JP2006087534A - 杖掛け保持具 - Google Patents

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JP2006087534A JP2004274353A JP2004274353A JP2006087534A JP 2006087534 A JP2006087534 A JP 2006087534A JP 2004274353 A JP2004274353 A JP 2004274353A JP 2004274353 A JP2004274353 A JP 2004274353A JP 2006087534 A JP2006087534 A JP 2006087534A
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Tetsuo Kawasaki
哲夫 川崎
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Abstract

【課題】 杖を利用している人が、携帯用として持ち歩き、必要な場所で容易に任意に取付、固定して杖を掛けて保持できる杖掛け保持具、並びに施設の管理者側が予め必要位置に簡単に設置できる形状の杖掛け保持具を提供する。
【解決手段】 合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の長方形カード型薄板状体を呈する板材2は、一方に杖挿脱用の切り込み部5を設けて杖保持部4となし、該板材2の他方は裏面に板材2の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等からなる固着部材7を設けた固定板部3となし、該固定板部3を前記固着部材7にて杖の使用者が向き合うカウンター11の天板上面12に任意に固着可能とし、該固定板部3の固着によりカウンター11の端部から床面側に前記杖保持部4が突出した形状で保持され、該突出した杖保持部4の杖挿脱用切り込み部5を構成する凹凸形状部6に杖13を立て掛けるか、または、掛けて保持するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として杖を利用している人が、銀行やキャッシュボックス、券売機、公共施設のカウンター等の前で杖を置いて両手を使用する場合に、該杖を自身の側に掛けて保持できる杖掛け保持具に関するものである。
本発明は特に杖を利用している人が、携帯用として持ち歩き、必要な場所で容易に杖の保持具を固定して杖を掛けて保持できる形状のもの、並びに例えば公共の施設管理者側が予め必要位置に簡単に設置できる杖掛け保持具に関するものである。
高齢者の人口増加に伴い、杖の利用者も増加しているようにみうけられるが、その要因としては、何よりもあらゆる公共的施設に於いてバリアフリー化が促進され、高齢者にとっても外出することが、負担にならず、積極的に外出する機会が増加してきているからと思われる。
しかしながら、杖の利用者にとっては、例えば銀行のカウンター、キャッシュボックス、券売機、公共施設の受付、手続カウンター前等において、杖をカウンター側壁に立て掛けて両手を使用する機会や、必要性に出会うこと事が非常に多い。
而して、杖の多くは、上部にT型の握り部のある最近流行の杖、U字型、L字型等の握り部分がありステッキ形状の杖等がある。そして、通常用いられる杖は、上部に握り部分があることから重心が上方部にあるので、単にカウンター側壁に立て掛けただけでは、杖が転がりやすく、杖が転がってしまうと、利用者にとっては、杖を拾うこと自体が困難な動作となってしまう。
従って、従来技術として、紐、紐調節具、バックル、二つのゴム等から成る杖用補助具を介して杖を利用者と結びあわせ杖が利用者の手から離れても杖が床面に倒れたりすることがなく、常に使用者の身体と必要時は一体となつており、任意に両手を自由に使える様に構成した
や、杖の上部に着脱自在な対壁面滑り止めゴム部を設け、杖を側壁に立て掛けた際に杖が壁面を滑り倒れたりしない様に構成した 等の技術がある。
しかし、上記
の従来技術においては、杖と身体を紐等で結び付けておくこと自体が高齢者にとっては、煩わしいく、紐を色々なところに引っ掛けてしまうなど、甚だ危険でもある。
また、
の従来技術においては、特に高齢者の場合に確実に杖を滑り止めゴム部を介して壁面に立て掛けること自体が、なかなか難しいので効果があがらず、また、滑り止めゴム部を大きく形成すれば壁面に立てかけやすくなるが、該杖自体のデザインを阻害するばかりか、持ち歩きにも邪魔になって携帯性が阻害されていた。 特開2003−245110号 実用新案登録第3037827号
而して、本発明が解決しようとする課題は、上記従来例の欠点を解消し、主として杖を利用している人が、例えば銀行やキャッシュボックス、券売機、公共施設の受付、手続カウンター等の前で杖を置いて両手を使用する場合に、該杖を側に掛けて保持できる形態の杖の掛け保持具を提供するものである。
即ち、本発明の杖掛け保持具は、特に杖を利用している人が、携帯用として持ち歩き、必要な場所で容易に取付固定して杖を掛けて保持できる形状のもの、並びに例えば公共施設管理者側が予め必要位置に簡単に設置でき、不要時には杖掛け部を構成する杖保持部のみを取り外したり、杖保持部を折りたたみ、或いは収納部に収納できる形状の杖掛け保持具を提供することにある。
本発明の杖掛け保持具は、合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の長方形カード型薄板状体を呈する板材は一方に杖挿脱用の切り込み部を設けて杖保持部となし、該板材の他方は裏面に板材の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設けて固定板部となし、該固定板部を前記固着手段にて杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面に任意に固着可能とし、該固定板部の固着によりカウンターの端部から床面側に前記杖保持部が突出した形状で保持され、該突出した杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持する構成とした。
また、本発明は、前記略長方形カード型薄板状体を呈する板材が杖保持部と固定板部からなり、前記固定板部をカウンターの天板上面にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等で固着し、該固定板部の上部には固定補助用ウエイトとサインホルダー並びにサインが載置され、または、ウエイトとサインホルダーが一体化された固定具が載置され固定板部がカウンターの天板上面に固着され、前記杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持すること、また、該杖掛け保持具の位置がサインにて表示される構成とした。
本発明の杖掛け保持具において、合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の長方形カード型薄板状体を呈する板材は、先端部に杖挿脱用の切り込み部を設けて杖保持部となし、該杖保持部を有する板材は固定板部ケースに内蔵され、該固定板部ケースの裏面には固定板部ケースと板材の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固定手段を設け、前記固定板部ケースに内蔵され必要に応じて前記杖保持部の杖挿脱用の切り込み部を外部に伸張可能となし、前記固定板部ケースを前記固着手段にて杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面に任意に固着し、該固定板部ケースの固着によりカウンターの端部から床面側に前記杖保持部の杖挿脱用の切り込み部が突出した形状で保持され、該突出した杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持する構成とした。
また、本発明は、前記略長方形カード型薄板状体を呈する板材からなる杖保持部と該杖保持具を内蔵する固定板部ケースからなる杖の保持具が、前記固定板部ケースをカウンターの天板上面にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等で固着し、該固定板部ケースの上部には固定補助用ウエイトとサインホルダー並びにサインが載置され、または、ウエイトとサインホルダーが一体化された固定具が載置され固定板部ケースがカウンターの天板上面に固着され、前記杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持すること、また、該杖掛け保持具の位置がサインにて表示される構成とした。
本発明の杖掛け保持具は、合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略長方形カード型薄板状体を呈する板材は、その長手方向略中央から折り曲げ可能に三本のV字溝が刻設されており、該V溝に沿って折り曲げることにより三角山形状のサインホルダーが構成され、また該三角山形状の底辺部は固定板部となし、該固定板部の先端部は杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部を設けており、該杖保持部の固定板部裏面に固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面に任意に前記固定板部を固定可能とし、前記杖保持部は床面側に突出した形状で固着し、該杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持する構成とした。
また本発明は、前記固定板部を底辺として形成される三角山形状のサインホルダーは前記三角山形状が作り出す内径部に固定補助用ウエイトを装着でき、該三角山形状外部側には杖の保持具サインを印刷し、該杖掛け保持具の位置がサインにて表示される構成とした。
更にまた、本発明は、前記固定板部並びに固定板部ケースの裏面にはカウンター天板上面で滑り止めとなるテープ等が貼着されており、該固定板部並びに固定板部ケース上面にウエイトを載置することで該固定板部並びに固定板部ケース、そして杖保持部をカウンター天板上面に固定する構成とした。
本発明の杖掛け保持具は、合成樹脂樹や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の略長方形カード型薄板状体を呈する板材(以下、カード型板材と云う)からなり、該カード型板材は、その長手方向略中央で折り曲げ可能にV字溝が刻設されており、該V溝に沿って一方向に折り曲げ可能に構成されている。
また、前記カード型板材は片方を杖保持部の固定板部となし、該他方は前記折り曲げ角度規制ストッパーと、杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部とを設けており、前記杖保持部の固定板部裏面に固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター側壁に任意に前記固定板部を固定可能とした。
斯くして、本発明の前記杖保持部は、折り曲げ角度規制ストッパーにてカウンター側壁に対して略90度折り曲げられた状態で規制され床面側に突出した形状で固着可能とし、該杖保持部に杖を掛けて保持する構成となし、薄くて軽い携帯に便利な杖掛け保持具を提供した。
