JP2006047594A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の解像度を向上させるとともに、消費電力を低減することができる液晶表示装置を実現する。
【解決手段】液晶表示装置100において、RGBデジタル変換回路1が画像信号をLEDパネル2の画素領域毎にR、G、B各色のカラーデータに分解して取得した階調レベルから、階調レベル最大値検出部4が階調レベルの最大値を検出する。そして、PWM制御回路5がその階調レベルの最大値に応じた強度のR、G、B各色の光が重ならないように各色の光を周期的にバックライト光源3に出力させるとともに、LED制御回路6が、最大値の階調レベルを有するR、G、B各色のカラーデータに対応する画素領域の透過率を最大とするとともに、それ以外の画素領域の透過率を取得されたR、G、B各色の階調レベルに応じて設定し調整することにより、LEDパネル2の画素領域を透過した光に基づいて画像信号に基づく画像を表示するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置に関する。
近年、パーソナルコンピュータなどのOA機器やテレビジョンなどの家電製品の軽量、薄型化に伴い、ディスプレイ装置についても軽量化、薄型化が要求されている。そのため、従来より普及しているCRTに代わるものとして、液晶表示装置(LCD)の開発が進められている(例えば、特許文献1,2,3,4,5参照。)。
特開2000−214825号公報 特開2001−147673号公報 特開2002−359754号公報 特開2003−110878号公報 特開2003−131623号公報
しかしながら、上記従来技術の場合、液晶表示装置の画質や視野角などの向上は図られているものの、LEDなど光源の発光量の調整は行われておらず、光源の消費電力については問題視されていなかった。
本発明の目的は、画像の解像度を向上させるとともに、消費電力を低減することができる液晶表示装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、画像信号に応じてR、G、B各色の光をそれぞれ独立に出力可能なバックライト光源と、その画像信号に応じて前記バックライト光源が出力する光の透過率を変化させる複数の画素領域を有する液晶部と、を備え、前記液晶部を透過した光に基づいて前記画像信号に基づく画像を表示する液晶表示装置において、前記画像信号を前記複数の画素領域毎にR、G、B各色のカラーデータに分解し、R、G、B各色の階調レベルを取得するRGB階調レベル取得手段と、前記RGB階調レベル取得手段により取得されたR、G、B各色の階調レベルの最大値を検出する階調レベル最大値検出手段と、前記階調レベル最大値検出手段により検出された階調レベルの最大値に応じた強度のR、G、B各色の光を、R、G、B各色の光が重ならないように各色の光を周期的に前記バックライト光源に出力させる光出力制御手段と、前記階調レベル最大値検出手段により検出された最大値の階調レベルを有するR、G、B各色のカラーデータに対応する前記画素領域の透過率を最大とするとともに、それ以外の画素領域の透過率を前記RGB階調レベル取得手段により取得されたR、G、B各色の階調レベルに応じて設定する透過率設定手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、画像信号に応じてR、G、B各色の光をそれぞれ独立に出力可能なバックライト光源と、その画像信号に応じて前記バックライト光源が出力する光の透過率を変化させる複数の画素領域を有する液晶部と、を備え、前記液晶部を透過した光に基づいて前記画像信号に基づく画像を表示する液晶表示装置において、前記画像信号を前記複数の画素領域毎にR、G、B各色のカラーデータに分解し、R、G、B各色の階調レベルを取得するRGB階調レベル取得手段と、前記RGB階調レベル取得手段により取得されたR、G、B各色の階調レベルの最大値を検出する階調レベル最大値検出手段と、前記階調レベル最大値検出手段により検出された階調レベルの最大値に応じた強度のR、G
、B各色の光を、前記バックライト光源に出力させる光出力制御手段と、前記階調レベル最大値検出手段により検出された最大値の階調レベルを有するR、G、B各色のカラーデータに対応する前記画素領域の透過率を最大とするとともに、それ以外の画素領域の透過率を前記RGB階調レベル取得手段により取得されたR、G、B各色の階調レベルに応じて設定する透過率設定手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の液晶表示装置において、前記光出力制御手段は、R、G、B各色の光が重ならないように各色の光を周期的に前記バックライト光源に出力させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、液晶表示装置は、画像信号を液晶部の複数の画素領域毎に分解して、R、G、B各色の階調レベルを取得し、その階調レベルの最大値を検出することができる。そして、検出された階調レベルの最大値に応じた強度のR、G、B各色の光をバックライト光源に出力させることができるので、バックライト光源が必要以上の光を出力することはなく、バックライト光源の出力の無駄を省き、消費電力を低減することができる。
