JP2006060347A - 立体mpeg信号同期システム - Google Patents

立体mpeg信号同期システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006060347A
JP2006060347A JP2004237980A JP2004237980A JP2006060347A JP 2006060347 A JP2006060347 A JP 2006060347A JP 2004237980 A JP2004237980 A JP 2004237980A JP 2004237980 A JP2004237980 A JP 2004237980A JP 2006060347 A JP2006060347 A JP 2006060347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
code generation
stereoscopic
image signal
change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004237980A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4519569B2 (ja
Inventor
Masakatsu Fujita
昌克 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004237980A priority Critical patent/JP4519569B2/ja
Publication of JP2006060347A publication Critical patent/JP2006060347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4519569B2 publication Critical patent/JP4519569B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】従来の立体映像撮像システムにおいては、右目用画像と左目用画像の同期をとるために、撮像画像の画像信号に同期信号を付加する必要があった。
【解決手段】本発明の立体MPEG信号同期システムでは、右目用画像と左目用画像の符号量を取得し符号量の変化を捉えることで、左右の画像間の同期をとることを可能とする。左右の画像信号は、同一の被写体を同時に撮像したものであるので、両画像の符号量はほぼ同じとなる。そこで、左右の画像信号の符号量や、符号量から算出される符号量の変化等が同一であるタイミングを探し出し、両画像の時間のずれを計算することにより同期をとることを可能とした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、立体映像再生装置において右目用画像と左目用画像の同期を取るための方法を提供する立体MPEG信号同期システムに関する。
立体物を撮像して立体感(飛び出し感)を持たせて表示する立体映像撮像システムにおいて、従来の技術では、図1のような構成の立体映像撮像システムが一般的である。つまり、右目用画像を撮像する右カメラと左目用画像を撮像する左カメラにより視差のある映像を取得し、それらの画像をエンコーダによりエンコード(符号化)し、符号化した画像データがネットワークインタフェースカード(以下、NICという)等を介して通信によりデコーダへ渡されてデコード(復号化)される。デコードされた画像データはディスプレイ等の表示機器によって表示される。このような立体映像撮像システムにおいては、右目用画像と左目用画像はそれぞれ別々のカメラによって撮像されるため、何らかの方法によって右目用画像と左目用画像との同期を取る必要がある。その一つの方法として、例えば、特許文献1のように、エンコード時に同期を取るための同期信号を挿入し、デコード時に同期信号を取得することで画像間の同期をとる方法が考えられている。
特開平8−307905号公報
しかしながら、このような右目用画像と左目用画像の同期方法では、撮像画像の画像信号以外に同期をとるための同期信号をエンコード時に付加することが必要となる。
本発明では、図1のような立体映像撮像システムにおいて、同期信号を用いずに右目用画像と左目用画像の同期をとることができる立体MPEG信号同期システムを提案する。本システムでは、右目用画像と左目用画像の符号量を取得し、符号量の変化を捉えることで、左右の画像間の同期をとることを可能とする。符号量の変化を捉えるとは、具体的には、符号量が急激に増加する変化を捉えたり、ある一定期間の符号量の変化のパターンを捉えることを意味する。
右目用画像と左目用画像は同時に同一の被写体を撮像したものであるので、同時刻に撮像した両画像の符号量はほぼ同じになる(本発明においては、同時刻に撮像した両画像の符号量がフレーム単位でほぼ同じであることが前提であり、両画像の符号量が大きく異なる場合は含まれない)。そこで、右目用画像と左目用画像の符号量をそれぞれ取得し、その符号量や符号量から算出される符号量の変化等が同一であるタイミングを探し出し、両画像の時間のずれを計算することにより同期をとることができる。また、符号量の変化が乏しく、そのようなタイミングが抽出できないような場合に、同期をとるための同期画像を撮像時に任意に挿入することができる機能も有するので、撮像環境を問わず右目用画像と左目用画像の同期をとることが可能である。
