JP2006087116A - セルラ式通信システムにおけるアップリンク通信のための方法及び装置 - Google Patents

セルラ式通信システムにおけるアップリンク通信のための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】資源使用量および演算処理負荷を低減する、高速アップリンクパケットアクセスサービス(HSUPA)をサポートする効率的な信号方式を提供する。
【解決手段】 セルラ式通信システム(100)には、ユーザ設備(101)用の資源をスケジュール化する第1基地局(103)が含まれる。資源割当てメッセージを受信すると、ユーザ設備(101)は、第2メッセージの後続の送信を示す送信表示が含まれる第1メッセージを複数の基地局(103-109)に送信する。そして、ユーザ設備(101)は、引き続き、第2メッセージ用の送信フォーマットを決定し、送信フォーマットを用いて、第2メッセージを複数の基地局(103-109)に送信する。送信表示を受信すると、複数の基地局(103-109)は、引き続き、第2メッセージを受信するようにそれらの受信機を構成する。第1メッセージは、制御チャネルで送信し、第2メッセージは、ユーザデータチャネルで送信し得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、セルラ式通信システムにおけるアップリンク通信の通信システム、基地局、ユーザ設備、及び方法に関する。
セルラ式通信システムにおいては、地理的領域が多数のセルに分割され、それらは各々、基地局によってサービスが提供される。基地局は、基地局間でデータを通信し得る固定ネットワークによって相互接続される。移動局は、移動局が位置している領域を有するセルの基地局によって、無線通信リンクを介してサービスが提供される。
移動局は、移動するにつれて、1つの基地局の有効範囲から他の有効範囲に、即ち、1つのセルから他のセルに移動し得る。移動局は、基地局側に移動するにつれて、2つの基地局の重複有効範囲の領域に入り、この重複領域内では、新しい基地局によってもサポートされるようになる。移動局は、新しいセル内に更に移動するにつれて、新しい基地局によって継続的にサポートされる。このことは、セル間における移動局のハンドオーバ又はハンドオフとして公知である。
通常のセルラ式通信システムは、通常、有効範囲が国中に広がっており、何千又は何百万もの移動局をサポートする何百又は何千ものセルからなる。移動局から基地局への通信はアップリンクとして公知であり、基地局から移動局への通信はダウンリンクとして公知である。
基地局を相互接続する固定ネットワークは、任意の2つの基地局間でデータの経路設定動作が可能であり、これによって、あるセルの移動局は、他の任意のセルの移動局とも通信が可能である。更に、固定ネットワークは、公衆交換電話網(PSTN)等の外部ネットワークと相互接続するためのゲートウェイ機能を含み、これによって、移動局は、陸上通信線電話及び陸上通信線によって接続された他の通信端末とも通信が可能である。更に、固定ネットワークは、従来のセルラ方式通信ネットワークの管理に必要な多くの機能から構成され、経路設定データ、接続制御、資源割当て、加入者課金、移動局認証等を経路設定する機能が含まれる。
現在、最も広く普及しているセルラ式通信システムは、移動体通信用地球規模システム(GSM)として公知の第2世代通信システムである。GSMは、時分割多元接続(TDMA)として公知の手法を用いており、この場合、ユーザに個々に割当て可能な8つの離散的タイムスロットに搬送周波数を分割することによって、ユーザ分離が行われる。基地局には、単一の搬送波又は複数の搬送波を割り当て得る。GSM_TDMA通信システムの更なる説明は、マイケル・モーリィ(Michel_Mouly)及びマリー・バーナデット・パウテット(Marie_Bernadette_Pautet)による“移動通信用GSMシステム”(Bay_Foreign_Language_Books,1992年,ISBN2950719007)に見いだし得る。
現在、第3世代システムが登場し、移動体ユーザに提供される通信サービスが更に強化されつつある。最も広く採用されている第3世代通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)に基づいており、この場合、ユーザ分離は、同じ搬送周波数上の異なるユーザに異なる拡散及びスクランブル符号を割り当てることによって得られる。送信は、割り当てた符号を逓倍することによって拡散され、これによって信号は広い帯域幅全体に拡散する。受信機では、これらの符号を用いて受信信号を逆拡散し、これによって原信号を再生する。各基地局は、パイロット及び同報信号専用の符号を有し、これは、GSMの場合、サービス提供セルを決定するために複数セルの測定に用いられる。この原理を用いた通信システムの例は、現在採用されているユニバーサル移動体通信システム(UMTS)である。更に、CDMAの説明、特に、UMTSの広帯域CDMA(WCDMA)モードの説明は、ハリー・ホルマ(Harri_Holma)(編集者)、アンティ・トスカラ(Antti_Toskala)(編集者)による“UMTS用WCDMA”(Wiley&Sons,2001年,ISBN0471486876)に見いだし得る。
第3世代システムが登場しつつあるが、標準化プロセスによってシステムの開発が継続して行われ、機能や新しいサービスが付加されてきた。例えば、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)サービスとして公知のダウンリンクパケットデータをサポートする効率的な方法が規定された。現在、標準化の努力には、アップリンク方向において、パケットデータ通信を効率的にサポートするための高速アップリンクパケットアクセスサービス(HSUPA)の規定が含まれる。
HSDPA及びHSUPAは、インクレメンタル冗長及び適応送信フォーマット適合を含み、多数の同様な手法を用いる。特に、HSDPA及びHSUPAは、無線環境の動的な変動に応じて修正される変調フォーマット及び符号レートを定める。更に、HSDPA及びHSUPAは、ハイブリッド自動繰り返し要求(H-ARQ)として公知の再送信方式を用いる。H-ARQ方式において、インクレメンタル冗長は、データパケットの元の送信及び任意の再送信からのデータのソフト組合せを用いることによって提供される。従って、受信機は、再送信を受信する場合、受信情報をデータパケットのいずれか以前の送信からの情報と組み合わせる。再送信は、同じチャネルデータの再送信を含んだり、あるいは、異なるチャネルデータを送信したりしてよい。例えば、再送信は、前方誤り訂正(FEC)方式の付加的な冗長データを含み得る。付加的な符号化データは、以前の送信の符号化されたデータと組み合わせることができ、また、組み合わせられたデータに復号化動作を適用し得る。従って、再送信は、実質的に、同じ情報データのより低レート(より高い冗長性)の符号化になり得る。
HSDPA及びHSUPAは、数多くの類似の手法を用いるが、HSUPAは、HSDPAと比較して、多数の付加的な複雑さがあり、また、ダウンリンク送信に用いられる全ての手法が、直接アップリンクシナリオに適用可能ではない。特に、UMTSでは、無線インターフェイスを介した通信のためのデータのスケジューリングは、移動局においてよりもむしろネットワークによって行われる。具体的には、HSDPA及びHSUPAの場合、スケジューリングは、スケジューリング遅延を最小化するために、ユーザにサービスを提供する個々の基地局において行われる。これによって、無線インターフェイス通信が、無線環境の動的な変動に適応し、リンク適合が円滑になる。
