JP2006046064A - Snow melting panel and snow melting device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、融雪パネル及び融雪装置に関するものである。 The present invention relates to a snow melting panel and a snow melting device.
従来から、道路や駐車場などの積雪箇所に配設される融雪装置として種々のタイプのものが提案されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, various types of snow melting devices arranged in snowy places such as roads and parking lots have been proposed.
例えば地下水を汲み上げて散水して融雪するタイプや、その他にも、配管内に温水を通過させてその放熱により融雪するタイプなどである。 For example, there are a type in which groundwater is pumped up and sprinkled to melt snow, and a type in which hot water is passed through a pipe and snow is melted by heat dissipation.
ところで、これら従来から提案される融雪装置は、いずれも融雪したい箇所(コンクリートやアスファルト内)にパイプ等を埋設状態する構造であり、よって、決められた場所(配管された箇所)しか融雪することができず、しかも、設置コストが高く、その上、設置するまでにかなりの時間を要してしまう。 By the way, all of these conventionally proposed snow melting devices have a structure in which a pipe or the like is buried in a place where the snow is desired to be melted (in concrete or asphalt), so that only a predetermined place (a place where piping is provided) melts snow. In addition, the installation cost is high, and a considerable amount of time is required for installation.
そこで、従来においても発熱構造を具備した融雪パネルから成る構造の融雪装置が提案されている。 Therefore, conventionally, a snow melting device having a structure including a snow melting panel having a heat generating structure has been proposed.
このパネルタイプの融雪装置であれば、融雪したい箇所に融雪パネルを敷設するだけでこの箇所に簡易且つ迅速に融雪機能を付与することができ非常に便利である。 This panel-type snow melting device is very convenient because a snow melting function can be easily and quickly imparted to this location simply by laying a snow melting panel at the location where snow melting is desired.
本出願人は、このパネルタイプの融雪装置について更なる研究・開発を進め、その結果、従来にない作用効果を発揮する画期的な融雪パネル及び融雪装置を開発した。 The present applicant has further researched and developed this type of snow melting device, and as a result, has developed a groundbreaking snow melting panel and snow melting device that exhibit unprecedented effects.
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
熱伝導性を有する金属板材1の下面所定位置に適宜な発熱部3を設けるとともに、金属板材1の端部を折り曲げ形成若しくは金属板材1の下面に長尺部材を付設して接地部2を設け、この接地部2を当該金属板材1を補強する補強部としたことを特徴とする融雪パネルに係るものである。
An appropriate
また、融雪したい箇所に敷設した際、金属板材1の下面と敷設面との間に前記発熱部3の発熱による空気温熱層を形成し得るように前記接地部2の形状を設定したことを特徴とする請求項1記載の融雪パネルに係るものである。
Further, the shape of the
また、前記金属板材1の下面所定位置に、温流体を通過させて発熱する温流体通過管体4と、通電により発熱する電熱線5とを設けて前記発熱部3を構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の融雪パネルに係るものである。
In addition, the
また、前記温流体通過管体4及び電熱線5は、熱伝導性を有する面状部材6により被覆された状態で金属板材1の下面所定位置に設けられていることを特徴とする請求項3記載の融雪パネルに係るものである。
Further, the hot fluid
また、前記金属板材1の端部に他の金属板材1と着脱自在に接続し得る接続部7を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の融雪パネルに係るものである。
5. The snow melting panel according to
また、前記金属板材1は中央部が端部に比して漸次高くなる反り湾曲状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の融雪パネルに係るものである。
6. The snow melting panel according to
また、請求項1〜6のいずれか1項に記載の融雪パネルを具備することを特徴とする融雪装置に係るものである。
A snow melting device comprising the snow melting panel according to any one of
本発明は上述のように構成したから、融雪したい箇所に簡易且つ迅速に融雪機能を付与することができ、しかも、非常に軽量な構造である為、設置作業及び撤去作業が良好に行なえることになり、そして更に、簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れることになるなど極めて商品価値の高い画期的な融雪装置となる。 Since the present invention is configured as described above, it is possible to easily and quickly add a snow melting function to a portion where snow is desired to be melted, and since the structure is very lightweight, the installation work and the removal work can be performed satisfactorily. Furthermore, because of its simple structure, it will be a revolutionary snow melting device with extremely high commercial value such as low cost and excellent mass productivity.
