JP2006074377A - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信ネットワークの利用に対する支払いを行う決済手段を有する者の端末装置であれば、アクセスポイントの設置者によって指定された端末装置でなくてもインターネットへの接続を可能にする無線通信システムおよび無線通信方法を得る。
【解決手段】屋外無線クライアント208はインターネット204の利用前に自己のMACアドレスと決済した利用料金の額を第2のISP2032に登録しておく。屋外無線クライアント208はインターネット204を利用する際に最寄の無線アクセスポイント202にアクセスして、決済時に与えられたネットワーク識別情報によって第2のISP2032側に接続され、認証が成功すればインターネット204への接続が利用料金の範囲で可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電波や赤外線といった無線技術を用いて通信を行う無線通信システムに係わり、特に既存の無線通信ネットワークを第三者に開放することで、たとえばインターネットへの接続を屋外で簡易に実現することのできる無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
携帯型のコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型情報端末の高性能化と小型化が進展している。この一方で、各種業務のIT(Information Technology)化がますます進展しており、オフィスから離れても、オフィスでのパーソナルコンピュータによる情報処理との関係で、インターネットにアクセスして各種情報処理を行ったり、電子メールの送受信を行うことが日常的な要請となっている。
このために、従来から携帯電話機を使用してインターネットに接続したり、駅や空港、喫茶店等といった無線LANを利用できるホットスポット(登録商標)等の特定の施設内で無線機能を備えた携帯型情報端末を利用するといった事が行われている。しかしながら、前者の場合にはインターネットを長時間利用したりすると通信費の負担が大きくなるという問題があった。また、後者の場合には、街中でそのような特定の施設を探し出しその箇所に出向く必要がある。また、地域によってはこのような特定の施設が出向ける範囲に見つからない場合がある。更に、このような共用の施設は、一般にセキュリティの管理が不十分であり、個人情報の漏洩の危険性がある場合も多い。
この一方で、無線LAN(Local Area Network)が一般家庭を中心に爆発的に普及しており、この結果として街中には常時、ブロードバンドに接続された無線LANアクセスポイントが数多く存在している。そこで、街中を歩くユーザに対して、アクセスポイントの有する通信能力のうちで、そのアクセスポイントの本来的な利用者の利用分を差し引いた余りの部分を割り当てることが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
図11は、この提案による無線通信システムの概要を表わしたものである。この無線通信システム100で、アクセスポイント101は、家庭や店舗あるいはオフィス等に設置されるもので、このアクセスポイント101の設置者によって指定された端末装置としての内部端末装置102と通信を行い、この内部端末装置102をインターネット103に接続するようになっている。インターネット103には、認証サーバ104が配置されており、内部端末装置102がインターネット103への接続を要求したとき、これが可能であるかどうかの認証を行うようになっている。このために、アクセスポイント101は、認証のための内部認証情報を記憶する内部認証情報記憶部(図示せず)を備えている。
この提案の無線通信システム100は、アクセスポイント101の設置者と所定の関係を有する者が使用する端末装置としての外部端末装置105に対しても、アクセスポイント101を経由してインターネット103へのアクセスを許している。すなわち、外部端末装置105はこれらのID(IDentification)を事前にアクセスポイント101内の外部認証情報記憶部(図示せず)に格納しておく。そして、外部端末装置105の認証が可能であるかの問い合わせがあったとき、認証サーバ104はこの外部認証情報記憶部を検索して、認証の可否をアクセスポイント101に対して応答するようになっている。そして、その外部端末装置105の認証を行った場合には、その外部端末装置105の通信に対して所定の課金を行うようにしている。
この無線通信システム100では、内部端末装置102を発着端末装置とするパケットは、優先的に帯域が割り当てられる。これに対して外部端末装置105を発着端末装置とするパケットは、割り当てられる帯域が一定の条件で制限される。しかしながら、余剰の通信能力を外部端末装置105に対して開放することができるので、内部端末装置102のユーザはこれに対する経済的な配当を受けることができるという利点を有する。
特開2003−304254号公報(第0044、第0045、第0052段落、図1)
