JP2006052924A - 人工的に地下浅部に恒温層を造成する方法。 - Google Patents
人工的に地下浅部に恒温層を造成する方法。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】地下浅部に人工的に造成する恒温地帯を季節間蓄熱に利用し、採熱・放熱コストの少ない冷暖房を行う方式を提供する。
【解決手段】あらかじめ準備した断熱シート2を地下浅部に埋設するか或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築することにより、季節による気温の変動、直射日光の変動による、地下の温度への影響を防ぎ恒温層を造成する。Uテユーブ5をこの人工恒温層内に水平に敷設するか或いは垂直又は斜めに敷設するために浅い試錐孔4を掘削し、Uテユーブを挿入する。壁が崩れて入り難い場合はUテユーブ挿入棒の助けを借りるか、さらにUテユーブをあらかじめ管に入れたUテユーブ管を準備することにより、Uテユーブを試錐孔に確実に挿入出来るようにする。また地下浅部の恒温地帯にタンクを埋設或いは造成し、水などを入れ、熱媒体とし、季節間蓄熱による冷暖房を行い、選択肢の巾を広げる。
【選択図】 図1
【解決手段】あらかじめ準備した断熱シート2を地下浅部に埋設するか或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築することにより、季節による気温の変動、直射日光の変動による、地下の温度への影響を防ぎ恒温層を造成する。Uテユーブ5をこの人工恒温層内に水平に敷設するか或いは垂直又は斜めに敷設するために浅い試錐孔4を掘削し、Uテユーブを挿入する。壁が崩れて入り難い場合はUテユーブ挿入棒の助けを借りるか、さらにUテユーブをあらかじめ管に入れたUテユーブ管を準備することにより、Uテユーブを試錐孔に確実に挿入出来るようにする。また地下浅部の恒温地帯にタンクを埋設或いは造成し、水などを入れ、熱媒体とし、季節間蓄熱による冷暖房を行い、選択肢の巾を広げる。
【選択図】 図1
Description
本発明は地下浅部に、又は建造物周囲の地下浅部と必要に応じて建造物地下において、人工的に恒温層を造成するために断熱材で作った断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築する方法、及び必要に応じてその恒温層内に行った垂直或いは斜めに掘進した試錐孔内にUテユーブ、あらかじめ準備したUテユーブ管、或いは何らかの熱交換機を挿入し、又はUテユーブ、或いは何らかの熱交換機を恒温層内に水平又は斜めに埋設する方法。更にこれらのUテユーブ、Uテユーブ管或いは何らかの熱交換機、接続テユーブとヒートポンプ内を循環する冷媒により、恒温層から採熱または恒温層に放熱し、対象物内の冷暖房を行う一連の方式。
又必要に応じこの人工恒温層に、断熱性に富んだ壁を有する複数ケの水タンクを埋設、又は造成し、水などを媒体とし、季節間蓄熱を行い、熱交換機を経由して循環させ、ヒートポンプなどを利用することにより対象物内の冷暖房を行う一連の方式。及びこれらに使用する断熱シート及びUテユーブ管に関する。
又必要に応じこの人工恒温層に、断熱性に富んだ壁を有する複数ケの水タンクを埋設、又は造成し、水などを媒体とし、季節間蓄熱を行い、熱交換機を経由して循環させ、ヒートポンプなどを利用することにより対象物内の冷暖房を行う一連の方式。及びこれらに使用する断熱シート及びUテユーブ管に関する。
従来、地中熱を利用して冷暖房のために採熱・放熱するための恒温地帯は、自然の状態で、地下15〜20メートル以深に存在するとされているが、この自然の恒温地帯の地中熱を利用して、この恒温地帯に届く試錐孔を掘削し(通常100メートル以上の深さ)、その試錐孔の中にUテユーブ或いは何らかの熱交換機を挿入し、ヒートポンプと接続し、冷媒を循環させて対象物内の冷暖房を行う技術が従来確立されている。
又建造物の下部に建築基礎工事の一貫として短い基礎杭を敷設し、この基礎杭を収納する孔を利用してUテユーブを基礎杭と一緒に収納し、採熱・放熱するという技術が従来確立されている。
又建造物の下部に建築基礎工事の一貫として短い基礎杭を敷設し、この基礎杭を収納する孔を利用してUテユーブを基礎杭と一緒に収納し、採熱・放熱するという技術が従来確立されている。