HSDPAの場合、送信されるデータは、基地局において入手可能であり、特に、基地局には、ダウンリンク送信データバッファが含まれる。更に、HSDPAは、1つだけの基地局から送信を行うように定められており、また、同じデータが、複数の基地局から同じ移動局に同時に送信される場合、ソフトハンドオーバをサポートしない。従って、要求される情報は基地局において入手可能であるため、また、1つの基地局によるスケジューリングは、他の基地局とは独立に行い得るため、基地局によるスケジューリングは、相対的に簡単である。
しかしながら、HSUPAでは、スケジュール化されるデータは、移動局から送信されるデータである。従って、基地局が移動局からのデータをスケジュール化できるように、また、移動局がスケジューリングに基づき動作できるように、移動局と基地局との間で効率的な信号送信方式を有することが重要である。
更に、HSUPAは、ソフトハンドオーバの使用を提供し、この場合、移動局からの送信が、複数の基地局によって同時に受信され、受信信号は、ネットワークで組み合わせ得る。しかしながら、スケジューリングは、HSUPAにおける1つの基地局によって行われるため、他の基地局は、いつ移動局が送信し得るかに関する情報を一切有さない。従って、ソフトハンドオーバに関与し得る全ての基地局は、移動局からのデータ送信を連続的に受信しようと試みる。そのため、基地局が、潜在的に活性状態であり得る移動局の全拡散符号の受信信号を連続的に逆拡散する必要がある。しかしながら、移動局は、通常、ほんのわずかな時間の間しか送信しないため、これによって、資源の使用量が極めて大きくなり、また、特に、受信機の演算処理資源の大部分が、移動局からの潜在的な送信を監視するために用いられるようになる。
従って、現在、H SUPA等のアップリンク通信チャネルをサポートし得る効率的な信号送信方式を提供する必要性が存在する。
このようなアップリンク信号送信方式は、好適には、HSUPAの全ての要件及びオプションと適合する。
例えば、HSUPAは時間フレーム構造を利用し、この場合通信チャネルは、TTI(送信時間間隔)として公知の連続する時間フレームに分割される。しかしながら、2ミリ秒の固定TTIが用いられるHSDPAとは対照的に、HSUPAは、2ミリ秒及び10ミリ秒双方のTTI継続時間を容認し得る。従って、アップリンク信号送信方式は、異なるフレーム長と適合することが好ましい。
従って、セルラ式通信システムにおける通信手段の改善は利点があり、また、特に、柔軟性を高め、資源使用量を低減し、演算処理負荷を低減し、また、HSUPAとの適合性及び/又は性能の改善を可能にするシステムは有利である。
従って、本発明は、好適には、1つ又は複数の上述した不利な点を単独又は任意の組合せで、緩和、軽減、又は解消する。
本発明の第1の側面によれば、セルラ式通信システムが提供される。セルラ式通信システムには、アップリンク通信チャネル用の資源割当てメッセージを送信するための第1基地局と、ユーザ設備と、が含まれる。ユーザ設備には、資源割当てメッセージを受信するための第1受信機と、第2メッセージの後続の送信を示す送信表示が含まれる第1メッセージを複数の基地局に送信する第1送信機と、第2メッセージ用の送信フォーマットを決定する第1コントローラと、が含まれる。第1送信機は更に、送信フォーマットを用いて第2メッセージを複数の基地局に送信するように動作可能である。セルラ式通信システムには更に複数の基地局が含まれる。複数の基地局には、第1メッセージを受信するための第2受信機と、第2受信機が送信表示の受信に応じて第2メッセージを受信するように構成するための構成コントローラと、が含まれる。第2受信機は更に、構成に応じて第2メッセージを受信するように動作可能である。
本発明は、セルラ式通信システムにおけるアップリンク通信を円滑にし得る。例えば、本発明は、他の基地局とは独立に、単一の基地局にデータをスケジュール化させつつ、ソフトハンドオーバをサポートするアップリンクパケットデータ通信を円滑にし得る。基地局が第1メッセージの受信に応じて、資源を受信するように構成するだけでよいため、複数の基地局における第2メッセージの受信に関連する資源要件は、低減される。第1メッセージは、連続な専用チャネル又は共有チャネル等、複数の基地局によって連続的に受信されるチャネル上で伝達し得る。本発明は、異なるフレーム間隔に適し得る。
第1メッセージは、資源割当てメッセージが受信されると直ぐに送信でき、また、第2メッセージは、適切な遅延の後送信し得る。遅延によって、複数の基地局は、第2受信機を準備状態に構成し得る。特に、第1メッセージは、第2メッセージ用の送信フォーマットが決定される前に送信し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、第1送信機は、ソフトハンドオーバ送信において、第2メッセージを複数の基地局に送信するように動作可能である。本発明は、ソフトハンドオーバ動作及び特に、パケットベースのサービス用のソフトハンドオーバ動作を円滑にし得る。ソフトハンドオーバ基地局は、第1メッセージが受信されるまで、資源をスケジュール化したり、第2メッセージを受信するための受信機資源を予約したりする必要がない。スケジューリングは、実質的に、単一の基地局によって行うことができ、該当情報は、ユーザ設備から送信された送信表示を介して、ソフトハンドオーバ基地局に伝達し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、複数の基地局の内の少なくとも1つの基地局には、ユーザ設備用のリンク品質を決定するためのリンク品質プロセッサが含まれ、少なくとも1つの基地局の構成コントローラは、リンク品質に応じて、第2メッセージを受信しないように第2受信機を構成するように動作可能である。
これによって、少なくとも1つの基地局の演算処理負荷を低減でき、また、特に、少なくとも1つの基地局が、第2メッセージの正常な受信に大幅に寄与しない状況下では、他の目的のために演算処理資源を解放し得る。具体的には、構成コントローラは、リンク品質が所定のしきい値より小さい場合、第2メッセージを受信しないように第2受信機を構成し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、リンク品質は、信号対雑音表示である。これによって、少なくとも1つの基地局が第2メッセージの受信に成し得る寄与の適切な表示が提供される。信号対雑音表示は、例えば、信号対雑音推定値、信号対干渉推定値又は組み合わせられた信号対雑音及び干渉推定値であってよい。
本発明の選択可能な特徴によれば、複数の基地局の内の少なくとも1つの基地局には、ユーザ設備用のリンク品質を決定するためのリンク品質プロセッサが含まれ、少なくとも1つの基地局の構成コントローラは、リンク品質に応じて、第1メッセージを受信しないように第2受信機を構成するように動作可能である。
