JP2006048852A - サーボ・バンド識別を提供するスーパーインポーズ・データ情報を備えたテープ・サーボ情報 - Google Patents

サーボ・バンド識別を提供するスーパーインポーズ・データ情報を備えたテープ・サーボ情報 Download PDF

Info

Publication number
JP2006048852A
JP2006048852A JP2004230471A JP2004230471A JP2006048852A JP 2006048852 A JP2006048852 A JP 2006048852A JP 2004230471 A JP2004230471 A JP 2004230471A JP 2004230471 A JP2004230471 A JP 2004230471A JP 2006048852 A JP2006048852 A JP 2006048852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
servo
magnetic tape
separated
data information
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004230471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4538277B2 (ja
Inventor
Bui Nhan Xuan
ナン・スアン・ブイ
Howard Eaton James
ジェームズ・ハワード・イートン
Junichi Fukuda
純一 福田
Glen Alan Jaquette
グレン・アラン・ジャケット
Eiji Ogura
英司 小倉
Taylor Mark Allan
マーク・アラン・テイラー
Kazuhiro Tsuruta
鶴田 和弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP2004230471A priority Critical patent/JP4538277B2/ja
Publication of JP2006048852A publication Critical patent/JP2006048852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4538277B2 publication Critical patent/JP4538277B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】スーパーインポーズ・データ情報を備えたサーボ情報の分離した縦方向のサーボ・バンドを有する磁気テープにおいて、分離サーボ・バンドが独立したアドレス指定可能性のための分離サーボ・バンドを識別するために、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を有すること。
【解決手段】サーボ情報は横方向の位置決めを示すために平行でない横方向に延在する遷移を有し、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報はサーボ・バンドの一部の欠如を有することができる。スーパーインポーズ・データ情報がテープの縦方向の位置情報である場合、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は1つまたは複数のサーボ・バンドの異なる縦方向の位置情報を有することができる。選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、1つまたは複数のサーボ・バンドのスーパーインポーズ・データ情報内にバンド識別子を有することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、磁気テープ媒体上で横方向に配置された分離縦方向サーボ・バンドに関し、より具体的には、独立したアドレス指定可能性(addressability)のためのサーボ・バンドの識別に関する。
サーボ情報に続いてトラック上にスーパーインポーズ・(superimposed)データ情報を有する磁気テープ媒体を示すために、本願譲受人に譲渡されたアルブレヒト等による米国特許第5930065号に関連する発明である。
磁気テープ媒体は大量のデータを格納するための媒体を有し、通常は、テープに沿って縦方向に延在する複数のデータ・トラックを有する。テープ・ヘッドは、データ・トラック上でのデータの読取りおよび/または書込みのために採用され、通常は様々なデータ・トラック間またはデータ・トラックのグループ間で共用され、トラック間またはトラックのグループ間をテープの横方向に移動される。テープ・ヘッドは通常、いくつかの平行なデータ・トラックを基準にしてデータの読取りおよび/または書込みを行ういくつかの分離要素を有し、1つまたは複数の分離サーボ読取りトランスデューサ(transducer)が備えられており、読取りおよび/または書込み要素から横方向にオフセットされているため、サーボ・バンドをトラック・フォロー(track follow)し、データ・トラックに沿って誘導される。サーボ・バンドは、バンド内のいくつかのパスのうちのいずれかに沿ったサーボ誘導を提供するものであり、読取りおよび/または書込み要素が異なるデータ・トラックにアクセスするように、テープ・ヘッドはサーボ・バンド内で横方向に再配置される。サーボ・バンドは連続しており、常時トラック・フォローが提供される。米国特許第5121270号では、サーボ・バンドのない、またトラック・フォローもない、磁気テープ用の「サーボ」と呼ばれるシステムの採用が試みられた。むしろ、テープ・ヘッドはデータ・トラックの間での移動をしていた。狭い(データ・トラック幅)縦方向の2進パターンが提供され、その結果、2つの横方向に隣接する2進パターンにまたがる「サーボ」トランスデューサは2進パターンからのトラック・アドレスを示す。感知された各2進ブロックの振幅が全振幅の半分であった場合、ステップ処理されたヘッドは理論上「オン・トラック」である。しかし実際には横方向に隣接する2進パターンの一方または他方にブロックがないことから、感知されたサーボ信号がオンまたはオフとなり、パターンが不連続になる。さらに、ブロックは同じ周波数であるため、トランスデューサ・サーボはまたがった線のどちら側に感知されたブロックが含まれているのかを識別できず、トラック・フォローが妨げられる。振幅が大幅に異なる場合にのみ、ヘッドは少しステップ処理され、パターンは再テストされる。テープは、たとえ横方向に誘導可能であっても、縦方向に移動する際には横方向にシフトされ、その結果、各データ・トラックについてヘッドのステップ処理位置を確立するためには、データ・トラック密度が低くなければならず、これに対してトラック・フォローは密度の高いデータ・トラックを利用することができる。組み込まれた上述の本発明に関連する米国特許’065号に記載されたようなサーボ・バンドは、サーボ・バンドを横切るいくつかのパスのそれぞれについてトラック・フォローが可能である。
磁気テープ媒体用のサーボ・システムの種類の1つに、磁気テープ媒体上にいくつかの分離サーボ・バンドが横方向に配置されたものがある。それぞれのサーボ・バンドはデータ・トラックのグループにサーボ・ガイダンスを提供し、テープ・ヘッドのサーボ・トランスデューサは、読取りおよび/または書込み要素が異なるデータ・トラックにアクセスするようにサーボ・バンド内で横方向に再配置され、さらに別のデータ・トラックにアクセスするために他のサーボに対して横方向に再配置される。一例では、サーボ・バンドは間隔を置いて配置され、データ・トラックはサーボ・バンドの間に配置される。精密なサーボイングを保証するために、テープ・ヘッドのどちらかの端部に、データ読取りおよび/または書込み要素にまたがって2つのトランスデューサを提供することができる。横方向の位置決めは、サーボ・バンドのいずれか、または両方から取得可能である。サーボ・バンドは、横方向の位置を決めるために本質的に同一パターンで符号化されるため、結果としてバンドはほとんど区別ができない。
テープ・ヘッドの横方向の位置決めは、通常、機械的または電気機械的コンポーネントを有することのできるアクチュエータによって実施される。テープ・ヘッドの適切な横方向の位置決めがいったん実施されると、サーボ・トランスデューサによって感知されたサーボ情報が示すように、テープまたはテープ上のトラックの横方向の動きに追従してヘッドを微調整することができる。トラック・フォローの間に、感知されたサーボ情報の障害から、機械的または電気機械的コンポーネントのスティッキングまたは他の障害を突き止めて、任意の修正を示すことができる。同様に、同じサーボ・バンド内の異なるトラックへのテープ・ヘッドの横方向の再配置は、サーボ・バンド内の位置の連続的な調整によって実施される。したがって、機械的または電気機械的コンポーネントの任意のスティッキングまたは他の障害を、感知されたサーボ情報の障害によって突き止めて、所望の動きを示すことができる。
しかし、サーボ・バンド間のヘッドの横方向の再配置は、通常はフィードバックなしのオープン・ループでも動作する、粗製のアクチュエータによって通常は実行される。したがって、サーボ・バンド間でテープ・ヘッドが再配置される場合、1つのサーボ・バンドから任意の他のサーボ・バンドへの切り替えが成功したことを示すサーボ情報からのフィードバックはなく、サーボ・バンドの区別がほとんど付かない場合、横方向の動きが完了したと推定される時点で、テープ・ヘッドを間違ったサーボ・バンドに配置してしまうことがあり、サーボ情報はエラーを示さないことになる。
横方向の動きによってテープ・ヘッドが正しいサーボ・バンドに配置されるかどうかを判別する方法の1つが、たとえば、テープを基準にしてヘッドのおよその横方向位置を決定する、別の「独立」したセンサを提供することである。こうした独立センサは、ヘッドの物理位置を測定する粗製の光センサを有することができる。こうした粗製センサはトラック・フォローに使用することはできないが、実際のサーボ・システムにバックアップを提供する。こうした特別なセンサはテープ・ドライブのコストを引き上げるものであり、余分なコストが避けられる場合には常に望ましくない。他の例は米国特許第6169640号によって示されている。この例では、タイミング・ベースのサーボ・バンドが互いに縦方向にずらされているかまたはオフセットされており、その結果、2つの隣接するサーボ・バンドを同時に感知することによってサーボ・システムにサーボ・バンド間の縦方向のオフセットを決定させることが可能である。それによってテープ・ヘッドのデータ・バンド位置を決定することができる。