しかし自然状態での恒温地帯が深いために、Uテユーブ或いは何らかの熱交換機を試錐孔に入れて造成する採熱・放熱施設もこれに応じて地中深く設置する必要があり、そのため、試錐孔を地中深く掘削する必要があった。又Uテユーブ或いは何らかの熱交換機を試錐孔に挿入する際には、試錐孔が深いため、殆どの場合、事前にケーシングを入れて、深い試錐孔の壁を維持するなどの対策が必要であり、結局採熱・放熱コストが高くなるという問題があった。
又自然状態での恒温地帯が深いために、Uテユーブ或いは何らかの熱交換機を地下に水平に敷設するにしても、地下浅い所では恒温状態でないところに敷設せざるを得ず、熱効率が悪いという問題があった。
又建造物の下部に建築基礎工事の一貫として短い基礎杭を敷設し、この基礎杭を収納する孔を利用してUテユーブを基礎杭と一緒に収納し、採熱・放熱する場合、建造物周囲の地盤からの伝導熱の変動の影響を受け、その分建造物端の下部での採熱・放熱効率が悪くなるという問題があった。
以上により採熱・放熱コストが高くなるという問題があった。
又自然状態での恒温地帯が深いために、Uテユーブ或いは何らかの熱交換機を地下に水平に敷設するにしても、地下浅い所では恒温状態でないところに敷設せざるを得ず、熱効率が悪いという問題があった。
又建造物の下部に建築基礎工事の一貫として短い基礎杭を敷設し、この基礎杭を収納する孔を利用してUテユーブを基礎杭と一緒に収納し、採熱・放熱する場合、建造物周囲の地盤からの伝導熱の変動の影響を受け、その分建造物端の下部での採熱・放熱効率が悪くなるという問題があった。
以上により採熱・放熱コストが高くなるという問題があった。
上記の問題点を解決するために、本発明は地下浅部に、断熱材を使ってあらかじめ準備した断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築する。当該断熱シート或いは断熱層の敷設方向は水平であるが、その端において上部、下部に曲げ、垂直方向に多少の長さ、延長敷設する場合もある。
これにより、地表における気温、直射日光の強度の変化による温度の影響を受けない恒温層を地下浅部に人工的に造成することが出来る。
建造物の地下浅部を恒温層造成の対象地区として選択する場合は、建造物が地表を覆っているので、地表における気温、直射日光の強度の変化による、建造物地下への温度の影響が軽減されているために、熱効率はさらに良好となる。この場合、建造物の下部になっていない建造物周辺の地下浅部に断熱材を使ってあらかじめ準備した断熱シートを建造物基礎部と連接させて埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築することにより、建造物直下に恒温層をより確実に造成することが出来る。建造物周辺部に埋設した断熱シート、或いは断熱層の働きにより外部からの熱の影響が軽減されるからである。この場合必要に応じて建造物地下に、断熱材を使ってあらかじめ準備した断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築する。このように恒温層が浅くなるために、深い試錐孔を掘削する必要がなくなり、本数は増えるが、垂直或いは斜めに掘削した浅い試錐で代替させることが出来るようになり、コストを下げることが出来るようになる。
その恒温層に浅い試錐を必要な本数行う場合は、垂直或いは斜めに掘削された孔に、Uテユーブ、あらかじめ準備したUテユーブ管、或いは何らかの熱交換機を挿入する。試錐孔が浅いために孔壁が崩れることも少なく、ケーシングを必要とする場合は殆ど無くなる。従って通常はUテユーブを試錐孔にそのまま挿入するのだが、仮に試錐孔の壁がくずれるような場合でもUテユーブ挿入棒の助けを借りUテユーブを挿入するか、或いはUテユーブ管を準備しておけば、挿入が容易且つ迅速となる。挿入が困難な状態であれば、試錐機に接続してその力を利用するようにすれば確実に挿入が出来る。これにより、地下の採熱・放熱設備の設置コストを安くすることが出来る。
このように恒温層が地下浅く造成されるためにUテユーブ、或いは何らかの熱交換機をこの人工的に造成された恒温層内に水平又は斜めに敷設することにより、熱効率の高い採熱・放熱が出来るようになり、採熱・放熱施設の設置法の選択肢を広げることが出来る。
又建造物の下部に基礎工事の一貫として短い基礎杭を敷設し、この基礎杭を収納する孔にUテユーブを一緒に収納し、採熱・放熱する場合にも、前述のように建造物周囲の地下浅部にあらかじめ断熱材で作った断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築することにより、建造物下部に自然に存在する準恒温地帯を安定させ採熱・放熱効率を良くすることが出来る。