これによって、少なくとも1つの基地局の演算処理負荷を低減でき、また、特に、少なくとも1つの基地局が、第2メッセージの正常な受信に大幅に寄与しない状況下では、他の目的のために演算処理資源を解放し得る。具体的には、構成コントローラは、リンク品質が所定のしきい値より小さい場合、第1メッセージを受信しないように第2受信機を構成し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、アップリンク通信チャネルは、パケットデータアップリンク通信チャネルである。本発明は、パケットデータアップリンク通信チャネルをサポートするための改善されたシステムを提供し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、第1送信機は、送信フォーマットを示す送信フォーマット表示を複数の基地局に送信するように動作可能である。これによって、複数の基地局における第2メッセージの受信を円滑にし得る。送信フォーマット表示は、例えば、第1メッセージ又は第2メッセージにおいて送信でき、あるいは、第1と第2メッセージとの間で分割し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、第1コントローラは、第2メッセージに関連する送信フォーマット表示の第1部分を第1メッセージにおいて、また、第2メッセージに関連する送信フォーマット表示の第2部分を第2メッセージにおいて、送信するように動作可能である。これによって、動作を円滑に及び/又は柔軟性を高くできる。例えば、第1メッセージは、幾つかの送信フォーマットパラメータを示す第1部分を含むことができ、他方、第2部分は、他の送信フォーマットパラメータを示し得る。これによって、例えば、容易に決定可能なパラメータが、資源割当てメッセージが受信されるやいなや送信される第1メッセージにおいて伝達でき、他方、遅延の後決定されるパラメータが、第2メッセージにおいて伝達される。
本発明の選択可能な特徴によれば、送信表示は、第1メッセージにおける送信フォーマット表示に存在する。これによって、送信表示の効率的な通信を提供し得る。例えば、幾つかの実施形態において、第1メッセージの専用フィールドは、送信表示のために一切予約されないが、フィールドが、1つ又は複数の送信フォーマットパラメータの表示の送信に割り当てられる。有効な送信フォーマット表示がこのフィールドに含まれる場合、この表示は、送信表示として機能し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、第1メッセージには、一組の符号語の内、送信フォーマット符号語用のフィールドが含まれ、第1送信機は、このフィールドにおける送信表示符号語を送信することによって送信表示を送信するように動作可能である。これによって、送信表示の効率的な通信を提供し得る。例えば、予め定義された送信表示符号語は、送信表示として解釈し得る。送信表示符号語は、幾つかの実施形態において、関連する送信フォーマットを有し、また、従って、送信フォーマット表示としての二重の機能を有し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、送信表示符号語は、送信フォーマットに関連しない一組の符号語における1つの符号語である。これによって、低度の複雑さで送信表示を伝達し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、第1メッセージには、一組の符号語の内、送信フォーマット符号語用のフィールドが含まれ、また、第1送信機は、フィールドにおいて情報コンテンツ符号語を送信することによって、情報コンテンツ表示を送信するように動作可能である。情報コンテンツ表示は、第2メッセージに関係し得る。これによって、情報が効率的に伝達され、複数の基地局が、例えば、第2メッセージの情報コンテンツを決定し得る。情報コンテンツ符号語は、幾つかの実施形態において特定の送信フォーマットにも関連する符号語であってよい。他の選択肢として、情報コンテンツ符号語は、幾つかの実施形態において特定の送信フォーマットに関連しないことを特徴とする符号語であってよい。
本発明の選択可能な特徴によれば、情報コンテンツ表示は、スケジューリング情報の存在又は送信フォーマット情報の存在の表示である。これによって、情報が存在する通信に関連する複雑さが低度であり又オーバーヘッドが小さい状態で、アップリンクスケジューリング情報及び送信フォーマット情報を多重化する効率的な方法を提供し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、送信フォーマットに関連する符号語は送信フォーマット情報の存在を示し、送信フォーマットに関連しない符号語はスケジューリング情報の存在を示す。これによって、適切なコンテンツ情報表示を伝達する効率的な方法が提供され、例えば、第2メッセージのコンテンツの決定を円滑にし得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、通信チャネルは時間フレームに分割され、また、送信表示は、送信表示が送信される時間フレーム後、所定数の時間フレームの間、第2メッセージの送信を示す。これによって動作が円滑になり、適切な性能が提供される。このことは、例えば、いつ第2メッセージが送信されるかに関する決定を円滑にし、及び/又は、充分な遅延が存在することを保証して、ユーザ設備及び/又は基地局が第2メッセージの通信準備ができるようにし得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、第1送信機は、制御チャネルにおいて第1メッセージを、また、ユーザデータチャネルにおいて第2メッセージを、送信するように動作可能である。このことは数多くの実施形態において極めて有利であり得る。具体的には本発明は、送信表示が受信されるまでユーザデータチャネルを無視しつつ、複数の基地局が制御チャネルだけを監視できるようにし得る。数多くの実施形態において、制御チャネルは他の理由で、例えば、パワー制御目的のために連続的に送信され、これによって、ユーザデータチャネルをサポートする際のオーバーヘッドが極めて小さくなる。
本発明の選択可能な特徴によれば、通信チャネルは、ユーザデータチャネルで多重化された制御チャネル時間が含まれる時間多重化チャネルである。本発明は幾つかの実施形態において、時間多重化制御及びユーザデータチャネルと適合するアップリンク情報の特に適切な通信を提供し得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、通信チャネルは時間フレームに分割される。各時間フレームには、制御チャネルのために割り当てられた少なくとも第1時間間隔と、ユーザデータチャネルのために割り当てられた少なくとも第2時間間隔と、が含まれる。第1送信機は、第1時間フレームにおいて第1メッセージを、また、第2時間フレームにおいて第2メッセージを送信するように動作可能である。第2メッセージは、例えば、第1メッセージが送信される時間フレームの後の時間フレームにおいて送信し得る。これによって、動作が円滑になり、適切な性能が提供される。このことは、例えば、いつ第2メッセージが送信されるかという決定を円滑にし、及び/又は、充分な遅延が存在することを保証して、ユーザ設備及び/又は基地局が第2メッセージを伝達する準備ができるようにし得る。
本発明の選択可能な特徴によれば、第1送信機は、インクレメンタル冗長再送信方式を用いて、少なくとも第2メッセージを送信するように動作可能である。インクレメンタル冗長再送信方式は、例えば、幾つかの第3世代セルラ式通信システムに用いられるハイブリッド自動繰り返し要求(H-ARQ)であってよい。
本発明の選択可能な特徴によれば、セルラ式通信システムはUMTSセルラ式通信システムである。