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。 Embodiments of the present invention that are considered suitable (how to carry out the invention) will be briefly described with reference to the drawings, illustrating the operation of the present invention.
本発明は、融雪したい箇所に適宜敷設し、発熱部3の発熱により金属板材1の上面に積もった雪を融雪することができる。決められた箇所だけに設置しておくのではなく、ユーザーの希望に応じて随時移動させることで融雪したい箇所であればどこでも簡易且つ迅速に融雪機能を付与することができる。
In the present invention, snow can be melted on the upper surface of the
ところで、本発明は、金属板材1の端部を折り曲げ形成若しくは金属板材1の下面に長尺部材を付設して接地部2を設け、この接地部2を該金属板材1を補強する補強部とした構造である。
By the way, in the present invention, the end portion of the
即ち、無垢の肉厚構造ではなく、金属板材1の肉薄構造であって極めて軽量な構造であり、肉薄構造であっても金属板材1の端部に設けた接地部2が補強部として機能する構造のため十分な強度を有することになり、しかも、この接地部2を補強部として機能させるという最小限の材料で製造するものであるから、この点においても軽量であり且つ簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れることになり、そして更に、この接地部2が金属板材1の下面所定位置に発熱部3を配設する空間を形成することにもなるなど非常に効率の良い構造である。
That is, it is not a solid thickness structure but a thin structure of the
また、本発明は、簡易構造故に万一破損した場合など修理が簡易に行なえることになり、そして、金属の板材を利用した構造の為、修繕して再び使用し易いなどリサイクル性に秀れ、ひいては環境にも優しい構造である。 In addition, the present invention can be easily repaired if it is damaged due to the simple structure, and because of the structure using a metal plate material, it is excellent in recyclability such that it can be repaired and used again. And as a result, it is an environmentally friendly structure.
また、請求項2記載の発明においては、融雪したい箇所に敷設した際、金属板材1の下面と敷設面との間に前記発熱部3の発熱による空気温熱層を形成し得るように前記接地部2の形状を設定した場合においては、発熱部3から発せられる熱を該発熱部1が金属板材1に触れる箇所だけでなく金属板材1の全体に熱を付与することができることになり、発熱部3から発せられる熱を効率良く融雪効果に利用することができることになる。
Further, in the invention according to
また、請求項3記載の発明においては、金属板材1の下面所定位置に、温流体を通過させて発熱する温流体通過管体4と、通電により発熱する電熱線5とを設けて前記発熱部3を構成した場合には、この異なる熱源を併用することで極めて効率の良い融雪が行なえることになる。
In the invention according to
即ち、例えば日中はボイラー等の加熱手段を利用した温流体を温流体通過管体を通過させて融雪するようにし、一方、夜は電熱線5に通電して電気使用量の安い夜間電力を利用して融雪するようにすれば、非常に効率の良い(省エネ効果に秀れた)融雪が行なえることになるなど、その状況に応じた良好な融雪状態が得られることになる。
That is, for example, during the day, warm fluid using a heating means such as a boiler is passed through the warm fluid passage tube to melt snow, while at night, the
また、請求項4記載の発明においては、温流体通過管体4及び電熱線5は、熱伝導性を有する面状部材6により被覆された状態で金属板材1の下面に設けられた場合には、温流体通過管体4及び電熱線5から発せられる熱を確実且つ効率良く金属板材1に伝達させることができることになり、より一層良好な融雪効果が得られることになる。
In the invention described in
また、請求項5記載の発明においては、金属板材1の端部に他の金属板材1と着脱自在に接続し得る接続部7を設けた場合には、金属板材1同志を適宜接続することで所望の広さの範囲に融雪機能を付与することができることになる。
Further, in the invention according to
