JP2006055993A - ドラム研削砥石及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラム型研削砥石において、ドラムの再使用を可能とする。
【解決手段】ドラム研削砥石20は、研削盤のスピンドルに同軸係合するよう構成される細長いドラム24を含む。ドラムの外側表面は中心軸線と平行に延在し、そして外側表面に複数の取り外し可能なカッタ22が取り外しできるように固定される。各カッタは、間隔をあけた関係でもって配置された複数のリブ26を有し、そして各リブの研削面に砥粒が、金属ロウ付け材を使用するなどして、配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドラム研削砥石に関し、より詳しく言えば、再使用可能なドラムに機械的に固定したカッタを有するドラム研削砥石に関する。
ドラム研削砥石は一般に、例えば、自動車のブレーキブロック又はパッド及びシューの研削あるいは他の複合材料の研削から、センタレス研削作業に至る範囲の多様な研削作業のために使用される。これらの用途に適したドラム研削砥石は通常、リブを機械加工して適切な円筒体にし、この円筒体にエンドキャップを溶接又は機械的に取り付けし、ロウ付け材とダイヤモンド砥粒をリブに塗布し、その後組立体全体を真空炉内で焼成することによって製造されている。
これらの砥石は、最終的には使用によって磨耗し、その時点で廃棄又は修復される。これらの研削砥石は、例えば25cm×25cm程度又はそれ以上というように比較的大型となる傾向があるので、それらを廃棄するのは、一部をリサイクルするにしても、費用がかかり煩雑になることがある。
一方、修復は通常、リブからロウ付け材と残っている砥粒を剥がし、リブに新しいロウ付け材と砥粒を再塗布し、その後砥石を再焼成することを必要とする。この修復は砥石の有効寿命を劇的に延長するが、ユーザは一般に砥石全体を砥石製造業者又は第三者の修復業者に送らなければならないので、この処理は煩雑なものになりやすい。また、特に砥石の往復輸送のために必要な時間を考慮した場合、修復は比較的時間がかかる。従って、ユーザは一般に代わりの砥石を手元に置いて、砥石の交換に関連する費用のかかる中断時間を軽減しなければならない。しかし、代わりの砥石を保管することは、在庫の費用を増大させる傾向があって不都合である。
その上、研削砥石の有効直径は簡単に変更することができないため、ユーザは様々な研削の必要に対応するため様々な直径の砥石を在庫しなければならないことが多い。不都合なことに、このために在庫の費用が更に増大する傾向がある。
従って、上記の欠点に対処した改良型ドラム研削砥石に対する必要が存在する。
本発明の1つの側面では、ドラム研削砥石は、研削盤のスピンドルに同軸係合するよう構成された細長いドラムを含む。このドラムは、中心軸線に平行に延びる外側表面を有する。この外側表面に複数の取り外し式カッタが取り外し可能なように固定され、各カッタは間隔を開けて配置された複数のリブを有する。各リブの研削面に砥粒が配置される。
本発明の別の側面では、ドラム研削砥石は、研削盤のスピンドルに同軸係合するよう構成された細長いドラムを含む。このドラムは、中心軸線に平行に延びる外側表面を有する。この外側表面に複数のカッタが固定され、各カッタの研削面に金属のロウ付けによって砥粒が固定される。
本発明のまた別の側面は、ドラム研削砥石を製造する方法を含む。この方法は、研削盤のスピンドルに同軸係合する細長いドラムを用意及び構成する工程を含む。このドラムは、中心軸線の周囲360度に沿ってそれに平行に延びる外側表面を備える。複数の研削カッタが設けられ、カッタは外側表面に固定されるよう構成される。
本発明の更に別の側面では、ドラム研削する方法が提供される。この方法は、ドラム研削砥石を形成するため、細長いドラムの中心軸線の周囲360度に沿って延びる外側表面に複数の研削カッタを取り外しできるように固定することを含む。ドラムは研削盤に同軸係合する。研削盤で、ドラムはその中心軸線の周りを回転する。この回転研削砥石のカッタで工作物の工作を行う。その後カッタをドラムから取り外して、新しいカッタで上記の工程を反復してもよい。
