JP2006067584A - 通話トラフィックのルーティングを定量的に分析するための基礎を提供する通話レコードの相関方法 - Google Patents

通話トラフィックのルーティングを定量的に分析するための基礎を提供する通話レコードの相関方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アービトラージを識別する方法を提供する。
【解決手段】
発信側の呼詳細レコード(CDR)および着信側の呼詳細レコードが相関しているかどうかを判断し(301〜310)、該判断したCDRの中から、相関している候補ペアを取得し(311)、該取得した相関している候補ペアの中の1つの相関している候補ペアが一意のペアであるかどうかを確かめ(501、502)、一意であることを確かめたならば、該一意の相関している候補ペアの発信CDRと着信CDRの比較に基づいて、アービトラージの量を求める。
【選択図】図5

Description

本発明は、一般に、電話システムに関し、より具体的には、通信システムにおける通話レコードの相関についての方法に関する。
従来、電話システムにおいては、複雑な規制料金表が施行されると共に(又は)、(a)通信事業者間におけるトラフィックのルーティング手法を規制し、(b)様々なタイプのトラフィックに対して課金する料金を指定する、という通信事業者間の契約が通信事業者間において締結されている。しばしば、このような既存の規制料金表及び/又は締結されている通信事業者間の契約に反して、通話をミスルーティング(mis-route)することが、経済的に有利なことがある。このような操作を一般に「アービトラージ(Arbitrage)」と呼んでいる。このようなミスルーティングを行う者が意図するところは、正式ルート以外のルートを介した電話トラフィックの配信に伴う低料金の活用にある。しかしながら、アービトラージの存在を確認し、正しい課金を行うことは、通話のルーティング情報がしばしば失われ不完全であるために、多くの場合困難である。
電話トラフィックのルーティングを判定するための従来の方法は、単一の通話サンプルに基づいている(例:通話発信点又は通話着信点において得られる通話レコード)。重要なルーティング情報が、(a)消失、または(b)不正確であるという事実により、このような単一の通話レコードから得られる情報には限界がある。アービトラージの存在の判定に、これらの手法が効果的でないことが既に判明している。一般的なアービトラージの状況においては、地域通信事業者が長距離通信事業者に対して課金するため、アービトラージを検出してこれを停止させることは、地域通信事業者にとって、大きな経済的なインセンティブとなる。又、従来の方法は、信頼性が乏しく、且つ労働集約的であるため、アービトラージを検出するための改善された手法に対する大きなニーズが存在している。
尚、以下の定義は、一般に、電話産業において周知のものであるが、これらは、説明を十分且つ明瞭なものにするべく、本明細書に含めるものである。
[アクセストラフィック(Access Traffic)]
長距離通信事業者(IntereXchange Carrier:IXC)によって搬送され、このIXCと、地域通信事業者(Local Exchange Carrier:LEC)、独立地域通信事業者(Independent Local Exchange Carrier:ILEC)、及び競合地域通信事業者(Competitive Local Exchange Carrier:CLEC)との間において交換されるメッセージトラフィックに対して、料金表及び/又は契約によって決定される補償メカニズムである。このタイプのトラフィックは、一般に、FG−D(Feature Group Dトランクと呼ばれるタイプの電話中継線上において搬送され、通常、1分当たりの料金が最も高価である。このアクセストラフィックの場合には、IXCに着信する(又は、IXCから発信される)トラフィックのそれぞれのMOU(Minute of Use)ごとに、IXCが、他の通信事業者に対して支払いを行う。
[ACMタイムスタンプ]
着呼側の電話機が、ユーザに対して呼び出し(例:ベルの鳴動)を開始した時刻である。
[ACM(Address Complete Message)]
ACM(Address Complete Message)は、IAM(Initial Address Message)の受信をアクノリッジ(acknowledge)すると共に、着呼側において(例えば、ベルの鳴動によって)呼び出しが行われていることを通知するべく、使用されるものである。
[ANMタイムスタンプ]
着呼側の電話機のオペレータが、その通話に応答した時刻である。
[ANM(Answer Message)]
ANM(Answer Message)は、着呼側のユーザが応答し、エンドツーエンド(end-to-end)接続が確立され、会話が実行可能な状態になったことを通知するべく、使用されるものである。
[アービトラージ(Arbitrage)]
本明細書において使用する(並びに、電話業界において一般に使用されている)この用語は、既存の規制料金表及び/又は締結されている通信事業者間の契約に反するような手法による、通信事業者間の通話のミスルーティングを意味している。このようなミスルーティングの目的とするところは、通常、これらの料金表及び契約によって制定され、且つ要求されているルート以外のルートを介した(従って、不正な)電話トラフィックの配信に伴う低料金の活用にある。アービトラージは、通常、(1)長距離通信事業者(IXC)の、競合地域通信事業者(CLEC)を介して配信されたアクセストラフィック、(2)非中継線(non-transit trunk)を介して配信されたトランジットトラフィック、を介して実行されている。但し、アービトラージを実行可能な方法には、他の多くのものが存在している。
[バックワードインターワークパラメータ(Backward Interwork Parameter)]
その通話において、当該地点よりも先に(ahead of)、SS7(Signaling System 7)および非SS7のインターワーキング(inter-working)に遭遇したかどうかに関するインジケータである。
[CDR(呼詳細レコード:Call Detail Record)]
通話の発信元、宛先、及び他の詳細に関する詳細情報を提供する、それぞれの通話に関連付けられたパラメータを含むメッセージの集合体である。CDRには、通常、例えばタイムスタンプ、発呼側番号、着呼側番号、及び多数の更なるフィールドが含まれている。
[着呼側番号(Called Number)]
発呼側のユーザがダイヤルした電話番号である。
[発呼側番号(Calling Number)]
その通話を起こしたユーザの電話番号である。