また、本発明の前記略長方形カード型板材は、固定板部と杖保持部とからなり、該固定板部を杖の使用者が向かい合うカウンターの上面にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等の固定手段で固定し、該カウンターの端部より床面側に杖保持部を適宜突出した形状で固着し、該杖保持部に杖を掛けて保持する構成となし、薄くて軽い携帯に便利な杖掛け保持具を提供した。
また、本発明は、二重に重ねた合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の略長方形カード型板材は、その長手方向を押し潰す様な動作で側面が逆T字型に形成されるように構成されている。
そして、該逆T字型底辺は杖保持部の固定板部となし、また逆T字型トップ部は先端部から杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設けて、前記杖保持部の固定板部に固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター側壁に任意に固定板部を固定可能とし、該固定板部より床面側に杖保持部が突出した形状で固着し、該杖保持部に杖を掛けて保持する構成となし、薄くて軽い携帯に便利な杖掛け保持具を提供した。
また上記本発明の実施例として、前記二重に重ねた合成樹脂や紙からなる適宜厚さを有する略名刺大の略長方形カード型板材は、その長手方向を押し潰す様な動作で側面が逆Y字型に形成され、該逆Y字型のV字部は杖保持部の固定板部となし、また逆Y字型先端部は先端部から杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設けた。
そして、前記杖保持部の固定板部に固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター上面と側壁が形成するコーナー部に任意に固定板部を固定可能とし、該固定板部より床面側に杖保持部が突出した形状で固着し、該杖保持具に杖を掛けて保持する構成となし、薄くて軽い携帯に便利な杖掛け保持具を提供した。
また、本発明は、合成樹脂樹や紙等からなる適宜厚さを有する名刺大の長方形カード型板材はその長手方向中央で折り曲げ可能にV字溝が刻設されており、該V溝に沿って一方向に折り曲げ可能に構成されている。カード型板材は、通常二つ折りに曲げて携帯でき、該カード型板材は片方を杖保持部の固定板部とし、該他方は杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設けた構造とした。
そして、前記杖保持部の固定板部裏面に固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター端部上面から床面側に杖保持部を適宜突出して固着することができ、カウンター側壁に任意に固定板部を固定可能とし前記杖保持部はカウンター側壁に対して略90度折り曲げられた状態でV溝縁部が互いに当接してストッパーになり床面側に突出した形状で固着されるものとし、該杖保持部に杖を掛けて保持する構成となし、薄くて軽く小さな携帯用に便利な杖掛け保持具を提供した。
而して、上述の本発明の共通点は、前記カウンターの天板上面や側壁、または該コーナー部を主な取付部位となし、該部位にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等の固定手段で一時的な固着と離脱が可能な固定板部を有し、該固定板部の他端には杖を掛け止めできる杖保持部を設けている。
そして、該固定板部は可撓性を有した略名刺大の略長方形カード型の板材で通常はポケットや財布等に収納して携帯可能となし、該カード型板材を適宜必要に応じて利用者が取り出し、前記取付部位に応じて、I型、逆L字型、Y型、T型に折り曲げて、或いはそのままの状態で前記カウンターの天板上面や側壁、または該コーナー部に固着する構成の杖掛け保持具を提供した。
更に、本発明の他の形状例において、適宜厚さを有する合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの側壁部に任意に取付固着できる手段を有する固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部とからなり、前記固定板部に必要に応じ施設側管理者が杖保持部を嵌合するか、利用者が必要時に杖保持部を嵌合して、該杖保持部に杖を掛けて保持する構成の杖掛け保持具を提供した。
また、本発明の他の形状例において、適宜厚さの合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や、側壁部に任意に取付固着できる手段を有する固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部からなり、該固定板部と杖保持部は回転軸により略90度回動可能に連結されており、また、前記固定板部裏面には固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度も使用できる粘着テープ並びに面ファスナーを設け、該固定板部を任意にI型、逆L字型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、前記杖保持部に杖を掛けて保持する構成の杖掛け保持具を提供した。
また、本発明の他の形状例において、適宜厚さの合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に任意に取付固着できる固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部からなり、該杖保持部は回転軸により固定板部に対して略90度回動可能に連結されており、該回転軸は固定板部両側面に刻設された摺動溝内に摺動可能に嵌着されており杖保持部を前記固定板部の収納部に収納、或いは引き出すことが可能に構成されている。前記固定板部の裏面には固定板部の固着手段を設け、該固定板部を任意にI型、逆L字型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、前記杖保持部に杖を掛けて保持する構成の杖掛け保持具を提供した。
また、本発明の他の形状例において、適宜厚さの合成樹脂等からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に任意に取付固着できる固着手段を有する固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部からなり、該固定板部と杖保持部はその長手方向略中央で折り曲げ可能にV字溝が刻設されており、該V溝に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、該V溝により折り曲げられる角度は固定板部と杖保持部に互いに設けられた角度調整突部により略90度に規制されている。そして、前記固定板部を任意に逆L字型やI型に構成して、前記カウンターの天板上面や、側壁に固着可能となし、前記杖保持部に杖を掛けて保持する構成とした杖掛け保持具を提供した。
また、本発明は、前記形状例において、固定板部と杖保持部間に刻設されるV溝の可撓部は90度のストッパー付き丁番に換えることで杖掛け具全体の素材をアルミ等の金属性として構成できる杖掛け保持具を提供した。
また、本発明の他の形状例において、適宜厚さの合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に杖掛け具として任意に取付固着できる固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部からなり、該固定板部と杖保持部は回転軸により略90度回動可能に連結されており、また、前記固定板部裏面には固定板部の固着手段を設け、該固定板部を任意にI型、逆L字型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、また、前記固着された状態で不使用時には杖保持部を前記固定板部の収納部に折り曲げて収納可能に構成した杖掛け保持具を提供した。
本発明の杖掛け保持具は軟質樹脂より成る円柱形状のホルダー本体を外周面に設けたリング状のマグネットによりスチール側壁に固着可能となし、該側壁に固着されたホルダー本体の先端部には軸心方向にT型の杖握り部先端が挿着保持される差込口が設けられ、該円柱形状のホルダー本体外周部にはステッキ形状の杖が掛けられるくびれ溝を設けた構成とした。
また本発明は、前記ホルダー本体の先端部に設けられるT型の杖握り部先端が挿着保持される差込口は該縁部に軟質樹脂により容易に伸び縮みする複数の突起を設け、該突起によりT型杖の先端部を挿着保持する構成とした。
更に、本発明においては、前記杖掛け具の固定板部を使用個所に取付固着する手段は、マグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ或いは面ファスナー等から必要に応じ選択して前記固定板部を使用個所で着脱自在に構成すること、また、前記固定部板を強固に固定する場合には予めビス止めやボルト・ナットによる固着手段を採用して固着することも可能で、該固定板部に連繋して設けられた杖保持部に杖を掛けて保持することを共通の構成としており、それらは任意に選択して杖掛け保持具の固定手段とすることができる。
斯くして、本発明は上記従来例の欠点を解消して、杖を利用している人が、銀行やキャッシュボックス、券売機、公共施設のカウンター等の前で杖を置いて両手を使用する場合に、簡単、且つ容易な操作で杖をそばに立て掛けて、或いは掛けて保持できる形態の杖の掛け保持具を提供することができた。
また、本発明の杖掛け保持具は、特に杖を利用している人が、携帯用として持ち歩き、必要な場所で容易に取付固定して杖を掛けて保持できる形状の杖掛け保持具を具現化して、今まで杖掛け具の設置が配慮されなかった場所等でも、使用者が携帯して任意に使用できるので、杖の利用者の行動範囲を一層拡大することができた。
更に本発明は、公共の施設管理者等の側が予め必要位置に簡単に設置でき、例えば、高齢者の集い等において臨時に複数個設置することも容易であるばかりでなく、臨時の設置等においては、サインホルダー付き杖掛け保持具が非常に役に立ち、杖の利用者の利便性を拡大した杖掛け保持具を具現化することができた。
本発明の杖掛け保持具は、不必要時には、杖掛け部を構成する杖保持部のみを取り外したり、杖の保持部を折りたたみ、或いは収納部に収納して邪魔にならないように配慮できる杖掛け保持具を具現化することができた。
また、本発明の携帯用杖掛け保持具は、簡単な構造で安価に製造できるので、販促品等として配布することも十分に可能であり、急速な普及が促進でき、杖の利用者に喜ばれる製品を提供することができた。
斯くして本発明は、杖を利用している人が銀行やキャッシュボックス、券売機、公共施設のカウンター等の前で杖を置いて両手を使用する場合に、該杖をそばに掛けて保持できる杖掛け保持具に関するものである。
本発明の形態例は、杖を利用している人が、携帯用として持ち歩き、必要な場所に杖の保持具を固定して、杖を立て掛けたり、或いは、杖を掛けて保持できる形状のもの、並びに施設管理者側が予め必要位置に簡単に設置できる杖掛け保持具に関するものがあり、初めに施設管理者側が予め必要位置に簡単に設置できる杖掛け保持具に関するものから説明する。
