JP2006085324A - レプリケーションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】レプリケーションシステムにおいて、トラフィックの増大を防ぎ、効率良く迅速に不整合を解消する。
【解決手段】マスタストレージサーバと、このマスタストレージサーバに対してレプリケーションを構成するスレーブストレージサーバを有し、UAPからマスタストレージサーバに送信されたファイルをスレーブストレージサーバに転送するレプリケーションシステムにおいて、障害発生等によりマスタストレージサーバとスレーブストレージサーバ間に不整合が生じた場合、不整合となる更新情報を格納して管理するキューファイル125と、キューファイル125に更新情報を格納するに際して、最新の更新情報を残すようにキューファイル125を整理するキュー情報管理部124を有する。障害復旧時に、キューファイル125に保管された最新の更新情報に基づいてファイルを復元する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク上に接続された複数のストレージサーバで構成されるレプリケーションシステムに係り、特にあるストレージサーバに障害が発生した場合の障害回復の処理に関するものである。
ネットワーク上に接続された複数のストレージサーバを含むシステムにおいて、レプリケーションを構成しているストレージサーバ間に不整合が発生した場合に、その不整合を解消して、サーバ間の整合性を保証することが必要である。その整合性を管理するための技術として、ストレージサーバ間のデータを全件比較し、異なる情報のみを最新情報に更新する方法が一般的に知られている。
しかし、サーバで扱われるデータの容量が飛躍的に増加している昨今においては、上記の方法はストレージサーバに対する負荷が大きく、また処理時間が膨大にかかってしまうという欠点がある。
この対策に関するデータベースのレプリケーションを実現する技術として、キューファイルを用いて不整合を解消する技術が知られている。この技術は、差分のデータだけを更新することにより効率的にデータの整合性を保証できる。
データベースのレプリケーションシステムに係る従来技術として、例えば、特許文献1(特開平6−332919号公報)に記載された技術が知られている。この技術は、レプリケーションのため抽出した更新情報を一旦キューファイルに格納し、UAP(ユーザ・アプリケーション・プログラム)による更新とは非同期にターゲットサイトへのレプリケーションを可能にするというものである。このため、あるサイトで障害が発生しても、障害発生時点からの更新情報はキューファイルに格納され続けるので、障害復旧後は差分の更新だけで不整合が解消される。
また、特許文献2(特開2000−20366号公報)には、レプリケーションのために抽出したキューファイルを送信先毎に別々に持つことで、特定のターゲットサイトの障害が全体のレプリケーションシステムへ影響することを防ぐ技術が開示されている。
しかしながら、上記のいずれの文献に記載の技術も、データベースを前提としたレプリケーション技術であるため、ロールバックができるように、全てのUAPからのコマンド履歴をキューファイルに蓄積している。
一方、ストレージサーバ間の不整合を迅速に解消する場合、データベースのように全ての履歴情報をキューファイルに蓄積する必要はなく、最新情報のみで良い。さらに、ストレージサーバの場合は、大きなサイズのファイルを扱うことも多いため、無駄な履歴情報によるストレージサーバ間のファイルアクセスが致命的なトラフィック増大へとつながり、システム全体へ影響することも考えられる。
特開平6−332919号公報 特開2000−20366号公報
前述したように、レプリケーションシステムの整合性をとるためにストレージサーバ間のデータを全件比較して異なる情報のみを最新情報にする方法は、データ容量が飛躍的に増加している昨今において非常に効率が悪い。
また、前述のデータベースのレプリケーションシステムで利用されている全ての更新情報をキューファイルに格納する方法は、ストレージサーバ間の不整合を解消する場合など最新情報以外の履歴を必要としない場合においては非効率であり、ストレージサーバ間の無駄なファイルアクセスはシステム全体に影響を及ぼすという問題がある。
本発明の目的は、レプリケーションシステムにおいてトラフィックの増大を防ぎ、効率良く迅速に不整合の解消を可能とすることにある。
本発明は、外部例えばUAPから第1のストレージサーバに送信されたファイルを、レプリケーションを構成する第2のストレージサーバに転送するレプリケーションシステムにおいて、第1のストレージサーバと第2のストレージサーバ間に不整合が生じた場合、不整合な更新情報をキューファイルに格納する。そして、障害時に生じる更新情報をキューファイルに格納する前に、キューファイルに既に保管されている更新情報を検索して、最新の更新情報をキューファイルに格納するように更新情報を整理する。障害復旧時には、キューファイルに保管された最新の更新情報に基づいてファイルを復元する。