又必要に応じ、地下に造成した恒温層に、断熱性の良い材質より成る複数ケのタンクを埋設、又は造成し、水などを媒体とし、季節間蓄熱を行い、この媒体を熱交換機を経由して循環させ、ヒートポンプなどと組合せることにより、季節ごとの気温の変動を利用した効率的な冷暖房を行うことが出来る。これら一連の方法により冷暖房方式の選択肢を広げるものである。
以上により、採熱・放熱コストを安くすることが出来る。
これにより、地表における気温、直射日光の強度の変化による温度の影響を受けない恒温層を地下浅部に人工的に造成することが出来る。
建造物の地下浅部を恒温層造成の対象地区として選択する場合は、建造物が地表を覆っているので、地表における気温、直射日光の強度の変化による、建造物地下への温度の影響が軽減されているために、熱効率はさらに良好となる。この場合、建造物の下部になっていない建造物周辺の地下浅部に断熱材を使ってあらかじめ準備した断熱シートを建造物基礎部と連接させて埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築することにより、建造物直下に恒温層をより確実に造成することが出来る。建造物周辺部に埋設した断熱シート、或いは断熱層の働きにより外部からの熱の影響が軽減されるからである。この場合必要に応じて建造物地下に、断熱材を使ってあらかじめ準備した断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築する。このように恒温層が浅くなるために、深い試錐孔を掘削する必要がなくなり、本数は増えるが、垂直或いは斜めに掘削した浅い試錐で代替させることが出来るようになり、コストを下げることが出来るようになる。
その恒温層に浅い試錐を必要な本数行う場合は、垂直或いは斜めに掘削された孔に、Uテユーブ、あらかじめ準備したUテユーブ管、或いは何らかの熱交換機を挿入する。試錐孔が浅いために孔壁が崩れることも少なく、ケーシングを必要とする場合は殆ど無くなる。従って通常はUテユーブを試錐孔にそのまま挿入するのだが、仮に試錐孔の壁がくずれるような場合でもUテユーブ挿入棒の助けを借りUテユーブを挿入するか、或いはUテユーブ管を準備しておけば、挿入が容易且つ迅速となる。挿入が困難な状態であれば、試錐機に接続してその力を利用するようにすれば確実に挿入が出来る。これにより、地下の採熱・放熱設備の設置コストを安くすることが出来る。
このように恒温層が地下浅く造成されるためにUテユーブ、或いは何らかの熱交換機をこの人工的に造成された恒温層内に水平又は斜めに敷設することにより、熱効率の高い採熱・放熱が出来るようになり、採熱・放熱施設の設置法の選択肢を広げることが出来る。
又建造物の下部に基礎工事の一貫として短い基礎杭を敷設し、この基礎杭を収納する孔にUテユーブを一緒に収納し、採熱・放熱する場合にも、前述のように建造物周囲の地下浅部にあらかじめ断熱材で作った断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築することにより、建造物下部に自然に存在する準恒温地帯を安定させ採熱・放熱効率を良くすることが出来る。
又必要に応じ、地下に造成した恒温層に、断熱性の良い材質より成る複数ケのタンクを埋設、又は造成し、水などを媒体とし、季節間蓄熱を行い、この媒体を熱交換機を経由して循環させ、ヒートポンプなどと組合せることにより、季節ごとの気温の変動を利用した効率的な冷暖房を行うことが出来る。これら一連の方法により冷暖房方式の選択肢を広げるものである。
以上により、採熱・放熱コストを安くすることが出来る。
本発明は、恒温層を地下浅部に造成するために、地下浅部に断熱材を使ってあらかじめ準備した断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築する。当該断熱シート或いは断熱層の敷設方向は水平であるが、その端において上部、下部に曲げ、垂直方向に多少の長さ、延長敷設する。
選択枝の一つとして、建造物の地下を恒温層造成地区として選択すると、熱効率がより良好である。この場合目的とする恒温層を建造物地下浅部に確実に造成するために、建造物の周囲にあたる部分の地下浅部に、そして必要に応じて建造物地下にも断熱シートを埋設或いは断熱層を構築する。
前記恒温層に浅い試錐を必要な本数、垂直或いは斜めに掘削し、掘削された孔に、Uテユーブをそのまま挿入するか、入り難い場合はUテユーブ挿入棒の助けを借り挿入、又はあらかじめ準備したUテユーブ管、或いは何らかの熱交換機を挿入し、又はUテユーブ、或いは何らかの熱交換機を恒温層に水平又は斜めに敷設する。これらUテユーブなどとヒートポンプをつなぎ、循環する冷媒により地下から採熱し、又は地下に放熱し、対象物内の冷暖房を行う。
