JP2006065382A - アウトソーシングシステム、アウトソーシング方法、およびアウトソーシングプログラム - Google Patents

アウトソーシングシステム、アウトソーシング方法、およびアウトソーシングプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】優れた汎用性の下、処理効率やユーザビリティを良好なものとする。
【解決手段】業務ロジックのプログラムから、当該プログラムを構成する複数のモジュールと各モジュール間のフロー処理の情報とを抽出するリバースエンジニアリング部110と、前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして、フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成しこのルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成する実行処理機能生成部111と、オペレーティングシステムと前記プログラムとの間でデータ授受を担うミドルウェアに前記タクソノミデータの登録を行う環境登録部112と、当該入力データを前記ミドルウェアを介して前記タクソノミデータに適用し前記プログラムの実行処理を行う処理実行部113と、前記プログラムの実行処理結果を前記クライアント装置に送信する処理結果送信部114と、からシステム構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アウトソーシングシステム、アウトソーシング方法、およびアウトソーシングプログラムに関する。
アウトソーシングシステムの手法がいくつか提案されてきた。例えば、情報処理システムに使用されるソースプログラムの解析を支援するリバースエンジニアリング支援システムにおいて、前記ソースプログラムに含まれる複数の所定単位プログラムと該複数の所定単位プログラム間のフロー情報を抽出、解析して仕様情報を生成するとともに、前記複数の所定単位プログラムにそれぞれ対応する付随情報を抽出する仕様情報抽出手段と、前記仕様情報と前記付随情報とに基づいて前記複数の所定単位プログラム間の従属関係を分析し、前記複数の所定単位プログラムを少なくとも1つのグループにグルーピングして階層化された抽象仕様情報を生成するとともに、前記付随情報のうち前記グループに対応する情報を識別可能にする仕様情報抽象化手段と、前記抽象仕様情報と前記付随情報とをそれぞれ記憶する抽象仕様情報記憶手段及び付随情報記憶手段と、前記抽象仕様情報及び前記付随情報を表示するための表示手段と、前記抽象仕様情報に付加する意味付情報を入力するための入力手段と、前記抽象仕様情報記憶手段から前記所定単位プログラムまたは前記グループに対応する情報を選択的に読み出し、かつ読出した抽象仕様情報に対応する付随情報を前記付随情報記憶手段から読出して前記表示手段に表示させるともに、前記入力手段からの前記意味付情報を前記抽象化仕様情報に付加して前記仕様情報記憶手段に再び記憶させる意味付手段とを有することを特徴とするリバースエンジニアリング支援システム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開平9−101884号公報
しかしながら、従来のアウトソーシングシステムにおいては、アウトソース対象となる業務ロジックを例えばDOA(Data Oriented Approach)モデリング手法などを用いて解析することでプログラミング言語に変換し、これを処理する必要があった。このような処理は、オペレーティングシステムなどシステムへの依存性が高く、汎用性が良好とは言えなかった。従って、アウトソーシングのシステム構築やアウトソーシング処理に関する効率やコストの点で改善の余地が残されていた。
更には、アウトソーシングシステムにおける業務ロジックに応じた処理ルールをユーザ側にグラフィカルに認識させたり、或いはこの処理ルールの変更を受け付けたりといった手法が提案されておらず、ユーザビリティへの配慮が薄かった。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、優れた汎用性の下、処理効率やユーザビリティを良好なものとするアウトソーシングシステム、アウトソーシング方法、およびアウトソーシングプログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明のアウトソーシングシステムは、業務ロジックのアウトソーシングを行うシステムであって、前記業務ロジックのプログラムから、当該プログラムを構成する複数のモジュールと、各モジュール間のフロー処理の情報とを抽出する、リバースエンジニアリング部と、前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして、当該インスタンスデータを前記フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成し、このルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成する、実行処理機能生成部と、オペレーティングシステムと前記業務ロジックを構成するプログラムとの間でデータ授受を担うミドルウェアに前記タクソノミデータの登録を行う、環境登録部と、アウトソーシング元のクライアント装置より前記業務ロジックにおけるデータ入力を受け付け、当該入力データを前記ミドルウェアを介して前記タクソノミデータに適用し、前記プログラムの実行処理を行う、処理実行部と、前記プログラムの実行処理結果を、前記クライアント装置に送信する、処理結果送信部と、を備えることを特徴とする(第1の発明)。