このようにこの提案の無線通信システム100では、既存のアクセスポイント101に外部認証情報記憶部を用意し、ここに所定の外部端末装置105のIDを記憶しておくことで認証サーバ104がその認証を行えるようにして、これらの外部端末装置105がインターネット103へアクセスできるようにした。外部端末装置105のユーザは、余剰の通信能力を割り当てられるので、通信費用を安価なものとすることができることになる。
しかしながら、この無線通信システム100では、認証サーバ104における認証にあたって、CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol)などといった安全性の高い認証方式により、通信路にIDやパスワードをそのまま送出しないといった配慮を行っているものの、認証サーバ104が外部端末装置105のIDをチェックして認証を行うだけといった簡単なものとなっている。このため、外部端末装置105に対して割り当てたIDを他の者が取得すると、その取得した者も認証を受けてインターネット103にアクセス可能となってしまう。
このため、この提案の無線通信システム100では、外部端末装置105としての適格性に条件を付けている。例えば、アクセスポイント101の設置者等が指定するプロバイダと契約している使用者の端末装置であるというように、特定の端末装置に限定している。したがって、既存の無線通信ネットワークを第三者に開放するといっても、解放される側から見ると対象とされる無線通信ネットワークが非常に限定されたものとなり、現実には特定の端末装置に特定のアクセスポイントを利用させるものであって、多くの者にインターネットへの接続を屋外で簡易に実現させるには至っていない。
そこで本発明の目的は、通信ネットワークの利用に対する支払いを行う決済手段を有する者の端末装置であれば、アクセスポイントの設置者によって指定された端末装置でなくてもインターネットへの接続を可能とする無線通信システムおよび無線通信方法を実現することにある。
本発明では、(イ)利用料金の支払いに対応するネットワーク識別情報を割り当てられた無線端末と、(ロ)複数のネットワーク識別情報を併用可能で、アクセスしてきた無線端末が自己の無線ネットワークに属する無線端末か否かをネットワーク識別情報によって判別するネットワーク判別手段と、このネットワーク判別手段によって自己の無線ネットワークに属する無線端末と判別した無線端末に対しては自己の無線ネットワークにその無線端末が参加した場合の無線処理を行う無線処理実行手段と、ネットワーク判別手段によってその無線端末が自己の無線ネットワーク以外の無線ネットワークに属すると判別したときその無線端末に割り当てられたネットワーク識別情報で構成される無線ネットワークの一部として他の伝送路との中継処理を行う中継処理実行手段とを備えた無線アクセスポイントと、(ハ)この無線アクセスポイントが無線処理実行手段によって無線処理を実行するとき無線端末をインターネットに接続する第1のインターネット接続手段と、(ニ)無線アクセスポイントが中継処理実行手段によって中継処理を行うとき無線端末をインターネットに接続する第2のインターネット接続手段と、(ホ)中継処理実行手段によって中継された無線端末の固有の識別情報を基にしてその無線端末がインターネットにアクセスする正当な権限を有するか否かを判別する認証手段と、(へ)この認証手段が正当な権限を有するものとして認証した無線端末が第2のインターネット接続手段を用いてインターネットに接続するときこれに応じて利用料金を課金する課金手段と、(ト)この課金手段の課金が利用料金の範囲内で、インターネットへの接続を可能にする利用料金管理手段と、(チ)課金手段の課金の一部を無線端末をインターネットに接続する中継処理を行った無線アクセスポイントに還元する還元手段とを無線通信システムに具備させる。
すなわち本発明では、無線端末が利用料金の範囲内で通信を可能とするネットワーク識別情報を割り当てられ、このネットワーク識別情報を用いて、複数のネットワーク識別情報を併用可能な無線アクセスポイント経由でインターネットにアクセスできるようにしている。無線アクセスポイント側は自己の無線ネットワークに属する無線端末であるかをネットワーク識別情報で判別し、自己の無線ネットワークに属する場合には第1のインターネット接続手段を使用して通常通りにインターネットへの接続を行わせるが、それ以外のネットワーク識別情報を割り当てられた無線端末の場合には、インターネットにアクセスする正当な権限を有するかを無線端末の固有の識別情報を使用して認証手段によって認証させる。そして、インターネットにアクセスする正当な権限を有する場合には、その無線端末は無線アクセスポイントおよび第2のインターネット接続手段を用いてインターネットに接続できる。この際には課金手段がその無線端末に対して課金を行うが、利用料金管理手段が利用料金の範囲内で、インターネットへの接続を可能とする。したがって、第三者が他人のネットワーク識別情報を知っても、無線端末の固有の識別情報を使用して認証するので被害の発生を抑えることができる。暗号化技術を併用することで、更に不正使用を排除することができる。また、還元手段が設けられているので、自己の無線ネットワークに属する無線端末以外の利用に対して利用料金の一部が還元される。