米国特許第5121270号 米国特許第6169640号
しかしこのシステムでは、縦方向のオフセットの決定を行うために、両方のサーボ・バンドが同時に感知されることが必要である。
本発明は、磁気テープ媒体に沿って縦方向に延在する複数の分離サーボ・バンドを有する事前に記録されたサーボ情報を有し、さらに、独立したアドレス指定可能性のために分離サーボ・バンドを識別するように配列された、サーボ情報およびサーボ情報内にスーパーインポーズ・データ情報を有する、磁気テープ媒体を有するものである。サーボ情報は、サーボ・バンドを横切る横方向の位置決めを示す、平行でない横方向に延在する遷移のペアを有し、それぞれの分離サーボ・バンドは、複数の平行な縦方向に延在するデータ・トラックからオフセットされており、当該データ・トラックに関する横方向のサーボ情報を提供している。スーパーインポーズ・データ情報は、選択された平行でない横方向に延在する遷移に対して縦方向の調整を有し、分離サーボ・バンドは、分離サーボ・バンドを識別するために、サーボおよびスーパーインポーズ・データ情報の選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を有する。
一実施形態では、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、分離サーボ・バンドを識別するために、複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも一部において、スーパーインポーズ・データ情報の欠如を有する。
他の実施形態では、スーパーインポーズ・データ情報は、磁気テープ媒体に沿って縦方向の位置を識別するための縦方向の位置情報を有し、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、分離サーボ・バンドを識別するために、少なくとも他のサーボ・バンドを基準にした複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの様々な縦方向の位置情報を有する。
他の実施形態では、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、分離サーボ・バンドを識別するために、複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つのスーパーインポーズ・データ情報に提供された、少なくとも1つのバンド識別子を有する。
分離サーボ・バンドが磁気テープ媒体に対して横方向に順番に配置された実施形態では、サーボ情報は横方向に延在する遷移のバーストのパターンを有し、横方向に延在する遷移ペアのそれぞれの遷移は、タイミング・ベースの横方向サーボ情報を提供するためにパターン中のバーストのうちの分離した1つに配置されるものであって、分離サーボ・バンドのパターンは横方向に位置合わせされ、スーパーインポーズ・データ情報は選択された遷移ペアへの縦方向の位置シフトを有し、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、分離サーボ・バンドを識別するために、順番で次の分離サーボ・バンドを基準にした、複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも1つのパターンで選択された遷移ペアへの様々な縦方向の位置シフトをさらに有する。
本発明を完全に理解するために、添付の図面と共に以下の詳細な説明を参照されたい。
本発明について、以下の説明の好ましい実施形態で図面を参照しながら述べるが、これらの図面では同じ番号は同じかまたは同様の要素を表している。本発明について、本発明の目的を達成するための最良の方式で表して説明するが、当業者であれば、本発明の趣旨または範囲を逸脱することなくこれらの教示に鑑みてその変形形態が実施できることを理解されよう。
図1および2は、サーボ・システムおよび磁気テープ媒体10を示すものであり、磁気テープ媒体は複数の分離した縦方向のサーボ・バンド11、12、13、および14を有し、これらは磁気テープ媒体上に横方向に配置されており、本発明に従って識別することができる。図1の例は、磁気的に書き込まれたサーボ・バンドおよびサーボ・バンド間に配置されたデータ・トラックを備えた、磁気テープ媒体を有する。磁気テープ媒体は、磁気テープ・ドライブのテープ・ヘッド16によって読取りおよび/または書込みが行われる。テープ・ヘッド16は通常、いくつかの平行なデータ・トラックに関してデータの読取りおよび/または書込みを行ういくつかの分離要素17を有し、さらに、サーボ・バンドをトラック・フォローし、データ・トラックに沿って誘導されるように、読取りおよび/または書込み要素17からオフセットされた分離サーボ・トランスデューサまたはサーボ・トランスデューサ20、21が提供される。
図2は、たとえばサーボ・バンド11などの、図1のサーボ・バンドのうちの1つをサーボ・トランスデューサが追跡する場合の、サーボ・トランスデューサ・パス25を、生成されたサーボ出力信号27および対応する信号間隔28の表示と共に示す図である。このサーボ・バンドの例は、組み込まれた’065号特許に記載されたタイプのものであり、サーボ・バンドの幅を横切って記録された平行でない横方向に延在する遷移のパターンを有する。こうしたパターンの幅を横切って任意のポイントで読み取ることによって導出される信号27のタイミング28は、図1のサーボ・トランスデューサ20がサーボ・パターンの幅に比べて小さいため、サーボ・トランスデューサ20がサーボ・バンドを横切って横方向に移動するにつれて連続して変化する。横方向の位置の感知は、図2の2つのサーボ・パターン間隔「A」と「B」の比率を導出することによって達成されるため、読取り時のテープ速度には影響されない。
図3は、組み込まれた’065号特許に従った、組み合わされたサーボ情報およびスーパーインポーズ・データ情報を有するサーボ・バンドの例示的部分30を示す図である。平行でない横方向に延在する遷移の一部は、図2のサーボ情報にデータ情報をスーパーインポーズさせるため、縦方向に調整あるいはシフトされる。’065号特許で論じられているように、調整「+d」または「−d」はペアで遷移し、およびオフセット方向のものである。その結果、サーボのトラック・フォローに影響を与えるペアのバーストのパターンの「A」および「B」のトラック・フォロー間隔には影響しない。平行でない横方向に延在する遷移の選択されたペアに対する縦方向の「+d」または「−d」調整は2進ビットを表し、トラック・フォローするサーボ情報にスーパーインポーズされた符号化データを有する。図3の例30における符号化済みのスーパーインポーズ・データは、ビット・シーケンス「01 00 11」として示される。スーパーインポーズ・データはタコメータ情報であり、テープ・ヘッドのテープに沿った縦方向の位置を示し、縦方向位置情報または「LPOS」と呼ばれる。スーパーインポーズの可能な他の情報としては、カートリッジの型、テープの長さ、製造元、媒体タイプなどの「製造元情報」がある。テープ・ドライブは様々な機能で縦方向位置情報を使用するため、縦方向位置情報が取得されるサーボ・バンドとは無関係に、各サーボ・バンド内に同一情報が符号化される。
図1を参照すると、読取りおよび/または書込み要素17は、通常、様々なデータ・トラックまたはデータ・トラック・グループ間で共有され、トラックまたはトラック・グループ間をテープの横方向に移動する。サーボ・バンド11、12、13、および14はそれぞれデータ・トラックのグループにサーボ・ガイダンスを提供し、テープ・ヘッドのサーボ・トランスデューサ20、21は、図2または図3の「A」および「B」のトラック・フォロー間隔を採用して、読取りおよび/または書込み要素17を異なるデータ・トラックにアクセスさせるようにサーボ・バンド内で横方向に再配置され、さらに他のデータ・トラックにアクセスするように他のサーボ・バンドに対して横方向に再配置される。一例では、サーボ・バンドは、サーボ・バンド間に位置するデータ・トラックにまたがるように間隔が空けられている。これにより、サーボ・バンドは対応するデータ・トラックの近くに位置することになり、外側の読取りおよび/または書込み要素とサーボ・バンドとの間のスパンを減らし、データが書き込まれてから再度読み取られるまでの間のテープ幅の変化に対する感度は低くなる。精密なサーボイングを保証するために、データ読取りおよび/または書込み要素にまたがって、テープ・ヘッド16のどちらかの端部に図1の2つのサーボ・トランスデューサ20、21を提供することができる。横方向の位置決めは、2つのサーボ・バンドのいずれかから、あるいは、2つのサーボ・バンドからのデータを平均するかそうでなければ比較することによって、取得可能である。
テープ・ヘッドの横方向の位置決めは、通常、機械的または電気機械的コンポーネントを有することのできるアクチュエータによって実施される。ヘッド16の読取りおよび/または書込み要素17の適切な横方向の位置決めがいったん実施されると、サーボ・トランスデューサ20、21によって感知されたサーボ情報が示すように、テープまたはテープ上のトラックの横方向の動きに追従してヘッド16の微調整を実行することができる。トラック・フォローの間に、感知されたサーボ情報の障害から、機械的または電気機械的コンポーネントのスティッキングまたは他の障害を突き止めて、任意の修正を示すことができる。同様に、同じサーボ・バンド内の異なるトラックへのテープ・ヘッドの横方向の再配置は、サーボ・バンド内の位置の連続的な調整によって実施される。したがって、機械的または電気機械的コンポーネントの任意のスティッキングまたは他の障害を、感知されたサーボ情報の障害によって突き止めて、所望の動きを示すことができる。
しかし、サーボ・バンド11、12、13、および14のうちの1つから他へのヘッドの横方向の再配置は、通常、機械的または電気機械的コンポーネントを有することが可能であり、通常はフィードバックなしで動作する粗製のアクチュエータによって実行される。フィードバックの欠如は、テープ・ヘッドが1つのサーボ・バンドから他のサーボ・バンドへ移動するときに、またはサーボ・トランスデューサのペアが2つのサーボ・バンドから他の2つのサーボ・バンドへ移動するときに、サーボ・バンド上にサーボ・トランスデューサがないことから生じる。また、たとえサーボ・トランスデューサがサーボ・バンド上にあったとしても、テープが停止しているかまたはサーボ・バンドを読み取るには遅すぎる速度で移動している間にアクチュエーションが発生した場合にも、生じることがある。したがって、サーボ・バンド間でテープ・ヘッドが再配置される場合、1つのサーボ・バンドから任意の他のサーボ・バンドへの切り替えが成功したことを示すサーボ情報からの連続したフィードバックはない。本発明は、横方向の動きが完了した時点での、テープ・ヘッドのサーボ・バンド位置を示すものである。