[CIC(Carrier Indetification Code)]
SS7(Signaling System 7)のIAM(Initial Address Message)内に含まれているパラメータであり、これを使用することにより、要求された長距離通信事業者(IXC)を識別することができる。
[CIC(Carrier Identification Code)パラメータ]
地域通信事業者によって選択された長距離通信事業者(IXC)を識別する番号である。
[料金番号(Charge Number)]
その通話の料金が課金される電話番号である。通常、これは、発呼側電話機の電話番号である。
[CLEC(競合地域通信事業者;Competitive Local Exchange Carrier)]
地域通信事業者(LEC)のことであるが、既存の地域通信事業者(LEC)と競合するものを特に意味している。
[DPC(Destination Point Code)]
そのメッセージが送信されている先のSS7(Signaling System 7)ノードである(例:交換局又はSTP(Signaling Transfer Point))。
[eo]
「ループ(loops)」と呼ばれる線路を介して、(家庭又は企業から)電話が接続される交換局(switching office)であり、通常は、端局(End Office)又は「eo」と呼ばれている。
[FG−D(Feature Group D)トランク]
電話中継線の1つのタイプである。「アクセストラフィック」の項を参照されたい。
[フォワードインターワークパラメータ(Forward Interwork Parameter)]
その通話において、パラメータが観察された地点よりも前に(prior to)、SS7(Signaling System 7)および非SS7のインターワーキング(inter-working)に遭遇したかどうかに関するインジケータである。
[IAMタイムスタンプ]
SS7メッセージの伝送のために中継線が押さえられた時刻である。
[ILEC(独立地域通信事業者;Independent Local Exchange Carrier)]
一般に、地域ベル電話会社(Regional Bell Operating Company)が所有している地域通信事業者と共存する地域通信事業者(LEC)を意味している。
[IAM(Initial Address Message)]
IAM(Initial Address Message)は、通話のセットアップ要求を示すのに使用される。この結果、その通話に使用するべく、中継線が押さえられ、「確保(reserve)」される。
[相互接続通信事業者]
地域通信事業者(LEC)と相互接続する通信事業者のことである。
[IXC(長距離通信事業者;IntereXchange Carrier)]
長距離通信事業者(IXC)は、そのIXCのサービスエリア内において、1つの地域通信事業者(LEC)から別の(又は、場合によっては同一の)LECに対して通話を搬送する。IXCのサービスエリアは、通常、複数のLATA(Local Access Transport Area)にわたっており、IXCは、地域通信事業者(LEC、CLEC、及びILEC)並びに他の長距離通信事業者(IXC)との間でメッセージをやり取りする。通常、複数のLATA(Local Area Transport Area:分割(divestiture)時に定義された地域)にわたる通話には、IXCを使用しなければならない。
[IXC中継線]
長距離通信事業者から地域通信事業者に到来する中継線である。
[管轄権インジケータパラメータ(Jurisdiction Indicator Parameter)]
SS7メッセージに含まれているパラメータであり、これは、利用可能な場合には、その通話の地理的な発信元を示している。
[LMS(Link Monitoring System)]
SS7リンクを監視することによってCDR(Call Detail Record)を収集するのに使用されることのできるシステムである。
[LATA(Local Access Transport Area)]
或る地域通信事業者(LEC)がサービスを提供する地域は、通常、LATAと呼ばれる様々なエリアに分割されている。
[LEC(地域通信事業者;Local Exchange Carrier)]
地域通信事業者(LEC)は、特定の地理的なサービスエリア内の顧客に対して電話サービスを提供する電話サービスプロバイダである。地域通信事業者(LEC)は、通常、地域電話会社である。
[LERG(Local Exchange Routing Guide)]
所与の電話番号が位置している特定のLATA(Local Access Transport Area)を定義する文書である。
[LRN(Location Routing Number)]
SCP(Service Control Point)におけるデータベースから取得される番号である。SCPによって、着呼側の番号がLRNに変換される(LRNとは、ネットワークが通話をその最終的な宛先に届けるのに使用する番号である)。
[ループ(Loop)]
電話機は、(家庭又は企業から)ループと呼ばれる線路を介して、通常、端局(End Office)又
は「eo」と呼ばれる交換局に接続される。
[ミートポイント課金(Meet−Point Billing)]
長距離通信事業者(IXC)と独立地域通信事業者(ILEC)の間で交換される、地域通信事業者(LEC)の顧客宛てのトラフィックに対しては(そのIXCが、そのLECと直接的に相互接続されていない場合)、ミートポイント課金と呼ばれる補償メカニズムを使用して、料金表及び/又は契約が適用される。ミートポイント課金の下では、IXCが、ILECに対して料金を支払い、後から、その一部が、IXCとLEC間におけるトラフィックのそれぞれのMOU(Minute of Use)ごとに、ILECからLECに対して支払われることになる。
[MOU(Minute of Use)]
所与の通信事業者のリソースを消費して所与のサービスを提供する際の、課金を目的とした時間の尺度である。
[NPA(Numbering Plan Address)]
一般的に、電話番号の市外局番(エリアコード)と呼ばれているものである。
[NPANXX]
NPA(即ち、市外局番)に、電話番号の次の3桁を加えたものである。
[OPC(Originating Point Code)]
そのメッセージを送信しているSS7(Signaling System 7)ノードのことである(例:交換局又はSTP(Signaling Transfer Point))。
[相互補償(Reciprocal Compensation)]