好ましい例では、第1のストレージサーバにキューファイルに更新情報を書き込む時に最新の更新情報を残すように、キューファイル内の更新情報を整理するためのキュー情報管理部を有する。好ましい例では、キュー情報管理部は、ファイルの複製時に発生するファイルアクセスを減らすように、第1のストレージサーバ上のファイルパスとそのファイルに対する操作情報を管理する。
本発明によれば、レプリケーションを構成しているストレージサーバ間に不整合が生じた場合に、ストレージサーバ間のファイルアクセスが最小になるようにキューファイルを整理することができる。これにより障害復旧後の不整合の解消に伴う無駄なファイルコピーによるトラフィックの増大を防ぎ、効率良く迅速に不整合の解消をすることができる。とりわけUAPからの操作がファイルの上書きやボリューム間の移動の場合は、無駄なファイルの書き込みを省くことができるため効果的である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態によるレプリケーションシステムについて詳細に説明する。
図1は一実施形態によるレプリケーションシステムの構成を示すブロック図である。
図1において、レプリケーションシステム10は、UAP(ユーザ・アプリケーション・プログラム)11で発生されるアクセス要求を受けてデータ処理を行なうものであり、マスタストレージサーバ12と、マスタストレージサーバ12のデータの複製先となる複数のスレーブストレージサーバ14,16,18を有する。
マスタストレージサーバ12は、OS121、記憶装置122、ファイル転送部123、キュー情報管理部124、スレーブストレージサーバごとに管理されるキューファイル125を有して構成される。即ち、3台のスレーブストレージサーバ14、16,18に対応して3つのキューファイル125が用意される。ここで、キューファイル125は、あるスレーブストレージサーバに障害が発生した時、そのファイルの複製先となったスレーブストレージサーバに対応したキューファイル125にファイルの更新情報を格納して保持する。障害回復時にこの更新情報を参照することにより、元のファイルを復元する。キュー情報管理部124は、キューの変換処理及びキューファイルの整理等の処理を行う。
尚、スレーブソトレージサーバ14〜18については、具体的にその内容を示していないが、マスタストレージサーバ12と同様の構成となるOS及び記憶装置を備えている。
UAP11からマスタストレージサーバ12に対してファイルアクセスがあると、OS121はマスタストレージサーバ12の記憶装置122に対してファイル入出力を行なう。同時にファイル転送部123は、同じファイルアクセスをスレーブストレージサーバ14〜18にも転送する。スレーブストレージサーバ14〜18でも同様にファイルの入出力が行なわれる。これによりマスタストレージサーバ12とスレーブストレージサーバ14〜18の整合性が保たれる。
ところで、スレーブストレージサーバ14〜18のいずれかに障害が発生し、リトライを複数回実行した後も応答が無い場合には障害状態と判断され、不整合の解消時にストレージサーバ間のファイルアクセスが最小となるように、キュー情報管理部124でUAP11からのコマンドをキューに変換する処理とキューファイル125の整理が行なわれる。
また、キューファイル125に格納されたキューは、順次FIFOでファイル転送部123よりスレーブストレージサーバ14〜18へ送信される。この処理動作は、本実施形態に特徴的であり、後で詳しく説明する。
次に図3を参照してキューファイル125の構成について説明する。
キューファイル125は、「操作」、「操作対象元のフルパス」、「変更後のフルパス」で構成される。
「操作」はUAP11で行った操作の種類、例えばNEW&UPDATE/DELETE/MOVE/RENAMEを示す。ここで、NEW&UDATEはマスタストレージサーバ12上の「操作対象元のフルパス」に存在するファイルを別のストレージサーバの同じパスにコピーする操作である。DELETEはファイルの削除、MOVEはファイルの移動、RENAMEはファイルの名称変更の操作である。
「操作対象元のフルパス」は、操作を行ったファイルまたはフォルダのフルパスを示す。「変更後のフルパス」は、移動または名前の変更によって更新されたファイルまたはフォルダのフルパスを示す。
このような構成のキューファイル125はFIFOによって順次格納または複製先のスレーブストレージサーバ14〜18へ転送される。