第2の発明は、第1の発明において、入力インターフェイスからの所定業務ロジックに関するルール閲覧要請に応じて、該当業務ロジックのルールデータをルールデータベースにて特定し、特定したルールデータに記載されたモジュールのアイコン画像と、各アイコン画像間を前記フロー処理に則して可視的に結ぶコネクタ画像とを、モジュール毎のアイコン画像とコネクタ画像とを格納した画像格納データベースより抽出し、表示用アイコンとコネクタ画像との組合せからなるルールデータ画像を出力インターフェイスに出力する、ルール表示処理部を備えることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、入力インターフェイスからのルールデータ修正要請に応じて、該当業務ロジックのルールデータに応じた前記ルールデータ画像をグラフィカルユーザインターフェイスとして出力インターフェイスに出力すると共に、前記ルールデータ画像を介して取得したルールデータの修正指示を該当ルールデータに仮適用し、このルールデータに対応する業務ロジックの実行可否を判定する、適合性確認部と、前記判定において業務ロジックの実行可能と判定された場合、前記ルールデータの修正指示を前記ルールデータベースにおける該当ルールデータに反映させる、修正実行部と、を備えることを特徴とする。
第4の発明は、業務ロジックのアウトソーシングをコンピュータにより行う方法であって、前記業務ロジックのプログラムから、当該プログラムを構成する複数のモジュールと、各モジュール間のフロー処理の情報とを抽出するステップと、前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして、当該インスタンスデータを前記フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成し、このルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成するステップと、オペレーティングシステムと前記業務ロジックを構成するプログラムとの間でデータ授受を担うミドルウェアに前記タクソノミデータの登録を行うステップと、アウトソーシング元のクライアント装置より前記業務ロジックにおけるデータ入力を受け付け、当該入力データを前記ミドルウェアを介して前記タクソノミデータに適用し、前記プログラムの実行処理を行うステップと、前記プログラムの実行処理結果を、前記クライアント装置に送信するステップと、を含むことを特徴とする。
第5の発明は、業務ロジックのアウトソーシング方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記業務ロジックのプログラムから、当該プログラムを構成する複数のモジュールと、各モジュール間のフロー処理の情報とを抽出するステップと、前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして、当該インスタンスデータを前記フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成し、このルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成するステップと、オペレーティングシステムと前記業務ロジックを構成するプログラムとの間でデータ授受を担うミドルウェアに前記タクソノミデータの登録を行うステップと、アウトソーシング元のクライアント装置より前記業務ロジックにおけるデータ入力を受け付け、当該入力データを前記ミドルウェアを介して前記タクソノミデータに適用し、前記プログラムの実行処理を行うステップと、前記プログラムの実行処理結果を、前記クライアント装置に送信するステップと、を備えることを特徴とする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、優れた汎用性の下、処理効率やユーザビリティを良好なものとできる。
−−−−XBRLの概要−−−−
本実施形態においては、アウトソーシング依頼元のクライアント装置200より受信した業務ロジックのプログラムを、アウトソーシングシステム100が、リバースエンジニアリングの手法を用いて解析し、前記プログラムを構成する複数のモジュールと、各モジュール間のフロー処理の情報とを抽出する。そして、前記モジュールを前記フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成することとなる。
アウトソーシングシステム100は、本実施形態においてこのルールデータに含まれる前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとし、また、前記ルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成する。