また、請求項6記載の発明においては、金属板材1は中央部が端部に比して漸次高くなる反り湾曲状に形成されている場合には、例えば金属板材1上に車両等の重量物が載った場合に危惧される端部の反り上がりを可及的に防止し得ることになる。
In the invention described in claim 6, when the
本発明の具体的な実施例1について図面に基づいて説明する。 A first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、融雪したい箇所に敷き並べられる発熱構造を具備した融雪パネルPを設けており、この融雪パネルPは、熱伝導性を有する複数の金属板材1夫々の下面所定位置に適宜な発熱部3を設けるとともに、金属板材1の端部を折り曲げ形成若しくは金属板材1の下面に長尺部材2Aを付設して接地部2を設け、この接地部2を該金属板材1を補強する補強部としたものである。
In the present embodiment, a snow melting panel P having a heat generating structure laid out at a position where snow is desired to be melted is provided, and this snow melting panel P generates heat appropriately at a predetermined position on the lower surface of each of the plurality of
具体的には、融雪パネルPは、図1〜3に図示したように高い熱伝導性を有する金属製の部材を方形板状に形成し、この金属板材1の四隅には後述する接続部7に係る連結部材7bを連結するための孔1aが形成され、その表面には、多数の滑り止め突起1bが形成されている。また、本実施例は、金属板材1の表面にメッキ処理(ドブメッキ処理)が施されている。
Specifically, as shown in FIGS. 1 to 3, the snow melting panel P is formed of a metal member having high thermal conductivity in the shape of a square plate, and connecting
また、金属板材1は、その中央部が端部に比して漸次高くなる反り湾曲状に形成されている(この湾曲度合いは僅かである。)。これは、例えば金属板材1上に車両等の重量物が載った場合に危惧される端部の反り上がりを可及的に防止するためである。
Further, the
また、金属板材1は、その長辺部となる下面左右端縁部に断面コ字状の長尺部材2A(アングル材)を溶接して接地部2を設けている。
Further, the
この接地部2は、適宜な金属製の部材を形成したものであり、敷設面に対して板材の端縁による線接触(線接地)ではなく面接触するように構成されている。
The
従って、融雪パネルPに荷重が掛かっても敷設面を痛めることなく(敷設面に食い込んでしまうなどの破損させることなく)良好な設置状態が得られることになる。 Therefore, even if a load is applied to the snow melting panel P, a good installation state can be obtained without damaging the laying surface (without damaging the laying surface or the like).
また、この接地部2は、金属板材1を補強する補強部として機能し、金属板材1の下面所定位置に後述する発熱部3を配設するに十分な空間Sを形成するものである。また、この金属板材1と接地部2とで形成される空間Sは、融雪したい箇所に敷設した際、金属板材1と敷設面との間に発熱部3の発熱により空気温熱層となる。
The
本実施例では、左右の接地部2の下面部間に閉塞板10が架設されており、この閉塞板10を架設することによって構成部材により完全に囲まれた空間Sが形成されている。尚、閉塞板10としては金属製としても良いし樹脂製としても良く、この閉塞板10が無い場合においても金属板材1と敷設面との間に空気温熱層は形成される。
In this embodiment, a
発熱部3は、図1,2に図示したように金属板材1の下面所定位置に、温流体を通過させて発熱する温流体通過管体4と、通電により発熱する電熱線5とを併設して構成されており、この温流体通過管体4及び電熱線5は、夫々高い熱伝導性を有する素材からなる面状部材6により被覆された状態で金属板材1の下面中央位置に並列状態で付設されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
温流体通過管体4は、高い熱伝導性を有する金属製の管状体であり、その両端部は隣接する融雪パネルPの他の温流体通過管体4とジョイント部材11を介して接続される。
The hot fluid
このジョイント部材11は、図4に図示したように温流体通過管体4の端部に付設されるナット部材11aと、この各温流体通過管体4の端部に付設されるナット部材11aが螺着する周面左右部位にネジ溝11b’が形成された筒状部材11bとで構成されている。
As shown in FIG. 4, the joint member 11 includes a nut member 11 a attached to the end of the warm