本発明は、合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の長方形カード型薄板状体を呈する板材は一方に杖挿脱用の切り込み部を設けて杖保持部となし、該板材の他方は裏面に板材の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設けて固定板部となし、該固定板部を前記固着手段にて杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面に任意に固着可能とし、該固定板部の固着によりカウンターの端部から床面側に前記杖保持部が突出した形状で保持され、該突出した杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持するものである。
本発明おいて、前記略長方形カード型薄板状体を呈する板材は、杖保持部と固定板部からなり、前記固定板部をカウンターの天板上面にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等で固着し、該固定板部の上部には固定補助用ウエイトとサインホルダー並びにサインが載置され、または、ウエイトとサインホルダーが一体化された固定具が載置され固定板部がカウンターの天板上面に固着され、前記杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持すること、また、該杖掛け保持具の位置がサインにて表示されるようになっている。
本発明は、合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の長方形カード型薄板状体を呈する板材は先端部に杖挿脱用の切り込み部を設けて杖保持部となし、該杖保持部を有する板材は固定板部ケースに内蔵され、該固定板部ケースの裏面には固定板部ケースと板材の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固定手段を設け、前記固定板部ケースに内蔵され必要に応じて前記杖保持部の杖挿脱用の切り込み部を外部に伸張可能となし、前記固定板部ケースを前記固着手段にて杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面に任意に固着し、該固定板部ケースの固着によりカウンターの端部から床面側に前記杖保持部の杖挿脱用の切り込み部が突出した形状で保持され、該突出した杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持するものである。
本発明において、前記略長方形カード型薄板状体を呈する板材からなる杖保持部と該杖保持具を内蔵する固定板部ケースからなる杖の保持具は、前記固定板部ケースをカウンターの天板上面にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等で固着し、該固定板部ケースの上部には固定補助用ウエイトとサインホルダー並びにサインが載置され、または、ウエイトとサインホルダーが一体化された固定具が載置され固定板部ケースがカウンターの天板上面に固着され、前記杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持すること、また、該杖掛け保持具の位置がサインにて表示されるようになっている。
本発明は、合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略長方形カード型薄板状体を呈する板材は、その長手方向略中央から折り曲げ可能に三本のV字溝が刻設されており、該V溝に沿って折り曲げることにより三角山形状のサインホルダーが構成され、また該三角山形状の底辺部は固定板部となし、該固定板部の先端部は杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部を設けており、該杖保持部の固定板部裏面に固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面に任意に前記固定板部を固定可能とし、前記杖保持部は床面側に突出した形状で固着し、該杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持するものである。
本発明において、前記固定板部を底辺として形成される三角山形状のサインホルダーは前記三角山形状が作り出す内径部に固定補助用ウエイトを装着でき、該三角山形状外部側には杖の保持具サインを印刷し、該杖掛け保持具の位置がサインにて表示されるようになっている。
また、本発明においては、前記固定板部並びに固定板部ケースの裏面にカウンター天板上面で滑り止めとなるテープ等が貼着されており、該固定板部並びに固定板部ケース上面にウエイトを載置することで該固定板部並びに固定板部ケース、そして杖保持部をカウンター天板上面に固定する構成も好ましい。
本発明における合成樹脂樹や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の略長方形カード型板材は、その長手方向略中央で折り曲げ可能にV字溝が刻設されており、該V溝に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、また該カード型板材は片方を杖保持部の固定板部となし、該他方は前記折り曲げ角度規制ストッパーと杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設けている。
前記杖保持部の固定板部裏面に固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナーを設けることで杖の使用者が向き合うカウンター側壁に任意に前記固定板部を固定可能とし、前記杖保持部は折り曲げ角度規制ストッパーにてカウンター側壁に対して略90度折り曲げられた状態で規制され床面側に突出した形状で固着し、該杖保持部に杖を掛けて保持することを要旨とした杖掛け保持具である。
而して、前記長方形カード型板材は形状例として、固定板部と杖保持部からなり、該固定板部を杖の使用者が向かい合うカウンターの上面にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固定手段で固定し、該カウンターの端部より床面側に杖保持部を適宜突出した形状で固着し、該杖保持部に杖を掛けて保持するよう構成することも好ましい。
また、本発明において、二重に重ねた合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する名刺大の長方形カード型板材は、その長手方向を押し潰す様な動作で側面が逆T字型に形成され、該逆T字型底辺は杖保持部の固定板部となし、また逆T字型トップ部は先端部から杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設ける。
前記杖保持部の固定板部に固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター側壁に任意に固定板部を固定可能とし、該固定板部より床面側に杖保持部が突出した形状で固着し、該杖保持部に杖を掛けて保持することを要旨とする杖掛け保持具である。
而して、前記二重に重ねた合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する名刺大の長方形カード型板材はその長手方向を押し潰す様な動作で側面が逆Y字型に形成され、該逆Y字型のV字部は杖保持部の固定板部となし、また逆Y字型先端部は先端部から杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設けて、前記杖保持部の固定板部に固着手段となるマグネットや吸盤や何度も使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター上面と側壁が形成するコーナー部に任意に固定板部を固定可能とし、該固定板部より床面側に杖保持部が突出した形状で固着し、該杖保持具に杖を掛けて保持するよう構成することも好ましい。
また、本発明においては、合成樹脂樹や紙等からなる適宜厚さを有する名刺大の長方形カード型板材は、その長手方向中央で折り曲げ可能にV字溝が刻設されており、該V溝に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、該カード型板材は通常、二つに折り曲げて携帯し、また該カード型板材は片方を杖保持部の固定板部とし、該他方は杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設けた構造とする。
前記杖保持部の固定板部裏面に固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター端部上面から床面側に杖保持部を適宜突出して固着することができ、また、カウンター側壁に任意に固定板部を固定可能とし、前記杖保持部はカウンター側壁に対して略90度折り曲げられた状態でストッパーにより係止され床面側に突出した形状で固着されるもので、該杖保持部に杖を掛けて保持することを要旨とした杖掛け保持具である。
而して、上述した本発明の形状例においては、前記カウンターの天板上面や側壁、または該コーナー部を主な取付部位となし、該部位にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固定手段で一時的な固着と離脱が可能な固定板部を有し、該固定板部の他端には杖を掛け止めできる杖保持部を設けており、該固定板部は可撓性を有した名刺大の長方形カード型の板材で通常はポケットや財布等に収納して携帯可能となし、該カード型板材を適宜必要に応じて利用者が取り出し前記取付部位に応じてI型、逆L字型、Y型、T型に折り曲げて、或いはそのままの状態にて前記カウンターの天板上面や側壁、または該コーナー部に固着する構成が好ましい。
次に本発明は、例として施設管理者側が予め必要位置に簡単に設置する杖の掛け保持具に関する形態を説明する。本発明における合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの側壁部に任意に取付固着できる手段を有する固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部からなり、前記固定板部に必要に応じ施設側管理者が杖保持部を嵌合するか、利用者が必要時に杖保持部を嵌合して、該杖保持部に杖を掛けて保持することを要旨とした杖掛け保持具である。
また、本発明の形状例において、合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に任意に取付固着できる手段を有する固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部からなり、該固定板部と杖保持部は回転軸により略90度回動可能に連結されており、また、前記固定板部裏面には固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナーを設け、該固定板部を任意にI型、逆L字型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、前記杖保持部に杖を掛けて保持する構成を要旨ととした杖掛け保持具である。