また、本発明では、(イ)屋外の任意の無線アクセスポイントを経由してインターネットを利用する費用としての利用料金の支払いを条件として該当の無線端末に対して特定のネットワーク識別情報を割り当てるネットワーク識別情報付与ステップと、(ロ)この特定のネットワーク識別情報を付与された無線端末からアクセスがあったとき自己の配下の無線端末からのアクセスではないことを自己の配下の無線端末のネットワーク識別情報と相違することによって判別して、その無線端末が自己を経由してインターネットにアクセスする適格性があるか否かをその無線端末に固有の識別情報を用いて認証させる認証ステップと、(ハ)この認証ステップによってその無線端末が自己を経由してインターネットにアクセスする適格性があることが判別されたとき、その特定のネットワーク識別情報で表わされるネットワークに参加する形でその無線端末がインターネットに接続するためのパケットの中継を行うパケット中継ステップと、(ニ)無線端末がパケット中継ステップを経てインターネットに接続したとき、その利用料金の中から自己の寄与した料金の支払いを受ける払い還元ステップとを無線通信方法に具備させる。
すなわち本発明では、無線端末に対して、屋外の任意の無線アクセスポイントを経由してインターネットを利用する費用としての利用料金の支払いを条件として特定のネットワーク識別情報が割り当てられ、無線アクセスポイントはこの特定のネットワーク識別情報が自己の配下の無線端末のネットワーク識別情報と相違することによって、自己を経由してインターネットにアクセスする適格性があるか否かを無線端末の固有の識別情報を基にして認証させる。認証の結果、適格性があることが判別されたとき、無線アクセスポイントは、その特定のネットワーク識別情報で表わされるネットワークに参加する形でその無線端末がインターネットに接続するためのパケットの中継を行う。そして、その無線端末がインターネットを利用した料金の一部の還元を受ける。この無線通信方法では、第三者が他人のネットワーク識別情報を知っても、利用料金の範囲内であるのと認証に無線端末のMACアドレス等の固有の識別情報を使用するので、無線アクセスポイントの受ける被害を抑えることができる。
このように本発明によれば、利用料金の範囲内で無線端末にネットワーク識別情報を割り当てるだけでなく、無線端末の認証に無線端末に固有の識別情報を使用することにしたので、ネットワーク識別情報を第三者が知りえても、被害を十分抑制することができる。もちろん、ネットワーク識別情報を暗号化することにより、更に他人の不正使用の危険性を減少させることができる。また、無線アクセスポイントは、自己の無線ネットワークに属する無線端末以外の無線端末まで利用対象を拡大することで、余剰な通信能力を有効活用することができ、自己の無線ネットワークに属する無線端末に対するサービスの向上や利用料金の低減を図ることができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例における無線通信システムの構成の概要を表わしたものである。この無線通信システム200は、第1〜第mの屋内無線クライアント2011〜201mのアクセスポイントとして、一般の住宅内等に設置されている無線アクセスポイント202を有している。無線アクセスポイント202は、任意のインターネット接続業者としての第1のISP(Internet Service Provider)2031を介して、第1〜第mの屋内無線クライアント2011〜201mをインターネット204に接続するようになっている。各屋内無線クライアント2011〜201mは、無線アクセスポイント202に対して同一の屋内無線ネットワーク206を構成している。
本実施例では、この他に、無線アクセスポイント202と無線通信可能な屋外無線ネットワーク207の内部領域に位置する屋外無線クライアント208が、無線アクセスポイント202および第2のISP2032を介してインターネット204に接続できるようになっている。ここで第2のISP2032は、第1〜第mの屋内無線クライアント2011〜201m以外の第三者がインターネット204に接続する際に利用するインターネット接続業者である。第2のISP2032は、この例では特定の無線アクセスポイント202のみを利用しているように見えるが、街中に無数に存在する無線アクセスポイントを利用するようになっている。
本実施例で、無線アクセスポイント202は、モデムとしての機能およびルータとしての機能を備える他、ESS−ID(Extended Service Set-IDentification:無線ネットワーク名)と無線暗号化セットを複数同時に使用できる機能を持っている。ここで、ESS−IDは、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.11シリーズの無線LANにおけるネットワークの識別子の一つであり、混信を避けるために付けられる。各端末としての無線クライアントにESS−IDを設定すると、ESS−IDが一致する無線クライアントとしか通信しないようにすることができる。本実施例の無線アクセスポイント202は、このようにESS−IDを複数併用できるようにすることで、同一の無線アクセスポイント202を使用しながら、屋内無線ネットワーク206は第1のISP2031を使用してインターネット204にアクセスし、屋外無線ネットワーク207は第2のISP2032を使用してインターネット204にアクセスするというような切り分けが可能である。しかも無線アクセスポイント202が無線暗号化セットを複数同時に使用できるので、非共有とされる屋内無線ネットワーク206と屋外無線ネットワーク207の間でセキュリティを確保することができる。