又建造物の下部に基礎工事の一貫として短い基礎杭を敷設し、この基礎杭を収納する孔にUテユーブを一緒に収納し、採熱、放熱する場合にも、建造物周囲の地下浅部にあらかじめ準備した断熱シートを埋設し、建造物下部の準恒温地帯を広げることにより、建造物端下部に安定した恒温層を確実に造成させ、採熱・放熱効率を良くする。
又必要に応じ恒温地帯に、断熱性に富んだ壁を有する複数ケの水タンクを埋設、又は造成し、水を媒体とし、季節間蓄熱を行い、ヒートポンプを経由して循環させることにより、対象物内の冷暖房を行う。
実施例について図面を参照して説明すると、図1においては、地表面1の下部浅い所に埋設した断熱シート或いは何らかの断熱材を使って構築した断熱層2の下部に生じる恒温層3内に採熱・放熱施設(本図では試錐孔4にUテユーブ5を挿入する)を設け、対象物8内に設置したヒートポンプ7と冷媒分割タンク6を経由して接続し、冷媒を循環することにより対象物(本図の場合は建造物8)内の冷暖房を実施する状況を示している。
図2においては、地表面11の下部浅い所に埋設した断熱シート或いは何らかの断熱材を使って構築した断熱層12の下部に生じる恒温層14内にUテユーブ13を水平に設置し、採熱・放熱施設を設け、対象物内に設置したヒートポンプ16と冷媒分割タンク15を経由して接続し、冷媒を循環することにより、対象物(本図の場合は建造物17)内の冷暖房を実施する状況の概念図を示している。Uテユーブ13は必要に応じ、地下数段にわたり敷設する。
図2でUテユーブを水平に敷設した場合の縦断面の概念図を示したが、図3はその平断面の概念図を示している。冷媒はUテユーブ21内を矢印が示すように流れる。冷媒は建造物24内に設置した冷媒分割タンク22、ヒートポンプ23を経由して循環させ、冷暖房を実施する。循環サイクルは1段ごとに完結し、各段は独立して循環している。
図4においては、地表面31の下部で、建造物36の基礎部37の直下に、必要に応じ、埋設した断熱シート、或いは何らかの断熱材を使って構築した断熱層32を示す。更に建造物周囲に埋設した断熱シート或いは何らかの断熱材を使って構築した断熱層33を示すが、これにより周囲の温度の変化による影響が軽減される。この場合、造成された恒温層35とその外部との境界は破線34のようになると予測される。恒温層35内に設ける採熱・放熱施設とこれに接続するヒートポンプによる冷暖房方式などは図1、図2、図3に示すものと同様である。
図5においては、地表面41の下部に断熱シート或いは何らかの断熱材を使って構築した断熱層42の下部に形成される恒温層43内に複数ケのタンク44を埋設又は造成する状況を示している。タンク44の壁の材質は断熱性の良いものを選び、大きさ、形は目的に応じて決めることとなる。これに、水などを入れ熱媒体とし、季節間蓄熱を行い、建造物45に設置した熱交換器47とテユーブ46で接続し、冷暖房に供することが出来る。
図6は、断熱シート51の縦断面の概念図を示す。断熱シートは断熱性の良い材質で造った、薄板状の断熱板を1〜複数枚合わせて使うが、地中で割れることを防止するために、割れ難い材質で断熱性の良い、薄い、別の耐熱板を1枚或いは複数枚密着させる場合もある。図6においては断熱板52を1枚に割れ難い断熱板53を1枚密着させた場合を示す。また必要に応じ適当な間隔で小さい孔54を開けておき、断熱シート51の上下地層間の通水性を調節する。
図7は図6の断熱シート61の平面の概念図を示す。断熱シート61は厚さ、巾、長さを一枚の単位の大きさにして準備しておく。また必要に応じ適当な間隔で小さい孔62を開けておき、断熱シート61の上下の地層間の通水性を調節する。この断熱シート61を複数枚敷き詰めて使用する。
上記のごとく人工的に地下浅部に造成した恒温層内に試錐孔を垂直或いは斜めに掘削し、Uテユーブ、Uテユーブ管、或いは何らかの熱交換機を挿入するか、或いは水平又は斜めにUテユーブ、或いは何らかの熱交換機を敷設するが、これらに使うUテユーブ管を図8に示す。
図8の(1)は先端を尖らした場合のUテユーブ管71の外観を示す。72はUテユーブ尖端を示す。73は必要に応じて試錐機と接続するための溝である。
(2)は先端を尖らし、かつ先端部にオーガー状の刃84をつけたUテユーブ管81の外観を示す。82はUテユーブ尖端を示す。83は試錐機に接続するための溝である。