また、本発明の形状例において、合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に任意に取付固着できる固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部からなる。杖保持部は、回転軸により固定板部に略90度回動可能に連結されており、該回転軸は杖保持部両側面に刻設された摺動溝内に摺動可能に嵌着されれおり杖保持部を前記固定板部の収納部に収納或いは引き出すことが可能に構成されており、また、前記固定板部の裏面には固定板部の固着手段を設け、該固定板部を任意にI型、逆L字型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、前記杖保持部に杖を掛けて保持することを要旨とした杖掛け保持具である。
また本発明の形状例において、合成樹脂等からなる杖掛け具は杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に任意に取付固着できる固着手段を有する固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部からなり、該固定板部と杖保持部はその長手方向略中央で折り曲げ可能にV字溝が刻設されており、該V溝に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、該V溝ににより折り曲げられる角度は固定板部と杖保持部に互いに設けられた角度調整突部により略90度に規制され、該固定板部を任意に逆L字型やI型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、前記杖保持部に杖を掛けて保持することを要旨とした杖掛け保持具である。
而して、前記固定板部と杖保持部間に刻設されるV溝の可撓部は丁番に換えることで杖掛け具全体の素材をアルミ等の金属性として構成することも好ましい。
また、本発明の形状例において、合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に杖掛け具として任意に取付固着できる固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部からなり、該固定板部と杖保持部は回転軸により略90度回動可能に連結されており、また、前記固定板部裏面には固定板部の固着手段を設け、該固定板部を任意にI型、逆L字型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、また、前記固着された状態で不使用時には杖保持部を前記固定板部の収納部に折り曲げて収納可能に構成したこと要旨とした杖掛け保持具である。
本発明は、軟質樹脂より成る円柱形状のホルダー本体を外周面に設けたリング状のマグネットによりスチール側壁に固着可能となし、該側壁に固着されたホルダー本体の先端部には軸心方向にT型の杖握り部先端が挿着保持される差込口が設けられ、該円柱形状のホルダー本体外周部にはステッキ形状の杖が掛けられるくびれ溝を設けた杖掛け保持具である。
本発明において、前記ホルダー本体の先端部に設けられるT型の杖握り部先端が挿着保持される差込口は、該縁部に軟質樹脂により容易に伸び縮みする複数の突起を設け、該突起によりT型杖の先端部を挿着保持することが好ましい。
斯くして、前記杖掛け具の固定板部を使用個所に任意に取付固着するための手段は、マグネットや吸盤や何度も使用できる粘着テープ或いは面ファスナー等を必要に応じ任意に選択し着脱自在に固着する手段となし、また、場合によっては前記固定部板を強固に固定するビス止めやボルト・ナットによる固着手段を採用して固着する手段とすることも可能で、該固定板部に連繋して設けられる杖保持部に杖を掛けて保持するよう構成されていることが好ましい。
図1乃至図4は本発明の実施例1を説明するもので、図1は平面図、図2は側面図、図3は部品形状を示す斜視説明図、図4はテーブルカウンター上面での使用状況を示す説明図である。
図1乃至図4において、1は杖掛け保持具本体であり、合成樹脂または、紙等のカード型板材2からなり、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、6は切り込み部5を構成する杖の大きさに適合する凹凸形状部、7は前記固定板部3裏面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度も使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用される。
また、図3は、実施例1に使用される部品構成を示すもので、8はサイン、9はサインホルダー、10はウエイト、1は杖掛け保持具本体をそれぞれ示している。
而して、実施例1は、図4に示す如く、合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の長方形カード型薄板状体を呈する板材2は、一方に杖挿脱用の切り込み部5を設けて杖保持部4となし、該板材2の他方は裏面に板材2の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等からなる固着部材7を設けた固定板部3となし、該固定板部3を前記固着部材7にて杖の使用者が向き合うカウンター11の天板上面12に任意に固着可能とし、該固定板部3の固着によりカウンター11の端部から床面側に前記杖保持部4が突出した形状で保持され、該突出した杖保持部4の杖挿脱用切り込み部5を構成する凹凸形状部6に杖13を立て掛けるか、または、掛けて保持するものである。
また、実施例1において、前記略長方形カード型薄板状体を呈する板材2は、杖保持部4と固定板部3からなり、前記固定板部3をカウンター11の天板上面12にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固着部材7にて固着し、該固定板部3の上部には固定補助用ウエイト10とサインホルダー9並びにサイン8が載置され、または、ウエイト10とサインホルダー9が一体化された固定具14が載置され、該ウエイトが構成する固定具14により、固定板部3がカウンター11の天板上面12に固着され、前記杖保持部4の杖挿脱用切り込み部5に杖13を掛けて保持すること、また、該杖掛け保持具本体1の位置がサインにて表示されることを特徴としている。
更にまた、実施例1は、前記固定板部3の裏面にカウンター天板上面12で滑り止めとなるテープ等からなる滑り止め15(図2において固着部材7に替わる位置)貼着されており、該固定板部3上面にウエイト10を載置することで該固定板部3をカウンター天板上面11に固定することもできる。
図5乃至図8は本発明の実施例2を説明するもので、図5は平面図、図6は側面図、図7は部品形状を示す斜視説明図、図8はテーブルカウンター上面での使用状況を示す説明図である。
図5乃至図8において、1は杖掛け保持具本体であり、合成樹脂または、紙等のカード型板材2からなり、16は固定板部ケース、4は杖保持部、17a、17bは該杖保持部先端に設けられた引き出し用摘子、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、6は切り込み部5を構成する杖の大きさに適合する凹凸形状部、7は前記固定板部ケース16の裏面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度も使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用される。
斯くして、前記固着部材7にて、カウンター11の天板上面12に固着される固定板部ケース16は、前記カード型板材2からなる杖保持部4を摺動自在に内蔵しており、該内蔵された杖保持部4は、必要に応じ固定板部ケース16から引き出し摘子17a、17bを持って突出させたり、固定板部ケース16内に収納できる。
また、図7は、実施例2に使用される部品構成を示すもので、8はサイン、9はサインホルダー兼ウエイト、16は固定板部ケース、4は杖保持部をそれぞれ示している。
而して、実施例2は、図8に示す如く、合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の長方形カード型薄板状体を呈する板材2は先端部に杖挿脱用の切り込み部5を設けて杖保持部4となし、該杖保持部4を有する板材2は固定板部ケース16に内蔵され、該固定板部ケース16の裏面には固定板部ケース16と板材2の固着手段からなるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固着部材7を設け、前記固定板部ケースに内蔵され必要に応じて前記杖保持部4の杖挿脱用の切り込み部5を外部に伸張可能となし、前記固定板部ケース16を前記固着部材7にて杖13の使用者が向き合うカウンター11の天板上面12に任意に固着し、該固定板部ケース16の固着によりカウンター11の端部から床面側に前記杖保持部4の杖挿脱用の切り込み部5が突出した形状で保持され、該突出した杖保持部4の杖挿脱用切り込み部5に杖を立て掛けるか、または、杖13を掛けて保持するものである。
また、実施例2において、前記略長方形カード型薄板状体を呈する板材2からなる杖保持部4と該杖保持部4を内蔵する固定板部ケース16からなる杖13の杖保持部4は、前記固定板部ケース16をカウンター11の天板上面12にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固着部材7にて固着し、該固定板部ケース16の上部にはサインホルダー兼ウエイト9、並びにサイン8が載置され、または、サインホルダー兼ウエイト9が一体化された固定具14が載置され固定板部ケース16がカウンター11の天板上面12に固着され、前記杖保持部4の杖挿脱用切り込み部5に杖13を掛けて保持すること、また、該杖掛け保持具1の位置がサインにて表示される杖掛け保持具である。
更にまた、実施例2は、前記固定板部ケース16の裏面にカウンター天板上面12で滑り止めとなるテープ等からなる滑り止め15(図2において固着部材7に替わる位置)貼着して、該固定板部ケース16上面にサインホルダー兼ウエイト9を載置することで該固定板部ケース16をカウンター天板上面11に固定することもできる。
図9乃至図12は本発明の実施例3を説明するもので、図9は平面図、図10は側面図、図11は部品形状を示す斜視説明図、図12はテーブルカウンター上面での使用状況を示す説明図である。
図9乃至図12において、1は杖掛け保持具本体であり、合成樹脂または、紙等のカード型板材2からなり、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、6は切り込み部5を構成する杖の大きさに適合する凹凸形状部、7は前記固定板部3裏面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度も使用できる粘着テープ、または面ファスナー等からなる。
而して実施例3は、合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略長方形カード型薄板状体を呈する板材2は、その長手方向略中央から折り曲げ可能に三本のV字溝18a、18b、18cが刻設されており、該V溝18a、18b、18cに沿って折り曲げることにより三角山形状のサインホルダー19が構成され、また該三角山形状の底辺部は固定板部3となし、該固定板部3の先端部は杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部4を設けており、該杖保持部4の固定板部裏面に固定板部3の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固着部材7を設けた。
