JP2006078029A - 冷却プレ−ト、及びその製造方法 - Google Patents

冷却プレ−ト、及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006078029A
JP2006078029A JP2004260530A JP2004260530A JP2006078029A JP 2006078029 A JP2006078029 A JP 2006078029A JP 2004260530 A JP2004260530 A JP 2004260530A JP 2004260530 A JP2004260530 A JP 2004260530A JP 2006078029 A JP2006078029 A JP 2006078029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
cooling pipe
pipe
shape
cooling plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004260530A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Nakamune
憲一 中宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SENTEKKU KK
Sentec Co Ltd Japan
Original Assignee
SENTEKKU KK
Sentec Co Ltd Japan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SENTEKKU KK, Sentec Co Ltd Japan filed Critical SENTEKKU KK
Priority to JP2004260530A priority Critical patent/JP2006078029A/ja
Publication of JP2006078029A publication Critical patent/JP2006078029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、冷却管を自由に折曲して好適なレイアウトに埋設配設せしめることが出来るのみならず、全体としてその製作を容易に、かつ安価に行なうことが出来、しかも、非常に効率よく冷却せしめることが出来る冷却プレ−ト、及びその製造方法を提供するものである。
【解決手段】 所要厚さのプレ−ト本体1内に冷却管2が鋳込み状に埋設されてなる冷却プレ−トであって、上記冷却管2は折曲自在な波形管材により所要形状に屈曲配設されている。そして、上記冷却プレ−トは、折曲自在な波形管材を折曲して所要形状の冷却管2を形成せしめ、該冷却管2を鋳込み成型枠7・8内にセットせしめると共に、該鋳込み成型枠7・8内に所要の溶融金属を注湯して鋳込み成型せしめるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として加熱処理せしめた半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、あるいはプラズマディスプレイパネル用基板などの基板を冷却せしめるさいに使用する冷却プレ−ト、及びその製造方法に関する。
従来より、例えば液晶表示装置の製造工程において、水分を有する基板やフォトレジストを塗付した後の基板を乾燥させる工程や、フォトレジスト膜に対して露光または現象処理を施した後の基板にベ−キング処理を施す工程が含まれる。そこで、液晶表示装置の製造工程においては、基板に加熱処理を施すための加熱処理部と、加熱処理後の基板を冷却せしめる冷却処理部とを有する熱処理装置が用いられる。
ところで、上記冷却処理部としては、一般に冷却プレ−トが用いられている。そして、かかる冷却プレ−トとしては、特開平5−13318号公報、特開平10−335200号公報、特開2000−12448号公報などに開示されているように、所要の幅と厚みを備えたプレ−ト本体内に略渦巻状や蛇行状とされたステンレス製冷却管が鋳込み状に埋設されたものが知られており、冷却管の一端より他端に向けて冷却水を通水せしめつつ所要の基板を冷却せしめるものとされている。
特開平5−13318号公報 特開平10−335200号公報 特開2000−12448号公報
しかしながら、上述の如く構成された従来の冷却プレ−トは、ステンレス製パイプ材を所要形状に折曲して形成せしめた冷却管をプレ−ト本体内に鋳込み状に埋設せしめたものであるから、以下の欠点を有するものである。
(1) まず第1に、ステンレス製パイプ材をベンダ−などの作業工具により折曲して冷却管を形成せしめなければならず、その折曲作業が非常に面倒で手間がかかり、極めて作業能率が悪いものであって、ひいては、全体として冷却プレ−トの製作が面倒でコスト高となりやすいものである。また、必然的に大きなア−ルにしか折曲せしめることが出来ないため、冷却管の周回距離を大にすることが出来ないのみならず、埋設冷却管のレイアウトにも大きな制約をうけるものである。
(2) 第2に、冷却管の肉厚が一般的に0.5〜1mmとされているため、熱電導率が悪 く、冷却効率が悪いものである。
(3) 第3に、冷却管は内周面が平滑な中空状とされているから、通水時の冷却水は層流 状態を呈し、熱電動率が低いものであって、冷却効率が悪いものである。
本発明は従来の問題点を解決しようとするもので、冷却管を自由に折曲して好適なレイアウトに埋設配設せしめることが出来るのみならず、全体としてその製作を容易に、かつ安価に行なうことが出来、しかも、非常に効率よく冷却せしめることが出来る冷却プレ−ト、及びその製造方法を提供するものである。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1記載の発明は、所要厚さのプレ−ト本体内に冷却管が鋳込み状に埋設されてなる冷却プレ−トであって、上記冷却管は折曲自在な波形管材により所要形状に屈曲配設されてなることを特徴とする、冷却プレ−トを要旨とするものである。