(3)はUテユーブ管91の縦断面の概念図を示す。Uテユーブ94を熱伝導性の良い材質で出来た管壁92を持つUテユーブ管91に入れ、熱伝導性の良い材質93をUテユーブ94とUテユーブ管壁92の間に詰めたものをあらかじめ用意する。Uテユーブの上端には接続プラグ96を装着しておき、これにより接続テユーブと連結する。このUテユーブ管91の外径は試錐孔の内径より小さいものとする。前述のごとく、必要に応じ、この管の外壁先端は尖らせたり、又は管壁92の外側にオーガー状の刃をつけるなどの形状とし、試錐孔の中への挿入が容易なものとする。95はUテユーブ尖端を示す。
図8の(1)は先端を尖らした場合のUテユーブ管71の外観を示す。72はUテユーブ尖端を示す。73は必要に応じて試錐機と接続するための溝である。
(2)は先端を尖らし、かつ先端部にオーガー状の刃84をつけたUテユーブ管81の外観を示す。82はUテユーブ尖端を示す。83は試錐機に接続するための溝である。
(3)はUテユーブ管91の縦断面の概念図を示す。Uテユーブ94を熱伝導性の良い材質で出来た管壁92を持つUテユーブ管91に入れ、熱伝導性の良い材質93をUテユーブ94とUテユーブ管壁92の間に詰めたものをあらかじめ用意する。Uテユーブの上端には接続プラグ96を装着しておき、これにより接続テユーブと連結する。このUテユーブ管91の外径は試錐孔の内径より小さいものとする。前述のごとく、必要に応じ、この管の外壁先端は尖らせたり、又は管壁92の外側にオーガー状の刃をつけるなどの形状とし、試錐孔の中への挿入が容易なものとする。95はUテユーブ尖端を示す。
Uテユーブ又は、Uテユーブ管を試錐孔内に挿入する実施例を図9に示す。図9の(1)は試錐孔102の壁の状態が悪く、崩れている場所107が数カ所あり、Uテユーブのままでは入らない場合に、Uテユーブ管103を挿入する場合を示すが、必要に応じ、試錐機と接続して機械の力で挿入する。さらにUテユーブ管103と試錐孔102の壁104の間に熱伝導性の良い材質105を充填する。Uテユーブ管103において冷媒が出入するUテユーブの上端には図8(3)の接続プラグ96と同じものがUテユーブ管103の内部におさめられていて、本図では見えないが、Uテユーブ管103を試錐孔102に挿入後、この接続プラグで接続テユーブ106と連結するものとする。
(2)は試錐孔112の壁114が良好に維持されている場合で、Uテユーブ113をそのまま挿入する場合を示す。挿入後、Uテユーブ113と試錐孔112の壁114の間に熱伝導性の良い材質115を充填する。
(2)は試錐孔112の壁114が良好に維持されている場合で、Uテユーブ113をそのまま挿入する場合を示す。挿入後、Uテユーブ113と試錐孔112の壁114の間に熱伝導性の良い材質115を充填する。
図10の(1)はUテユーブ管124をUテユーブ接続管121と連結した場合の縦断面の概念図を示す。Uテユーブ管124は、その径が125のようにUテユーブ接続管121よりやや小さく作られていて、Uテユーブ接続管121の下部にはめ込まれる。この重なった部分にピン128を挿入し、ボルト129で締める。必要に応じ、このピンと直角方向にもう1本のピンを、あらかじめ開けてある穴130を挿入し、ボルト締めをし、しっかり固定する。Uテユーブ管124内のUテユーブ126とUテユーブ接続管121内のUテユーブ122は接続プラグ127で連結する。
(2)はUテユーブ管とUテユーブ接続管の重なった部分の平断面の概念図を示す。131はUテユーブ接続管の壁、132はUテユーブ管の壁を示す。ピン133には溝134を切り、ボルト135で締める。これと直角方向にピン136を挿入し、溝137にボルト138をはめて締める。139はUテユーブの断面を示す。
(2)はUテユーブ管とUテユーブ接続管の重なった部分の平断面の概念図を示す。131はUテユーブ接続管の壁、132はUテユーブ管の壁を示す。ピン133には溝134を切り、ボルト135で締める。これと直角方向にピン136を挿入し、溝137にボルト138をはめて締める。139はUテユーブの断面を示す。
図11の(1)はUテユーブ挿入棒141と接続棒144を示す。挿入棒141の径は143のように接続棒144よりやや小さく作られており、これを接続棒144の下部にはめ込み、ピン146を挿入し、溝147にボルト148をはめて締める。挿入棒の先端142は二股或いは三股となっており、この部分でUテユーブを挟み試錐孔内に挿入する。
(2)はUテユーブ挿入棒と接続棒の重なった部分の平断面の概念図である。151は接続棒の壁、152はUテユーブ挿入棒の壁を示す。ピン153を挿入後、溝154にボルト155をはめて締める。