本発明の一態様によれば、分離サーボ・バンド11、12、13、および14は磁気テープ媒体を横切って横方向に配置され、サーボ情報はサーボ・バンドを横切る横方向の位置決めを示す平行でない横方向に延在する遷移のペアを有し、それぞれの分離サーボ・バンドは、複数の平行な縦方向に延在するデータ・トラックから横方向にオフセットし、さらに当該データ・トラックに関する横方向のサーボ情報を提供するものであって、さらにスーパーインポーズ・データ情報は、選択された平行でない横方向に延在する遷移に対する縦方向の調整を有し、さらに本発明に従って、分離サーボ・バンドは、分離サーボ・バンドを識別するために、サーボおよびスーパーインポーズ・データ情報の選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を有する。分離サーボ・バンドの識別により、サーボ・バンドの独立したアドレス指定可能性が可能になり、またサーボ・トランスデューサのサーボ・バンド位置決めに関するフィードバックが提供される。
本発明の選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報はメモリ内に格納可能であり、また、これを採用して感知されているサーボ・バンドを決定することができる。サーボ・バンドがいったん決定されると、テープの横方向の動きが十分に拘束され、サーボ・トランスデューサが他のサーボ・バンドへ移動しない限りそれ以上の決定を不要とすることができる。
図4は、磁気テープ媒体100を横切って横方向に配置された3つの分離サーボ・バンド111、112、および113を有する、磁気テープ媒体のセグメント100における選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報の一実施形態を示す図である。本発明によれば、たとえばサーボ・バンド111および113は、たとえばビット・シーケンス「01 00 11」を表す、選択された平行でない横方向に延在する遷移に対する縦方向の調整を有する、符号化されたスーパーインポーズ情報を有し、サーボ・バンド112は、分離サーボ・バンドのうちの少なくとも例示された部分にスーパーインポーズ・データ情報がない。1つのオプションでは、サーボ・バンド112全体をスーパーインポーズ・データ情報なし、または「ブランク」の状態のままにしておくことができる。他のオプションでは、サーボ・バンド111および113と同様に、サーボ・バンド112に縦方向位置情報を符号化するが、サーボ・バンド111および113は製造元情報を有し、サーボ・バンド112内の各インスタンスでスーパーインポーズ・データ情報のその部分はブランクにすることができる。さらに他のオプションでは、サーボ・バンド112内で、製造元情報の一部のインスタンスのみがブランクの状態のままである。他のオプションでは、製造元情報の一部のみがブランクで、サーボ・バンドの一部にはスーパーインポーズ情報がない。
図5は、本発明に従った、他のサーボ・バンドに対する分離サーボ・バンドの異なる縦方向の位置情報を有する、磁気テープ媒体のセグメント120における選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報の他の実施形態を示す図である。従来技術では、いずれのサーボ・バンドでもテープの縦方向の位置が検出できるように、縦方向の位置情報はそれぞれのサーボ・バンドで同じである。大きな修正をせずに検出を可能にするために、一実施形態では、他のサーボ・バンドに対する縦方向位置情報に定数を追加することを有する。この定数は、1つのサーボ・バンドの縦方向位置情報に加えられる、上位ビットなどの単一ビットを有することができる。図5の例では、サーボ・バンド121の縦方向位置情報に比べて、サーボ・バンド122の縦方向位置情報には定数「M」が加えられる。同様に、サーボ・バンド123の縦方向位置情報には定数「N」が加えられ、サーボ・バンド124の縦方向位置情報には定数「P」が加えられる。
他の実施形態では、縦方向位置情報は連続しており、1つのサーボ・バンドから次へと常に増加するものであって、蛇行した(serpentine)レコーディングに適したオプションである場合がある。
図6は、他のサーボ・バンドに関する、磁気テープ媒体のセグメント125の分離サーボ・バンドの異なる縦方向位置情報の他の実施形態を示す図である。この例では、分離サーボ・バンド181、184、および185は、増分形式の縦方向位置情報を有し、サーボ・バンド182および183は「X−縦方向位置」の減分形式の縦方向位置情報を有する。
図7は、分離サーボ・バンドのスーパーインポーズ・データ情報に提供されたバンド識別子を有する、本発明に従った磁気テープ媒体のセグメント13における選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報の他の実施形態を示す図である。一実施形態では、縦方向位置情報「LPOS」は、サーボ・バンド131、132、133、および134のそれぞれについて同じである。製造元情報135も、それぞれのサーボ・バンドについて同じである。選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報はバンド識別子136、137、138、および139であり、これは製造元情報の一部を有するか、またはスーパーインポーズ・データ情報の別の部分であってよい。一実施形態では、バンド識別子136、137、138、および139は、製造元情報の1つまたは複数の知られた場所で、あるいはサーボ・バンドの知られた場所で、2進数である。他の実施形態では、バンド識別子136、137、138、および139は、識別子の一部である特別な2進パターンまたは記号などで、またはそれに対する知られたオフセット位置で識別され、さらに、サーボ・バンドの知られた場所にあってもなくてもよい。特別な2進パターンは、バンド識別子を決定するための記号フレーミングを可能にすることができる。バンド識別子は1つまたは複数の記号を有し、そのそれぞれが複数のビットを有することができる。
図8は、磁気テープ媒体のセグメント140に示された、組み合わせられた選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報の一実施形態を示す図であり、分離サーボ・バンド151および153のスーパーインポーズ・データ情報にはバンド識別子146および147が提供され、分離サーボ・バンド152および154はサーボ・バンドの一部分156および157にスーパーインポーズ・データ情報がない。一実施形態では、縦方向位置情報「LPOS」はサーボ・バンド151、152、153、および154のそれぞれについて同じである。製造元情報155は、サーボ・バンド151および153のそれぞれについて同じである場合がある。分離サーボ・バンド152および154の製造元情報およびバンド識別子部分はブランクである。当業者であれば、他の組合せが構想可能である。
図4を参照すると、この例では、横方向に延在する遷移のバーストのパターンを有するサーボ情報が示されており、遷移ペアのそれぞれの遷移がパターン内の別々のバーストに配置されており、タイミング・ベースの横方向サーボ情報を提供している。分離サーボ・バンド111、112、113のパターンは横方向に位置合わせされている。スーパーインポーズ・データ情報は、図3に示されるように、選択された遷移ペアに対する縦方向の位置シフトを有する。図4の例では、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、パターン111および113の選択された遷移ペアに対する縦方向の位置シフトを有し、パターン112の遷移ペアに対する縦方向の位置シフトはない。
したがって、上記のそれぞれの実施形態では、サーボ・バンドの選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報が、サーボ・バンドの1つまたは複数の部分を有することができる。
サーボ・トランスデューサによって読み取られているサーボ・バンドを識別するために、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報がいったん採用されると、この決定を繰り返す必要はない。サーボ・トランスデューサがサーボ・バンドを外れて他のサーボ・バンドへ移動したときにのみ、サーボ・システムのオープン・ループ特徴(character)は、新しく遭遇したサーボ・バンドを識別する必要がある。
図9は、本発明の方法に従って、磁気テープ媒体上に複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移を磁気的に刻印する、本発明に従った磁気刻印機(imprinter)サーボ・ライタ200の一実施形態を示す図である。サーボ・パターンが記録される磁気テープ202はドラム206の周縁204の湾曲部に巻かれ、その結果、湾曲部は、テープに向かって外側に磁界束を放出するテープの反対側にある電磁石208に隣接することになる。一連の浮き出し(raised)バンドは、ドラムの周縁204に、スーパーインポーズ・データ情報を伴う所望のサーボ・パターンで提供される。当業者であれば理解できるように、ドラム204は浮き出しバンドが接触する磁気テープを遮蔽するが、外部電磁石208は磁界をテープ上に放出するため、検出可能遷移の所望のサーボ・パターンが磁気テープ上に刻印されたまま残される。この技法は、’065号特許でより詳細に論じられている。
本発明によれば、ドラム206の周縁204上に提供された一連の浮き出しバンドは、本発明に従って分離サーボ・バンドを識別するための選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を提供するために、図4の少なくとも1つの分離サーボ・バンド112の少なくとも一部にスーパーインポーズ・データ情報の欠如を有するか、図5、6の他のサーボ・バンドに関する分離サーボ・バンドの異なる縦方向位置情報を有するか、図7のバンド識別子を有するか、あるいは、図8に示されたような組合せを有する、図4、5、6、7、または8の複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移のパターンのうちの少なくとも1つを有する。テープ202は、サーボ・ライタ200に関するドライブまたはドラム206によって縦方向に動かされ、サーボ・ライタはテープ上に2つまたはそれ以上の分離サーボ・バンドを書き込むように配置され、分離サーボ・バンドはテープを横切って横方向に順番に配置され、サーボ・ライタはテープ上に分離サーボ・バンドを書き込むために電磁石208を励磁するように動作する。