以上のように、本発明の立体MPEG信号同期システムにおいては、右目用画像と左目用画像の符号量を取得することで、同期信号を用いずに右目用画像と左目用画像の同期をとることができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。
実施形態1は、主に請求項1などについて説明する。
実施形態2は、主に請求項2、3、4などについて説明する。
実施形態3は、主に請求項5、6などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、右用画像信号と左用画像信号の符号量に関する情報である符号発生情報を取得し、取得した符号発生情報により右用画像と左用画像の同期をとるためのシステムである立体MPEG同期システムに関する。
図2、図3を用いて本実施形態の概要を説明する。
図2はエンコーディングにおける符号発生量の変化について説明する図である。一般的に、動きの少ないシーン(シーン2)ではエンコーディングによる符号発生量は少なくなり、動きの激しいシーン(シーン3)では符号発生量は大きくなるが、シーンが変化するシーンチェンジ時は急激に符号量が増大する。本実施形態では、この符号量の変化を利用して右用画像と左用画像の同期をとる。例えば、図3に示すように右用画像と左用画像の符号発生情報が取得された場合に、右用画像も左用画像も同時に同じ被写体を撮像したものであるので、右符号発生量の変化パターンと左符号発生量の変化パターンはほぼ同じものになる。そこでシーンチェンジ時の符号量が増大する部分において右用画像と左用画像が同じシーンチェンジを示していると考えられるので、この瞬間において右用画像と左用画像の同期をとることができる。
<実施形態1の構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図4に示す。
図2に示す本実施形態の立体MPEG信号同期システムは、「立体画像信号取得部」(0410)と、「分離部」(0420)と、「右符号発生情報取得部」(0430)と、「左符号発生情報取得部」(0440)と、「同期部」(0450)とからなる。
「立体画像信号取得部」(0410)は、複数のカメラからの元画像をMPEG方式にて符号化した立体画像信号を取得する機能を有する。ここで取得される立体画像信号は、右用画像と左用画像が混在している画像信号である。取得される立体画像信号は、通常の立体映像撮像システムにおいては、右用画像を撮像するための右目用カメラと左用画像を撮像するための左目用カメラの2つのカメラにより撮像されるが、右用画像と左用画像を撮像するためのカメラであれば、複数のカメラからの画像信号であって構わない。例えば、カメラと被写体との距離に応じて、左右のカメラ間の距離が異なるカメラのペアが複数設置されて撮像される場合等が考えられる。
「分離部」(0420)は、前記立体画像信号取得部(0410)で取得された立体画像信号の右用画像信号と左用画像信号とを分離する機能を有する。ここで、右用画像信号とは右用画像の画像信号であり、左用画像信号とは左用画像の画像信号のことである。
「右符号発生情報取得部」(0430)は、前記分離部(0420)にて分離された右用画像信号から取得される符号発生情報である右符号発生情報を取得する機能を有する。符号発生情報とは、画像信号の符号量等に関する情報であり、具体的には、符号量そのものであったり、符号量から算出される符号量の変化を示す数値であったり、さらには符号量の変化のパターンを示す一連の情報であってもよい。
「左符号発生情報取得部」(0440)は、前記分離部(0420)にて分離された左用画像信号から取得される符号発生情報である左符号発生情報を取得する機能を有する。
「同期部」(0450)は、前記右符号発生情報取得部(0430)で取得した右符号発生情報と、前記左符号発生情報取得部(0440)で取得した左符号発生情報と、に基づいて右用画像信号と左用画像信号との同期をとる機能を有する。同期をとるためには、右用画像信号と左用画像信号の符号量の変化を利用する。例えば、撮像している途中で被写体を含めた撮像環境が変わった場合に、撮像環境が変わる場面(シーンチェンジ)では右用画像信号と左用画像信号の符号量が急激に増加する。右用画像と左用画像は同じ被写体を同時に撮像したものであるので、両方の画像信号が同じように急激に符号量が増大する瞬間は同じシーンチェンジを撮像したものであると考えられるので、その瞬間において右用画像と左用画像の同期をとることができる。
なお本件発明の構成要素である各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウエアと、これらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。
具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される。(本明細書の全体を通じて同様である。)
<実施形態1の具体例>
本実施形態の特徴点である同期方法に関して、具体例を挙げて説明する。
