JP2006056397A - Cargo handling vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車台上に搭載されるコンテナを、その車台と地上との間で積み降ろしすることができるようにした、脱着式コンテナを備えた荷役車両に関するものである。 The present invention relates to a cargo handling vehicle equipped with a detachable container that allows a container mounted on a chassis to be loaded and unloaded between the chassis and the ground.
従来、車台F上に搭載される荷役フレーム1に、リフトアーム4を前後に起伏回動可能に軸支し、このリフトアーム4の先部にフックアーム5を前後に回動可能に設け、このフックアーム5の先端にフック6を設け、このフック6をコンテナCtの係合部17に係脱可能に係合させて、リフトアーム4を前後に起伏回動させることにより、コンテナCtを荷役フレーム1上より地上に降ろし、あるいは地上のコンテナCtを荷役フレーム1上に積込むようにした、脱着式コンテナを備えた荷役車両は公知である(特許文献1参照)。
ところで、前記特許文献1に開示される荷役車両では、地上に設置されるコンテナの、荷役車両への積込時には、フックアーム先部のフックをコンテナの係合部に係合したのち、リフトアームをフックアームと共に前方に回動させることにより、コンテナを車台上の荷役フレームに積込むようにされるが、かかる積込作業において、フックアーム先部のフックを、コンテナの係合部にうまく係合させる操作が面倒であり、たとえば、フックアームの先端のフックと、コンテナの係合部との間の距離が長くなり過ぎて、フックがコンテナの係合部に届かない場合には、リフトアームの回動操作以外にフックアームの揺動操作も必要になるため、フックの、コンテナの係合部への係合操作が煩雑となり、コンテナの積込時の作業能率が低下するという問題がある。
By the way, in the cargo handling vehicle disclosed in
本発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、リフトアームの後方回動操作により、フックアームの揺動操作を行うことなく、フックアーム先部のフックを、コンテナのリフトバーに的確に係合できるようにして、コンテナ積込時に作業能率を大幅に改善できるようにした、新規な荷役車両を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of such circumstances, and the hook at the tip of the hook arm can be accurately engaged with the lift bar of the container without performing the swinging operation of the hook arm by the backward rotation operation of the lift arm. Thus, an object of the present invention is to provide a new cargo handling vehicle capable of greatly improving the work efficiency when loading containers.
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、車台上に搭載した荷役フレームに、リフトアームを前後に起伏回動可能に軸支し、このリフトアームの先部に、先端にコンテナのリフトバーと係脱可能なフックを有するフックアームを設け、前記リフトアームの起伏回動によりコンテナを荷役フレームと地上との間で積み降ろしできるようにした、荷役車両において、フックアームの先部前面に案内部材を設け、この案内部材には、前記リフトアームの回動中心と略同心の円弧面を形成し、
前記リフトアームの後方回動により、前記円弧面とコンテナのリフトバーとを当接させ、その後のリフトアームの前方回動に基づく円弧面とリフトバーとの相対摺動により、前記フックアームの移動を案内して、前記フックをリフトバーに係合させるようにしたことを特徴としている。
In order to achieve the above object, a first aspect of the present invention is that a lift arm is pivotally supported on a cargo handling frame mounted on a chassis so as to be able to swing up and down, and a lift bar of a container is provided at the front end of the lift arm. A hook arm having a hook that can be engaged and disengaged is provided, and the container can be loaded and unloaded between the cargo handling frame and the ground by turning the lift arm up and down, and guided to the front of the front of the hook arm in the cargo handling vehicle. The guide member is provided with a circular arc surface substantially concentric with the center of rotation of the lift arm,
The circular arc surface and the lift bar of the container are brought into contact with each other by the rearward rotation of the lift arm, and the movement of the hook arm is guided by the relative sliding of the circular arc surface and the lift bar based on the subsequent forward rotation of the lift arm. The hook is engaged with a lift bar.