(3)は試錐孔162の中にUテユーブ164をUテユーブ挿入棒165の助けを借りて挿入した状況を示す縦断面の概念図である。161は地表、163は試錐孔の壁162に発生した崩落部を示す。Uテユーブ挿入棒165は通常手で挿入するがその先端166でUテユーブを挟み孔内に挿入する。入り難い時はUテユーブ挿入棒165の上部表面に切ってある溝167を使って試錐機と接続し、機械の力を利用することも出来る。
(2)はUテユーブ挿入棒と接続棒の重なった部分の平断面の概念図である。151は接続棒の壁、152はUテユーブ挿入棒の壁を示す。ピン153を挿入後、溝154にボルト155をはめて締める。
(3)は試錐孔162の中にUテユーブ164をUテユーブ挿入棒165の助けを借りて挿入した状況を示す縦断面の概念図である。161は地表、163は試錐孔の壁162に発生した崩落部を示す。Uテユーブ挿入棒165は通常手で挿入するがその先端166でUテユーブを挟み孔内に挿入する。入り難い時はUテユーブ挿入棒165の上部表面に切ってある溝167を使って試錐機と接続し、機械の力を利用することも出来る。
又建造物の下部に基礎工事の一貫として短い基礎杭を敷設し、この基礎杭を収納する孔にUテユーブを一緒に収納し、採熱、・放熱する場合にも、建造物周囲の地下浅部にあらかじめ準備した断熱シートを埋設し、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築し、建造物下部の恒温層を広げることにより、建造物端下部の恒温層を安定させ採熱・放熱の効率を良くする。
なお本発明は、実際の実施にあたっては、前記実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲の範囲内で前記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。地下浅部に、断熱材を使ってあらかじめ準備した断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築することにより、地表における気温、直射日光の強度の変化による温度の影響を受けない恒温層を地下浅部に人工的に造成することが出来る。
建造物の地下浅部を恒温層造成の対象地区として選択する場合は、建造物が地表を覆っているので、地表における気温、直射日光の強度の変化による、建造物地下への温度の影響が軽減されているために、熱効率はさらに良好となる。この場合、建造物の下部になっていない建造物周辺の地下浅部に断熱材を使ってあらかじめ準備した断熱シートを建造物基礎部と連接させて埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築することにより、建造物直下に恒温層を確実に造成することが出来る。建造物周辺部に埋設した断熱シート、或いは断熱層の働きにより外部からの熱の影響を軽減するためである。この場合、必要に応じて建造物地下にも断熱材を使ってあらかじめ準備した断熱シート、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築する。
このように恒温層が浅くなるために、深い試錐孔を掘削する必要がなくなり、本数は増えるが、垂直或いは斜めに掘削した浅い試錐で代替させることが出来るようになり、コストを下げることが出来るようになる。
試錐孔が浅いために孔壁が崩れることも少なく、ケーシングを必要とする場合は殆ど無くなるので、通常はUテユーブを試錐孔にそのまま或いはUテユーブ挿入棒の助けを借り挿入するのだが、仮に試錐孔の壁が大きく崩れるような場合でもUテユーブ管を準備しておけば、挿入が容易且つ迅速となる。挿入が困難な状態であれば、試錐機に接続してその力を利用するようにすれば確実に挿入が出来る。これにより、地下の採熱・放熱設備の設置コストを安くすることが出来る。
このように恒温層が地下浅く造成されるためにUテユーブ、或いは何らかの熱交換機を恒温層内に水平又は斜めに敷設することにより、熱効率の高い採熱・放熱が出来るようになり、採熱・放熱施設の設置法の選択肢を広げることが出来る。
又建造物の下部に基礎工事の一貫として短い基礎杭を敷設し、この基礎杭を収納する孔にUテユーブを一緒に収納し、採熱・放熱する場合にも、前述のように建造物周囲の地下浅部にあらかじめ断熱材で作った断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築することにより、建造物下部に自然に存在する準恒温地帯を安定させ採熱・放熱効果を良くすることが出来る。