本発明の更なる側面では、ドラム研削砥石は、研削盤のスピンドルに同軸係合するよう構成された細長いドラム手段を含む。このドラム手段は、中心軸線の周囲360度に沿ってそれに平行に延びる外側の取り付け手段を有する。この外側の取り付け手段に複数のカッタ手段が固定される。カッタ手段はその研削面部分に配置された研削手段を有する。
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、添付の図面に関連してなされる本発明の様々な側面の以下の詳細な説明を読むことからより容易に明らかになろう。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部をなす添付の図面を参照して、本発明を実施し得る特定の態様を実例として示す。これらの態様は当業者が本発明を実施し得るよう十分詳細に説明されており、そして他の態様も利用しうることを理解すべきである。また、構造、手順、及びシステムの変更を本発明の精神と範囲から離れることなく行いうることも理解すべきである。従って、以下の詳細な説明は制限的な意味で行われるのではなく、そして本発明の範囲は請求項及びそれと同等のものによって定義される。説明を分かりやすくするため、添付の図面中同様の要素は同様の参照符号によって示すことにし、図面で別態様として示す同様の要素は同様の参照符号によって示すことにする。
本発明の一つの側面は、周囲に配置した一連のカッタ又はセグメントを有するドラム研削砥石を、一般の知見ではそれと反対であるにもかかわらず、安全に使用することができることを認識することであった。セグメント研削砥石は既知であったが、これまでこうした砥石は一般に、研削面が回転軸に直交して延びる円筒又はカップ型のもの(例えば、ANSIタイプ2、6、11)であった。従って、これらのセグメントは、研削作業中セグメントが求心力(遠心力としても知られる)に抵抗するのを助けるため、セグメントの半径方向外向きに配置した第1の組の支持具又は迫持ち受けの使用によるなどして、固定するのが比較的容易である。
ドラム上の取り外し可能なセグメントの半径方向外側に同様の保持構造を配置することができないことから、特に多くの従来のドラム砥石に付随する比較的大きな直径(例えば40cm又はそれ以上)及び高い回転速度(例えば1200〜1400rpm又はそれ以上)を想定すると、それらを安全に固定することが困難又は不可能であることが認識される結果に至った。しかし、これらの予想に反して、本発明の態様は驚くべきことに首尾よく働くことが証明された。
添付の図面を参照して、本発明の態様を図示し説明する。簡単に言うと、これらの態様は、カッタ22が再使用可能なドラム24に機械的に固定されたドラム研削砥石20を含む。特定の態様では、カッタ22は、金属結合剤(例えば、ロウ付け又は電気めっきされた)によって固定された砥粒の層28を有するリブ26を含む。この構成でもって、カッタ22は、磨耗した時に都合よく交換することができる。
従って、この態様は、カッタ22が有効寿命の終わりに達したら研削砥石全体を廃棄又は修復する必要を解消する。もっと正確に言うと、カッタ22が磨耗したならば、それらを素早く且つ容易にドラム24から取り外し、新しいカッタ22と交換することができる。このカッタ交換はユーザが都合よく行うことができ、研削砥石20全体を第三者へ送る必要なしに研削砥石を何度も再使用することができる。
このように、修復に付随して見込まれる中断時間を解消することに加えて、ユーザが予備の研削砥石全体ではなく交換用のカッタを単純に在庫しておくのを可能にすることにより、在庫費用も低下する。その上、本発明の研削砥石の有効直径はカッタを選択することにより簡単に変更できるので、本発明の態様はまた、多様な直径の砥石を在庫する必要をどちらかといえば解消する。ドラムの直径と、ひいては研削する部分の半径は、異なる高さ及び/又は曲率のカッタ22をドラム24に機械的に取り付けることによって変更することができる。従って、単一のドラム24を使用して様々な別個の直径の研削砥石を構成することができる。この側面は、先行技術の砥石に関連する在庫費用に比べて在庫費用を更に下げる傾向がある。