また、上記目的を達成するため、請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、前記リフトアームの後方回動終端位置における前記円弧面の上端は、地上に設置されるコンテナのリフトバーよりも上方位置にあることを特徴としている。
In order to achieve the above object, the invention according to
さらに、上記目的達成のため、請求項3の発明は、前記請求項1、または2の発明において、前記案内部材には、作業者が運転室から目視できる確認部材を設けてなることを特徴としている。
Furthermore, in order to achieve the above object, the invention of
請求項1の発明によれば、地上のコンテナを荷役車両に積込むに当たり、リフトアームの回動操作で、フックアームのフックを、コンテナのリフトバーに的確に係合させることができ、フックアームの面倒な揺動制御をしないで済むので、コンテナの車台への積込み能率を高めることができる。 According to the first aspect of the present invention, when the container on the ground is loaded onto the cargo handling vehicle, the hook of the hook arm can be accurately engaged with the lift bar of the container by rotating the lift arm. Since troublesome swing control is not required, the loading efficiency of the container into the chassis can be increased.
請求項2の発明によれば、リフトアームの後方回動終端位置における前記円弧面の上端は、地上に設置されるコンテナのリフトバーよりも上方位置にあるので、案内部材をリフトバーに係合させる際に、リフトアームの後方回動終端位置からのさらなる回動調整を行う必要がなく、コンテナの車台への積込み能率を一層高めることができる。 According to the second aspect of the present invention, the upper end of the circular arc surface at the rearward rotation end position of the lift arm is located above the lift bar of the container installed on the ground, so that the guide member is engaged with the lift bar. In addition, it is not necessary to perform further rotation adjustment from the rearward rotation end position of the lift arm, and the loading efficiency of the container onto the chassis can be further increased.
請求項3の発明によれば、リフトアームを後方回動させて案内部材をリフトバーの係合位置まで移動させる際に、作業者は運転室内から確認部材を目視にて確認し、これにより案内部材の位置を確認することができるので、リフトアームを確実に係合位置で停止させることができ、また、その際にリフトアームを後方回動終端位置までフル回動させなくてもよいので、短時間でフックをリフトバーに係合させることができる。また、確認部材は案内部材に設けているため、組付作業が容易になる。
According to the invention of
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。 Embodiments of the present invention will be specifically described below based on the embodiments of the present invention illustrated in the accompanying drawings.
図1〜8は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は、コンテナの積込み完了時(走行時)の状態を示す荷役車両の側面図、図2は、コンテナの積込み開始直前の状態を示す荷役車両の側面図、図3は、コンテナの積込み途中の状態を示す荷役車両の側面図、図4は、コンテナのダンプ時の状態を示す荷役車両の側面図、図5は、図1の5矢視拡大平面図、図6は、図5の6−6線に沿う断面図、図7は、図2の7矢視仮想線囲い部分の拡大図、図8は、図7の8−8線に沿う拡大図である。
FIGS. 1 to 8 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a side view of a cargo handling vehicle showing a state at the time of completion of container loading (running), and FIG. 2 is immediately before the start of container loading. FIG. 3 is a side view of a cargo handling vehicle showing a state in which the container is being loaded, FIG. 4 is a side view of the cargo handling vehicle showing a state when the container is dumped, and FIG. 5 is an enlarged plan view taken along
