JP2006046184A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006046184A
JP2006046184A JP2004228246A JP2004228246A JP2006046184A JP 2006046184 A JP2006046184 A JP 2006046184A JP 2004228246 A JP2004228246 A JP 2004228246A JP 2004228246 A JP2004228246 A JP 2004228246A JP 2006046184 A JP2006046184 A JP 2006046184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression mechanism
suction muffler
compression
mechanism part
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004228246A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Nagasawa
芳秋 長沢
Satoshi Iizuka
敏 飯塚
Ryuji Watanabe
隆二 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2004228246A priority Critical patent/JP2006046184A/ja
Publication of JP2006046184A publication Critical patent/JP2006046184A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

【課題】冷媒の吸入、圧縮、吐出をスムースに行うために設けられている吸入マフラーに起因する振動と騒音を抑える。
【解決手段】密閉容器1内に、電動モータ2によりピストン3が往復駆動される圧縮機構部4と、一端が圧縮機構部4の圧縮室5に連通し、他端に吸入口7を有して大部分が圧縮機構部4と近接状態に圧縮機構部4に取着された吸入マフラー8とを備え、吸入マフラー8の圧縮機構部4に臨む面に圧縮機構部4と非接触状態の凸部9と、圧縮機構部4と接触状態の突部10とを設け、突部10が圧縮機構部4を押圧するようにし、吸入マフラー8の容器壁と、吸入マフラー8と圧縮機構部4との間にある冷媒とが共鳴して振動しないようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、空調装置、給湯機、カーエアコン、ショーケース、冷凍・冷蔵庫、自動販売機などの冷凍装置において冷媒を圧縮する圧縮機に関する。
この種の圧縮機としては、例えば図6に示したように密閉容器1の内部に電動モータ2により駆動される圧縮手段としてのピストン3を備えた圧縮機構部4と、一端が圧縮機構部4の圧縮室5に吸入孔6を介して連通し、他端側に吸入口7が開口した吸入マフラー8とを大部分が近接状態に備え、密閉容器1に取着した吸入パイプ11を介して機内に導入した冷媒を吸入マフラー8を介して圧縮室5に送り込み、ピストン3の往復動作により冷媒を所定の圧力まで高めて機外に吐出する密閉型の圧縮機100Xが周知である(例えば、特許文献1参照。)。
なお、図中14はシリンダブロックであり、軸受15にはクランクシャフト16が支持され、その偏心部17にはコンロッド18を介してピストン3が連結されている。また、19は吸入孔6と図示しない吐出孔を備えたバルブプレート、20は吸入孔6を開閉するリード弁、21はシリンダヘッド、22は吸入孔6から吸入マフラー8に至る管路である。
そして、上記構成の圧縮機構部4を分散設置した複数個、例えば3個のスプリング23(図6においては、スプリング23は1個のみ図示。)により密閉容器1内で弾性支持して、圧縮機構部4の運転時の振動が密閉容器1に伝達されないようにしてある。
また、図7に示したように、吸入マフラー8がシリンダヘッド21に起立状態に設けられた圧縮機100Yも周知である(例えば、特許文献2参照。)。なお、図7においても、前記図6に示した部分と同じ機能を果たす部分には同一の符号を付してある。
特開平09−228950号公報 特開2003−097430号公報
特許文献1、2などに提案された圧縮機においては、冷媒の吸入、圧縮、吐出が繰返されるために、冷媒の流れに脈動が生じ、それにより吸入マフラーの容器壁が振動する。そして、吸入マフラーが圧縮機構部に近接して設置されているため、吸入マフラーの容器壁の振動が圧縮機構部と吸入マフラーとの間にある冷媒に伝わり、吸入マフラーの容器壁と、圧縮機構部と吸入マフラーとの間にある冷媒とが共鳴して振動し、振動と騒音が一層大きくなると云った問題点があった。