図9の磁気刻印機200の結果、ドラムは連続して回転し、サーボ・バンドのパターンが磁気テープ202上で連続して繰り返される。したがって、磁気テープは縦方向に大きな距離を移動する必要なしに、感知されているサーボ・バンドを決定することができる。
図10には、本発明の方法に従って、磁気テープ媒体上に複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移を磁気的に刻印し、分離サーボ・バンドに関する選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を提供する、本発明に従った磁気刻印機サーボ・ライタ220の他の実施形態が示されている。磁気刻印機220および方法は、マスタ・テープから従磁気テープへビデオ情報を転送するために、ビデオ・テープ業界で採用されている方法と同様である。当業者であれば周知のように、事前に記録されたマスタ・テープ222は従テープ223とは異なる保磁力を有するため、電磁石228が存在するドラム225の表面とテープが接触している間に、マスタ・テープ222の磁気パターンが従テープ223上に刻印される。
本発明によれば、マスタ・テープ222のサーボ・バンド・パターンのうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの分離サーボ・バンド112の少なくとも一部にスーパーインポーズ・データ情報の欠如を有するか、または図5、6の他のサーボ・バンドに関する分離サーボ・バンドの異なる縦方向位置情報を有するか、または図7のバンド識別子を有するか、または図8に示されたような組合せを有する、図4のパターンのうちの1つを有する。テープ223は、サーボ・ライタ220に関するドライブまたはドラム225によって縦方向に動かされ、サーボ・ライタはテープ上に2つまたはそれ以上の分離サーボ・バンドを書き込むように配置され、分離サーボ・バンドはテープを横切って横方向に順番に配置され、サーボ・ライタは、テープ223と接触しながらテープ223と同じ速さで縦方向に移動される間に、テープ223上に分離サーボ・バンドを書き込むために電磁石208を励磁するように動作する。
図10のマスタ・テープ222は従テープ223と同じ長さとすることができるため、サーボ・バンドのパターンを繰り返すことも、または繰り返さないことも可能である。したがって、サーボ・バンドのパターンは、磁気テープ223上で連続して繰り返されることも、または繰り返さないことも可能である。繰り返されない場合、感知されているサーボ・バンドを決定するために、磁気テープをテープの区別化特徴部分へ縦方向に移動させる必要がある。
図11および12は、本発明の方法に従って、磁気テープ媒体上に複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移を磁気的に書き込むための、本発明に従ったサーボ書込み装置の一実施形態を示す図である。サーボ・ライタは、複数のサーボ書込みヘッド250、251、252、および253を有する。それぞれのサーボ書込みヘッドは、平行でない横方向に延在する遷移のペアを書き込むための、ギャップのペア260を備えた単一の複数ギャップ書込みヘッド280を有する。ドライブはテープを縦方向に移動させ、分離サーボ書込みヘッド250、251、252、および253の書込みヘッド280は、分離コイル295と共に採用され、分離サーボ・バンドの遷移を記録するために変更されたタイミングでギャップをパルスする。サーボ書き込みヘッドの構造の一例が、組み込まれた’065号特許に提供されている。
さらに図12を参照すると、ドライブが磁気テープ媒体310を縦方向に矢印311の方向に移動させる場合、サーボ・ライタは本発明に従ってサーボ書込みコントロール300によって操作され、当該コントロールは、たとえばサーボ書込みヘッド250、251、252、および253などの書込みヘッド280のコイル295を磁気的にパルスするようにパルス生成器301、302、303、および304を動作させて、複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移を、本発明の方法に従って磁気テープ媒体310上に記録するものであり、分離サーボ・バンドに関して選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を提供する。本発明によれば、サーボ書込みコントロール300によって操作されるパルス生成器301、302、303、および304のパルスのタイミングは、書き込みヘッド280のコイル295を磁気的にパルスし、少なくとも1つの分離サーボ・バンド112の少なくとも一部におけるスーパーインポーズ・データ情報の欠如を有し、図4のパターンを形成するなど、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報パターンを形成するか、図5、6の他のサーボ・バンドに関する分離サーボ・バンドの異なる縦方向位置情報を形成するか、図7のバンド識別子を形成するか、あるいは図8に示されたような組合せを形成する。
図13は、磁気テープ媒体410の複数の分離サーボ・バンド404、405、406、および407のうちの少なくとも1つから、サーボ・トランスデューサ401および402のうちの少なくとも1つによって検出されたサーボ情報を読み取るための、サーボ・リーダ400の一実施形態を示す図である。分離サーボ・バンドは磁気テープ媒体上に横方向に配置され、本発明に従って識別可能である。前述のように、データ・トラックはサーボ・バンド間に配置され、ヘッド416の読取りおよび/または書込み要素411によって読取りおよび/または書込みが行われ、サーボ・トラックをトラック・フォローしてデータ・トラックに沿ってヘッドを誘導するように、分離サーボ・トランスデューサ401、402は読取りおよび/または書込み要素からオフセットされる。
サーボ・バンド404、405、406、および407は、本発明に従って分離サーボ・バンドを識別するための選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を提供するために、図4の少なくとも1つの分離サーボ・バンド112の少なくとも一部にスーパーインポーズ・データ情報の欠如を有するか、図5、6の他のサーボ・バンドに関する分離サーボ・バンドの異なる縦方向位置情報を有するか、図7のバンド識別子を有するか、あるいは、図8に示されたような組合せを有する、図4、5、6、7、または8の複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移のパターンのうちの1つを有する。図13のサーボ・トランスデューサ401、402がサーボ・トラックを横切って横方向に移動する場合、サーボ・トランスデューサ20がサーボ・パターンの幅に比べて小さいため、こうしたパターンの幅を横切る任意のポイントでの読取りから導出される信号のタイミングは連続して変化する。横方向の配置感知は、図2の2つのサーボ・パターン間隔AおよびBの割合を導出することによって達成されるため、読取り時のテープ速度には影響されない。
サーボ・バンド404、405、406、および407は、それぞれ、データ・トラックのグループにサーボ・ガイダンスを提供し、テープ・ヘッドは異なるデータ・トラックにアクセスするようにサーボ・バンド内で横方向に再配置され、さらに別のデータ・トラックにアクセスするように他のサーボ・バンドに対して横方向に再配置される。通常、サーボ・バンド間でのテープ・ヘッド416の横方向の位置決めは、通常はオープン・ループでフィードバックなしで動作するアクチュエータ417によって実施される。したがって、サーボ・バンド間でテープ・ヘッドが再配置される場合、1つのサーボ・バンドから任意の他のサーボ・バンドへの切替えが成功したことを示すためのサーボ情報からのフィードバックはなく、サーボ・バンドの区別がほとんど付かない場合、予想された横方向の動きが完了したときにテープ・ヘッドは誤ったサーボ・バンドに配置される可能性があり、サーボ情報はエラーを示さないことになる。
本発明の一態様によれば、分離サーボ・バンド404、405、406、および407は磁気テープを横切って横方向に配置され、分離サーボ・バンドのパターンのうちの少なくとも1つには、本発明に従って分離サーボ・バンドを識別するための選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報が提供され、サーボ・リーダ400はこの選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を採用して分離サーボ・バンドを識別する。
図13の実施形態では、サーボ・トランスデューサ401または402によって感知される検出可能遷移は、対応するサーボ検出器421および422によって検出される。サーボ検出器421または422のうち、一度に所望の1つが動作可能であるか、両方が同時に動作可能であるかの、いずれかである。サーボ検出器421、422は、関連するサーボ・トランスデューサ401、402によって感知される検出可能遷移のタイミングを検出し、感知された分離サーボ・バンドの横方向の幅を基準にして関連するサーボ・トランスデューサの横方向のトラック配置を決定する。さらに復号器425は、検出器421および/または422によって検出された遷移から、トランスデューサによってどの分離サーボ・バンドが感知されているかを判別する。
選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報が、たとえばサーボ・バンド111および113などの、図4の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つにスーパーインポーズ・データ情報を有する場合、ならびに、たとえば分離サーボ・バンド112などの少なくとも他の分離サーボ・バンドの少なくとも一部にスーパーインポーズ・データ情報が欠如する場合、検出可能遷移の相対的タイミングがサーボ検出器421、422によって感知され、復号器は、検出されたサーボ・バンドにスーパーインポーズ・データ情報があるかどうかを判別し、それによってトランスデューサがどの分離サーボ・バンドを感知しているかを判別する。