図1〜8において、荷役車両Vの車台Fの前部には、運転室Caが設けられ、この運転室Caの後方において、車台F上に荷役フレーム1が一体に搭載されている。荷役フレーム1は、左右縦桁と、複数の横桁とより方形枠状に形成されており、その後端左右には、左右案内ローラ2,2が回転自在に軸架されており、これらの案内ローラ2,2は、荷役フレーム1上に脱着可能に搭載される後述のコンテナCtを誘導案内する。荷役フレーム1の後部には、ダンプアーム3が後方に傾動可能に設けられる。このダンプアーム3は、左右縦桁の後端に横桁を一体に形成して前端開放の平面視フオークに形成されており、その後端が、前記左右案内ローラ2,2の回転軸線と同じ軸線回りに前後方向に傾動できるように軸支されている。前記ダンプアーム3の前端部寄りの中間部には、ブラケットを介して単一の角筒体よりなるリフトアーム4の後端、すなわち基端が前後方向に起伏回動自在に軸支9されている。このリフトアーム4は、荷役フレーム1の左右中間部を前後方向に延びており、その後部はダンプアーム3と前後方向に重なり合っているが、その大部分はダンプアーム3よりも前方に延長されている。荷役フレーム1の前部と、リフトアーム4の中間部との間には、駆動手段、すなわち復動油圧シリンダよりなる、一対のリフトシリンダ7,7が連結されており、これらのリフトシリンダ7,7は、リフトアーム4の左右両側を前後方向に延びており、それらの同調伸縮作動により、図2,3に示すように、リフトアーム4を回動中心、すなわち軸支9部まわりに前後に起伏回動させることができる。
1 to 8, a cab Ca is provided in a front portion of a chassis F of the cargo handling vehicle V, and the
リフトアーム4の前端部にはフックアーム5の基端が前後方向に回動自在に連結13されている。このフックアーム5は、側面から見てL字状に形成されており、その上端にフック6が一体に設けられる。このフック6は、コンテナCtの前面上部に設けたリフトバー17に係脱自在である。
The base end of the
図7,8明瞭に示すように、フックアーム5の先部前面には、本発明に従う案内部材Gが固定されている。この案内部材Gは、横断面T字状に形成されてフックアーム4への取付部20と、そこから一体に起立する案内部21とよりなる。前記取付部20は、複数のボルト22により、フックアーム4の先部前面に固定されており、また、案内部21の前面には、リフトアーム4の回動中心と略同心、すなわち軸支9部と略同心の、半径R(図7参照)とする円弧面23がフックアーム5の長手方向に沿って形成されている。案内部材Gの先端は前記フック6の近傍まで延びており、また、後に述べるように、リフトアーム4が後方回動終端位置にあるときに、案内部材Gは、反転してその基端(上端)が地上GRに設置されるコンテナCtのリフトバー17よりも上方位置になるように、その長さが設定されている。
As clearly shown in FIGS. 7 and 8, a guide member G according to the present invention is fixed to the front surface of the front portion of the
リフトアーム4の前部と、フックアーム5の中間部との間には、フックアーム5の駆動手段、すなわち復動油圧シリンダよりなるフックシリンダ8が連結されており、このフックシリンダ8の伸縮作動により、フックアーム5を車台Fの前後方向に起伏回動させることができ、これによりコンテナCtを、荷役フレーム1上を後方に移動させることができる。
Between the front part of the
図5〜7に示すように、リフトアーム4、フックアーム5およびダンプアーム3の左右両側には、それらに跨がってリフトアーム4とダンプアーム3とを前後方向に直線状に一体に固縛し、またその固縛を解除するようにした左右一対の固縛機構Lが設けられる。各固縛機構Lは、リフトアーム4の後部一側に回動自在に軸支される固縛フック10と、ダンプアーム3の前端一側に設けられてその固縛フック10が係脱自在に係合し得る被係止部11と、前記固縛フック10の中間部とフックアーム5の基端とをそれぞれピン連結する長さ調整可能なロッド12とより構成されており、図6に示すように、フックアーム5が起立位置すなわち格納位置にあるとき、ロッド12が後方に押され、固縛フック10は固縛方向に回動されて被係止部11と係合し、これによりリフトアーム4とダンプアーム3とが前後方向に直線状に一体に固縛される。また、前記フックシリンダ8の伸長作動によりフックアーム5が後方に回動(図3、実線および鎖線位置)されると、ロッド12が前方(図6、左方向)に引かれて固縛フック10は固縛解除方向(図6、時計方向)に回動されて被係止部11より離脱し、これによりリフトアーム4とダンプアーム3との固縛が解除され、それらのアーム4,3はそれぞれ別々の回動が許容される。
As shown in FIGS. 5 to 7, the
図1〜4に示すように、車台Fの後部にはアウトリガー15が設けられ、このアウトリガー15は、コンテナCtを積み降ろし、あるいはダンプさせるとき、作動されて荷役車両Vを安定させる。
As shown in FIGS. 1 to 4, an
一方、荷役車両Vの車台F上に搭載されるコンテナCtは有蓋の箱状に形成されており、その前面両側は、補強桁14により補強され、その開放後面は、リヤゲート16により閉じられ、またその前壁上部には、前記フックアーム5のフック6と係脱可能な係合部すなわちリフトバー17が設けられ、またその底部の前後にはキャスタよりなる複数の走行輪18が軸支されている。
On the other hand, the container Ct mounted on the chassis F of the cargo handling vehicle V is formed in a box shape with a lid, both front sides of the container Ct are reinforced by the reinforcing
つぎに、この第1実施例の作用について説明する。 Next, the operation of the first embodiment will be described.