前記XBRL(Extensible Business Reporting Language)とは、一般に、財務や経営などの用途に使用する情報を記述できるXMLベースの言語であって、企業等における財務情報データ(例:貸借対照表や損益計算書といった財務諸表や内部会計報告など)の記述に適している言語である。
このXBRLでは、インスタンスおよびタクソノミという2種の文書で情報記述をすることになる。本実施形態におけるインスタンスは、例えば前記モジュールの情報データを記述したXML文書である。モジュールにおける処理内容や各情報の処理順などは、タクソノミに記述することとなる。そのタクソノミは、タクソノミ本体とリンクベースとからなり、前記インスタンスの内容、構造、扱われ方などを定義するものとなっている。
また、前記タクソノミー本体は、前記インスタンスにおける語彙(要素名、属性など)を定義するものであり、具体的な属性データなどが定義される。他方、リンクベース(XLink)は、前記インスタンスの文書構造、各情報の表示順・処理順などを定義するもので、前記タクソノミ本体とは別のファイルに作成することとなる。当該リンクベースでは、XLinkを用いて例えば、項目間の表示順、項目間の親子関係、項目の表示内容(ラベル)、参考文献といったリンク定義が可能となる。
−−−システム−−−
上述のごときXBRLを用いたシステムの例を次に示す。以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態におけるアウトソーシングシステム100を含むネットワーク構成図である。本発明のアウトソーシングシステム100(以下、システム100)は例えばサーバコンピュータであり、本発明のアウトソーシング 方法を実行する機能を実現すべくハードディスクドライブなどのプログラムデータベース101に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。
また、システム100は、LANやインターネット等のネットワーク150を介して、クライアント装置200らの外部装置と接続してデータ授受を実行するI/O部105を備える。更に、システム100は、ルールデータベース125、タクソノミデータベース126、画像格納データベース127、会員データベース128、入出力データテーブル129、関連データテーブル130を利用可能である。
以下に、前記システム100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。システム100は、前記業務ロジックのプログラムから、当該プログラムを構成する複数のモジュールと、各モジュール間のフロー処理の情報とを抽出する、リバースエンジニアリング部110を備える。本実施形態では、前記モジュール抽出を担うのが処理方法抽出機能であり、フロー処理の情報抽出を担うのが処理定義作成機能としている。
このリバースエンジニアリング部110は、リバースエンジニアリング(Reverse Engineering)技術に基づく機能部である。なお、リバースエンジニアリング技術とは、既存のプログラム、ファイル、ドキュメントを詳細に分析し、設計目的や仕様を明らかにする技術である。
また、このリバースエンジニアリング部110がプログラムより抽出した、前記複数のモジュールは、例えば処理方法メモリ140なるメモリ領域に一旦格納される。同様に、リバースエンジニアリング部110が抽出したフロー処理の情報は、抽出フローメモリ141なるメモリ領域に一旦格納される。
また、システム100は、前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして、当該インスタンスデータを前記フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成してこれをルールデータベース125に格納する、実行処理機能生成部111を備える。ルールデータの例を図2に示す。図2は本実施形態におけるルールデータの一例を示す図である。このルールデータ1250は、ルールデータベース125に格納されるものであり、このルールデータ1250の記述に応じてモジュールおよびモジュール間のコネクタを可視化すると図4(a)に示すような、モジュール10を、各モジュール間のフロー処理の情報に基づくコネクタ11で結合させてグループ化したものとなる。システム100の実行処理機能生成部111は、このようなルールデータを例えば業務ロジックのプログラム毎に生成している。
また前記実行処理機能生成部111は、このルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成し、タクソノミデータベース126に格納する。このタクソノミデータ1260は、例えば図3に示すような形態をとり、対応するプログラム毎にタクソノミデータベース126に格納されるものである。
また、システム100は、オペレーティングシステムと前記業務ロジックを構成するプログラムとの間でデータ授受を担うミドルウェアに前記タクソノミデータの登録を行う、環境登録部112を備える。
また、システム100は、アウトソーシング元のクライアント装置200より前記業務ロジックにおけるデータ入力を受け付け、当該入力データを前記ミドルウェアを介して前記タクソノミデータに適用し、前記プログラムの実行処理を行う、処理実行部113を備える。
