JP2006053648A - 電力作業者研修管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力作業者に対して各種作業の研修を効率的に且つ正確に行うことができ、コストの大幅な削減を図ることができる電力作業者研修管理システムを提供する。
【解決手段】 研修管理サーバ10と、ネットワーク40を介して接続される端末50A、50Bとを具備し、前記研修管理サーバ10に、各種作業に関する研修データ1が蓄積された研修内容データベース21と、各被研修者の研修履歴に関する研修履歴データ6が蓄積された被研修者データベース22と、前記研修履歴データ6から各被研修者に応じた研修問題を作成する研修問題作成手段31と、前記研修履歴データ6から各被研修者に応じた前記研修データ1を抽出すると共に抽出した研修データ1と前記研修問題作成手段31が作成した研修問題とから研修を実行し、前記被研修者からの要求により当該被研修者に研修結果を参照させる研修結果参照手段32とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配電作業責任者、活線作業者及びこれらの作業を監督する責任者等の電力作業者の研修を端末を用いたネットワーク上で行うと共に研修の結果を管理することができる電力作業者研修管理システムに関する。
従来から企業では、社員などに対して配線作業責任者や活線作業者及びこれらの作業を監督する責任者などの電力作業者を任命するに際し、各業務に関する知識・技術を習得させるための教育や訓練を実施している。なかでも、実技面にかかる教育や訓練を実施することは企業側にとって現場での作業を安全に遂行させる上で必要なことであると共に、社員側にとって現場で作業に従事する上で必要不可欠なものとなっている。
また、電力事業者の行う作業の中でも配電作業や活線作業は、高圧充電部に触れる作業を伴うなど高度で困難を伴うことが多い。特に配電作業や活線作業を監督する配電作業責任者や活線作業責任者には、作業を安全且つ確実に遂行する強い責務がある。このような中で、教育研修における質の向上と効果が重要な課題となっている。また、このような教育研修では、熟練の作業者から技術伝承を行うという面からも必要性が高いものであるが、熟練の作業者は限られた人数であり、全ての作業者に対して技術伝承を行うことが困難であるという問題がある。
また、各被研修者の研修履歴にばらつきがあり、被研修者のレベルを考慮した研修内容等を検討するのが非常に煩雑であると共に効率が悪いという問題がある。
また、従来から、教育や訓練を行うシステムが知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。しかしながら、上述のような電力作業者の研修については、全く検討されておらず、また、被研修者の研修履歴に合わせて研修を行う点についても検討されていないのが現状である。
特開2000−122519号公報 特開平10−240113号公報 特開2001−112172号公報 特開平7−287507号公報
本発明はこのような課題に鑑み、電力作業者に対して各種作業の研修を効率的に且つ正確に行うことができ、コストの大幅な削減を図ることができる電力作業者研修管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、電力作業者に対して業務研修を行う電力作業者研修管理システムであって、ネットワークを介して接続されると共にアクセスしてきた所定の端末に対して作業研修を行う研修管理サーバと、ネットワークを介して接続されると共に所定の社員によって入力操作されることで前記研修管理サーバと通信を行う端末とを具備し、前記研修管理サーバは、各種作業に関する研修データが蓄積された研修内容データベースと、各被研修者の研修履歴に関する研修履歴データを少なくとも含む被研修者データが蓄積された被研修者データベースとを少なくとも有するデータベースと、前記データベースを参照して前記被研修者を識別する被研修者認証手段と、前記データベースの少なくとも前記研修履歴データから各被研修者に応じた研修問題を作成する研修問題作成手段と、前記データベースの少なくとも前記研修履歴データから各被研修者に応じた前記研修データを抽出すると共に抽出した研修データと前記研修問題作成手段が作成した研修問題とから研修を実行する研修実行手段と、前記被研修者からの要求により当該被研修者に研修結果を参照させる研修結果参照手段とを具備することを特徴とする電力作業者研修管理システムにある。