選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報が、他のサーボ・バンドに関して分離サーボ・バンドの異なる縦方向位置情報を有する場合、図5のサーボ・バンド121、122、123、124に示されるように、検出可能遷移の相対的タイミングがサーボ検出器421、422によって感知され、復号器は検出されたサーボ・バンド内の縦方向位置情報に、縦方向位置情報に定数が加えられているかどうかなどの相違があるかどうか、および何の定数であるかを判別し、それによって、トランスデューサがどの分離サーボ・バンドを感知しているかを判別する。別の方法として、たとえば、図6のサーボ・バンド181、182、183、184、185で示されるように、選択された異なる縦方向位置情報がいくつかのサーボ・バンド内で一方向に効果的に増分しており、他のいくつかでは減分している(たとえば最大値から下降している)場合、復号器はそれぞれのサーボ読取りトランスデューサに注目し(同時にまたは順番に)、縦方向位置の増分または減分が見られるかどうかを判別することができる。たとえば、サーボ読取りトランスデューサ20、21が図6のサーボ・バンド183および184に注目するように、たとえば図1のテープ・ヘッド16などのテープ・ヘッドが配置され、テープが順方向に移動している場合、サーボ・バンド183を読み取っている一番上のサーボ読取りトランスデューサは、減分する縦方向位置を見ることになり、サーボ・バンド184を読み取っている一番下のサーボ読取りトランスデューサは、増分する縦方向位置を見ることになる。テープが反対の方向に移動している場合、復号器は反対の方向に縦方向の位置変化を見ることになる。したがって復号器は、テープの動く方向、およびそれぞれのサーボ読取りトランスデューサでの縦方向位置情報の増分/減分を採用して、どのサーボ・バンドが感知されているのかを判別する。
選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報が、図7のバンド識別子136、137、138、および139によって示されるようなバンド識別子を有する場合、検出可能遷移の相対的タイミングはサーボ検出器421、422によって感知され、復号器はバンド識別子を判別し、それによってトランスデューサがどの分離サーボ・バンドを感知しているかを判別する。
サーボ・コントロール430は、サーボ検出器421、422の検出および復号器425のサーボ・バンド識別決定に従い、磁気テープ媒体410を基準にして横方向に磁気テープ・ヘッド416を配置するように、アクチュエータ417を動作させる。
図14は、本発明に従った、図13のサーボ・リーダを採用した磁気テープ・ドライブ500と、磁気テープ媒体上に分離サーボ・バンドを備えた磁気テープ媒体502を有する磁気テープ媒体カートリッジ501とを示す図である。
磁気テープ媒体カートリッジ501は、カートリッジ・ハウジング505と、当該カートリッジ・ハウジング内に収容された磁気テープ媒体502とを有する。磁気テープ媒体は、磁気テープ媒体に沿って縦方向に配置された平行でない横方向に延在する遷移の少なくとも1つのパターンの複数の分離サーボ・バンドを有するサーボ情報を有する。分離サーボ・バンドは磁気テープ媒体を横切って横方向に配置され、分離サーボ・バンドのパターンのうちの少なくとも1つは、前述のように、少なくとも1つの他の分離サーボ・バンドを基準にした選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を有する。
磁気テープ・ドライブ500は、カートリッジ501の磁気テープ媒体502などの、磁気テープ媒体に関するデータの読取りおよび/または書込みを実行する。カートリッジ501は、ロケータ508で磁気テープ・ドライブにロードされる。磁気テープ・ドライブ500は、図13のヘッド416などの磁気テープ・ヘッドを有し、図14の磁気テープ媒体502上でデータの読取りおよび/または書込みを実行するためのチャネルの読取りおよび/または書込みを行う。ドライブ機構は、磁気テープ・ヘッドに対して縦方向に磁気テープ媒体を移動させ、図13のアクチュエータ417などのアクチュエータは、磁気テープ媒体に対して横方向に磁気テープ・ヘッドを配置する。分離サーボ・バンドの横方向の幅よりも狭い、サーボ・トランスデューサ401、402などの少なくとも1つのサーボ・トランスデューサは、複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つから検出可能遷移を感知する。サーボ検出器421、422などのサーボ検出器は、サーボ・トランスデューサによって感知された検出可能な平行でない横方向に延在する遷移を検出し、分離サーボ・バンドの横方向の幅に基づいてサーボ・トランスデューサの横方向のトラック配置を決定し、さらにサーボ復号器425は、図13に関して上記で述べたように、どの分離サーボ・バンドがトランスデューサによって感知されているかを検出された遷移から判別し、サーボ・コントロールはそれに従ってヘッドを配置するようにアクチュエータを動作させる。
当業者が周知であるように、例示されたコンポーネントおよび/またはステップは変更または組合せが可能であるか、あるいは組み合わされた機能は分離が可能である。当業者が周知であるように、論じられた方法を変更するか、あるいはステップを省略するか、または他のステップの追加が可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態を詳細に示してきたが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲に記載されたように、当該実施形態への修正および適合は本発明の範囲を逸脱することなく実行可能であることが明らかであろう。
本発明に従ったテープ・ヘッドおよび複数の分離サーボ・バンドを備えた磁気テープ媒体のセグメントを示す概略図である。 図1のサーボ・バンドのうちの1つを追跡する場合のサーボ・トランスデューサを、それが生成するサーボ出力信号および対応する信号間隔の表示と共に示す図である。 従来技術の例示的に組み合わされたサーボ情報およびスーパーインポーズ・データ情報を示す図である。 分離サーボ・バンドのうちの1つの少なくとも一部でのスーパーインポーズ・データ情報の欠如を有する、本発明に従った、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報の一実施形態を有する、図1の3つの分離サーボ・バンドのセグメントを示す図である。 他のサーボ・バンドに対する分離サーボ・バンドの異なる縦方向位置情報を有する、本発明に従った、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報の実施形態を有する、図1の分離サーボ・バンドのセグメントを示す図である。 他のサーボ・バンドに対する分離サーボ・バンドの異なる縦方向位置情報を有する、本発明に従った、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報の実施形態を有する、図1の分離サーボ・バンドのセグメントを示す図である。 分離サーボ・バンドのスーパーインポーズ・データ情報に提供されたバンド識別子を有する、本発明に従った、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報の一実施形態を有する、図1の4つの分離サーボ・バンドのセグメントを示す図である。 2つの分離サーボ・バンドのスーパーインポーズ・データ情報に提供されたバンド識別子と、2つの分離サーボ・バンドの一部におけるスーパーインポーズ・データ情報の欠如とを有する、本発明に従った、選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報の一実施形態を有する、図1の4つの分離サーボ・バンドのセグメントを示す図である。 複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移を磁気テープ媒体上に磁気的に刻印する、本発明に従った磁気刻印機の一実施形態を示す概略図である。 複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移を磁気テープ媒体上に磁気的に刻印するためのマスタ・テープを採用した、本発明に従った磁気刻印機の代替実施形態を示す概略図である。 磁気テープ媒体上に複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移を磁気的に書き込むことが可能な、サーボ書込みヘッドを示す透視図である。 磁気テープ媒体上に複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移を磁気的に書き込むための、本発明に従ったサーボ書込み装置を示す概略ブロック図である。 磁気テープ媒体上の複数の分離サーボ・バンドのサーボ情報を読み取るための、本発明に従ったサーボ・トランスデューサおよびサーボ・リーダを示す概略ブロック図である。 本発明に従った、図13のサーボ・リーダを採用した磁気テープ・ドライブと、磁気テープ媒体上の分離サーボ・バンドを採用した磁気テープ媒体カートリッジとを示す概略図である。
符号の説明
10、100、310、410、502 磁気テープ媒体
20、21、401、402 サーボ・トランスデューサ
250、251、252、253 サーボ書込みヘッド
300 サーボ書込みコントロール
301、302、303、304 パルス生成器
400 サーボ・リーダ
417 アクチュエータ
421、422 サーボ検出器
425 サーボ復号器
430 サーボ・コントロール
500 磁気テープ・ドライブ

Claims (30)

  1. スーパーインポーズ・データ情報を備えた事前に記録されたサーボ情報を有する磁気テープ媒体であって、
    前記磁気テープ媒体に沿って縦方向に延在する複数の分離サーボ・バンドを有し、前記サーボ情報内にスーパーインポーズされたサーボ情報およびデータ情報を含み、前記サーボ情報は前記サーボ・バンドを横切る横方向の位置決めを示す、平行でない横方向に延在する遷移のペアを含み、前記分離サーボ・バンドはそれぞれ、複数の平行に縦方向に延在するデータ・トラックから横方向にオフセットし、かつ前記データ・トラックに関する横方向サーボ情報を提供するものであり、前記スーパーインポーズ・データ情報は選択された前記平行でない横方向に延在する遷移に対する縦方向の調整を有するものであって、
    前記分離サーボ・バンドは、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記サーボおよびスーパーインポーズ・データ情報の選択された異なる前記スーパーインポーズ・データ情報を有するものである、磁気テープ媒体。