また、システム100は、前記プログラムの実行処理結果を、前記クライアント装置200に送信する、処理結果送信部114を備える。
また、システム100は、入力インターフェイスからの所定業務ロジックに関するルール閲覧要請に応じて、該当業務ロジックのルールデータをルールデータベース125にて特定し、特定したルールデータに記載されたモジュールのアイコン画像と、各アイコン画像間を前記フロー処理に則して可視的に結ぶコネクタ画像とを、モジュール毎のアイコン画像とコネクタ画像とを格納した画像格納データベース127より抽出し、表示用アイコンとコネクタ画像との組合せからなるルールデータ画像を出力インターフェイスに出力する、ルール表示処理部115を備えることとできる。
また、システム100は、入力インターフェイスからのルールデータ修正要請に応じて、該当業務ロジックのルールデータに応じた前記ルールデータ画像をグラフィカルユーザインターフェイスとして出力インターフェイスに出力すると共に、前記ルールデータ画像を介して取得したルールデータの修正指示を該当ルールデータに仮適用し、このルールデータに対応する業務ロジックの実行可否を判定する、適合性確認部116を備えるものとできる。
また、システム100は、前記判定において業務ロジックの実行可能と判定された場合、前記ルールデータの修正指示を前記ルールデータベース125における該当ルールデータに反映させる、修正実行部117を備えるものとできる。
−−−データベース−−−
次に、本実施形態のシステム100が利用するデータベースおよびテーブルについて説明する。図4は本実施形態における、(a)ルールデータベース125、(b)タクソノミデータベース126、のデータ構成例を示す図である。また、図5は、(a)画像格納データベース127、(b)会員データベース128、(c)入出力データテーブル129、(d)関連データテーブル130、のデータ構成例を示す図である。
ルールデータベース125は、前記システム100の実行処理機能生成部111が、前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして、当該インスタンスデータを前記フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成してこれを格納するデータベースである。このデータベース125は、例えばルールIDをキーとして、ルールデータ毎に含まれるモジュールのID、およびフロー処理の情報といったデータを関連づけたレコードの集合体となっている。なお、前記フロー処理の情報としては、例えば、直近のモジュールどうしのつながりや、モジュールの演算結果に応じたモジュールのつながりを示す情報が想定できる。
タクソノミデータベース126は、前記実行処理機能生成部111が、前記のルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成し、これを格納するデータベースである。このデータベース126は、例えば、ルールIDをキーとして、ルールデータ毎に生成したタクソノミデータを関連づけたレコードの集合体となっている。
また、画像格納データベース127は、モジュールのアイコン画像と、各アイコン画像間を前記フロー処理に則して可視的に結ぶコネクタ画像とを格納したデータベースであり、例えばモジュールIDをキーとして、モジュールのアイコン画像、アイコン画像間をつなぐコネクタ画像のIDといったデータを関連づけたレコードの集合体となっている。
また、会員データベース128は、アウトソーシングの依頼元についてその属性情報をを格納したデータベースであり、例えばユーザIDをキーとして、管理用のパスワード、連絡先のメールアドレス、およびシステム100へのアクセス権限といったデータを関連づけたレコードの集合体となっている。
また、入出力データテーブル129は、業務ロジックのプログラムを構成するモジュールにおける入出力データの処理形式を格納したテーブルであり、例えばデータ属性をキーとして、処理形式たるデータ型(例:Integer、Stringなど)、およびデータの桁数といたデータを関連づけたレコードの集合体となっている。
また、関連データテーブル130は、業務ロジックのプログラムを構成する各モジュールにおいて処理されるデータの適用先となるルールデータを設定したテーブルであり、例えばデータ属性をキーとして、各データ毎の適用先を関連づけたレコードの集合体となっている。
なお、これまで示したシステム100における機能部110〜117は、ハードウェアとして実現してもよいし、HDDやメモリなどの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPU104がプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。
また、前記ネットワーク150に関しては、インターネットやLANの他、専用回線やWAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
−−−メインフロー−−−