相互補償の場合には、通信事業者は、自身のネットワークから他の通信事業者のネットワークに配信されたトラフィックのそれぞれのMOU(Minute of Use)ごとに、使用料金を互いに支払う。このメッセージトラフィックは、通常、様々な地域通信事業者(LEC)とそれらの競合地域通信事業者(CLEC)及び独立地域通信事業者(LEC)間において交換されるトラフィックである。このタイプのトラフィックは、一般に、市内中継線と呼ばれるタイプの電話中継線上において搬送される。
[RLC(Release Complete Message)]
RLC(Release Complete Message)は、2つの接続されている当事者のうちの第2の者が電話を切った際に送信されるものである。中継線は、この時点で解放される。
[REL(Release Message)]
REL(Release Message)は、2つの接続されている当事者のうちの第1の者が電話を切ったことを示すものである。
[RELタイムスタンプ]
第1の電話機のオペレータが電話を切った時刻である。
[リモートサイトプロセッサ(Remote Site Processors)]
部分的なCDR(Call Detail Record)を完全なCDRに統合するのに使用されるデバイスである。
[RLCタイムスタンプ]
第2の電話機のオペレータが電話を切った時刻である。
[SCP(Service Control Point)]
着呼側の電話番号をローカルルーティング番号に変換するのに使用するネットワークデータベースであり、着呼側の電話番号をLRN(Location Routing Number)に変換する。
[STP(Signaling Transfer Point)]
SS7ネットワークの中心に位置しているのが、STP(Signaling Transfer Point)と呼ばれるパケットスイッチである。北米のSS7ネットワークには、STPがペアで設置されており、通信経路の冗長性を提供している。様々な通信事業者が、このSS7ネットワークの一部を所有し、自身の端局(End Office:eo)とタンデム(tandem)を全体的なSS7ネットワークに相互接続することにより、通信事業者間におけるエンドツーエンド通信を実現している。
[SS7リンク]
SS7(Signaling System 7)トラフィックを搬送する通信リンクである。
[SS7ネットワーク]
SS7(Signaling System 7)メッセージは、「SS7ネットワーク」と呼ばれる、セキュアなデータネットワーク上において搬送される。このSS7ネットワークは、STP(Signaling Transfer Point)に加え、様々なSS7リンクを有している。
[SS7プロトコル]
複数の端局(End Office:eo)が関係している場合に、通話のセットアップと切断のタスクを実行するべく、交換局は、SS7リンク上において搬送されるSS7(Signaling System 7)と呼ばれるシグナリングプロトコルを使用して互いに通信する。特定のシーケンスにおいてSS7メッセージを使用することにより、電話接続を確立するのに必要な様々なタスクを実行する。尚、同一の「eo」に接続されている2つの顧客間の通話は、その「eo」に含まれているアプリケーションロジックによって処理されるため、SS7プロトコルを使用する必要はない。
[タンデム(Tandem)]
特定のケース(例:多少離れた2つの町)においては、2つの顧客間に接続を確立する際に、「タンデム」と呼ばれるタイプの交換局が関与することになる。
[TCIC]
「Trank Circuit Identification Code」の略号である。2つの電話交換機間には、複数の中継線から構成される中継線群が存在することがある。これらの中継線をTCICによって識別する。
[TNS(Transit Network Selection)]
SS7(Signaling System 7)のIAM(Initial Address Message)メッセージ内に含まれているパラメータであり、これを使用することにより、要求された長距離通信事業者(IXC)を識別することができる。
[トランジットトラフィック(Transit Traffic)]
LECのネットワークを通過するが、そのLECにおいて発信又は着信するものではなく、そのトラフィック用に特に指定されている中継線以外の中継線を使用するトラフィックのことである。
[中継線(Trunk)]
異なる「eo」(例:異なる町に位置しているもの)のサービスを受けている電話機は、それらの「eo」間の「中継線」と呼ばれる線路を介して相互接続されることになる。
[UNE]
UNE(Unbundled Network Element)とは、電気通信法改正法(Telecommunication Act of 1996)によって要求されている要件である。これらは、ILECが個別に提供することを要するネットワークの一部である。これらの部分が、総体として、DSLAM又は音声交換機(又は、これらの両方)に接続するループを構成している。このループにより、設備を有していない通信プロバイダは、ネットワークインフラストラクチャ(銅線/ファイバ)を敷設することなしに、サービスを供給することができる。
[UNE−P]
UNE−P(UNE−Platform)とは、設備を伴うことなしに、エンドツーエンドサービスの供給を実現するUNEの組み合わせのことである(ループ+ポートが、SBCの定義であり、ポートは、RBOCから「コスト」レベルの料金で、分当たりで購入するスイッチングを伴う)。CLECの設備が関与していないにも拘らず、UNE−Pによってサービスを供給するには、依然として、PUCからの設備に基づいた認可が必要である。
[WAN(Wide Area Network)]
大規模な地域を対象としてサービスする通信ネットワークのことである。
本発明の一つの側面によれば、アービトラージを識別するための方法が提供される。この方法は、(a)発信および着信するCDR(呼詳細レコード:Call Detail Record)が相関しているかどうかを判断し、該判断したCDRから、相関しているペアの候補を取得するステップと、(b)該取得した相関しているペアの候補のうちの1つが、一意のペアであるかどうかを確かめるステップと、c)該ペアが一意であることが確かめられたならば、該一意のペアに基づいて、アービトラージの量を求めるステップと、を含む。
本発明の他の側面によれば、アービトラージとルーティング異常を識別するための方法が提供される。この方法は、(a)監視対象のネットワーク内の宛先に対する既知のルートを有する通話データから、複数の発信CDR(Call Detail Record)を取得するステップと、(b)該通話データから、複数の着信CDRを取得するステップと、(c)関連する通話タイミング及び着呼側情報を有する一意の発信及び着信CDRに基づいて、それらの複数の発信CDR及び複数の着信CDRが、相関しているペアの候補であるかどうかを確かめるステップと、(d)それらの複数の発信及び着信CDRが一意に相関していることが確かめられたならば、それらの発信及び着信CDRのフィールドを比較し、これにより、アービトラージの量を求めるステップと、を含む。