本開示で使用する場合、「軸線方向」という用語は、構成要素を図1に示すようにドラム砥石に取り付ける場合に回転軸aに実質的に平行である、構成要素に関する方向を指す。同様に、「横方向」という用語は、軸線方向に実質的に平行である以外の方向を指す。「横方向断面」又は「横方向円周」という用語は、それぞれ横方向平面に沿った断面又は円周を指す。
次に、本発明の態様を添付の図面を参照して更に全面的に説明する。図1に示すように、本発明のドラム研削砥石20は一般に、中心軸線aと、通常の研削盤(図示せず)のスピンドルに同軸係合する構成の中心ボアとを有する円筒の形態で構成される。一連のカッタ(又はセグメント)22をドラム(又はコア)24に取り外し可能なように固定して、砥石20の外側の、実質的に円筒形の研削面を画定する。
図示する態様では、カッタ22はおのおの、砥粒の層28及びそこに配置された結合剤を有する一連の細長いリブ26を含む。層28は、砥粒を固定するための、例えばロウ付け材又は電気めっきといったような、通常の金属結合剤を都合よく含んでもよい。とは言え、砥粒をカッタ22に固定するのには実質的に任意のアプローチを使用してもよいと考えられる。砥粒をカッタに固定するには、金属のロウ付け材がより好ましい。更に、リブ26は軸線aに表面上は平行な方向に延びるとは言え、それらは本発明の精神と範囲から離れることなく軸線aに対して傾斜又は直交する方向を含む実質的に任意の方向に延在してもよい。
ここで図2を参照すると、ドラム(コア)24は、適切な構造材料から、例えば機械加工又は成形といった通常の方法で製作される。こうした材料の例としては、鋼、アルミニウム、青銅、チタン、及びインコネル(登録商標)ニッケル合金(ウエストバージニア州のHuntington Alloys Corporation)、そしてそれらの合金がある。一部の用途では、炭素繊維複合材料のような非金属材料を使用してもよい。図示する態様では、ドラム24は多角形(例えば、図示する態様では十角形)の横方向断面の外側表面34を備えている。表面34の多角形断面の各辺は、以下で更に詳細に検討するように、カッタ22の少なくとも1つについて係合表面36を画定する。
やはり図示するように、各係合表面36は、中心軸線aに実質的に平行に延在する溝として形成された1対のキー溝40(下記で更に詳細に検討する)を含む。また、一連のボア42が表面36を通過し、円筒形内側表面44を通り抜けて半径方向内側に延びている。ボア42はそれぞれ、下記で検討するように機械式留め具を受け入れる寸法にされている。
ここで図3を参照すると、カッタ22の態様がより詳細に示されている。このカッタは、名目上は任意の構造材料から製作することができ、図示した態様では、準耐火性材料(すなわち、砥粒層28の金属結合剤に一般的に関連する焼成温度に耐えることができる材料)でよい。典型的な材料としては、鋼、アルミニウム、青銅、チタン、インコネル(登録商標)ニッケル合金、及びそれらの合金が挙げられる。しかし、当業者は、カッタを焼成する必要なしに層28を形成する場合には、準耐火性でない材料(例えば、比較的融点の低いもの)を使用してもよいことを認めよう。砥粒をロウ付けすることにより、あるいは600℃を越える温度で実行される別の熱処理によりカッタを製作する場合、好適な材料としては鋼、チタン、及びインコネル(登録商標)合金が挙げられる。
