JP2006054648A - Awgシングルホップwdmネットワークシステムおよび最適カプラ数算出方法、ならびに装置 - Google Patents

Awgシングルホップwdmネットワークシステムおよび最適カプラ数算出方法、ならびに装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自律動作が可能で制御信号の交換が不要なパケットの衝突回避機構をカプラに適用し、与えられた遅延制約条件を満足しながら総トランシーバ数を最小化する最適設置カプラ数を導出することで、制御コストの増加をなくしながらAWGネットワークのスケーラビリティの問題を解決する。
【解決手段】AWGシングルホップWDMネットワークのうち、複数ノード100をカプラ200で集約した後、AWG300に接続する構成のネットワークで、各波長チャネル上でカプラ200が空き状態であるときに、最初にカプラ200に到着したパケットのみを通過させ、他のパケットをブロックするパケット衝突回避機構をカプラに付加し、与えられたトラヒック量から与えられた許容パケット転送遅延時間を満足する範囲で総必要トランシーバ数を最小化する最適な設置カプラ数を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、AWG(Arrayed−Waveguide Grating)をハブノードに用いるMAN(Metropolitan Area Network)を対象としたAWGシングルホップWDM(Wavelength Division Multiplexing)ネットワークのうち、複数のノードをカプラで集約した後で、AWGに接続する構成のネットワークにおいて、各波長チャネル上でカプラが空き状態であるときに、最初にカプラに到着したパケットのみを通過させ、他のパケットをブロックするパケット衝突回避機構をカプラに付与するネットワークシステムと、与えられたトラヒック量から与えられた許容パケット転送遅延時間を満足する範囲で総必要トンシーバ数を最小化する最適な設置カプラ数の算出方法と、システムに用いる装置に関する。
最近は、ギガビットイーサネット(登録商標)よびWDM伝送と大容量ルータもしくは光クロスコネクト導入の進展により、LANとWANにおける伝送容量の飛躍的な向上が続いている。しかし、LANとWANの間に介在するメトロエリアのネットワーク(MAN)については、依然としてSONET/SDH(Synchronous Optical Network/Synchronous Digital Hierarchy)が主流であり、メトロエリアの急激なトラヒック増加に対して電気処理に伴うノードのボトルネック化が懸念されている。そのため、MANにおいても、ノードでのパケットのストア&フォワードを廃し、光信号のままカットスルー伝送する全光ネットワークの導入が期待されている。しかし、MANはコストに対してより厳格であるため、設備コスト(CAPEX)と制御コスト(OPEX)の両方を抑えた全光ネットワークを適用することが重要である。
中央に単一のハブノードを設け、全てのノードをハブノードに接続することによりスタートポロジを構成するシングルホップWDMネットワークが、MANにおける全光ネットワークアーキテクチャとして注目されている。シングルホップWDMネットワークにおいては、全てのノード間のパケット転送は他のノードを経由することなくハブノードを介して直接行われるため、ルーティングやシグナリングが不要、パケットの転送遅延が小さい、等の利点がある。また、ハブノードには受動的な光デバイスが用いられ、ネットワーク構成もシンプルであることから、設備コストが小さいという特徴がある。
ハブノードに用いる光デバイスについては、スターカプラ(SC:Star Coupler)とAWG(Arrayed−Waveguide Grating)の二つが検討されている。SCを用いた構成の場合、ハブノードに到着したパケットは、全てのノードにブロードキャストされるため、ノード数をN、各波長チャネルの伝送帯域をCとし、多重波長数がNである場合、ネットワーク全体で達成可能なスループットは最大でもCNとなる。さらに、同一波長チャネルを複数のノードで共有する構成上、アクセス制御が必要となる。そのため、波長資源の利用効率が低く、SCを用いたシングルホップWDMネットワークはLANを対象に検討されてきた。
一方、AWGには、波長周回性により波長資源を空間的に再利用することができ(同一波長を用いて同時に複数のノード間でパケットの転送が可能)、AWGをハブノードに用いた構成の場合、多重波長数Nに対してネットワーク全体で達成可能なスループットがC