本発明の他の側面によれば、アービトラージとルーティング異常を識別するための方法が提供される。この方法は、(a)発信及び着信CDRのペアに基づいて、複数の発信及び着信CDR(Call Detail Record)が相関しているかどうかを確かめ、複数の相関しているペアの候補を取得するステップと、(b)この複数の相関しているペアの候補の中から一意のCDRペアを取得し、この一意のCDRペアに基づいて、アービトラージの量を求めるステップと、を含んでいる。
尚、本発明の更なる態様及び利点については、本発明の原理を一例として示している図面との関連で、以下の詳細な説明を参照することにより、明らかとなろう。
本発明のこれら及び/又はその他の態様及び利点については、図面との関連で、以下の実施例に関する説明を参照することにより、明らかとなり、容易に理解することができよう。
本発明は、通話を相関させて、通信システムにおけるトラフィックのミスルーティングを検出し、これにより、アービトラージを防止する新しい方法を提供する。
様々な通信セグメントから取得されたCDR(呼詳細レコード;Call Detail Record)を相関させることにより、これらのレコードの質を向上させて、課金精度を向上させると共に、通話のミスルーティングの検出機能を改善する能力が提供される。
本発明に開示されている手法を使用することにより、既存の規制料金表及び/又は締結されている通信事業者間の契約に反した手法でミスルーティングされている通信事業者間の通話を識別することができる。このような操作は、一般に、「アービトラージ(Arbitrage)」と呼ばれており、この実行者の意図するところは、制定又は契約されているルート以外のルートを介した電話トラフィックの配信に伴う低料金の活用にある。代表的な実施形態における相関プロセスにより、同一の通話に関連している様々な通話の「区間(leg)」を識別することができ、これら個々の通話区間から取得された通話ルーティング情報を包含する更に正確な「複合(compound)」通話レコードを作成することができる。
LECのサービス地域にわたって、CDR(Call Detail Record)を収集し、CDRデータベースに読み込む時に、それらを「相関」させる。この相関方法は、(1)着呼局の番号が同一であり、(2)通話の開始時刻と第1の当事者が電話を切った時刻が、設定可能な非常に小さな時間差内において一致している場合に、CDRによって通話セグメントを識別するステップを有している。
誤った相関を除去するべく(即ち、その同一の通話に実際には関係していない通話セグメントを分離するべく)、様々な通話セグメントからの通話セットアップ情報を相関させることにより、相関の信頼性を向上させることを試みている。具体的には、(1)通話の接続完了時刻が、設定可能な非常に小さな時間差内において一致していることを確かめ、(2)発呼側の番号情報パラメータが一致していることを確認し、(3)料金番号情報パラメータが一致していることを確認し、そして/又は、(4)管轄権情報パラメータが一致していることを確認するよう、更なる段階を実行することができる。
更なる制約を適用することにより、アービトラージの基準に合致する通話を選択すると共に、他の正当な理由によって相関し得る通話や、リンク監視システムの機能が過剰であるために収集された重複した通話セグメントを排除することができる。
様々な通信セグメントから取得されたCDRを相関させることにより、それらのレコードの質を向上させて、課金の精度を向上させると共に、通話のミスルーティングの検出機能を強化する能力が提供される。尚、以下の詳細な説明においては(並びに、いくつかの図面においては)、類似の参照符号により、類似の要素を識別している。
代表的な実施形態における相関プロセスを通じて、同一の通話に関連している様々な通話の「区間(leg)」を識別可能であり、それら個々の通話区間から取得された通話のルーティング情報を包含する更に正確な「複合」通話レコードを作成することができる。又、本明細書に開示されている他の手法を使用することにより、ネットワークの1つの部分において生成されたCDRを、別の部分において生成されたCDRと相関させることができる。これらの手法は、通話トラフィック、通話ミスルーティングの検出、及び通話課金の分野に適用可能である。
地域通信事業者(LEC)は、特定の地理的なサービスエリア内において、事業を営み、個々の電話加入者に対してサービスしている。そのサービスエリアは、通常、複数のLATA(Local Access Transport Area)に分割されている。LECは、そのサービスエリア内において、競合地域通信事業者(Competitive Local Exchange Carrier:CLEC)、独立地域通信事業者(Independent Local Exchange Carrier:ILEC)、及び長距離通信事業者(IntereXchange Carrier:IXC)に相互接続している。
IXCとLEC/ILEC/CLECの間で交換されるトラフィックに対しては、アクセストラフィック(Access Traffic)と呼ばれる補償メカニズム(compensation mechanism)を使用する料金表及び/又は契約が適用される。このアクセストラフィックの場合には、IXCは、そのIXCに着信する(又は、そのIXCから発信される)トラフィックのそれぞれのMOU(Minute of Use)ごとに、他の通信事業者に対して支払うことになる。このタイプのトラフィックは、一般に、FG−D(Feature Group D)トランクと呼ばれるタイプの電話中継線上において搬送され、通常は、1分当たりの料金が最も高価である。
CLECとLEC間並びにILECとLEC間において交換されるトラフィックに対しては、通常、相互補償(Reciprocal compensation)と呼ばれる補償メカニズムを使用する料金表及び/又は契約が適用される。この相互補償の場合には、通信事業者は、自身のネットワークから他の通信事業者のネットワークに供給されるトラフィックのそれぞれのMOU(Minute of Use)ごとに、互いに使用料金を支払うことになる。このタイプのトラフィックは、一般に、市内中継線(local trunk)と呼ばれるタイプの電話中継線上において搬送される。