図5は、同期方法の具体例を示した図である。右用画像信号と左用画像信号が取得されると、一旦バッファに蓄積され、右用画像信号と左用画像信号の同期処理が施されてからそれぞれの画像信号がバッファより取り出される。このような同期システムにおいて、例えば、画像信号を取得する開始時点をt0として、右用画像信号の符号量が最も大きくなるピーク時がt1であり、左用画像信号の符号量が最も大きくなるピーク時がt2であるとする。この場合、t0からt1の間隔をtrで表し、t2からt3の間隔をtlで表すとすると、右用画像信号と左用画像信号の符号量のピーク時を比較すると、画像信号を取得した時点で左用画像信号が|tl−tr|だけ進んでいることが計算される。よって、それぞれの画像信号をバッファから取り出す処理において、左用画像信号を|tl−tr|だけ遅らせて取り出すように同期処理を行えば同期をとることができる。
<実施形態1の処理の流れ>
図6は、実施形態1での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における処理は、以下に示すステップよりなる。
最初に、右用画像と左用画像が混在した立体画像信号を取得する(立体画像信号取得ステップ S0610)。
次に、前記立体画像信号取得ステップ(S0610)において取得した立体画像信号を右用画像信号と左用画像信号に分離する(立体画像信号分離ステップ S0620)。
次に、前記立体画像信号分離ステップ(S0620)にて分離された右用画像信号から右符号発生情報を取得する(右符号発生情報取得ステップ S0630)。
次に、前記立体画像信号分離ステップ(S0620)にて分離された左用画像信号から左符号発生情報を取得する(左符号発生情報取得ステップ S0640)。
最後に、前記右符号発生情報取得ステップ(S0630)で取得した右符号発生情報と、前記左符号発生情報取得ステップ(S0640)で取得した左符号発生情報とに基づいて、右用画像信号と左用画像信号との同期をとる(同期ステップ S0650)。
なお、前記右符号発生情報取得ステップ(S0630)と前記左符号発生情報取得ステップ(S0640)の処理の順番は逆であってもよい。
以上の処理は、計算機に実行させるためのプログラムで実行することができ、また、このプログラムを計算機によって読み取り可能な記録媒体に記録することができる。(本明細書の全体を通して同様である。)
<実施形態1の効果>
本実施形態の立体MPEG信号同期システムにおいては、右用画像と左用画像の同期をとる際に、同期信号を用いずにそれぞれの符号発生情報を利用して同期をとることができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態は、右用画像信号と左用画像信号の符号量の変化に関する情報である符号発生変化情報を取得し、取得した符号発生変化情報により右用画像と左用画像の同期をとるためのシステムである立体MPEG同期システムに関する。符号発生変化情報とは、具体的には、符号量の時間変化を示す情報であったり、符号量の変化パターンを示す情報であったり、さらには符号量の時間あたりの変化率を示す情報であってもよい。図7に一例を示す。時間t1、t2、t3、・・・は等間隔であり、右用画像と左用画像の各時間の符号量が図7のように取得されたとする。ここで、a1≒a1’、a2≒a2’、・・・である。つまり、右用画像と左用画像は時間的に|t2−t1|だけずれて取得されている。この場合、符号量の時間変化とは、a2−a1、a3−a2、・・・の各値であり、それらの変化を増加率などの割合で表したものが符号量の時間あたりの変化率である。また、符号量の変化パターンとは、例えば、a1からa4の一連の情報で示される変化の状態である。
<実施形態2の構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図8に示す。
図8に示す本実施形態の立体MPEG信号同期システムは、「立体画像信号取得部」(0810)と、「分離部」(0820)と、「右符号発生情報取得部」(0830)と、「左符号発生情報取得部」(0840)と、「同期部」(0850)とからなり、前記右符号発生情報取得部(0830)は「右符号発生変化情報取得手段」(0831)を有し、前記左符号発生情報取得部(0840)は「左符号発生変化情報取得手段」(0841)を有する。前記右符号発生変化情報取得手段(0831)と、前記左符号発生変化情報取得手段(0841)以外の構成に関しては、実施形態1の構成と同様である。
「右符号発生変化情報取得手段」(0831)は、右用画像の符号発生変化情報である右符号発生変化情報を取得する機能を有する。
「左符号発生変化情報取得手段」(0841)は、左用画像の符号発生変化情報である左符号発生変化情報を取得する機能を有する。
<実施形態2の具体例>
本実施形態の特徴点である符号発生変化情報に関して、具体例を挙げて説明する。
まず、右用画像と左用画像の符号量のサンプリングデータとして図9のような値を取得したとする。(右用画像と左用画像は0.1秒のずれがある。)このデータを基本として以下、説明をする。
図10は、前記符号発生変化情報が符号量の時間変化を示す情報である場合に、図9のサンプリングデータから算出した符号発生変化情報である。また、図11は、右用画像と左用画像のそれぞれについて図9の符号発生変化情報をグラフ化したものである。この例では、特に右用画像の5.1秒〜5.2秒と左用画像の5.2秒〜5.3秒の変化量の値が大きいため、この部分で同期をとることが可能である。また、右用画像の5.3秒〜5.4秒と左用画像の5.4秒〜5.5秒の変化量の値も大きいため、この部分でも同期をとることも可能である。