そして、杖13の使用者が向き合うカウンター11の天板上面12に任意に前記固定板部3を固定可能とし、前記杖保持部4は床面側に突出した形状で天板上面12に固着され、該杖保持部4の杖挿脱用切り込み部5に杖13を立て掛けたり、また、杖13を掛けて保持するものである。
また、実施例3において、前記固定板部3を底辺として形成される三角山形状のサインホルダー19は前記三角山形状が作り出す内径部に固定補助用ウエイト10を装着でき、該三角山形状外部側には杖13の杖掛け保持具本体1を明示するサインを印刷し、該杖掛け保持具本体1の位置がサインにて表示されるようにした。
更にまた、実施例3は、前記三角山形状のサインホルダー19が作り出す内径部にウエイト10を装着できるので、該サインホルダー19の底辺部の固定板部3の裏面にカウンター天板上面12で滑り止めとなるテープ等からなる滑り止め15(図2において固着部材7に替わる位置)貼着して、該固定板部3上面にウエイト10を載置することで該固定板部3をカウンター天板上面11に固定することもできる。
図13乃至図18は本発明の実施例4を説明するもので、図13は平面図、図14は側面図、図15は使用例を示す斜視説明図、図16は券売機での使用状況を示す説明図、図17は他の使用例を示す斜視説明図、図18はテーブルカウンター等での使用状況を示す説明図である。
図13乃至図18において、1は杖掛け保持具本体であり、合成樹脂または、紙等のカード型板材2からなり、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、6は切り込み部5を構成する杖の大きさに適合する凹凸形状部、20は前記カード型板材2に刻設されたV溝、21a、21bは杖保持具4に設けられた角度規制ストッパー、7は前記固定板部3裏面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度も使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用される。
尚、図16、並びに図18において、22は券売機、23は券売機前のカウンター側壁部、13は杖、12は受付や案内カウンター等のカウンター上面部を示している。
斯くして、本発明の実施例4における杖掛け保持具本体1は、合成樹脂樹や紙等からなる適宜薄厚を有する名刺大の長方形カード型板材2からなり、該カード型板材2は、その長手方向略中央で折り曲げ可能にV字溝20が刻設されており、該V溝20に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、また該カード型板材2は片方を杖保持部4の固定板部3となし、該他方は前記折り曲げ角度規制ストッパー21a、21bと杖挿脱用の切り込み部5を形成する杖保持部4を設けている。
前記杖保持部4の固定板部3裏面には、固定板部3の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等の固着部材9を設けることで、杖13の使用者が向き合うカウンター側壁部に任意に前記固定板部3を図15の形状で固着でき、図16の如く杖掛け保持具本体1として使用できる。
即ち、図15は、カード型板材2を略90度折り曲げ、該角度を角度ストッパー21a、21bで固定した杖掛け保持具本体1を示し、該杖掛け保持具本体1は、図16に示す券売機22前のカウンター側壁部23に逆L字状で固着される。そして、該固着の形状は前記杖保持部4が床上面側に突出した形状で、該突出した杖保持部4に杖13を立て掛けるか、掛けて杖13を保持するものである。
また本発明の実施例4における他の使用例は、図17並びに図18の如く、前記長方形カード型板材2の固定板部3を杖13の使用者が例えば受付カウンターの上面部11にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固定部材9で固定し、該カウンターの端部より床面側に杖保持部4を適宜突出した形状で固着し、該杖保持部4に杖13を立て掛けて保持するか、掛けて保持するよう構成している。
尚、上記使用例にあっては、角度ストッパー21a、21bは使用しなくてもよく、図17の如くV溝20を下方向として少し杖保持部4をカウンター側にセットバックして取着すればよい。
而して、実施例4においては、上述のように構成された名詞大の長方形カード型板材2からなる杖掛け保持具本体1を合成樹脂や紙等で安価に製作し、該杖掛け保持具本体1を杖12の利用者が携帯用として持参すると任意場所において、必要に応じ杖13を掛けて保持でき、杖13が床面に倒れたり、転がることがない。
図19乃至図24は本発明の実施例5を説明するもので、図19は平面図、図20は側面図、図21は右または左側面図、図22は携帯カード形状に折りたたみ時の形状を示す側面図、図23は使用例を示す斜視説明図、図24は他の使用例を示す斜視説明図である。
図19乃至図24において、1は杖掛け保持具本体で二重に重ねた合成樹脂または、紙等のカード型板材2からなり、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、24は杖を挟持する爪を全周または部分的に設けた挟持部、7は前記固定板部3の裏表面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度でも使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用される。
尚、図23、並びに図24において、25はカウンターの上面と側壁が作り出すコーナー部、23は案内や受付等のカウンター側壁部を示している。
斯くして、本発明の実施例5は、二重に重ねた合成樹脂や紙等からなる杖掛け保持具本体1であり、該杖掛け保持具本体1は、適宜厚さを有する名刺大の長方形カード型板材2が、その長手方向を押し潰す様な動作で図20の如く側面が逆T字型に形成され、該逆T字型底辺は杖保持部4の固定板部3となし、また逆T字型トップ部は先端部から杖挿脱用挟持部24を有する切り込み部5が形成する杖保持部4を設けている。
そして前記固定板部3に裏表の任意位置に固着手段となる固着部材9を設けることで、杖の使用者が向き合うカウンター側壁23に任意に固定板部3を固定可能とし、該固定板部3より床面側に杖保持部4が突出した形状で固着され、該杖保持部4に杖13を掛けて保持する杖掛け保持具1である。
また、前記2重に重ねた合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する名刺大の長方形カード型板材2は、その長手方向を押し潰す様な動作で側面形状が図24の如く逆Y字型に形成され、該逆Y字型のV字部は杖保持部4の固定板部3となし、また逆Y字型先端部は先端部から杖挿脱用の切り込み部5を形成する杖保持部4を設けて、前記杖保持部4の固定板部3に固着手段となる固着部材9を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター上面部12とカウンター側壁部23が形成するコーナー部25に任意に固定板部3を図24の如く固定可能とし、該固定板部3により床面側に杖保持部4が突出した形状で取着し、該杖保持掛け具本体1に杖を立て掛けて保持したり、杖を杖保持掛け具本体1に掛けて保持するものである。
而して、実施例5においては、上述のように構成された名詞大の長方形カード型板材2からなる杖掛け保持具本体1を合成樹脂や紙等で安価に製作し、該杖掛け保持具本体1を杖の利用者が図10に示す形状で携帯用として持参すると、任意場所において、必要に応じ杖を掛けて保持でき、杖が床面に倒れたり、転がることがない。
図25乃至図28は本発明の実施例6を説明するもので、図25、26は全体形状を示す斜視図、図27は使用例を示す斜視説明図、図28は他の使用例を示す斜視説明図である。
図25乃至図26において、1は杖掛け保持具本体で合成樹脂または、紙等のカード型板材2からなり、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、20は前記カード型板材2に刻設されたV溝、7は前記固定板部3表面、または裏面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度でも使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用される。
尚、図27、並びに図28において、23はカウンター側壁部、12は受付や案内カウンター等のカウンター上面部を示している。
斯くして本発明の実施例6においては、合成樹脂樹や紙等からなる適宜厚さを有する名刺大の長方形カード型板材2は、その長手方向中央で折り曲げ可能にV字溝20が刻設されており、該V溝20に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、該カード型板材2は、通常、図26に示す如く二つに折り曲げて携帯し、また該カード型板材2は片方を杖保持部4の固定板部3とし、該他方は杖挿脱用の切り込み部5を形成する杖保持部4を設けた構造を有している。
また、前記固定板部3表面、或いは裏面には固定板部3の固着手段となる固着部材7(マグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等)を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター上面部12から床面側に杖保持部4を適宜突出して図27の如く固着することができ、該杖保持部4に杖の利用者が、杖を立て掛けたり、杖を掛けて保持できる杖掛け保持具である。。
また、実施例6は、カウンター側壁部23に任意に固定板部3を固定可能とし、前記杖保持部4は図28の如くカウンター側壁部12に対して略90度折り曲げられた状態で前記V溝20の縁部が互いに当接して係止され、床面側に突出した形状で固着されるので、該杖保持部4に杖13を掛けて保持することで杖を立て掛けて保持したり、杖を掛けて保持できる。
而して、上述した本発明の実施例4乃至6においては、前記カウンターの上面部12やカウンター側壁部23、または該コーナー部25を主な取付部位となし、該部位にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固定手段からなる固着部材7で一時的な固着と離脱が可能な固定板部3を有し、該固定板部3の他端には杖13を掛け止めできる杖保持部4を設けている。
そして前記固定板部3は可撓性を有した名刺大の長方形カード型の板材2で通常はポケットや財布等に収納して携帯可能となし、該カード型板材2を適宜必要に応じて利用者が取り出し、前記取付部位に応じてI型、逆L字型、Y型、T型に折り曲げて、或いはそのままの状態にて前記カウンターの上面部12やカウンター側壁部23、または該コーナー部25に固着され、または、任意に取り外しできるものである。
本発明は、次に実施例7乃至12を提示して施設管理者側が予め必要位置に簡単に設置でき、不要時には、取り外し、または、突出する杖保持部を固定板部に収納できる杖の掛け保持具を説明する。