IXCとILEC間において交換される、LECの顧客宛てのトラフィックに対しては(そのIXCが、そのLECと直接的に相互接続していない場合)、ミートポイント課金(Meet−Point Billing)と呼ばれる補償メカニズムを使用する料金表及び/又は契約が適用される。このミートポイント課金の場合には、IXCは、ILECに料金を支払い、後から、この一部が、IXCとLEC間におけるトラフィックのそれぞれのMOU(Minute of Use)ごとに、ILECからLECに支払われることになる。
電話機は、(家庭又は企業から)「ループ(loop)」と呼ばれる線路を介して、通常、端局(End Office)又は「eo」と呼ばれる交換局に接続される。同一の「eo」のサービスを受けている2つの顧客間の通話は、その「eo」に含まれているアプリケーションロジックによって処理されるため、後述するSS7プロトコルを使用する必要はない。
一方、異なる「eo」(例:異なる町に位置しているもの)のサービスを受けている電話機の場合には、それらの「eo」間の「中継線(trunk)」と呼ばれる線路により、相互接続しなければならない。そして、このタイプの通話は、通常、SS7と呼ばれるネットワーキングプロトコルによる局間の調整を必要とする。
又、特定のケース(例:多少離れている2つの町)においては、2つの顧客間に接続を確立する際に、「タンデム(tandem)」と呼ばれる別のタイプの交換局が関与する場合もある。
様々な規制要件を充足するべく、電話通信事業者は、「地域通信事業者(例:CLEC)」と「長距離通信事業者(例:IXC)」のいずれかに分類されている。そして、複数のLATA(Local Area Transport Area)にわたる通話の場合には、長距離通信事業者を使用しなければならない。
次に、本発明の実施形態を詳細に参照するが、それらの例は、図面に示されており、これらの図面においては、類似の参照符号を使用して類似の要素を示している。以下、これらの図面を参照して、実施形態について説明することにより、本発明について説明することとする。
通話のセットアップと切断のタスクを実行するべく(複数の「eo」が関係している場合)、交換局は、SS7リンク上において搬送される、SS7(Signaling System 7)と呼ばれるシグナリングプロトコルを使用して互いに通信する。特定のシーケンスでSS7メッセージを使用することにより、電話の接続を確立するのに必要な様々なタスクを実行する。SS7メッセージは、通話の接続とは別個であって、「SS7ネットワーク」と呼ばれるセキュア(secure)なデータネットワーク上において搬送される。このSS7ネットワークの中心に位置しているのが、STP(Signaling Transfer Point)と呼ばれるパケットスイッチである。北米のSS7ネットワークには、STPがペアで配置されており、通信経路に冗長性を提供している。様々な通信事業者が、SS7ネットワークの一部を所有しており、自身の「eo」及びタンデムを全体的なSS7ネットワークに相互接続することにより、通信事業者間におけるエンドツーエンド通信を実現している。SS7メッセージは、メッセージタイプと関連パラメータから構成されている。図1A〜図1Fは、通話の基本的なセットアップと切断におけるSS7の使用法を示している。尚、説明をわかりやすくするべく、図1A〜図1Fに示されている構成は、2つの「eo」のみを有しているが、この例は、説明のみを目的とするものであり、2つの局間における所与の接続には、他の交換ポイントおよび通信中継線が関係し得るであろう。
図1Aは、本発明の一態様に従う、電話又は通信システム100を示す図である。図1Bは、本発明の一態様に従う、通話接続のための準備段階における電話又は通信システム100を示す図である。図1Cは、本発明の一態様に従う、通話接続が完成した状態における電話又は通信システム100を示す図である。図1Dは、本発明の一態様に従う、一方の側が切断された状態における電話又は通信システム100を示す図である。図1Eは、本発明の一態様に従う、他方の側が切断された直後の状態における電話又は通信システム100を示す図である。図1Fは、本発明の一態様に従う、中継線が解放された後の状態における電話又は通信システム100を示す図である。
図1Aにおいては、第1の局105(本明細書においては、これを発呼局105及び発呼電話機105とも呼ぶ)は、第1のループ110を介して、第1の交換局115(本明細書においては、これを第1の端局115及び第1の「eo」115とも呼ぶ)に接続されている。第2局の106(本明細書においては、これを着呼局106及び着呼電話機106とも呼ぶ)は、第2のループ111を介して、第2の交換局116(本明細書においては、これを第2の端局116及び第2の「eo」116とも呼ぶ)に接続されている。第1及び第2の中継局115、116は、互いに、いくつかの中継線120を介して接続されている。2つの冗長なシグナリングシステム130が、信号リンク135と転送ポイント140を形成している。尚、現代の電話システムにおいては、シグナリングシステム130は、SS7(Signaling System 7)ネットワーク130であり、信号リンク135は、SS7リンク135であり、転送ポイントは、STP(Signaling Transfer Point)140である。又、わかりやすくするために、図1Aには、参照符号130が示されてはいないが、この参照符号が前述の要素を含んでいるものと理解されたい。前述のように、このシグナリングシステム130中の1つ又は両方を使用することにより、発呼局105と着呼局106の間における接続を完成させるのに必要なメッセージを伝達する。
尚、図1B〜図1Fにおいては、説明をわかりやすくするべく、この冗長なシグナリングシステム130のうちの1つが除去されている。
図1Bにおいては、第1のメッセージ150(これは、SS7システム130内においては、IAM(Initial Address Message)150と呼ばれており、本明細書においては、通話起動信号150とも呼ぶ)が、第1の交換局115から、シグナリングシステム130の信号リンク135及び転送ポイント140を介して、第2の交換局116に送信され、通話セットアップ要求を示している。次いで、第1の交換局115は、この通話に使用するべく、中継線120を押さえ、「確保」する。尚、この図1Bには、発呼局105と第1の交換局115間における接続(即ち、第1のループ100)と、この押さえられた第1及び第2の交換局115、116を接続する中継線120が、太い線で示されている。そして、第2のメッセージ155(これは、SS7システム130においては、ACM(Address Complete Message)155と呼ばれている)が、第2の交換局116から、シグナリングシステム130の信号リンク135及び転送ポイント140を介して送信され、IAM150の受信をアクノリッジ(acknowledge)すると共に、着呼局106が(例えば、ベルの鳴動によって)呼び出されている状態にあることが示される。
