JP2006048715A - 電子原本管理装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 利用者のコンピュータ環境とは別に電子原本管理装置を設けて、電子文書を電子原本として登録する。電子原本管理装置は、原本として登録された電子情報に対する状態変化に応じて原本情報の一連のインスタンスを生成し、その一連のインスタンスを1つの原本系列として扱う。このとき、電子情報に、原本系列を一意に識別するための原本系列識別情報と、原本系列におけるインスタンスを一意に識別するためのインスタンス識別情報とを対応づけて、原本情報として登録し、その原本情報に対する状態変化がなされると、原本情報から状態変化された電子情報に、状態変化以前の原本情報と対応付けられた原本系列識別情報と同一の原本系列識別情報と、新たに生成したインスタンス識別情報とを対応づけて、新たな原本情報として登録する。
【選択図】図2
Description
"原本性保証電子保存システムの開発"、[online]、[平成17年8月22日検索]、インターネット<URL:http://www.nmda.or.jp/nmda/ipa/gen/ipa-gen.html >
1.利用者の管理下のコンピュータで文書が管理されるため、文書の作成日時等を容易に偽れる。
2.利用者の管理下のコンピュータで文書が管理されるため、文書を容易に削除可能である。
3.利用者の管理下のコンピュータで文書が管理されるため、文書を容易に改ざん可能である。たとえ、文書管理アプリケーションが文書操作の履歴を記録していたとしても、その履歴をも容易に改ざんすることができる。
4.文書をコピーすると、全く同じ内容の電子文書ができてしまうため、どちらが本物の原本であるかわからなくなる。
本発明の第1の局面において、登録手段1は、電子情報を原本情報として登録し、付与手段2は、その電子情報に対して、電子情報を論理的に一意に識別する論理識別情報と、電子情報の物理的所在を表す所在識別情報とを付与する。管理手段3は、論理識別情報と所在識別情報の組合せに基づく組合せ識別情報を用いて、原本情報を管理し、発行手段4は、その組合せ識別情報を含み、原本情報へのアクセスのために用いられる登録証書情報を発行する。
本発明においては、利用者にサービスを提供するコンピュータ環境とは別に、電子原本管理装置を設ける。また、電子原本管理装置に登録される電子文書は、アプリケーションに依存した“原本”、“謄本”等の属性にかかわらず、すべて電子原本として扱われ、その電子原本に対して登録証書が発行される。すべて電子原本として扱うということは、電子文書を紙に出力した状態に対応し、以後、電子原本の利用者は、発行された登録証書を用いて電子原本にアクセスする。例えば、電子原本としては、次のようなものが登録される。
1.有価証券、健康保険証、紙幣等。原本を提示することによって権利や価値を示したり、原本の譲渡を行うことができる。
2.領収書等のように、商業活動で生成される文書(法廷文書)。原本を保管しておき、監査時等に証拠として提出することができる。
3.戸籍謄本、登記簿謄本等のように、契約書に添付される文書。戸籍謄本や登記簿謄本は、戸籍や登記簿の原本に登録されている内容と同じであることを保証し、契約時には、身元を保証する原本として契約書とともに保管される。
4.契約書等。同じ内容の契約書の原本を2部作成し、個々の原本を契約を交わした各当事者が保管する。
5.遺言書、契約書等。弁護士や公証人役場等の第3者をたてて、原本を第3者が保管し、その謄本を当事者たちが保管する。
6.議事録、企画書等のように、一般業務で生成される文書。これらの文書の原本を保管しておき、複数の当事者により共有する。
7.官公庁や地方自治体で生成される文書。保管機関や公開レベルを設定して管理する。
8.研究ノートや設計書等のように、特許紛争の際に証拠として提出される文書。
9.電子顕微鏡で撮ったDNA(deoxyribonucleic acid )の写真や、風洞実験の様子を写したフィルム等のように、研究の証拠となる画像情報。
P1:利用者側のコンピュータで処理され作成された電子文書は、SAに登録されてはじめて電子原本となる。このように、電子文書をSAに登録してはじめて原本として扱うことで、利用者側で電子文書のコピーが行われて全く同じ電子文書が作成されても、それらは原本ではなく、SA内の電子文書が原本であることを明確にすることができる。