次に、本実施形態のアウトソーシング方法の実際手順について図を参照しつつ説明する。なお、以下で説明するアウトソーシング方法に対応する各種動作は、アウトソーシングシステム100におけるメモリ等の記憶手段が備えるプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されており、前記構成各部の機能を実装したものとなる。
図6は本実施形態のアウトソーシング方法の実際手順1を示すフロー図である。アウトソーシングをシステム100に依頼する企業等が備えるクライアント装置200は、アウトソーシング対象の業務ロジックのプログラムを、システムデータとして予めシステム100に送信する(s1000)。このシステムデータとしては、例えば、前記業務ロジックのプログラムにおける、アプリケーションデータ、入出力データ型、画面定義、データベース定義、およびメッセージといったデータが含まれるものとする。
システム100では、クライアント装置200よりこのシステムデータを受信し(s1001)、会員データベース128における会員認証(アウトソーシング契約を結んだ会員であるかの認証)を経て、本実施形態におけるアウトソーシング方法の実行を開始することとなる。そこで前記リバースエンジニアリング部110の処理方法抽出機能が、前記業務ロジックのプログラムに対応するシステムデータから、プログラムを構成する複数のモジュールを抽出し、これを処理方法メモリ140に一旦格納する(s1002)。
またシステム100は、入出力データの型、および関連データの抽出を行い、これを前記入出力データテーブル129、ならびに関連データテーブル130に設定する(s1003)。
更に、前記リバースエンジニアリング部110の処理定義作成機能が、先に抽出した各モジュール間のフロー処理の情報を抽出し、これを前記抽出フローメモリ141に一旦格納する(s1004)。
ここでシステム100は、前記抽出したモジュールやフロー処理の情報などに基づいて、ルールデータの作成とタクソノミデータの生成とを実行する(s1005)。図7は本実施形態のアウトソーシング方法の実際手順2を示すフロー図である。システム100の実行処理機能生成部111は、前記入出力データテーブル129および関連データテーブル130より、該当プログラムに関する入出力データの型やフロー処理との関連づけについて読み込む(s1100)。また、前記抽出フローメモリ141より、当該メモリ141に格納してあるフロー処理の情報を読み込む(s1101)。ここまでの処理で、システム100は、扱うデータの型やモジュール間での処理フローの形態について情報を取得することとなる。
そしてシステム100は、前記処理方法メモリ140に格納してあるモジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして認識し、当該インスタンスデータを前記読み込んだフロー処理の情報に則してグループ化したルールデータを作成し、ルールデータベース125に格納する(s1102)。更に、このルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成し、タクソノミデータベース126に格納する(s1103)。生成したタクソノミデータは、システム100が、オペレーティングシステムと前記業務ロジックを構成するプログラムとの間でデータ授受を担うミドルウェアに登録することとなる(s1104)。
こうして、実行処理機能、つまりルールデータおよびタクソノミデータの生成がなされた、システム100における前記業務ロジックのアウトソーシング体制が確立されることとなる。この後、クライアント装置200は、システム100に確立された前記業務ロジックを利用すべく、例えば図9に示すログイン画面900を介したシステム100へのログイン認証を経てシステム100にアクセスしてくる。この認証が問題なければ、システム100は、例えば同図のメニュー画面910をクライアント装置200に提示し、当該画面910における、“シミュレーション”ボタンのクリックを受けて、データ入力画面920をクライアント装置200に返す。
クライアント装置200では、この画面920の入力データ欄における入力データのインプットを受けて、これをシステム100に返信することとなる。つまり、クライアント10は入力データをシステム100に送信することとなる(s1006)。
システム100は、この入力データを受信し(s1007)、当該入力データを前記ミドルウェアを介して前記タクソノミデータに適用し、前記プログラムの実行処理を行う(s1008)。また、システム100は、前記プログラムの実行処理結果を、例えば図9のシミュレーション結果画面930として、前記クライアント装置200に送信する(s1009)。
クライアント装置200では、システム100から送信されてきた前記実行処理結果を受信し、これを適宜な出力インターフェイスに出力し(s1010)、処理を終了する。
−−−ルール修正フロー−−−
次に、前記ルールデータをクライアント装置200においてグラフィカルに出力させる処理と、これに伴って、ルールデータの修正処理を実行する手順について説明する。図8は本実施形態のアウトソーシング方法の実際手順3を示すフロー図である。クライアント装置200において、図9に示す前記メニュー画面910での“ルール変更”ボタンのクリックを受けて、これをシステムデータ修正要求(或いは、ルールデータの閲覧要求であってもよい)としてシステム100に送信するものとする(s1300)。