図1に示すように、荷役車両Vの車台F上にコンテナCtが積込まれている状態(車両の走行状態)からフックシリンダ8の伸長作動によりフックアーム5を後方に傾動すると、コンテナCtはこのフックアーム5により左右案内ローラ2,2上を後方に押されて後方に移動し、引き続くフックアーム5の後方回動に伴い前述したように固縛機構Lか解除されてリフトアーム4とダンプアーム3との固定が解除されるので、リフトアーム4はダンプアーム3に対して自由に回動できるようになる。つぎに、リフトシリンダ7を伸長作動させると、リフトアーム4はフックアーム5と共に傾動する。これによりコンテナCtは左右案内ローラ2,2に案内されて車台F上を後方に移動し、コンテナCtは左右案内レール2,2の回転中心を支点として後方に傾動し、その後部下縁は地上GRに着地する(図3参照)。
As shown in FIG. 1, when the
リフトシリンダ7が伸長を継続して最伸長して後方回動終端位置(図2,7実線位置)に至れば、フックアーム5は下向きとなって、コンテナCtは地上GRに降ろされる。ここでフックアーム5先端のフック6をリフトバー17より外せば、コンテナCtは荷役車両Vから分離される。
When the
なお、荷役フレーム1上にコンテナCtが搭載されている状態、すなわちフックアーム5が格納位置にある状態(図1,5の状態)のままリフトシリンダ7を伸長すれば、前記固縛機構Lは固縛状態を維持してダンプアーム3とリフトアーム4とを一体に固縛されているので、図4に示すように、それら両アーム3,4は一体となって後方に傾動しコンテナCtをダンプ上げさせることができ、コンテナCt内の収容物を外部に排出することができる。またリフトシリンダ7を収縮作動させれば、コンテナCtをダンプ下げして荷役フレーム1上に降ろすことができる。
If the
なお、前述のコンテナCtの降ろし作業およびダンプ作業は、従来の荷役車両と同じである。 The above-described container Ct lowering operation and dumping operation are the same as those of a conventional cargo handling vehicle.
つぎに、図2,3および7を参照して地上の降ろされたコンテナCtを車台F上に積込む過程について説明する。 Next, the process of loading the grounded container Ct onto the chassis F will be described with reference to FIGS.