また、バックライト光源がR、G、B各色の光が重ならないように各色の光を周期的に出力することにより、RGB各色の光を残像現象として混合することができ、また、検出された最大値の階調レベルを有するR、G、B各色のカラーデータに対応する画素領域の透過率を最大とするとともに、それ以外の画素領域の透過率をR、G、B各色の階調レベルに応じて設定することができるので、バックライト光源が出力したRGB各色の光が液晶部の画素領域を透過する透過率が階調レベルに応じて調整されて混合されることで、液晶部の全画素領域においてフルカラーでの画像表示が可能となり、画像の解像度を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、液晶表示装置は、画像信号を液晶部の複数の画素領域毎に分解して、R、G、B各色の階調レベルを取得し、その階調レベルの最大値を検出することができる。そして、検出された階調レベルの最大値に応じた強度のR、G、B各色の光をバックライト光源に出力させることができるので、バックライト光源が必要以上の光を出力することはなく、バックライト光源の出力の無駄を省き、消費電力を低減することができる。
また、バックライト光源がR、G、B各色の光を出力するとともに、検出された最大値の階調レベルを有するR、G、B各色のカラーデータに対応する画素領域の透過率を最大とし、それ以外の画素領域の透過率をR、G、B各色の階調レベルに応じて設定することができるので、バックライト光源が出力したRGB各色の光が液晶部の画素領域を透過する透過率が階調レベルに応じて調整されることで、液晶部の全画素領域において様々な色の画像表示が可能となり、画像の解像度を向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、バックライト光源はR、G、B各色の光が重ならないように各色の光を周期的に出力することができるので、RGB各色の光を残像現象として混合することができる。
よって、液晶部の全画素領域においてフルカラーでの画像表示が可能となり、画像の解像度をより向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る液晶表示装置について詳細に説明する。
図1に示すように、液晶表示装置100は、所定の画像に関する画像信号を受信して、その画像信号をR(赤)、G(緑)、B(青)各色のカラーデータに分解するRGBデジ
タル変換回路1と、RGBデジタル変換回路1から階調レベル最大値検出部4とLCD制御回路6を介して転送されるLCD信号に応じて各画素領域の透過率を変化させることにより所定の画像を表示可能とする液晶部としてのLCDパネル2と、RGBデジタル変換回路1から階調レベル最大値検出部4とPWM制御回路5を介して転送されるバックライト信号に応じてR、G、B各色の光をそれぞれ独立に出力可能なバックライト光源3等により構成されている。
LCDパネル2は、例えば、偏光板が配されたガラス板の間に透明電極や配向膜を介して液晶を封入し、その液晶が配列する向き(偏向角)をマトリックス状に配置した透明電極に印加する電圧により調整する従来周知のLEDパネルを適用することができるので、LEDパネルの構成や動作等については、ここでは詳述しない。
なお、マトリックス状の透明電極は、LCDパネル2の複数の画素領域に対応するように配置されており、LCDパネル2における透明電極に印加する電圧を調整することによって、液晶の偏向角を調整し、バックライト光源3が出力する光の透過率を画素領域毎に変化させて調節することができるようになっている。
バックライト光源3は、赤色の光を出力するLED(R)と、緑色の光を出力するLED(G)と、青色の光を出力するLED(B)とにより構成されている。
そして、バックライト光源3が出力し、LCDパネル2を透過した光に基づいて、所定の画像が形成されて表示されるようになっている。
RGBデジタル変換回路1は、受信した画像信号をLCDパネル2の複数の画素領域毎にR、G、B各色のカラーデータに分解するとともに、分解した各色のカラーデータの階調レベルを取得し、各色の階調レベルを階調レベル最大値検出手段としての階調レベル最大値検出部4に出力する。
つまり、RGBデジタル変換回路1は、RGB階調レベル取得手段として機能する。
階調レベル最大値検出部4は、R成分に関するカラーデータの階調レベルが入力されるR成分階調レベル最大値検出部4Rと、G成分に関するカラーデータの階調レベルが入力されるG成分階調レベル最大値検出部4Gと、B成分に関するカラーデータの階調レベルが入力されるB成分階調レベル最大値検出部4Bと、により構成されている。
