JP2006081924A - 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検体の視野を広げ、被検体の精神的圧迫感を軽減することのできるMRI装置の頭部用受信コイルを提供する。
【解決手段】該頭部用受信コイルを分割可能とし、該上部コイルの導電部が光透過性と導電性をあわせ持つ材質を有して成り、且つカバーが光透過性を持つ材質から成ることにより達成される。これにより被検体の視野を広げ、開放感を得ることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装置という)の頭部用受信コイルに係り、特に被検体の視野が広がり、被検体の精神的圧迫感を軽減するMRI装置用受信コイルに関する。
MRI装置は、静磁場中に置かれた被検体に対し高周波パルスを照射することで、被検体中の原子核の核スピンが励起され核磁気共鳴信号を発生させる。このとき、傾斜磁場を所定のシーケンスで印加することにより、核磁気共鳴信号に位置的な情報が与えられ、この核磁気共鳴信号を画像再構成することにより被検体内の断層像を得ることができる。MRI装置では、X線等による被曝がなく、また傾斜磁場の印加の仕方により任意の断面像を得ることができ、さらには内臓や脳等の軟部組織の分解能に優れているため、現在様々な用途に用いられている。
MRI装置で頭部を撮影するために用いる頭部用受信コイルは通常、患者テーブルに横たわらせた被検体の頭部の全体を囲えるような、円筒形状のものが一般的である(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平5-49613号公報(第4頁、第1図) 特開平9-266893号公報(第9頁、第6図)
しかしながら、このような頭部用受信コイルを用いてMRI撮影を行う場合、被検体は撮影の最中に頭部を円筒形状の受信コイルで囲われていたため、視野が悪く精神的圧迫感を長時間感じなければならなかった。これを防ぐために、円筒形状の受信コイルの側面に空隙を設け視野を開放し、精神的圧迫感を緩和する受信コイルが多様に商品化されていたが、被検体の視野を完全に開放するものではなく十分とはいえなかった。
本発明の目的は、被検体の視野を画期的に広げ、そのことにより被検体の精神的圧迫感を軽減することのできるMRI装置用受信コイルを提供することにある。
上記目的は、導電部と該導電部を保護するカバーを有して構成され、核磁気共鳴信号を検出するための磁気共鳴イメージング装置用受信コイルにおいて、上記受信コイルは、第1の部分と該第1の部分よりも下側に配置される第2の部分とを含む少なくとも2つの部分に分割可能に構成され、少なくとも上記第1の部分の、上記導電部が光透過性と導電性をあわせ持つ部材を有して成り、且つ、上記カバーが光透過性を持つ部材を有して成ることによって達成される。
好ましくは、上記受信コイルは、頭部用受信コイルであることことによって達成される。
また、好ましくは、上記磁気共鳴イメージング装置用受信コイルを備えた磁気共鳴イメージング装置によって達成される。
以上説明した如く、本発明による磁気共鳴イメージング装置用受信コイルによれば、被検体の視野が画期的に広がり、このことにより被検体の精神的圧迫感を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面により詳細に説明する。
まず、本発明において適用されるMRI装置の構成を図1に示す。
磁気共鳴イメージング装置は大別して、中央処理装置(以下、CPUと略称する)1と、シーケンサ2と、送信系3と、静磁場発生用磁石4と、傾斜磁場発生系21と、受信系5と、信号処理系6とから構成されている。
CPU1は、予め定められたプログラムに従って、シーケンサ2、送信系3、受信系5、信号処理系6を制御する。シーケンサ2は、CPU1からの制御指令に基づいて動作し、被検体7の断層面の画像データ収集に必要な種々の命令を送信系3、傾斜磁場発生系21、受信系5に送る。
送信系3は、高周波発振器8と、変調器9と、照射コイル11とを備え、シーケンサ2の指令により高周波発振器8からの基準高周波パルスを変調器9で振幅変調し、この振幅変調された高周波パルスを高周波増幅器10を介して増幅して照射コイル11に供給することにより、所定のパルス状の電磁波を被検体に照射する。
静磁場発生用磁石4は、被検体7の周りの所定の方向に均一な静磁場を発生させる。この静磁場発生用磁石4の内部には、照射コイル11と、傾斜磁場コイル13と、受信コイル14とが配置されている。傾斜磁場コイル13は傾斜磁場発生系21に含まれ、傾斜磁場電源12より電気の供給を受け、シーケンサ2の指令のもとに傾斜磁場を発生させる。受信系5は、受信コイル14と、受信コイル14に接続された増幅器15と、検波回路16と、アナログ・ディジタル変換器(以下、ADCという)17とを備え、被検体7からのNMR信号を検出する。そして、そのNMR信号を増幅器15、検波回路16、ADC17を介してディジタル量に変換すると共に、シーケンサ2からの指令によるタイミングでADC1によってサンプリングされた収集データに変換して、CPU1に送る。