請求項2記載の発明は、冷却管は保形部材を介して一定形状に保形せしめられてなることを特徴とする、請求項1記載の冷却プレ−トを要旨とするものである。
請求項3記載の発明は、折曲自在な波形管材を折曲して所要形状の冷却管を形成せしめ
、該冷却管を鋳込み成型枠内にセットせしめると共に、該鋳込み成型枠内に所要の溶融金属を注湯して鋳込み成型せしめることを特徴とする、冷却プレ−トの製造方法を要旨とするものである。
請求項4記載の発明は、冷却管を保形部材により保形せしめて鋳込み成型せしめることを特徴とする、請求項3記載の冷却プレ−トの製造方法を要旨とするものである。
本発明の請求項1記載の発明は上述のように構成されているから、冷却管は波形管材を自由に、しかも容易に折曲して配管レイアウトを自由に設定せしめることが出来るのみならず、その配管距離を大にすることが出来、しかも、冷却管は内周面にひだを有する波形管材により形成せしめられているから、冷却水を通水せしめた場合には冷却水が冷却管内で乱流を生起せしめ、配管距離のアップとも相まって冷却効率を著しくアップせしめることが出来るものである。
請求項2記載の発明は上述のように構成されているから、冷却管の型崩れを生じることなく、常に一定形状に保形せしめることが出来るものである。
請求項3記載の発明は上述のように構成されているから、冷却管は波形管材を自由に、しかも極めて容易に折曲して配管レイアウトを自由に設定せしめることが出来るのみならず、その配管距離を大にせしめることが出来るものであって、全体として冷却プレ−トの製作を極めて容易に、しかも安価に製作せしめることが出来る。しかも、冷却管は内周面にひだを有する波形管材を折曲して形成せしめるものであるから、冷却水を通水せしめたさいには冷却管内で乱流を生起せしめ、配管距離のアップとも相まって冷却効率を著しくアップせしめることが出来るものである。
請求項4記載の発明は上述のように構成されているから、冷却管の型崩れなどを生起せしめることなく一定形状に保持せしめて確実に鋳込み成型せしめることが出来るものである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に示す一実施例に基づいて説明する
図1〜図4は本発明の一実施例を示すもので、同図中、1は所要の外径と厚さを有する円板状のアルミニウム製プレ−ト本体、2は該プレ−ト本体1内にアルミニウム製保形部材3を介して鋳込み状に埋設された略渦巻状の冷却管、4は該冷却管2の両端部に各々取付けられた配管用接続部材である。そして、上記冷却管2は、内径が7.8mm〜10.7mm、厚みが0.15mmの折曲自在な薄肉状ステンレス製スパイラル管材を折曲せしめることにより形成されている(図1及び図3)。また、保形部材3は所要数の取付けア−ム5が放射状に形成されると共に、該各取付けア−ム5には所要数の取付け用嵌合凹部6が異径状に形成されている(図1及び図4参照)。
そして、上述の如く構成された実施例は、従来例と同様に、接続部材4を介して所要の冷却水配管(図示略)に接続せしめ、冷却管2内に冷却水を通水せしめつつ所要の基板を冷却せしめる。このさい、冷却管2は薄肉なスパイラル管材を自由に折曲して保形部材3により保形せしめつつ略渦巻き状に設定せしめられているから、その配管距離が非常に大となり、しかも、内周面にひだを有するため、通水時には乱流を生起せしめるものであって、基板の冷却効率を大幅にアップせしめることが出来るものである。
次に、上記実施例の製造方法の一例を図5に基づいて説明する。なお、図5中、7は冷却プレ−ト用下型、8は冷却プレ−ト用上型を各々示す。
先ず、折曲自在なステンレス製スパイラル管材を略渦巻状に折曲せしめ、冷却管2を形成せしめる。このさい、冷却管2は折曲自在なスパイラル管材を折曲して形成せしめるため、その折曲作業を極めて容易に、しかも、自由に行なうことが出来る。折曲形成せしめた冷却管2は、各取付けア−ム5の嵌合凹部6に嵌合して固定せしめつつ保形部材3に取付け、保形せしめる。次いで、冷却管2を保形部材3に保形せしめつつ下型7内にセットせしめると共に、上型8を下降せしめて下型7上に圧接せしめる。しかるのち、上下型7
・8内に所要の湯口を通して溶融アルミニウムを注湯し、常法により鋳込み成型して生成せしめる。このさい、冷却管2は折曲自在なスパイラル管材を折曲して形成されているが
、保持部材3により保形せしめつつ鋳込み成型せしめるため、常に形崩れなどを生起せしめることなく確実に保形して埋設せしめることが出来るものである。そして、鋳込み成型が終了すると、上型8を上昇作動せしめ、下型7より冷却プレ−トを取出し、製造を完了する。
なお、上記実施例は、加熱処理せしめた半導体ウエハや液晶表示装置用ガラス基板などの基板の冷却に適用せしめるものとされているが、これに限定されるものでなく、これらに類した他の公知の物品の冷却にも適用せしめることが出来るものである。また、冷却管2は折曲自在なステンレス製スパイラル管材を折曲して形成するものとされているが、これに限定されるものでなく、例えば、折曲自在な金属製ジャバラ管材など、内周面にヒダを備えた他の公知の波形管材を用いることが出来るものである。さらに、保形部材3は所要数の取付け用嵌合凹部6付き取付ア−ム5が放射状に形成された構成よりなるが、これに限定されるものでなく、これに類した他の公知の保形部材を用いることが出来るものである。
本発明の一実施例を示す一部破断平面図である。 図1のA−A線に沿う階段断面図である。 実施例の冷却管2を示す一部破砕拡大断面図である。 実施例の保形部材3を示す平面図である。 実施例の製造方法の一例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 プレ−ト本体
2 冷却管
3 保形部材
5 取付けア−ム
6 嵌合凹部
7 下型
8 上型