R成分階調レベル最大値検出部4R、G成分階調レベル最大値検出部4G、B成分階調レベル最大値検出部4Bは、それぞれフィールドメモリ41と、最大値検出回路42と、ルックアップテーブル43と、ガンマ補正回路44と、を有している。
フィールドメモリ41は、RGBデジタル変換回路1から入力されたカラーデータの階調レベルを1画面(1フィールド)毎に記憶し、一時的に蓄積する。
最大値検出回路42は、フィールドメモリ41に記憶された1画面(1フィールド)中の階調レベルの最大値を検出する。そして、検出した階調レベルの最大値を光出力制御手段としてのPWM制御回路5に出力する。
ルックアップテーブル43は、階調レベルの最大値に応じて、LCDパネル2の画素領域の開口率(偏向角)を調整し設定するためのデータが格納されている。
ガンマ補正回路44は、検出された階調レベルの最大値に応じた画素領域の開口率(偏向角)に関するデータをルックアップテーブル43から取得し、その開口率(偏向角)に関するデータを透過率設定手段としてのLCD制御回路6に出力する。
PWM制御回路5は、階調レベル最大値検出部4における、R成分階調レベル最大値検出部4R、G成分階調レベル最大値検出部4G、B成分階調レベル最大値検出部4Bの最大値検出回路42がそれぞれ検出した各色の階調レベルの最大値に応じた強度のR、G、Bの各色の光をバックライト光源3に出力させる。
特に、PWM制御回路5は、R、G、B各色の光が重ならないようにタイミングをずらして、各色の光を周期的にバックライト光源3に出力させる。例えば、1画面(1フィールド)当りの画像表示時間が1/60secである場合、各色の光を1/180sec毎、周期的に順次出力させる。
LCD制御回路6は、ガンマ補正回路44から入力された、階調レベルの最大値に応じた画素領域の開口率(偏向角)に関するデータに基づき、LEDパネル2の各画素領域の透過率を設定し、調整する。
LCD制御回路6は、例えば、最大値の階調レベルを有するR、G、B各色のカラーデータに対応するLEDパネル2の画素領域の透過率を最大に設定するとともに、それ以外の画素領域の透過率を、R、G、B各色の階調レベルが低減する割合に応じて、透過率が低減するように設定する。
つまり、最大値の階調レベルを有するR、G、B各色のカラーデータに対応するLEDパネル2の画素領域においては、LEDパネル2の液晶の偏向角が90°となるように調整し、透過率、開口率を100%とする。そして、階調レベルが低減する割合に応じて偏向角を90°から0°側に所定の割合でシフトするようにし、透過率、開口率を100%から0%に所定の割合で低減するようになっている。
次に、具体的数値を例示するとともに、図2に示すフローチャートに基づき、液晶表示装置100の画像表示動作について説明する。
まず、RGBデジタル変換回路1が、表示する画像に関する画像信号を1画面(1フィールド)分、受信する(ステップS101)。
RGBデジタル変換回路1は、受信した画像信号をLCDパネル2の複数の画素領域毎にR、G、B各色のカラーデータに分解するとともに、分解した各色のカラーデータの階調レベルを取得し、各色の階調レベルを階調レベル最大値検出部4に出力する(ステップS102)。
例えば、RGBデジタル変換回路1は、図3に示すような、LCDパネル2の複数の画素領域毎に、画像信号をR、G、B各色のカラーデータに分解し、その各色のカラーデータの階調レベルを取得する。
次いで、階調レベル最大値検出部4は、入力された各色の階調レベルの最大値を検出する(ステップS103)。
例えば、8bit階調表現の場合、階調レベル最大値検出部4は、図3に示すように、入力された各色の階調レベルに基づき、画素領域2rのR成分の階調レベルがこの画面(フィールド)における最大値「256」であり、R最大レベルである画素領域2rの各色の階調レベルは「R:256,G:64,B:128」であると認識する。
同様に、画素領域2gのG成分の階調レベルが最大値「128」であり、G最大レベルである画素領域2gの各色の階調レベルは「R:128,G:128,B:64」、画素領域2bのB成分の階調レベルが最大値「192」であり、B最大レベルである画素領域2bの各色の階調レベルは「R:128,G:64,B:192」であると認識する。
そして、階調レベル最大値検出部4は、検出した各色の階調レベルの最大値をPWM制御回路5に出力し、その各色の階調レベルの最大値に応じた画素領域の開口率(偏向角)に関するデータをLCD制御回路6に出力する(ステップS104)。
次いで、PWM制御回路5が、各色の階調レベルの最大値に応じた強度のR、G、Bの各色の光を1/180secずつ、周期的にバックライト光源3に出力させるとともに、L
CD制御回路6が、1/180カウンタ7(図1参照)のタイミングに従ってバックライト光源3の光の出力に同期させるように、LEDパネル2の各画素領域の透過率を調整し
、1画面分の画像の表示を行う(ステップS105)。