また、吸入マフラーはその設置目的からして、限られたスペースに可能な限り大きく設ける必要があるので、設計部門は圧縮機構部との間隙を小さく設計し勝ちであるが、部品製造時や組立時の寸法のばらつきを皆無にすることはできないので、吸入マフラーと圧縮機構部とが接触した状態で組み立てられることがあり、そのような状態で製造された圧縮機においては振動する吸入マフラーが圧縮機構部を小刻みに叩いて大きな高周波音が出る、と云った問題点もあり、それらの解決が課題となっていた。
本発明は、ピストンなどの圧縮手段を備えた圧縮機構部と、一端が圧縮機構部の圧縮室に連通し、他端が被圧縮気体の吸入が可能に開口して大部分が圧縮機構部と近接状態に圧縮機構部に取着された吸入マフラーとを密閉容器内に備え、吸入マフラーの圧縮機構部に臨む面に凸部を圧縮機構部と非接触状態に設けて、吸入マフラーと圧縮機構部との間隔を不均一としたことを特徴とする圧縮機である。
もしくは、ピストンなどの圧縮手段を備えた圧縮機構部と、一端が圧縮機構部の圧縮室に連通し、他端が被圧縮気体の吸入が可能に開口して大部分が圧縮機構部と近接状態に圧縮機構部に取着された吸入マフラーとを密閉容器内に備え、吸入マフラーの圧縮機構部に臨む面に圧縮機構部と接触状態に設けた突部が圧縮機構部を押圧していることを特徴とする圧縮機である。
請求項1の発明によれば、圧縮機構部の圧縮室において冷媒の吸入、圧縮、吐出が繰返され、吸入マフラーに流入する冷媒が脈動し、吸入マフラーの容器壁が振動しても、吸入マフラーの圧縮機構部に臨む面には凸部が圧縮機構部と非接触状態に設けられて吸入マフラーと圧縮機構部との間隔が不均一となっているために、吸入マフラーと圧縮機構部との間にある冷媒は定常波振動を起こし難くなっており、吸入マフラーの容器壁と、圧縮機構部と吸入マフラーとの間にある冷媒とは共鳴し難い。そのため、吸入マフラーの振動が増幅されることはなく、振動と騒音の発生を効果的に防止することができる。
請求項2の発明においても、圧縮機構部の圧縮室において冷媒の吸入、圧縮、吐出が繰返され、吸入マフラーに流入する冷媒が脈動し、吸入マフラーの容器壁が振動しても、吸入マフラーの圧縮機構部に臨む面に圧縮機構部と接触状態の突部を有し、その突部が圧縮機構部を押圧して吸入マフラーの振動を抑えているので、吸入マフラーの容器壁は振動し難く、したがって振動と騒音の発生を効果的に防止することができる。
なお、部品製造時や組立時の寸法に多少のばらつきがあっても、吸入マフラーの圧縮機構部に臨む面に設けた突部が圧縮機構部と接触しなくなることはないので、この作用効果がなくなることはない。
電動モータによりピストンなどの圧縮手段が駆動される圧縮機構部と、一端が圧縮機構部の圧縮室に連通し、他端が被圧縮気体の吸入が可能に開口して大部分が圧縮機構部と近接状態に圧縮機構部に取着された吸入マフラーとを密閉容器内に備え、吸入マフラーの圧縮機構部に臨む面に圧縮機構部と非接触状態の凸部と、圧縮機構部と接触状態の突部とを設けて、圧縮機構部と非接触状態の凸部により吸入マフラーと圧縮機構部との間隔を不均一にすると共に、圧縮機構部と接触状態の突部により圧縮機構部を押圧するように構成した圧縮機。
以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。なお、理解を容易にするため、これらの図においても前記図6、図7において説明した部分と同様の機能を有する部分には同一の符号を付した。
本発明の圧縮機100においても、密閉容器1の内部には電動モータ2によりピストン3などの圧縮手段が駆動される圧縮機構部4と、その圧縮機構部4に取着された吸入マフラー8とが収納されている。
すなわち、吸入マフラー8は、その上部開口端の周縁8Aがシリンダヘッド21に設けられた図示しない溝部に嵌入され、二つの嵌合穴8Bにシリンダヘッド21に設けられた図示しない係合突起が嵌入されるなどして、ピストン3を有するシリンダブロック14に装着されたシリンダヘッド21に取着され、密閉容器1に取着した吸入パイプ11を介して密閉容器1内に進入した冷媒が吸入口7から吸入マフラー8に入り、さらにシリンダブロック14の圧縮室5に入って電動モータ2が駆動するピストン3により圧縮され、所定の圧力に昇圧されて図示しないシリンダ内空隙に一旦吐出し、そこから吐出パイプ12を介して密閉容器1外に吐出するように構成されている。なお、符号13は密閉容器1内に図示しない冷媒と、冷凍機オイル30を注入するための注入パイプである。
そして、吸入マフラー8の圧縮機構部4に臨む側の面には、突出寸法は小さく、水平方向には長い凸部9と、その凸部9より突出寸法は大きく、水平方向には短い突部10とが、それぞれ分散して設けられている。