本実施例では、第2のISP2032を利用してインターネット204に接続できる端末装置を屋外無線クライアント208と総称することにする。第2のISP2032は、各地に同様に点在する無線アクセスポイント202を利用することで、街中を移動している不特定の屋外無線クライアント208に対して、インターネット204への接続の機会を与える。すなわち、新規にインターネット204へ接続しようとする未登録無線クライアント(登録後には屋外無線クライアント208)は、この第2のISP2032へまずアクセスして、本実施例の無線通信システム200に登録する手続きを行う必要がある。
図2は、本実施例の無線アクセスポイントの構成を表わしたものである。無線アクセスポイント202は、図1に示した屋内無線ネットワーク206および屋外無線ネットワーク207の各種無線クライアントと電波の送受信を行うためのアンテナ211を備えている。アンテナ211は変調や復調を行う無線部212およびビット同期回路213を経て通信コントローラ214と接続されている。通信コントローラ214は、送信するパケットの組み立てを行ったり、受信したパケットの分解を行う他、通信制御やフレームエラーのチェック等を行うようになっている。
この通信コントローラ214は、バス215を介してCPU(Central Processing Unit)216、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリ217、誤り訂正符号の符号化あるいは復号化を行う誤り訂正符号器・復号器218、およびLANコントローラ219と接続されている。ここでCPU216は、メモリ217に格納された制御プログラムを実行することで、この無線アクセスポイント202としての各種制御を行うようになっている。LANコントローラ219は、図1に示した第1および第2のISP2031、2032およびその他の有線LAN端末との通信を、外部インターフェース221を介して制御するようになっている。
図3は、図1に示した屋外無線クライアントの構成を表わしたものである。第1〜第mの屋内無線クライアント2011〜201mも屋外無線クライアント208と基本的に同一の構成となっているので、これらの図示および説明を省略する。屋外無線クライアント208は、図1に示した無線アクセスポイント202等の無線端末と電波の送受信を行うためのアンテナ231を備えている。アンテナ231は変調や復調を行う無線部232およびビット同期回路233を経て通信コントローラ234と接続されている。通信コントローラ234は、送信するパケットの組み立てを行ったり、受信したパケットの分解を行う他、通信制御やフレームエラーのチェック等を行うようになっている。
この通信コントローラ234は、バス235を介してCPU(Central Processing Unit)236、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリ237、誤り訂正符号の符号化あるいは復号化を行う誤り訂正符号器・復号器238、およびインターフェースコントローラ239と接続されている。ここでCPU236は、メモリ237に格納された制御プログラムを実行することで、この屋外無線クライアント208としての各種制御を行うようになっている。インターフェースコントローラ239は、図示しないノート型のパーソナルコンピュータとの通信を、外部インターフェース241を介して制御するようになっている。
なお、図1に示した第1および第2のISP2031、2032も、同様に図示しないCPUを備えており、同じく図示しないハードディスク等の記憶媒体に格納された制御プログラムを実行することで、各種制御を行うようになっている。
図4は、屋外無線クライアントとしてまだ登録されていない未登録無線クライアントを無線通信システムに登録する様子を説明するためのものである。第2のISP2032は、アクセスの便宜を図るために、複数のネットワークを接続する基幹ネットワーク251に接続されている。本実施例の無線通信システム200に登録しようとする未登録無線クライアント252は、この第2のISP2032と接続された設定端末253を介して登録手続きを行うようになっている。ここで設定端末253は、第1および第2のISP2031、2032と同様に、図示しないCPUを備えており、同じく図示しない記憶媒体に格納した制御プログラムを実行することで各種制御を実現するようになっている。
また、第2のISP2032は、未登録無線クライアント252が屋外無線クライアント208として登録した際に、これら屋外無線クライアント208に関するデータを格納するデータベース255を備えている。データベース255には、屋外無線クライアント208(登録時の未登録無線クライアント252)のMAC(Media Access Control)アドレス情報256や通信ネットワークを利用するために設定端末253に支払われた利用料金を表わした利用料金情報257が格納されるようになっている。