実施例7を示す図29は杖保持部の形状を説明する斜視図、図30は前記杖保持部をカウンター側壁に固着するための固定板部の形状を説明する斜視図であり図31、図32は前記固定板部に杖保持部を嵌着させた状態を説明するもので、図31は斜視説明図、図32は図31の平面図を示している。
図29乃至図32において、1は杖掛け保持具本体で合成樹脂または、アルミ等の金属により製作され、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、7は前記固定板部3の裏面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度でも使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用されまた、固定板部3を確実に止めるために場合によりビス止めされる。
尚、図32における23はカウンター側壁部を示している。
斯くして、本発明における実施例7は、合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具で、杖の使用者が向き合うカウンター側壁部23に任意に取付固着できる手段を有する固定板部3と杖挿脱用の切り込み部5を有する杖保持部4からなり、前記固定板部3に必要に応じ施設側管理者が杖保持部4を嵌合するか、利用者が必要時に杖保持部4を嵌合して、該杖保持部4に杖を掛けて保持するものである。
而して、実施例7の杖掛け保持具本体1は、使用個所に固定される機能を有する固定板部3と杖のホルダーになる機能を有する杖保持部4の二つの部品によって構成される。そして前記杖保持部4には、杖の太さに適合した凹凸形状の杖挿脱用切り込み部5が設けてあり、しっかりと杖を保持できると共に、該杖保持具4はカウンター等の取付部より突出するので、丸みをおびた形状となし、場合によっては、適度な弾性を有する合成樹脂等が用いられる。また、実施例7の使用に際しては、前記固定板部3に杖保持部4を装着して使用する場合と、予め固定板部3に杖保持部4を常に装着しておく場合が想定されている。
実施例8を示す図33は杖保持部の形状を説明する斜視図、図34は杖保持部をカウンター側壁に固着した状態を示す側面図、図35は杖保持部カウンター上面に固着した状態を示す側面図である。
図33乃至図35において、1は杖掛け保持具本体で合成樹脂または、アルミ等の金属により製作され、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、7は前記固定板部3の裏面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度も使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用され、また、場合により実施例8は、固定板部3を確実に止めるためにビス止めされる。
尚、図34における23はカウンター側壁部、図23における12はカウンター上面部を示している。
斯くして、本発明の実施例8において、合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け保持具本体1は、杖の使用者が向き合うカウンター上面部12やカウンター側壁部23に任意に取付固着できる手段を有する固定板部3と杖挿脱用の切り込み部5を有する杖保持部4からなり、該固定板部3と杖保持部4は回転軸26により略90度回動可能に連結されている。
また、前記固定板部3裏面には固定板部3の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固着部材7を設け、該固定板部3と杖保持部4を任意に逆L字型(図22に示す)、またはI字型(図35に示す)に構成して前記カウンターの上面12やカウンター側壁部23に固着可能となし、固着されて突出した杖保持部4に杖を立て掛けて保持したり、該杖保持部4に杖を掛けて保持できるものである。
而して、上記実施例8の杖掛け保持具本体1は、使用個所に固定される機能を有する固定板部3と杖のホルダーになる機能を有する杖保持部4の二つの部品を回転軸26によって連繋された構成を有している。そして前記杖保持部4には、杖の太さに適合した凹凸形状の杖挿脱用切り込み部5が設けてあり、しっかりと杖を保持できると共に、該杖保持具4はカウンター等の取付部より突出するので、場合によっては、適度な弾性を有する合成樹脂等が用いられる。
また、実施例8の使用に際しては、前記固定板部3と杖保持部4間に設けられた回転軸26により回動操作せしめて、該固定板部3と杖保持部4を図34,図35の如く逆L字型、I字型にして使用され、未使用時には、それぞれの固着位置をセットバックして保持できる。
実施例9を示す図36は杖保持部の形状を説明する斜視図、図37は杖保持部をカウンター側壁に固着した状態を示す要部断面図、図38は杖保持部カウンター上面に固着した状態を示す側面図である。
図36乃至図38において、1は杖掛け保持具本体で合成樹脂または、アルミ等の金属により製作され、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、7は前記固定板部3の裏面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度でも使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用され、また、場合により実施例9は、固定板部3を確実に止めるためにビス止めされる。
尚、図37における23はカウンター側壁部、図38における12はカウンター上面部を示している。
斯くして、本発明の実施例9において、合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け保持具本体1は、杖の使用者が向き合うカウンター上面部12やカウンター側壁部23に任意に取付固着できる固定板部3と杖挿脱用の切り込み部5を有する杖保持部4からなり、該固定板部3と杖保持部4は回転軸26により略90度回動可能に連結されており、該回転軸26は杖保持部4の両側面に刻設された摺動溝27内に摺動可能に嵌着されれおり杖保持部4を前記固定板部3の収納部28に収納、或いは引き出すことが可能に構成されている。
また、前記固定板部3の裏面には、固定板部3の固着手段となる固定部材7を設け、前記固定板部3を任意に逆L字型(図37に示す)に構成して前記カウンター側壁部23に固着したり、I字型(図38に示す)に構成してカウンター上面部12に固着可能となし、前記杖保持部4に杖を立て掛けて保持したり、杖保持部4に杖を掛けて保持する杖掛け保持具である。
而して、上記実施例9の杖掛け保持具本体1は、使用個所に固定される機能を有する固定板部3と杖のホルダーになる機能を有する杖保持部4の二つの部品を回転軸26によって連繋された構成を有している。そして前記杖保持部4には、杖の太さに適合した杖挿脱用切り込み部5が設けてあり、しっかりと杖を保持できると共に、該杖保持具4はカウンター等の取付部より突出するので、場合によっては、適度な弾性を有する合成樹脂等が用いられる。
また、実施例9の使用に際しては、前記杖保持部4に設けられた回転軸26により回動操作せしめて、該杖保持部4と固定板部3を図37,図38の如く逆L字型、I字型にして使用され、未使用時には、杖保持部4を収納部28に収納することができる。
図39乃至図42は本発明の実施例10を説明するもので、図39は平面図、図40は側面図、図41は使用例を示す斜視説明図、図42は他の使用例を示す斜視説明図である。
図39乃至図42において、1は杖掛け保持具本体で合成樹脂または、アルミ等の金属からなり、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、20は杖掛け保持具本体に刻設されたV溝、7は前記固定板部3裏面に設けられた固着部材で、該固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度でも使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用されており、場合によっては、固定板部3を確実に止めるためにビス止めされる。
尚、図41における23はカウンター側壁部、図42における12はカウンター上面部を示している。
斯くして本発明の実施例10において、合成樹脂等からなる杖掛け保持具本体1は、杖の使用者が向き合うカウンター上面部13やカウンター側壁部23に任意に取付固着できる固着手段を有する固定板部3と杖挿脱用の切り込み部5を有する杖保持部4からなり、該固定板部3と杖保持部4はその長手方向略中央で折り曲げ可能にV字溝20が刻設されており、該V溝20に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、該V溝20ににより折り曲げられる角度は固定板部3と杖保持部4に互いに設けられた角度調整突部29、30により略90度に規制され、該固定板部3を任意に図41の如く逆L字型や図43の如くI型に構成して、前記カウンターの上面部12や、カウンター側壁部23に固着可能となし、前記杖保持部4に杖を立て掛けて保持したり、杖保持部4に杖を掛けて使用するものである。
また、実施例10においては、前記固定板部3と杖保持部4間に刻設されるV溝20の可撓部は、回動を略90度に規制された丁番に換えることで、杖掛け保持具1全体の素材をアルミ等の金属性として構成することもできる。
実施例12を示す図43は杖掛け保持具本体1の形状を説明する斜視図、図44は杖保持部をカウンター側壁に固着した状態を示す斜視図、図45は杖保持部4をカウンター上面部12に固着した状態を示す側面図である。
図43乃至図45において、1は杖掛け保持具本体で合成樹脂または、アルミ等の金属により製作され、3は固定板部、4は杖保持部、5は杖保持部4に設けられた杖挿脱用の切り込み部、7は前記固定板部3の裏面に設けられた固着部材で、該固定板部3と杖保持部4は回転軸26により略90度回動可能に連結されており、杖保持部4を前記固定板部3の収納部28に折りたたんで収納、或いは引き出すことが可能に構成されている。
また、固定板部3の裏面に設けられる固着部材7はマグネットや吸盤、そして何度でも使用できる粘着テープ、または面ファスナー等が使用され、また、場合によっては、固定板部3を確実に止めるためにビス止めされる。
尚、図44における23はカウンター側壁部、図45における12はカウンター上面部を示している。
斯くして、本発明の実施例11において、合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け保持具本体1は、杖の使用者が向き合うカウンター上面部12やカウンター壁部部11に杖掛け具として任意に取付固着できる固定板部3と杖挿脱用の切り込み部5を有する杖保持部4からなり、該固定板部3と杖保持部4は回転軸26により略90度回動可能に連結されており、また、前記固定板部3裏面には固定板部3の固着部材7を設け、前記固定板部3と杖保持部4を図44の如く逆L字型に形成してカウンター側壁部23に固着設置できるように構成したり、固定板部3と杖保持部4を図44の如くI字型に形成してカウンター上面部12に固着設置して、前記杖保持部4に杖を立て掛けて保持したり、杖保持部4に杖を掛けて使用するものである。
また、前記杖保持部4は固着された状態で、不使用時には杖保持部4を前記固定板部3の収納部28に折り曲げてコンパクトに収納可能に構成した杖掛け保持具である。