すなわち、水平方向に長い凸部9は上下方向に離間して3箇所に、上段部と中段部との間隔と、下段部と中段部との間隔が異なる状態で平行に、且つ、吸入マフラー8がシリンダヘッド21に装着された状態では圧縮機構部4に接触しない寸法で設けられている。
また、水平方向に短い突部10は、下段部の凸部9と中段部の凸部9との間の水平方向に離間した部位において、吸入マフラー8がシリンダヘッド21に装着された状態で圧縮機構部4に押圧される寸法に形成されている。
そして、吸入マフラー8が添設された圧縮機構部4は、密閉容器1内に分散設置された複数個、例えば3個のスプリング23(図2においては1個のみ記載)により弾性支持され、その上部側が密閉容器1の内面に溶接などの適宜の固定手段により取着された、例えば十分な剛性を有する鉄製の2個のストッパ24により下方に押圧されている。
なお、ストッパ24は、例えば図5に例示したように屈曲形成され、その取着部24Aなどにおいて密閉容器1の内面にスポット溶接などにより離間して取着され、平板状や曲板状に形成された角部以外の押圧部24Bを中心とした部分が圧縮機構部4に当接して圧縮機構部4を下方に押圧している。
本発明の圧縮機100においては、吸入マフラー8の圧縮機構部4に臨む面には水平方向に長い複数個の凸部9が圧縮機構部4と非接触状態に設置されて吸入マフラー8と圧縮機構部4との間隔が不均一となっており、しかも複数個の凸部9は上下方向に非等間隔に配置されているので、吸入マフラー8と圧縮機構部4との間の冷媒は振動しても定常波を形成し難く、したがって吸入マフラー8と圧縮機構部4との間にある冷媒と、吸入マフラー8の容器壁とは共鳴し難い。また、吸入マフラー8は圧縮機構部4に臨む面に複数個の凸部9が設けられて剛性がアップしているので、この面でも振動し難くなっている。
さらに、水平方向に短い突部10が圧縮機構部4を押圧し、その反作用としての応力が二つの突部10を介して吸入マフラー8の圧縮機構部4に臨む面に作用しているので、吸入マフラー8の容器壁は振動し難い。
したがって、電動モータ2が起動され、ピストン3が往復動作することにより冷媒の吸入、圧縮、吐出が繰返され、吸入マフラー8内を冷媒が脈動しながら流れても、吸入マフラー8が激しく振動して大きな音を出すことはない。
また、吸入マフラー8が添設され、スプリング23により弾性支持されている圧縮機構部4は、ストッパ24の角部以外の部位により下方に押圧されているので、圧縮機100をトラックなどにより搬送する際に悪路を走るなどして強い衝撃を受けても、圧縮機構部4が密閉容器1の内面にぶつかって破損などすることがないし、ストッパ24と強く接触しても削り屑が出ることもない。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
例えば、吸入マフラー8の圧縮機構部4に臨む面には、前記凸部9・突部10の何れか一方のみを設けるようにすることも可能である。
また、凸部9を吸入マフラー8の圧縮機構部4に臨む面に複数個設ける場合、突出寸法と水平方向寸法が全て異なるように設けることもできるし、1個若しくは複数個の凸部9を傾斜した状態に設けることも可能である。
また、吸入マフラー8は、図7に示した従来の圧縮機100Yの場合と同様、すなわちシリンダヘッド21に懸垂状態に取着することも可能である。
本発明圧縮機の圧縮機構部とその周辺部分の正面説明図である。 本発明圧縮機の圧縮機構部とその周辺部分の断面説明図である。 本発明圧縮機の圧縮機構部とその周辺部分の平面説明図である。 本発明圧縮機に用いる吸入マフラーの斜視説明図であり、(A)は正面側から、(B)は背面側から見たときの説明図である。 本発明圧縮機のストッパとその周辺部分の説明図である。 第1の従来技術を示す説明図である。 第2の従来技術を示す説明図である。
符号の説明
1 密閉容器
2 電動モータ
3 ピストン
4 圧縮機構部
5 圧縮室
6 吸入孔
7 吸入口
8 吸入マフラー
8A 周縁
9 凸部
10 突部
11 吸入パイプ
12 吐出パイプ
13 注入パイプ
14 シリンダブロック
15 軸受
16 クランクシャフト
17 偏心部
18 コンロッド
19 バルブプレート
20 リード弁
21 シリンダヘッド
22 管路
23 スプリング
24 ストッパ
30 冷凍機オイル
100、100X、100Y 圧縮機

Claims (2)

  1. ピストンなどの圧縮手段を備えた圧縮機構部と、一端が圧縮機構部の圧縮室に連通し、他端が被圧縮気体の吸入が可能に開口して大部分が圧縮機構部と近接状態に圧縮機構部に取着された吸入マフラーとを密閉容器内に備え、吸入マフラーの圧縮機構部に臨む面に凸部を圧縮機構部と非接触状態に設けて、吸入マフラーと圧縮機構部との間隔を不均一としたことを特徴とする圧縮機。