P2:次に、SAは、登録された電子文書(電子原本)に対して、登録証書を発行する。このように、SAが登録証書を発行し、利用者が登録証書を用いてSA内の電子原本にアクセスすることで、SA内の電子原本を一意に識別することが可能となる。
P3:次に、利用者側の同じ内容の電子文書をSAに二重登録しても、SA内では別々の原本として扱う。このように、SAに登録される電子文書を別々の電子原本として扱うことで、紙媒体では同じ内容を印刷しても物理的に別々の物として扱うことが可能であったように、たとえ同じ内容であったとしても、電子的に各々独立した原本であると識別することが可能となる。
P4:次に、ある電子原本に対して更新が行われた際には、各時点の電子文書をその原本のインスタンスとして保持する。また、各々のインスタンスに対して、登録証書を発行する。このように処理することで、利用者は登録証書を用いて、ある原本のある時点のインスタンスを取り出すことが可能となる。
P5:P4で保持された一連のインスタンスを1つの原本として扱う。このように処理することで、更新等で状態が変化する原本を1つの原本として扱うことが可能となる。
P6:次に、SAに登録されている電子原本からのコピーのみを電子原本のコピーとして扱う。このように処理することで、利用者側で発生するコピー文書と電子原本のコピーを明確に区別することが可能となる。
P7:次に、電子原本のオリジナルから作成されるコピーがどの時点の電子原本のコピーであるかを明確に区別する処理を行う。また、その電子原本のコピーに対して、登録証書を発行する。このように、どの時点の電子原本のコピーであるかを明確に示した登録証書を発行することで、利用者は、電子原本のコピーがどの時点のコピーであるかを明確に識別することが可能となる。
P8:次に、原本や謄本の属性等のアプリケーションから指定される登録情報と、コピーやオリジナル等の属性や作成日時等のSAが独自に管理する管理情報を電子文書と一体化して扱う。このように、アプリケーションとは独立して、電子文書、管理情報、および登録情報を一体化することで、たとえ文書が移動しても、移動先でその電子原本の属性を参照することが可能となる。
P9:次に、電子文書、管理情報、登録情報を一体化した形で改ざん検出情報(円で囲まれたSAにより表される部分)を作成する。このように、電子文書のみでなく、管理情報と登録情報をも含めて改ざん検出情報を作成することで、電子文書、管理情報、および登録情報の整合性が保持される。
上述したように、SAは、電子原本の登録時に、登録証書として文書レコードを利用者に発行する。利用者は、文書レコードを用いてSA内の電子原本にアクセスしたり、原本の共有者に文書レコードを送付したりする。共有者は、送付されてきた文書レコードを用いてSAにアクセスすることによって、原本を利用することができる。文書レコードの要件は、以下の通りである。
1.電子原本登録の事実を証明する。
2.SA内のどの原本に対して発行されたかを示す情報を提供する。
3.利用者のどの電子文書が原本として登録されたかを示す情報を提供する。
4.原本登録者(所有者)の情報を提供する。
5.アクセスすべきSAの情報を提供する。
6.文書レコードの改ざんを検出する。
1.電子原本のオリジナルとコピーを一意に指し示す手段を利用者に提供する。オリジナルとコピーを識別する情報を利用者に提供し、コピーがどの電子原本のオリジナルからのコピーであるかを識別可能にする。
2.複数回コピーをしても、各々のコピーを一意に識別可能である。
1.文書レコードによる電子原本のオリジナルとコピーの一意識別
SAに電子文書を登録し、登録時に発行される文書レコードが指し示すSA内の電子文書が原本であり、その電子原本のみから原本のコピーを生成するように管理する。また、コピー生成時にも文書レコードを発行し、その文書レコードが指し示すSA内の電子文書のみを原本のコピーとして扱う。
2.タイプ属性による管理
SAに登録する電子原本に、オリジナルとコピーを識別する属性(タイプ属性)を与える。また、原本のコピー生成の際には、原本系列IDとタイムスタンプを継承する電子文書を生成し、タイプ属性としてコピーを与え、この電子文書を原本のコピーとする。このようにして生成された電子原本のコピーは、どの電子原本のインスタンスから生成されたコピーであるかを明確に示している。タイプ属性は、文書レコードに付加されて利用者に通知され、利用者は文書レコードを参照することにより、電子原本のオリジナルとコピーを識別する。
1.電子文書の所在を一意に特定できない。