となり、さらに各ノードペアは波長チャネルを占有的に利用できることから、アクセス制御も不要である。このことから、コスト要求条件の厳しいMANにおける全光ネットワークとして、AWGをハブノードに用いたシングルホップWDMネットワーク(以後、AWGネットワークと表記する)が注目されている。
図3は、AWGネットワークの構成図である。
ネットワークは、1個のハブノード(中央のノード)と、N個のノードから構成されるスター型であり、ハブノードにはN×NのAWGが、各ノードにはトランシーバと波長多重分離装置が各々設置され、ノードnのトランシーバはトランスミッタTとレシーバRから構成される。各光心線上には、N本の波長が多重されており、図に示すようにAWGの波長周回性により、AWGの入力ポートi上の波長チャネル1,2,3,・・・,Nは、各々、出力ポートi,i+1,i+2,・・・,i−1,に導かれ、出力ポートj上の波長チャネル1,2,3,・・・,Nは、各々、入力ポートj,j−1,j−2,・・・,j+1,より導かれる。この結果、各ノード間には、論理的に独立した波長チャネルが設置されることになり、他の対地間のパケットと競合することなく、占有的な波長チャネルを使用することができる。すなわち、AWGネットワークは、物理的にはスタートポロジでありながら、論理的にはN波長を用いてフルメッシュなネットワークを構成している。
全てのノード間でパケットを交換するためには、各ノードにはN波長に調整可能な可変波長トランシーバか、もしくは互いに異なる波長に設定されたN個の固定波長トランシーバを設置する必要がある。可変波長トランシーバを用いた場合、各ノードに設置するトランシーバは1個でよいが、複数の固定波長トランシーバをアレイ状に配置した形態の方が、信頼性、安定性、技術成熟度において勝っている。さらに、可変波長トランシーバを用いた場合、個々のパケット転送に先立ち送信ノードは受信ノードのレシーバを使用波長に調整させる必要があり、ネゴシエーションと波長調整に要する時間だけパケット転送が遅れ、スループットが低下する。また、各ノードは同時には一つの波長チャネル上からしかパケットを受信できないため、同時に複数のパケットが同一のノードを目指した時には受信ノード競合が生じ、やはりスループットの低下を招く。N個の固定波長トランシーバを用いれば、このような問題は発生しない。そのため、AWGネットワークのトランシーバ構成としては、N個の固定波長トランシーバを用いる形態が望ましい。
以上の技術については、下記非特許文献1〜6を参照されたい。
C.Fan,M.Reisslein.and S.Adams,"The FT(Lambda)−FR(Lambda)AWG Network:A Practical Single−Hop Metro WDM Network for Efficient Uni−and Multicasting,"IEEE Infocom2004 M.Scheuzow, M.Maier,M.Reisslein,and A.Wolisz,"Wavelength Reuse for Efficient Packet−Switched Transport in an AWG−Based Metro WDM Network,"IEEE J.LightwaveTech.,Vol.21,No.6,pp.1435−1454,2003. N.P.Caponio,A.M.Hill,F.Neri,and R.Sabella,"Single−Layer Optical Platform Based on WDM/TDM Multiple Access for Large−Scale"Switchless"Networks"European Trans.Telecommun.Vol.11,No.1,pp.73−82,2000. K.Noguchi.Y.Koike.K.Harada.and M.Matsuoka."Field Trial of Full−Mesh WDM Network(AWG−STAR)in Metropolitan/Local Area."IEEE J.Lightwave Tech.,Vol.22,No.2,pp.329−336,2004. S.Morris,T.Suda,and T.Nguyen,"A Tree LAN with Collision Avoidance:Photonic Switch Design and Simulated Performance,"Computer Networks and ISDN Systems 17,pp.89−100,1989. A.Albanese,"Star Network with Collision−Avoidance Circuits,"The Bell System Technical Journal, Vol.62,No.3,pp.631−638,1983.
