JP2006087885A

JP2006087885A - 掻き出し具

Info

Publication number: JP2006087885A
Application number: JP2004310191A
Authority: JP
Inventors: Toshihiko Tono; 俊彦東野
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-09-27
Filing date: 2004-09-27
Publication date: 2006-04-06

Abstract

【課題】小さな耳穴にも安心して利用出来る軟らかな掻き出し具を提供する。
【解決手段】本体（１）は、胴体（４）と、挿入穴に挿入可能な大きさの胴体（４）と一体に設けられた先端部（３）と、先端部（３）の先端、又は、外周部に設けられたツメ（２）より構成され、本体（１）の一部又は全ては、ゴムやシリコーン等の気密性伸縮素材より成るとともに、内部が一体空間部と成っており、ツメ（２）が中空又は中実とした。以上を特徴とする掻き出し具である。
【選択図】図１

Description

本発明は、小さな耳穴にも安心して利用出来る軟らかな掻き出し具に関するものである。

従来、耳垢を取り出す時には、耳掻き、綿棒等を利用していたが、耳の内壁を傷つけて出血、又は細菌感染等が有った。又、耳穴と耳掻き、綿棒等の大きさが微妙に合わずに耳垢を奥へと押し込んでしまう事が有った。

そのために、次のような問題点があった。
小さな耳穴にでも皮膚を傷つける事無く、耳垢を押し込まずに安心して利用出来る問題に配慮がなされていない。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。

本体（１）は、胴体（４）と、挿入穴に挿入可能な大きさの胴体（４）と一体に設けられた先端部（３）と、先端部（３）の先端、又は、外周部に設けられたツメ（２）より構成され、本体（１）の一部又は全ては、ゴムやシリコーン等の気密性伸縮素材より成るとともに、内部が一体空間部と成っており、ツメ（２）が中空又は中実とした。以上を特徴とする掻き出し具である。

本発明は、小さな耳穴の人にも皮膚を傷つける事無く挿入出来、耳垢を押し込まずに、掻き出す事が出来る為、赤ちゃんや病人介護の場でも安心して利用する事が期待出来る。又、挿入用途箇所としては、耳穴以外に鼻の穴等にも利用が期待出来る。又、人以外に動物等にも利用が期待出来る。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
実施例を図１、図２、図４を用いて説明する。
掻き出し具の本体（１）は、胴体（４）と、耳、鼻等の挿入穴に挿入可能な大きさの胴体（４）と一体に設けられた先端部（３）と、先端部（３）の先端、又は、外周部に設けられた垢等を掻き出す為の突起物であるツメ（２）より構成されている。
本体（１）の一部又は全てはゴムやシリコーン等の気密性伸縮素材より成るとともに、内部が一体空間と成っており、胴体（４）を圧縮する事で胴体（４）内の空気が先端方向に移動し、先端部（３）及びツメ（２）を膨張させる。
挿入箇所の内壁にツメ（２）が密着するように胴体（４）を指先で圧縮しながら、先端部（３）の膨張量を調整し、本体（１）を挿入穴から引き出す事により、垢等を効果的に掻き出す事が出来る。
他の実施例を図１、図３、図５を用いて説明する。
ツメ（２）を中空にする（図５）事により、胴体（４）を圧縮する事により、先端部（３）とともにツメ（２）が図２に示す以上に膨張する（図３）。
これにより、挿入穴の内壁とツメ（２）との密着度がより上がる事が期待出来る。
尚、上記のいずれの実施例においても、先端部（３）及び胴体（４）の直径又は長さは、挿入対象物又は挿入対象箇所に応じて変更する事が出来る。
又、図６、図７は、本発明の掻き出し具を耳穴に挿入した例を示す。
図６は耳穴挿入状態を示し、図７は耳穴挿入後の先端膨張状態を示す。

本発明の側面図本発明のツメ（２）が中実の時の拡張時を示す側面図本発明のツメ（２）が中空の時の拡張時を示す側面図本発明のツメ（２）が中実を示す断面図本発明のツメ（２）が中空を示す断面図本発明の耳穴挿入状態を示す要部切欠側面図本発明の耳穴挿入先端膨張状態を示す要部切欠側面図

符号の説明

１本体
２ツメ
３先端部
４胴体

Claims

本体（１）は、胴体（４）と、挿入穴に挿入可能な大きさの胴体（４）と一体に設けられた先端部（３）と、先端部（３）の先端、又は、外周部に設けられたツメ（２）より構成され、本体（１）の一部又は全ては、ゴムやシリコーン等の気密性伸縮素材より成るとともに、内部が一体空間部と成っており、ツメ（２）が中空又は中実とした事を特徴とする掻き出し具。