本発明の選択可能な特徴によれば、通信チャネルは高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)通信チャネルであり、第1送信機は、第1メッセージを強化型専用物理制御チャネル(E-DPCCH)上で、また、第2メッセージを強化型専用物理データチャネル(E-DPDCH)上で送信するように動作可能である。
本発明は、アップリンクHSUPAチャネルをサポートするための効率的な信号送信方式を提供し得る。本発明は、通常、HSUPAの全ての要件オプションと適合する信号送信方式を提供し得る。本発明は、特に、単一の基地局がアップリンクスケジューリングを実行できるようにし得る。更に一般的に、ユーザ設備が通信を行っている一組の基地局の内、本発明は、下位の組の基地局が、アップリンクスケジューリングを実行できるようにし得る。更に、本発明は、幾つかの実施形態において、ソフトハンドオーバ動作を円滑にし、また、特に、送信表示がE-DPCCH上で受信されるまで、基地局がユーザ設備用のE-DPDCHを無視できるようにし得る。
本発明の第2の側面によれば、ユーザ設備が提供される。ユーザ設備には、アップリンク通信チャネルの資源を割り当てる資源割当てメッセージを第1基地局から受信するための第1受信機と、第2メッセージの後続の送信を示す送信表示が含まれる第1メッセージを複数の基地局に送信する第1送信機と、第2メッセージ用の送信フォーマットを決定するための第1コントローラと、が含まれる。第1送信機は、更に、送信フォーマットを用いて、第2メッセージを複数の基地局に送信するように動作可能である。
本発明の第3の側面によれば、基地局が提供される。基地局には、送信表示が含まれる第1メッセージをユーザ設備から受信するための受信機であって、送信表示は、ユーザ設備からのアップリンク通信チャネルにおける第2メッセージの後続の送信を示す受信機と、送信表示の受信に応じて、第2メッセージを受信するように受信機を構成するためのコントローラと、が含まれる。受信機は、構成に応じて、第2メッセージを受信するように動作可能である。
本発明の第4の側面によれば、複数の基地局及びユーザ設備が含まれるセルラ式通信システムにおけるアップリンク通信の方法が提供される。本方法には、第1基地局からアップリンク通信チャネル用の資源割当てメッセージを送信する段階と、ユーザ設備において資源割当てメッセージを受信する段階が含まれる。ユーザ設備は、送信表示が含まれる第1メッセージを複数の基地局に送信し、送信表示は、第2メッセージの後続の送信を示す。更に、本方法には、複数の基地局において、第1メッセージを受信する段階と、送信表示の受信に応じて、第2メッセージを受信するように複数の基地局を構成する段階と、が含まれる。ユーザ設備は、第2メッセージ用の送信フォーマットを決定する。ユーザ設備は、送信フォーマットを用いて、第2メッセージを複数の基地局に送信し、また、複数の基地局は、第2メッセージを受信する。
本発明の第5の側面によれば、ユーザ設備からアップリンク通信を送信する方法が提供される。本方法には、ユーザ設備が、以下の段階を実行する段階が含まれる。即ち、アップリンク通信チャネルの資源を割り当てる資源割当てメッセージを第1基地局から受信する段階と、第2メッセージの後続の送信を示す送信表示が含まれる第1メッセージを複数の基地局に送信する段階と、第2メッセージ用の送信フォーマットを決定する段階と、送信フォーマットを用いて、第2メッセージを複数の基地局に送信する段階と、が含まれる。
本発明の第6の側面によれば、ユーザ設備からアップリンク通信を受信する方法が提供される。本方法には、基地局が、以下の段階を実行する段階が含まれる。即ち、送信表示が含まれる第1メッセージをユーザ設備から受信する段階であって、送信表示は、ユーザ設備からの通信チャネル上での第2メッセージの後続の送信を示す段階が含まれる。また、送信表示の受信に応じて、第2メッセージを受信するように受信機を構成する段階が含まれる。受信機は、構成に応じて、第2メッセージを受信するように動作可能である。
本発明のこれらの並びに他の側面、特徴及び利点は、以下に述べる実施形態から明らかになり、また、それらを参照して明らかにされるであろう。
本発明の実施形態について、一例としてのみ、図面を参照して述べる。
以下の説明は、第3世代セルラ式通信システム及び特に、UMTSセルラ式通信システムに適用可能な本発明の実施形態に着目する。しかしながら、本発明は、この用途に限定されず、数多くの他のセルラ式通信システムに適用されることを認識されたい。
図1は、本発明の実施形態に基づくセルラ式通信システムを示す。
セルラ式通信システム100には、多数のユーザ設備101が含まれるが、(分かり易くするために)その内の1つだけを示す。ユーザ設備101からのアップリンクパケットデータサービスは、多数の基地局103-109によってサポートされる。本実施形態では、1つの基地局は、ユーザ設備101からのパケットデータをスケジュール化するスケジューリング基地局103である。他の基地局105-109は、ユーザ設備101からの如何なるデータもスケジュール化しない。しかしながら、他の基地局105-109は、本例では、ユーザ設備101からのソフトハンドオーバ通信をサポートしているソフトハンドオーバ基地局である。従って、本例において、ユーザ設備101からのアップリンク送信は、この特定の例では、4つの基地局103-109によって受信される。4つの基地局103-109からの受信信号は、当業者には公知なように、受信データパケットを生成するために組み合わせられる。
例えば、ユーザ設備101は、加入者ユニット、移動局、通信端末、形態情報端末、ラップトップコンピュータ、埋め込み型通信プロセッサ、又は無線インターフェイスを介して通信を行う任意の通信要素であってよい。
図1の実施形態において、ソフトハンドオーバ基地局105-109は、スケジューリング基地局103からスケジューリング情報が提供されない。このシナリオに関連する問題は、ソフトハンドオーバ基地局105-109が、いつユーザ設備101からデータ送信が発生し得るかに関して何の情報も有さない場合、データパケットが送られる可能性があるデータチャネルを連続的に監視しなければならないことである。UMTSシステムの場合、ユーザ設備101は、データパケットを送信するために、また、ソフトハンドオーバをサポートするために、割り当てられた拡散符号を用い、基地局は、全てのサポートされるユーザ設備の拡散符号を用いて、受信される信号を連続的に逆拡散しなければならない。これによって、基地局の演算処理負荷が大きくなる。
用語「ソフトハンドオーバ基地局105-109及びスケジューリング基地局103」は、基地局の相違又は特定の機能を暗示せず、むしろ、図1の代表的なシナリオにおいて、ユーザ設備101からの特定のアップリンク送信に関して、基地局の特定の動作を参照する便宜的な用語として用いられることを認識されたい。
図1の実施形態において、ソフトハンドオーバ基地局105-109には、ユーザ設備101自体からユーザ設備101用のスケジューリング情報が提供される。特に、ユーザ設備101は、スケジューリング基地局103から資源割当てを受信すると、引き続き、割り当てられた資源において、データ送信の準備をするだけでなく、送信が行われることを示すために、ソフトハンドオーバ基地局105-109への送信表示の送信も行う。
図2は、図1のセルラ式通信システム100のユーザ設備103を示す。明確にまた簡潔にするために、図2は、当業者に対して実施形態を説明するために必要なユーザ設備101の機能だけを示す。従って、図2に示す機能要素に加えて、ユーザ設備101には、通常、当業者には公知なUMTS技術仕様に基づき、通信処理に必要な又は望まれる他の機能を含み得る。