ところで未登録無線クライアント252の登録を行うに際して、その未登録無線クライアント252のユーザは、自宅やオフィスのコンピュータを使用して、この無線通信システムのホームページにアクセスする。そして、そのホームページに示された無線通信システムの利用規約を読んでその内容を承諾すると共に、クレジットカード等の既存の決済手段を使用して利用料金の支払いを行う。以上の手続きが終了すると、設定端末253にアクセスするための電話番号と登録処理を行うためのパスワードがユーザに電子メールで送られてくる。ユーザは、送られてきたこれらの情報を用いて、設定端末にアクセスし、未登録無線クライアントの登録処理を行うことになる。
図5は、未登録無線クライアントの登録処理を行う際の設定端末の処理の流れを表わしたものである。設定端末253内の前記したCPUは、未登録無線クライアント252からの登録要求を待機している(ステップS301)。登録要求があると(Y)、パスワードによる認証を要求する(ステップS302)。パスワードが送られてきて(ステップS303:Y)、認証が成功すると(ステップS304:Y)、設定端末253はその未登録無線クライアント252を特定するユニークな情報として未登録無線クライアント252のMACアドレスを取得する(ステップS305)。認証が失敗した場合には(ステップS304:N)、所定回数の認証処理をトライする等の周知のエラー処理が行われる(ステップS306)。
設定端末253は、ステップS305で未登録無線クライアント252のMACアドレスを取得したら、この未登録無線クライアント252に対して無線設定情報を書き込むための送信を行う(ステップS307)。ここで、無線設定情報は、未登録無線クライアント252が屋外無線クライアント208として登録されたときに任意の無線アクセスポイント202にアクセスするための情報であり、本実施例では無線ネットワーク名(ESS−ID)と無線暗号化(WEP:Wired Equivalent Privacy)設定の各情報からなる。無線LANの各アクセスポイントは、ESS−IDを一定時間ごとに周囲に発信する「ビーコン信号」機能を有している。ただし、本実施例では、設定端末253が未登録無線クライアント252に対して無線設定情報を書き込むようにしている。したがって、登録後の屋外無線クライアント208は、無線アクセスポイント202がこのような「ビーコン信号」機能を停止した状態でも、空中を飛び交っているネットワークのパケットを順次検出することで、自己のアクセス対象の無線アクセスポイント202を見つけることができるようにしてセキュリティを確保している。WEPでは、通常の場合、64ビット長の秘密鍵を用いて暗号化を行うようになっている。
無線設定情報の書き込みは、設定端末253が未登録無線クライアント252の不揮発性メモリ領域(図3の屋外無線クライアント208におけるメモリ237の一部に対応)に人手を解することなく行われる。したがって、その内容は第三者に非公開であり、セキュリティ上の問題が発生しにくい。
設定端末253は、ステップS307の処理を行ったら、次に、取得したMACアドレスとパスワードとの関係で前記したホームページで確認した利用料金情報を、この未登録無線クライアント252の登録のために第2のISP2032に送信する(ステップS308)。
図6は、未登録無線クライアントの登録処理を行う際の第2のISPの処理の流れを表わしたものである。第2のISP2032は、設定端末253からこれらの情報が送られてくると(ステップS321:Y)、これを図4に示すデータベース255に登録する(ステップS322)。そして、設定端末253に対して、その未登録無線クライアント252についてのデータの登録完了通知を送信する(ステップS323)。これにより、未登録無線クライアント252は屋外無線クライアント208となる。
図5に戻って説明を続ける。設定端末253は、第2のISP2032から登録完了通知を受信したら(ステップS309:Y)、その未登録無線クライアント252に対して屋外無線クライアント208として登録されたことを登録完了通知として送信する(ステップS310)。
図7は、本実施例で屋外で無線アクセスポイントを利用してインターネットに接続する際の屋外無線クライアント側の制御の様子を表わしたものである。図1に示す屋外無線クライアント208のCPU236(図3)はインターネットへのアクセス要求が発生するのを待機している(ステップS341)。インターネットへのアクセス要求が発生すると(Y)、屋外無線クライアント208はその場所において、信号の送受信レベルとの関係で利用可能な無線アクセスポイント202が存在しているかをチェックする(ステップS342)。利用可能な無線アクセスポイント202が存在していれば(ステップS343:Y)、その無線アクセスポイント202に接続要求を行う(ステップS344)。このとき、無線アクセスポイント202はESS−IDを一緒に送出する。