例えば、図4に示すように、PWM制御回路5は、RGB各成分の光が重ならないように、バックライト光源3に、階調レベル「256」に応じた強度のR成分の光を1/180sec出力させ、次いで、階調レベル「128」に応じた強度のG成分の光を1/180sec出力させ、次いで、階調レベル「192」に応じた強度のB成分の光を1/180sec
出力させる。
そして、この各色の光の出力と同期するように、LCD制御回路6は、LEDパネル2の各画素領域の透過率を調整する。
例えば、R成分の光がバックライト光源3から出力されるタイミングにおいて、画素領域2rの開口率(透過率)が100%となるように、画素領域2rに対応する液晶の偏向角を調整するとともに、画素領域2gの開口率(透過率)が50%、画素領域2bの開口率(透過率)が50%となるように、画素領域2g、2bに対応する液晶の偏向角をそれぞれ調整する。
このように、各画素領域の液晶の偏向角を調整することにより、バックライト光源3から出力されたR成分の光の光量がLEDパネル2を透過する際に調整されて、画素領域2rにおいては階調レベル「256」、画素領域2gにおいては階調レベル「128」、画素領域2bにおいては階調レベル「128」に応じた強度の光が出力される。
同様に、G成分の光がバックライト光源3から出力されるタイミングにおいて、画素領域2gの開口率(透過率)が100%となるように、画素領域2gに対応する液晶の偏向角を調整するとともに、画素領域2rの開口率(透過率)が50%、画素領域2bの開口率(透過率)が50%となるように、画素領域2r、2bに対応する液晶の偏向角をそれぞれ調整する。そして、バックライト光源3から出力されたG成分の光の光量がLEDパネル2を透過する際に調整されて、画素領域2rにおいては階調レベル「64」、画素領域2gにおいては階調レベル「128」、画素領域2bにおいては階調レベル「64」に応じた強度の光が出力される。
また、B成分の光がバックライト光源3から出力されるタイミングにおいて、画素領域2bの開口率(透過率)が100%となるように、画素領域2bに対応する液晶の偏向角を調整するとともに、画素領域2rの開口率(透過率)が67%、画素領域2gの開口率(透過率)が33%となるように、画素領域2r、2gに対応する液晶の偏向角をそれぞれ調整する。そして、バックライト光源3から出力されたG成分の光の光量がLEDパネル2を透過する際に調整されて、画素領域2rにおいては階調レベル「128」、画素領域2gにおいては階調レベル「64」、画素領域2bにおいては階調レベル「192」に応じた強度の光が出力される。
そして、バックライト光源3が、R、G、Bの各色の光を1/180secずつ、周期的
に出力した光は、人の目では追随できない速さで切り替わるので、残像現象としてRGB各成分の光が混合される。つまり、バックライト光源3が出力した光の光量がLEDパネル2の画素領域毎に調整されて出力されるRGB各色の光が混合されることで、フルカラーでの画像表示が可能となる。
具体的には、バックライト光源3がR、G、Bの各色の光を出力した1/60secにお
いて、画素領域2rでは階調レベル「R:256,G:64,B:128」に応じた強度の光に基づく色が表示される。同様に、画素領域2gでは階調レベル「R:128,G:128,B:64」に応じた強度の光に基づく色が、画素領域2bでは階調レベル「R:128,G:64,B:192」に応じた強度の光に基づく色が表示される。
このように、全ての画像領域においてそれぞれの色が表示されることで、1画面分の画像が表示される。
次いで、RGBデジタル変換回路1が、画像信号を受信すれば(ステップS106;Y
es)、ステップS102へ戻り、次の画像の表示を行う。そして、1/60secの1画
像を繰り返し表示するようになっており、動画の表示も可能となる。
一方、RGBデジタル変換回路1が、画像信号を受信しなければ(ステップS106;No)、画像表示処理を終了する。
このように、本発明の液晶表示装置100によれば、バックライト光源3がRGB各色の光を周期的に出力した光が、残像現象として混合されて、LCDパネル2の全画素領域においてフルカラーでの画像表示が可能となるので、従来の液晶表示装置のようなカラーフィルターが不要となる。そして、カラーフィルターが不要となり、LCDパネル2の全画素領域でフルカラーでの画像表示が可能となることにより、液晶表示装置が表示する画像の解像度を向上させることができる。
特に、液晶表示装置100は、表示する画像の画像信号を解析し、RGB各色の階調レベルの最大値を検出することにより、その階調レベルの最大値に応じた強度の光をバックライト光源3に出力させる。そして、階調レベルが最大値である画像領域においては、LCDパネル2の液晶の開口率、透過率を100%となるように調整するとともに、それ以外の画像領域においては、階調レベルが低減する割合に応じて、LCDパネル2の液晶の開口率、透過率が低減するように調整するようになっており、フルカラー表示を可能としている。このように、階調レベルの最大値に応じた強度の光をバックライト光源3に出力させることにより、バックライト光源の消費電力を低減することができる。