図2には、第1受信機203及び第1送信機205に(例えば、送受切り換え装置(図示せず)を通して)接続されるアンテナ201が含まれる。第1受信機203には、無線インターフェイスを介して、1つ又は複数の基地局から送信される信号を受信するための機能が含まれ、第1送信機には、無線インターフェイスを介して、信号を1つ又は複数の基地局に送信するための機能が含まれる。第1受信機203及び第1送信機205は、送信コントローラ207に接続されている。
使用時、スケジューリング基地局103は、資源割当てメッセージをユーザ設備101に送信し得る。資源割当てメッセージは、第1受信機203によって受信され、送信コントローラ207に供給される。資源割当てメッセージの受信に応じて、送信コントローラは、第1送信機205を制御して送信表示を基地局103-109に送信させる。送信表示は、第1メッセージにおいて送信され、ユーザデータが含まれる第2メッセージの後続の送信を示す。
第1メッセージ及び送信表示は、任意の適切な時間に送信し得ることを認識されたい。好適には、送信表示は、直ちに、即ち、資源割当てメッセージが受信された後直ぐに送信される。幾つかの実施形態において、送信コントローラ207は、割り当てられた資源に関連する時間を決定し、また、この時間に応じて、第1メッセージを送信するための時間を決定し得る。例えば、送信コントローラ207は、資源が割り当てられた時間フレームを決定し、また、このフレームに先立って、固定数のフレームの間送信表示を送信し得る。これによって、単純に、送信表示が受信された時からいつ第2メッセージが予期されるか受信基地局が容易に判断できるようにし得る。
幾つかの実施形態において、送信表示は、第2メッセージが送信されることを示す単なるフラグである。しかしながら、幾つかの実施形態において、送信コントローラ207は、いつ第2メッセージが送信されるかについての表示を提供する送信表示を生成し得る。幾つかの実施形態において、第1メッセージには、具体的には、資源割当てメッセージの情報を含み得る。更に、幾つかの実施形態において、送信表示は、誤り訂正符号で符号化し、チェックサムで保護でき、また、他の実施形態では、符号化しなくてもよい。
送信コントローラ207は、更に、引き続き、第2メッセージ用の送信フォーマットを決定する。送信フォーマットは、例えば、特定の変調方式及び誤り符号化方式を含み得る。送信フォーマットは、伝搬条件に応じて選択でき、また、リンク適合を行うために用い得る。また、送信フォーマットは、ユーザ設備が利用可能な送信パワーの量に応じて及び/又は送信が必要なデータの量に応じて、選択し得る。
適切な送信フォーマットの決定の後、また、資源割当てメッセージに指定された時間に、送信コントローラ207は、更に、アップリンクユーザデータパケットの全て又は一部が含まれる第2メッセージを第1送信機205によって送信する。
図3は、図1のセルラ式通信システムのソフトハンドオーバ基地局105を示す。明確にまた簡潔にするために、図3は、当業者に実施形態を説明するために必要な基地局105の機能だけを示す。従って、図2に示す機能要素に加えて、基地局105には、通常、当業者には公知のUMTS技術仕様に基づき、通信を行うために必要な又は望まれる他の機能を含み得る。
基地局105には、UMTS無線インターフェイスを介して、ユーザ設備から送信される信号を受信する第2受信機303に接続されるアンテナ301が含まれる。第2受信機3 03は、第2受信機303からデータを受信し、固定ネットワーク及び特に、RNC(図示せず)に出力する受信コントローラ305に接続される。受信コントローラ305は、更に、第2受信機303を制御し、固定ネットワークにおける他のネットワーク要素をアドレス指定するように動作可能である。
使用時、第2受信機303は、ユーザ設備101から送信される第1メッセージを受信し得る。第1メッセージのデータは、送信標識の存在を検出する受信コントローラ305に供給し得る。従って、受信コントローラ305は、第2メッセージがユーザ設備101から送信される予定であることを識別し、従って、引き続き、第2メッセージを受信するように第2受信機を構成する。
例えば、第1メッセージは、専用制御チャネル上でユーザ設備101によって送信でき、第2受信機303は、この制御チャネルを連続的に監視し得るが、ユーザ設備101のユーザデータチャネルのいずれも監視し得ない。ユーザ設備101は、ユーザデータチャネル上で第2メッセージを送信し得る。従って、送信表示が制御チャネル上でメッセージ中に検出される場合、受信コントローラ305は、引き続き、適切なユーザチャネル上で受信を行うように第2受信機303を構成する。具体的には、受信コントローラ305は、送信表示を検出する場合、引き続き、第2メッセージの送信時間を決定し(例えば、第2メッセージは、第1メッセージを基準にした所定の遅延で送信し得る)、また、ユーザ設備101のユーザデータチャネルの拡散符号を用いて、受信信号を逆拡散及び復号化するように第2受信機303を構成し得る。受信コントローラ305は、H-ARQの目的ために、逆拡散受信信号を以前受信された逆拡散信号とソフト組み合わせするように第2受信機303を構成し得る。従って、第2受信機303は、第2メッセージを受信し、これをRNCに転送し、ソフトハンドオーバに関係する他の信号と組み合わせ得る。
従って、第2受信機303は、制御チャネルを連続的に監視するだけでよく、送信表示が受信されていない場合、ユーザデータチャネルを監視する必要はない。数多くのパケットデータサービスにおいて、ユーザ設備101は、相対的に短い時間の間だけ送信し、この手法は、従って、基地局の資源の使用量を大幅に低減し、コスト低減、演算処理負荷の低減、電力消費量の低減、及び故障確率の低減が可能である。
幾つかの実施形態において、アップリンク通信チャネルは、特に、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)通信チャネルであってよい。
HSUPAの例では、各活性状態のユーザ設備は、強化型専用物理制御チャネル(E-DPCCH)チャネルの形態での関連する制御チャネルと、強化型専用物理データチャネル(E-DPDCH)の形態での関連するユーザデータチャネルと、を有する。
HSUPA仕様に基づき、E-DPDCH上のアップリンクトラフィックは、図1の例では、スケジューリング基地局103であってよいサービス提供基地局によって、スケジュール化される。情報をスケジュール化するために、ユーザ設備101は、スケジューリング情報をスケジューリング基地局103に送信しなければならない。例えば、ユーザ設備101は、それが送信目的で有する待ち状態のデータ量を伝えなければならない。スケジューリング基地局103は、ユーザ設備101からのデータをスケジュール化すると、資源割当てメッセージをユーザ設備101に送信する。資源割当てメッセージは、ユーザ設備101がその間に送信し得る時間間隔と、送信のためにユーザ設備101が用い得る最大パワーの表示に存し得る。
HSUPAにおいて、通信は、H-ARQとして公知のインクレメンタル冗長再送信方式を用いて行われる。H-ARQ方式には、元の送信と再送信とのソフト組合せが含まれ、動的リンク適合を提供する。従って、ユーザ設備101は、資源割当てメッセージを受信すると、引き続き、割り当てられた時間間隔及び最大パワーしきい値内で送信に用いられる予定の適切な送信フォーマットを決定する。