固定波長トランシーバを用いたAWGネットワークにおいて、全てのノード間でのパケット転送を可能とするためには、各ノードにN個のトランシーバを用意する必要がある。そのためNの増加に対して、総トランシーバ数はNに比例して増加するため、、AWGネットワークではスケーラビリティに問題がある。例えば、MANのノード数として200ぐらいを考えた場合、総トランシーバ数は40,000となり、一つのMANに設置するトランシーバ数として実現的ではない。
AWGネットワークにおいて、総トランシーバ数を削減するためには、図4に示すように、複数のノードをカプラ(CP)で集約した後でAWGに接続することが有効である。AWGより送出されたパケットは、スプリッタ(SP)により配下のノードにブロードキャストされるため、目的のノード以外のノードにも到達する。ノードは受信パケットのヘッダを解読し、自ノード宛以外のパケットを棄却する。
N個のノードは設置されるD個のCP(SP)の一つに接続されるが、ここでは便宜上、各CP(SP)に収容されるノード数Mは均一であり、M=N/Dであるとし、CP(SP)dに属するm番目のノードのトランスミッタとレシーバを各々、Tdm,Rdmと表記している。
各CPとSP間には論理的に独立した波長チャネルが用意されるため、各ノードは目的ノードが属するSPに対応する波長チャネル上でパケットを送出することにより、任意のノードにパケットを転送することが可能である。そのため、各光心線に多重される波長数はDで十分であり、AWGのポート数と、各ノードに設置する固定波長トランシーバ数を全てDに抑えることができる。
ただし、Mノードで波長チャネルを共有するため、CPにおいてパケットの競合が生じる。送信ノードに完全ランダムなタイミングでのパケット送出を許した場合、アロハ方式と等価となるため、各波長チャネルのスループットは大きく劣化する。そのため、スループットを改善するためのアクセス制御が必要となる。これまで検討されている方法は、全て固定長のタイムスロットを用いたデマンドアサインにより資源競合を回避している。
しかし、全てのノード間でタイムスロットの同期を確立する必要があり、また、各ノードはパケット送出に先立ち資源要求を行い、集中制御局(もしくはノード)は発生した要求から資源割当てを行う必要がある。そのため、制御信号をノード間で交換する必要があり、制御コストが大きく、コスト要求条件の厳しいMANへの適用は困難である。シングルホップWDGネットワークのシグナリングが不要という利点を生かすためには、全てのノードが自律して動作することが望ましい。
(目的)
本発明の目的は、従来提案されている自律動作が可能で制御信号の交換が不要なパケットの衝突回避機構をカプラに適用し、与えられた遅延制御条件を満足しながら、総トランシーバ数を最小化する最適設置カプラ数を算出することにより、制御コストの増加を避けながらAWGネットワークのスケーラビリティの問題を解決することが可能なAWGシングルホップWDMネットワークシステムおよび最適カプラ数算出方法、ならびに装置を提供することにある。
本発明のAWGシングルホップWDMネットワークシステムは、AWGをハブノードに用いるMANを対象としたAWGシングルホップWDMネットワークのうち、複数のノードをカプラで集約した後で、AWGに接続するネットワークシステムにおいて、各波長チャネル上でカプラが空き状態であるときに、最初にカプラに到着したパケットのみを通過させ、他のパケットをブロックするパケット衝突回避機構を付与することを特徴とする。
また、AWGシングルホップWDMネットワーク構成方法において、ノードとAWGの間に設置されるカプラの各入力ポートに波長選択フィルタを設置し、各カプラにゲート制御装置を設置し、MANとWANとの間で交流する外部トラヒックを扱うPOPを複数本の光心線でAWGに接続することを特徴とする。
また、本発明の設置カプラ数の算出方法は、与えられた静的な交流トラヒック行列から各波長チャネル上に流れるトラヒック量を算出し、各波長チャネルにおける衝突回避機構を用いた場合のパケット平均転送遅延を導出し、そこから、与えられた許容平均パケット転送遅延を満足する設置カプラ数とPOP光心線数の最小値を各々求めることを特徴とする。
また、選択可能な設置カプラ数とPOP光心線数が存在するために、総トラヒック量が超えてはならない最大値を導出することを特徴とする。
また、与えられたトラヒック量から与えられた許容パケット転送遅延時間を満足する範囲で総必要トランシーバ数を最小化することを特徴とする。