システム100は、前記システムデータ修正要求を受信し、該当会員における業務ロジックのルールデータをルールデータベース125にて特定し、これを読み込む(s1301)。システム100は、ここで読み込んだルールデータについて、例えば、図9の画面940に示すルールデータの一覧などとしてクライアント装置200に返信し、ユーザからのルールデータの指定を待ちうける。クライアント装置200は、前記の画面940における修正対象の指定を受け付けて、これをシステム100に通知する。
システム100では、前記修正対象として指定されたルールデータに関して、入出力データテーブル129より、クライアント装置200から受付けるデータの型に関する情報を読み込んでおく。更にシステム100は、前記特定したルールデータに記載されたモジュールのアイコン画像と、各アイコン画像間を前記フロー処理に則して可視的に結ぶコネクタ画像とを、前記画像格納データベース127より抽出し、これを読み込む(s1302)。システム100は、前記表示用アイコンとコネクタ画像との組合せからなるルールデータ画像を生成し、これをクライアント装置200に送信する(s1303)。
クライアント装置200では、前記ルールデータ画像を受信すると共に、例えば図4(a)で示したグラフィカルなルールデータ画像1200を表示し(s1304)、ユーザからのルールデータの変更処理を待ちうける。或いは、図9の画面950に示すような、テキストボックス内への修正書込を受付けるとしてもよい。この場合、システム100が、例えば、図10に示すような、ルールデータ修正用のエディタ画面1000をクライアント装置200に提示し、この画面1000においてルールデータ修正を受け付けるとしてもよい。
クライアント装置200は、前記ルールデータ画像1200等を介してルールデータの修正指示を受け付けて(s1305)、これをシステム100に送信する(s1306)。 システム100では、前記修正指示を受信し(s1307)、この修正指示をルールデータベース125における該当ルールデータに仮適用し、このルールデータに対応する業務ロジックの実行可否を判定する(s1308)。この判定により、前記修正指示に対応させたルールデータに基づく業務ロジック実行が不可となれば(s1308:NG)、エラーメッセージを生成し(s1309)、これをクライアント装置200に送信する(s1310)。クライアント装置200ではこれを受信し(s1311)、処理をステップs1300に戻す。
一方、前記判定において前記業務ロジックの実行が可能と判定された場合(s1308:OK)、前記ルールデータの修正指示を、前記ルールデータベース125における該当ルールデータ、ならびに入出力データテーブル129に反映させ(s1312)、処理を終了する。
本発明によれば、オペレーティングシステムなどへの依存性が低く、汎用性が良好なアウトソーシングシステムを提供可能となる。従って、アウトソーシングのシステム構築やアウトソーシング処理に関する効率やコストが従来手法より改善される。
また、アウトソーシングシステムにおける業務ロジックに応じた処理ルールをユーザ側にグラフィカルに認識させたり、或いはこの処理ルールの変更を受け付けることが可能となり、高いユーザビリティを実現できる。
したがって、優れた汎用性の下、処理効率やユーザビリティを良好なものとできる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態におけるアウトソーシングシステムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態におけるルールデータの一例を示す図である。 本実施形態におけるタクソノミデータの一例を示す図である。 本実施形態における、(a)ルールデータベース、(b)タクソノミデータベース、(c)画像格納データベース、(d)会員データベース、(e)入出力データテーブル、(f)関連データテーブル、のデータ構成例を示す図である。 本実施形態における、(a)画像格納データベース、(b)会員データベース、(c)入出力データテーブル、(d)関連データテーブル、のデータ構成例を示す図である。 本実施形態のアウトソーシング方法の実際手順1を示すフロー図である。 本実施形態のアウトソーシング方法の実際手順2を示すフロー図である。 本実施形態のアウトソーシング方法の実際手順3を示すフロー図である。 本実施形態におけるクライアント装置の画面例1を示す図である。 本実施形態におけるクライアント装置の画面例2を示す図である。
符号の説明
10 モジュール
100 アウトソーシングシステム、システム
101 プログラムデータベース
102 プログラム
103 メモリ
104 CPU
105 I/O部
110 リバースエンジニアリング部
111 実行処理機能生成部
112 環境登録部
113 処理実行部
114 処理結果送信部
115 ルール表示処理部
116 適合性確認部
117 修正実行部
125 ルールデータベース
126 タクソノミデータベース
127 画像格納データベース
128 会員データベース
129 入出力データテーブル
130 関連データテーブル
150 ネットワーク