基地局が送信を受信するために、ユーザ設備101は、送信フォーマット情報を基地局に送信する。これに応じて、基地局は、選択された送信フォーマットを用いて、送信を受信するようにそれらの受信機を構成する。送信フォーマットは、例えば、特定の変調方式、誤り符号化方式及びインクレメンタル冗長方式の選択を含み得る。
HSUPAシステムにおいて、ユーザ設備101は、従って、E-DPCCH上で、スケジューリング情報及び送信フォーマット情報を送信する。更に、本発明の幾つかの実施形態に基づき、ユーザ設備101は、更に、E-DPCCH上で、送信表示を送信する。送信表示は、E-DPDCH上でのユーザデータ送信に先立ち送信され、また、基地局がE-DPDCH上でユーザデータ送信を受信するようにそれら自体を構成させ得る。
HSUPAシステムにおいて、ユーザ設備のソフトハンドオーバをサポートするあらゆる非スケジューリング基地局は、いつユーザ設備から送信を行い得るかについての情報は一切有さない。従って、従来、これら基地局は、各サポートされるユーザ設備からの送信について、E-DPCCH及びE-DPDCHの双方を連続的に監視しなければならない。E-DPCCH及びE-DPDCHは異なる拡散符号を用いて送信されるため、これによって、受信機資源要件が大きくなる。しかしながら、本発明の幾つかの実施形態に基づき、基地局は、E-DPCCHだけを監視すればよく、また、E-DPCCH上で送信表示が受信されるまでE-DPDCHを無視することができる。これによって、基地局の受信機資源使用量を実質的に低減し得る。
HSUPAにおいて、通信チャネルは、送信時間間隔(TTI)として公知の時間フレームに分割される。TTIは、更に、スロットに分割し得る。HSUPAの場合、TTIは、2ミリ秒又は10ミリ秒のいずれかの継続時間を有することができ、スロットは、0.67ミリ秒の継続時間を有する。E-DPCCH及びE -DPDCHのTTI及びスロットは、これらのチャネルが符号多重化される場合、同期化し得る。
具体的な例として、以下の表1に示す情報は、本発明の幾つかの実施形態に基づき、E-DPCCH上でユーザ設備101によって、送信し得る。
Figure 2006087116
表において、次の略号が用いられている。
SI-スケジューリング情報
PMI-パワーマージン標識、例えば、DPCCHに対するE-DPDCHの最大パワー比
BOI-キューの深さ及び/又はキューの充足レートを示す
TFRI-輸送フォーマット関連情報
NDI-新データ標識、2ビット
MCS-変調符号方式-E-TFC標識、5ビット
IRバージョン-NDI(又はE-TFC標識)との組合せ
TXI-送信標識
送信標識TXIが含まれることによって、基地局は、時間及びレートスケジューリングが用いられる場合、それらの資源を効率的に管理し得る。このことは、特に、ソフトハンドオーバ時、異なる基地局からサービス提供されているユーザ設備にとって重要である(サービス提供セルは、ユーザ設備がスケジューリング信号送信方式を受信する活性状態の組のセルである。活性状態の組のハンドオフは、与えられたユーザ設備用のTTI当たり1つだけのサービス提供セルが存在するという仮定に基づき、'サービス提供セル'状態を異なる活性状態の組のセルに移行するために用いられる。)TFRI内である代わりに、TXIは、TFRI又はSIのいずれかと独立に送信し得ることを認識されたい。
TXIの場合、サービスが提供されない大多数のユーザ設備に対して、E-DPCCH資源だけをサポートする必要がある。周囲の基地局から時間及びレートスケジュール化される少数のユーザにE-DPDCH用の資源だけを一度に提供する必要がある。TXIは、必要な処理資源をE-DPDCHに割り当てる時間を基地局に与えるために、前もって送られる。
幾つかの実施形態において、送信標識は、誤り訂正符号で符号化し、チェックサムで保護し得る。例えば、符号化細目(例えば、符号レート)は、E-DPCCH上で搬送される他の情報の関数であってよい。例えば、送信標識、TFRI及びスケジューリング情報が全て同じTTIで送信されレート1/2符号化を用い得ない場合、レート1/3符号化を用い得る。SIの有無は、通常、(SIに報告周波数を割り当てる上位層信号送信方式に基づき)基地局には分かっていることがある。このように、ノードBは、どのような種類の符号化レート(例えば、R=l/2又はR=l/3)をE-DPCCHに適用すべきか分かっている。
幾つかの実施形態において、送信表示は、(所定数の時間フレームの少数であると見なし得る指定数のタイムスロット又は時間フレームと等価であると見なし得るスロットを含み)TXIが受信された時間フレーム後の所定数の時間フレームにおけるE-DPDCH上での第2メッセージの送信の表示である。
例えば、2msTTINの間にTXIが受信される場合、このことは、N+2の2 msTTIにおいて送信が始まることを示し得る。
従って、本発明の幾つかの実施形態は、2ms及び10msTTI双方用のハイブリッドARQプロトコル及び基底帯域スケジューリング並びに'レート'スケジューリング及び'時間+レート'スケジューリング双方をサポートするのに必要な効率的なアップリンク信号送信方式設計を可能にし得る。
幾つかの実施形態において、基地局には、更に、ユーザ設備用のリンク品質を決定するリンク品質プロセッサを含み得る。リンク品質プロセッサは、具体的には、(信号対干渉推定値を含み)信号対雑音推定値を決定し得る。構成コントローラは、リンク品質に応じて受信機を構成し得るが、具体的には、リンク品質が予め定義されたしきい値を下回る場合、E-DPCCH及び/又はE-DPDCH上で送信を受信するように受信機が構成されることを回避し得る。
これによって、受信機の更なる資源要件の低減のために複雑さが低度の手法を提供し得る。特に、リンク品質が低い場合、基地局のソフトハンドオーバに対する寄与は小さく、従って、受信機資源は、他の目的のために予約し得る。従って、このような実施形態では、ローカルな信号品質情報に基づき、非サービス提供基地局がこれらの資源を任意に割り当てることによって、受信機資源は、更に、低減し得る。
幾つかの実施形態において、ユーザ設備101は、送信フォーマット表示を複数の基地局に送信することが可能であり、ここで、送信フォーマット表示は、送信フォーマットを示す。HSUPA用途の場合、送信フォーマット表示は、E-DPCCH上で送信されるTFRIの形態で送信される。
幾つかの実施形態において、送信フォーマット表示は、複数のメッセージを介して配信し得る。例えば、ある送信フォーマット情報は、送信表示と共に第1メッセージで送信し得る。具体的には、送信表示は、送信フォーマット表示自体によって提供し得る。例えば、送信フォーマット情報を一切含まない第1メッセージが受信される場合、このことは、ユーザデータメッセージが送信されようとしている兆候だと見なし得るが、他方、送信フォーマット表示が含まれる第1メッセージが受信される場合、このことは、送信フォーマット表示が示す送信フォーマットを用いて、ユーザデータの更なる送信が続く兆候だと見なし得る。
従って、幾つかの実施形態において、送信表示は、第1メッセージにおける送信フォーマット表示の存在に存し得る。
幾つかの実施形態において、(特に、長いTTI、例えば、10msの場合)、通信チャネルは、時間多重化チャネルであり、この場合、制御チャネルは、ユーザデータチャネルで時間多重化される。例えば、通信チャネルは、時間フレームに分割し得るが、この場合、各時間フレームには、制御チャネルに割り当てられる少なくとも第1時間間隔と、ユーザデータチャネルに割り当てられる少なくとも第2時間間隔と、が含まれる。そして、ユーザ設備は、第1時間フレームで第1メッセージを、また、例えば、次の時間フレーム等の第2時間フレームで第2メッセージを、送信し得る。