2.コピーや移動が簡単に行うことが可能なため、不正コピーや盗難を検出することができない。
1.SAに登録する電子原本に、物理的に所在を特定する情報(物理ID)を与えて、所在を一意に特定する。
2.物理IDを用いて不正コピーの検出を行う。
P1:登録
時刻T1において、利用者は、SA1に電子文書D1−1を登録する。SA1は、登録の処理として、第1に、SID1を原本系列IDとして割り振る。この原本系列IDにより、原本の状態の変化していく系列が一意に識別される。第2に、タイムスタンプとしてT1を割り振る。このタイムスタンプにより、原本系列での各時点のインスタンスが一意に識別される。第3に、タイプ属性としてオリジナルを設定する。SAに登録される電子文書のタイプ属性は、すべて、オリジナルである。
P2:更新(状態変化)
時刻T2において、利用者は、電子文書D1−1を更新し、電子文書D1−2を生成する。これにより、原本の状態が変化する。このとき、原本系列IDとタイプ属性は変更されず、新たなタイムスタンプと物理IDとして、それぞれ、T2とPID2が割り振られた電子原本が作成される。
P3:コピー作成
利用者は、電子文書D1−2のコピーを作成する。このとき、原本系列IDとタイムスタンプは変更されず、新たなタイプ属性と物理IDとして、それぞれ、コピー(1)とPID3が割り振られた電子原本が作成される。タイムスタンプを変更しないのは、原本系列のある時点のコピーであることを明確に識別するためである。コピーを作成した時刻は、履歴等の管理情報として保持される。また、コピー属性には追番が振られ、個々のコピーのインスタンスが管理される。
P4:移動
時刻T3において、利用者は、電子文書D1−2をSA1からSA2に移動する。このとき、原本系列IDとタイプ属性は変更されず、新たなタイムスタンプと物理IDとして、それぞれ、T3とPID4が割り振られた電子原本が作成される。物理IDにはSAを一意に識別するIDが含まれているので、これを用いて不当な電子文書の移動を検出することができる。
電子文書の登録要求を受けると、原本系列管理部34は、論理識別ID作成要求をセキュリティハードウェアに対して行う。
P2:要求
要求時に、原本系列管理部34は、オリジナル原本に対する要求か、コピー原本に対する要求かを指定するタイプ属性をセキュリティハードウェアに対して与える。また、コピー原本の場合には、コピー元のオリジナル原本の論理識別IDも与える。
P3:論理識別ID生成
セキュリティハードウェアは、図4の暗号処理部38、鍵保持部39、識別ID作成部40、時刻生成部41、装置ID保持部42、およびインクリメンタルカウンタ43を含む。
P4:SAの署名
暗号処理部38は、鍵保持部39に保持されているSAの個別鍵64を用いて、P3で連結された情報に対してSAのデジタル署名を生成する。SAのデジタル署名は、SAの個別鍵64で作成するMAC(Message Authentication Code )に対応する。暗号処理部38は、P3で連結された情報にこのMACの値を連結して、電子文書を論理的に識別する最終的な論理識別ID66を生成する。図14において、円で囲まれたSAは、生成された情報がSAのデジタル署名を含むことを表している。
P5:論理識別ID返答
暗号処理部38は、論理識別ID66を、論理識別ID作成要求に対するセキュリティハードウェアの処理結果として、原本系列管理部34に返す。
P6:電子文書保管
ファイルシステムは、文書保管部36と物理ID作成部37を含む。原本系列管理部34は、返された論理識別ID66をファイル名として、電子文書をファイルシステム内の文書保管部36に格納する。
P7:識別ID作成要求
原本系列管理部34は、識別ID作成要求をセキュリティハードウェアに対して行う。このとき、物理ID作成部37から物理ID67を取得し、論理識別ID66と物理ID67をセキュリティハードウェアに与える。
P8:SAの署名
暗号処理部38は、SAの個別鍵64を用いて、論理識別ID66と物理ID67を連結した情報に対してSAの署名を生成する。そして、論理識別ID66と物理ID67を連結した情報にSAの署名を連結して、識別ID68を生成する
P9:識別ID返答
暗号処理部38は、識別ID作成要求に対するセキュリティハードウェアの処理結果として、識別ID68を返す。
P10:識別IDを管理情報に格納
識別ID68を電子原本の管理情報として格納する。