次に、図2を参照してレプリケーションシステム10のスレーブストレージサーバ14〜18に障害が発生した場合の処理動作について説明する。
UAP11による処理が実行されると(ステップS1)、マスタストレージサーバ12の記憶装置122に対してファイルの入出力が行われる(ステップS2)。この入出力の実行により記憶装置122内のファイルが更新される。
次に、キューファイル125が空かどうかを判定する(ステップS3)。判定の結果、空であれば、ファイル転送部123は同じファイルアクセスをスレーブストレージサーバ14〜18に対して転送する(ステップS4)。これによりマスタストレージサーバ12で行った更新と同じ更新がスレーブストレージサーバ14〜18で行なわれ、マスタストレージサーバ12とスレーブストレージサーバ14〜18の整合性が保証される。
一方、判定の結果、キューファイル125が空でない場合には、UAP11からのファイルアクセスは直接スレーブストレージサーバ14〜18に転送せず、キュー情報管理部124へファイルの更新情報を送信して整理した後、キューファイル125に格納する(ステップS8,S9)。
マスタストレージサーバ12からスレーブストレージサーバ14〜18へのファイルアクセスの転送に際しては、その転送が成功したか否かを判定する(S5)。この転送が成功した場合には一連の処理は終了する。
一方、スレーブストレージサーバ14〜18へのファイルアクセスの転送が失敗した場合には、複数回にわたって転送のリトライを実行する。その後、転送が成功した否かが再度判定される(S6)。判定の結果、転送が失敗した場合には障害状態を検出する。そして障害状態の間は、障害の発生したスレーブストレージサーバ(例えば14)に対するキューファイル125の更新情報の転送処理を停止する(S7)。尚、障害の発生していないスレーブストレージサーバ16,18への更新情報の転送は行われる。
障害中に、マスタストレージサーバ12で処理されたファイルのアクセスに関連する更新情報は、キューファイル125に格納される。この処理は、キュー情報管理部124が更新情報を整理した後、その情報をキューファイル125へ格納することにより行なわれる(ステップS8,S9)。この例では、障害の発生したスレーブストレージサーバ14に対応するキューファイル125には更新情報が格納されることになる。
更新情報をキューファイル125に格納する時の処理は、本実施例における特徴的な処理である。キュー情報管理部124は、更新情報をキューファイル125に格納する前に、キューファイル125に既に格納されている更新情報と、今から格納しようとしている更新情報を照合し、その照合結果に従って格納すべき更新情報を効率化するための整理を行う。効率化できる場合は、キューファイル125に保管されていた更新情報を変更したり、削除したりする。効率化できる組み合わせの例を図4〜6に示す。
さて、障害の発生したスレーブストレージサーバ14で障害の復旧処理が行なわれ、その後復旧が完了すると、障害の発生したスレーブストレージサーバ14から送信される復旧パケットを受信することで、マスタストレージサーバ12は回復を検知する。障害が復旧した後、キューファイル125には更新情報が格納されているので、その更新情報のスレーブストレージサーバ14〜18に対する転送処理を再開し、ステップS3以降の処理を繰り返すことになる。キューファイル125に格納されたキュー(即ち更新情報)は、例えばFIFOで順次スレーブストレージサーバ14〜18へ送信される。
次に図4〜6により、不整合解消時のスレーブストレージサーバ14〜18に対するファイルアクセスが最小になるようにキューファイル125を整理するための処理手順について説明する。
図4は新規キューの「操作」がNEW&UPDATEおよびDELETEである場合について、図5はMOVE、図6はRENAMEの場合の処理手順を示す。
「キューファイル中の検索条件」に記述された条件を新しいキューから順に検索し、合致したキューおよび新規キューに対して「処理」に記述された処理を行なうことで、キューファイル125を整理し、不整合解消時のスレーブストレージサーバ14〜18に対するファイルアクセスが最小になるようにする。
例えば、スレーブストレージサーバ14〜18に障害が発生した後、コピーなど新規にファイルを作成し、さらに上書き更新した場合、新規のファイル作成に伴うファイルコピーのキューは削除され、最新のファイルコピーのキューのみキューファイルに残る。
図4〜図6に関連するキュー管理部124の処理手順を用いた処理について、以下に例を上げて説明する。
ユーザがストレージサーバに対して行うファイル操作の処理には、ファイル/フォルダの新規作成「NEW」、ファイル/フォルダの更新「UPDATE」、ファイル/フォルダの名前の変更「RENAME 」、ファイル/フォルダの削除「DELETE」、ファイル/フォルダの移動「MOVE」、の5つがある。
