JP2006071791A - 車両の音声認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】段階的な入力操作を行わせることなく簡単に音声を精度良く認識する。
【解決手段】マイク3から音声が入力されると、音声認識装置1は、予め設定しておいた単語辞書を検索し、マイク3から入力した音声に対応した認識候補を一致度合いの順番を付して選択し、車内CAN通信網2からの現在の車両情報を基に、検索した各認識候補毎に予め設定しておいた車両情報に対応した重み付け係数を定め、一致度合いと重み付け係数とに基づき各認識候補の最終的な一致度合いを決定する。そして、最終的な一致度合いの認識候補の音声に基づき該当する車載機器4に対して信号を出力して作動させる。また、音声認識装置1は、認識した音声が正しいか否かをスピーカ5を通じて発声することにより常にドライバに確認しながら、認識結果の確認を行い、2回誤認識した場合には、再び、ドライバに対して音声入力を促す。
【選択図】図2

Description

本発明は、車室内で発せられた音声を正確に認識する車両の音声認識装置に関する。
近年、車両においては、ドライバの利便性を図るため、煩わしいスイッチ入力等を省き、ドライバの発する音声を感知して、該当する車載装置の作動が行える様々なシステムが開発されている。
例えば、特開2000−20090号公報では、予め複数の言葉を記憶した単語辞書の中から使用者が発話した言葉を検索して特定することにより音声認識を行う車両の音声認識装置において、使用者の要求を、最初に少なくとも1つ一次要求として推定し、その一次要求から使用者の現在状態と未来状態とを推定して、その推定した状態から他の要求を推定する装置が開示されている。
特開2000−20090号公報
しかしながら、上述の特許文献1で開示される音声認識装置では、使用者は一次要求を推定させるための発話に加えて、個人情報を入力する操作が必要であり設定に時間がかかり煩わしいという問題がある。また、使用者の要求を推定して、単語辞書の検索範囲を絞り、或いは、順序を変えたとしても、最終的には単語辞書で設定される単語の順位に縛られるため、精度の良い認識結果を得るには限界があるという問題がある。すなわち、単語辞書の順位は、前回までの単語の使用頻度等に影響されるものが多く、今回、使用者が置かれている状況が全く異なってしまっている場合でも、前回までの状況が考慮されて設定されてしまい誤認識となる場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、使用者に段階的な入力操作を行わせることなく簡単に、使用者の音声を精度良く認識可能な車両の音声認識装置を提供することを目的とする。
本発明は、音声を入力する音声入力手段と、車両情報を検出する車両情報検出手段と、予め設定しておいた単語辞書を検索し、上記入力した音声に対応した認識候補を一致度合いの順番を付して選択する単語辞書検索手段と、現在の車両情報を基に、上記単語辞書検索手段で検索した各認識候補毎に予め設定しておいた車両情報に対応した重み付け係数を定める重み付け係数設定手段と、上記一致度合いと上記重み付け係数とに基づき上記各認識候補の最終的な一致度合いを決定する一致度合い決定手段と、上記一致度合い決定手段で決定した認識候補の音声に基づき車載機器に信号を出力する信号出力手段とを備えたことを特徴としている。
本発明による車両の音声認識装置によれば、使用者に段階的な入力操作を行わせることなく簡単に、使用者の音声を精度良く認識可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図8は本発明の実施の第1形態を示し、図1は車両の音声認識装置の概略構成図、図2は音声認識プログラムのフローチャート、図3は各認識候補の最終結果を一覧に示した説明図、図4は認識候補「温度上げて」に設定されている重み付け得点の説明図、図5は認識候補「温度下げて」に設定されている重み付け得点の説明図、図6は認識候補「ライト上げて」に設定されている重み付け得点の説明図、図7は認識候補「ライト下げて」に設定されている重み付け得点の説明図、図8は認識候補「ワイパーつけて」に設定されている重み付け得点の説明図である。
図1において、符号1は車両の音声認識装置を示し、この音声認識装置1には、車両に構築した車両情報検出手段としての車内CAN通信(Controller Area Network(ISO規格)に準拠した通信)網2と接続されている。この車内CAN通信網2には、車載した様々な制御ユニット(例えば、エンジン制御ユニット、トランスミッション制御ユニット、ブレーキ制御ユニット、ナビゲーション装置、前方認識装置等)が連結されており、車両に設けた車内温度センサ、外気温度センサ、車速センサ、ワイパースイッチ、ブレーキスイッチ、エアコンスイッチ、ライティングスイッチ、リアデフォッガスイッチ、パワーウィンドウスイッチ、車内カレンダ時計等のセンサ、スイッチ類の信号や、各制御ユニットで演算されたデータ、及び、ドライバ(使用者)により入力される降水確率等の情報が共有可能となっている。
