JP2006080389A - Wafer supporting member - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、CVD、PVD、スパッタリング等の成膜装置やエッチング装置などの加工装置において、半導体ウェハ等のウェハを吸着保持するウェハ支持部材に関するものである。 The present invention relates to a wafer support member for adsorbing and holding a wafer such as a semiconductor wafer in a film forming apparatus such as CVD, PVD, sputtering, or a processing apparatus such as an etching apparatus.
従来、半導体デバイスの製造工程では、半導体ウェハ(以下、単にウェハという)に薄膜を形成する成膜装置やエッチング加工を施すエッチング装置等の半導体製造装置が用いられており、このような半導体製造装置には半導体ウェハを保持するためにウェハ支持部材が用いられている。 Conventionally, in a semiconductor device manufacturing process, a semiconductor manufacturing apparatus such as a film forming apparatus for forming a thin film on a semiconductor wafer (hereinafter simply referred to as a wafer) or an etching apparatus for performing an etching process is used. A wafer support member is used to hold a semiconductor wafer.
例えば、図4に示すウェハ支持部材401は、板状セラミック体402の上面を、ウェハWを載せる載置面403とし、板状セラミック体402の下面に一対の静電吸着用電極404a,404bを備えた静電チャック部405と、上記板状セラミック体402の下面側に接合したベース部材407とからなり、上記載置面403の周縁部には上記静電チャック部405とベース部材407とを貫通するガス供給孔408を備えたもので、ウェハWを載置面403に載せた後、一対の静電吸着用電極404a,404b間に電圧を印加することにより静電気力を発生させ、ウェハWを載置面403に吸着させるとともに、ガス供給孔408よりウェハWと載置面403との微小隙間にHe等の熱伝導性ガスを供給することによりウェハWの表面温度を均一にするようになっていた。
For example, in the
しかし、このようなウェハ支持部材401においては、半導体製造工程におけるプラズマによる成膜やエッチング等に使用される各種の反応ガスに繰り返し曝されると、図4に示したウェハ支持部材401では、接合層411の側面がプラズマ等により浸食され、パーティクルを発生させたり、さらに、浸食が進むと電極とプラズマ間で絶縁破壊を生じる恐れがあった。また、ガス供給孔408まで浸食が進むと、He等の熱伝導性ガスが接合層411の側面より漏れだし、ウェハWの表面温度を均一にすることができなくなる恐れがあった。
However, when such a
そこで、上記問題を解決するために、特許文献1には、金属基盤上に少なくとも電気絶縁層と電極と吸着層とが積層された静電チャックが開示されており、その側面にプラズマ等による接合層の侵食防止のための侵食防止絶縁物が設けられてたウェハ支持部材が提案されている。
Therefore, in order to solve the above problem,
また、特許文献2では、誘電体セラミックス板と電気絶縁性の台座に挟まれた電極金属層の露出部を絶縁材料で被覆してなることを特徴とするウェハ支持部材は提案されている。
特許文献1で示すようなプラズマによる侵食防止のための侵食防止絶縁物はフッ素系樹脂やシリコーン系樹脂を含有したフィルム状のものをフッ素系またはシリコーン系樹脂を含有する接着剤にて接着固定していることが提案されているが、上方より照射されるプラズマやエッチングによる各種反応を繰り返し受けることにより、接着剤が浸食を受け、結果的に接着剤が飛散してパーティクルの原因となったり、プラズマが電極層まで浸透して絶縁破壊を引き起こす恐れがある。
As an erosion prevention insulator for preventing erosion caused by plasma as shown in
また、特許文献2では、プラズマが誘電体セラミックと台座の間に挟まれたロー付け部にプラズマの回り込み防止のために、ロー材の露出部に無機接着剤、あるいはシリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリイミド樹脂を充填することが提案されているが、いずれも長時間にわたるプラズマやエッチングにより各種反応を繰り返し受けることにより浸食を受け、結果的に接着剤が飛散してパーティクルの原因となったり、プラズマが電極層まで浸透して絶縁破壊を引き起こす恐れがあり半導体を歩留まり良く生産することができないとの課題があった。 Moreover, in patent document 2, in order to prevent the plasma from flowing into the brazed portion where the plasma is sandwiched between the dielectric ceramic and the pedestal, an inorganic adhesive, or a silicone resin, a fluororesin, a polyimide is applied to the exposed portion of the brazing material. It has been proposed to fill the resin, but in any case, erosion is caused by repeatedly receiving various reactions by plasma and etching over a long period of time, and as a result, the adhesive scatters and causes particles, There is a problem that the semiconductor layer cannot be produced with a high yield because it may penetrate into the electrode layer and cause dielectric breakdown.