図12は、図9のサンプリングデータをグラフ化したものである。前記符号発生変化情報が符号量の変化パターンを示す情報である場合は、例えば、図12において右用画像の5.0秒〜5.4秒の波形と左用画像の5.1秒〜5.5秒の波形の部分が特徴的であるので、この部分で同期をとることが可能である。また、もっとサンプリングデータが多い場合の例を図13に示す。右用画像と左用画像の符号量の時間変化が図13のようなグラフで表された場合に、右用画像のt1からt2までの波形と、左用画像のt3からt4までの波形が同じであったとすると、この部分に関しては右カメラと左カメラで同時に撮像を行った画像データであると考えられるため、この部分において右用画像と左用画像の同期をとることができる。この場合に、変化パターンを照合する時間間隔、つまり図13の例におけるt1からt2、またはt3からt4の長さに関しては、撮像環境等を考慮して決定すればよい。例えば、符号量の時間変化が少ない場合や類似する変化パターンが繰り返されるような場合には、ある程度の長さの時間間隔における変化パターンを比較しなければ同じ変化パターンと認められるか否かの判断ができないことも考えられる。
図14は、前記符号発生変化情報が符号量の時間あたりの変化率を示す情報である場合に、図9のサンプリングデータから算出した符号発生変化情報である。時間あたりの変化率を算出する場合に基準とする値は、任意に決定されてよい。図14の時間t〜t−1の変化率は時間t−1の値を基準としており、時間tの値をa(t)、時間t−1の値をa(t−1)とすると、a(t)/a(t−1)で算出した変化率である。また、図15は、右用画像と左用画像のそれぞれについて図14の符号発生変化情報をグラフ化したものである。この例では、特に右用画像の5.1秒〜5.2秒と左用画像の5.2秒〜5.3秒の変化率の値が大きいため、この部分で同期をとることが可能である。
以上の例においては、0.1秒毎に1Kbps(キロビット/秒)を最小単位として符号量を測定しているが、測定間隔や符号量の最小単位は、これに限定されない。より細かく測定されてもよいし、もっと大まかに測定されてもよい。
<実施形態2の処理の流れ>
図16は、実施形態2での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における処理ステップは、実施形態1での処理の流れと同様である。ただし、図6における、右符号発生情報取得ステップ(S0630)で取得する右符号発生情報が右符号発生変化情報である点と、左符号発生情報取得ステップ(S0640)で取得する左符号発生情報が左符号発生変化情報である点が異なる。
<実施形態2の効果>
本実施形態の立体MPEG信号同期システムにおいては、右用画像と左用画像の同期をとる際に、同期信号を用いずにそれぞれの符号発生変化情報によって同期をとることができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
本実施形態は、右用画像信号および左用画像信号が、同期をとるために符号発生量が急激に増大する画像である同期画像を元の撮像画像に挿入して符号化された信号である立体MPEG信号同期システムに関する。また、前記同期画像を元の撮像画像に挿入する手段として、撮像用カメラに付随したスイッチによって任意のタイミングで同期画像を強制的に挿入するようにしてもよいし、ある一定の周期で自動的に同期画像が挿入されるようになっていてもよい。
本実施形態の立体MPEG信号同期システムによれば、例えば、ほとんど動きのないような被写体を長時間撮像するような場合において右用画像と左用画像の同期をとる場合に有効であると考えられる。動きの少ない被写体を長時間撮像した場合はピクチャ毎の符号量の変動が少なくなるため、実施形態1や実施形態2の立体MPEG信号同期システムでは右用画像と左用画像の同期をとることが困難になることが考えられる。本実施形態の立体MPEG信号同期システムでは、同期をとるための同期画像を元の撮像画像に挿入する機能を有し、さらに任意のタイミングにおいて同期画像を挿入する機能を有するので、適当なタイミングにおいて右用画像と左用画像の同期をとることが可能となる。
<実施形態3の構成>
本実施形態の立体MPEG信号同期システムの構成は、実施形態1または実施形態2の立体MPEG信号同期システムの構成と同様である。
<実施形態3の具体例>
本実施形態の具体例の一例を、図17、図18に示す。
被写体の動きが少なくシーンチェンジがない場合、元の撮像画像信号の符号量をグラフ化すると図17のようにほとんど符号量の変化のない平坦なグラフとなる。このような状況においては、実施形態1や実施形態2の立体MPEG信号同期システムでは右用画像と左用画像の同期をとることが困難となる。このような場合、適当なタイミングにおいて急激に符号量が増大する同期画像を挿入すると、図18のように同期画像の信号部分で符号量が増加するため、同期をとることが可能となる。
<実施形態3の処理の流れ>
本実施形態での処理の流れは、実施形態1または実施形態2の処理の流れと同様である。
<実施形態3の効果>