従って、このジョイント部材11を介して隣接する融雪パネルPに係る温流体通過管体4同志は接続されて温流体循環路R1が形成されることになり、この温流体循環路R1には後述する循環装置8のボイラーで暖められた温流体(不凍液)が流通せしめられ、該温流体循環路R1は発熱することになる。
Accordingly, the hot
電熱線5は、他の融雪パネルPに設けられる電熱線5と図示省略の接続手段を介して接続されて通電回路R2を形成するものであり、ソーラーパネルを具備する電気供給装置12(通電装置)から通電されることで発熱することになる。また、本実施例では、電気供給装置12として家庭用電源から電気を供給する構造も具備しており、夜は電気使用量の安い夜間電力を利用して融雪することができる。尚、電熱線5としては通電回路R2を一本で形成し得る長さの電熱線5を採用しても良い。
The
また、融雪パネルPは、その端部に他の融雪パネルPと着脱自在に接続し得る接続部7が設けられている。
In addition, the snow melting panel P is provided with a connecting
この接続部7は、図1,2に図示したように適宜な金属製の部材で形成されており、金属板状の立設部材7aと、この立設部材7aの上端に設けられる金属板状の連結部材7bとで構成されており、この連結部材7bには金属板材1の四隅に設けられる孔1aに合致するネジ孔7b’が複数(計4個)形成されており、このネジ孔7b’を隣接する融雪パネルP夫々の孔1aに合致させて止着部材13でネジ止めすることで隣接する融雪パネルP同志を接続することができる。尚、本実施例に係る金属板材1と接続部7に係る連結部材7bとを連結する止着部材13と、後述する隠蔽部材14と接続部7に係る連結部材7bとを連結する止着部材13は同一のものが兼用される構造である。
As shown in FIGS. 1 and 2, the connecting
また、本実施例は、接続部7を介して接続された隣接する融雪パネルP同志の接続部位を隠蔽する隠蔽部材14を設けている。
In the present embodiment, a concealing
この隠蔽部材14は、適宜な金属製の部材で形成したものであり、図5,6に図示したように縦方向に並設される融雪パネルP同志の端部部位を隠蔽するタイプのものと、図7,8に図示したように横方向に並設され、融雪装置の端部に位置する融雪パネルP同志の折り返し接続部位を隠蔽するタイプのものがある。
The concealing
また、隠蔽部材14は、その端部に孔14aが形成されており、前述した接続部7を介して隣接する融雪パネルP同志を接続した際、接続部7に係る連結部材7bのネジ孔7b’にこの孔14aを合致させて止着部材13でネジ止めすることができる。
Further, the concealing
また、隠蔽部材14は、前述した金属板材1と同様、その表面に滑り止め突起14bが形成されている。
Further, the concealing
以上の構成からなる融雪パネルPを具備した融雪装置について説明する。 A snow melting device having the snow melting panel P having the above configuration will be described.
図9に図示したように融雪したい箇所に複数の融雪パネルPを敷き並べるとともに、この融雪パネルP同志を接続する。この際、各融雪パネルP同志の温流体通過管体4及び電熱線5を接続すると、ボイラーを具備した循環装置8から供給される温流体が通過する温流体循環路R1と、通電装置12から供給される電気が通電する通電回路R2とが形成される。符号15a,15bは金属板材1の温流体通過管体4とともに温流体循環路R1を形成する往路管体及び復路管体、15cは折り返し管体である。
As shown in FIG. 9, a plurality of snow melting panels P are laid out at locations where snow melting is desired, and the snow melting panels P are connected. At this time, when the warm
次に、実際に融雪パネルPの上面に積もった雪を融雪する際には、循環装置8、電気供給装置12(通電装置)のいずれか一方若しくは双方を作動させると融雪パネルP夫々の発熱部3が発熱し、この発熱部3の熱が金属板材1を伝って該金属板材1上面の雪を融かすことになる。この際、発熱部3から発せられる熱は金属板材1を伝って融雪されるが、この発熱部3に係る温流体通過管体4及び電熱線5が直接当接する部分は勿論、金属板材1と接地部2とで囲まれた空間Sの熱によっても金属板材1は暖められ、該熱によっても融雪が行なわれる。
Next, when melting snow that has actually accumulated on the upper surface of the snow melting panel P, either one or both of the