具体的には、音声認識装置1には、車内CAN通信網2を通じて、車内温度センサからの車内温度、外気温度センサからの外気温度、エアコンスイッチからのエアコンのON−OFF、ライティングスイッチからのヘッドライトのON−OFF、更にONの場合にはHigh−Low状態、ワイパースイッチからのワイパーのON−OFF、リアデフォッガスイッチからのリアデフォッガのON−OFF、パワーウインドウスイッチからは各窓毎の窓の開閉状況、前方認識装置からのカメラ或いはレーザレーダで捉えた前方情報を解析して得られる対向車の有無、ナビゲーション装置からの予めDVD−ROM等に記録されている現在値が市街地か否かの情報、車内カレンダ時計からの「月」「日」「時間」、ドライバの入力した降水確率等の信号が入力される。
また、音声認識装置1には、ドライバからの音声を捉える音声入力手段としてのマイク3が接続されている。
マイク3から音声が入力されると、音声認識装置1は、後述する如く、予め設定しておいた単語辞書を検索し、マイク3から入力した音声に対応した認識候補を一致度合いの順番を付して選択し、車内CAN通信網2からの現在の車両情報を基に、検索した各認識候補毎に予め設定しておいた車両情報に対応した重み付け係数を定め、一致度合いと重み付け係数とに基づき各認識候補の最終的な一致度合いを決定する。そして、最終的な一致度合いの認識候補の音声に基づき該当する車載機器4に対して信号を出力して作動させる。また、音声認識装置1は、認識した音声が正しいか否かをスピーカ5を通じて発声することにより常にドライバに確認しながら、認識結果の確認を行い、複数回(例えば2回)誤認識した場合には、再び、ドライバに対して音声入力を促すようになっている。
すなわち、音声認識装置1は、単語辞書検索手段、重み付け係数設定手段、一致度合い決定手段、信号出力手段、及び、確認手段としての機能を備えて構成されている。
ここで、車載機器4としては、エアコン(温度の上下調整、ON−OFF)、ヘッドライト(ON−OFF)、ワイパー(ON−OFF)、リアデフォッガ(ON−OFF)である。
次に、音声認識装置1で実行される音声認識プログラムを、図2のフローチャートで説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101で、音声が入力されると、S102に進み、入力された音声に対応する単語を、予め記憶しておいた単語辞書を検索して認識候補として抽出する。この際、単語辞書は、検索頻度等を基に複数の認識候補を、認識スコア(一致度合い)を付けて抽出する。尚、この処理の段階では、認識スコアが高い認識候補ほど、入力された音声に一致している可能性が高い。
このS101とS102の具体的な処理の一例を、図3により説明する。まず、ドライバが「温度下げて」という音声を入力すると、単語辞書により、この音声に近い「温度上げて」、「温度下げて」、「ライト上げて」、「ライト下げて」、「ワイパーつけて」の5つの認識候補が、それぞれ認識スコア「0.6」、「0.5」、「0.3」、「0.2」、「0.1」を付して選択される。
次に、S103に進むと、現在の車両情報が読み込まれる。例えば、車内温度は「27度」、カレンダは「6月」、降水確率は「10%」、エアコンは「ON」、ヘッドライトは「OFF」、ワイパーは「OFF」であるとする。
次いで、S104に進み、車両情報に基づき重み付け係数の演算を行う。例えば、「温度上げて」については、図4に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S103で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「1」が設定される。同様に、「温度下げて」については、図5に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S103で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「9」が設定される。また、「ライト上げて」については、図6に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S103で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「1」が設定される。