、サーモスタットは、サーモスタット EA3-L(坂口電熱社製)を用いた。
午後10時に運転を終了させ(外気温度1℃)た後、ヒーターによる加温運転に設定した。翌日の明け方の最低気温は−7℃であった。午前8時に運転を開始したところ、全くトラブルもなく、通常どおりの安定した運転ができた。
実施例2〔操作(c)〕
図1に示すように、膜分離部30として、3本の酢酸セルロース製の中空糸膜モジュールを用いた。
午後10時に装置の運転を終了させた(外気温度3℃)。その後、MV9を閉じ、MV3を開けた状態でポンプを作動させ、貯留槽23内の液を膜分離部30内に循環させるように設定した。循環条件は、約60分間隔で、流量0.05m/分の条件で、10分間で行った。
翌日の明け方の最低気温は−4℃であった。午前8時に運転を開始したところ、全くトラブルもなく、通常どおりの安定した運転ができた。
洗車排水リサイクル処理装置の処理フローを示す概念図
符号の説明
10 油水分離槽
20 凝集沈殿槽
21 凝集部
22 沈降部
23 貯留部
26 円筒手段
27 第1仕切り壁
28 第2仕切り壁
30 膜分離部
35 逆圧洗浄水タンク
40 活性炭処理部
45 リサイクル用水タンク

Claims (6)

  1. 凝集沈殿部、膜処理部、貯水部及び必要に応じて活性炭処理部を有する、洗車排水を処理し、処理水を洗車用水として洗車機に供給するための洗車排水リサイクル処理装置であり、
    外気温度又は装置内液温度を検知する温度計と、少なくとも凝集沈殿部において、前記温度計により検知される外気温度又は装置内液温度の変化に応じて加温するための加温手段が設けられている洗車排水リサイクル処理装置。
  2. 前記温度計により検知される外気温度又は装置内温度の変化に応じて、装置全体を加温するための加温手段が設けられている請求項1記載の洗車排水リサイクル処理装置。
  3. 凝集沈殿部が1又は2以上の槽の組み合わせからなり、更に凝集剤を供給するための薬剤注入ユニットが付設されたものであり、
    凝集沈殿部が、外気温度又は装置内液温度が5℃前後になったときに加温して水温を上昇させる加温手段と、薬剤注入ユニットの結露を防止するための加温手段を有している請求項1又は2記載の洗車排水リサイクル処理装置。
  4. 加温手段が地上60cmを超える高さ位置に設置されているランプであり、かつ、装置全体がボックスに入れられている、請求項1〜3のいずれかに記載の洗車排水リサイクル処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の洗車排水リサイクル処理装置の運転停止後において、装置内に残存する水分の凍結を防止する方法であり、下記の(a)及び(b)から選ばれる操作の1つ以上を行う凍結防止法。
    (a)外気温度又は装置内液温度の変化に応じて、凝集沈殿部を加温すること;
    (b)外気温度の変化に応じて、薬剤注入ユニットを加温すること;
  6. 凝集沈殿部、膜処理部、貯水部及び必要に応じて活性炭処理部を有する、洗車排水を処理し、処理水を洗車用水として洗車機に供給するための洗車排水リサイクル処理装置の運転停止後において、装置内に残存する水分の凍結を防止する方法であり、下記の(c)〜(e)から選ばれる操作の1つ以上を行う凍結防止法。
    (c)一定時間ごとに膜分離部内に液を循環させる運転を行うこと;
    (d)一定時間ごとに貯水部内の液を循環させる運転を行うこと;
    (e)各処理部間を連結する管、又は各処理部と外部雰囲気とを連結する管内に残存する水を抜き出すこと;



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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010125951A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Daifuku Co Ltd 洗車機
KR101466883B1 (ko) * 2011-06-29 2014-12-10 조영일 알카리수를 이용한 세차장치 및 이를 구비한 세차장용 수처리 시스템

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