先に検討したように、各カッタ22はその長手方向に延びる複数のリブ26を有する。砥粒層28が各リブ26の外側表面に配置されて研削面を画定する。やはり図示したように、各カッタは、例えば実質的に平坦な表面として形成された、ドラム24の係合表面36の1つに係合するベース46を有する。ベース46は、ドラム24のキー溝40の鏡像として形成されてはいるが実質的にそれと同様の、くぼんだキー溝48を含む。キー溝40及び48は、下記で検討するようにカッタ22をドラム24に適切に固定した時互いに重なり合ってキー48(図1及び図4)を受け入れるような寸法、形状にされ、そのような位置に配置される。このようにキー48がキー溝40及び48と係合することによって、カッタ22が研削中発生する剪断力に都合よく耐えることができるようになる。
やはり図示するように、砥粒層28を含む各カッタ22のリブ26は、研削砥石20の外側の円筒形研削面の一部を形成するよう構成される弓形表面を集合的に画定する(図1)。こうして、リブは、ドラム(コア)24に取り付けられるとそれらの半径方向の最も外側の表面が中心軸線aから所定の半径のところに配置されるように構成される。この構成は、円周方向に間隔をあけたリブ26が、砥石20の回転動作中に円周方向に連続した概念上の円筒を画定するのを可能にする。しかし、これに関しては、リブ26は、本発明の範囲内にとどまりながら可変の間隔からそれらの間に間隔がほとんどないか又は全くない状態までの範囲で(例えば、名目上連続する円周表面を形成するよう)、実質的に任意の円周方向間隔で配置してもよいことを認識すべきである。
更に、図示する特定の態様では、カッタ22は互いに実質的に当接する関係で配置されて、図1に最もよく示されるように集合的に円周方向に実質的に連続して延在する。とは言え、本発明の精神と範囲から離れることなく、カッタ自体は円周方向に互いに間隔をあけて配置してもよいことを認識すべきである。
更に、単一の係合表面36に固定される各カッタ22が図示される。しかし、多数のカッタを単一の表面36に配置するといった、様々な別の構成が可能である。あるいはまた、事実上2つかそれ以上の表面36にまたがるようにカッタを構成してもよいことが考えられる。なお更に、平坦であるとして図示してはいるが、カッタ22がそれに係合するのに適切な形状であるならば、係合表面36は、例えば円形又は三角形といったような、名目上任意の所望の表面形状を備えてもよい。
ここで図1、図2、図3及び図5を参照すると、先に検討したように、カッタ22はドラム24に取り外し可能に固定されるよう構成される。図示した態様では、これはドラムのボア42に整合する所定の位置でカッタを通り抜けて延在する座ぐりボア50を設けることによってなされる。通常のねじ付き留め具を同軸に整合したボア50及び42内に受け入れ、そしてナット52を使用して固定する。この代表的な態様では、ナット52は円周方向に延在して、ねじ付きボア54内に少なくとも2つの留め具を受け入れる。ナット52はまた、ドラム24の内側円筒表面44(図1)に面対面で係合する寸法と形状(この例では弓形)の表面56を備えている。当業者は、2つのボルトを受けることによってナットが締め付けの際回転するのが防止されることになるので、この構成はカッタ22の取り付けと交換を容易にすることを認めよう。また、ナットの比較的広い表面積も、ボルトが支える負荷を都合よく分配する。とは言え、特定の態様では通常のナット(例えば、六角ナット)を使用してもよい。先に検討したように、カッタ22は(半径方向の)厚さを様々にすることができる。これは、単一のドラム26で様々な直径の研削砥石20を形成することを都合よく可能にする。
やはり上述のように、カッタ22は砥粒層28を含む。層28で使用する砥粒としては、単独で又は組み合わせて使用される、ダイヤモンド、CBN(立方晶窒化ホウ素)、溶融アルミナ、焼結アルミナ、酸窒化アルミニウム、ジルコニア−アルミナ、炭化ケイ素、炭化ホウ素、炭化タングステンを含めた、名目上任意の研摩材又は超研摩材、あるいは任意のその他の通常の砥粒、を挙げることができる。その他の研削剤としては、IV、V及びVI族の遷移金属の炭化物と窒化物、及びそれらの組み合わせと固溶体が挙げられる。