P1:原本系列管理部34は、クライアントから電子文書71と登録情報72を取得し、セキュリティハードウェアに識別IDの生成を指示する。登録情報72には、利用者IDと利用者の電子文書名が含まれる。
P2:セキュリティハードウェアは、識別ID68を生成して、原本系列管理部34に返す。
P3:原本系列管理部34は、電子文書71、登録情報72、および管理情報73を識別ID68に関連付け、これらの情報を連結する。管理情報73には、SAの接続先情報が含まれる。
P4:原本系列管理部34は、セキュリティハードウェアに改ざん検出情報の生成を指示する。このとき、電子文書71、登録情報72、および管理情報73を連結した情報を、セキュリティハードウェアに与える。
P5:セキュリティハードウェアは、受け取った情報に対して、SAの個別鍵64を用いてSAの署名を生成する。そして、それを改ざん検出情報として管理情報に付加し、電子原本74を生成する。
P6:セキュリティハードウェアは、電子原本74を処理結果として返す。
P7:原本系列管理部34は、電子原本74を原本のオリジナルとして、ファイルシステムに登録する。
P1:文書レコード情報整形
原本系列管理部34は、電子原本74の管理情報から、識別IDとSAの接続先情報を取得し、電子原本74の登録情報から、利用者IDと利用者の電子文書名を取得して、取得した情報を図4の登録証書作成部35に渡す。登録証書作成部35は、受け取った情報を文書レコード情報81として整形し、原本系列管理部34に返す。
P2:文書レコード作成指示
原本系列管理部34は、電子文書71と文書レコード情報81をセキュリティハードウェアに与えて、文書レコードの作成を指示する。
P3:ハッシュ値計算
セキュリティハードウェア内の暗号処理部38は、電子文書71のハッシュ値82を計算する。
P4:ハッシュ値連結
暗号処理部38は、ハッシュ値82を文書レコード情報81に連結する。
P5:改ざん検出情報生成
暗号処理部38は、図15の処理と同様に、SAの個別鍵64を用いて改ざん検出情報を生成し、改ざん検出情報を文書レコード情報81に連結して、文書レコード83を生成する。
P6:文書レコード返答
暗号処理部38は、文書レコード83を処理結果として原本系列管理部34に返す。
P7:原本系列管理部34は、文書レコード83をクライアントに送信する。
図17は、電子文書の登録の様子を示している。登録とは、クライアントが生成した電子文書をSAに原本として登録することである。ここでは、以下のような手順で処理が行われる。
P1:クライアントは、ファイル名91の電子文書71を作成し、社外秘等の属性や保管期間のように、サービスに依存する情報を登録情報72として作成する。
P2:クライアントは、ファイル名91、電子文書71、および登録情報72を、クライアントとSAの間のセッション鍵で暗号化して、SAに送信する。図17において、円で囲まれた文字“セ”は、情報がセッション鍵により暗号化されていることを表している。
P3:SAは、受け取った情報を復号化し、電子文書71に対して、識別IDと、作成日時や改ざん検出情報等を含む管理情報を自動生成し、生成した情報を電子文書71および登録情報72と連結して、原本のオリジナル74を生成する。P4:SAは、登録の結果として、文書レコード83を発行する。文書レコード83には、図16に示したような情報が含まれている。このうち、SAの接続先情報としては、例えば、SAのエイリアス(alias )名が用いられる。基本的には、この文書レコード83を用いて他の処理が行われる。
P5:SAは、文書レコード83をセッション鍵で暗号化して、クライアントに通知する。
P6:クライアントは、受け取った情報を復号化し、ファイル名91に文書レコード83を関連付けて、情報を更新する。
P1:クライアントは、検索対象の電子文書の文書レコード83を選択し、接続先情報からアクセスするSAを確認する。
P2:クライアントは、文書レコード83をSAに送付する。
P3:SAは、文書レコード83の識別IDをキーとして、原本74を検索する。
P4:SAは、検索された原本74の電子文書をクライアントに通知する。
P5:クライアントは、受け取った電子文書をファイル名91に関連付けて、情報を更新する。
P1:クライアントは、検証対象の電子文書を選択する。ここでは、ファイル名92の電子文書93が選択されている。
P2:クライアントは、電子文書93の文書レコード94をSAに送付する。