これに対して、利用可能な無線アクセスポイント202が存在していない場合(ステップS343:N)、CPU236は図示しないディスプレイにその旨を表示して場所を移動して再度、インターネットへのアクセス要求を行うことを指示して(ステップS345)、処理を終了させる(リターン)。
図8は、無線アクセスポイント側における屋外無線クライアントに対する接続処理を表わしたものである。無線アクセスポイント202はインターネットに対する接続要求が無線クライアントから送られてくるのを待機している(ステップS361)。接続要求が到来すると(Y)、その無線クライアントが使用したESS−IDを確認する(ステップS362)。そして、それが屋外用のESS−IDでない場合、すなわち屋内用のESS−IDである場合には(ステップS363:N)、第1〜第mの屋内無線クライアント2011〜201mのいずれかがインターネットにアクセスするための要求であると判断して、該当する屋内無線クライアント201を第1のISP2031(図1)に接続する(ステップS364)。これ以降の処理は、無線アクセスポイント202が従来から行っていた処理であるので、その説明を省略する。
一方、ステップS363で屋外用に割り当てたESS−IDであることが判別した場合、その通信が最大セッション数に到達しているかどうかの判別が行われる(ステップS365)。最大セッション数未満の場合には(Y)、その屋外無線クライアント208に対して認証手続きを開始するように認証手続き要求を送信する(ステップS366)。
最大セッション数に到達している場合には(ステップS365:N)、ブリッジモードに移行して(ステップS367)、この後、ステップS366の処理が行われる。ブリッジモードでは、インターネットへのアクセスを要求した無線アクセスポイント202のMACアドレスを無線アクセスポイント202のメモリ217(図2)におけるアドレスフィルタの特性を規定する領域に登録して、屋外無線ネットワーク207用のESS−IDに対してMACアドレスによるフィルタ処理を実行することになる。
屋外無線クライアント208は図7のステップS344で無線アクセスポイント202に接続要求を行った後、ステップS366(図8)による認証手続き要求が送られてくるのを待機している(図7ステップS346)。認証手続き要求を受信すると(Y)、第2のISP2032に対する認証手続きのための接続要求を送出する(ステップS347)。
無線アクセスポイント202は、図8に示すように第2のISP2032に対する接続要求が到来すると(ステップS368:Y)、この屋外無線クライアント208から送られてきたパケットに、無線アクセスポイント202に固有の値を、フレームがどのVLANに属するかどうかを判別するためのVLANタグに付加して第2のISP2032に送信する(ステップS369)。そして、第2のISP2032側からの認証結果が送られてくるのを待機することになる(ステップS370)。
図9は、第2のISP側の屋外無線クライアントに対する接続処理を表わしたものである。第2のISP2032の図示しないCPUは、屋外無線クライアント208からパケットが送られてきたら(ステップS391:Y)、その屋外無線クライアント208のMACアドレス情報256をデータベース255(図4)と照合する(ステップS392)。この結果、一致したMACアドレス情報が存在した場合には(ステップS393:Y)、続いて、そのデータベースが管理しているその屋外無線クライアント208の利用料金の残額が零になっていないかをチェックする(ステップS394)。利用料金の残額が零になっていない場合には(Y)、VLANタグに付加された値から、そのパケットの送られてきた無線アクセスポイント202を判別して、これに対して、認証が成功したことを示す認証パスを送信する(ステップS395)。
これに対して、利用料金の残額が零になっている場合(ステップS394:N)、あるいはステップS393で一致したMACアドレス情報が存在しなかった場合(ステップS393:N)、VLANタグに付加された値から、そのパケットの送られてきた無線アクセスポイント202を判別して、これに対して認証不可を送信することになる(ステップS396)。
図8のステップS370で、無線アクセスポイント202のCPUは第2のISP2032から認証結果が送られてくるのを待機しており、これが送られてきたら(Y)、接続を要求した屋外無線クライアント208にこれを送信することになる(ステップS371)。
屋外無線クライアント208は、図7のステップS348で認証結果が送られてくるのを待機している。認証結果が送られてきて(Y)、これが認証パスであった場合には(ステップS349:Y)、インターネットへの接続処理を行う(ステップS350)。認証結果が認証不可の場合には(ステップS349:N)、無線アクセスポイント202に対する接続を切断する処理が行われる(ステップS351)。