本発明によれば、自律動作型のパケット衝突回避機構をノード集約のために設けた光カプラに導入し、設置光カプラ数を与えられた許容パケット転送遅延を満足する範囲で総コストを最小にするように決めることにより、特にトラヒック量が少ないときに総トランシーバ数を大きく削減することが可能であり、AWGネットワークと比較して、総コストを数10分の1から数分の1に低減することができる、という効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る大規模シングルホップWDMネットワークの構成図である。
図1において、100はパケット送信ノードs、200はノードとAWGの間に設置されるカプラm、300はAWG(ハブノード)、400はAWGとノードの間に設置されるスプリッタn、500はパケット受信ノードrである。
パケット送信ノード100(ノードs)は、トランシーバ101と波長多重分離装置102を備える。また、カプラ200(カプラm)は、入力ポート201、波長分離装置202、タップ203、光信号検出部204、SOAゲート205、ゲート制御部206、波長多重装置207、カプラ208を備える。また、パケット受信ノード500(ノードr)は、波長多重分離装置501とトランシーバ502を備える。
パケット送信ノード100では、トランシーバ101により各々の波長の光信号で送出されたパケットは、波長多重分離装置102により一本の光心線に入力される。
次のカプラ200では、入力ポート201に到着した光信号は、波長分離装置202によって各々の波長に分離され、タップ203によってそのうちの一部が取り出され、光信号検出部204によって検出され、ゲート制御部206に通知される。ゲート制御部206は、各波長チャネル上のパケット到着状態に応じてSOAゲート205を開閉する。
タップ203における残りの光信号はSOAゲート205に到着するが、SOAゲートがON状態である場合にのみ、波長多重装置207に入り、多重された後にカプラ208に導かれる。SOAゲート205がOFF状態の場合、パケットはブロックされる。これらゲートの開閉処理は、他のカプラやノードと制御信号を交換することなく、カプラmで独立に動作する。
カプラ208を通過したパケットはAWG300に到着するが、AWGの波長周回特性に従い、AWGの入力ポートと波長から決まる固有の出力ポートにより出力され、スプリッタ400(スプリッタn)に到着する。スプリッタ400に到着したパケットは、このスプリッタに接続されている全てのノードに対してブロードキャストされ、パケット受信ノード500(ノードr)に到着したパケットは、波長多重分離装置501によって多重され、トランシーバ502により受信される。
次に、本実施の形態に係る大規模AWGシングルホップWDMネットワーク構成方法について、1.ネットワーク構成、2.最適カプラ数の導出、をそれぞれ説明する。
(1.ネットワーク構成)
図2(a)に本発明の実施例に係るネットワークの構成を、また、図2(b)にカプラの入力モジュールを、各々示す。
MANには、MAN内部の交流トラヒックである内部トラヒックと、MAN外部との間の交流トラヒックである外部トラヒックが流れるが、外部トラヒックは全てPOP(Point−Of−Presence)を経由してWANに流出またはWANから流入するものと仮定する。そのため、POPには大量のトラヒックが集中することから、POPとハブノード(AWG)300間にはk本の光心線が用意されるものとする。そのため、各ノードはk本の波長チャネルを用いてPOPに対してパケットを送受信できる。D個のCP200(SP400)が設置されることから、AWGのポート数はD+kとなる。
パケット衝突回避機構は、元来、電気信号でデータを扱うハブノードを対象にCSMA/CDを用いた帯域共有型LANのスループット向上を目的に提案された方式であって、その原理は、各ハブノードにおいて制御モジュールが全ての入力ポートを常に監視し、送出伝送資源(全入力ポートで共有)が空き状態であるとき、最初に到着したパケットは通過させるが、そのパケットを転送中に他の入力ポートよりパケットが到着した場合には、全てブロックするというものである。どのように負荷が高い場合でも、最低でも一つのパケット転送が保証されるため、アロハ方式やCSMA/CD方式という代表的なランダムアクセス方式で生じる高負荷時のスループット低下が回避できるという特徴がある。
本機構を光透過ノードに応用した文献も見られる。
パケットの衝突回避は、ゲート制御装置206の指示により通過波長が動的に切り替わる波長選択フィルタをCP200の各入力ポート201に設置することにより実現される。
図2(b)では、2値光スイッチ素子(SOA等)と波長多重分離装置(Mux,Demux)の構成による波長選択フィルタを用いた場合を示している。入力モジュールに到着した光信号は波長分離装置(Demux)により波長ごとに分離され、さらにその一部がタップ(Tap)によって取り出され、光検出器(Phto detector)により光信号の有無が検出される。