特定の態様では、選択した砥粒の単一の層を金属結合剤マトリックスを使用してカッタ22に固定する。この結合剤には、青銅、ニッケル及びそれらの組み合わせと合金を含めた、実質的に任意の通常のロウ付け材料を使用することができる。例えば、銅、銀、クロム、及びチタンを含む青銅合金、鉄及びタングステン、そしてそれらの組み合わせを使用してもよい。
別の態様では、金属結合剤は電気めっきした金属を含んでもよい。電気めっきのために一般に使用される名目上任意の金属、例えばニッケル、銅、コバルト、銀、スズ及びクロム、そしてそれらの組み合わせ及び合金など、を使用してもよい。有用な合金としては、真鍮、青銅、ニッケル−鉄及びニッケル−スズが挙げられる。
本発明の特定の態様を説明してきたが、次にその作用を説明する。表Iを参照すると、工程60で、ユーザは複数のカッタ22をドラム24の外側表面に取り外しできるように固定して、ドラム研削砥石20を作製する。62で、ドラムを研削盤のスピンドルに同軸係合する。次いで、研削盤を通常のやり方で操作64し、工作物を研削66する。カッタが磨耗するか研削作業が完了したら、ユーザはそれらを取り外し68、そして直ぐに70において、新しいカッタ22で工程60〜66を反復することができる。
Figure 2006055993
以下に示す例は、本発明の一部の側面を説明しようとするものである。この例は限定するものと解すべきでないことを理解すべきである。
(例1)
・研削砥石を、実質的に図1〜図5に関して上記で説明した通りに製作し、ドラム24は7075 T6アルミニウムから機械加工し、最大直径が15.5インチ(39.4cm)、内径(内側表面44)が12インチ(30.5cm)、そして軸線方向寸法が9.5インチ(24.1cm)であった。
・カッタ22は1018鋼から製作し、9.5インチ(24.1cm)(軸線方向)×4.5インチ(11.4cm)の寸法、及び0.25インチ(0.64cm)〜0.625インチ(1.6cm)の範囲の半径方向厚さであり、リブを8インチ(20.3cm)の曲率半径で配置した。
・ナット52は4340高張力鋼から機械加工し、厚さが0.375インチ(0.95cm)であった。
・キー48は1018鋼から機械加工し、0.375インチ(0.95cm)×0.375インチ(0.95cm)×1.5インチ(93.8cm)の寸法であった。
・カッタのリブ26にロウ付けペーストを塗布した。ペーストは、Turbulaミキサー(ニュージャージー州CliftonのGlenMills INC)を使用して、2181gのAlloy 828青銅合金(コネチカット州Sandy HookのConnecticut Engineering)粉末(<44μm)と218gの水素化チタン粉末(<44μm)の乾燥混合物を混合して作った。乾燥混合物はその後、ステンレス鋼容器内で510gの一時的な液体結合剤Vitta Braze−Gel(コネチカット州BethelのVitta Corporation)と、均質なペーストができるまで混ぜ合わせた。ペーストをカッタ22のリブ26に塗布した。次いで、20/30USメッシュ(約838μm)のダイヤモンド砥粒を、この粘着性のロウ付け材の上に散布した。被覆したカッタを空気乾燥し、その後880℃の炉内で30分間、真空(<1mmHg)下で焼成した。こうして、ロウ付け金属結合ダイヤモンド研削カッタを製作した。
・キー48をカッタに取り付けた。
・キーを取り付けたカッタをドラム(コア)24に配置した。
・航空機グレードの8本のボルトを使用し湾曲ナット52を使用して、200ft・lbのトルクでカッタ22をドラムに固定して砥石を完成した。
・予定された回転速度1450rpmのそれぞれ1.5倍及び1.765倍の2175rpm及び2560rpmで砥石の回転試験を行った。
・砥石は試験に合格し、研削砥石の寸法に明らかな変化はなかった。
ここでは、特定の典型的態様を参照して本発明を説明している。特許請求の範囲に記載の本発明のより広範な精神と範囲から離れることなく、それに対し様々な改変や変更を行いうることは明らかであろう。従って、明細書と図面は制限的なものでなく例示的なものと考えるべきである。