a.地上に降ろされているコンテナCtの前方に、適宜の間隔をあけて荷役車両Vを縦列停車させたのち、リフトアーム4をフックアーム5と共に後方終端位置までフル回動させる。この回動操作は、前述のコンテナCtの降ろし操作の場合と同じである。
a. After the cargo handling vehicle V is stopped in tandem at an appropriate interval in front of the container Ct lowered to the ground, the
b.つぎに、図2,7実線に示すように、荷役車両Vを後退させ、フックアーム5の先部前面の案内部材Gの円弧面23を、コンテナCtのリフトバー17に当接させる。このとき、フックアーム5先端のフック6は、コンテナCtの前壁に当たることはない。また、リフトアーム4が後方回動終端位置に回動されたときの円弧面23の上端は、コンテナCtのリフトバー17よりも上方位置に設定されていることにより、リフトアーム4は回動調整を行う必要がない。
b. Next, as shown by the solid lines in FIGS. 2 and 7, the cargo handling vehicle V is moved backward, and the
c.ついで、リフトシリンダ7の収縮作動によりリフトアーム4をフックアーム5と共に前方に回動させる。このとき、案内部材Gの円弧面23は、リフトアーム4の回動中心、すなわち軸支9部と略同心の円弧面23に形成されているので、リフトアーム4の前方回動に伴い、フックアーム5は、案内部材Gの円弧面23とリフトバー17との相対摺動により、案内されながら円弧面23に沿う円弧軌跡に沿ってスムーズに上方に移動し、フック6を、コンテナCtのリフトバー17に的確に係合させることができる。
c. Next, the
d.引き続くリフトアーム4の前方回動によれば、図3実線位置より鎖線位置に示すように、コンテナCtは荷役フレーム1上に積込まれてその上を前方に移動し、最後にフックシリンダ8の収縮作動により、フックアーム5は格納位置に回動して、図1,6に示すように、荷役車両VへのコンテナCtの積込みを完了する。
d. According to the subsequent forward rotation of the
以上のように、地上のコンテナCtを荷役車両に積込むに当たり、リフトアーム4は後方回動位置への回動操作で、フックアーム5のフック6を、コンテナCtのリフトバー17に係合させることができ、そのとき、フックアーム5の揺動制御をしないで済み、その上、リフトアーム4の回動調整もしないで済むので、コンテナCtの荷役フレーム1への積込み能率が大幅に改善される。
As described above, when the container Ct on the ground is loaded on the cargo handling vehicle, the
つぎに、本発明の第2実施例について説明する。 Next, a second embodiment of the present invention will be described.
図9〜11は、本発明の第2実施例を示すものであり、図9は、第1実施例の図7に対応する図、図10は、図9の10−10線に沿う拡大断面図、図11は、図10の11−11線に沿う断面図であり、前記第1実施例と同じものには同じ符号が付される。 9 to 11 show a second embodiment of the present invention, FIG. 9 is a view corresponding to FIG. 7 of the first embodiment, and FIG. 10 is an enlarged cross section taken along line 10-10 of FIG. FIGS. 11A and 11B are sectional views taken along line 11-11 in FIG. 10, and the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
この第2実施例は、本発明に従う案内部材Gの構成が前記第1実施例と異なっている。図10,11に示すように、案内部材Gの取付部20の左右両側には、フックアーム5の先部の横幅よりも左右に突出してフックアーム5に向けて略直角に屈曲される左右確認部材25,25が一体に形成されており、これらの左右確認部材25,25は、フックアーム5の左右外側面に当接される。また、図10に示すように、左右確認部材25,25は、フックアーム5に沿う上下方向の長さが、案内部材Gと略同じであり、その上、下端部25u,25u,25d,25dの位置は、案内部材Gの上、下端部の位置と略一致している。そして、これらの左右確認部材25,25の外面は、フックアーム5の側面と異なる色に、塗料の塗布などにより着色26,26されている。
The second embodiment differs from the first embodiment in the configuration of the guide member G according to the present invention. As shown in FIGS. 10 and 11, the left and right sides of the mounting
以上のように、左右確認部材25,25は、フックアーム5の左右外側面よりも外方に突出しており、しかも、フックアーム5の側面の色と異なる色に着色26,26されていることにより、作業者は、運転室Ca内より、左右確認部材25,25を目視にて明確に確認することができる。
As described above, the left and
地上に降ろされたコンテナCtの車台Fへの積込行程において、図9に示すように、リフトアーム4をフックアーム3と共に後方終端位置近くまで回動させる(この場合にリフトアーム4は後方終端位置までフル回動させなくてもよい)。ついで、荷役車両Vの後退により、案内部材Gをリフトバー17との係合位置まで移動させる際に、作業者は、運転室Ca内から後方を見て確認部材25の位置を目視で確認しながら、その確認部材25の上端部25u、下端部25dとの間に、コンテナCtのリフトバー17が位置するまで、リフトバー4が後方回動したことを目視で確認して、その後方回動を停止させる。
In the loading process of the container Ct lowered to the ground onto the chassis F, as shown in FIG. 9, the
その後、前記第1実施例と同じく、リフトアーム4の前方回動に伴い、フックアーム5は案内部材Gに案内されてそのフック6がリフトバー17に係合され、引き続くリフトアーム4の前方回動によりコンテナCtは、車台F上の荷役フレーム1に積み込まれる。
Thereafter, as with the first embodiment, as the
しかして、この第2実施例によれば、リフトアーム4を後方回動終端位置までフル回動させなくても、フック6をリフトバー17に的確に係合させることができるので、フック6のリフトバー17への係合を短時間で行うことができる。また、確認部材25は、案内部材Gに設けてあるため組付作業が容易になる。
Thus, according to the second embodiment, the
なお、この第2実施例において、確認部材25は、案内部材Gの取付部20の片側にのみ設けるようにしてもよい。
In the second embodiment, the
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。 As mentioned above, although one Example of this invention was described, this invention is not limited to the Example, A various Example is possible within the scope of the present invention.