かかる第1の態様では、研修実行手段及び研修問題作成手段が、被研修者の研修履歴データに基づいて研修内容を抽出すると共に研修問題を作成することによって、容易に且つ正確に被研修者に適した研修を実施することができると共に、コストの大幅な削減を図ることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記業務研修が、配電作業責任者及び活線作業者の研修であることを特徴とする電力作業者研修管理システムにある。
かかる第2の態様では、特に高い安全性及び確実性が求められる配電作業責任者及び活線作業者の研修を、被研修者に合わせて容易に且つ正確に実施することができる。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記研修管理サーバには、前記研修内容データベースに前記研修データを追加する研修内容追加手段と、前記研修内容データベースの前記研修データを変更する研修内容変更手段と、前記研修内容データベースの前記研修データを削除する研修内容削除手段と、前記被研修者からの要求に応じて前記研修データを参照する研修内容参照手段とを具備することを特徴とする電力作業者研修管理システムにある。
かかる第3の態様では、法律の改正や技術の進歩に対応して、研修データを追加、変更及び削除することができ、常に最新の研修を実施することができる。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記研修管理サーバは、前記被研修者の前記研修履歴に応じて他の被研修者の各種情報を参照する参照権限を付与する参照権限付与手段をさらに具備することを特徴とする電力作業者研修管理システムにある。
かかる第4の態様では、所定の研修を履修した被研修者に他の被研修者の研修履歴を参照させることができ、実作業での作業者の配置などを容易に且つ確実に行うことができる。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記データベースには、各被研修者の作業内容の履歴である作業履歴データが蓄積された作業履歴データベースが含まれていると共に、前記研修実行手段及び前記研修問題作成手段が前記被研修者の前記作業履歴データ及び前記研修履歴データを参照して前記研修データの抽出及び前記研修問題の作成を行うことを特徴とする電力作業研修システムにある。
かかる第5の態様では、研修実行手段及び研修問題作成手段が、研修履歴データと作業履歴データとから研修データの抽出及び研修問題の作成を行うことで、さらに被研修者に適した研修を容易に且つ確実に実施することができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記端末には、前記被研修者の作業履歴データを入力する作業履歴入力手段が設けられていることを特徴とする電力作業研修システムにある。
かかる第6の態様では、作業履歴入力手段によって被研修者の作業履歴データを入力することで、被研修者の現状を容易に且つ確実に把握させることができる。
本発明の第7の態様は、第1〜6の何れかの態様において、前記研修管理サーバには、システム管理者の端末がネットワークを介して接続されていると共に、当該システム管理者の端末には、研修内容を確認する研修内容管理手段と、前記被研修者の研修状況を確認する研修状況管理手段とを具備することを特徴とする電力作業者研修管理システムにある。
かかる第7の態様では、システム管理者の端末によって研修内容及び研修状況の管理を容易に且つ確実に行うことができる。
本発明の第8の態様は、第1〜7の何れかの態様において、前記端末が前記被研修者が携帯可能な携帯端末であることを特徴とする電力作業者研修管理システムにある。
かかる第8の態様では、実際の作業場所や、事業所などで被研修者に研修を履修させることができると共に、履修した研修内容を携帯端末によって再確認することもできる。
本発明によれば、被研修者の研修履歴に基づいて研修内容を抽出すると共に研修問題を作成することによって容易に且つ正確に被研修者に適した研修を実施することができると共に、コストの大幅な削減を図ることができるという効果を奏する。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電力作業者研修管理システムを示す概略構成図である。図1に示すように、本実施形態の電力作業者研修管理システムは、電力作業者の研修を管理する研修管理サーバ10を具備し、この研修管理サーバ10は、詳細は後述するが、各種データが蓄積されたデータベース(DB)20と、電力作業者研修を実行させる研修実行手段30と、研修問題作成手段31とを備えている。