本発明の態様の斜視図である。 図1の態様の構成要素の斜視図である。 図1の態様の別の構成要素の拡大した斜視図である。 図1の態様のもう一つの構成要素の更に拡大した斜視図である。 図1の態様のもう一つの構成要素の図3と同様の図である。
符号の説明
20 ドラム研削砥石
22 カッタ
24 ドラム
26 リブ
28 砥粒層
34 外側表面
36 係合表面
40、48 キー溝
42 ボア
44 内側表面
46 ベース
50 座ぐりボア
52 ナット
54 ねじ付きボア

Claims (34)

  1. 中心軸線を有する細長いドラムであって、当該ドラムは研削盤のスピンドルに同軸係合するよう構成されていて、前記中心軸線に平行に延在する外側表面を有するドラム、
    前記外側表面に取り外しできるように固定された複数の取り外し可能なカッタであって、当該カッタのおのおのが間隔をあけて配置された複数のリブを有するカッタ、及び
    前記リブのおのおのの研削面に配置された砥粒、
    を含むドラム研削砥石。
  2. 前記砥粒が単一層に配置される、請求項1に記載のドラム研削砥石。
  3. 前記砥粒が、ダイヤモンド、CBN(立方晶窒化ホウ素)、溶融アルミナ、焼結アルミナ、酸窒化アルミニウム、ジルコニア−アルミナ、炭化ケイ素、炭化ホウ素、炭化タングステン、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1に記載のドラム研削砥石。
  4. 前記外側表面が多角形の横方向断面を有する、請求項3に記載のドラム研削砥石。
  5. 前記多角形の横方向断面の辺が前記カッタ用の係合表面を画定する、請求項4に記載のドラム研削砥石。
  6. 前記カッタが実質的に互いに当接する関係でもって配置され、当該カッタが前記中心軸線の周りに集合的に実質的に連続して延在する、請求項5に記載のドラム研削砥石。
  7. 前記カッタのおのおのが間隔をあけた関係でもって配置された複数のリブを有し、そして前記砥粒が各当該リブの研削面に配置される、請求項2に記載のドラム研削砥石。
  8. 前記研削面が前記中心軸線から所定の半径のところに配置される、請求項4に記載のドラム研削砥石。
  9. 前記ドラムが前記中心軸線の周りを回転すると前記研削面が概念上の円筒を形成する、請求項4に記載のドラム研削砥石。
  10. 各カッタが、前記係合表面の少なくとも1つに係合するよう構成されたベースを有する、請求項8に記載のドラム研削砥石。
  11. 前記外側表面に配置された第1のキー溝と前記ベースに配置された第2のキー溝であって、前記カッタを前記ドラムに取り外しできるように固定した時に互いに重なる第1及び第2のキー溝と、当該重なるキー溝のおのおのの内部に配置されたキーを含む、請求項10に記載のドラム研削砥石。
  12. キーが前記第2のキー溝のおのおのと一体式に配置される、請求項11に記載のドラム研削砥石。
  13. 各カッタが単一の前記係合表面のおのおのに取り外しできるように固定される、請求項10に記載のドラム研削砥石。
  14. 各カッタの前記リブの前記研削面が集合して、前記概念上の円筒の弓形部分を画定する、請求項13に記載のドラム研削砥石。
  15. 前記カッタが、当該カッタから前記外側表面を通り抜けて延在する留め具によって前記ドラムに取り外しできるように固定される、請求項13に記載のドラム研削砥石。
  16. 前記留め具が、前記ドラムの内側表面に配置されたナットとねじ式に係合するねじ付き留め具である、請求項15に記載のドラム研削砥石。
  17. 前記内側表面が実質的に円筒形であり、前記ナットが当該内側表面に面対面で係合するよう構成された弓形表面を含む、請求項16に記載のドラム研削砥石。
  18. 前記砥粒が金属結合剤マトリックスに配置される、請求項1に記載のドラム研削砥石。
  19. 前記金属結合剤が、青銅、ニッケル、及びそれらの合金からなる群から選択されるロウ付け材を含む、請求項18に記載のドラム研削砥石。