P3:SAは、クライアントから送られてきた文書レコード94の識別IDから原本系列IDを取り出し、その原本系列IDに対応する原本系列の中でタイムスタンプが最新の電子原本95を検索する。そして、電子原本95の識別IDと文書レコード94の識別IDを比較する。両者が一致すれば、文書レコード94は最新のものであることがわかり、両者が一致しなければ、電子原本の状態が変化していることがわかる。
P4:SAは、電子原本の状態が変化していることを検出し、最新の文書レコード96を作成する。
P5:SAは、最新の文書レコード96をクライアントに通知する。
P6:クライアントは、通知された文書レコード96をファイル名91に関連付け、情報を更新する。その後、最新の電子文書を取得する場合には、文書レコード96を用いて、図18の検索処理により電子文書を取得する。
P1:クライアントは、検証対象の電子文書93と文書レコード94を選択する。
P2:クライアントは、文書レコード94と電子文書93をSAに送付する。
P3:SAは、クライアントから送られてきた電子文書93の改ざん検出情報を計算し、文書レコード94が指し示すSA内の電子原本97の改ざん検出情報と比較して、両者が同一か否かを検証する。
P4:SAは、検証結果98に署名を行って、クライアントに通知する。
P5:クライアントは、検証結果98を確認する。
P1:クライアントは、更新文書として電子文書D2を作成し、更新対象の電子文書D1の文書レコードR1、電子文書D2、および電子文書D2に関わる登録情報G2を選択する。
P2:クライアントは、文書レコードR1、電子文書D2、および登録情報G2をSAに送付する。
P3:SAは、文書レコードR1に対応する電子原本O1を取得し、その識別IDであるID1のタイムスタンプ部分を更新して、新たな識別IDとしてID2を生成する。そして、電子文書D2をID2に関連付けて登録し、電子原本O2を生成する。このとき、電子原本O1の管理情報M1、登録情報G1は更新されて、それぞれ、管理情報M2、登録情報G3となる。登録情報G3は、登録情報G1と登録情報G2を含む。
P4:SAは、更新された電子原本O2の文書レコードR2を作成する。
P5:SAは、文書レコードR2をクライアントに通知する。
P6:クライアントは、文書レコードR2を電子文書D2のファイル名に関連付けて、情報を更新する。
P1:クライアントは、移動する電子文書D1と移動先SAを選択する。移動先SAのリストは、必要に応じて、移動元SAから示される。
P2:クライアントは、電子文書D1の文書レコードR1と移動先SAを指定する情報101を、移動元SAに送付する。
P3:移動元SAは、文書レコードR1が指し示す電子原本O1の電子文書D1に対するエキスポート処理を行う。まず、識別IDがID1である電子文書D1、管理情報M1、および登録情報G1を連結する。次に、連結データに対して、移動先SAと移動元SAが共有している共通鍵(個別共有鍵、グループ共有鍵等)を用いて、改ざん検出情報を生成する。そして、改ざん検出情報を元の連結データと連結して、パックドデータ102を生成する。
P4:移動元SAは、パックドデータ102を移動先SAに送付する。
P5:移動先SAは、パックドデータ102の改ざんの有無を検証し、インポート処理を行う。この処理では、パックドデータ102をアンパックして、電子文書D1、管理情報M1、および登録情報G1を取り出す。
P6:移動先SAは、ID1のタイムスタンプと物理IDを更新して、タイムスタンプと物理IDが異なる識別IDであるID2を生成する。
P7:移動先SAは、3ウェイハンドシェークによる否認防止の処理として、否認防止レコード103とID2を移動元SAに送付する。
P8:移動元SAは、受け取ったID2のタイムスタンプを更新してID3を生成し、ID3に関連付けて、電子文書D1のハッシュ値104を移動した電子文書の情報(電子原本O3)として登録する。電子原本O3には、移動先の識別IDであるID2が付加された管理情報M3と、登録情報G1が含まれる。
P9:移動元SAは、3ウェイハンドシェークによる否認防止の処理として、否認防止レコード103を移動先SAに送付する。
P10:移動先SAは、ID2に関連付けて、電子文書D1を移動してきた電子文書(電子原本O2)として登録する。電子原本O2には、移動元の識別IDであるID1が付加された管理情報M2と、登録情報G1が含まれる。
P11:移動元SAは、ID2の情報を含む文書レコードR3を生成する。
P12:移動元SAは、文書レコードR3をクライアントに送信する。
P13:移動先SAは、ID1の情報を含む文書レコードR2を生成する。