又必要に応じ、地下に造成した恒温層に、断熱性の良い材質より成る複数ケのタンクを埋設、又は造成し、水などを媒体とし、季節間蓄熱を行い、媒体を熱交換機を経由して循環させ、ヒートポンプなどと組合せることにより、季節ごとの気温の変動を利用した効率的な冷暖房を行うことが出来る。これら一連の方法により冷暖房方式の選択肢を広げるものである。
8,17、24、36、45 建造物
37 建造物基礎
11、31、41、101、111、161 地表
2、12、32、33、42、51、61 断熱シート
52、53 断熱板
54、62 断熱シートの孔
7、16、23、 ヒートポンプ
47 熱交換器
3、14、35、43 人工恒温層
34 人工恒温層と非恒温地帯の予想境界線
4、102,112、162 試錐孔
104、114 試錐孔の壁
107、163 試錐孔の壁が崩落した場所
6、15、22 冷媒分割タンク
5、13、21、94、113、122、126、139、164 Uテユーブ
71、81、91、103、121、124 Uテユーブ管
73、83 Uテユーブ管表面の接続溝
72、82、95、108 Uテユーブ管尖端部
84 オーガー状の刃
92、131、132 Uテユーブ管の壁
121 Uテユーブ接続管
125、Uテユーブ管上部のはめ込み部分
128、133、136、146、153、ピン
134、137、147、154 ピン先端の溝
129、135、138、148、155 ピンを締めるボルト
130 ピンを挿入するための穴
93、105、115 熱伝導性の良い材質
96、123、127 Uテユーブと接続テユーブを連結する接続プラグ
106 接続テユーブ
141、165 Uテユーブ挿入棒
151,152 Uテユーブ挿入棒の壁
142、166 Uテユーブ挿入棒の先端
143 テユーブ挿入棒が接続棒にはめ込まれた部分
144 接続棒
145、167 接続棒表面に切った接続溝
44 タンク
46 テユーブ
37 建造物基礎
11、31、41、101、111、161 地表
2、12、32、33、42、51、61 断熱シート
52、53 断熱板
54、62 断熱シートの孔
7、16、23、 ヒートポンプ
47 熱交換器
3、14、35、43 人工恒温層
34 人工恒温層と非恒温地帯の予想境界線
4、102,112、162 試錐孔
104、114 試錐孔の壁
107、163 試錐孔の壁が崩落した場所
6、15、22 冷媒分割タンク
5、13、21、94、113、122、126、139、164 Uテユーブ
71、81、91、103、121、124 Uテユーブ管
73、83 Uテユーブ管表面の接続溝
72、82、95、108 Uテユーブ管尖端部
84 オーガー状の刃
92、131、132 Uテユーブ管の壁
121 Uテユーブ接続管
125、Uテユーブ管上部のはめ込み部分
128、133、136、146、153、ピン
134、137、147、154 ピン先端の溝
129、135、138、148、155 ピンを締めるボルト
130 ピンを挿入するための穴
93、105、115 熱伝導性の良い材質
96、123、127 Uテユーブと接続テユーブを連結する接続プラグ
106 接続テユーブ
141、165 Uテユーブ挿入棒
151,152 Uテユーブ挿入棒の壁
142、166 Uテユーブ挿入棒の先端
143 テユーブ挿入棒が接続棒にはめ込まれた部分
144 接続棒
145、167 接続棒表面に切った接続溝
44 タンク
46 テユーブ
Claims (6)
- 地下浅部に、又は建造物周囲の地下浅部と必要に応じて建造物地下において、何らかの断熱材を使って作った断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材で断熱層を構築し、その下部に恒温層を人工的に造成する方法。断熱シート或いは何らかの断熱材を使って構築した断熱層の敷設方向は水平であるが、その端において上部、或いは下部に曲げ、垂直方向に多少の長さ、延長敷設するものとする。
- Uテユーブの折り返している屈曲部をその先端で押さえつけ、試錐孔の中に挿入するための介添えとなるUテユーブ挿入棒。通常は手で押しこむが、上部に試錐機と連結出来るように溝を切るか或いは他の工夫を採用し、機械力を利用することもあり、それらの方式。又試錐孔の深さに応じ接続棒と、棒の径をやや小さめにして接続棒に挿入出来るようにしたUテユーブ挿入棒をピンで連結し、延長する方式。