そこで、本発明は上記課題に鑑み、板状セラミックス体の一方の主面をウェハを載せる載置面とし、他方の主面或いは内部に電極を備えた静電チャック部と、該静電チャック部と接着層を介して接合したベース部とからなるウェハ支持部材において、前記接着層の周辺部に凹部を形成し、該凹部内にその壁面を押圧するように環状の保護部材を配置したことを特徴とする。 Therefore, in view of the above problems, the present invention provides an electrostatic chuck portion in which one main surface of the plate-like ceramic body is a mounting surface on which a wafer is placed and an electrode is provided on the other main surface or inside, and the electrostatic chuck portion. And a base part joined via an adhesive layer, a concave portion is formed in the peripheral portion of the adhesive layer, and an annular protective member is disposed so as to press the wall surface in the concave portion. Features.
また、前記載置面と平行な投影面からみて上記環状の保護部材の外形辺が前記静電チャック部の外形辺と同一であるか或いは内側にあることを特徴とする。 Further, the outer side of the annular protective member is the same as or inside the outer side of the electrostatic chuck portion when viewed from a projection plane parallel to the placement surface.
また、上記環状の保護部材の開放厚みは、凹部の幅の1.02〜2.0倍であることを特徴とする。 The open thickness of the annular protective member is 1.02 to 2.0 times the width of the recess.
また、上記環状の保護部材がフッ素系樹脂またはテフロン(登録商標)系樹脂の少なくとも一種を主成分とすることを特徴とする。 The annular protective member is mainly composed of at least one of a fluorine-based resin or a Teflon (registered trademark) -based resin.
また、上記静電チャック部と上記ベース部の間に、抵抗発熱体を内蔵した発熱部を2つの接着層を介して接続したことを特徴とする。 Further, a heat generating part having a built-in resistance heating element is connected between the electrostatic chuck part and the base part through two adhesive layers.
また、上記抵抗発熱体と上記2つの接着層との周辺の端面が上記凹部の底面の一部であることを特徴とする。 Further, the peripheral end surfaces of the resistance heating element and the two adhesive layers are part of the bottom surface of the recess.
また、上記凹部の断面が台形状であることを特徴とする。 The concave portion has a trapezoidal cross section.
本発明のウェハ支持部材をプラズマ雰囲気で使用してもパーティクルの発生数が少なく、半導体を歩留まり良く生産できるウェハ支持部材を提供できる。 Even if the wafer support member of the present invention is used in a plasma atmosphere, it is possible to provide a wafer support member that can produce semiconductors with a high yield with a small number of particles.
以下、本発明の実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described.
図1は本発明のウェハ支持部材101の一例を示す断面図である。このウェハ支持部材101は、板状セラミック体102の一方の主面を、半導体ウェハ等のウェハWを載せる載置面103とし、上記板状セラミック体102の他方の主面に一対の静電吸着用電極104a,104bを備えた静電チャック部105とベース部材107とを絶縁性の接着層111で接着したもので、上記載置面103の周縁部には、上記静電チャック部105及びベース部材107を貫通する複数のガス供給孔108を備えている。
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an example of a
静電チャック部105を形成する板状セラミック体102としては、Al2O3、SiC、AlN及びSi3N4のうち少なくとも1種を主成分とするセラミック焼結体を用いることができ、これらの中でもハロゲン系腐食性ガスやプラズマに対する耐食性の点で、Al2O3又はAlNを主成分とするセラミック焼結体を用いることが好ましい。さらに安価に製造する場合には、Al2O3を主成分とするセラミック焼結体を、ウェハの均熱性が要求される場合には、AlNを主成分とするセラミック焼結体を用いることが良い。