ゲート制御装置206は、各波長に対して、カプラ208がパケットを転送していない状態で最初にパケットが到着した入力モジュールのゲートのみをON状態とし、他の全入力モジュールの対応する波長のゲートをOFF状態とする。そして、そのパケットの転送が完了した時点で、それまで閉じられていた対応する波長のゲートを全てON状態とする。その結果、各波長チャネルにおいて、CP200が空き状態であるときに最初に到着したパケットのみがCP200を通過し、そのパケットのパケット衝突が完全に回避される。
ゲートの開閉処理は、各CP200において自律動作するため、CP200やノード100、AWG300間で一切の制御信号の交換が不要であり、各ノード100は任意のタイミングでパケットの送出が可能である。他のパケットが転送されているときにCP200に到着したパケットはブロックされるため、パケットが消失する可能性を考慮しておく必要があるが、例えば、タイムアウト時間内にACKが返送されない場合に、送信端末はバックオフ時間後に同一フレームを再送する等の方法を用いることにより、パケット損失に対応することができる。
(2.最適カプラの導出)
AWG300のポート数はD+kであるため、本実施形態における多重波長数はD+kであり、総トランシーバ数は(N+k)(D+k)となる。そのため、設置CP(SP)数DとPOP心線数kが少ないほど、CAPEXを削減することが可能となる。しかし、Dの抑制は、一つのCPに集約されるノード数Mを増加させ、kの抑制はPOP用に使用できる波長チャネル数を減少させる。その結果、波長チャネル当たりの負荷が増大し、パケット転送遅延が増大する。そこで、与えられたトラヒック量に対して、平均パケット転送遅延が許容値γを超えない範囲で、D+kの値を最小化することにより、最適な設置CP(SP)数DとPOP心線数kを導出する。
ただし、静的なトラヒックを考慮し、総トラヒック量V[bps]のうち、外部トラヒック量を内部トラヒック量のr倍であるとし、トラヒック交流は全て均一であると仮定する。VとVを各々、総内部トラヒック量、総外部トラヒック量とすると、V=V/(r+1)、V=rV/(r+1)となる。また、各ノードは固定長P[bits]のパケットをポアソン過程に従って送出し、再送制御が実施されるエンド端末間のラウンドトリップ時間を一定値R[秒]とする。
カプラにおいて、ある波長チャネル上で単位時間当たりに転送できるデータ量をチャネル容量Cで正規化したものをチャネルスループットSとし、再送を含めた単位時間当たりにこの波長チャネルに加わるトラヒック負荷をCで正規化したものをGとすると、SとGには、
Figure 2006054648
という関係が成立する。アロハ方式やCSMA/CD方式では、Gの増加に対して始めはSが増加するが、やがて減少に転じることが知られている。この場合に、衝突回避機構を用いればSの低下は生じず、高負荷時にはSが1に漸近する。ところで、r[秒]をパケット転送成功時の転送遅延時間、r[秒]を平均再送待ち時間とし、ここでは再送時のバックオフ時間を平均10パケットのランダム時間と仮定すると、r=R+r、r=10τとなる。ただし、τはパケット時間でτ=P/Cである。一方、平均パケット転送遅延T[秒]は次式で与えられる。
Figure 2006054648
次に、各波長チャネルにおける平均パケット転送遅延を導出し、Dに対する制約式を求める。任意のノードiからi以外の任意のノードjに流れる内部トラヒック量をd[bps]とすると、
Figure 2006054648
となる。任意のカプラcとスプリッタs間に対して設置される波長チャネル上に流れる(再送を含めない)トラヒック量をv[bps]とすると、
Figure 2006054648
となる。
この波長チャネル上の平均パケット転送遅延T[秒]は前式〔数2〕より、
Figure 2006054648
を得る。ただし、τ<γであると仮定する。前記〔数4〕より、c≠sのときの方がc=sのときよりもvが大きいので、c≠sの場合のみを考えれば十分である。よって、前式〔数4〕,〔数5〕より、第一のDの制約式を次のように得る。
Figure 2006054648
一方、任意のノードiからPOP、もしくはPOPからノードiに流れる外部トラヒック量をd[bps]とすると、
Figure 2006054648
となる。任意のカプラcからPOP、もしくはPOPから任意のスプリッタsに対して設置される波長チャネル上に流れるトラヒック量をv[bps]とすると、
Figure 2006054648