本実施形態の立体MPEG信号同期システムにおいては、例えば、動きの少ない被写体を長時間撮像するような場合であっても、任意に、または定期的に同期信号を挿入して強制的に符号量を増加させることで右用画像と左用画像の同期をとることができる。
立体映像撮像システムの概要図 符号量変化の一般例 実施形態1の概要図 実施形態1の構成を説明する機能ブロック図 実施形態1の具体例 実施形態1の処理の流れを説明する図 符号発生変化情報に関する説明をする図 実施形態2の構成を説明する機能ブロック図 符号発生変化情報の具体例 符号発生変化情報(符号量の時間変化)の具体例 符号発生変化情報(符号量の時間変化)の具体例 符号発生変化情報(符号量の変化パターン)の具体例 符号発生変化情報(符号量の変化パターン)の具体例 符号発生変化情報(符号量の時間あたりの変化率)の具体例 符号発生変化情報(符号量の時間あたりの変化率)の具体例 実施形態2の処理の流れを説明する図 実施形態3の具体例 実施形態3の具体例

Claims (6)

  1. 複数のカメラからの元画像をMPEG方式にて符号化した立体画像信号を取得する立体画像信号取得部と、
    前記立体画像信号取得部で取得された立体画像信号の右用画像信号と左用画像信号とを分離する分離部と、
    前記分離部にて分離された右用画像信号の符号発生情報である右符号発生情報を取得する右符号発生情報取得部と、
    前記分離部にて分離された左用画像信号の符号発生情報である左符号発生情報を取得する左符号発生情報取得部と、
    前記右符号発生情報取得部で取得した右符号発生情報と、前記左符号発生情報取得部で取得した左符号発生情報と、に基づいて右用画像と、左用画像との同期をとるための同期部と、
    を有する立体MPEG信号同期システム。
  2. 前記符号発生情報は、符号量の時間変化を示す情報である符号発生変化情報であり、前記右符号発生情報取得部は、右符号発生変化情報取得手段を有し、前記左符号発生情報取得部は、左符号発生変化情報取得手段を有する請求項1に記載の立体MPEG信号同期システム。
  3. 前記符号発生変化情報は、符号量の変化パターンを示す情報である請求項2に記載の立体MPEG信号同期システム。
  4. 前記符号発生変化情報は、符号量の時間あたり変化率を示す情報である請求項2に記載の立体MPEG信号同期システム。
  5. 前記立体画像信号の前記右用画像信号及び、前記左用画像信号は、前記同期をとるために符号発生量が急激に増大する画像である同期画像を元画像に挿入して符号化された信号である請求項1または2に記載の立体MPEG信号同期システム。
  6. 前記同期画像は、元画像を生成するカメラに付随したスイッチによって強制的に挿入されたものである請求項5に記載の立体MPEG信号同期システム。
JP2004237980A 2004-08-18 2004-08-18 立体mpeg信号同期システム Expired - Fee Related JP4519569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004237980A JP4519569B2 (ja) 2004-08-18 2004-08-18 立体mpeg信号同期システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004237980A JP4519569B2 (ja) 2004-08-18 2004-08-18 立体mpeg信号同期システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006060347A true JP2006060347A (ja) 2006-03-02
JP4519569B2 JP4519569B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=36107490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004237980A Expired - Fee Related JP4519569B2 (ja) 2004-08-18 2004-08-18 立体mpeg信号同期システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4519569B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101288124B1 (ko) 2009-12-30 2013-07-19 엘지디스플레이 주식회사 입체영상 표시장치 및 입체영상 표시방법
WO2013157838A1 (ko) * 2012-04-17 2013-10-24 한국전자통신연구원 입체 영상 시스템에서 좌우영상 프레임간 동기를 보정하기 위한 방법 및 장치 및 재생 장치 및 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07236163A (ja) * 1994-02-24 1995-09-05 Sanyo Electric Co Ltd 立体動画像再生装置