「ライト下げて」については、図7に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S103で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「1」が設定される。更に、「ワイパーつけて」については、図8に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S103で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「2」が設定される。そして、それぞれの認識候補の得点を、全認識候補の得点の和(14=1+9+1+1+2)で除した値を、それぞれの認識候補の重み付け係数とする。すなわち、「温度上げて」、「温度下げて」、「ライト上げて」、「ライト下げて」、「ワイパーつけて」の認識候補のそれぞれの重み付け係数は、「1/14」、「9/14」、「1/14」、「1/14」、「2/14」である。
次に、S105に進み、S102での単語辞書検索の結果(認識スコア)とS104での重み付け係数の結果から最終的な一致度合いとしての最終スコアを演算し、認識候補の順位付けを行い認識結果の決定を行う。具体的には、最終スコアを各認識候補の認識スコアと重み付け係数を乗算して演算し、この最終スコアの最も高いものから順位付けを行う。すなわち、「温度上げて」、「温度下げて」、「ライト上げて」、「ライト下げて」、「ワイパーつけて」の認識候補のそれぞれの最終スコアは、「(0.6)×(1/14)=(6/140)」、「(0.5)×(9/14)=(45/140)」、「(0.3)×(1/14)=(3/140)」、「(0.2)×(1/14)=(2/140)」、「(0.1)×(2/14)=(2/140)」となる。従って、これを高い順に並べると、1位が「温度下げて」、2位が「温度上げて」、3位が「ライト上げて」、4位が「ライト下げて」と「ワイパーつけて」となる。この結果、1位の「温度下げて」を認識結果として決定する。
次いで、S106に進み、認識結果の確認音声を出力する。具体的には、予め設定しておいた音声に、「温度下げ」をあてはめて発声するものであり、例えば、「温度下げるんですね」との音声を発声するものである。
その後、S107に進み、ドライバからの音声入力を待ち、「はい」若しくは「YES」、或いは、一定時間経過してもなんら音声入力がない場合には、ドライバから肯定的言葉の入力があったと判定処理する。逆に、「いいえ」若しくは「NO」の音声入力があった場合には、ドライバから否定的言葉の入力があったと判定処理する。
そして、S108に進み、S107の判定処理の結果、ドライバから肯定的言葉の入力があり、認識が正解と判断できる場合には、S109に進み、予め該当する車載機器へ信号を出力する。例えば、「温度下げて」の場合には、車載機器としてエアコンが選択され、エアコンの温度調整が現在より低い値に設定される。
その後、S110に進み、処理実行音声の出力を行ってプログラムを抜ける。例えば、「温度下げて」の認識結果により、S109でエアコンの温度を下げた場合、「エアコンの温度を下げました」と出力する。尚、この処理実行音声は、予め記憶しておいた音声である。
また、上述のS108の判断において、S107の判定処理の結果、ドライバから否定的言葉の入力があり、認識が不正解と判断できる場合には、S111に進み、不正解が2度目か否か判定する。
S111の判定の結果、不正解が2度目ではない場合、すなわち、1度目の場合には、S112に進み、認識候補の2番目を認識結果に変更し、前述のS106からの処理を行う。上述までの例でいえば、2位の「温度上げて」を認識結果とし、S106からの処理を行うのである。
また、S111の判定の結果、不正解が2度目の場合には、S113に進み、予め設定しておいた未処理音声出力、例えば、「認識できませんでした。もう一度言って下さい。」を出力してプログラムを抜ける。すなわち、上述の例でいえば、2位の「温度上げて」の場合でも不正解の場合には、「認識できませんでした。もう一度言って下さい。」を出力し、ドライバに再度の音声入力を促すのである。尚、この確認は、スピーカ5から発声して行われるが、他に、例えば、液晶ディスプレイ上に表示して確認するものであっても良い。
このように、本実施の第1形態によれば、従来のような頻度等に応じた単語辞書の検索により音声認識を行うのではなく、現在の車両情報に応じた重み付けにより音声認識を行うので使用者の音声を精度良く認識可能となる。また、ドライバは、自ら段階的に単語辞書を絞り込む必要がないため、煩わしさがなく、使い勝手の良い音声認識装置となっている。