  2. 前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも一部における前記スーパーインポーズ・データ情報の欠如を有するものである、請求項1に記載の磁気テープ媒体。
  3. 前記スーパーインポーズ・データ情報は、前記磁気テープ媒体に沿って縦方向の配置を識別するための縦方向位置情報を有し、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、少なくとも1つの他の前記分離サーボ・バンドに対して前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの異なる前記縦方向位置情報を有するものである、請求項1に記載の磁気テープ媒体。
  4. 前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの前記スーパーインポーズ・データ情報に提供された少なくとも1つのバンド識別子を有するものである、請求項1に記載の磁気テープ媒体。
  5. 前記分離サーボ・バンドが前記磁気テープ媒体に対して順番に横方向に配置され、前記サーボ情報は前記横方向に延在する遷移のバーストのパターンを有し、前記横方向に延在する遷移の前記ペアのそれぞれの遷移は、タイミング・ベースの前記横方向サーボ情報を提供するためにパターン内の前記バーストの別の1つに配置され、前記分離サーボ・バンドの前記パターンは横方向に位置合わせされ、前記スーパーインポーズ・データ情報は前記遷移の選択されたペアに対して縦方向の位置シフトを有し、さらに、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記順番で次の前記分離サーボ・バンドを基準にして、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも1つの前記パターンのうちの選択された前記遷移ペアに対して異なる前記縦方向の位置シフトを有するものである、請求項1に記載の磁気テープ媒体。
  6. 磁気テープ媒体上に複数の分離サーボ・バンドを書き込むための方法であって、前記分離サーボ・バンドは前記磁気テープ媒体を横切って横方向に配置され、
    前記磁気テープ媒体を少なくとも1つのサーボ・ライタに関して縦方向に移動させるステップであって、前記サーボ・ライタは磁気テープ媒体上に縦方向に複数の分離サーボ・バンドを書き込むように配置され、前記分離サーボ・バンドは前記磁気テープ媒体を横切って横方向に配置されるものである、ステップと、
    前記少なくとも1つのサーボ・ライタを、前記磁気テープ媒体上の前記複数の分離サーボ・バンドとしてサーボ情報を書き込むように動作させるステップであって、前記サーボ情報は前記サーボ・バンドを横切る横方向の位置決めを示す平行でない横方向に延在する遷移のペアを含み、選択された前記平行でない横方向に延在する遷移に対して縦方向に調整することを含み、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記分離サーボ・バンドの選択された異なる前記スーパーインポーズ・データ情報をスーパーインポーズすることを含むものであるステップと、
    を有する方法。
  7. 前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報が、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも一部における前記スーパーインポーズ・データ情報の欠如を有するものである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記スーパーインポーズ・データ情報が、前記磁気テープ媒体に沿って縦方向の位置を識別するための縦方向位置情報を有し、さらに前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報が、前記分離サーボ・バンドを識別するために、少なくとも1つの他の前記分離サーボ・バンドに対して、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの異なる前記縦方向位置情報を有するものである、請求項6に記載の方法。
  9. 前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報が、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの前記スーパーインポーズ・データ情報に提供された少なくとも1つのバンド識別子を有するものである、請求項6に記載の方法。
  10. 前記サーボ・ライタは前記磁気テープ媒体に対して順番に横方向に前記分離サーボ・バンドを書き込むように配置され、さらに前記サーボ・ライタを動作させる前記ステップは、前記サーボ・ライタに、前記横方向に延在する遷移のバーストのパターンで前記サーボ情報を書き込むように動作させるステップを有し、前記横方向に延在する遷移の前記ペアのそれぞれの遷移は、タイミング・ベースの前記横方向のサーボ情報を提供するために、パターン内の前記バーストのうちの別の1つに配置されるものであり、前記分離サーボ・バンドの前記パターンは横方向に位置合わせされ、前記スーパーインポーズ・データ情報は前記遷移の選択されたペアに対する縦方向の位置シフトを有し、さらに、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記順番で次の前記分離サーボ・バンドを基準にして、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも1つの前記パターンのうちの選択された前記遷移ペアに対して異なる前記縦方向の位置シフトを有するものである、請求項6に記載の方法。
  11. 前記磁気テープ媒体は磁気テープ媒体を有し、前記少なくとも1つのサーボ・ライタは複数のサーボ書込みヘッドを有し、前記サーボ・ライタを動作させる前記ステップは、前記サーボ書込みヘッドを磁気的にパルスして、前記複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移の前記ペアを前記磁気テープ媒体上に記録するステップと、前記データ情報を前記サーボ情報にスーパーインポーズするステップと、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記分離サーボ・バンドの前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報をスーパーインポーズするために前記選択された平行でない横方向に延在する遷移を前記縦方向に調整することを有するステップとを有するものである、請求項6に記載の方法。
  12. 前記磁気テープ媒体は磁気テープ媒体を有し、前記少なくとも1つのサーボ・ライタは磁気刻印機を有し、さらに前記サーボ・ライタを動作させる前記ステップは、前記複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移の前記ペアを前記磁気テープ媒体上に磁気的に刻印するステップと、前記データ情報を前記サーボ情報にスーパーインポーズするステップと、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記分離サーボ・バンドの前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報をスーパーインポーズするために前記選択された平行でない横方向に延在する遷移を前記縦方向に調整可能な位置で位置決めするステップとを有するものである、請求項6に記載の方法。
  13. 請求項6に記載の方法に従って製造された磁気テープ媒体。
  14. 複数の分離サーボ・バンドを磁気テープ媒体上に書き込むためのサーボ書込み装置であって、前記分離サーボ・バンドが前記磁気テープ媒体を横切って横方向に配置された、装置であり
    前記磁気テープ媒体を縦方向に移動させるためのドライブと、
    複数の分離サーボ・バンドを前記磁気テープ媒体上に縦方向に書き込むように配置された少なくとも1つのサーボ・ライタとを有する装置であって、前記分離サーボ・バンドは前記磁気テープ媒体を横切って横方向に配置され、さらに前記少なくとも1つのサーボ・ライタは、前記少なくとも1つのサーボ・ライタに関連して前記ドライブが前記磁気テープ媒体を縦方向に移動させると、前記磁気テープ媒体上に前記複数の分離サーボ・バンドとしてサーボ情報を書き込み、前記サーボ情報は前記サーボ・バンドを横切る横方向の位置決めを示す平行でない横方向に延在する遷移のペアを有し、前記サーボ情報にデータ情報をスーパーインポーズし、選択された前記平行でない横方向に延在する遷移に対して縦方向に調整することを有し、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記分離サーボ・バンドの選択された異なる前記スーパーインポーズ・データ情報をスーパーインポーズすることを有する、サーボ書込み装置。
  15. 前記少なくとも1つのサーボ・ライタは、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも一部において前記スーパーインポーズ・データ情報の欠如を有するときに、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を書き込むものである、請求項14に記載のサーボ書込み装置。
  16. 前記少なくとも1つのサーボ・ライタは、前記磁気テープ媒体に沿って縦方向の位置を識別するために縦方向位置情報を有するものとして前記スーパーインポーズ・データ情報を書き込み、前記分離サーボ・バンドを識別するために、少なくとも1つの他の前記分離サーボ・バンドに対して前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの異なる前記縦方向位置情報を有するものとして、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を書き込むものである、請求項14に記載のサーボ書込み装置。
  17. 前記少なくとも1つのサーボ・ライタは、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの前記スーパーインポーズ・データ情報に提供された少なくとも1つのバンド識別子を有するものとして、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報を書き込むものである、請求項14に記載のサーボ書込み装置。