図1Cにおいては、第3のメッセージ160(これは、SS7システム130においては、ANM(Answer Message)160と呼ばれている)が、第2の交換局116から、シグナリングシステム130の信号リンク135及び転送ポイント140を介して、第1の交換局115に送信され、着呼局106が応答したことを示す。この結果、エンドツーエンド接続が確立され、会話が実行可能な状態になる。尚、この図1Cには、発呼局105と第1の交換局115間における接続(即ち、第1のループ)、中継線120を介した第1及び第2の交換局115、116間における接続、及び第2の交換局116と着呼局106間における接続(即ち、第2のループ)が、太字で示されている。
図1Dにおいては、第4のメッセージ165(これは、SS7システム130においては、REL(Release Message)165と呼ばれている)が、交換局の1つから(これは、この例においては、第1の交換局115である)、シグナリングシステム130の信号リンク135及び転送ポイント140を介して、第2の交換局116に送信され、確立されていた通信リンクから一方の側(この例においては、発呼局105である)が切断されたことを示す。換言すれば、これは、発呼局105が電話を切ったということである。この図1Dには、中継線120を介した第1及び第2の交換局115、116間における接続と、第2の交換局116と着呼局106間における接続(即ち、第2ループ111)が太字で示されている。
図1Eにおいては、第5のメッセージ170(SS7システム130においては、これをRLC(Release Complete Message)170と呼ぶ)が、交換局の1つから(この例においては、第2の交換局116である)、シグナリングシステム130の信号リンク135及び転送ポイント140を介して、第1の交換局115に送信され、確立されていた通信リンクから一方の側(この例においては、着呼局106)が切断されたことを通知している。この場合にも、換言すれば、これは、着呼局106が電話を切ったということである。この図1Eには、中継線120を介した第1及び第2の交換局115、116間における接続が太字で示されている。そして、この時点において、図1Fに示されているように、中継線120が解放されることになる。
図2は、本発明の一態様に従う、発信側の呼詳細レコード(発信CDR(originating call detail record))を識別するプロセスを示すフローチャートである。図2を参照すれば、まず、ステップ201において、データベース(図示されてはいない)内に格納されているすべてのCDRの中から或るCDRレコードを取得する。次いで、ステップ202において、そのCDRが発信側のものであるかどうか(その監視対象のネットワーク(Monitored Network:MN)から発したものであるかどうか)を判断する。そのCDRが発信側のものではないと判断された場合には、ステップ203に示されているように、データベースから次のCDRを取得する。一方、そのCDRが発信側のものであると判断された場合には、ステップ204において、着呼側の管轄州(jurisdiction state)がMN内に位置しているかどうかを判断する。このステップ204において、着呼側の管轄州がMN内に位置していると判断された場合には、ステップ205において、着呼側の管轄LATA(Local Access Transport Area)がMN内に位置しているかどうかを判断する。着呼側の管轄LATAがMN内に位置していない場合には、プロセスは、ステップ203に示されているように、データベースから次のCDRを取得するステップに戻る。一方、着呼側の管轄LATAがMN内に位置している場合には、ステップ206に示されているように、本プロセスは、着呼側の番号が監視対象のネットワーク(すなわち、マイネットワーク(my network))内に位置しているかどうかを判断するステップに進む。そして、着呼側の番号がMN内に位置している場合には、そのCDRに対して、発信CDR(ORIG CDR(originating CDR))とマーキングする。代替的に、着呼側の番号がそのネットワーク内に位置していない場合には、ステップ207において、その着呼側の番号がMN内にポーティング(port, 移す)されるかどうかを判断する。そして、その着呼側の番号がMN内にポーティングされると判断された場合には、ステップ208に示されているように、そのCDRに対して、発信CDR(「ORIG CDR」)とマーキングする。
図3は、本発明の一態様に従う、相関候補を識別するプロセスを示すフローチャートである。まず、ステップ301及びステップ302において、データベースから、1つの発信(ORIG)CDRと、或るCDRを取得する。ステップ303において、該或るCDRが着信側のもの(terminating)であるかどうか(監視対象ネットワーク(MN)に入ってきているものであるかどうか)を判断する。該CDRが着信側のものであると判断した場合には、そのCDRに対して、着信CDR(「TERM CDR」)とマーキングする。次いで、ステップ304において、その「TERM CDR」のIAM(Initial Address Message)の時刻と「ORIG CDR」のIAMの時刻との間における差が、初期相関ウィンドウ内に収まっているかどうかを判断する。尚、ステップ303において、そのCDRが着信側のものではないと判断した場合には、データベースから別のCDRを取得し、「ORIG CDR」と比較する。
次いで、ステップ305において、「ORIG CDR」のANM(Answer Message)の時刻と「TERM CDR」のANMの時刻との間の差が、相関ウィンドウ内に収まっているかどうかを判断する。「ORIG CDR」のANMの時刻と「TERM CDR」のANMの時刻との間の差が、初期相関ウィンドウ内に収まっていない場合には、ステップ306において、「ORG CDR」と「TERM CDR」が両方とも未応答であるかどうかを判断する。「ORIG CDR」と「TERM CDR」の両方がいずれも未応答でない場合には、ステップ308に示されているように、データベースにおいて別のCDRをサーチする。