研修管理サーバ10には、所定のネットワーク40を介して、所定の端末50A、50Bを介して電力作業者である被研修者及びシステム管理者が接続できるようになっている。なお、このような端末50A、50Bとしては、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等が挙げられる。また、ネットワーク40は、LANや専用線やインターネットを介しての接続手段をいう。
また、本実施形態の電力作業者(被研修者)は、実際に配線作業を行う配線作業者、実際に活線作業を行う活線作業者、作業現場で配線作業者を監督する配線作業責任者及び作業現場で活線作業者を監督する活線作業責任者などが挙げられる。勿論、電力作業者は特にこれに限定されず、例えば、高所作業者、柱上作業者等が挙げられる。
データベース20は、電力作業者の研修内容である研修データ1が蓄積される研修内容データベース(研修内容DB)21と、被研修者の個人データ2等の各種情報が蓄積される被研修者データベース(被研修者DB)22と、研修中の途中経過などの一時データ3が蓄積される研修結果データベース(研修結果DB)23とを具備する。
データベース20に含まれる研修内容データベース21には、配線作業、活線作業、配線作業責任者及び活線作業責任者などの研修データ1が蓄積されている。この研修データ1は、基礎的知識4や実務的知識5などの各種作業の研修に関するものである。この研修データ1のうちで基礎的知識4に関するデータとしては、例えば、電流の大きさに対する人体への影響などの電気の危険性、接近限界距離、短絡、漏電、接地、静電誘導及び電気絶縁などの電気に関する基礎的知識や、発電設備、送電設備、配電設備、変電設備、受電設備、電気使用設備、保守及び点検などの電気設備に関する基礎的知識や、絶縁保護具、絶縁用防具、活線作業用器具、活線作業用装置検電器、短絡接地器具及びその他安全作業用具管理などの安全作業用具に関する基礎的知識などが挙げられる。ここで、研修データ1の一例を図2に示す。なお、図2は、研修データ1の人体への影響を示す電気の危険に対する研修データの一例を示す図である。
また、研修データ1の実務的知識5に関するデータとしては、例えば、充電電路の防護方法、作業者の絶縁保護方法、活線作業用器具及び活線作業用装置の取扱い方法、安全距離の確保方法、充電電路に対する措置方法、開閉装置の操作方法、作業管理方法、救急措置方法、災害防止方法などに関するものが挙げられる。
また、データベース20の被研修者データベース22には、被研修者の個人データ2と、この個人データ2に関連付けられた研修履歴データ6及び作業履歴データ7とが蓄積されている。被研修者データベース22の個人データ2は、例えば、IDやパスワードなどの個人認証用のデータや、所属、勤続年数などのデータが挙げられる。また、研修履歴データ6は、各被研修者が過去に受けた研修の履歴や研修を受けた日時などのデータが挙げられる。さらに、作業履歴データ7は、被研修者が過去に行った実際の作業内容などのデータが挙げられる。
さらに、研修結果データベース23には、一時データ3が蓄積されている。一時データ3には、詳しくは後述する研修問題作成手段31が作成した研修問題や、研修問題に対する被研修者の回答などの途中経過などが挙げられる。
なお、データベース20は、これらに限定されるものではなく、さらに必要な情報を備えるものであってもよい。
また、データベース20に蓄積された作業履歴データ7は、詳しくは後述する端末50A、50Bから入力できるようにすればよい。
また、研修管理サーバ10には、端末50A、50Bからネットワーク40を介してアクセスされた被研修者を識別する被研修者認証手段11と、データベース20から各被研修者に適した研修データ1を抽出して研修を実行させる研修実行手段30と、データベース20から各被研修者に応じた研修データ1を抽出して研修問題等の研修に必要な情報を作成する研修問題作成手段31と、被研修者からの要求により研修結果を参照する研修結果参照手段32とが設けられている。
また、研修管理サーバ10には、さらに、研修データ1を変更する研修内容変更手段として、研修内容データベース21に研修データ1を追加する研修内容追加手段35と、研修内容データベース21の研修データ1を更新する研修内容更新手段36と、研修内容データベース21の研修データ1を削除する研修内容削除手段37とを具備し、さらに被研修者からの要求に応じて研修データ1を参照して研修データ1を端末50A、50Bに送る研修内容参照手段38を具備する。