P14:移動先SAは、文書レコードR2をクライアントに送信する。
P15:クライアントは、文書レコードR2、R3を電子文書D1のファイル名に関連付け、情報を更新する。
P1:クライアントは、チェックアウト対象の電子文書D1を選択する。
P2:クライアントは、電子文書D1の文書レコードR1をSAに送付して、チェックアウトを要求する。
P3:SAは、チェックアウト処理を行う。まず、電子文書D1を含む電子原本O1の管理情報M1にチェックアウト属性を付与し、識別IDであるID1のタイムスタンプを更新して、タイムスタンプが異なるID2を生成する。そして、チェックアウト属性を有する文書レコードR2を作成する。
P4:SAは、文書レコードR2をクライアントに通知する。
P5:クライアントは、電子文書D1を電子文書D2に更新する。この更新処理は、クライアント内だけではなく、更新機能を用いて、SA内のID2の電子文書に対して行うこともできる。また、更新処理は、複数回行ってもよい。
P6:クライアントは、文書レコードR2、最終的な電子文書D2、電子文書D2の登録情報G2をSAに送付して、チェックインを要求する。
P7:SAは、チェックイン処理を行う。まず、ID2のタイムスタンプを更新してID3を生成し、管理情報M1にチェックイン属性を付与して管理情報M2を生成する。そして、電子文書D2を電子原本O2として登録する。
P8:SAは、チェックイン属性を有する文書レコードR3を作成する。
P9:SAは、文書レコードR3をクライアントに通知する。
P10:クライアントは、文書レコードR3を電子文書D2のファイル名に関連付けて、情報を更新する。
P1:クライアントは、状態遷移情報を取得すべき電子文書93を選択する。
P2:クライアントは、電子文書93の文書レコード94をSAに送付する。
P3:SAは、文書レコード94が指し示すSA内の電子原本97の最新の管理情報から、状態遷移情報105を取得する。
P4:SAは、状態遷移情報105をクライアントに通知する。
P5:クライアントは、状態遷移情報105の内容を確認する。
2 付与手段
3 管理手段
4 発行手段
11、21 セキュアアーカイバ
12 サービスクライアント
13 ローカルな環境
14、74、95、97、O1、O2、O3 電子原本
15、83、94、96、R1、R2、R3 文書レコード
16 セキュア媒体
22 利用者端末
31 ネットワークインタフェース
32 要求解釈部
33 返答作成部
34 原本系列管理部
35 登録証書作成部
36 文書保管部
37 物理ID作成部
38 暗号処理部
39 鍵保持部
40 識別ID作成部
41 時刻生成部
42 装置ID保持部
43 インクリメンタルカウンタ
51、82、104 ハッシュ値
52、68 識別ID
53 利用者側の電子文書名
54 利用者ID
55 SAの接続先情報
56 SAの署名
61、SID1、SID2 原本系列ID
62 タイプ属性
63 T1、T2、T3、T4、T5 タイムスタンプ
64 SAの個別鍵
66 論理識別ID
67、PID1、PID2、PID3、PID4 物理ID
71、93、D1、D1−1、D1−2、D1−3、D1−4、D1−5、D1−C、D2、D2−1、D2−2、D2−3、D2−4、D2−5 電子文書 72、G1、G2、G3 登録情報
73、M1、M2、M3 管理情報
81 文書レコード情報
91、92 ファイル名
98 検証結果
101 移動先SAの情報
102 パックドデータ
103 否認防止レコード
105 状態遷移情報
111 CPU
112 メモリ
113 入力装置
114 出力装置
115 外部記憶装置
116 媒体駆動装置
117 ネットワーク接続装置
119 可搬記録媒体
120 データベース
S1、S2 原本系列
AID1、AID2、AID3、AID4 アドレスID
Claims (14)
- 原本として登録された電子情報に対する状態変化に応じて原本情報の一連のインスタンスを生成し、該一連のインスタンスを1つの原本系列として扱うための電子原本管理装置であって、
電子情報を原本として登録する要求がなされると、該電子情報に、原本系列を一意に識別するための原本系列識別情報と、該原本系列におけるインスタンスを一意に識別するためのインスタンス識別情報とを対応づけて、原本情報として登録する手段と、
前記原本情報に対する状態変化がなされると、前記原本情報から状態変化された電子情報に、状態変化以前の原本情報と対応付けられた原本系列識別情報と同一の原本系列識別情報と、新たに生成したインスタンス識別情報とを対応づけて、新たな原本情報として登録する手段と、