図10は、ステップS350で示した屋外無線クライアントがインターネットに接続した後の第2のISPによる利用料金の管理の流れを表わしたものである。第2のISP2032は、認証を行った屋外無線クライアント208の利用状況を所定の時間ごとにチェックする(ステップS411)。そして、屋外無線クライアント208が利用を継続していればそれに相当する料金を、データベース255における現在の利用料金の残額から差し引いた場合に残額が存在するかどうかを判別する(ステップS412)。その結果、残額が存在しなくなったら(N)、該当の無線アクセスポイント202に対して屋外無線クライアント208の切断の指示を送出する(ステップS413)。この指示を受けて、該当の無線アクセスポイント202は屋外無線クライアント208の接続を終了する。
一方、ステップS412で利用料金の残額が存在していると判別された場合には(Y)、その時点で無線アクセスポイント202は屋外無線クライアント208から切断の要求が第2のISP2032に到来しているかどうかをチェックする(ステップS414)。たとえば、無線アクセスポイント202の本来の接続先としての第1〜第mの屋内無線クライアント2011〜201mの接続数が増加して、余剰の通信能力がなくなってきたような場合、第2のISP2032は無線アクセスポイント202に対して切断を要求する。屋外無線クライアント208がインターネットへのアクセスを終了させた場合にも、無線アクセスポイント202に対して切断の要求が行われる。
このような切断要求が発生していた場合(ステップS414:Y)、第2のISP2032は該当の無線アクセスポイント202に対して切断許可を送出する(ステップS415)。第2のISP2032は、この後、これまでの利用料金を差し引いた形で、データベースに利用料金の残額を登録する(ステップS416)。そして、今回の利用料金に対応する一部の料金を無線アクセスポイント202に対して返還する(ステップS417)。したがって、無線アクセスポイント202は、余剰の通信能力を本来の利用者ではない屋外無線クライアント208に与えることで、通信能力自体を特に低下させることなく利用料を取得することができ、結果的に第1〜第mの屋内無線クライアント2011〜201mの利用料金を軽減したり、通信速度を向上させるための設備投資を行うことができる。
以上説明したように本実施例の無線通信システムでは、図7のステップS342で無線アクセスポイント202が1つだけ存在することを前提として、これに無条件で接続を行うことにしたが、その無線アクセスポイント202のそれぞれの余剰の通信能力をチェックして、条件に適する無線アクセスポイント202の出現を待って接続を行ったり、余剰の通信能力の高いものに対して優先的に接続するようにしてもよい。更に、屋外無線クライアント208が移動している場合には、移動方向に対する電波の強度変化や余剰の通信能力を監視して、無線アクセスポイント202の切り替えを順次行うようにしてもよい。
また、実施例では未登録無線クライアント以外のコンピュータ等がそれに代わって利用料金の支払いを行い、これを基にして未登録無線クライアントに対するESS−IDの発行を行ったが、未登録無線クライアント自体が自己のアクセスできるアクセスポイントに接続して、利用料金の支払いを行ってもよい。利用料金の支払いは、前払いであっても、請求書が発行された後の後払いであってもよい。また、利用料金は、たとえば預金口座あるいはクレジット番号により、所定の期間ごとに引き落とされるものであってもよい。ただし、利用料金を支払うたびにネットワーク識別情報が割り当てられる方が第三者の不正使用の防止上では有利である。
更に実施例では第2のISP2032に認証手段を配置したが、認証手段をこれとは別の箇所に配置してもよい。更に実施例では無線端末のMACアドレスを無線端末の固有の識別情報として使用したが、その無線端末がどのアクセスポイントに属するかが判別可能な他の無線端末についての識別情報であっても構わない。
本発明の一実施例における無線通信システムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。 本実施例の無線アクセスポイントの構成を表わしたブロック図である。 本実施例の屋外無線クライアントの構成を表わしたブロック図である。 本実施例で屋外無線クライアントとして無線通信システムに登録する様子を表わした説明図である。 本実施例で未登録無線クライアントの登録処理を行う際の設定端末の処理を表わした流れ図である。 本実施例で未登録無線クライアントの登録処理を行う際の第2のISPの処理を表わした流れ図である。 本実施例で屋外で無線アクセスポイントを利用してインターネットに接続する際の屋外無線クライアント側の処理を表わした流れ図である。 本実施例で無線アクセスポイント側における屋外無線クライアントに対する接続処理の処理を表わした流れ図である。 本実施例で第2のISP側の屋外無線クライアントに対する接続処理を表わした流れ図である。 本実施例で屋外無線クライアントのインターネット接続処理を表わした流れ図である。 従来提案された無線通信システムの概要を表わしたシステム構成図である。
符号の説明
200 無線通信システム
201 屋内無線クライアント
202 無線アクセスポイント
2031 第1のISP
2032 第2のISP
204 インターネット
208 屋外無線クライアント
216、236 CPU
217、237 メモリ
252 未登録無線クライアント
253 設定端末
255 データベース