  2. ピストンなどの圧縮手段を備えた圧縮機構部と、一端が圧縮機構部の圧縮室に連通し、他端が被圧縮気体の吸入が可能に開口して大部分が圧縮機構部と近接状態に圧縮機構部に取着された吸入マフラーとを密閉容器内に備え、吸入マフラーの圧縮機構部に臨む面に圧縮機構部と接触状態に設けた突部が圧縮機構部を押圧していることを特徴とする圧縮機。
JP2004228246A 2004-08-04 2004-08-04 圧縮機 Withdrawn JP2006046184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004228246A JP2006046184A (ja) 2004-08-04 2004-08-04 圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004228246A JP2006046184A (ja) 2004-08-04 2004-08-04 圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006046184A true JP2006046184A (ja) 2006-02-16

Family

ID=36025059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004228246A Withdrawn JP2006046184A (ja) 2004-08-04 2004-08-04 圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006046184A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7748963B2 (en) Linear compressor
JP3981019B2 (ja) 往復動式圧縮機の吐出装置
US6398523B1 (en) Linear compressor
JP5173163B2 (ja) リニア圧縮機
US20060093498A1 (en) Linear compressor
US6641374B2 (en) Cylinder head cover structure of hermetic motor-driving type compressor
KR20060096078A (ko) 냉동 압축기
US7025575B2 (en) Reciprocating compressor with vibration reducing plate
KR20060039621A (ko) 리니어 압축기
JP4734901B2 (ja) 圧縮機
WO2008069334A1 (en) Refrigerant compressor
JP5120186B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP4492032B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2006046184A (ja) 圧縮機
JP4565924B2 (ja) 圧縮機
US20070264137A1 (en) Hermetic compressor
US20040228746A1 (en) Suction valve assembly of reciprocating compressor
KR100480087B1 (ko) 압축기의 흡입소음기 고정구조
KR100320216B1 (ko) 리니어 압축기의 소음 저감구조
KR20020076412A (ko) 왕복동식 압축기의 진동 저감 장치
US20220235759A1 (en) Reciprocating compressor
WO2007081194A2 (en) Oil valve assembly of linear compressor
KR100314058B1 (ko) 리니어 압축기의 흡입소음기 구조
KR100620051B1 (ko) 왕복동식 압축기의 맥동 저감 장치
KR100451240B1 (ko) 왕복동식 압축기의 스프링 지지구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070801

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20090713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761