JP2006065043A - 光学素子、レンズユニット、および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導電性液体に対する濡れ性が絶縁性液体に対する濡れ性よりも低い被覆膜における、導電性液体あるいは絶縁性液体に接する表面に対する裏面が凹凸形状を有する。
【選択図】 図4
Description
"Philips´Fluid Lenses"、[online]、平成16年3月3日、Royal Philips Electronics、[平成16年3月31日検索]、インターネット<URL:http://www.dpreview.com/news/0403/04030302philipsfluidlens.asp>
相互に屈折率が異なる、相互に不混和な、それぞれが光透過性を有する、絶縁性液体および導電性液体が内部に収容された、少なくとも所定の光軸方向については光を透過させる液体収容器と、
上記液体収容器内の導電性液体に接触した第1の電極と、
上記液体収容器内の導電性液体に対して絶縁された第2の電極と、
上記導電性液体に対する濡れ性が上記絶縁性液体に対する濡れ性よりも低い、上記液体収容器の内面の少なくとも一部を覆う、上記導電性液体あるいは上記絶縁性液体に接する表面に対する裏面が凹凸形状を成した被覆膜とを備えたことを特徴とする。
「上記液体収容器の内面の少なくとも一部を覆う、その内面に接する第1面の裏の第2面が凹凸形状を成した絶縁膜を備え、
上記被覆膜が、上記絶縁膜の第2面を覆うものである」
ことが好ましい。
「上記第2の電極が、上記液体収容器の内壁を構成するとともに、表面の少なくとも一部が凹凸形状を成したものであって、
上記被覆膜が、上記第2の電極の凹凸形状を成した表面を覆う絶縁性の被覆膜である」
ことも好ましい形態である。
相互に屈折率が異なる、相互に不混和な、それぞれが光透過性を有する、絶縁性液体および導電性液体が内部に収容された、少なくとも所定の光軸方向については光を透過させる液体収容器と、
上記液体収容器内の導電性液体に接触した第1の電極と、
上記液体収容器内の導電性液体に対して絶縁された第2の電極と、
上記導電性液体に対する濡れ性が上記絶縁性液体に対する濡れ性よりも低い、上記液体収容器の内面の少なくとも一部を覆う、上記導電性液体あるいは上記絶縁性液体に接する表面に対する裏面が凹凸形状を成した被覆膜とを備え、
上記第1の電極と上記第2の電極との間に印加される電圧に応じて、上記絶縁性液体と上記導電性液体との境界面の形状が変化することを特徴とする。
撮影光学系を有し、その撮影光学系を経由して入射した被写体光を捉えることにより撮影を行う撮像装置において、
上記撮影光学系が、
相互に屈折率が異なる、相互に不混和な、それぞれが光透過性を有する、絶縁性液体および導電性液体が内部に収容された、少なくとも所定の光軸方向については光を透過させる液体収容器と、
上記液体収容器内の導電性液体に接触した第1の電極と、
上記液体収容器内の導電性液体に対して絶縁された第2の電極と、
上記導電性液体に対する濡れ性が上記絶縁性液体に対する濡れ性よりも低い、上記液体収容器の内面の少なくとも一部を覆う、上記導電性液体あるいは上記絶縁性液体に接する表面に対する裏面が凹凸形状を成した被覆膜と、
上記第1の電極と上記第2の電極との間に電圧を印加することによって、上記絶縁性液体と上記導電性液体との境界面の形状を変化させる制御部とを備えたことを特徴とする。
<被覆膜>
本発明にいう被覆膜の表面の、導電性液体に対する濡れ性を絶縁性液体に対する濡れ性よりも、より一層低くするためには、通常、フッ素やシシリコーンなどを含むポリマー膜をコーティングする方法が広く採用されている。しかしながら、本発明にいう光学素子では、電圧の印加を繰り返して用いるため、低濡性を持続させた被覆膜を用いる必要がある。そのために、凹凸形状を成した基板上に被覆膜が形成されることが好ましい。
<液体>
本発明にいう導電性液体、および絶縁性液体は、屈折率が互いに異なり、互いに混合しない2種類以上の液体であればよい。
11 容器
11a チューブ
11b,11c キャップ
12 第1電極
13 第2電極
14 絶縁膜
15 撥水性膜
16 親水性膜
21 水
22 油
31a プラス電荷
31b マイナス電荷
100 デジタルカメラ
101 撮影レンズ
102 光学式ファインダ対物窓
103 補助光発光部
104 電源スイッチ
110 撮影光学系
111 固体撮像素子
112 シャッタ
112a シャッタモータ
113 アイリス
113a アイリスモータ
114 フォーカスレンズ
214 フォーカスレンズ
314 フォーカスレンズ
114a フォーカスコントローラ
115 ズームレンズ
115a ズームモータ
120 信号処理部
120a アナログ処理(A/D)部
120b デジタル信号処理部
120c モ−タドライバ
121 システムコントローラ
122 画像信号処理部
123 画像表示制御部
124 画像圧縮部
125 メディアコントローラ
126 AF/AE演算部
127 キーコントローラ
128 バッファメモリ
129 内部メモリ
1200 バス
130 画像表示部
140 外部記録媒体
150 レリーズスイッチ
160 撮影モードスイッチ
170 ズームスイッチ
201 液体収容器
201a チューブ
201b,201c キャップ
202 第1電極
203 第2電極
204 絶縁膜
205 撥水性膜
206 親水性膜
207 撥水性膜
208 第2電極
209 撥水性膜
301 導電性液体
302 絶縁性液体
Claims (9)
- 相互に屈折率が異なる、相互に不混和な、それぞれが光透過性を有する、絶縁性液体および導電性液体が内部に収容された、少なくとも所定の光軸方向については光を透過させる液体収容器と、
前記液体収容器内の導電性液体に接触した第1の電極と、
前記液体収容器内の導電性液体に対して絶縁された第2の電極と、
前記導電性液体に対する濡れ性が前記絶縁性液体に対する濡れ性よりも低い、前記液体収容器の内面の少なくとも一部を覆う、前記導電性液体あるいは前記絶縁性液体に接する表面に対する裏面が凹凸形状を成した被覆膜とを備えたことを特徴とする光学素子。 - 前記液体収容器の内面の少なくとも一部を覆う、該内面に接する第1面の裏の第2面が凹凸形状を成した絶縁膜を備え、