となる。任意のカプラcからPOPに対して設置される波長チャネル上の平均パケット転送遅延T[秒]も、T≦γを満たす必要があるが、k本の波長チャネルが用意されることを考慮すると、前式〔数2〕よりvについての制約式
Figure 2006054648
を得る。
POPから任意のスプリッタsに対して設置される波長チャネルはカプラを経由しないため、v<kCを満たせば十分であるが、(γ−τ)/(γ+τ)<1であるので、前式〔数9〕が満たされれば十分である。よって、第二のDの制約式を次のように得る。
Figure 2006054648
前式〔数6〕,〔数10〕より、Dの下限値はkに依存しているので、D(k)と表記する。kは整数値のみをとることから、
Figure 2006054648
とすると、D(k)はk=kまではkの増加に対して単調に減し、それ以降は一定となる。そこで、1≦k≦k 範囲で全ての整数値kについて「D(k)■+kを計算し、この値が最小となるkと「D(k)■の値を各々、最適なkとDの値として採用する。
ところで、DはNを超えることができないため、設定可能なDとkの値を得るためには、総トラヒック量Vは、
Figure 2006054648
を満たす必要がある。
(評価条件)
次に、本発明による実施形態の数値評価結果について説明する。
波長の伝送帯域をC=10Gbps、パケット長をP=1500Byteとする(パケット時間はτ=1.2×10−6秒となる)。ノード数NについてはN=50、100、200を、外部トラヒック量の内部トラヒック量に対する倍率についてはr=0.1、1、10を、許容平均パケット転送遅延についてはγ=0.2、1、5×10−3秒を、各々考える。想定したγは全てτ<γを満たす。また、これらのパラメータ条件下では、N=50、r=0.1、γ=0.2×10−3のとき、前記〔数12〕から定まる総トラヒック量Vの許容最大値が最も小さくなり、12.56Tbpsとなる。以下の数値計算では、100Gbps≦V≦11.45Tbpsの範囲で評価を行う。
評価は、全て本発明の実施形態とAWGネットワーク(全てのノードをハブノードに接続する図3で示す形態)の比較で行う。ただし、AWGネットワークにおいても図2に示すような外部トラヒックを扱うPOPを考え、POPとAWG間にはk本の光心線を設置する。kをどのように設定するかが問題になるが、AWGネットワークではカプラによるノードの集約がなされず、各ノード・ノード間、およびノード・POP間には、論理的に独立な波長チャネルが設置される。よって、各波長チャネルに加わるトラヒック量がチャネル容量を超えない範囲で、POP心線数kを決めればよい。内部トラヒックを運ぶ波長チャネルについてはd<Cを満たせばよいので、前記〔数3〕より、Vの制約式、
Figure 2006054648
を得る。
上述のパラメータ条件は全て上式〔数13〕を満足する。一方、外部トラヒックを運ぶ波長チャネルについてはd<kCを満たせばよいので、前式〔数7〕より、kは
k>rV/2CN(r+1)を満たせばよい。よって、AWGネットワークにおいては、
Figure 2006054648
と設定する。
(評価結果)
図5〜図7は、総トラヒック量Vに対するAWGポート数を示すグラフである。
まず、前述の(最適カプラ数の導出)で導出した最適カプラ数Dと最適POP心線数kにより、本実施形態がAWGポート数をどの程度、削減できるかを示す。本実施形態のAWGポート数はD+kであるが、AWGネットワークのそれはN+kとなる。
なお、図5〜図7の中の記載がないパラメータについては、N=100、r=1、γ=1×10−3秒と設定した。
AWGネットワークは、総トラヒック量Vとは無関係に全てのノードに対してAWGのポートを用意する必要があり、AWGポート数においてはNの値が支配的である(図5のN=200,100,50のグラフ参照)。POPに対して用意する光心線数はVの増加に対して増加するため、Vの大きな領域で若干の増加が見られる。一方、本実施形態(図5のProposed network)は、カプラとスプリッタを最適数だけ配置することにより、AWGポート数を大きく削減できる。本実施形態は、Vが小さい時には多くのノードをカプラに集約しても遅延制約を満足できるため、設置カプラ数Dをより少なくでき、AWGポート数の削減効果が顕著である。
Vの増加するに伴ってDを増加させ、カプラに収容されるノード数を減らす必要があるが、このように本実施形態はVに応じて適切に設置カプラ数を決めることができる。
本実施形態のAWGポート数D+kはVが同じであれば、Nの影響を受けないが、rが大きくなるほど増加する(図6のProposed network参照)。POPはカプラで集約しないため、外部トラヒックの割合が増加するほど必要AWGポート数が増加