信号処理系6は、磁気ディスク20、光ディスク19のような外部記憶装置と、CRTなどからなるディスプレイ18とを備え、CPU1が信号処理、画像再構成などの処理を実行し、被検体7の所望の断層面の画像をディスプレイ18で表示すると共に、外部記憶装置の磁気ディスク20などに記憶する。
次に、本発明において適用されるMRI装置の断面図を図2に示す。
4は静磁場発生用磁石であり、被検体7の周囲に静磁場を発生させる。オープンMRI装置の場合、被検体の体軸に対して垂直方向に静磁場を発生させる方式となっている。13は被検体7の周囲に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル、11は被検体7の周囲に高周波磁場を発生させるRF照射コイル、14は受信コイル、21は寝台である。
本発明おいて、受信コイル14は上側が図のように透明な材質から成っている。このため、従来は 図3(b)に示すように全方向となった。
受信コイル14の概観図を図4に示す。受信コイル14は上側と下側からなり、上側は ループの一部を形成する導電部14aと、そのカバー14bより構成されている。
導電部14aは、光透過性があり導電性を持つ材質より構成されている。
第一の実施形態では、導電部14aの材質として水溶性導電性ポリマーを用いた。水溶性導電性ポリマーは、有機ポリマーであるにもかかわらず電気が流れ、透明性の高い薄膜を形成できる物質である。また、水溶性導電性ポリマーの表面抵抗は湿度は依存しない。
第二の実施形態では、導電部14aの材質として透明導電性フィルムを用いた。透明導電性フィルムの製法には物理的成膜法によるものが主流であるが、超微粒子分散塗料をフィルム表面に塗布する方法もある。このうち物理的成膜法は、主にポリエステルフィルムの表面に真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティングなどの方法により酸化インジウム、ヨウ化銅、金、パラジウム、クロム、ニッケル、アルミニウムなどの導電性薄膜を形成するもので、高い透明性とかなり低い表面抵抗を持った導電部14aを作成できるのが特徴である。また、ポリエステルフィルムに酸化インジウム錫薄膜を被覆しても良い。
上記第一及び第二の実施形態の場合において、カバー14bは上側を光透過性がある光透過性プラスチックやビニール等の材質で構成されている。
以上のように、導電部14aおよびカバー14bを構成することにより、被検体は視野が広がり、精神的圧迫感を軽減することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種種に変形して実施できるものである。例えば、導電部14aは光透過性があり導電性を持つ材質であれば水溶性導電性ポリマーや透明導電性フィルム以外でも良い。また、カバー14bは光透過性がある材質であれば光透過性プラスチックやビニールのようなもの以外でも良い。また、本発明は受信コイルの下側も光透過性のある材質より構成しても良い。また、頭部用の受信コイルの形状に関してもいろいろな変形が考えられる。
本発明において適用されるMRI装置の構成図。 本発明において適用されるMRI装置の断面図。 本発明(a)と従来例(b)において適用されるMRI装置の頭部用受信コイルの断面図。 本発明において適用されるMRI装置の頭部用受信コイルの概観図。
符号の説明
14a…導電部
14b…カバー

Claims (3)

  1. 導電部と該導電部を保護するカバーを有して構成され、核磁気共鳴信号を検出するための磁気共鳴イメージング装置用受信コイルにおいて、
    上記受信コイルは、第1の部分と該第1の部分よりも下側に配置される第2の部分とを含む少なくとも2つの部分に分割可能に構成され、
    少なくとも上記第1の部分の、上記導電部が光透過性と導電性をあわせ持つ部材を有して成り、且つ、上記カバーが光透過性を持つ部材を有して成ることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置用受信コイル。
  2. 請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置用受信コイルにおいて、
    上記受信コイルは、頭部用受信コイルであることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置用受信コイル。
  3. 請求項1又は2記載の磁気共鳴イメージング装置用受信コイルを備えた磁気共鳴イメージング装置
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