JP2006067860A - 小動物の足裏洗浄機と足裏洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】犬等のペットの散歩等で汚れた足裏を、飼主等の人間の手を煩わさず、自動的に効率よく確実に洗浄できて、衛生上優れた小動物の足裏洗浄機等を提供する。
【解決手段】小動物sの足裏kを載置可能な平坦な足裏載置平坦部2を有する棒体1が、複数本平行配置で水槽20内に固定され、隣り合う足裏載置平坦部2、2間に凹部3が長手方向にそれぞれ形成されている。上向きのブラシ7が取り付けられた足裏摺動ブラシ部6が、凹部3内にそれぞれ配設され、駆動部11により水平方向に往復移動自在である。任意の足裏載置平坦部2上で支持される動物sの足裏kに付着した汚れ60を、凹部3内で水平方向にスライドしながら往復移動する足裏摺動ブラシ部6の摺動によって自動的に洗浄可能である。
【選択図】 図1
【解決手段】小動物sの足裏kを載置可能な平坦な足裏載置平坦部2を有する棒体1が、複数本平行配置で水槽20内に固定され、隣り合う足裏載置平坦部2、2間に凹部3が長手方向にそれぞれ形成されている。上向きのブラシ7が取り付けられた足裏摺動ブラシ部6が、凹部3内にそれぞれ配設され、駆動部11により水平方向に往復移動自在である。任意の足裏載置平坦部2上で支持される動物sの足裏kに付着した汚れ60を、凹部3内で水平方向にスライドしながら往復移動する足裏摺動ブラシ部6の摺動によって自動的に洗浄可能である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、小動物の足裏洗浄機と足裏洗浄方法に属し、さらに言えば、室内で飼っている犬などの所謂ペットを散歩等で外出させた後、室内に入れる際に、そのペットの汚れた足裏を、自動的(又は手動的)に洗浄する足裏洗浄機と足裏洗浄方法の技術分野に関する。
室内で犬等の愛玩動物(小動物)を飼っている人は多く、例えば室内犬を散歩等で外出させ、帰ってきた際、犬の足裏に付着した砂や土、ごみ等の汚れは、水道口場まで犬を抱えて運んで足洗いをしたり、濡らした雑巾等で拭いて落としてから、犬を室内に開放するケースが多い。
また登録第3082736号登録実用新案公報には、上面が開口した洗浄液容器の底面にブラシを装着し、前記ブラシの毛足先端は、前記洗浄液容器の液面に対して斜めに形成された足裏洗浄器が記載されている。
登録第3082736号登録実用新案公報
前記のように足裏が汚れた犬を、飼主が水道口場まで抱えて運んで足洗いをしたり、雑巾を水に濡らし、片方の手で犬の足をとりながら他方の手でその濡れた雑巾により犬の汚れた足裏を拭く作業は大変面倒で煩わしい。また、犬の足裏に付着した汚れを十分に除去しないまま室内に入れてしまう場合もあり、ペットや室内の衛生上好ましくない。
これに対して、前記登録第3082736号登録実用新案公報に記載された洗浄器を使えば確かに、肉球の隙間に入った汚れを充分に落とすことができるかもしれない。しかし、水や洗剤の洗浄液を入れた容器に、犬の足を運ぶのは飼主が行わなければならず、更に、その容器内のブラシに、犬の汚れた足裏を飼主が当接させ、こすりながら汚れを落としてやらなければならない。こういった一連の洗浄作業を、やはり飼主が実際に手を使って丹念に行わなければならず、依然として面倒であることに変わりない。
一方、近年ペットブームで、旅行先の宿泊ホテル等の施設でも、ペットの宿泊を受け入れる所が増えてきているが、その旅先で前記のような従来のやり方で人間の手を煩わしていたのでは、効率よく衛生的に犬の足裏を洗浄できず、かかる点が解決すべき課題とされている。
したがって、本発明の目的は、犬等のペット(小動物)の散歩等で汚れた足裏を、飼主等の人間の手を煩わさず、自動的に効率よく確実に洗浄できて、小動物の衛生及び室内の衛生管理を維持する小動物の足裏洗浄機と、その洗浄機を利用した合理的な足裏洗浄方法を提供することにある。
請求項1記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、犬等の小動物sの足裏kを摺動して洗浄する足裏洗浄機aであって、前記小動物sの足裏kを載置可能な平坦な足裏載置平坦部2を有する棒体1が、複数本平行配置で水槽20内に固定され、隣り合う前記足裏載置平坦部2、2間に凹部3が長手方向にそれぞれ形成されていると共に、上向きのブラシ7が取り付けられた足裏摺動ブラシ部6が、前記凹部3内にそれぞれ配設され且つ駆動部11により水平方向に往復移動自在であり、任意の足裏載置平坦部2上で支持される動物sの足裏kに付着した汚れ60を、前記凹部3内で水平方向にスライドしながら往復移動する前記足裏摺動ブラシ部6の摺動によって自動的に洗浄可能に構成