するためである。また、遅延制約γが小さくなるほど、AWGポート数も増加する(図7のProposed network参照)。
次に、ネットワーク全体で必要となる総トランシーバ数Ntrと、波長数で換算した総正規化波長多重分離装置数Ndrnについて比較する。本実施形態の多重波長数はD+kであり、カプラの入力モジュール内にも波長多重分離装置が必要なことを考慮すると、NtrとNdrnはそれぞれ、Ntr=(N+k)(D+k)、Ndrn=(4N+2k)(D+k)となる。一方、AWGネットワークの多重波長数はN+kであるため、Ntr=(N+k)、Ndrn=2(N+k)となる。
図8および図9は、N=100、r=1、γ=1×10−3秒としたときの総トランシーバ数Ntrと総正規化波長多重分離装置数Ndrnの特性図である。
AWGネットワークは、総トラヒック量Vに無関係に、ノード数Nで決まる数のトランシーバや波長多重分離装置が必要になる(図8、図9のAWG network参照)。
それに対して、本実施形態では、Vに応じて適切にカプラ数を設定することにより、これらデバイス数を大幅に削減することが確認された(図8,図9のProposed network参照)。特に、Vが1Tbps以下の場合、トランシーバ数を一桁以上、削減することが可能である。
最後に、ネットワークの総設備コストを比較する。メトロエリアのネットワーク規模では、伝送距離が短いために、光心線や光アンプ等の伝送に関するコストは、ノードのコストに比べて無視できる。そこで、AWGネットワークのコスト構成要素としては、トランシーバと波長多重分離装置のみを考える。本実施形態では、これに加えて、図2に示すように、ゲート開閉のためのSOA、カプラ、スプリッタ、タップ、光検出器、ゲート制御装置が必要になるが、カプラ、スプリッタ、ゲート制御装置の必要数はDで、他のデバイスの必要数と比較して少なく、これらデバイスのコスト自体も小さいので、ここでは考慮しない。
SOA、タップ、光検出器の必要数は、各々、N(D+k)となる。これら三つの光デバイスをまとめた1組当たりのコストをCothers、トランシーバのコストをCtr、波長当たりの波長多重分離装置のコストをCdrnとする。これらのコストパラメータは、Cdrnを1とする相対値で考え、現状の価格を考慮して、ここではCtr=10、Cdrn=1、Cothers=2と設定する。
図10〜図12は、本実施形態の総コストをAWGネットワークの総コストで除した総コスト比を示す図である。
図10はN=50,100,200の場合のコスト比で、Nが小さいほどコスト差は大きい。図11はr=10,1,0.1のときのコスト比で、rが小さいほどコスト差は大きい。図12はγ=0.2,1,5のときのコスト比で、γが大きいほどコスト差は大きい。
本実施形態においては、AWGネットワークと比較して、総コストが数10分の1から数分の1に削減できることがわかる。特に、総トラヒック量Vが小さいときのコスト削減効果が大きい。Vの増加に伴って、遅延制約を満たすために必要なカプラ数Dが増加し(図5〜図7参照)、トランシーバ数などの削減効果が小さくなるため、コスト削減効果を低減する。また、Nが大きなほど、コスト削減効果が大きくなるため、本実施形態は大規模なMANほど有効である。
本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの構成図である。 本発明の実施の形態に係るネットワークの構成およびその入力モジュールの構成図である。 従来におけるAWGネットワークの構成図である。 カプラを用いてAWG規模の低減を図ったAWGネットワークの構成図である。 本実施形態の総トラヒック量に対するAWGポート数の特性図(Nに対する)である。 本実施形態の総トラヒック量に対するAWGポート数の特性図(rに対する)である。 本実施形態の総トラヒック量に対するAWGポート数の特性図(γに対する)である。 本実施形態の総トラヒック量に対する総トランシーバ数の特性図である。 本実施形態の総トラヒック量に対する波長数で換算した総波長多重分離装置数の特性図である。 本実施形態の総トラヒック量に対する総コスト比の特性図(Nに対する)である。 本実施形態の総トラヒック量に対する総コスト比の特性図(rに対する)である。 本実施形態の総トラヒック量に対する総コスト比の特性図(γに対する)である。
符号の説明
100 パケット送信ノード
101 トランシーバ
102 波長多重分離装置
200 カプラ
201 入力ポート
202 波長分離装置
203 タップ
204 光信号検出部
205 SOAゲート
206 ゲート制御部
207 波長多重装置
208 カプラ
300 AWG