ステップ307において、「TERM CDR」のRELの時刻と「ORIG CDR」のRELの時刻との間の差の絶対値が、初期相関ウィンドウ内に収まっているかどうかを判断する。この絶対値が初期相関ウィンドウ内に収まっていない場合には、ステップ308に示されているように、データベースにおいて別のCDRをサーチする。一方、「TERM CDR」のRELと「ORIG CDR」のRELの絶対値が初期相関ウィンドウ内に収まっていると判断された場合には、プロセスは、ステップ309に進む。ステップ309において、「ORIG」の着呼番号と「TERM」の着呼番号が等しいかどうかを判断する。同一である場合には、ステップ310に示されているように、「ORIG」のリダイレクト状態(redirect status(転送状態))が、「TERM」のリダイレクト状態と同一であるかどうかを判断する。同一でない場合には、ステップ308に示されているように、データベースから別のCDRを取得する。ステップ310において、「ORIG」のリダイレクト状態が「TERM」のリダイレクト状態と等しいと判断された場合には、ステップ311に示されているように、このレコードに対して、相関候補とマーキングする。
図4Aは、本発明の他の態様に従う、すべての相関候補に対して相関タイプを設定するプロセスを示すフローチャートである。それぞれの相関候補ごとに相関タイプを割り当てることにより、発信及び着信CDRを相関する方法を区別し、これにより、アービトラージの識別が簡単になる。図4Aを参照すれば、まず、ステップ400において、データベース(図示されてはいない)から、相関候補の中の1つのCDRペアを取得し、ステップ401において、その「ORIG CDR」の発呼側番号が「TERM CDR」の発呼側番号と等しいかどうかを判断する。発呼側番号が等しくない場合には、本プロセスは、ステップ402に進み、その「ORIG CDR」の発呼側番号が「NULL」ではなく、「TERM CDR」の発呼側番号が「NULL」であるかどうかを判断する。一方、「ORIG CDR」の発呼側番号が「TERM CDR」の発呼側番号と同一である場合には、本プロセスは、ステップ403に進む。ステップ403において、「ORIG CDR」の料金番号(charge number)が「TERM CDR」の料金番号に等しいかどうかを判定する。料金番号が同一である場合には、それらの相関候補をタイプ1相関に設定する。一方、料金番号が同一ではない場合には、ステップ405において、その「ORIG CDR」の料金番号が「NULL」ではなく、「TERM CDR」の料金番号が「NULL」であるかどうかを判断する。「ORIG CDR」の料金番号が「NULL」ではなく、「TERM CDR」の料金番号が「NULL」であると判断された場合には、それらの相関候補を、タイプ3相関に設定する。該判断が偽である場合には、それらの相関候補を、タイプ2相関に設定する。
ステップ402において、「ORIG CDR」の発呼側番号が「NULL」ではなく、「TERM CDR」の発呼側番号が「NULL」であると判断された場合には、本プロセスは、ステップ404に進む。ステップ404において、「ORIG CDR」の料金番号が「TERM CDR」の料金番号と等しいかどうかを判断する。両方の番号が等しい場合には、ステップ404において、それらの相関候補を、タイプ4相関に設定する。一方、両方の番号が等しくないと判断された場合には、本プロセスは、ステップ406に進む。ステップ406において、「ORIG CDR」の料金番号が「NULL」ではなく、「TERM CDR」の料金番号が「NULL」であるかどうかを判断する。ステップ406における判断が「はい」の場合には、それらの相関候補を、タイプ6相関に設定し、この判断が「いいえ」である場合には、それらの相関候補をタイプ5相関に設定する。
図4Bは、本発明の一態様に従う、すべての相関候補に対する相関タイプの設定を示すフローチャートである。図4Bを参照すれば、ステップ402の判断が「いいえ」である場合には、ステップ407において、「ORIG CDR」の料金番号が「TERM CDR」の料金番号と等しいかどうかを判断する。これらが等しい場合には、それらの相関候補をタイプ7と判定する。一方、ステップ407における判断が「いいえ」の場合には、ステップ408において、「ORIG CDR」の料金番号が「NULL」ではなく、「TERM CDR」の料金番号が「NULL」であるかどうかを判断する。ステップ408における判断が「はい」である場合には、それらの相関候補をタイプ9と判定し、ステップ408における判断が「いいえ」である場合には、それらの相関候補をタイプ8と判定する。
そして、すべての相関タイプの設定が完了したならば、ステップ409において、更なるCDRの相関候補ペアが存在しているかどうかを判断し、この結果が「いいえ」である場合には、初期フェーズが終了する。一方、更なる相関候補ペアが存在している場合には、相関している候補の中から次のCDRペアを取得し、本プロセスは、ステップ401から実行することになる。
図5は、本発明の一態様に従う、選択された相関ペアを識別するプロセスを示すフローチャートである。図5を参照すれば、まず、ステップ500に示されているように、データベースから、相関している候補の中の1つのCDRペアを取得する。次いで、ステップ501において、その「ORIG CDR」が、その相関している候補の中において一意(unique)であるかどうかを判定する。その「ORIG CDR」が一意でない場合には、本プロセスは、ステップ505に進む。ステップ505において、更なるCDRの相関候補ペアが存在しているかどうかを判断する。更なる相関候補ペアが存在している場合には、ステップ506に示されているように、相関している候補の中から次のCDRペアを取得する。一方、他のCDRの相関候補ペアが存在していない場合は、本プロセスは終了する。
再度、ステップ501を参照し、「ORIG CDR」が一意であると判断された場合には、本プロセスは、ステップ502に進む。ステップ502において、その「TERM CDR」が、その相関している候補の中において一意であるかどうかを判断する。その「TERM CDR」が一意でない場合には、本プロセスは、ステップ505に進む。一方、その「TERM CDR」が一意であると判断された場合には、本プロセスはステップ503に進む。ステップ503において、「TERM CDR」のIAMの時刻と「ORIG CDR」のIAMの時刻との間の差が、その相関タイプ用の最終的な相関ウィンドウ内に収まっているかどうかを判断する。この「TERM CDR」のIAMの時刻と「ORIG CDR」のIAMの時刻との間の差が、その相関タイプ用の最終的な相関ウィンドウ内に収まっていない場合には、本プロセスは、ステップ505に進み、更なるCDRの相関候補ペアをサーチする。
一方、「TERM CDR」のIAMの時刻と「ORIG CDR」のIAMの時刻との間の差が、最終的な相関ウィンドウ内に収まっている場合には、本プロセスは、ステップ504に進む。ステップ504において、「TERM CDR」のRELの時刻と「ORG CDR」のRELの時刻との間の差の絶対値が、その相関タイプ用の最終的な相関ウィンドウ内に収まっているかどうかを判断する。この絶対値が最終的な相関ウィンドウ内に収まっていない場合には、本プロセスは、ステップ505に進み、更なるCDRの相関候補ペアが存在しているかどうかを判断する。一方、絶対値が最終的な相関ウィンドウ内に収まっている場合には、ステップ507に示されているように、その相関しているCDRペアを相関ペアとして選択する。