  18. 前記少なくとも1つのサーボ・ライタは、前記サーボ・ライタは前記磁気テープ媒体に対して順番に横方向に前記分離サーボ・バンドを書き込むように配置され、さらに前記サーボ・ライタは、前記横方向に延在する遷移のバーストのパターンで前記サーボ情報を書き込み、前記横方向に延在する遷移の前記ペアのそれぞれの遷移は、タイミング・ベースの前記横方向のサーボ情報を提供するために、パターン内の前記バーストのうちの別の1つに配置されるものであり、前記分離サーボ・バンドの前記パターンは横方向に位置合わせされ、前記スーパーインポーズ・データ情報は前記遷移の選択されたペアに対する縦方向の位置シフトを有し、さらに、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記順番で次の前記分離サーボ・バンドを基準にして、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも1つの前記パターンのうちの選択された前記遷移ペアに対して異なる前記縦方向の位置シフトを有するものである、請求項14に記載のサーボ書込み装置。
  19. 前記少なくとも1つのサーボ・ライタは複数のサーボ書込みヘッドと、複数のパルス生成器と、サーボ書込みコントロールとを有し、前記サーボ書込みコントロールは、前記サーボ書込みヘッドを磁気的にパルスして、前記複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移の前記ペアを前記磁気テープ媒体上に記録し、前記データ情報を前記サーボ情報にスーパーインポーズし、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記分離サーボ・バンドの前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報をスーパーインポーズするために前記選択された平行でない横方向に延在する遷移を前記縦方向に調整することを有するように、前記パルス生成器を動作させるものである、請求項14に記載のサーボ書込み装置。
  20. 前記少なくとも1つのサーボ・ライタは磁気刻印機を有し、さらに前記磁気刻印機は、前記複数の分離サーボ・バンドの平行でない横方向に延在する遷移の前記ペアを前記磁気テープ媒体上に磁気的に刻印し、前記データ情報を前記サーボ情報にスーパーインポーズし、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記分離サーボ・バンドの前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報をスーパーインポーズするために前記選択された平行でない横方向に延在する遷移を前記縦方向に調整可能な位置で位置決めすることを有するものである、請求項14に記載のサーボ書込み装置。
  21. カートリッジ・ハウジングと、
    前記カートリッジ・ハウジング内に収容された磁気テープ媒体とを有する、磁気テープ・カートリッジであって、サーボ情報を備えた前記磁気テープ媒体は、
    前記磁気テープ媒体に沿って縦方向に延在する複数の分離サーボ・バンドを有し、前記サーボ情報内にスーパーインポーズされたサーボ情報およびデータ情報を含み、前記サーボ情報は前記サーボ・バンドを横切る横方向の位置決めを示す、平行でない横方向に延在する遷移のペアを含み、前記分離サーボ・バンドはそれぞれ、複数の平行に縦方向に延在するデータ・トラックから横方向にオフセットし、かつ前記データ・トラックに関する横方向サーボ情報を提供するものであり、前記スーパーインポーズ・データ情報は選択された前記平行でない横方向に延在する遷移に対する縦方向の調整を有するものであって、
    前記分離サーボ・バンドは、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記サーボおよびスーパーインポーズ・データ情報の選択された異なる前記スーパーインポーズ・データ情報を有するものである、磁気テープ・カートリッジ。
  22. 前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも一部における前記スーパーインポーズ・データ情報の欠如を有するものである、請求項21に記載の磁気テープ・カートリッジ。
  23. 前記スーパーインポーズ・データ情報は、前記磁気テープ媒体に沿って縦方向の配置を識別するための縦方向位置情報を有し、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、少なくとも1つの他の前記分離サーボ・バンドに対して前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの異なる前記縦方向位置情報を有するものである、請求項21に記載の磁気テープ・カートリッジ。
  24. 前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの前記スーパーインポーズ・データ情報に提供された少なくとも1つのバンド識別子を有するものである、請求項21に記載の磁気テープ・カートリッジ。
  25. 前記分離サーボ・バンドが前記磁気テープ媒体に対して順番に横方向に配置され、前記サーボ情報は前記横方向に延在する遷移のバーストのパターンを有し、前記横方向に延在する遷移の前記ペアのそれぞれの遷移は、タイミング・ベースの前記横方向サーボ情報を提供するためにパターン内の前記バーストの別の1つに配置され、前記分離サーボ・バンドの前記パターンは横方向に位置合わせされ、前記スーパーインポーズ・データ情報は前記遷移の選択されたペアに対して縦方向の位置シフトを有し、さらに、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記順番で次の前記分離サーボ・バンドを基準にして、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも1つの前記パターンのうちの選択された前記遷移ペアに対して異なる前記縦方向の位置シフトを有するものである、請求項21に記載の磁気テープ・カートリッジ。
  26. 磁気テープ媒体に関するデータの読取りおよび/または書込みを行うための磁気テープ・ドライブであって、前記磁気テープ媒体は、前記磁気テープ媒体に対して縦方向に延在する複数の分離サーボ・バンドに事前に記録されたサーボ情報を有し、前記サーボ情報は前記サーボ情報にスーパーインポーズされたサーボ情報およびデータ情報を有し、前記サーボ情報は、前記サーボ・バンドを横切る位置決めを示す平行でない横方向に延在する遷移のペアを有し、それぞれの前記分離サーボ・バンドは複数の平行な縦方向に延在するデータ・トラックから横方向煮オフセットし、さらに前記データ・トラックに関する横方向のサーボ情報を提供するものであって、前記スーパーインポーズ・データ情報は選択された前記平行でない横方向に延在する遷移に対して縦方向の調整を有し、さらに前記分離サーボ・バンドは前記磁気テープ媒体を横切って横方向に配置されるものである、磁気テープ・ドライブであり、
    前記磁気テープ媒体上でデータの読取りおよび/または書込みを行うための、磁気テープ・ヘッドおよび読取りおよび/または書込みチャネルと、
    前記磁気テープ媒体を前記磁気テープ・ヘッドに対して縦方向に移動させるためのドライブ機構と、
    前記磁気テープ・ヘッドを前記磁気テープ媒体に対して横方向に配置するためのアクチュエータと、
    前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つから前記横方向に延在する遷移を感知するための、前記分離サーボ・バンドの横方向の幅よりも狭い少なくとも1つのサーボ・トランスデューサと、
    前記分離サーボ・バンドの前記横方向の幅を基準にして、前記少なくとも1つのサーボ・トランスデューサの横方向のトラック配置を決定するために、前記少なくとも1つのサーボ・トランスデューサによって感知される前記横方向に延在する遷移のタイミングを検出するためのサーボ検出器と、
    前記横方向に延在する遷移の前記検出されたタイミングから、前記平行でない横方向に延在する遷移に対する前記縦方向の調整を含む前記スーパーインポーズ・データ情報を復号するため、および前記復号されたスーパーインポーズ・データ情報から、前記分離サーボ・バンドを識別するために前記分離サーボ・バンドの選択された異なる前記スーパーインポーズ・データ情報を検出するため、および前記検出された異なる前記スーパーインポーズ・データ情報から、前記分離サーボ・バンドのうちの前記少なくとも1つのいずれが、前記少なくとも1つのサーボ・トランスデューサによって感知されているかを判別するための、復号器と、
    前記サーボ検出器の前記検出および前記復号器の前記サーボ・バンド決定に従って、前記磁気テープ・ヘッドを前記磁気テープ媒体に対して横方向に配置するように前記アクチュエータを動作させるためのサーボ・コントロールと、
    を有する、磁気テープ・ドライブ。
  27. 前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも一部における前記スーパーインポーズ・データ情報の欠如を有するものであり、さらに前記復号器は、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも一部における前記スーパーインポーズ・データ情報の欠如から、前記分離サーボ・バンドのうちの前記少なくとも1つのいずれが、前記少なくとも1つのサーボ・トランスデューサによって感知されているかを判別するものである、請求項26に記載の磁気テープ・ドライブ。
  28. 前記スーパーインポーズ・データ情報は、前記磁気テープ媒体に沿って縦方向の配置を識別するための縦方向位置情報を有し、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの異なる前記縦方向位置情報を有するものであり、さらに前記復号器は、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの前記異なる縦方向位置情報から、前記分離サーボ・バンドのうちの前記少なくとも1つのいずれが、前記少なくとも1つのサーボ・トランスデューサによって感知されているかを判別するものである、請求項26に記載の磁気テープ・ドライブ。