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、犬等の小動物sの足裏kを摺動して洗浄する足裏洗浄機aであって、前記小動物sの足裏kを載置可能な平坦な足裏載置平坦部2を有する棒体1が、複数本平行配置で水槽20内に固定され、隣り合う前記足裏載置平坦部2、2間に凹部3が長手方向にそれぞれ形成されていると共に、上向きのブラシ7が取り付けられた足裏摺動ブラシ部6が、前記凹部3内にそれぞれ配設され且つ手動により水平方向に往復移動自在であり、任意の足裏載置平坦部2上で支持される小動物sの足裏kに付着した汚れ60を、前記凹部3内で水平方向にスライドしながら往復移動する前記足裏摺動ブラシ部6の摺動によって洗浄可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、前記足裏摺動ブラシ部6が、足裏載置平坦部2、2間の凹部3の全長より若干長く形成されたベース長板8の上にブラシ7が上向きで設置され、そのブラシ7の最上レベルが前記足裏載置平坦部2の上面より若干高く突出して形成され、前記全てのベース長板8の両端部が、両端の棒体1、1を囲む大きさの矩形枠体9に固定されて成り、前記枠体9の水平方向への往復移動にしたがって全ての足裏摺動ブラシ部6・・・が同時に水平方向へ往復移動自在に構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、前記足裏摺動ブラシ部6を固定する枠体9が、水平方向に往復移動自在で駆動部11に接続されたスライド杆12に、腕部10を介して連結されており、前記駆動部11の作動により、枠体9及び全ての足裏摺動ブラシ部6・・・が水平方向へ往復移動自在に構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、前記足裏摺動ブラシ部6の水平方向への往復移動が、所望の振幅wとなるように駆動部11で設定可能に構成されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、前記平坦な足裏載置平坦部2を有する複数本の棒体1・・・が、小動物sの足裏kの肉球nを支持可能であると共に凹部3上に位置する前記肉球nの汚れ60を摺動可能な間隔tをあけ、且つ小動物sの進行方向pに沿う平行配置で、底板4の上に固定されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、前記足裏載置平坦部2、2間の凹部3に、小動物の足裏に付着した砂や土、ごみ等の汚れを排出するスリット状の通孔3aが形成されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、前記水槽20が、その底部21から上向きに円柱22が複数突設され、棒体1の底板4の支柱5が前記円柱22に対し着脱自在であり、当該水槽20内に注ぎ込まれた水26の上面が、所望のレベル位置に保持される共に、水槽20の側面23等に設けられた排水口24から使用済みの排水が可能に構成されていることを特徴とする。
請求項9記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、前記水槽20がヒーター25に接続されており、水槽20内の水温を一定に保持可能に構成されていることを特徴とする。
請求項10記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、上述した当該足裏洗浄機aの終端に付設される乾燥台cには、小動物sの濡れた足裏kを拭く吸水性ある敷物31が基台30上に敷かれ、その吸水性敷物31の裏面に側方から温風を送風する乾燥装置32が備え付けられていることを特徴とする。
請求項11記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、上述した当該足裏洗浄機aの始端に付設される傾斜状の進入傾斜台bには、小動物sの所定荷重によって駆動部11を作動するスタートスイッチ40が備え付けられていることを特徴とする。
請求項12記載の発明の小動物の足裏洗浄機は、上述した当該足裏洗浄機aが所定高さのキャビネット50の上部に設置され、前記キャビネット50の内部に、前記足裏洗浄機aの排水口24に接続された排水ホース52に対し着脱自在なタンク51や、濡れた足裏kの乾燥場所として使用可能な引き出し53が備え付けられていることを特徴とする。
請求項13記載の発明の小動物の足裏洗浄方法は、