前記被覆膜が、前記絶縁膜の第2面を覆うものであることを特徴とする請求項1記載の光学素子。 - 前記絶縁膜が、相分離によって形成されてなるものであることを特徴とする請求項2記載の光学素子。
- 前記絶縁膜が、テトラアルキルオルソシリケートとアクリル系ポリマーとの相分離によって形成されてなるものであることを特徴とする請求項2記載の光学素子。
- 前記第2の電極が、前記液体収容器の内壁を構成するとともに、表面の少なくとも一部が凹凸形状を成したものであって、
前記被覆膜が、前記第2の電極の凹凸形状を成した表面を覆う絶縁性の被覆膜であることを特徴とする請求項1記載の光学素子。 - 前記被覆膜が、フルオロアルキルシランによるカップリング処理によって形成されてなるものであることを特徴とする請求項1記載の光学素子。
- 相互に屈折率が異なる、相互に不混和な、それぞれが光透過性を有する、絶縁性液体および導電性液体が内部に収容された、少なくとも所定の光軸方向については光を透過させる液体収容器と、
前記液体収容器内の導電性液体に接触した第1の電極と、
前記液体収容器内の導電性液体に対して絶縁された第2の電極と、
前記導電性液体に対する濡れ性が前記絶縁性液体に対する濡れ性よりも低い、前記液体収容器の内面の少なくとも一部を覆う、前記導電性液体あるいは前記絶縁性液体に接する表面に対する裏面が凹凸形状を成した被覆膜とを備え、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に印加される電圧に応じて、前記絶縁性液体と前記導電性液体との境界面の形状が変化することを特徴とするレンズユニット。 - 撮影光学系を有し、該撮影光学系を経由して入射した被写体光を捉えることにより撮影を行う撮像装置において、
前記撮影光学系が、
相互に屈折率が異なる、相互に不混和な、それぞれが光透過性を有する、絶縁性液体および導電性液体が内部に収容された、少なくとも所定の光軸方向については光を透過させる液体収容器と、
前記液体収容器内の導電性液体に接触した第1の電極と、
前記液体収容器内の導電性液体に対して絶縁された第2の電極と、
前記導電性液体に対する濡れ性が前記絶縁性液体に対する濡れ性よりも低い、前記液体収容器の内面の少なくとも一部を覆う、前記導電性液体あるいは前記絶縁性液体に接する表面に対する裏面が凹凸形状を成した被覆膜と、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加することによって、前記絶縁性液体と前記導電性液体との境界面の形状を変化させる制御部とを備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記被写体光による被写体像が結像され、該被写体像を表す画像信号を出力する固体撮像素子を備えたことを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004248303A JP2006065043A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 光学素子、レンズユニット、および撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004248303A JP2006065043A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 光学素子、レンズユニット、および撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006065043A true JP2006065043A (ja) | 2006-03-09 |
Family
ID=36111592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004248303A Withdrawn JP2006065043A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 光学素子、レンズユニット、および撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006065043A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006285031A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Sony Corp | 可変焦点レンズとこれを用いた光学装置、可変焦点レンズの製造方法 |
JP2008089752A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Sony Corp | エレクトロウエッティング装置とこれを用いた可変焦点レンズ、光ピックアップ装置、光記録再生装置、液滴操作装置、光学素子、ズームレンズ、撮像装置、光変調装置及び表示装置 |
JP2008107826A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-05-08 | Sony Corp | エレクトロウエッティング装置とこれを用いた可変焦点レンズ、光ピックアップ装置、光記録再生装置、液滴操作装置、光学素子、ズームレンズ、撮像装置、光変調装置及び表示装置 |
US9182521B2 (en) | 2010-05-14 | 2015-11-10 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Liquid meniscus lens including variable voltage zones |
-
2004
- 2004-08-27 JP JP2004248303A patent/JP2006065043A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008089752A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Sony Corp | エレクトロウエッティング装置とこれを用いた可変焦点レンズ、光ピックアップ装置、光記録再生装置、液滴操作装置、光学素子、ズームレンズ、撮像装置、光変調装置及び表示装置 |
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