例えば、HSUPA用途の場合、E-DPCCHは、時間フレームの(3つのスロットに対応する)最初の2ミリ秒に割り当てることができ、また、E-DPDCHは、時間フレームの(12のスロットに対応する)次の8ミリ秒に割り当て得る。従って、E-DPCCH及びE-DPDCHは、同じ又は異なる拡散符号に時間多重化し得るが、拡散符号は、一度に1つだけ活性状態である。これによって、最大値対平均送信パワー比を低減し、これによって、ユーザ設備の送信パワー増幅器の設計を容易にし得る。また、時間多重化構造の場合、異なるチャネル利得がE-DPCCH及びE-DPDCHに適用され、このため、E-DPCCH及びE-DPDCH上のパワーは、独立に制御されることに留意されたい。
この場合、最初の2ミリ秒の期間がTFRI情報の形態で送信フォーマット表示の送信を含むならば、このことは、第2メッセージ後続の送信の兆候であると見なすことができ、また、基地局は、E-DPDCHを受信するように受信機を構成し得る。
このシナリオにおいて、TFRI(又は、別の送信表示)は、E-DPCCHの2ミリ秒期間の第1スロットの間に送信でき、また、別々に符号化し得るE-DPCCHの次の2つのスロットは、スケジューリング情報及びチェックサムデータ等の他の情報を含み得る。これによって、基地局が、次の8ミリ秒時間間隔において、E-DPDCHを受信するようにその受信機を構成するために、(1.33ミリ秒と等価な)2つのスロットが提供される。従って、第1メッセージ及び第2メッセージは、同じ時間フレームで送信し得る。
従って、幾つかのこのような実施形態において、別のTXIは、必要でない。むしろ、E-DPCCHは、部分1及び部分2に分割し得る。部分1は、1つのスロットを占有し、TFRIを搬送し得る。部分2は、スケジューリング情報及び(部分1及び2双方に渡って算出された)チェックサムデータを含み得る。この構造によって、基地局が事前にE-DPDCHの処理に資源を割り当てる時間が提供される。このことは、基地局(即ち、非サービス提供基地局)によってスケジュール化されようとしていないユーザ設備を効率的に扱うために、ソフトハンドオーバにおいて、特に、重要であり、こうして、常に、全てのユーザ設備に対して、処理資源は、E-DPDCHには不要である。
幾つかの実施形態において、第1メッセージは、送信フォーマット表示を伝達するための所定のフィールドを有し得る。(特別な2進数値等の)多数の符号語を、特定の送信フォーマットに対応するように定義し得る。幾つかのこのような実施形態において、送信表示は、送信フォーマットフィールドにおいて予め定義された符号語の送信によって、送信し得る。幾つかの実施形態において、予め定義された符号語は、特定の送信フォーマットに関連付けてもよい。
しかしながら、他の実施形態において、送信表示は、有効な送信フォーマット表示ではない符号語に関連付けてよい。従って、第1メッセージを受信すると、基地局は、送信フォーマットフィールドのデータを抽出し、これを所定の値と比較し得る。受信符号語が、予め定義された送信表示符号語である場合、基地局は、引き続き、第2メッセージを受信するように受信機を構成する。
これによって、送信表示の極めて効率的な通信を提供し、特に、送信表示用の専用フィールドの必要性をなくし得る。例えば、14の可能な送信フォーマットを用い得る実施形態では、4つのビットのフィールドが、通常、アップリンク制御メッセージに予約される。この場合、未使用ビット組合せの1つを送信表示に用い得る。
幾つかの実施形態において、類似の原理を用いて、送信される情報のタイプの表示を提供し得る。従って、第1メッセージは、送信フォーマット符号語用のフィールドを含み、また、ユーザ設備は、このフィールドで情報コンテンツ符号語を送信することによって、情報コンテンツ表示を送信し得る。
例えば、ユーザ設備は、もう1つのフィールド又はスロットにスケジューリング情報又は送信フォーマット情報が含まれるか否かの表示を送信し得る。
HSUPA用途の特定の例では、E-DPCCHを用いて、送信フォーマット又はスケジューリング情報のいずれかを送ってよい。本例において、第1フィールドは、送信フォーマット(TFRI)情報に予約され、他方、第2フィールドは、スケジューリング情報又は送信フォーマット情報のいずれかに用い得る。本例において、第1フィールドの未使用又は未割当て送信フォーマット値は、E-DPCCHが、第2フィールドにTFRI又はスケジューリング情報を含むか否か示すために用いられる。具体的には、第1フィールドが、有効な送信フォーマット符号語を含む場合、このことは、第2フィールドが、送信フォーマット情報も含む兆候であると見なされる。しかしながら、第1フィールドが、無効な、未使用の又は未割当ての送信フォーマット符号語を含む場合、このことは、第2フィールドが、スケジューリング情報を含むという兆候であると見なされる。他の選択肢として、未使用TFRI符号語が送信される場合、このことは、TFRIが通常対応するTTIの間に、データ送信が存在しないという兆候であり得る。
分かり易くするための上記説明によって、異なる機能ユニット及びプロセッサを参照して発明の実施形態について記述したことを認識されたい。しかしながら、本発明から逸脱することなく、任意の適切に配分された機能を異なる機能ユニットとプロセッサとの間で用い得ることは明白である。例えば、別々のプロセッサ又はコントローラによって実行されるように示した機能は、同じプロセッサ又はコントローラによって実行し得る。従って、特定の機能ユニットに対する言及は、厳密な論理的もしくは物理的構造や構成を示すというよりもむしろ、単に、記述した機能を提供するための適切な手段に対する言及であると理解されたい。
本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組合せを含む任意の適切な形態で実現し得る。本発明は、1つ又は複数のデータプロセッサ及び/又はデジタル信号プロセッサ上で走るコンピュータソフトウェアとして少なくとも部分的に任意に実現し得る。本発明の実施形態の要素及び構成要素は、任意の適切な方法で、物理的に、機能的に、及び論理的に実現し得る。実際、この機能は、単一のユニットで、複数のユニットで、又は他の機能ユニットの一部として実現し得る。このように、本発明は、単一のユニットで実現したり、異なるユニットとプロセッサとの間で物理的に且つ機能的に分散したりできる。
本発明は、幾つかの実施形態と関連して説明したが、本明細書に述べた特定の形態に限定するものではない。むしろ、本発明の範囲は、添付の請求項によってのみ限定される。更に、ある特徴が特定の実施形態と関連して記述されるように見えるが、当業者は、記述した実施形態の様々な特徴は、本発明に基づき組合せ得ることを認識されたい。請求項では、用語“含まれる”は、他の要素又はステップの存在を除外しない。
更に、個々に記載したが、複数の手段、要素、又は方法のステップは、例えば、単一のユニット又はプロセッサによって実現し得る。更に、個々の特徴を異なる請求項に含み得るが、これらは、有利に組み合わせることが可能であり、また、異なる請求項への包含は、特徴の組合せが実現可能でない及び/又は有利でないことを意味しない。更に、1つの範疇の請求項への特徴の包含は、この範疇への限定を暗示するものではなくむしろ、特徴が、適宜、他の請求項の範疇にも等しく適用可能であることを示す。更に、請求項における特徴の順番は、特徴が機能しなければならない何らかの特定の順番を暗示するものではなく、また、特に、方法請求項における個々のステップの順番は、それらのステップが、この順番で実行されなければならないことを暗示するものではない。むしろ、これらのステップは、いずれか適切な順番で実行し得る。更に、単数形の言及は、複数を除外しない。従って、“1つ(不定冠詞)”、“第1”、“第2”等の言及は、複数を除外しない。