イ)犬等の小動物sの足裏kを載置可能な平坦な足裏載置平坦部2を有する複数本の棒体1・・・を、前記小動物sの進行方向pに沿う平行配置で水槽20内に固定し、隣り合う足裏載置平坦部2、2間に凹部3を長手方向にそれぞれ形成すると共に、上向きのブラシ7を取り付けた足裏摺動ブラシ部6を、前記凹部3内にそれぞれ配設し且つ駆動部11により水平方向に往復移動自在な足裏洗浄機aを製作し、当該足裏洗浄機aを建物入口の近傍等の所望位置に予め設置すること、
ロ)足裏kが汚れた小動物sを、前記足裏洗浄機aの始端に付設した傾斜状の進入傾斜台c上を進ませ、同進入傾斜台cの裏面に取り付けたスタートスイッチ40が、進入傾斜台c上の当該小動物sの所定荷重を検知して、電気的に接続された足裏洗浄機aの駆動部11を作動させること、
ハ)つづいて前記足裏洗浄機a上に小動物sを進ませ、当該小動物sの足裏kを任意の足裏載置平坦部2・・・上に載置させて一旦停止させ、前記足裏載置平坦部2、2間の凹部3内で前記駆動部11の作動により水平方向にスライドしながら往復移動する足裏摺動ブラシ部6のブラシ7を、水26に接触する当該小動物sの足裏kに当接させて摺動することにより、足裏kに付着した砂や土、ごみ等の汚れ60を自動的に洗浄すること、をそれぞれ特徴とする。
イ)犬等の小動物sの足裏kを載置可能な平坦な足裏載置平坦部2を有する複数本の棒体1・・・を、前記小動物sの進行方向pに沿う平行配置で水槽20内に固定し、隣り合う足裏載置平坦部2、2間に凹部3を長手方向にそれぞれ形成すると共に、上向きのブラシ7を取り付けた足裏摺動ブラシ部6を、前記凹部3内にそれぞれ配設し且つ駆動部11により水平方向に往復移動自在な足裏洗浄機aを製作し、当該足裏洗浄機aを建物入口の近傍等の所望位置に予め設置すること、
ロ)足裏kが汚れた小動物sを、前記足裏洗浄機aの始端に付設した傾斜状の進入傾斜台c上を進ませ、同進入傾斜台cの裏面に取り付けたスタートスイッチ40が、進入傾斜台c上の当該小動物sの所定荷重を検知して、電気的に接続された足裏洗浄機aの駆動部11を作動させること、
ハ)つづいて前記足裏洗浄機a上に小動物sを進ませ、当該小動物sの足裏kを任意の足裏載置平坦部2・・・上に載置させて一旦停止させ、前記足裏載置平坦部2、2間の凹部3内で前記駆動部11の作動により水平方向にスライドしながら往復移動する足裏摺動ブラシ部6のブラシ7を、水26に接触する当該小動物sの足裏kに当接させて摺動することにより、足裏kに付着した砂や土、ごみ等の汚れ60を自動的に洗浄すること、をそれぞれ特徴とする。
請求項1記載の発明は、小動物の足裏を載置可能な平坦な足裏載置平坦部を有する棒体が、複数本平行配置で水槽内に固定され、隣り合う足裏載置平坦部間に凹部が長手方向に形成されていると共に、上向きのブラシが取り付けられた足裏摺動ブラシ部が、凹部内に配設され且つ駆動部により水平方向に往復移動自在であるので、任意の足裏載置平坦部上で支持される小動物の足裏に付着した砂や土、ごみ等の汚れを、凹部内で水平方向にスライドしながら往復移動する前記足裏摺動ブラシ部の摺動によって難なく確実に洗浄できる全自動化が達成される上、衛生的にも優れる。
請求項2記載の発明は、凹部内に配設された足裏摺動ブラシ部を、手動により水平方向に往復移動自在であるので、電源のない場合でも、簡便確実に足裏摺動ブラシ部を往復移動させて小動物の足裏の汚れを摺動・除去できる融通性、経済性に優れる。
請求項3記載の発明は、足裏摺動ブラシ部が、凹部の全長より若干長く形成されたベース長板の上にブラシが上向きで設置され、そのブラシの最上レベルが足裏載置平坦部の上面より若干高く突出して形成され、全てのベース長板の両端部が矩形枠体に固定され、その枠体の水平方向への往復移動にしたがって全ての足裏摺動ブラシ部が同時に水平方向へ往復移動するので、小動物が多少動いても、いずれかの足裏載置平坦部上で足裏は支持されつつ、同足裏の肉球に付着した汚れを、下方で往復移動するいずれかの足裏摺動ブラシ部のブラシが摺動して落とし、確実かつ衛生的な洗浄が達成される。
請求項4記載の発明は、足裏摺動ブラシ部を固定する枠体が、水平方向に往復移動自在で駆動部に接続されたスライド杆に、腕部を介して連結されているので、駆動部の作動により、枠体に連結された足裏摺動ブラシ部の全てを水平方向へ同時に往復移動でき、効率よく全足裏摺動ブラシ部の前後方向へのスライド往復移動が実現される。
請求項5記載の発明は、足裏摺動ブラシ部の水平方向への往復移動が、所望の振幅となるように駆動部で設定可能なので、小動物の反応や足裏の汚れの度合いに応じて、足裏摺動ブラシ部の前後方向への往復動作を制御できる利便性に優れている。
請求項6記載の発明は、平坦な足裏載置平坦部を有する複数本の棒体が、小動物の足裏の肉球を支持可能であると共に凹部上に位置する前記肉球の汚れを摺動可能な間隔をあけ、且つ小動物の進行方向に沿う平行配置で底板の上に固定されているので、前記間隔が保たれた凹部に、ブラシ付き足裏摺動ブラシ部を確実に配設して往復移動でき、任意の棒体の足裏載置平坦部上での足裏(肉球)支持の確実性と、同足裏の他の肉球に付着した汚れの摺動洗浄の確実性が達成される。