第1の例として、「新規作成」と「更新」の処理について説明する。
図4〜6では、「新規作成」と「更新」が同じルールとして書かれている。通常処理で、マスタストレージサーバ12に対して、ファイルAを新規作成すると仮定する。ファイルAはマスタストレージサーバ12からスレーブストレージサーバに転送(コピー)される。障害時には、ファイルAをマスタストレージサーバ12からスレーブストレージサーバ(例えば14)にコピーするという処理のキューがキューファイル125に溜まる。
次に、「ファイルの更新処理」に関して説明する。
上述のファイルAを、マスタストレージサーバ12上で例えば「あああ」という内容に書き換えたと仮定する。すると、通常の処理では、この場合もやはりマスタストレージサーバ12からスレーブストレージサーバ14に、ファイルA(即ち「あああ」の内容)がコピーされることになる。これは、障害時でも同様で、新規作成と更新は区別されず、単にマスタストレージサーバ12からスレーブストレージサーバ14にファイルAをコピーするというキューのみで良くなる。
このように、「新規作成」と「更新」は同じ処理となるため、共通のルールになる。このルールに従って、キューファイル125内の情報と新たな更新情報との関係を照合して整理する。
次に、第2の例について説明する。
例えば、キューファイル125に、以下の処理内容が溜まっているとする。
#1.テキストファイルA新規作成(「中身は空」)
#2.テキストファイルA更新(開いて「あああ」と書き込み後、上書き保存)
#3.テキストファイルA更新(開いて「いいい」と書き込み後、上書き保存)
この場合に、マスタストレージサーバ12とスレーブストレージサーバ14との不整合の一致を取るためのテキストファイルAは、最終的な#3の状態を反映すればよいことになる。即ち、上記#1と#2の処理内容は削除するように整理する。
#1は、「NEW」なので、図3および図4の「NEW&UPDATE」の部分を参照し、キューファイル125を検索すると、一件も無いのでそのままキューファイル125に格納する。ファイルの保存先(パス)は「C:\A.txt」とする。
キューファイル125の内容は、NEW&UPDATE C:\A.txt となる。
次に、#2の処理はファイルの更新なので、この「操作」は「NEW&UPDATE」になる。図4の「NEW&UPDATE」を参照すると、検索条件は3種類あり、図4の一番上の検索条件が適用される。この場合の「処理」は、新規キューを削除(キューファイルに登録しない)である。
この場合、キューファイル125の内容は、NEW&UPDATE C:\A.txt であり、上記#3は#2と同様である。結果として、マスタストレージサーバ12のC:\A.txt(「いいい」)をスレーブストレージサーバ14のC:\A.txtにコピーするというキューのみが残ることになる。
このように上記#1〜#3の全てをキューファイルに格納していると、3回コピー処理することになるが、本実施形態によれば、1回のコピーで済むので、ストレージサーバ間のファイルアクセスが最小になり、処理の効率化が図れる。
次に、第3の例について説明する。
例えば、キューファイル125に、以下の処理内容が溜まっているとする。
#1.テキストファイルA新規作成(「中身は空」)
#2.テキストファイルA削除
この場合に、マスタストレージサーバ12とスレーブストレージサーバ14との不整合の一致を取るため処理としては、テキストファイルAは全く作成されなかった場合と同じなので、上記#1及び#2の内容はキューファイル125から削除される。
上記#1は「NEW」なので、図3および図4の「NEW&UPDATE」の部分を参照し、キューファイル125を検索すると、一件も無いのでそのままキューファイル125に格納する。例えば、ファイルの保存先(パス)は「C:\A.txt」とすると、キューファイルの内容は、NEW&UPDATE C:\A.txt となる。
#2の処理は、ファイルの削除なので、この「操作」は「DELETE」になり、図4の「DELETE」を見ると、検索条件は2種類ある。この上段の検索条件が適用され処理される。即ち、この場合の処理は、新規キューを削除(キューファイルに登録しない)、かつ検索条件にヒットしたキューの削除となる。その結果、キューファイル125の中身は無くなる。
この様に、従来の処理手順では#1と#2の全ての内容をキューファイル125に格納していたが、図4に示す処理手順によれば、処理が全くなくなり、システム全体の効率化が図れる。
以上説明したように、本実施形態によれば、レプリケーションを構成しているマスタストレージサーバとスレーブストレージサーバ間に不整合が発生し、不整合の更新情報をキューファイルに格納する際に、既にキューファイルに存在する更新情報と照らし合わせることにより、ストレージサーバ間のファイルアクセスが最も少なくなるようにキューファイルを整理することができる。