- Uテユーブを熱伝導性の良い材質で出来た管に入れ、熱伝導性の良い材質をUテユーブと管の内壁の間に詰めたUテユーブ管。このUテユーブ管の外径は試錐孔の内径より小さいものとし、この管の外壁先端は平らにしたり、尖らせたり、又は管の外壁にオーガー状の刃をつけるなど現場の状況に応じた形状とし、試錐孔の中への挿入が容易なものとする。このUテユーブ管は、掘削された試錐孔にそのまま挿入するが、必要に応じ管上部壁の外側に溝をきざみ、試錐孔への挿入の際、試錐機と接続して機械の力で挿入出来るようにもする。挿入後、Uテユーブの上端に装着してある接続プラグを介して、接続テユーブと連結する。さらに、挿入後、このUテユーブ管と試錐孔の内壁の間に熱伝導性の良い材質のものを充填するなどの一連の方法。又試錐孔の長さに応じ、Uテユーブ接続管と、管の径をやや小さめにしてUテユーブ接続管に挿入出来るようにしたUテユーブ管をピンで連結し、延長する方式。
- 発砲スチロール、その他の断熱性の良い材質で薄板状の断熱板を1枚〜複数枚合わせた断熱シート。地中で割れることを防止するために、割れ難い材質で断熱性の良い、薄い、別の耐熱板を1枚或いは複数枚密着させる場合もある。この断熱シートの厚さ、巾、長さは一定の大きさにしておく。また必要に応じ適当な間隔で小さい孔を開けておき、断熱シートの上下地層間の通水性を調節するが、この断熱シートを対象とする場所に必要に応じ複数枚敷き詰めて使用するなどの一連の方法。
- 地下浅部に、又は建造物周囲の地下浅部と必要に応じて建造物地下において断熱材で作った断熱シートを埋設するか、或いは何らかの断熱材を使って断熱層を構築し、その直下に恒温層を造成し、必要に応じ、その人工的に造成した恒温層に浅い試錐を必要な本数行い、掘削された孔に、Uテユーブ、Uテユーブ管或いは何らかの熱交換器を挿入し、又はUテユーブ、或いは何らかの熱交換機を恒温層に水平又は斜めに数段にわたり敷設し、何れの場合もヒートポンプ経由でUテユーブ或いは何らかの熱交換機内を循環する冷媒により恒温層から採熱、又は恒温層に放熱することにより対象物内の冷暖房を行う一連の系統的方式。
- 人工的に造成した恒温層に、断熱性の良い材質より成る複数ケの水タンクを埋設、又は造成し、水を媒体とし、季節間蓄熱を行い、熱交換器を経由して循環させ、対象物内の冷暖房を行う一連の方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004256279A JP2006052924A (ja) | 2004-08-09 | 2004-08-09 | 人工的に地下浅部に恒温層を造成する方法。 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009068749A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 熱交換器および熱交換器の施工方法 |
JP2010505086A (ja) * | 2006-09-29 | 2010-02-18 | アース トゥ エア システムズ,エルエルシー | 直接交換式加熱/冷却システムにおける冷媒管地下設置用の収容アセンブリ |
JP2012047360A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 地熱利用型のヒートポンプシステム |
JP2012141119A (ja) * | 2011-01-06 | 2012-07-26 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 地中熱利用ヒートポンプシステムの水平埋設式地中熱交換器装置 |
CN105318587A (zh) * | 2014-07-10 | 2016-02-10 | 宋向东 | 地源冷热能金属传输换热系统 |
JP2016223760A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 章光 登倉 | ドレス断熱 |
-
2004
- 2004-08-09 JP JP2004256279A patent/JP2006052924A/ja active Pending
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JP2016223760A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 章光 登倉 | ドレス断熱 |
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