請求項7記載の発明は、足裏載置平坦部間の凹部にスリット状の通孔が形成されており、小動物の足裏の肉球自体や肉球間に付着した砂や土、ごみ等の汚れを、このスリット状の通孔を利用して下方の水槽内へ排出できるので、衛生及び洗浄の点に優れている。
請求項8記載の発明は、水槽の底部から上向きに円柱が複数突設され、棒体の底板の支柱が前記円柱に対し着脱自在であるので、足裏洗浄使用後の当該各器具の清掃やメンテナンスを簡便に行える。その上、水槽内に注ぎ込まれた水の上面が所望のレベル位置に保持され、最小限の水の使用で足りると共に、足裏載置平坦部上の小動物が誤って水を飲むことを防止できる。しかも、水槽に設けられた排水口から使用済みの排水が可能に構成されているので、水槽内で使用する水の管理を衛生的かつ効率よく行える利便性を併有する。
請求項9記載の発明は、水槽がヒーターに接続され、水槽内の水温を一定に保持可能なので、冬季や寒冷地・避暑地で当該足裏洗浄機を使用する際に、寒がる小動物の忌避を防止することができる。
請求項10記載の発明は、足裏洗浄機の終端に付設される乾燥台に、小動物の濡れた足裏を拭く吸水性ある敷物が基台の上に敷かれ、その吸水性敷物の裏面に側方から温風を送風する乾燥装置が備え付けられているので、足裏洗浄機で水に濡れた足を、当該乾燥台上でひきつづき即座に乾燥でき便利である。
請求項11記載の発明は、足裏洗浄機の始端に付設される傾斜状の進入傾斜台には、小動物の所定荷重によって駆動部を作動するスタートスイッチが備え付けられているので、当該スタートスイッチの荷重検知後、足裏洗浄機の駆動部が自動的に作動し始め、スライド往復移動する足裏摺動ブラシ部のブラシによる洗浄作業を効率よく行うことができる。
請求項12記載の発明は、足裏洗浄機が所定高さのキャビネットの上部に設置され、前記キャビネットの内部に、前記足裏洗浄機の排水口に接続された排水ホースに対し着脱自在なタンクや、乾燥場所として兼用可能な引き出しが備え付けられているので、自宅や小さい部屋で飼う小動物についても、前記同様に足裏の汚れを簡単かつ確実で衛生的な洗浄が実現される。
請求項13記載の発明は、前記足裏洗浄機のシステムを利用した合理的な洗浄方法であり、前記足裏洗浄機をどこでも設置して、小動物の足裏の洗浄作業を一連の流れとして効率よく確実に行うことができる。
請求項1〜12記載の本発明に係る小動物の足裏洗浄機の好適な実施形態を、以下図面にしたがって説明する。本実施形態の足裏洗浄機aは、全自動型で、犬等の小動物sの足裏kを摺動して洗浄するものである(請求項1)。但し、請求項2の足裏洗浄機のように、後述の駆動部11を使用せず、手動で足裏摺動ブラシ部6を水平方向に往復移動する実施形態を採用することも可能である(以下、詳細説明及び図示は省略)。
図1は、足裏洗浄機a及び付設部材のシステム全体を示している。基本的構成として、小動物sは符号pで示した進行方向に進むが、まず右側の進入傾斜台bを歩いて上り、つづいて中央に位置する足裏洗浄機aの上まで進んで一旦停止し、そこで足裏kを洗浄する(図2参照)。洗浄が終ったら左側の乾燥台cの上で濡れた足を乾燥させ、足裏kの洗浄を終了する。但し、後述するように、進入傾斜台bや乾燥台cを使用せずに足裏洗浄機aだけで使用することも勿論可能である(図13参照)。
図3〜図10に示した足裏洗浄機aについて説明する。
この足裏洗浄機aは、前記図1に示した直方体状の箱体a−1に収納されている。この箱体a−1の上面をなす一部開口の蓋体a−2を取り除くと、図4に示した如く、水槽20内に固定された棒体1・・・と、その棒体1、1間の凹部3でスライド往復移動する足裏摺動ブラシ部6が設けられている。そして、前記足裏摺動ブラシ部6を往復移動させる駆動部11が、前記水槽20に隣接して箱体a−1に収納されている。
棒体1は全長が約545mmで、小動物sの足裏kを載置可能な平坦な足裏載置平坦部2を有する凸状部が、複数本平行配置に形成されて成り、よって隣り合う前記足裏載置平坦部2、2間に凹部3が長手方向にそれぞれ形成されている(図3、図8参照)。詳しくは、図3に示したように、前記平坦な足裏載置平坦部2を有する複数本の棒体1・・・が、小動物sの足裏kの肉球nを支持可能な約10mmの幅寸を有すると共に、凹部3上に位置する前記肉球nの汚れ60を摺動可能な間隔t(tは約12mm)をあけ、且つ小動物sの進行方向pに沿って平行に配置されている(請求項6)。