また、前記実施例11の杖掛け保持具本体1の固定板部3を使用個所に任意に取付固着できる手段は、マグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、或いは面ファスナー等から必要に応じて任意に選択でき、また、前記固定部板3を強固に固定する場合にはビス止めやボルト・ナットによる固着手段を採用して固着しもよいことは言うまでもない。
実施例12を示す図46は杖掛け保持具本体1の形状を説明する正面図、図47は杖保持部をカウンター側壁に固着した状態を示す側断面図、図48はT型の杖を掛けた状態を示す使用例図、図49はステッキ型の杖を掛けた状態を示す使用例図である。
図46乃至49において、1は杖掛け保持具本体で軟質性の合成樹脂により製作され、3はリング状のマグネットから成る固定板部、4は杖保持部で、該杖保持部4は杖掛け保持具本体1の外周部31に設けられるくびれ溝32と、杖掛け保持具本体1の先端部に設けられた差込口33からなる。
而して、実施例12は軟質樹脂より成る円柱形状の杖掛け保持具本体1を外周部31に設けたリング状のマグネット3によりスチール側壁に固着可能となし、該側壁23に固着された杖掛け保持具本体1本体の先端部には軸心方向にT型の杖13の握り部先端が挿着保持される差込口33が設けられ、該円柱形状の杖掛け保持具本体1外周部31にはステッキ形状の杖13が掛けられるくびれ溝32を設けたことで、前記くびれ溝32と差込口33にそれぞれ異なった形状の杖13が図46及び図47の如く掛けられる。
前記杖掛け保持具本体1の先端部に設けられるT型の杖13の握り部先端が挿着保持される差込口33は該縁部34に軟質樹脂により容易に伸び縮みする複数の突起35を設け、該突起35によりT型杖13の先端部を容易に挿着保持することができた。
斯くして、実施例12では、前記杖掛け保持具本体1を外周部31に設けたリング状のマグネット3によりスチール側壁に固着しているが、該杖掛け保持具本体1の固着方法は、ビス36によって側壁23に確実に固着する事も他の実施例と同様に採用できる。
尚本発明の実施例説明に当たっては常に杖を利用している人を前提に杖の掛け保持具として説明してきたが、本発明においては、日傘や雨傘の保持具としても利用できることは言うまでもない。
而して、本発明は、杖を利用している人が、携帯用として持ち歩き、必要な場所で容易に取付、固定して杖を掛けて保持できる杖掛け保持具であり、また例えば公共の施設の管理者側が予め必要位置に簡単に設置できる形状の杖掛け保持具を提供するもので、高齢者社会において、公共的施設等にバリアフリー化が促進され、高齢者にとっても外出することが、負担にならず、積極的に外出する機会が増加してきている現況で、その利用価値は多大なものがあり、産業上の利用の可能性は顕著である。
実施例1を説明する平面図である。 図1の側面図である。 実施例1の部品形状を示す斜視説明図である。 実施例1の使用状況を示す斜視説明図である。 実施例2を説明する平面図である。 図5の側面図である。 実施例2の部品形状を示す斜視説明図である。 実施例2の使用状況を示す斜視説明図である。 実施例3を説明する平面図である。 図9の側面図である。 実施例3の部品形状を示す斜視説明図である。 実施例3の使用状況を示す斜視説明図である。 実施例4を説明する平面図である。 図13の側面図である。 使用例4を示す斜視説明図である。 券売機での使用状況を示す説明図である。 実施例4の他の使用例を示す斜視説明図である。 テーブルカウンター等で使用状況を示す説明図である。 実施例5を説明する平面図である。 図19の側面図である。 図19の右または左側面図である。 携帯カード形状に折りたたんだ時の形状を示す側面図である。 実施例5の使用例を示す斜視図である。 実施例5の他の使用例を示す斜視図である。 実施例6の全体形状を示す斜視図である。 実施例6の全体形状を示す斜視図である。 実施例6の使用例を示す斜視説明図である。 実施例6の他の使用例を示す斜視説明図である。 実施例7を示すもので杖保持部の形状を示す斜視図である。 実施例7の固定板部の形状を説明する斜視図である。 実施例7の全体を示す斜視説明図である。 図31の平面図である。 実施例8を示すもので杖保持部の形状を説明する斜視図である。 実施例8を説明する側面図である。 実施例8の使用例を説明する側面図である。 実施例9を示すもので杖保持部の形状を示す斜視図である。 実施例9において杖保持部をカウンター側壁に固着した状態を示す側面図である。 実施例9において杖保持部をカウンター上面に固着した状態を示す側面図である。 実施例10を示す平面図である。 図39の平面図である。 実施例10の使用例を示す斜視説明図である。 実施例10の他の使用例を示す斜視説明図である。 実施例11を示すもので杖掛け保持具の形状を示す斜視説明図である。 杖保持部をカウンター側壁に固着した状態を示す側面図である。 杖保持部をカウンター上面に固着した状態を示す側面図である。 実施例12を説明する正面図である。 図46の側断面図である。 T型の杖を掛けた状態を示す説明図である。 ステッキ型の杖を掛けた状態を示す説明図である。
符号の説明
1 杖掛け保持具本体
2 カード型板材
3 固定板部
4 杖保持部
5 杖挿脱用の切り込み部
6 凹凸形状部
7 固着部材
8 サイン
9 サインホルダー
10 ウエイト
11 カウンター
12 カウンター天板上面
13 杖
14 固定具
15 滑り止め
16 固定板部ケース
17a、17b 引き出し摘子
18a、18b、18c V字溝
19 三角山形状のサインホルダー
20 V溝
21a、21b 角度規制ストッパー
22 券売機
23 カウンター側壁部
24 挟持部
25 コーナー部
26 回転軸
27 摺動溝
28 収納部
30 角度調整突部
31 外周部
32 くびれ溝
33 差込溝
34 縁部
35 突起
36 ビス

Claims (22)

  1. 合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の長方形カード型薄板状体を呈する板材は一方に杖挿脱用の切り込み部を設けて杖保持部となし、該板材の他方は裏面に板材の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設けて固定板部となし、該固定板部を前記固着手段にて杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面に任意に固着可能とし、該固定板部の固着によりカウンターの端部から床面側に前記杖保持部が突出した形状で保持され、該突出した杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  2. 前記略長方形カード型薄板状体を呈する板材は杖保持部と固定板部からなり、前記固定板部をカウンターの天板上面にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等で固着し、該固定板部の上部には固定補助用ウエイトとサインホルダー並びにサインが載置され、または、ウエイトとサインホルダーが一体化された固定具が載置され固定板部がカウンターの天板上面に固着され、前記杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持すること、また、該杖掛け保持具の位置がサインにて表示されること、
    を特徴とする請求項1記載の杖掛け保持具。
  3. 合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の長方形カード型薄板状体を呈する板材は先端部に杖挿脱用の切り込み部を設けて杖保持部となし、該杖保持部を有する板材は固定板部ケースに内蔵され、該固定板部ケースの裏面には固定板部ケースと板材の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固定手段を設け、前記固定板部ケースに内蔵され必要に応じて前記杖保持部の杖挿脱用の切り込み部を外部に伸張可能となし、前記固定板部ケースを前記固着手段にて杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面に任意に固着し、該固定板部ケースの固着によりカウンターの端部から床面側に前記杖保持部の杖挿脱用の切り込み部が突出した形状で保持され、該突出した杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  4. 前記略長方形カード型薄板状体を呈する板材からなる杖保持部と該杖保持具を内蔵する固定板部ケースからなる杖の保持具は、前記固定板部ケースをカウンターの天板上面にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等で固着し、該固定板部ケースの上部には固定補助用ウエイトとサインホルダー並びにサインが載置され、または、ウエイトとサインホルダーが一体化された固定具が載置され固定板部ケースがカウンターの天板上面に固着され、前記杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持すること、また、該杖掛け保持具の位置がサインにて表示されること、
    を特徴とする請求項3記載の杖掛け保持具。
  5. 合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略長方形カード型薄板状体を呈する板材は、その長手方向略中央から折り曲げ可能に三本のV字溝が刻設されており、該V溝に沿って折り曲げることにより三角山形状のサインホルダーが構成され、また該三角山形状の底辺部は固定板部となし、該固定板部の先端部は杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部を設けており、該杖保持部の固定板部裏面に固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面に任意に前記固定板部を固定可能とし、前記杖保持部は床面側に突出した形状で固着し、該杖保持部の杖挿脱用切り込み部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  6. 前記固定板部を底辺として形成される三角山形状のサインホルダーは前記三角山形状が作り出す内径部に固定補助用ウエイトを装着でき、該三角山形状外部側には杖の保持具サインを印刷し、該杖掛け保持具の位置がサインにて表示されること、
    を特徴とする請求項5記載の杖掛け保持具。
  7. 前記固定板部並びに固定板部ケースの裏面にはカウンター天板上面で滑り止めとなるテープ等が貼着されており、該固定板部並びに固定板部ケース上面にウエイトを載置することで該固定板部並びに固定板部ケース、そして杖保持部をカウンター天板上面に固定すること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の杖掛け保持具。