よって、本実施例によれば、無垢の肉厚構造ではなく、金属板材1の肉薄構造であって極めて軽量な構造であり、肉薄構造であっても金属板材1の端部に設けた接地部2が補強部として機能する構造のため十分な強度(丈夫さ)を有することになり、しかも、この接地部2を補強部として機能させるという最小限の材料で製造するものであるからこの点においても軽量となり、設置作業及び撤去作業が一人でも良好に行なえることになり、且つ、簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れることになり、そして更に、この接地部2が金属板材1の下面所定位置に発熱部3を配設する空間Sを形成することにもなるから非常に効率の良い構造となる。
Therefore, according to the present embodiment, not the solid thickness structure but the thin structure of the
また、本実施例は、融雪したい箇所に敷設した際、金属板材1と敷設面との間に前記発熱部3の発熱により空気温熱層を形成するように前記接地部2の形状を設定したから、発熱部3から発せられる熱を該発熱部1が金属板材1に触れる箇所だけでなく金属板材1の全体に熱を付与することができることになり、発熱部3から発せられる熱を効率良く融雪効果に利用することができることになる。
Moreover, since the present Example set the shape of the earthing | grounding
また、本実施例は、金属板材1の下面所定位置に、温流体を通過させて発熱する温流体通過管体4と、通電により発熱する電熱線5とを併設して発熱部3を構成したから、例えば、日中は循環装置8のみを作動させて温流体循環路R1に温流体を循環させて融雪し、夜間は電気供給装置12のみを作動させて通電回路R2に通電して融雪するようにすることで、非常に効率の良い(省エネ効果に秀れた)融雪が行なえることになる。尚、同時に作動させて強力な熱量をもって融雪するようにしても良いし、場合によっては逆の操作(日中は電熱線5の発熱による融雪、夜間は温流体通過管体4の発熱による融雪)を行なっても良いのは勿論である。
Further, in the present embodiment, the
また、本実施例は、温流体通過管体4及び電熱線5は、熱伝導性を有する面状部材6により被覆された状態で金属板材1の下面に付設されているから、温流体通過管体4及び電熱線5から発せられる熱を確実且つ効率良く金属板材1に伝達させることができることになり、より一層良好な融雪効果が得られることになる。
In this embodiment, the hot
また、本実施例は、金属板材1の端部に他の金属板材1と着脱自在に接続し得る接続部7を設けたから、金属板材1同志を適宜接続することで所望の広さの範囲に融雪機能を付与することができることになる。
Moreover, since the
また、本実施例は、金属板材1は中央部が端部に比して漸次高くなる反り湾曲状に形成されているから、例えば金属板材1上に車両等の重量物が載った場合に危惧される端部の反り上がりを可及的に防止し得ることになる。
Further, in this embodiment, since the
本発明の具体的な実施例2について図面に基づいて説明する。 A second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は前述した実施例1と別タイプの融雪パネルPを設けたものであり、図10,11に図示したように高い熱伝導性を有する金属製の部材を方形板状に形成し、この金属板材1の四隅には後述する接続部7に係る連結部材7bを連結するための孔1aが形成され、その表面には、多数の滑り止め突起1bが形成されている。また、本実施例は、金属板材1の表面にメッキ処理(ドブメッキ処理)が施されている。
This embodiment is provided with a different type of snow melting panel P from the first embodiment described above, and a metal member having high thermal conductivity is formed in a rectangular plate shape as shown in FIGS. Holes 1a are formed at the four corners of the
また、金属板材1は、その中央部が端部に比して漸次高くなる反り湾曲状に形成されている(この湾曲度合いは僅かである。)。これは、例えば金属板材1上に車両等の重量物が載った場合に危惧される端部の反り上がりを可及的に防止するためである。
Further, the
また、金属板材1は、その長辺部となる下面左右端縁部に断面L字状の長尺部材2A(アングル材)を溶接して接地部2を設けている。
Further, the
この接地部2は、適宜な金属製の部材を形成したものであり、敷設面に対して板材の端縁による線接触(線接地)ではなく面接触するように構成されている。
The grounding
従って、融雪パネルPに荷重が掛かっても敷設面を痛めることなく(敷設面に食い込んでしまうなどの破損させることなく)良好な設置状態が得られることになる。 Therefore, even if a load is applied to the snow melting panel P, a good installation state can be obtained without damaging the laying surface (without damaging the laying surface or the like).