前記複数の棒体1(凹部3)・・・は、アルミ製又はステンレス製で個々に製作したものを、短手方向に長いアルミ製又はステンレス製の平板状の底板4、4の上に固定する(図7)か又は波板状に一連に形成して、全体形状がすのこ状に形成されている。なお、請求項7記載の如く、前記凹部3に、小動物sの足裏kに付着した砂や土、ごみ等の汚れ60を排出するスリット状の通孔3aが形成されている(図6)。
前記複数の棒体1(凹部3)・・・の水槽20への固定手段は、次の通りである。図5に示したように、水槽20の底部21の四隅から上向きに円柱22が複数突設されているのに対応して、図7図示の棒体1の底板4から下向きに突出した支柱5が、前記円柱22に対し着脱自在となっている(請求項8)。また、水槽20の中央部の両側近傍位置に柱部22aが複数突設され、左右の柱部22a、22aに桟部22bが掛け渡っており、同桟部22bによって前記複数の棒体1(凹部3)・・・を下方から支持可能に構成されている。
なお、前記複数の棒体1(及び後述の足裏摺動ブラシ部6)の水槽20への固定状態で、当該水槽20内に足裏洗浄用の水26が所望のレベル位置になるように注ぎ込まれる(図3)。水26の上面レベルは後述するブラシ7の最上レベル(図3)と略同じに維持するのが好ましい。その手段としては、例えば当該ブラシ7の最上レベルと同レベルの水槽20の側面23に、図示を省略した小孔の排水口を別途設けることにより、オーバーフローとなった水26を排水し、常に所望のレベルに保つことができる。一方、図5中符号24で示した排水口のように、水槽20の側面23の下端に設けられたものを利用して、使用済みの排水が可能となっている(図5)。また、この水槽20に図示を省略したヒーター25を接続し、水槽20内の水温を一定に保持可能に実施する形態が好ましい(請求項9)。
足裏摺動ブラシ部6は、前記足裏載置平坦部2、2間の凹部3の全長より若干長く全長が約565mmに形成されたアルミ製又はステンレス製で幅寸が約8mmのベース長板8の上に、酢酸ビニール混合ポリ製で幅寸が約8mmの細長いブラシ7が上向きで設置されている。そして、図3図示のように、当該足裏摺動ブラシ部6を凹部3内にセットした際に、ブラシ7の最上レベルが足裏載置平坦部2の上面より符号h(hは2〜3mm)で示した如く若干高く突出するように形成されている。
前記全てのベース長板8の前後両端部が、両側端の棒体1、1を囲む大きさの矩形枠体9に固定されて成る(図4、図7、図8)。前記足裏摺動ブラシ部6を固定する枠体9は、後述する駆動部11に接続されたスライド杆12に、コ字状の腕部10を介して連結されており(図4)、駆動部11の作動により、枠体9及び凹部3に各々嵌合する全ての足裏摺動ブラシ部6・・・が水平方向へ往復移動自在に構成されている(請求項4)。
したがって、任意の足裏載置平坦部2上で支持される動物sの足裏k(特に肉球n)に付着した汚れ60は、前記凹部3内で水平方向にスライドしながら往復移動する前記足裏摺動ブラシ部6のブラシ7が擦る摺動動作によって、自動的に洗浄することができる(請求項1)。
ここで図9、図10に示した駆動部11について説明する。図中符号13がモーターであり、その駆動軸14に円運動をするプーリ15が取り付けられている。一方、直線往復運動をするスライド杆12(デルリン)は、スライド誘導溝18を側面に形成された固定箱19内で水平方向にスライド移動自在に支持されている。前記スライド誘導溝18に臨むスライド杆12の一側面の基端と、前記プーリ15の所望の固定孔16とがロッド17によりそれぞれピン連結されている(符号17a、17b参照)。
よって所謂スライダクランク機構のように、モーター13の駆動により円運動するプーリ15に連動して、スライド杆12と同スライド杆12に腕部10を介して連結された枠体9及び各足裏摺動ブラシ部6・・・が、同時に水平(前後)方向に往復直線運動をする。その往復直線運動の振幅wは、プーリ15に変位して形成された複数の固定孔16・・・を適宜選択してやれば、例えば前方又は後方に10mmずつ移動する所望の振幅wとなるように設定することができる(請求項5)。
なお、裏面から駆動部11の内部構造を示した図9において、符号80は足裏摺動ブラシ部6やヒーター25の電源スイッチと電源ブレーカー、符号81は電源ケーブル、符号82は種々の部材に接続された基盤、符号83は足裏摺動ブラシ部6の往復移動時間を決定するタイマー、符号84は進入傾斜台bのスタートスイッチ40のケーブル41の通孔、符号85はスタートスイッチ40のON入力後、何秒後に駆動部11を始動させるかを設定するタイマー、符号86はヒーター25のケーブルの挿入口、符号87は背面外側に取り付けられた足裏摺動ブラシ部6の往復移動スピードの調節口、をそれぞれ示している。