200 クライアント装置

Claims (5)

  1. 業務ロジックのアウトソーシングを行うシステムであって、
    前記業務ロジックのプログラムから、当該プログラムを構成する複数のモジュールと、各モジュール間のフロー処理の情報とを抽出する、リバースエンジニアリング部と、
    前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして、当該インスタンスデータを前記フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成し、このルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成する、実行処理機能生成部と、
    オペレーティングシステムと前記業務ロジックを構成するプログラムとの間でデータ授受を担うミドルウェアに前記タクソノミデータの登録を行う、環境登録部と、
    アウトソーシング元のクライアント装置より前記業務ロジックにおけるデータ入力を受け付け、当該入力データを前記ミドルウェアを介して前記タクソノミデータに適用し、前記プログラムの実行処理を行う、処理実行部と、
    前記プログラムの実行処理結果を、前記クライアント装置に送信する、処理結果送信部と、
    を備えることを特徴とするアウトソーシングシステム。
  2. 請求項1において、
    入力インターフェイスからの所定業務ロジックに関するルール閲覧要請に応じて、該当業務ロジックのルールデータをルールデータベースにて特定し、特定したルールデータに記載されたモジュールのアイコン画像と、各アイコン画像間を前記フロー処理に則して可視的に結ぶコネクタ画像とを、モジュール毎のアイコン画像とコネクタ画像とを格納した画像格納データベースより抽出し、表示用アイコンとコネクタ画像との組合せからなるルールデータ画像を出力インターフェイスに出力する、ルール表示処理部を備えることを特徴とするアウトソーシングシステム。
  3. 請求項2において、
    入力インターフェイスからのルールデータ修正要請に応じて、該当業務ロジックのルールデータに応じた前記ルールデータ画像をグラフィカルユーザインターフェイスとして出力インターフェイスに出力すると共に、前記ルールデータ画像を介して取得したルールデータの修正指示を該当ルールデータに仮適用し、このルールデータに対応する業務ロジックの実行可否を判定する、適合性確認部と、
    前記判定において業務ロジックの実行可能と判定された場合、前記ルールデータの修正指示を前記ルールデータベースにおける該当ルールデータに反映させる、修正実行部と、
    を備えることを特徴とするアウトソーシングシステム。
  4. 業務ロジックのアウトソーシングをコンピュータにより行う方法であって、
    前記業務ロジックのプログラムから、当該プログラムを構成する複数のモジュールと、各モジュール間のフロー処理の情報とを抽出するステップと、
    前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして、当該インスタンスデータを前記フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成し、このルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成するステップと、
    オペレーティングシステムと前記業務ロジックを構成するプログラムとの間でデータ授受を担うミドルウェアに前記タクソノミデータの登録を行うステップと、
    アウトソーシング元のクライアント装置より前記業務ロジックにおけるデータ入力を受け付け、当該入力データを前記ミドルウェアを介して前記タクソノミデータに適用し、前記プログラムの実行処理を行うステップと、
    前記プログラムの実行処理結果を、前記クライアント装置に送信するステップと、
    を含むことを特徴とするアウトソーシング方法。
  5. 業務ロジックのアウトソーシング方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記業務ロジックのプログラムから、当該プログラムを構成する複数のモジュールと、各モジュール間のフロー処理の情報とを抽出するステップと、
    前記モジュールの情報をXBRLにおけるインスタンスデータとして、当該インスタンスデータを前記フロー処理に則してグループ化したルールデータを作成し、このルールデータからXBRLにおけるタクソノミデータを生成するステップと、
    オペレーティングシステムと前記業務ロジックを構成するプログラムとの間でデータ授受を担うミドルウェアに前記タクソノミデータの登録を行うステップと、
    アウトソーシング元のクライアント装置より前記業務ロジックにおけるデータ入力を受け付け、当該入力データを前記ミドルウェアを介して前記タクソノミデータに適用し、前記プログラムの実行処理を行うステップと、
    前記プログラムの実行処理結果を、前記クライアント装置に送信するステップと、
    を備えることを特徴とするアウトソーシングプログラム。
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