As the plate-like
また、板状セラミック体102の他方の主面に形成する静電吸着用電極104a,104bは、Ni、Ti、Ag、Cu、Au、Pt、Mo、Mn等の金属又はこれらの合金あるいはTiN、TiC、WCよりなり、その厚みが0.1μm以上の導体層からなり、スパッタリング法、イオンプレーティング法、蒸着法、メッキ法、CVD法等の膜形成手段により被着することができる。
一方、ベース部材107は、アルミニウムや超鋼、あるいはこれらの金属とセラミック材料との複合材からなり、静電吸着用電極104a,104bに接続されるリード線110を取り出すための貫通孔を有している。
On the other hand, the
そして、このウェハ支持部材101は、ウェハWを載置面103に載せ、静電吸着用電極104a、104bに直流電圧を印加してウェハWを載置面103に静電吸着することができる。そして、ウェハWの上方にプラズマを発生させウェハWに各種の成膜や、エッチングを施す事ができる。
The
本発明のウェハ支持部材1は、接着層の周辺部に凹部114を形成し、該凹部114内にその壁面を押圧するように環状の保護部材113を配置したことを特徴とする。これは、耐プラズマ性の良好な板状セラミック体102の下方に凹部114を設け、該凹部114に環状の保護部材113を形成することでプラズマが直接接着層111に曝されないように保護することができる。そして、環状の保護部材113が凹部114の壁面を凹部の全周で押していると凹部114と環状の保護部材113の間に微小な隙間が発生する虞がなく、接着層111にプラズマが侵入することがなく、接着層111を腐食することがないことから、パーティクルを発生することなく耐久性の優れたウェハ支持部材1を提供することができる。
The
また、環状の保護部材113は載置面103と平行な投影面からみて静電チャック部105の外形辺が該静電チャック部105の外形辺と同一であるか或いは内側にあることが好ましい。環状の保護部材113が静電チャック部105の外形辺より外側にあると、載置面103の上方から照射されるプラズマに直接曝されるため、環状の保護部材113が耐プラズマ性に優れた材料であっても少なからず浸食され、パーティクル発生の原因となる虞があるからである。
In addition, it is preferable that the outer circumferential side of the
また、凹部114の壁面を押圧するには環状の保護部材113の開放厚みが、凹部の幅Wdの1.01〜2.0倍であることが好ましい。より好ましくは1.02〜1.5倍である。環状の保護部材113の開放厚みが凹部の幅Wdより2.0倍を超えると、凹部114を押し広げる力が大きくなり過ぎて載置面103の周辺部が押し上げられ、載置面103を均一な平面として維持することができなくなる虞があった。その結果、ウェハWの周辺と載置面との間に隙間が生じ冷却用ガスが漏れ、半導体製造装置内の真空度を低下させる恐れがあった。
Moreover, in order to press the wall surface of the
また、環状の保護部材113の開放厚みが凹部の幅Wdの1.02倍より小さいと、環状の保護部材113と凹部114の間に隙間が生じ、容易にプラズマが接着層111に回り込む虞があるからである。
Further, if the open thickness of the annular
尚、上記の開放厚みは、環状の保護部材113を凹部114に圧入する前の厚みで示すことができる。
In addition, said open | release thickness can be shown by the thickness before pressing the cyclic |
具体的には、直径300mmのシリコンウェハを保持する静電チャック105の保護部材113の断面が四角形である場合、保護部材113の外形が298mmに対し、溝の最小直径が285〜296mmであり、取り付け前の保護部材の直径は内径260〜295mmで外形262〜297mmの環状の保護部材113を延ばして環状の溝に嵌め込むことで本発明の静電チャック1の保護部材113を取り付けることができる。
Specifically, when the cross section of the
環状の保護部材113の材料としては、フッ素系樹脂またはテフロン(登録商標)系樹脂の少なくとも1種を主成分とすることが好ましい。特にフッ素系樹脂の中でパーフロロエラストマーに代表される高分子材料が良い。これは、炭素−炭素結合を繰り返しの長い高分子の鎖状を呈しており、その高分子同士が化学結合で結ばれ弾性を呈することができる。もちろん耐プラズマ性にも優れているため保護部材として好適である。このようなフッ素系樹脂やテフロン(登録商標)系樹脂に弾力性を備えた材料で環状の保護部材113を作製することが好ましい。
As a material of the annular
また、図2に示すように、静電チャック部205とベース部207の間に、抵抗発熱体214を内蔵した発熱部215を2つの接着層211、216を介して接続したことが好ましい。このように構成することでウェハWを任意の温度に加熱することができることから、様々な半導体製造プロセスにおいてウェハ支持部材1を使用することが可能となり、一つのウェハ支持部材1で様々なプロセスを兼用して利用することができる。
Further, as shown in FIG. 2, it is preferable that a