被研修者認証手段11は、端末50A、50Bから送られたID及びパスワードなどから、データベース20の被研修者データベース22を参照し、送られたID及びパスワードを検証することによって被研修者を識別する。なお、被研修者の識別は、例えば、指紋、掌紋、手の甲の静脈パターンによる認証、目の虹彩や網膜による認証、顔や声紋による認証等の生体認証により行うようにしてもよく、このような生体認証によりさらにセキュリティを高めることができる。
また、研修実行手段30は、被研修者の研修履歴データ6及び作業履歴データ7に基づいて研修内容データベース21から各被研修者に適した研修データ1を抽出する。すなわち、研修実行手段30は、被研修者の研修履歴データ6を参照することで、被研修者が活線作業者研修、配線作業者研修、配線作業責任者研修等のどの研修を履修していないか検証し、履修していない研修を被研修者に受けさせるように研修内容データベース21から研修データ1を抽出するようになっている。また、例えば、研修に有効期限(例えば、2年等)を設け、研修実行手段30が有効期限が切れた研修を被研修者に再度履修させるようにすることもできる。
また、本実施形態の研修実行手段30は、被研修者の実際に作業を実施した作業履歴を参照して、作業履歴に応じた研修を被研修者に受けさせるように研修内容データベース21から研修データ1を抽出するようになっている。これは、例えば、配線作業責任者などの責任者研修は、実際の配線作業の経験が豊富な電力作業者のみが受けられるようにするためである。
このように、研修実行手段30は、各被研修者の研修履歴データ6と作業履歴データ7とを参照することで、各被研修者のレベルに合った研修を実行することができ、被研修者に効率よく研修を行わせることができると共に、被研修者の研修状況を容易に把握することができる。
また、研修問題作成手段31は、被研修者認証手段11によって認証された被研修者の研修履歴データ6及び作業履歴データ7を参照することで、各被研修者に適した研修問題を作成する。この研修問題作成手段31も、上述した研修実行手段30と同様に、研修履歴と作業履歴とに基づいて研修問題を作成することで、各被研修者のレベルに合った研修問題を作成することができ、被研修者に効率よく研修を行わせることができる。なお、このような研修問題作成手段31が作成した研修問題は、研修実行手段30によって、研修の間や研修後の確認テストとして実行される。もちろん、研修実行手段30は、研修問題の解答率によって研修の合格・不合格を検証して、研修履歴データ6として蓄積するようにしてもよい。また、研修問題作成手段31は、例えば、研修に有効期限を設けた場合には、同じ研修内容であっても、初めての研修のときと再研修のときとで異なる研修問題を作成するようにしてもよい。
そして、このように研修実行手段30が抽出した研修データ1や研修問題作成手段31が作成した研修問題などは、研修結果データベース23に蓄積されるようになっている。
なお、本実施形態では、研修実行手段30及び研修問題作成手段31は、被研修者の研修履歴データ6と作業履歴データ7とを参照して研修データ1の抽出及び研修問題の作成を行うようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、研修実行手段30及び研修問題作成手段31は、研修履歴データ6のみから研修データ1の抽出及び研修問題の作成を行うようにしてもよい。
また、研修結果参照手段32は、被研修者等からの研修結果の参照要求に対して研修結果や研修履歴データ6を参照するものであり、このような研修結果や研修履歴データ6は各被研修者の端末50A、50B等に送られるようになっている。
さらに、本実施形態の研修管理サーバ10には、参照権限付与手段12が設けられている。この参照権限付与手段12は、被研修者の研修履歴データ6に応じて、他の被研修者の研修履歴データ6及び作業履歴データ7を参照できるように権限を付与するものである。すなわち、例えば、配線作業責任者の研修を履修している被研修者には、実際に配線作業を行わせる作業者(他の被研修者)の各種情報を見ることができるようにするものである。ここで、作業者(他の被研修者)の各種情報とは、配線作業者研修を履修しているか否かや、実際の配線作業の経験といった作業者の研修履歴データ6及び作業履歴データ7などの情報のことである。このように、所定の研修が完了した被研修者に他の被研修者の研修履歴データ6及び作業履歴データ7を参照させることで、実際に作業を行う際に、作業者(他の被研修者)の配置などを容易に且つ確実に行うことができる。
一方、研修管理サーバ10には、本実施形態では、被研修者の端末50Aと、システム管理者の端末50Bとがネットワーク40を介して接続されている。