次に、図9〜図13は本発明の実施の第2形態を示し、図9は音声認識プログラムのフローチャート、図10は各認識候補の最終結果を一覧に示した説明図、図11は認識候補「エアコンつけて」に設定されている重み付け得点の説明図、図12は認識候補「エアコン消して」に設定されている重み付け得点の説明図、図13は認識候補「リアデフォッガつけて」に設定されている重み付け得点の説明図である。尚、本実施の第2形態は、単語辞書を車両情報に基づき予め制限選択して用いる点が前記第1形態と異なり、他の構成作用は前記第1形態と同様であるので説明は省略する。
すなわち、音声認識装置1で実行される音声認識プログラムは、図9のフローチャートに示すように、まず、S201で、音声が入力されると、S202に進み、現在の車両情報を読み込む。この第2形態では、ドライバは「温度下げて」という音声入力をしたとし、現在の車両情報は、車内温度は「27度」、カレンダは「6月」、時間は「14時」、降水確率は「10%」、エアコンは「ON」、ヘッドライトは「OFF」、ワイパーは「OFF」、全てのパワーウインドウは閉じられている状態にあるとする。
次いで、S203に進み、車両情報に基づき、単語辞書を制限選択する。例えば、時間が7時〜15時までの場合は、予めヘッドライト関連の単語辞書の選択を行わないようにし、降水確率が20%以下の場合には、予めワイパー関連の単語辞書の選択を行わないようにする。従って、時間が「14時」であることから、ヘッドライト関係の単語辞書の選択を行わないようにし、また、降水確率が「10%」であることから、ワイパー関連の単語辞書の選択を行わないようにする。
次いで、S204に進み、S201で入力された音声に対応する単語を、S203で制限された単語辞書を検索して認識候補として抽出する。この際、単語辞書は、検索頻度等を基に複数の認識候補を、認識スコア(一致度合い)を付けて抽出する。尚、この処理の段階では、認識スコアが高い認識候補ほど、入力された音声に一致している可能性が高い。
具体的には、「温度下げて」という音声入力に対し、これに近い単語、例えば、図10に示すように、「温度上げて」、「温度下げて」、「エアコンつけて」、「エアコン消して」、「リアデフォッガつけて」の5つの認識候補が、それぞれ認識スコア「0.6」、「0.5」、「0.3」、「0.2」、「0.1」を付して選択される。
次に、S104に進み、前記第1形態と同様、車両情報に基づき重み付け係数の演算を行う。例えば、「温度上げて」については、図4に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S202で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「1」が設定される。同様に、「温度下げて」については、図5に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S202で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「9」が設定される。また、「エアコンつけて」については、図11に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S202で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「1」が設定される。「エアコン消して」については、図12に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S202で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「5」が設定される。更に、「リアデフォッガつけて」については、図13に示すような、車両情報に対応した重み付け得点が予め設定されており、S202で取得した車両情報に沿って、その重み付け得点は「3」が設定される。そして、それぞれの認識候補の得点を、全認識候補の得点の和(19=1+9+1+5+3)で除した値を、それぞれの認識候補の重み付け係数とする。すなわち、「温度上げて」、「温度下げて」、「エアコンつけて」、「エアコン消して」、「リアデフォッガつけて」の認識候補のそれぞれの重み付け係数は、「1/19」、「9/19」、「1/19」、「5/19」、「3/19」である。