図12において、上述した足裏洗浄機aの終端(同図中の左側)に、小動物sの濡れた足(足裏k)を拭く乾燥台cが連接して付設されている。足裏洗浄機a上で水に接触しながら足裏摺動ブラシ部6により足裏kを摺動洗浄後に、ひきつづき即座に、その濡れた足(足裏k)を乾燥させるためである。図示を省略した発泡ビーズを充填したクッション33が、箱体c−1の上面開口部に敷設され、その上に小動物sの濡れた足裏kを拭くに十分な吸水性のある敷物31が敷かれている。そして、当該乾燥台c内の足裏洗浄機a寄り位置に、前記吸水性敷物31の裏面とビーズクッション33の上面との間に温風を送風する乾燥装置32(図示は省略)が備え付けられている(請求項10)。
また同図12中、足裏洗浄機aの始終(同図中の右側)に、上面がスロープ(傾斜)状の進入傾斜台bが連接して付設されている。図11にこの進入傾斜台bの内部構造を示した。箱体b−1の中空内部に、小動物sの所定荷重(例えば1kg以上)によって駆動部11を作動するスタートスイッチ40が設置されている。同スタートスイッチ40のケーブル41が、上記した駆動部11の通孔84に挿通・接続され、スタートスイッチ40のON・OFFや、タイマー85による駆動部11の始動時間が制御されている(請求項11)。
なお、図面中符号71で示したポールを、足裏洗浄機a、進入傾斜台b、乾燥台cの各箱体a−1、b−1、c−1の側面に立設させ、小動物sの進行方向pに沿って前後に隣り合うポール71、71の上部に、防護チェーン70を掛け渡す形態で実施することが好ましい。一連の足裏洗浄作業時に、小動物sが不意に動いたり転落したりするのを防止するためである。
したがって、上述した足裏洗浄機aを使用した小動物の足裏洗浄方法(請求項13)は、以下の通り好適に実施される。
まず、上記足裏洗浄機aをホテルやペンション、旅館等の外出先の建物や自宅の玄関の入口の近傍に設置する。外出して足裏kが汚れた小動物sを、前記足裏洗浄機aの始端に付設した傾斜状の進入傾斜台c上を進ませる。そうすると、スタートスイッチ40が進入傾斜台c上の当該小動物sの荷重を検知して、電気的に接続された足裏洗浄機aの駆動部11を作動させる。
つづいて前記足裏洗浄機a上に小動物sを進ませ、当該小動物sの足裏kを任意の足裏載置平坦部2・・・上に載置させて一旦停止させる。例えば、犬の足裏kの直径は20〜50mmであり、その中に肉厚を有する複数の肉球n・・・(1つの肉球nの直径は約10mm)のいずれかが、任意の足裏載置平坦部2・・・上に載置する一方、他の肉球n・・・は凹部3内の足裏摺動ブラシ部6のブラシ7の上部に当接して洗浄される。
すなわち、駆動部11の作動によりスライドし往復移動する足裏摺動ブラシ部6のブラシ7を、水26に接触した状態の足裏kの肉球nに当接させ摺動させる。この前後方向へ所定振幅wで往復するブラシ7の足裏k(肉球n)への摺動動作により、足裏kの肉球nに付着した砂や土、ごみ等の汚れ60を洗浄できる。その際、犬等の小動物sは、足裏載置平坦部2上の定位置でじっとしていることはなく、足裏kのブラシ7の往復移動と相俟って多少動くことによって、足裏kの特定の肉球nだけでなく、全ての肉球n・・・が下方のブラシ7と当接・摺動され、付着した汚れ60を落とすことができる。
最終的に、連接する乾燥台bの上に小動物sを進ませて停止させ、吸水性ある敷物31の上で一旦停止させ、その吸水性敷物31で濡れた足裏kを拭いて足裏洗浄を効率的かつ衛生的に完了する。
なお、図13は家庭用等での使用に適した小型タイプの足裏洗浄機aを示している(請求項12)。飼主の腰の高さぐらいの高さのキャビネット50の上部に前記足裏洗浄機aが設置されている。キャビネット50の内部には、足裏洗浄機aの排水口24に接続された排水ホース52に対し着脱自在なタンク51や、足裏洗浄機aの直下に収納され側面方向に引き出して乾燥場所として好適な引き出し53や、収納用の前面の引き出し53aが備え付けられており、コンパクト設計になっている。
s 小動物
k 足裏
n 肉球
w 振幅
t 間隔
a 足裏洗浄機
1 棒体
2 足裏載置平坦部
3 凹部
3a 通孔
4 底板
5 支柱
6 足裏摺動ブラシ部
7 ブラシ
8 ベース長板
9 矩形枠体
10 腕部
11 駆動部
12 スライド杆
20 水槽
21 底部
22 円柱
23 側面
24 排水口
25 ヒーター
26 水
c 乾燥台
30 基台
31 敷物
32 乾燥装置
b 進入傾斜台
40 スタートスイッチ
50 キャビネット
51 タンク
52 排水ホース
53 引き出し
60 汚れ
k 足裏
n 肉球
w 振幅
t 間隔
a 足裏洗浄機
1 棒体
2 足裏載置平坦部
3 凹部
3a 通孔
4 底板
5 支柱
6 足裏摺動ブラシ部
7 ブラシ
8 ベース長板
9 矩形枠体
10 腕部
11 駆動部
12 スライド杆
20 水槽
21 底部
22 円柱
23 側面
24 排水口
25 ヒーター
26 水