また、この接地部2は、金属板材1を補強する補強部として機能し、金属板材1の下面所定位置に後述する発熱部3を配設するに十分な空間Sを形成するものである。また、この金属板材1と接地部2とで形成される空間Sは、融雪したい箇所に敷設した際、金属板材1と敷設面との間に発熱部3の発熱により空気温熱層となる。
The grounding
発熱部3は、図10,11に図示したように金属板材1の下面所定位置に、温流体を通過させて発熱する温流体通過管体4と、通電により発熱する電熱線5とを併設して構成されており、この温流体通過管体4及び電熱線5は、夫々高い熱伝導性を有する素材からなる面状部材6により被覆された状態で金属板材1の下面中央位置に並列状態で付設されている。この温流体通過管体4及び電熱線5を金属板材1の下面に面状部材6を介して付設する際、面状部材6はリベット15で金属板材1に止着されており、リベット15は金属板材1を貫通してその一端部を潰すことで止着される。
As shown in FIGS. 10 and 11, the
本実施例では、このリベット15の潰さない側の端部を金属板材1の表面に突出状態としており、この金属板材1表面の突出部15aは滑り止め突起として機能する。
In this embodiment, the end portion of the
従って、温流体通過管体4及び電熱線5の装着が簡易且つ迅速に行なえることになり、万一、温流体通過管体4、電熱線5が故障したり取り替えが必要になった際における取り外しも簡易且つ迅速に行なえることになり、そして更に、分解が簡易に行なえる故にリサイクル性に秀れることになる。
Therefore, the hot
温流体通過管体4は、高い熱伝導性を有する金属製の管状体であり、その両端部は隣接する融雪パネルPの他の温流体通過管体4とジョイント部材11を介して接続される。
The hot fluid
このジョイント部材11は、前述した実施例1と同構造である。 The joint member 11 has the same structure as that of the first embodiment.
電熱線5は、他の融雪パネルPに設けられる電熱線5と図示省略の接続手段を介して接続されて通電回路R2を形成するものであり、電気供給装置12(通電装置)から通電されることで発熱することになる。
The
また、本実施例では、電気供給装置12として家庭用電源から電気を供給する構造を具備しており、図10に図示したように発熱部12aと、サーモスタット部12bと、ケーブル部12cとで構成されている。従って、コンセントがあればどこでも使用することができ(どこでも融雪機能を付与することができる。)、また、夜は電気使用量の安い夜間電力を利用して融雪することができる。
Further, in this embodiment, the
また、融雪パネルPは、その端部に他の融雪パネルPと着脱自在に接続し得る接続部7が設けられている。
In addition, the snow melting panel P is provided with a connecting
この接続部7は、図10に図示したように適宜な金属製の部材で形成されており、金属板状の立設部材7aと、この立設部材7aの上端に設けられる金属板状の連結部材7bとで構成されており、この連結部材7bには金属板材1の四隅に設けられる孔1aに合致するネジ孔7b’が複数(計4個)形成されており、このネジ孔7b’を隣接する融雪パネルP夫々の孔1aに合致させて止着部材13でネジ止めすることで隣接する融雪パネルP同志を接続することができる。尚、本実施例に係る金属板材1と接続部7に係る連結部材7bとを連結する止着部材13と、隠蔽部材14と接続部7に係る連結部材7bとを連結する止着部材13は同一のものが兼用される構造である。
As shown in FIG. 10, the connecting
また、本実施例は、接続部7を介して接続された隣接する融雪パネルP同志の接続部位を隠蔽する隠蔽部材14を設けている。
In the present embodiment, a concealing
この隠蔽部材14は、前述した実施例1と同一構造である。
The concealing
その余は実施例1と同様である。 The rest is the same as in Example 1.
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。 The present invention is not limited to the first and second embodiments, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
1 金属板材
2 接地部
3 発熱部
4 温流体通過管体
5 電熱線
6 面状部材
7 接続部
DESCRIPTION OF
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010209579A (en) * | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Hitachi Metals Ltd | Snow-melting panel unit and method for installing the same |
KR101074720B1 (en) * | 2010-09-01 | 2011-10-19 | 백철진 | Heating passage for deck in ships |
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-
2005
- 2005-07-04 JP JP2005195217A patent/JP2006046064A/en active Pending
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JP2010156155A (en) * | 2008-12-27 | 2010-07-15 | Aero Facility Kk | Heliport and deck material for the same |
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