400 スプリッタ
500 パケット受信ノード
501 波長多重分離装置
502 トランシーバ

Claims (8)

  1. AWGをハブノードに用いるMANを対象としたAWGシングルホップWDMネットワークシステムにおいて、
    各波長チャネル上で空き状態であるときに最初に到着したパケットのみを通過させ、他のパケットをブロックするパケット衝突回避機構を付与したカプラと、
    該カプラで集約した後に上記AWGに接続される複数のノードと
    を有することを特徴とするAWGシングルホップWDMネットワークシステム。
  2. 請求項1記載のAWGシングルホップWDMネットワークシステムにおいて、
    前記ノードとAWGの間に設置されるカプラの各入力ポートに波長選択フィルタを設置し、
    該カプラに前記波長選択フィルタを制御するゲート制御装置を設置し、
    MANとWANとの間で交流する外部トラヒックを扱うPOPを複数本の光心線で上記AWGに接続することを特徴とするAWGシングルホップWDMネットワークシステム。
  3. 請求項1記載のAWGシングルホップWDMネットワークシステムにおいて、
    前記パケット衝突回避機構は、ゲート制御装置と該ゲート制御装置により制御されるSOAゲートからなり、
    該ゲート制御装置は、他のカプラやノードと制御信号を交換することなく、自カプラ内で独立して動作し、各波長チャネル上のパケット到着状態に応じて該SOAゲートを開閉し、該SOAゲートがON状態である場合にのみ、該パケットを波長多重装置に入力し、該SOAゲートがOFF状態の場合には、パケットはブロックされることを特徴とするAWGシングルホップWDMネットワークシステム。
  4. AWGをハブノードに用いるMANを対象としたAWGシングルホップWDMネットワークシステムの入力モジュール装置において、
    ゲート制御装置からの制御により通過波長が動的に切り替わる2値光スイッチ素子と波長多重分離装置を配置した波長選択フィルタを備えたことを特徴とする入力モジュール装置。
  5. AWGをハブノードに用いるMANを対象としたAWGシングルホップWDMネットワークシステムの最適な設置カプラ数を算出する方法において、
    与えられた静的な交流トラヒック行列から各波長チャネル上に流れるトラヒック量を算出し、
    各波長チャネルにおける衝突回避機構を用いた場合のパケット平均転送遅延時間を導出し、
    そこから、与えられた許容平均パケット転送遅延を満足する設置カプラ数とPOP光心線数の最小値を、それぞれ求めることを特徴とするAWGシングルホップWDMネットワークシステムの最適カプラ数算出方法。
  6. 請求項5記載のAWGシングルホップWDMネットワークシステムの最適カプラ数算出方法において、
    前記選択可能な設置カプラ数とPOP光心線数が存在するために、総トラヒック量が超えてはならない最大値を導出することを特徴とするAWGシングルホップWDMネットワークシステムの最適カプラ数算出方法。
  7. 請求項5記載のAWGシングルホップWDMネットワークシステムの最適カプラ数算出方法において、
    前記N個のノードをD個のカプラに集約する場合に、
    Figure 2006054648
    または、
    Figure 2006054648
    に従って設置カプラ数を算出することを特徴とする最適カプラ数算出方法。
    (N:ノード数、V:総トラヒック量、r:パケット転送成功時の転送遅延時間、r:平均再送待ち時間、γ:平均パケット転送遅延の許容値、C:チャネル容量、r:内部トラヒック量に対する外部トラヒック量の倍率、k:POPとAWG間の心線数、P:パケットの固定長)
  8. 請求項5または6に記載のAWGシングルホップWDMネットワークシステムの最適カプラ数算出方法において、
    前記AWGとPOP間にk本の光心線が設置されている場合に、内部トラヒックを運ぶ波長チャネルについては、総トラヒック量Vの制約式は、
    Figure 2006054648
    で算出し、
    また、AWGネットワークにおけるAWGとPOP間の光心線数kは、
    Figure 2006054648
    に設定することを特徴とするAWGシングルホップWDMネットワークシステムの最適カプラ数算出方法。
    (N:ノード数、V:総トラヒック量、γ:平均パケット転送遅延の許容値、C:チャネル容量、r:内部トラヒック量に対する外部トラヒック量の倍率、k:POPとAWG間の心線数、P:パケットの固定長)
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