  29. 前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの前記スーパーインポーズ・データ情報に提供された少なくとも1つのバンド識別子を有するものであり、さらに前記復号器は、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの前記スーパーインポーズ・データ情報に提供された前記バンド識別子から、前記分離サーボ・バンドのうちの前記少なくとも1つのいずれが、前記少なくとも1つのサーボ・トランスデューサによって感知されているかを判別するものである、請求項26に記載の磁気テープ・ドライブ。
  30. 前記分離サーボ・バンドが前記磁気テープ媒体に対して順番に横方向に配置され、前記サーボ情報は前記横方向に延在する遷移のバーストのパターンを有し、前記横方向に延在する遷移の前記ペアのそれぞれの遷移は、タイミング・ベースの前記横方向サーボ情報を提供するためにパターン内の前記バーストの別の1つに配置され、前記分離サーボ・バンドの前記パターンは横方向に位置合わせされ、前記スーパーインポーズ・データ情報は前記遷移の選択されたペアに対して縦方向の位置シフトを有し、さらに、前記選択された異なるスーパーインポーズ・データ情報は、前記分離サーボ・バンドを識別するために、前記順番で次の前記分離サーボ・バンドを基準にして、前記複数の分離サーボ・バンドのうちの少なくとも1つの少なくとも1つの前記パターンのうちの選択された前記遷移ペアに対して異なる前記縦方向の位置シフトを有するものであり、さらに前記復号器は、前記複数の分離サーボ・バンドの前記パターンのうちの少なくとも1つの選択された前記遷移ペアに対する前記異なる前記縦方向の位置シフトから、前記複数の分離サーボ・バンドのうちのいずれが、前記少なくとも1つのサーボ・トランスデューサによって感知されているかを判別するものである、請求項26に記載の磁気テープ・ドライブ。
JP2004230471A 2004-08-06 2004-08-06 サーボ・バンド識別を提供するスーパーインポーズ・データ情報を備えたテープ・サーボ情報 Active JP4538277B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004230471A JP4538277B2 (ja) 2004-08-06 2004-08-06 サーボ・バンド識別を提供するスーパーインポーズ・データ情報を備えたテープ・サーボ情報

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004230471A JP4538277B2 (ja) 2004-08-06 2004-08-06 サーボ・バンド識別を提供するスーパーインポーズ・データ情報を備えたテープ・サーボ情報

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006048852A true JP2006048852A (ja) 2006-02-16
JP4538277B2 JP4538277B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=36027207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004230471A Active JP4538277B2 (ja) 2004-08-06 2004-08-06 サーボ・バンド識別を提供するスーパーインポーズ・データ情報を備えたテープ・サーボ情報

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4538277B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047276A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 磁気ヘッド、テープ駆動システム、磁気記録テープ、(高面密度テープ・フォーマットおよびヘッド)
JP2012059353A (ja) * 2006-07-30 2012-03-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> テープ・ドライブ装置用の同期型サーボ・チャンネルの操作方法
JP2019207742A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 富士フイルム株式会社 磁気テープ、磁気テープの製造方法、磁気テープの製造装置、及び記録再生システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012059353A (ja) * 2006-07-30 2012-03-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> テープ・ドライブ装置用の同期型サーボ・チャンネルの操作方法
JP2008047276A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 磁気ヘッド、テープ駆動システム、磁気記録テープ、(高面密度テープ・フォーマットおよびヘッド)
US8199434B2 (en) 2006-08-14 2012-06-12 International Business Machines Corporation High areal density tape format and head
US8488275B2 (en) 2006-08-14 2013-07-16 International Business Machines Corporation High areal density tape format and head
US9036300B2 (en) 2006-08-14 2015-05-19 International Business Machines Corporation High areal density tape format and head
JP2019207742A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 富士フイルム株式会社 磁気テープ、磁気テープの製造方法、磁気テープの製造装置、及び記録再生システム
JP2021140857A (ja) * 2018-05-28 2021-09-16 富士フイルム株式会社 磁気テープ、磁気テープの製造方法、磁気テープの製造装置、及び記録再生システム
JP7187111B2 (ja) 2018-05-28 2022-12-12 富士フイルム株式会社 磁気テープ、磁気テープの製造方法、磁気テープの製造装置、及び記録再生システム
JP2023011045A (ja) * 2018-05-28 2023-01-20 富士フイルム株式会社 磁気テープ、磁気テープの製造方法、磁気テープの製造装置、及び記録再生システム
JP7358601B2 (ja) 2018-05-28 2023-10-10 富士フイルム株式会社 磁気テープ、磁気テープの製造方法、磁気テープの製造装置、及び記録再生システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4538277B2 (ja) 2010-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6937413B2 (en) Tape servo information with superimposed data information providing servo band identification
US7002763B2 (en) Identification of laterally positioned servo bands employing differentiating characteristics of servo patterns
KR100369726B1 (ko) 멀티트랙기록매체에트랙센터링서보신호들을기록하기위한기록헤드
EP1476865B1 (en) Timing based servo with fixed distances between transitions
KR100278433B1 (ko) 트랙 추종 서보 정보에 중첩된 어드레싱 정보를 갖는 자기 테이프 매체 및 그 판독, 기록 방법
KR101341770B1 (ko) 자기 테이프 상에 서보 패턴을 기록하기 위한 헤드 디자인
CN102770914B (zh) 磁带伺服写入器及基于对称定时的伺服突发的同步方法
JPH11273040A (ja) 位置情報を確定する方法及び線形デ―タ記憶テ―プ及びテ―プヘッドの位置決定方法
US6856484B2 (en) Magnetic servo of a recording head
US7199958B2 (en) Servo head with varying write gap width
US7495859B2 (en) Interleaved servo pattern
US7920356B2 (en) Method and system for providing a longitudinally shifted servo pattern for increased sampling rate
JP4538277B2 (ja) サーボ・バンド識別を提供するスーパーインポーズ・データ情報を備えたテープ・サーボ情報
US4819092A (en) Apparatus for writing signal density information on a magnetic medium
JP4072964B2 (ja) サーボ・パターンの区別化特性を用いる横方向に配置されたサーボ・バンドを識別する、線形データ・ストレージ・テープ、分離サーボ・バンドの書き込み方法、サーボ・パターン書込み装置、磁気テープ・カートリッジ、サーボ・リーダ、および磁気テープ・ドライブ
US7092200B2 (en) Magnetic tape drive with recording head group providing high density data signal recording
JP4232734B2 (ja) サーボ信号の周波数変調装置、周波数変調方法及び磁気記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070704

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4538277

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150