c 乾燥台
30 基台
31 敷物
32 乾燥装置
b 進入傾斜台
40 スタートスイッチ
50 キャビネット
51 タンク
52 排水ホース
53 引き出し
60 汚れ
Claims (13)
- 犬等の小動物の足裏を摺動して洗浄する足裏洗浄機であって、前記小動物の足裏を載置可能な平坦な足裏載置平坦部を有する棒体が、複数本平行配置で水槽内に固定され、隣り合う前記足裏載置平坦部間に凹部が長手方向にそれぞれ形成されていると共に、上向きのブラシが取り付けられた足裏摺動ブラシ部が、前記凹部内にそれぞれ配設され且つ駆動部により水平方向に往復移動自在であり、任意の足裏載置平坦部上で支持される小動物の足裏に付着した汚れを、前記凹部内で水平方向にスライドしながら往復移動する前記足裏摺動ブラシ部の摺動によって自動的に洗浄可能に構成されていることを特徴とする、小動物の足裏洗浄機。
- 犬等の小動物の足裏を摺動して洗浄する足裏洗浄機であって、前記小動物の足裏を載置可能な平坦な足裏載置平坦部を有する棒体が、複数本平行配置で水槽内に固定され、隣り合う前記足裏載置平坦部間に凹部が長手方向にそれぞれ形成されていると共に、上向きのブラシが取り付けられた足裏摺動ブラシ部が、前記凹部内にそれぞれ配設され且つ手動により水平方向に往復移動自在であり、任意の足裏載置平坦部上で支持される小動物の足裏に付着した汚れを、前記凹部内で水平方向にスライドしながら往復移動する前記足裏摺動ブラシ部の摺動によって洗浄可能に構成されていることを特徴とする、小動物の足裏洗浄機。
- 足裏摺動ブラシ部は、足裏載置平坦部間の凹部の全長より若干長く形成されたベース長板の上にブラシが上向きで設置され、そのブラシの最上レベルが前記足裏載置平坦部の上面より若干高く突出して形成され、前記全てのベース長板の両端部が、両端の棒体を囲む大きさの矩形枠体に固定されて成り、前記枠体の水平方向への往復移動にしたがって全ての足裏摺動ブラシ部が同時に水平方向へ往復移動自在に構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した小動物の足裏洗浄機。
- 足裏摺動ブラシ部を固定する枠体が、水平方向に往復移動自在で駆動部に接続されたスライド杆に、腕部を介して連結されており、前記駆動部の作動により、枠体及び全ての足裏摺動ブラシ部が水平方向へ往復移動自在に構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した小動物の足裏洗浄機。
- 足裏摺動ブラシ部の水平方向への往復移動が、所望の振幅となるように駆動部で設定可能に構成されていることを特徴とする、請求項1又は3又は4に記載した小動物の足裏洗浄機。
- 平坦な足裏載置平坦部を有する複数本の棒体が、小動物の足裏の肉球を支持可能であると共に凹部上に位置する前記肉球の汚れを摺動可能な間隔をあけ、且つ小動物の進行方向に沿う平行配置で、底板の上に固定されていることを特徴とする、請求項1又は2又は3に記載した小動物の足裏洗浄機。
- 足裏載置平坦部間の凹部に、小動物の足裏に付着した砂や土、ごみ等の汚れを排出するスリット状の通孔が形成されていることを特徴とする、請求項1又は2又は3又は6に記載した小動物の足裏洗浄機。
- 水槽は、その底部から上向きに円柱が複数突設され、棒体の底板の支柱が前記円柱に対し着脱自在であり、当該水槽内に注ぎ込まれた水の上面が、所望のレベル位置に保持される共に、水槽に設けられた排水口から使用済みの排水が可能に構成されていることを特徴とする、請求項1又は2又は3又は6又は7に記載した小動物の足裏洗浄機。
- 水槽がヒーターに接続されており、水槽内の水温を一定に保持可能に構成されていることを特徴とする、請求項1又は2又は6又は8に記載した小動物の足裏洗浄機。
- 足裏洗浄機の終端に付設される乾燥台には、小動物の濡れた足裏を拭く吸水性ある敷物が基台の上に敷かれ、その吸水性敷物の裏面に側方から温風を送風する乾燥装置が備え付けられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載した小動物の足裏洗浄機。
- 足裏洗浄機の始端に付設される傾斜状の進入傾斜台には、小動物の所定荷重によって駆動部を作動するスタートスイッチが備え付けられていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載した小動物の足裏洗浄機。
- 足裏洗浄機が所定高さのキャビネットの上部に設置され、前記キャビネットの内部に、前記足裏洗浄機の排水口に接続された排水ホースに対し着脱自在なタンクや、濡れた足裏の乾燥場所として使用可能な引き出しが備え付けられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載した小動物の足裏洗浄機。