たとえば、前記実施例では、コンテナを車台と地上間で積み降ろしできる外、ダンプもできるようにした荷役車両に本発明を実施した場合を説明したが、コンテナをダンプさせない荷役車両にも、本発明を実施することが可能であり、また、フックアームは荷役フレーム上を前後にスライド可能であってもよく、リフトアームと一体であってもよい。 For example, in the above-described embodiment, the case where the present invention is applied to a cargo handling vehicle that can dump and unload containers between the chassis and the ground is described. The hook arm may be slidable back and forth on the cargo handling frame, and may be integral with the lift arm.
1・・・・・・・・・荷役フレーム
4・・・・・・・・・リフトアーム
5・・・・・・・・・フックアーム
6・・・・・・・・・フック
9・・・・・・・・・軸支
17・・・・・・・・・リフトバー
23・・・・・・・・・円弧面
25・・・・・・・・・確認部材
F・・・・・・・・・車台
Ca・・・・・・・・・運転室
Ct・・・・・・・・・コンテナ
G・・・・・・・・・案内部材
GR・・・・・・・・・地上
1 ······
Claims (3)
前記フックアーム(5)の先部前面に案内部材(G)を設け、この案内部材(G)には、前記リフトアーム(4)の回動中心と略同心の円弧面(23)を形成し、
前記リフトアーム(4)の後方回動により、前記円弧面(23)とコンテナ(Ct)のリフトバー(17)とを当接させ、その後のリフトアーム(4)の前方回動に基づく円弧面(23)とリフトバー(17)との相対摺動により、前記フックアーム(5)の移動を案内して、前記フック(6)をリフトバー(17)に係合させるようにしたことを特徴とする、荷役車両。 A lift arm (4) is pivotally supported (9) on a cargo handling frame (1) mounted on a chassis (F) so that it can be swung up and down, and a container ( A hook arm (5) having a lift bar (17) of Ct) and a hook (6) that can be engaged and disengaged is provided, and the container (Ct) is moved up and down by lifting and lowering of the lift arm (4). In a cargo handling vehicle that can be loaded and unloaded with GR)
A guide member (G) is provided on the front surface of the tip of the hook arm (5), and an arc surface (23) substantially concentric with the center of rotation of the lift arm (4) is formed on the guide member (G). ,
By rotating the lift arm (4) backward, the circular arc surface (23) and the lift bar (17) of the container (Ct) are brought into contact with each other, and then the circular arc surface (based on the forward rotation of the lift arm (4) ( 23) and the lift bar (17) relative to each other to guide the movement of the hook arm (5) so that the hook (6) is engaged with the lift bar (17). Cargo handling vehicle.
The cargo handling vehicle according to claim 1 or 2, wherein the guide member (G) is provided with a confirmation member (25) that is visible to an operator from the cab (Ca).
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