つまり、従来の液晶表示装置では、表示する画像に対して必要な強度以上の光を出力し、画像信号の最大値の階調レベルに対応する画像領域においても、不要な光をカットするようにLCDパネルの液晶の開口率、透過率を調整するという、消費電力の無駄があった。それに対し、本発明の液晶表示装置100のバックライト光源3は、表示する画像における階調レベルに応じた強度の光を出力するようになっているので、従来の液晶表示装置において、画像の階調レベルに関わらず、常にバックライト光源が最大出力での発光を行い、画像信号の階調レベルに応じてLCDパネル2の液晶の開口率、透過率を調整することにより、各色の表示を行っていたことに比べ、バックライト光源の消費電力を低減することができる。
よって、本発明の液晶表示装置100は、表示画像の解像度の向上を図るとともに、消費電力を低減することができる。
なお、本発明の適用は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明に係る液晶表示装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明に係る液晶表示装置の画像表示動作を示すフローチャートである。 LEDパネルの画素領域についての説明図である。 液晶表示装置の画像表示についての説明図である。
符号の説明
1 RGBデジタル変換回路(RGB階調レベル取得手段)
2 LEDパネル(液晶部)
2r、2g、2b 画素領域
3 バックライト光源
4 階調レベル最大値検出部(階調レベル最大値検出手段)
4R R成分階調レベル最大値検出部(階調レベル最大値検出手段)
4G G成分階調レベル最大値検出部(階調レベル最大値検出手段)
4B B成分階調レベル最大値検出部(階調レベル最大値検出手段)
41 フィールドメモリ
42 最大値検出回路
43 ルックアップテーブル
44 ガンマ補正回路
5 PWM制御回路(光出力制御手段)
6 LED制御回路(透過率設定手段)
7 1/180カウンタ
100 液晶表示装置

Claims (3)

  1. 画像信号に応じてR、G、B各色の光をそれぞれ独立に出力可能なバックライト光源と、その画像信号に応じて前記バックライト光源が出力する光の透過率を変化させる複数の画素領域を有する液晶部と、を備え、前記液晶部を透過した光に基づいて前記画像信号に基づく画像を表示する液晶表示装置において、
    前記画像信号を前記複数の画素領域毎にR、G、B各色のカラーデータに分解し、R、G、B各色の階調レベルを取得するRGB階調レベル取得手段と、
    前記RGB階調レベル取得手段により取得されたR、G、B各色の階調レベルの最大値を検出する階調レベル最大値検出手段と、
    前記階調レベル最大値検出手段により検出された階調レベルの最大値に応じた強度のR、G、B各色の光を、R、G、B各色の光が重ならないように各色の光を周期的に前記バックライト光源に出力させる光出力制御手段と、
    前記階調レベル最大値検出手段により検出された最大値の階調レベルを有するR、G、B各色のカラーデータに対応する前記画素領域の透過率を最大とするとともに、それ以外の画素領域の透過率を前記RGB階調レベル取得手段により取得されたR、G、B各色の階調レベルに応じて設定する透過率設定手段と、
    を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 画像信号に応じてR、G、B各色の光をそれぞれ独立に出力可能なバックライト光源と、その画像信号に応じて前記バックライト光源が出力する光の透過率を変化させる複数の画素領域を有する液晶部と、を備え、前記液晶部を透過した光に基づいて前記画像信号に基づく画像を表示する液晶表示装置において、
    前記画像信号を前記複数の画素領域毎にR、G、B各色のカラーデータに分解し、R、G、B各色の階調レベルを取得するRGB階調レベル取得手段と、
    前記RGB階調レベル取得手段により取得されたR、G、B各色の階調レベルの最大値を検出する階調レベル最大値検出手段と、
    前記階調レベル最大値検出手段により検出された階調レベルの最大値に応じた強度のR、G、B各色の光を、前記バックライト光源に出力させる光出力制御手段と、
    前記階調レベル最大値検出手段により検出された最大値の階調レベルを有するR、G、B各色のカラーデータに対応する前記画素領域の透過率を最大とするとともに、それ以外の画素領域の透過率を前記RGB階調レベル取得手段により取得されたR、G、B各色の階調レベルに応じて設定する透過率設定手段と、
    を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 前記光出力制御手段は、R、G、B各色の光が重ならないように各色の光を周期的に前記バックライト光源に出力させることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
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