- イ)犬等の小動物の足裏を載置可能な平坦な足裏載置平坦部を有する複数本の棒体を、前記小動物の進行方向に沿う平行配置で水槽内に固定し、隣り合う足裏載置平坦部間に凹部を長手方向にそれぞれ形成すると共に、上向きのブラシを取り付けた足裏摺動ブラシ部を、前記凹部内にそれぞれ配設し且つ駆動部により水平方向に往復移動自在な足裏洗浄機を製作し、当該足裏洗浄機を所望場所に設置すること、
ロ)足裏が汚れた小動物を、前記足裏洗浄機の始端に付設した傾斜状の進入傾斜台上を進ませ、同進入傾斜台の裏面に取り付けたスタートスイッチが、進入傾斜台上の当該小動物の所定荷重を検知して、電気的に接続された足裏洗浄機の駆動部を作動させること、
ハ)つづいて前記足裏洗浄機上に小動物を進ませ、当該小動物の足裏を任意の足裏載置平坦部上に載置させて一旦停止させ、前記足裏載置平坦部間の凹部内で前記駆動部の作動により水平方向にスライドしながら往復移動する足裏摺動ブラシ部のブラシを、水に接触する当該小動物の足裏に当接させて摺動することにより、足裏に付着した砂や土、ごみ等の汚れを自動的に洗浄すること、
をそれぞれ特徴とする、小動物の足裏洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004253472A JP2006067860A (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | 小動物の足裏洗浄機と足裏洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004253472A JP2006067860A (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | 小動物の足裏洗浄機と足裏洗浄方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006067860A true JP2006067860A (ja) | 2006-03-16 |
Family
ID=36149127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004253472A Pending JP2006067860A (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | 小動物の足裏洗浄機と足裏洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006067860A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI422325B (zh) * | 2012-03-03 | 2014-01-11 | Univ Chienkuo Technology | Pet with foot device |
CN113261512A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-08-17 | 西藏净意科技有限公司 | 一种基于大数据监测的畜牧养殖系统 |
KR102324416B1 (ko) * | 2021-03-19 | 2021-11-11 | 문규영 | 반려견 발 세척장치 |
-
2004
- 2004-08-31 JP JP2004253472A patent/JP2006067860A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI422325B (zh) * | 2012-03-03 | 2014-01-11 | Univ Chienkuo Technology | Pet with foot device |
KR102324416B1 (ko) * | 2021-03-19 | 2021-11-11 | 문규영 | 반려견 발 세척장치 |
WO2022211251A1 (ko) * | 2021-03-19 | 2022-10-06 | 문규영 | 반려견 발 세척장치 |
CN113261512A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-08-17 | 西藏净意科技有限公司 | 一种基于大数据监测的畜牧养殖系统 |
CN113261512B (zh) * | 2021-05-28 | 2022-09-23 | 西藏净意科技有限公司 | 一种基于大数据监测的畜牧养殖系统 |
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