また、キューファイルの管理に関しては、UAPからのコマンドをそのまま格納するのではなく、マスタストレージサーバ上のファイルパスとそのファイルに対する操作情報を管理することにより、ファイルの複製時に発生する無駄なファイルアクセスを減らすことができる。
更に、障害中および障害回復後に不整合を解消する最中のいずれもUAPからのファイルアクセスを止めずに運用を続けられる。
一実施形態によるレプリケーションシステムの構成を示すブロック図。 一実施形態によるレプリケーションシステムにおける障害発生時の処理動作を説明するためのフローチャート図。 一実施形態におけるキューファイル125のテーブル構成例を示す図。 一実施形態におけるキュー管理部124の処理手順を示す図。 一実施形態におけるキュー管理部124の処理手順を示す図。 一実施形態におけるキュー管理部124の処理手順を示す図。
符号の説明
10:レプリケーションシステム、 11:UAP、
12:マスタストレージサーバ、 121:OA、
122:記憶装置、 123:ファイル転送部、
124:キュー情報管理部、 125:キューファイル、
14,16,18:スレーブストレージサーバ。

Claims (4)

  1. 第1のストレージサーバと、該第1のストレージサーバに対してレプリケーションを構成する第2のストレージサーバを有し、外部から第1のストレージサーバに送信されたファイルを第2のストレージサーバに転送するレプリケーションシステムにおいて、
    第1のストレージサーバと第2のストレージサーバ間に不整合が生じた場合、不整合の更新情報を格納して管理するキューファイルと、
    該キューファイルに更新情報を格納するに際して、最新の更新情報を残すように該キューファイルを整理するキュー情報管理部と、を有し、
    障害復旧に際して該キューファイルに保管された最新の更新情報に基づいてファイルを復元することを特徴とするレプリケーションシステム。
  2. 前記キュー情報管理部は、ファイルの複製時に発生するファイルアクセスを減らすように、該第1のストレージサーバ上のファイルパスとそのファイルに対する操作情報を管理することを特徴とする請求項1のレプリケーションシステム
  3. 外部から送信されたファイルを、レプリケーションを構成するための他のストレージサーバに転送するストレージサーバにおいて、
    他のストレージサーバ間に不整合が生じた場合、不整合の更新情報を格納して管理するキューファイルと、
    該キューファイルに更新情報を格納するに際して、最新の更新情報を残すように該キューファイルを整理するキュー情報管理部と、を有し、
    他のストレージサーバに対するファイルの復元処理に際して、該キューファイルに保管された最新の更新情報を該他のストレージサーバへ転送することを特徴とするストレージサーバ。
  4. UAPから第1のストレージサーバに送信されたファイルを、レプリケーションを構成する第2のストレージサーバに転送するレプリケーションシステムにおけるファイルの処理方法において、
    該第1のストレージサーバと第2のストレージサーバ間に不整合が生じた場合、不整合な更新情報をキューファイルに格納するステップと、
    障害時に該キューファイルに保管された更新情報を該第2のストレージサーバへ転送することを止めるステップと、
    障害時に生じる更新情報を該キューファイルに格納する前に、該キューファイルに既に保管されている更新情報を検索して、最新の更新情報を該キューファイルに格納するように更新情報を整理するステップと、
    障害復旧時に、該キューファイルに保管された最新の更新情報に基づいてファイルを復元するステップと、
    を有するファイルの処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011003962A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Mitsubishi Electric Corp 映像音声復号装置及び映像音声復号方法
JP2018116357A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 キヤノン株式会社 システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7450726B2 (ja) 2019-12-27 2024-03-15 ヒタチ ヴァンタラ エルエルシー ハイブリッドクラウド非同期データ同期

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