  8. 合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の略長方形カード型薄板状体を呈する板材は、その長手方向略中央で折り曲げ可能にV字溝が刻設されており、該V溝に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、また該カード型板材は片方を杖保持部の固定板部となし、該他方は前記折り曲げ角度規制ストッパーと杖挿脱用の切り込み部とを形成する杖保持部を設けており、前記杖保持部の固定板部裏面に固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター側壁に任意に前記固定板部を固定可能とし、前記杖保持部は折り曲げ角度規制ストッパーにてカウンター側壁に対して略90度折り曲げられた状態で規制され床面側に突出した形状で固着し、該杖保持部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  9. 前記略長方形カード型薄板状体を呈する板材は、固定板部と杖保持部からなり、該固定板部を杖の使用者が向かい合うカウンターの上面にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固定手段で固定し、該カウンターの端部より床面側に杖保持部を適宜突出した形状で固着し、該杖保持部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする請求項8記載の杖掛け保持具。
  10. 二重に重ねた合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の略長方形カード型薄板状体を呈する板材は、その長手方向を押し潰す様な動作で側面が逆T字型に形成され、該逆T字型底辺は杖保持部の固定板部となし、また逆T字型トップ部は先端部から杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設けて、前記杖保持部の固定板部に固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター側壁に任意に固定板部を固定可能とし、該固定板部より床面側に杖保持部が突出した形状で固着し、該杖保持部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  11. 前記二重に重ねた合成樹脂や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の略長方形カード型薄板状体を呈する板材は、その長手方向を押し潰す様な動作で側面が逆Y字型に形成され、該逆Y字型のV字部は杖保持部の固定板部となし、また逆Y字型先端部は先端部から杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設けて、前記杖保持部の固定板部に固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ、並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター上面と側壁が形成するコーナー部に任意に固定板部を固定可能とし、該固定板部より床面側に杖保持部が突出した形状で固着し、該杖保持具に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする請求項10記載の杖掛け保持具。
  12. 合成樹脂樹や紙等からなる適宜厚さを有する略名刺大の略長方形カード型薄板状体を呈する板材はその長手方向中央で折り曲げ可能にV字溝が刻設されており、該V溝に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、該カード型板材は通常折り曲げて携帯し、また該カード型板材は片方を杖保持部の固定板部とし、該他方は杖挿脱用の切り込み部を形成する杖保持部を設けた構造となし、前記杖保持部の固定板部裏面に固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設けることで杖の使用者が向き合うカウンター端部上面から床面側に杖保持部を適宜突出して固着することができ、また、カウンター側壁に任意に固定板部を固定可能とし前記杖保持部はカウンター側壁に対して略90度折り曲げられた状態で床面側に突出した形状で固着し、該杖保持部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  13. 前記カウンターの天板上面や側壁、または該コーナー部を主な取付部位となし、該部位にマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等の固定手段で一時的な固着と離脱が可能な固定板部を有し、該固定板部の他端には杖を掛け止めできる杖保持部を設けており、該固定板部は可撓性を有した略名刺大の略長方形カード型の薄板状体を呈する板材で通常はポケットや財布等に収納して携帯可能となし、該カード型板材を適宜必要に応じて利用者が取り出し前記取付部位に応じてI型、逆L字型、Y型、T型に折り曲げて、或いはそのままの状態にて前記カウンターの天板上面や側壁、または該コーナー部に固着すること、
    を特徴とする請求項8乃至請求項12記載の杖掛け保持具。
  14. 適宜厚さの合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの側壁部に任意に取付固着できる手段を有する固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部とからなり、前記固定板部に必要に応じ施設側管理者が杖保持部を嵌合するか、利用者が必要時に杖保持部を嵌合して、該杖保持部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  15. 適宜厚さの合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に任意に取付固着できる手段を有する固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部とからなり、該固定板部と杖保持部は回転軸により略90度回動可能に連結されており、また、前記固定板部裏面には固定板部の固着手段となるマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ並びに面ファスナー等を設け、該固定板部を任意にI型、逆L字型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、前記杖保持部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  16. 適宜厚さの合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に任意に取付固着できる固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部とからなり、該固定板部と杖保持部は回転軸により略90度回動可能に連結されており、該回転軸は固定板部両側面に刻設された摺動溝内に摺動可能に嵌着されており杖保持部を前記固定板部の収納部に収納或いは引き出すことが可能に構成されており、また、前記固定板部の裏面には固定板部の固着手段を設け、該固定板部を任意にI型、逆L字型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、前記杖保持部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  17. 適宜厚さの合成樹脂等からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に任意に取付固着できる固着手段を有する固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部とからなり、該固定板部と杖保持部はその長手方向略中央で折り曲げ可能にV字溝が刻設されており、該V溝に沿って一方向に折り曲げ可能に構成され、該V溝により折り曲げられる角度は固定板部と杖保持部に互いに設けられた角度調整突部により略90度に規制され、該固定板部を任意に逆L字型やI型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、前記杖保持部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  18. 前記固定板部と杖保持部間に刻設されるV溝の可撓部を丁番に換えることで杖掛け具全体の素材をアルミ等の金属性として構成したこと、
    を特徴とする請求項17記載の杖掛け保持具
  19. 適宜厚さの合成樹脂やアルミ等の金属からなる杖掛け具は、杖の使用者が向き合うカウンターの天板上面や側壁部に杖掛け具として任意に取付固着できる固定板部と杖挿脱用の切り込み部を有する杖保持部とからなり、該固定板部と杖保持部は回転軸により略90度回動可能に連結されており、また、前記固定板部裏面には固定板部の固着手段を設け、該固定板部を任意にI型、逆L字型に構成して前記カウンターの天板上面や側壁に固着可能となし、また、前記固着された状態で不使用時には杖保持部を前記固定板部の収納部に折り曲げて収納可能に構成したこと、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  20. 軟質樹脂より成る円柱形状のホルダー本体を外周面に設けたリング状のマグネットによりスチール側壁に固着可能となし、該側壁に固着されたホルダー本体の先端部には軸心方向にT型の杖握り部先端が挿着保持される差込口が設けられ、該円柱形状のホルダー本体外周部にはステッキ形状の杖が掛けられるくびれ溝を設けたこと、
    を特徴とする杖掛け保持具。
  21. 前記ホルダー本体の先端部に設けられるT型の杖握り部先端が挿着保持される差込口は該縁部に軟質樹脂により容易に伸び縮みする複数の突起を設け、該突起によりT型杖の先端部を挿着保持すること、
    を特徴とする請求項20記載の杖掛け保持具。
  22. 前記杖掛け具の固定板部を使用個所に取付固着する手段はマグネットや吸盤や何度でも使用できる粘着テープ或いは面ファスナー等を必要に応じて選択し、該手段にて前記固定板部を使用個所で任意に着脱可能に設置する手段となし、また、前記固定部板を強固に固定する場合にはビス止めやボルト・ナットによる固着手段を採用して固着し、該固定板部に連繋して設けられる杖保持部に杖を掛けて保持すること、
    を特徴とする請求項14乃至請求項21の何れかに記載の杖掛け保持具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012121A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Niikura Keiryoki Kk 傘や杖の滑り止め係止具
US8397737B2 (en) 2008-06-16 2013-03-19 Chad Arthur Evans Linearly adjustable device
WO2019066088A1 (ja) * 2017-09-27 2019-04-04 特定非営利活動法人 日本障害者アイデア協会 保持具
US11191695B2 (en) 2018-09-06 2021-12-07 Hyundai Motor Company Detachable crutches and method of controlling the same

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