次いで、その一意の相関しているペア内の「ORG CDR」及び「TERM CDR」のCDRフィールドを比較する。この比較するフィールドには、例えば、中継線タイプ(アクセス、ローカル)、課金管轄権(州内、ローカル)、ルーティング通信事業者(IXC A、CLEC C)、発呼側番号、料金番号、及び他のタイプの情報が含まれる。これらのCDRフィールドが、「ORIG CDR」及び「TERM CDR」間で異なっている場合には、それは、アービトラージ活動の疑いを示すものである。従って、この一意の相関しているペアのCDRフィールドの比較結果に基づいて、アービトラージを識別することができる。
以上、本発明のいくつかの実施例について、図示及び説明したが、当業者であれば、本発明の原理と精神を逸脱することなしに、この態様に変更を加えることが可能であることを理解するであろう。従って、本発明の範囲は、請求項及びその等価物に定義されているとおりである。又、本発明に開示されている様々なプロトコル及び方法は、特定のプロトコルや方法に限定されるものではない。
本発明の一態様による通信システムの図。 本発明の一態様による通話接続のための準備段階における通信システムの図。 本発明の一態様による通話の通信が完成した状態における通信システムの図。 本発明の一態様による一方の側が切断された状態における通信システムの図。 本発明の一態様によるもう一方の側が切断された直後の状態における通信システムの図。 本発明の一態様による中継線が解放された後の状態における通信システムの図。 本発明の一態様による発信CDR(Call Detail Record)を識別するプロセスを示すフローチャート。 本発明の一態様による相関候補を識別するプロセスを示すフローチャート。 本発明の一態様によるすべての相関候補に対して相関タイプを設定するプロセスを示すフローチャート。 本発明の一態様によるすべての相関候補に対する相関タイプの設定を示すフローチャート。 本発明の一態様による選択相関ペアを識別するプロセスを示すフローチャート。

Claims (15)

  1. アービトラージを識別する方法であって、
    発信及び着信CDR(呼詳細レコード;Call Detail Record)が相関しているかどうかを判断し(301〜310)、該判断したCDRの中から、相関している候補ペアを取得するステップ(311)と、
    前記取得した相関している候補ペアの中の1つの相関している候補ペアが一意のペアであるかどうかを確かめるステップ(501、502)と、
    前記相関している候補ペアが一意であることを確かめたならば、該一意の相関している候補ペアに基づいて、アービトラージの量を求めるステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記発信CDRは、
    CDRを取得するステップ(201)と、
    通話が監視対象ネットワークから発信されているかどうか(202)、および、着呼側の管轄権が前記監視対象ネットワーク内に位置しているかどうか(204)を判断するステップと、
    により判断される、請求項1記載の方法。
  3. 前記発信CDRは、前記着呼側の管轄LATA(Local Access Transport Area)(205)と前記着呼側の番号(206)が、前記監視対象ネットワーク内に位置しているかどうかを判断するステップによって判断される、
    請求項2記載の方法。
  4. 前記着呼側の番号が前記監視対象ネットワーク内に位置していない場合には、該着呼側の番号が前記監視対象ネットワーク内にポーティングされるかどうかを判断する、
    請求項3記載の方法。
  5. 前記着呼側の番号が前記監視対象ネットワーク内に位置していると判断された場合には、前記CDRに対して、発信CDRとマーキングする(208)、
    請求項3記載の方法。
  6. 前記相関している候補ペアは、
    1つの発信CDR(301)と1つのCDR(302)を選択して比較するステップと、
    通話が前記監視対象ネットワークに着信しているかどうかを判断するステップ(303)と、
    によって取得される、請求項1記載の方法。
  7. 前記相関している候補ペアは、着信CDRのIAM(Initial Address Message)の時刻と発信CDRのIAMの時刻との間の差が、初期相関ウィンドウ内に収まっているかどうかを判断するステップ(304)によって取得される、
    請求項1記載の方法。
  8. 前記相関している候補ペアは、発信CDRのANM(Answer Message)の時刻と着信CDRのANMの時刻との間の差が、前記初期相関ウィンドウ内に収まっているかどうかを判断するステップ(305)によって取得される、
    請求項7記載の方法。
  9. 前記相関している候補ペアは、着信CDRのREL(Release Message)の時刻と発信CDRのRELの時刻との間の差が、前記初期相関ウィンドウ内に収まっているかどうかを判断するステップ(307)によって取得される、
    請求項8記載の方法。
  10. 前記相関している候補ペアは、発信の着呼側番号が、着信の着呼側番号と等しいかどうかを判断するステップ(309)によって取得される、
    請求項9記載の方法。
  11. 前記相関している候補ペアは、発信のリダイレクト状態が、着信のリダイレクト状態と等しいかどうかを判断するステップ(310)によって取得される、
    請求項10記載の方法。
  12. 前記一意の候補ペアは、着信CDRのIAM(Initial Address Message)の時刻と発信CDRのIAMの時刻との間の差が、或る相関タイプ用の最終的な相関ウィンドウ内に収まっているかどうか(503)によって確かめられる、
    請求項1記載の方法。
  13. 前記一意の候補ペアは、着信CDRのREL(Release Message)の時刻と発信CDRのRELの時刻との間の差の絶対値が、前記相関タイプ用の前記最終的な相関ウィンドウ内に収まっているかどうか(504)によって確認される、
    請求項12記載の方法。
  14. 前記一意の相関している候補ペアのCDRフィールドの比較結果により、疑いのあるアービトラージ活動が示される、
    請求項1記載の方法。
  15. 前記一意の相関している候補ペアのCDRフィールドは、中継線タイプ、課金管轄権、発呼側番号、料金番号、及びルーティング通信事業者を含む、
    請求項14記載の方法。
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