また、上記発熱部215と上記2つの接着層211、216との周辺の端面が上記凹部114の底面の一部であることが好ましい。環状の保護部材113が発熱体部215と上記2つの接着層211、216との周辺の端面を覆うように形成されることから接着層211、216をプラズマに曝されることを防ぐことができて好ましい。特に、凹部114にフッ素系樹脂またはテフロン(登録商標)系樹脂から少なくとも1種を主成分とする環状の保護部材213を押し込み挿入することが好ましい。
Further, it is preferable that the peripheral end surfaces of the
この場合、抵抗発熱体214を加熱することで、前記接着層211、216も加熱されるため熱膨張により板状セラミック体202が押し上げられ、該凹部の幅Wdが大きくなっても、環状の保護部材213が押し込まれて挿入されていることから、凹部114の幅Wdが大きくなった分だけ環状の保護部材113の厚みが大きくなる。そのため、環状の保護部材113が発熱部215と上記2つの接着層211、216をプラズマから保護することができる。
In this case, by heating the
環状の保護部材113は凹部114に圧入して固定するが、そのとき、前記凹部は図3(a)に示すように断面が四角形状であることが好ましいが、図3(b)、(c)に示すような前記凹部114の断面形状が台形状であっても良い。断面形状が台形であるとシール面積が大きくなり接着層111へのプラズマの侵入を防止する効果が大きいからである。また、環状の保護部材113も図3(a)、(b)、(c)に示すように前記凹部の形状に合わせて形成することが望ましい。また、図3(d)に示すようなOリングタイプでも同様な効果が得られるが台形状や四角形である方がより好ましい。
The annular
また、本実施形態では、静電チャック部に双極型の例を示したが、単極型の静電チャック部としても良い。また、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で改良や変更したものにも適用することができることは言うまでもない。 Further, in the present embodiment, an example of a bipolar type is shown for the electrostatic chuck portion, but a monopolar type electrostatic chuck portion may be used. It goes without saying that the present invention can also be applied to improvements and changes made without departing from the scope of the invention.
以下、本発明の実施例を説明する。 Examples of the present invention will be described below.
窒化アルミニウム質焼結体からなる直径300mm、厚み3mmの円板状をした板状セラミックス体を用意し、載置面と反対側の主面にメッキ法にてNi膜を被着した後、ブラスト加工により不要箇所を除去することにより、一対の電極を形成した。次に、板状セラミック体の反対側面にアルミニウム製の冷却機構を備えたベース部材をシリコーン接着剤からなる接合層を介して接合した。 A plate-like ceramic body made of an aluminum nitride sintered body having a diameter of 300 mm and a thickness of 3 mm is prepared, and a Ni film is deposited on the main surface opposite to the mounting surface by a plating method, followed by blasting A pair of electrodes was formed by removing unnecessary portions by processing. Next, a base member provided with an aluminum cooling mechanism was bonded to the opposite side surface of the plate-shaped ceramic body via a bonding layer made of a silicone adhesive.
次いで、板状セラミック体の載置面側を研削加工により厚みを1mmとし静電チャック部を形成した。 Next, the electrostatic chuck portion was formed by grinding the mounting surface side of the plate-like ceramic body to a thickness of 1 mm.
凹部はベース部材の外辺部に切り欠きを形成し、板状セラミック体とベース部材との間に設けた。このとき、凹部の断面の寸法は一辺が1mmの四角形とした、そして、フッ素系樹脂とテフロン(登録商標)系樹脂からなる環状の保護部材を押し込みにて挿入し固定した。 The recess was formed with a notch in the outer side of the base member and provided between the plate-like ceramic body and the base member. At this time, the dimension of the cross-section of the concave portion was a square having a side of 1 mm, and an annular protective member made of fluorine resin and Teflon (registered trademark) resin was inserted and fixed by pressing.