被研修者の端末50Aには、被研修者を認証する個人認証手段51と、研修を実行する端末研修実行手段52と、研修結果を参照する端末研修結果参照手段53とを具備し、さらに、本実施形態の被研修者の端末50Aは、研修結果を出力するプリンタ等の印刷装置である研修結果出力手段54を具備する。
個人認証手段51は、被研修者にID及びパスワードなどの個人を認証するためのデータを入力させると共に、データを端末50Aから研修管理サーバ10の被研修者認証手段11に送るためのものである。
また、端末研修実行手段52は、研修管理サーバ10の研修実行手段30が実行した研修内容を端末50Aで表示及び実行するものであり、例えば、WEBブラウザ等のプログラム等が挙げられる。
さらに、端末研修結果参照手段53は、研修管理サーバ10の研修結果参照手段32に研修結果及び研修履歴データ6等を参照するための要求を送ると共に、研修結果参照手段32から送られた研修結果及び研修履歴データ6を表示するものである。このような端末研修結果参照手段53は、例えば、WEBブラウザ等のプログラムが挙げられる。
そして、端末研修結果参照手段53が表示した研修結果及び研修履歴データ6は、研修結果出力手段54によって紙等に印刷されるようになっている。
また、研修管理サーバ10には、本実施形態では、ネットワーク40を介してシステム管理者の端末50Bが接続されている。このシステム管理者の端末50Bは、個人認証手段51と、研修内容管理手段55と、研修状況管理手段56とを具備する。
研修内容管理手段55は、研修管理サーバ10の研修データ1を管理するものであり、例えば、研修管理サーバ10の研修内容追加手段35、研修内容更新手段36、研修内容削除手段37及び研修内容参照手段38を制御して、研修内容データベース21の研修データ1を追加、更新、削除及び参照等を行うようになっている。
また、研修状況管理手段56は、被研修者が受けている研修及び問題等の途中経過や、研修実行手段30の抽出した研修データ1、研修問題作成手段31が作成した研修問題などの一時データ3を確認するものである。
なお、システム管理者は、被研修者データベース22の個人データ2にシステム管理者の権限を付与した被研修者として登録しておけば、被研修者認証手段11によって認証することができる。また、本実施形態では、被研修者の端末50Aとシステム管理者の端末50Bとを異なる構成の端末としたが、各端末50A、50Bを構成する各手段は、コンピュータからなる端末上で動作するプログラム等であるため、同一の端末を用いるようにしてもよい。何れにしても、研修管理サーバ10の被研修者認証手段11によって、システム管理者及び被研修者の認証を行うことができる。
ここで、このような研修管理システムの動作ついて説明する。なお、図3は、研修管理システムの動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、被研修者の端末から個人認証手段を起動すると、ID番号及びパスワードの入力画面を表示し、この入力画面に被研修者がID番号及びパスワードを入力する(ステップS1)。入力されたID及びパスワードは、研修管理サーバ10に送られ、研修管理サーバ10の被研修者認証手段がID及びパスワードを確認し、アクセス権の有無を確認し、次のステップへの移行を許可するか否かの選択を行う(ステップS2)。ここで、アクセスを許可できない場合(ステップS2:No)には、ステップS1のID及びパスワードの入力画面に戻す。一方、アクセスを許可する場合(ステップS2:Yes)には、研修実行手段30が被研修者の研修履歴データ6と作業履歴データ7とに基づいてデータベース20から被研修者に適した研修データ1を抽出する(ステップS3)。また、研修問題作成手段31が被研修者の研修履歴データと作業履歴データとに基づいてデータベース20から被研修者に適した研修問題を作成する(ステップS4)。そして、研修実行手段30が、抽出した研修データ1と研修問題とを用いて研修を実行する(ステップS5)。そして、研修が終了したならば、研修問題の回答実績等の研修結果をデータベース20に研修履歴データ6として記録する(ステップS6)。その後は、端末50Aの端末研修結果参照手段53に研修結果を出力する(ステップS7)。
なお、本実施形態では、電力作業者として、配線作業者、活線作業者及びこれらの責任者を例示し、この電力作業者に対して研修を行う電力作業者研修管理システムを例示して説明したが、本発明は、電力作業者に関するものであれば、上述したものに限定されるものではない。