次に、S105に進み、S204での単語辞書検索の結果(認識スコア)とS104での重み付け係数の結果から最終的な一致度合いとしての最終スコアを演算し、認識候補の順位付けを行い認識結果の決定を行う。具体的には、最終スコアを各認識候補の認識スコアと重み付け係数を乗算して演算し、この最終スコアの最も高いものから順位付けを行う。すなわち、「温度上げて」、「温度下げて」、「エアコンつけて」、「エアコン消して」、「リアデフォッガつけて」の認識候補のそれぞれの最終スコアは、「(0.6)×(1/19)=(6/190)」、「(0.5)×(9/19)=(45/190)」、「(0.3)×(1/19)=(3/190)」、「(0.2)×(5/19)=(10/190)」、「(0.1)×(3/19)=(3/190)」となる。従って、これを高い順に並べると、1位が「温度下げて」、2位が「エアコン消して」、3位が「温度上げて」、4位が「エアコンつけて」と「リアデフォッガつけて」となる。この結果、1位の「温度下げて」を認識結果として決定する。
以下、S106以降の説明は、認識候補の2番目が「エアコン消して」であることを除き、前記第1形態で説明した通りであるので、説明は省略する。
このように、本発明の実施の第2形態によれば、前記第1形態の効果に加え、車両情報により検索する単語辞書が制限されるため、すなわち、言い換えれば、現在の車両情報を基に、認識候補のうち車両情報にそぐわないものを候補から除外することで、認識結果を抽出するのに要する時間が短縮され、処理速度を高くできる。
本発明の実施の第1形態による、車両の音声認識装置の概略構成図 同上、音声認識プログラムのフローチャート 同上、各認識候補の最終結果を一覧に示した説明図 同上、認識候補「温度上げて」に設定されている重み付け得点の説明図 同上、認識候補「温度下げて」に設定されている重み付け得点の説明図 同上、認識候補「ライト上げて」に設定されている重み付け得点の説明図 同上、認識候補「ライト下げて」に設定されている重み付け得点の説明図 同上、認識候補「ワイパーつけて」に設定されている重み付け得点の説明図 本発明の実施の第2形態による、音声認識プログラムのフローチャート 同上、各認識候補の最終結果を一覧に示した説明図 同上、認識候補「エアコンつけて」に設定されている重み付け得点の説明図 同上、認識候補「エアコン消して」に設定されている重み付け得点の説明図 同上、認識候補「リアデフォッガつけて」に設定されている重み付け得点の説明図
符号の説明
1 音声認識装置(単語辞書検索手段、重み付け係数設定手段、一致度合い決定手段、信号出力手段、確認手段)
2 車内CAN通信網(車両情報検出手段)
3 マイク(音声入力手段)
4 車載機器
5 スピーカ
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (5)

  1. 音声を入力する音声入力手段と、
    車両情報を検出する車両情報検出手段と、
    予め設定しておいた単語辞書を検索し、上記入力した音声に対応した認識候補を一致度合いの順番を付して選択する単語辞書検索手段と、
    現在の車両情報を基に、上記単語辞書検索手段で検索した各認識候補毎に予め設定しておいた車両情報に対応した重み付け係数を定める重み付け係数設定手段と、
    上記一致度合いと上記重み付け係数とに基づき上記各認識候補の最終的な一致度合いを決定する一致度合い決定手段と、
    上記一致度合い決定手段で決定した認識候補の音声に基づき車載機器に信号を出力する信号出力手段と、
    を備えたことを特徴とする車両の音声認識装置。
  2. 使用者に対して上記最終的な一致度合いの高い認識候補が、上記入力した音声に一致するか否かを確認する確認手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両の音声認識装置。
  3. 上記確認手段は、上記最終的な一致度合いが最も高く一致している認識候補が上記入力した音声に一致しない場合、上記最終的な一致度合いがより低い認識候補についての一致を確認し、該確認による認識候補が一致しない場合は、使用者に再度の音声入力を促すことを特徴とする請求項2記載の車両の音声認識装置。
  4. 上記単語辞書検索手段は、現在の車両情報を基に、上記単語辞書における検索範囲を制限することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の車両の音声認識装置。
  5. 上記単語辞書検索手段は、現在の車両情報を基に、認識候補のうち車両情報にそぐわないものを候補から除外することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の車両の音声認識装置。
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