ここで、環状の保護部材の有無による耐プラズマ性を確認するために、凹部を有するウェハ支持部材と凹部を有しないウェハ支持部材を作成した。さらに、円環状の保護部材が静電チャック部の外形辺と同一面に固定したものと内側に固定したもの、静電チャック部の外形辺より外側に固定したものを作製した。 Here, in order to confirm the plasma resistance depending on the presence or absence of the annular protective member, a wafer support member having a recess and a wafer support member having no recess were prepared. Further, an annular protective member was fixed on the same surface as the outer side of the electrostatic chuck part, an inner side fixed member, and an outer side of the electrostatic chuck part.
また、円環状の保護部材の取り付け前の開放厚みを凹部の幅の0.8〜2.5倍の間で作製し、それぞれ凹部に押し込み挿入し固定しウェハ支持部材を作製した。そして、このウェハ支持部材を成膜装置に据え付けて、酸素プラズマ下に100時間照射したあとウェハに付着した0.2μm以上のパーティクル数をパーティクルカウンターを用いて測定し評価した。その結果を表1に示す。
その結果、接着層の周辺部に凹部を形成し、環状の保護部材が前記凹部を押圧する試料No.1〜7はパーティクル数が98個以下と少なく優れた特性を示すことが分かった。 As a result, a concave portion is formed in the peripheral portion of the adhesive layer, and a sample No. in which the annular protective member presses the concave portion. It was found that 1 to 7 showed excellent characteristics with a small number of particles of 98 or less.
一方、凹部の幅と環状の保護部材の開放時の幅が同じ試料No.8は凹部の内壁を押圧していないので、凹部と環状の保護部材の間に隙間を生じパーティクルの発生数が143個と多く好ましくなかった。 On the other hand, the sample No. 2 has the same width of the recess and the width of the annular protective member when opened. Since No. 8 did not press the inner wall of the recess, a gap was formed between the recess and the annular protective member, and the number of generated particles was 143, which was not preferable.
また、凹部を形成していない試料No.10はパーティクル数が163個と多く半導体用のウェハ支持部材として使用できるものでなかった。 In addition, the sample No. in which no recess was formed. No. 10 had a large number of particles of 163 and could not be used as a wafer support member for semiconductors.
更に、本発明の試料No.1〜7の中でも環状の保護部材103の外形辺が静電チャック部の外形辺と同一である試料No.3〜7はパーティクル数が53個以下と更に優れていることが分かった。
Furthermore, the sample No. of the present invention. Among sample Nos. 1 to 7, the outer side of the annular
また、環状の保護部材の開放厚みがWoと凹部の幅Wdとの比(Wo/Wd)が1.02〜2.0である試料No.4〜7はパーティクル数が18個以下と更に少なく好ましいことが分かった。 In addition, in the sample No. 2 in which the ratio of the open thickness of the annular protective member Wo to the width Wd of the recess (Wo / Wd) is 1.02 to 2.0. It was found that 4 to 7 were preferable because the number of particles was 18 or less.
次に、図2に示すような静電チャック部205とベース部材207との間に抵抗発熱体214をポリイミドで保護した発熱部215と、2層のシリコーン接着層211、216にて接着固定したウェハ支持体205を作製し、抵抗発熱体214と2層のシリコーン接着層211、216との周辺の端面を覆うように凹部を形成し、円環状の保護部材213の開放厚みを凹部の幅の1.02〜2.0倍の間で作製し、それぞれ凹部に押し込み挿入固定した。
Next, the
そして、抵抗発熱体214に通電させ載置面203の表面温度を80℃と200℃に加熱した状態で酸素プラズマ下に100時間照射したあとのウェハに付着したパーティクル数をパーティクルカウンターを用いて測定を行った。その結果を表2に示す。
その結果、ウェハ支持部材に抵抗発熱体を内蔵した発熱部を設け、ウェハWを80℃や200℃に加熱しても、パーティクル数は19個以下と少なく耐熱性に優れたウェハ支持部材を提供できることが分かった。 As a result, a heat generating part with a built-in resistance heating element is provided in the wafer support member, and even if the wafer W is heated to 80 ° C. or 200 ° C., the number of particles is as small as 19 or less and provides a heat resistant wafer support member. I understood that I could do it.
101、201、401、501:ウェハ支持部材
102、202、402、502:板状セラミック体
103、203、403、:載置面
104、204、404、504:静電吸着用電極
107、207、407、507:ベース部材
101, 201, 401, 501:
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