また、上述した各端末50A、50Bは、作業現場に携帯可能な携帯端末としてもよい。このように携帯端末とした場合には、携帯端末から各被研修者が受けた研修内容である研修データ1を参照できるようにすれば、研修データ1を参照しながら実際の作業を行うことができる。
本発明は、実作業と研修を管理するシステム、及びそのシステムを利用したサービス産業などに適用可能である。
本発明の一実施形態に係る電力作業者研修管理システムの概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る研修データの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力作業者研修管理システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 研修データ
2 個人データ
3 一時データ
6 研修履歴データ
7 作業履歴データ
10 研修管理サーバ
11 被研修者認証手段
12 参照権限付与手段
20 データベース
21 研修内容データベース
22 被研修者データベース
23 研修結果データベース
30 研修実行手段
31 研修問題作成手段
32 研修結果参照手段
40 ネットワーク
50A、50B 端末

Claims (8)

  1. 電力作業者に対して業務研修を行う電力作業者研修管理システムであって、
    ネットワークを介して接続されると共にアクセスしてきた所定の端末に対して作業研修を行う研修管理サーバと、ネットワークを介して接続されると共に所定の社員によって入力操作されることで前記研修管理サーバと通信を行う端末とを具備し、
    前記研修管理サーバは、各種作業に関する研修データが蓄積された研修内容データベースと、各被研修者の研修履歴に関する研修履歴データを少なくとも含む被研修者データが蓄積された被研修者データベースとを少なくとも有するデータベースと、
    前記データベースを参照して前記被研修者を識別する被研修者認証手段と、前記データベースの少なくとも前記研修履歴データから各被研修者に応じた研修問題を作成する研修問題作成手段と、前記データベースの少なくとも前記研修履歴データから各被研修者に応じた前記研修データを抽出すると共に抽出した研修データと前記研修問題作成手段が作成した研修問題とから研修を実行する研修実行手段と、前記被研修者からの要求により当該被研修者に研修結果を参照させる研修結果参照手段とを具備することを特徴とする電力作業者研修管理システム。
  2. 請求項1において、前記業務研修が、配電作業責任者及び活線作業者の研修であることを特徴とする電力作業者研修管理システム。
  3. 請求項1又は2において、前記研修管理サーバには、前記研修内容データベースに前記研修データを追加する研修内容追加手段と、前記研修内容データベースの前記研修データを変更する研修内容変更手段と、前記研修内容データベースの前記研修データを削除する研修内容削除手段と、前記被研修者からの要求に応じて前記研修データを参照する研修内容参照手段とを具備することを特徴とする電力作業者研修管理システム。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記研修管理サーバは、前記被研修者の前記研修履歴に応じて他の被研修者の各種情報を参照する参照権限を付与する参照権限付与手段をさらに具備することを特徴とする電力作業者研修管理システム。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記データベースには、各被研修者の作業内容の履歴である作業履歴データが蓄積された作業履歴データベースが含まれていると共に、前記研修実行手段及び前記研修問題作成手段が前記被研修者の前記作業履歴データ及び前記研修履歴データを参照して前記研修データの抽出及び前記研修問題の作成を行うことを特徴とする電力作業研修システム。
  6. 請求項5において、前記端末には、前記被研修者の作業履歴データを入力する作業履歴入力手段が設けられていることを特徴とする電力作業研修システム。
  7. 請求項1〜6の何れかにおいて、前記研修管理サーバには、システム管理者の端末がネットワークを介して接続されていると共に、当該システム管理者の端末には、研修内容を確認する研修内容管理手段と、前記被研修者の研修状況を確認する研修状況管理手段とを具備することを特徴とする電力作業者研修管理システム。
  8. 請求項1〜7の何れかにおいて、前記端末が前記被研修者が携帯可能な携帯端末であることを特徴とする電力作業者研修管理システム。
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