Claims (7)

  1. 利用料金の支払いに対応するネットワーク識別情報を割り当てられた無線端末と、
    複数のネットワーク識別情報を併用可能で、アクセスしてきた無線端末が自己の無線ネットワークに属する無線端末か否かを前記ネットワーク識別情報によって判別するネットワーク判別手段と、このネットワーク判別手段によって自己の無線ネットワークに属する無線端末と判別した無線端末に対しては自己の無線ネットワークにその無線端末が参加した場合の無線処理を行う無線処理実行手段と、前記ネットワーク判別手段によってその無線端末が自己の無線ネットワーク以外の無線ネットワークに属すると判別したときその無線端末に割り当てられたネットワーク識別情報で構成される無線ネットワークの一部として他の伝送路との中継処理を行う中継処理実行手段とを備えた無線アクセスポイントと、
    この無線アクセスポイントが前記無線処理実行手段によって無線処理を実行するとき前記無線端末をインターネットに接続する第1のインターネット接続手段と、
    前記無線アクセスポイントが前記中継処理実行手段によって中継処理を行うとき前記無線端末をインターネットに接続する第2のインターネット接続手段と、
    前記中継処理実行手段によって中継された前記無線端末の固有の識別情報を基にしてその無線端末がインターネットにアクセスする正当な権限を有するか否かを判別する認証手段と、
    この認証手段が正当な権限を有するものとして認証した無線端末が前記第2のインターネット接続手段を用いてインターネットに接続するときこれに応じて利用料金を課金する課金手段と、
    この課金手段の課金が前記利用料金の範囲内で、前記インターネットへの接続を可能にする利用料金管理手段と、
    前記課金手段の課金の一部を前記無線端末をインターネットに接続する中継処理を行った前記無線アクセスポイントに還元する還元手段
    とを具備することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記利用料金の決済処理が完了した無線端末に対して前記ネットワーク識別情報が割り当てられることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記ネットワーク識別情報は、ESS−IDであり、無線暗号化設定の情報と共に該当する無線端末の不揮発性メモリに書き込まれることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 前記無線端末へ不揮発性メモリへの書き込みは、前記無線アクセスポイント以外の端末によって、無線端末をMACアドレスで特定して行うことを特徴とする請求項3記載の無線通信システム。
  5. 前記ネットワーク識別情報は、無線の送受信を可能とする設定端末によって前記無線端末に与えられ、この設定端末と前記認証手段とは、基幹ネットワークを介して接続されていることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  6. 屋外の任意の無線アクセスポイントを経由してインターネットを利用する費用としての利用料金の支払いを条件として該当の無線端末に対して特定のネットワーク識別情報を割り当てるネットワーク識別情報付与ステップと、
    この特定のネットワーク識別情報を付与された無線端末からアクセスがあったとき自己の配下の無線端末からのアクセスではないことを自己の配下の無線端末のネットワーク識別情報と相違することによって判別して、その無線端末が自己を経由してインターネットにアクセスする適格性があるか否かをその無線端末に固有の識別情報を用いて認証させる認証ステップと、
    この認証ステップによってその無線端末が自己を経由してインターネットにアクセスする適格性があることが判別されたとき、その特定のネットワーク識別情報で表わされるネットワークに参加する形でその無線端末がインターネットに接続するためのパケットの中継を行うパケット中継ステップと、
    前記無線端末が前記パケット中継ステップを経てインターネットに接続したとき、その利用料金の中から自己の寄与した料金の支払いを受ける払い還元ステップ
    とを具備することを特徴とする無線通信方法。
  7. 前記認証ステップでは、該当する無線端末から送られてきたパケットに自己のアクセスポイントを表わす固有値をVLANタグに付加し、これを前記認証ステップで認証の行われる箇所に送信することで認証結果を返信させることを特徴とする請求項6記載の無線通信方法。
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KR101364090B1 (ko) * 2007-06-29 2014-02-26 주식회사 케이티 아이에스피망의 고유 번호를 이용한 아이에스피 간의트래픽 정산 시스템 및 방법
JP2015033037A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 西日本電信電話株式会社 無線lanシステム

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