を備えることを特徴とする電子原本管理装置。 - 前記電子原本管理装置に他の電子原本管理装置からの原本情報の移動がなされると、該原本情報と、骸原本情報の原本系列識別情報と同一の原本系列識別情報と、新たに生成したインスタンス識別情報とを対応づけ、新たな原本情報として登録することを特徴とする請求項1に記載の電子原本管理装置。
- 前記原本情報の原本系列識別情報と同一の原本系列識別情報と、新たに生成したインスタンス識別情報とを、他の電子原本管理装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の電子原本管理装置。
- 登録証書情報と、該登録証書情報に対応づけて登録された原本情報を他の電子原本管理装置に移動させる要求を受信する手段と、
前記要求において指定された他の電子原本管理装置に、前記登録証書情報に含まれる識別情報に対応づけて登録された原本情報を送信する手段と、
前記移動先の電子原本管理装置から受信した、該移動先の電子原本管理装置において前記送信された原本情報に対して新たに付与された識別情報を記録する手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電子原本管理装置。 - 前記インスタンス識別情報は、原本情報の登録時ごとに付与されるタイムスタンプであることを特徴とする請求項1に記載の電子原本管理装置。
- 前記原本系列識別情報は、当該電子原本管理装置の装置識別情報と、装置内の電子情報識別情報とにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の電子原本管理装置。
- 電子情報を原本情報として登録した際、及び登録された原本情報から状態変化された電子情報を新たな原本情報として登録した際には、更に登録される原本情報の所在を示す所在識別情報を対応づけて原本情報の登録を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子原本管理装置。
- 電子情報を原本情報として登録した際、及び登録された原本情報から状態変化された電子情報を新たな原本情報として登録した際には、当該原本情報と対応づけられた前記原本系列識別情報と前記インスタンス識別情報とを含む登録証書情報を発行することを特徴とする請求項1に記載の電子情報管理装置。
- 電子情報の参照要求と、該要求に含まれる登録証書情報とを受信する受信手段と、
前記登録証書情報に含まれる原本系列識別情報とインスタンス識別情報とを用いて、前記原本情報を検索する検索手段と、
検索された原本情報を参照要求元に送信する送信手段とを備えることを特徴とする請求項8に記載の電子原本管理装置。 - 登録証書情報と、該登録証書情報が最新であるか否かを検証する要求を受信する受信手段と、
前記登録証書情報に含まれる原本系列識別情報に対応する原本系列の中で登録された原本情報が最新であることを示すインスタンス識別情報が付与された原本情報を検索する検索手段と、
前記検索された原本情報のインスタンス識別情報と、前記受信した登録証書情報に含まれるインスタンス識別情報を比較する比較手段と、
前記比較手段で比較したインスタンス識別情報が不一致であるときは、前記検索された原本情報に基づいた登録証書情報を検証要求元に送信する送信手段と
を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の電子原本管理装置。 - 電子情報と、登録証書情報と、前記電子情報が電子原本管理装置で登録された原本の電子情報であるか否かを検証する同一性検証の要求を受信する手段と、
前記受信した電子情報から改ざん検出情報を計算する手段と、
前記受信した登録証書情報に基づいて原本情報を検索する手段と、
該原本情報から計算される改ざん検出情報と前記受信した電子情報から計算された改ざん検出情報とを比較する手段と、
比較結果を前記要求元に送信する手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の電子原本管理装置。 - コンピュータを、原本として登録された電子情報に対する状態変化に応じて原本情報の一連のインスタンスを生成し、該一連のインスタンスを1つの原本系列として扱うための電子原本管理装置として機能させるためのプログラムであって、
該コンピュータを、