Claims (4)

  1. 所要厚さのプレ−ト本体内に冷却管が鋳込み状に埋設されてなる冷却プレ−トであって
    、上記冷却管は折曲自在な波形管材により所要形状に屈曲配設されてなることを特徴とする、冷却プレ−ト。
  2. 上記冷却管は保形部材を介して一定形状に保形せしめられてなることを特徴とする、請求項1記載の冷却プレ−ト。
  3. 折曲自在な波形管材を折曲して所要形状の冷却管を形成せしめ、該冷却管を鋳込み成型枠内にセットせしめると共に、該鋳込み成型枠内に所要の溶融金属を注湯して鋳込み成型せしめることを特徴とする、冷却プレ−トの製造方法。
  4. 上記冷却管を保形部材により保形せしめて鋳込み成型せしめることを特徴とする、請求項3記載の冷却プレ−トの製造方法。
JP2004260530A 2004-09-08 2004-09-08 冷却プレ−ト、及びその製造方法 Pending JP2006078029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004260530A JP2006078029A (ja) 2004-09-08 2004-09-08 冷却プレ−ト、及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004260530A JP2006078029A (ja) 2004-09-08 2004-09-08 冷却プレ−ト、及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006078029A true JP2006078029A (ja) 2006-03-23

Family

ID=36157632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004260530A Pending JP2006078029A (ja) 2004-09-08 2004-09-08 冷却プレ−ト、及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006078029A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010127593A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却プレート
US9885964B2 (en) 2011-10-27 2018-02-06 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010127593A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却プレート
US9885964B2 (en) 2011-10-27 2018-02-06 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6281747B2 (ja) ガラス物品の製造装置およびその製造方法
JP5056411B2 (ja) 白金または白金合金製の構造体およびそれを用いたガラス製造装置
JP2009508803A5 (ja)
JP2009508803A (ja) 反りのレベルの低い平らなガラスを製造する方法
US20100271603A1 (en) Stage for substrate temperature control apparatus
JP2010129774A (ja) 一体型ピンフィンヒートシンクの製造方法
JP2006078029A (ja) 冷却プレ−ト、及びその製造方法
JP2007269500A (ja) ガラスの成形方法および装置
JP5647572B2 (ja) 円弧状ガラス曲板の製造方法
JP2006315894A (ja) ガラス製造装置およびその構成要素
JP3316068B2 (ja) 熱処理用ボート
JP2006132850A (ja) 冷却ユニットおよびその製造方法
CN106102962B (zh) 上引式连续铸造装置和上引式连续铸造方法
CN100383956C (zh) 散热器及其制造方法
US20100006266A1 (en) Heat pipe and method for manufacturing the same
JP2000306824A (ja) 温度制御装置の製造方法および温度制御装置
JP2009090367A (ja) アルミ合金等のポートホール押出材
JPS61227169A (ja) スパツタリング装置
RU2021136005A (ru) Насосная установка с темперируемой корпусной частью
TWM643765U (zh) 用於低溫膨脹金屬之鑄造模具
TWI577468B (zh) 定向凝固鑄造裝置及其散熱模組
CN106298505B (zh) 刻蚀方法
JP3716662B2 (ja) 扁平ヒートパイプの製造方法
JPH0622982Y2 (ja) 減圧cvd用ウエハボート
JP2003260553A (ja) 遠心力鋳造用金枠

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090617

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090630

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20090828

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091020