JP2001054140A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Sukurudo Enterprise Kk ステレオ映像帯域圧縮符号化方法および復号化方法ならびに記録媒体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07236163A (ja) * 1994-02-24 1995-09-05 Sanyo Electric Co Ltd 立体動画像再生装置
JP2001054140A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Sukurudo Enterprise Kk ステレオ映像帯域圧縮符号化方法および復号化方法ならびに記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101288124B1 (ko) 2009-12-30 2013-07-19 엘지디스플레이 주식회사 입체영상 표시장치 및 입체영상 표시방법
WO2013157838A1 (ko) * 2012-04-17 2013-10-24 한국전자통신연구원 입체 영상 시스템에서 좌우영상 프레임간 동기를 보정하기 위한 방법 및 장치 및 재생 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4519569B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6562197B2 (ja) 画像処理方法および画像処理システム
US10958820B2 (en) Intelligent interface for interchangeable sensors
US8654131B2 (en) Video image processing apparatus and video image processing method
ES2327152T3 (es) Memoria intermedia de video de pre-alarma mejorada.
US20130300933A1 (en) Method of visually synchronizing differing camera feeds with common subject
US10991340B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
US7697609B2 (en) Apparatus and method for encoding and decoding a moving picture using digital watermarking
CN109714623B (zh) 图像展示方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
US9706102B1 (en) Enhanced images associated with display devices
CN105516542A (zh) 基于硬件编码器的多通道视频同步系统及其同步方法
KR20120037208A (ko) 3차원 영상 제공 및 처리 방법과 3차원 영상 제공 및 처리 장치
JP2008259142A (ja) 撮像装置、画像処理装置及びそれの制御方法、並びに画像処理システム
EP2227029A2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
US9106894B1 (en) Detection of 3-D videos
KR20130117693A (ko) 입체 영상 시스템에서 좌우영상 프레임간 동기를 보정하기 위한 방법 및 장치 및 재생 장치 및 방법
JP2020072300A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム
JP4519569B2 (ja) 立体mpeg信号同期システム
US10567699B2 (en) Information processing apparatus to improve image quality by removing flicker component from captured image
CN108683900B (zh) 一种图像数据处理方法及装置
WO2007110822A1 (en) Method and apparatus for synchronising recording of multiple cameras
WO2018198646A1 (ja) 通信装置、通信システム、およびデータ通信方法、並びにプログラム
JP2009182754A (ja) 画像処理装置
JP5664356B2 (ja) 生成装置および生成方法
CN115550710A (zh) 一种数据处理方法、装置、终端设备和存储介质
CN113596497A (zh) 一种基于隐水印的多路直播视频同步方法和系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100423

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100519

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4519569

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees