JP2006053059A - ガス分子選択材料とそれを用いたガス分子検知素子ならびにガスセンサアレイおよびガス分析方法 - Google Patents

ガス分子選択材料とそれを用いたガス分子検知素子ならびにガスセンサアレイおよびガス分析方法 Download PDF

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【目的】分子構造の類似性が高い分子群に属する揮発性分子を識別するガス分子選択材料とそれを用いたガス分子検知素子ならびにガスセンサアレイおよびガス分析方法を提供する。
【構成】プラズマ有機薄膜にイオン液体を保持させたことを特徴とし、さらにガス分子検知素子に関するものであり、前記ガス分子選択材料を使用したガス分子検知素子に関し、前記ガス分子検知素子は、前述のガス分子選択材料を水晶振動子の表面に形成したことを特徴とする。また、本発明のガスセンサアレイは前記ガス分子選択材料のイオン液体の濃度が異なる前述の複数のガス分子検知素子をアレイ化したことを特徴とする。本発明によるガス分析方法は、前記ガスセンサアレイにより得られた時間−センサ応答曲線に対応して抽出したパラメータ間の規格化を行って得られた主成分分析により分析データを求めることを特徴とする。

Description

本発明は、ガス分子選択材料とそれを用いたガス分子検知素子ならびにガスセンサアレイおよびガス分析方法、更に詳細には揮発性物質を識別検出するガスセンサの改良に関するものである。
ガスセンサは小型化が可能で、現状の分析技術に代わり、オンラインセンシングやリモートセンシング、ユビキタスデバイスへの組み込みなどが期待される技術である。ガス分子吸着膜を利用するガスセンサ技術においては、特に、ガスセンサ膜とガス分子との相互作用に着目し、異なる分子間相互作用を有するセンサ膜をアレイ化することで、ガス分子の識別が行われている。このようなセンサ膜材料としては、半導体材料、金属触媒添加半導体材料、ウェットプロセスによるポリマー膜材料、リン脂質膜、プラズマポリマーが実現されている。
しかしながら、従来のガスセンサアレイでは、似通った分子構造を有するガスの識別検知が困難であった。たとえば、エタノールとブタノールのように、分子構造が極めて類似する分子の場合、物理化学的な溶解パラメータとともに、ガス吸着膜への溶解度も似た値となる。従来のプラズマ有機薄膜では、原材料を変化させることにより、薄膜を形成しているが、これらのセンサ膜をアレイ化したガスセンサでは、小さな溶解パラメータの差と関係する、小さな溶解度に対して、異なる吸着性能を有するセンサ膜材料群を得ることはできなかった。
特開平11−39576号 M.Seyama,I.Sugimoto,T.Miyagi,IEEE Sensors Journal,vol.2,p.422−427(2002) 奥野・久米・芳賀・吉沢「多変量解析法」日科技連(1971年)
従来のガスセンサアレイでは実現されなかった、分子構造の類似性が高い分子群に属する揮発性分子を識別するガス分子選択材料とそれを用いたガス分子検知素子ならびにガスセンサアレイおよびガス分析方法を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明による分子選択材料は、プラズマ有機薄膜にイオン液体を保持させたことを特徴とする。さらに、前記プラズマ有機薄膜はフェニルアラニンであることを特徴とし、前記イオン液体はアルキル鎖を有するイミダゾリウムをカチオンとする常温溶融塩であることを特徴とする。特に前記イオン液体はアルキル鎖を有するイミダゾリウムをカチオンとする常温溶融塩としては、1−ブチル−3メチルイミダゾリウム・テトラフルオロボレートであることを特徴とする。
本発明は、さらにガス分子検知素子に関するものであり、前記ガス分子選択材料を使用したガス分子検知素子に関し、前記ガス分子検知素子は、前述のガス分子選択材料を水晶振動子の表面に形成したことを特徴とする。
また、本発明のガスセンサアレイは前記ガス分子選択材料のイオン液体の濃度が異なる前述の複数のガス分子検知素子をアレイ化したことを特徴とする。
さらに、本発明によるガス分析方法は、前記ガスセンサアレイにより得られた時間−センサ応答曲線に対応して抽出したパラメータ間の規格化を行って得られた主成分分析により分析データを求めることを特徴とする。
イオン液体をポリマーに保持することで、ガス識別能力の詳細な調整ができた。したがって、本発明により、ガス吸着膜アレイを基本とするガスセンサ、ニオイセンサ、または、溶媒和検出器と呼ばれる技術の改良が可能になる。また、アルコール類は、バクテリアによる発酵を利用する醸造業やバイオマス技術の管理のため、識別しながらモニタされることが望まれる揮発性有機物であることから、詳細なアルコール含有率の変化をモニタ可能なオンラインあるいはリモートモニタリングセンサが実現できる。
ガスセンサのシグナルに変換可能なプラズマ有機薄膜に対するガス分子の吸着量は、そのガス分子の分子構造に依存するプラズマ有機薄膜への溶解度によって決まる。ガスセンサアレイ技術においては、異なる溶解度を有する膜をアレイとして用意し、このガス吸着能力の差を利用して、ガス分子の識別を行う。しかしながら、従来のガスセンサ膜であるプラズマ有機薄膜では、特徴的な構造が共通であるガス分子同士を、さらに識別することは困難であった。その理由として、特徴的な構造に起因する、吸着膜への吸着特性が大きいことである。たとえば、アルコールはOH基を有する分子の総称であるが、ノルマルアルコール類は、このOH基に直鎖型の炭化水素鎖が結合するという共通の化学構造を有するアルコールである。従来の吸着膜を用いたセンサアレイによっても、OH基の求核的な特性と、炭化水素鎖の親油的特性を検知するアレイを用いることで、ノルマルアルコール類と別の特徴的な官能基を有する化学分子、たとえば、ベンゼン環を有するという特徴を有するトルエン、キシレン類と識別することは可能であった(非特許文献1)。
しかしながら、ノルマルアルコール類の中から、炭化水素鎖の長さの違いに起因する相互作用差を識別する吸着膜を作製するには、さらに詳細な吸着特性の差を付与する必要があった。アルキル鎖の置換基を有するイミダゾリウムをカチオンとするイオンは、常温で不揮発な常温溶融塩、あるいはイオン液体として知られる。イオン液体は重合や電池用の溶媒として着目されているほか、高分子やカーボン材料の媒体となってイオノゲルを形成することが知られる。そこで、本発明では、プラズマ有機薄膜にイオン液体を保持させて、ガス分子に対するプラズマ有機薄膜の親和性に差を生じさせる方法を開発し、本発明によるガス分子選択材料を発明した。
このようなガス分子選択材料のプラズマ有機薄膜としては、後述の実施例より明らかなように、フェニルアラニンをターゲットとして、水晶振動子あるいはシリコン基板上に高周波スパッタによりプラズマ有機薄膜を形成する。その後、イオン液体を滴下して添加し、前記プラズマ有機薄膜にイオン液体を保持させるものである。このようなイオン液体としては、前述のアルキル鎖を有するイミダゾリウムをカチオンとする常温溶融塩、好ましくは1−ブチル−3メチルイミダゾリウム・テトラフルオロボレートを使用する。
上述のようなガス分子選択材料を水晶振動子上に設けることによって、ガス分子吸着による質量変化を測定するガス分子検知素子とすることができる。
さらに、保持されるイオン液体の濃度を変化させたプラズマ有機薄膜を備えたガス検知素子をアレイ化することで、同じ官能基を有し、分子相互作用の溶解パラメータが非常に似通った分子同士に対する溶解性に差が生じることから、前記分子の識別が可能になる。本発明によるガスセンサアレイは、上述の事実に基づき、イオン液体の濃度が異なる前述の複数のガス分子検知素子をアレイ化したものである。
また、本発明によるガス分析方法は、イオン液体の保持濃度の異なるプラズマ有機膜をセンサ膜とするガスセンサアレイによって、小さな溶解パラメータの差を識別可能なガスセンサアレイが実現できることから、ガスセンサアレイの応答パターンから、測定対象ガスの濃度が変化した場合でも、ガス識別が可能である。
アミノ酸のフェニルアラニンをターゲット材料とし、高周波スパッタ法により、金電極を保有する水晶振動子上およびシリコン上にプラズマ有機薄膜を形成した。この膜をフェニルアラニン膜と記述する。このフェニルアラニン膜にイオン液体(1−ブチル−3メチルイミダゾリウム・テトラフルオロボレート、以後、EMI−TFBと記す)を滴下した。
作製したイオン液体を保持させたフェニルアラニン膜のX線光電子分光法とX線小角散乱による分析から、イオン液体は、主にフェニルアラニン膜内部に浸透し、さらに、ナノメートルスケールの構造を維持した形状でフェニルアラニン膜内に存在していることが確認された。以下、分析結果を簡単に説明する。
図1および図2は、イオン液体保持フェニルアラニン膜(サンプルA)、無処理のフェニルアラニン膜(サンプルB)およびイオン液体そのものをシリコン基板上に展開したサンプルCの測定結果を比較したX線光電子分光スペクトルである。図1は炭素1sおよび酸素1sの測定結果であり、図2は窒素1sとフッ素1sの測定結果である。
サンプルCでは、シリコン基板表面のシリコン酸化物上に吸着したEMI−TFBの酸素1sのピークのほか、炭素1s、フッ素1sのピークが観測されていた。炭素1sのピーク位置については、サンプルAおよびサンプルB、ともに同じ結合エネルギー位置(285.3eV)に観測された。一方、酸素1sピークについては、サンプルAではサンプルCにおけるピーク位置とほぼ同じ、サンプルBに比べ約0.5eV低い結合エネルギー側にシフトしていた。
サンプルAにおいてエッチングを行なうと(A’として記載)、それまでは観測されていなかったフッ素1sが、686.8eV付近に観測されるようになった。したがって、膜内部に浸透したイオン液体成分は、フェニルアラニン膜分子によって安定化されて存在している。
また、イオン液体保持フェニルアラニン膜と保持のない膜とをX線小角散乱により観測したところ、イオン液体保持フェニルアラニン膜では0.80degから1.20degに鋭いピークが現れた(図3参照)。フェニルアラニン膜は低濃度保持膜では、1.7モル/リットル、高濃度保持膜では2.6モル/リットル相当のEMI−TFBを保持している。これは、膜内に7.3557nmから11.0335nmの面間隔の規則構造が存在することを示す結果である。一方、イオン液体を保持しないフェニルアラニン膜においては、ナノメートルオーダーの規則構造を示唆するピークは観測されない。イオン液体であるEMI−TFBはX線散乱率の高いフッ素を含むことから、イオン液体がフェニルアラニン膜の構造内で、規則的なナノメートルスケールの構造を維持した形状で存在していることは確かである。
次に、水晶振動子上に形成したフェニルアラニン膜に対し、5種類の濃度でイオン液体を滴下し、溶媒であるアセトンを大気中で乾燥させて、イオン性液体含有フェニルアラニン膜被覆センサを作製した。膜内のEMI−TFB濃度は、No.2、No.3、No.4、No.6、No.7センサでは、それぞれ6、12,18、0.5、1.0モル/リットル相当である。また、No.5センサにおいては、EMI−TFB濃度調整に用いた揮発性溶媒のアセトンのみを添加し乾燥させた。No.1センサは無処理のフェニルアラニン膜である。
プラズマ有機薄膜に対するイオン性液体の濃度については、滴下したイオン性液体のアセトン溶液が、均一に膜(直径8mmの表面上に厚さ500nmで堆積)に広がったことを想定して算出した。計7個のセンサを含むセンサアレイを用い、4種類のガス化したアルコール(メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノール)について3〜5種類の濃度(15〜80ppmの範囲)で発生させて測定した。
センサNo.1は高周波スパッタ法により形成したままのプラズマ有機薄膜を被覆したセンサであり、含有させたイオン液体の濃度の少ない順から、センサNo.2からNo.4まで作製した。また、センサNo.5は、前述のようにアセトンを滴下して乾燥処理したセンサである。No.6は0.5モル/リットル、No.7は1.0モル/リットルの保持濃度である。図4〜7に例としてガス吸着測定例を示す。濃度が20ppm程度のエタノール、ブタノール(16ppm)に対する応答パターンと、濃度の異なるエタノール(40ppm)、ブタノール(37ppm)の応答を示してある。時間−センサ応答(共振周波数シフト)曲線において、センサごとの応答特徴はガス種類によって異なり、ガス濃度が異なる場合でも、センサ間の応答パターンの関係は、ガス種と関係している。
そこで、4種のガスへの異なる濃度に対する応答の特徴を抽出し、パターン識別を実施した。センサ応答特徴は、時間・センサ応答(共振周波数シフト)曲線に、ラングミュア型吸着をモデルとした下記の式1をフィッティングして得られる2つのパラメータを用いた。
Δf=Δfmax[1−exp(−t/τ)](式1)
Δfは時間tにおけるセンサ応答(共振周波数シフト)、Δfmaxは、最大吸着量(吸着と脱着の間の平衡が成立した飽和吸着量)そしてτは時定数である。
パラメータとして、Δfmaxとτをそれぞれの時間−センサ応答曲線から抽出した。
一つの時間−センサ応答曲線に対応して抽出したパラメータ間の規格化を行ってから得られた主成分分析結果(文献:奥野、久米、芳賀、吉澤、「多変量解析法」、日科技連、1971年)を図8に示す。
すなわち、アレイ化されたL個の各センサの時間tにおけるセンサ応答(共振周波数シフト)Δf1、Δf2・・・・・ΔfLを水晶発振子の発振周波数変化の2乗和の平方根
X=√(Δf1+Δf2・・・・・+ΔfL
で割った値、すなわち正規化した各水晶発振子の発振周波数変化を求め、L次元のデータ、
Y=(Δf1/X、Δf2/X、・・・・・ΔfL/X)
を得る。このL次元データYを、以下、センサの応答Yと称する。
この多次元(L次元)データであるセンサの応答Y分布をパターン認識法の一つである前記主成分分析法によって散布図中にプロットする。具体的手順は、以下の通りである。
L次元のデータ(Δf1/X、Δf2/X、・・・・・ΔfL/X)に関し主成分Zを、
Z=α1×(Δf1/X)+α2×(Δf2/X)・・・・・
+αL×(ΔfL/X)
と定義する。主成分Zにおいて、
α1+α2・・・・・・・+αL=1 (式2)を満たし、かつ分散が最大のものを第1成分とする。同様に上記式2を満たし、第1成分と無相関で分散が最大のものを第2主成分とする。
この方法でセンサの応答Yを散布図上にプロッとした図が図8である。図8のプロットにおいて、アルコール種類毎にプロットが固まっている。このことは、イオン液体保持フェニルアラニン膜アレイセンサによって、メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノールのように、似通った分子構造を有するアルコール類の溶解度の差を識別できることを示す結果である。また、アルコールの濃度が異なった場合でも、センサ応答のパターンの差から識別が可能である。
アミノ酸のフェニルアラニンをターゲット材料として高周波スパッタリング法で形成したプラズマ有機薄膜中に、イオン液体(EMI−TFB)を浸透させたガス分子選択材料を、水晶振動子の表面にガス分子吸着膜(センサ膜)として形成したことを特徴とする。浸透したイオン液体の濃度が異なるセンサ膜を組み合わせて用いることで、似通った分子構造を有するガスの識別が可能となる。
X線光電子分光測定結果を示す図。 X線光電子分光測定結果を示す図。 ポリマー薄膜のX線小角散乱測定の結果を示す図。 20ppmエタノールに対するアレイセンサ応答を示す図。 40ppmエタノールに対するアレイセンサ応答を示す図。 16ppmブタノールに対するアレイセンサ応答を示す図。 37ppmブタノールに対するアレイセンサ応答を示す図。 主成分分析結果を示す図。

Claims (6)

  1. プラズマ有機薄膜にイオン液体を保持させたことを特徴とするガス分子選択材料。
  2. 前記プラズマ有機薄膜はフェニルアラニンであることを特徴とする請求項1記載のガス分子選択材料。
  3. 前記イオン液体はアルキル鎖を有するイミダゾリウムをカチオンとする常温溶融塩であることを特徴とする請求項1または2記載のガス分子選択材料。
  4. 請求項1によるガス分子選択材料を水晶振動子の表面に形成したことを特徴とするガス分子検知素子。
  5. 請求項1のガス分子選択材料のイオン液体の濃度が異なる請求項4の複数のガス分子検知素子をアレイ化したことを特徴とするガスセンサアレイ。
  6. 請求項5のガスセンサアレイにより得られた時間−センサ応答曲線に対応して抽出したパラメータ間の規格化を行って得られた主成分分析により分析データを求めることを特徴とするガス分析方法。
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