本発明の実施形態に基づくセルラ式通信システムを示す図。 本発明の実施形態に基づくユーザ設備を示す図。 本発明の実施形態に基づく基地局を示す図。

Claims (15)

  1. セルラ式通信システムにおいて、
    アップリンク通信チャネル用の資源割当てメッセージを送信するための第1基地局と、
    OLE_LINK1ユーザ設備OLE_LINK1であって、前記資源割当てメッセージを受信するための第1受信機と、
    第2メッセージを続けて送信することを示す送信表示が含まれる第1メッセージを複数の基地局に送信する第1送信機と、
    前記第2メッセージ用の送信フォーマットを決定する第1コントローラと、が含まれ、
    前記第1送信機は、更に、前記送信フォーマットを用いて、前記第2メッセージを前記複数の基地局に送信するように動作可能である、前記と、
    複数の基地局であって、
    前記第1メッセージを受信するための第2受信機と、
    前記送信表示の受信に応じて前記第2メッセージを受信するように前記第2受信機を構成するための構成コントローラと、が含まれ、
    前記第2受信機は、更に、前記構成に応じて前記第2メッセージを受信するように動作可能である、前記基地局と、
    が含まれるセルラ式通信システム。
  2. 請求項1に記載のセルラ式通信システムであって、
    前記第1送信機は、ソフトハンドオーバ送信において、前記第2メッセージを前記複数の基地局に送信するように動作可能であるセルラ式通信システム。
  3. 請求項1に記載のセルラ式通信システムであって、
    前記複数の基地局の内、少なくとも1つの基地局には、前記ユーザ設備用のリンク品質を決定するためのリンク品質プロセッサが含まれ、前記少なくとも1つの基地局の前記構成コントローラは、前記リンク品質に応じて前記第2メッセージを受信しないように前記第2受信機を構成するように動作可能であるセルラ式通信システム。
  4. 請求項1に記載のセルラ式通信システムであって、
    前記複数の基地局の内、少なくとも1つの基地局には、前記ユーザ設備用のリンク品質を決定するためのリンク品質プロセッサが含まれ、前記少なくとも1つの基地局の前記構成コントローラは、前記リンク品質に応じて前記第1メッセージを受信しないように前記第2受信機を構成するように動作可能であるセルラ式通信システム。
  5. 請求項1に記載のセルラ式通信システムであって、
    前記アップリンク通信チャネルは、パケットデータアップリンク通信チャネルであるセルラ式通信システム。
  6. 請求項1に記載のセルラ式通信システムであって、
    前記第1送信機は、前記送信フォーマットを示す送信フォーマット表示を前記複数の基地局に送信するように動作可能であるセルラ式通信システム。
  7. 請求項1に記載のセルラ式通信システムであって、
    前記通信チャネルは時間フレームに分割され、また、前記送信表示は、同送信表示が送信される時間フレーム後、所定数の時間フレームの間、前記第2メッセージの送信を示すセルラ式通信システム。
  8. 請求項1に記載のセルラ式通信システムであって、
    前記第1送信機は、制御チャネルにおいて前記第1メッセージを、また、ユーザデータチャネルにおいて前記第2メッセージを、送信するように動作可能であるセルラ式通信システム。
  9. 請求項1に記載のセルラ式通信システムであって、
    前記第1送信機は、インクレメンタル冗長再送信方式を用いて、少なくとも前記第2メッセージを送信するように動作可能であるセルラ式通信システム。
  10. 請求項1に記載のセルラ式通信システムであって、
    前記セルラ式通信システムは、UMTSセルラ式通信システムであるセルラ式通信システム。
  11. ユーザ設備であって、
    アップリンク通信チャネルの資源を割り当てる資源割当てメッセージを第1基地局から受信するための第1受信機と、
    第2メッセージを続けて送信することを示す送信表示が含まれる第1メッセージを複数の基地局に送信する第1送信機と、
    前記第2メッセージ用の送信フォーマットを決定するための第1コントローラと、が含まれ、
    前記第1送信機は、更に、前記送信フォーマットを用いて、前記第2メッセージを前記複数の基地局に送信するように動作可能であるユーザ設備。
  12. 基地局であって、
    ユーザ設備から送信表示が含まれる第1メッセージを受信するための受信機であって、前記送信表示は、前記ユーザ設備からのアップリンク通信チャネルにおける第2メッセージの後続の送信を示す前記受信機と、
    前記送信表示の受信に応じて、前記第2メッセージを受信するように前記受信機を構成するためのコントローラと、
    が含まれ、
    前記受信機は、前記構成に応じて、前記第2メッセージを受信するように動作可能である基地局。
  13. 複数の基地局及びユーザ設備が含まれるセルラ式通信システムにおけるアップリンク通信の方法であって、
    第1基地局からアップリンク通信チャネル用の資源割当てメッセージを送信する段階と、
    ユーザ設備において前記資源割当てメッセージを受信する段階と、
    第2メッセージの後続の送信を示す送信表示が含まれる第1メッセージを前記ユーザ設備から複数の基地局に送信する段階と、
    複数の基地局において前記第1メッセージを受信する段階と、
    前記送信表示の受信に応じて、前記第2メッセージを受信するように前記複数の基地局を構成する段階と、
    前記ユーザ設備によって前記第2メッセージ用の送信フォーマットを決定する段階と、
    前記送信フォーマットを用いて、前記第2メッセージを前記ユーザ設備から前記複数の基地局に送信する段階と、
    前記複数の基地局において前記第2メッセージを受信する段階と、
    が含まれる方法。
  14. ユーザ設備からアップリンク通信を送信する方法であって、前記方法には、前記ユーザ設備が、
    第1基地局からアップリンク通信チャネルの資源を割り当てる資源割当てメッセージを受信する段階と、
    第2メッセージを続けて送信することを示す送信表示が含まれる第1メッセージを複数の基地局に送信する段階と、
    前記第2メッセージ用の送信フォーマットを決定する段階と、
    前記送信フォーマットを用いて、前記第2メッセージを前記複数の基地局に送信する段階と、
    を実行する方法。
  15. ユーザ設備からアップリンク通信を受信する方法であって、前記方法には、基地局が、
    送信表示が含まれる第1メッセージをユーザ設備から受信する段階であって、前記送信表示は、前記ユーザ設備からの通信チャネル上で第2メッセージを続けて送信することを示す前記段階と、
    前記送信表示の受信に応じて、前記第2メッセージを受信するように前記受信機を構成する段階であって、前記受信機は、前記構成に応じて、前記第2メッセージを受信するように動作可能である前記段階と、
    を実行する方法。
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