電子情報を原本として登録する要求がなされると、該電子情報に、原本系列を一意に識別するための原本系列識別情報と、該原本系列におけるインスタンスを一意に識別するためのインスタンス識別情報とを対応づけて、原本情報として登録する手段と、
前記原本情報に対する状態変化がなされると、前記原本情報から状態変化された電子情報に、状態変化以前の原本情報と対応付けられた原本系列識別情報と同一の原本系列識別情報と、新たに生成したインスタンス識別情報とを対応づけて、新たな原本情報として登録する手段と、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、原本として登録された電子情報に対する状態変化に応じて原本情報の一連のインスタンスを生成し、該一連のインスタンスを1つの原本系列として扱うための電子原本管理装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ可読の記録媒体であって、
該コンピュータを、
電子情報を原本として登録する要求がなされると、該電子情報に、原本系列を一意に識別するための原本系列識別情報と、該原本系列におけるインスタンスを一意に識別するためのインスタンス識別情報とを対応づけて、原本情報として登録する手段と、
前記原本情報に対する状態変化がなされると、前記原本情報から状態変化された電子情報に、状態変化以前の原本情報と対応付けられた原本系列識別情報と同一の原本系列識別情報と、新たに生成したインスタンス識別情報とを対応づけて、新たな原本情報として登録する手段と、
として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ可読の記録媒体。 - コンピュータが原本として登録された電子情報に対する状態変化に応じて原本情報の一連のインスタンスを生成し、該コンピュータが該一連のインスタンスを1つの原本系列として扱うための電子原本管理方法であって、
コンピュータが、電子情報を原本として登録する要求がなされると、該電子情報に、原本系列を一意に識別するための原本系列識別情報と、該原本系列におけるインスタンスを一意に識別するためのインスタンス識別情報とを対応づけて、原本情報として登録するステップと、
コンピュータが、前記原本情報に対する状態変化がなされると、前記原本情報から状態変化された電子情報に、状態変化以前の原本情報と対応付けられた原本系列識別情報と同一の原本系列識別情報と、新たに生成したインスタンス識別情報とを対応づけて、新たな原本情報として登録するステップと、
を実行することを特徴とする電子原本管理方法。
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JP2009512001A (ja) * | 2006-08-10 | 2009-03-19 | コリア インスティテュート フォー エレクトロニック コマース | 電子文書の不変更性と事実証明を行う電子文書保管所システム及びそのシステムで行われる電子文書登録方法、閲覧方法、発給方法、移管方法、証明書発給方法 |
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US8132237B2 (en) | 2006-08-10 | 2012-03-06 | National It Industry Promotion Agency | System of electronic document repository which guarantees authenticity of the electronic document and issues certificates and method of registering, reading, issuing, transferring, a certificate issuing performed in the system |
JP4918092B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2012-04-18 | ナショナル アイティ− インダストリ− プロモ−ション エ−ジェンシ− | 電子文書の不変更性と事実証明を行う電子文書保管所システム及びそのシステムで行われる電子文書登録方法、閲覧方法、発給方法、移管方法、証明書発給方法 |
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