  20. 前記金属結合剤が、青銅合金と、銅、銀、クロム、鉄、タングステン、チタン及びそれらの組み合わせからなる群から選択される材料とを含む、請求項18に記載のドラム研削砥石。
  21. 前記金属結合剤が、ニッケル、銅、コバルト、銀、スズ、クロム、及びそれらの合金と組み合わせからなる群から選択される電気めっきされた金属を含む、請求項18に記載のドラム研削砥石。
  22. 前記電気めっきされた金属がニッケルを含む、請求項21に記載のドラム研削砥石。
  23. 前記合金が、真鍮、ニッケル−鉄、青銅、及びニッケル−スズから選択される、請求項21に記載のドラム研削砥石。
  24. 前記ドラムが、鋼、アルミニウム、青銅、チタン及びインコネル(登録商標)、及びそれらの合金と組み合わせからなる群から選択される材料から製作される、請求項1に記載のドラム研削砥石。
  25. 前記カッタが、鋼、チタン及びインコネル(登録商標)、及びそれらの合金と組み合わせからなる群から選択される材料から製作される、請求項1に記載のドラム研削砥石。
  26. ドラム研削砥石を製造する方法であって、
    (a)中心軸線を有する細長いドラムを用意すること、
    (b)前記ドラムを研削盤のスピンドルに同軸係合するよう構成すること、
    (c)前記ドラムに前記中心軸線の周囲360度に沿ってそれに平行に延在する外側表面を設けること、
    (d)複数の研削カッタを用意すること、及び
    (e)前記カッタを前記外側表面に固定されるよう構成すること、
    を含むドラム研削砥石製造方法。
  27. 前記用意すること(d)が複数の取り外し可能なカッタを用意することを含み、前記構成すること(e)が前記カッタを前記外側表面に取り外しできるように固定されるよう構成することを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記用意すること(d)が前記研削カッタのおのおのに少なくとも1つのリブを提供することを含む、請求項26に記載の方法。
  29. ドラム研削するため方法であって、
    (a)細長いドラムの中心軸線の周囲360度に沿って延在する外側表面に複数の研削カッタを取り外しできるように固定してドラム研削砥石を製作すること、
    (b)前記ドラムを研削盤に同軸係合すること、
    (c)前記研削盤で、前記ドラムをその中心軸線の周りに回転させること、
    (d)回転する前記研削砥石の前記カッタを工作物に接触させること、
    (e)前記カッタを前記ドラムから取り外すこと、
    (f)新しいカッタで(a)〜(d)を反復すること、
    を含むドラム研削方法。
  30. 前記反復すること(f)が、工程(e)のカッタと異なる取り付け半径方向寸法を有する新しいカッタを固定することを含む、請求項29に記載の方法。
  31. 研削盤のスピンドルに同軸係合するための中心軸線を有する細長いドラム手段であって、前記中心軸線の周囲360度に沿ってそれに平行に延在する外側の取り付け手段を有するドラム手段と、
    前記外側の取り付け手段に固定された複数のカッタ手段であって、その研削面部分に配置された研削手段を有するカッタ手段、
    とを含むドラム研削砥石。
  32. 前記切削手段が前記外側表面に取り外しできるように固定される、請求項31に記載の方法。
  33. 中心軸線を有する細長いドラムであって、当該ドラムは研削盤のスピンドルに同軸係合するよう構成され、そして前記中心軸線と平行に延在する外側表面を有するドラム、
    前記外側表面に固定される複数のカッタ、及び
    各前記カッタの研削面に金属ロウ付け材によって配置された単一の砥粒層、
    を含むドラム研削砥石。
  34. 前記カッタが前記外側表面に取り外しできるように固定される、請求項33に記載のドラム研削砥石。
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