JP2006044456A - Leg accommodation type handcart and its accommodating structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、脚部格納式手押し車に関する。 The present invention relates to a leg retractable handcart.
従来技術として、運搬物が載置されるテーブルの下面に一対の支脚を設け、この支脚を折り畳み可能にした手押しカートがあった(例えば、特許文献1参照。)。この従来技術によるものは、支脚が走行可能な起立位置と折り畳まれた位置の2位置のみにおいて固定されるため、例えば、支脚を折り畳んで車両の荷台に搭載された状態からカートを引き出し、支脚の先端部を自重で落下させて地上で走行可能な状態へと変化させる場合に、荷台の高さが不足していると支脚が十分に起立せず、固定されないままになることがあった。この場合、運搬者が自力でテーブルを持ち上げて支脚を起立した状態で固定させる必要があり、作業性の悪いものであった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、操作性のよい脚部格納式手押し車を提供することを目的とする。 The present invention has been completed based on the above circumstances, and an object thereof is to provide a leg retractable handcart with good operability.
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、運搬物を載置する載貨部、および下端部に車輪を有するとともに前記載貨部を下方から支持する脚部を備え、この脚部が走行可能な起立状態と、折り畳まれることによりその上下方向の大きさが縮小された格納状態とに切り替え可能な脚部格納式手押し車において、前記脚部は前記格納状態から前記起立状態に変化する途中において、前記載貨部を下方から支持するとともに走行可能な、少なくとも1つの中間状態に固定されることを特徴とする脚部格納式手押し車とした。
As means for achieving the above-mentioned object, the invention of
請求項2の発明は、前記載貨部と前記脚部のうちの一側にロック固定体が固着され、他側に前記ロック固定体と係合したときには前記脚部を走行可能に固定し、この係合が解除されたときには前記脚部を前記格納状態に変化可能にするロック可動体が設けられるとともに、前記ロック固定体と前記ロック可動体の少なくともいずれかには互いの係合箇所を変更可能な係合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の脚部格納式手押し車とした。
請求項3の発明は、前記係合部には、複数の係合箇所が設定されるとともに、前記脚部が前記格納状態から前記起立状態へ移行する方向へは、係合箇所の変更を許容し、逆方向へはこの変更を解除可能に規制する戻り止め機構が設定されていることを特徴とする請求項2記載の脚部格納式手押し車とした。
In the invention of claim 2, the lock fixing body is fixed to one side of the coin part and the leg part, and when the lock fixing body is engaged to the other side, the leg part is fixed to be able to run, When this engagement is released, a movable movable body is provided that enables the leg portion to change to the retracted state, and at least one of the fixed lock body and the movable movable body is changed in mutual engagement position. 2. The leg retractable handcart according to
According to a third aspect of the present invention, a plurality of engagement locations are set in the engagement portion, and the change of the engagement location is allowed in a direction in which the leg portion shifts from the retracted state to the standing state. The leg retractable handcart according to claim 2, wherein a detent mechanism for restricting the change in a reverse direction is set.
請求項4の発明は、請求項2あるいは請求項3記載の脚部格納式手押し車を車両の荷室に格納するための格納構造であって、前記ロック可動体には前記荷室の周縁部と当接する当接部が形成され、前記当接部が前記周縁部に当接することにより、前記ロック可動体が回動されて前記ロック固定体との係合状態が解除されることを特徴とする脚部格納式手押し車の格納構造とした。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a storage structure for storing the leg storage wheelbarrow according to the second or third aspect in a cargo compartment of a vehicle, wherein the lock movable body includes a peripheral portion of the cargo compartment. And a contact portion that contacts with the peripheral edge portion, whereby the lock movable body is rotated and the engagement state with the lock fixed body is released. The retractable structure of the leg retractable wheelbarrow is used.
<請求項1の発明>
脚部は格納状態から起立状態に変化する途中において、載貨部を下方から支持するとともに走行可能な、少なくとも1つの中間状態に固定される構成としたことにより、脚部を格納状態から起立状態に変化させる場合に、脚部が十分に起立しなくても中間状態において固定されて走行可能となる。
<Invention of
In the middle of changing from the stowed state to the standing state, the leg portion is fixed to at least one intermediate state that supports the loading portion from below and can run, so that the leg portion is raised from the stowing state to the standing state. When changing, even if the leg portion does not stand up sufficiently, the leg portion is fixed in the intermediate state and can travel.
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、ロック固定体とロック可動体との係合部は互いの係合箇所を変更可能であるため、脚部を起立状態に固定可能であるとともに、中間状態を種々変更可能である。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、係合部が戻り止め機構として機能するため、ロック可動体を解除せずに、更に載貨部を持ち上げることにより、脚部を起立状態にして固定させることができる。
<Invention of Claim 2>
According to the invention of claim 2, since the engaging portion of the lock fixing body and the lock movable body can change the engaging portion of each other, the leg portion can be fixed in an upright state and various intermediate states can be used. It can be changed.
<Invention of
According to the invention of
<請求項4の発明>
ロック可動体には走行時にその進行方向にある他部材と当接する当接部が形成され、当接部が他部材に当接することによりロック可動体が回動されてロック固定体との係合状態が解除される構成としたことにより、運搬者が手等によって直接にロック可動体を回動させなくても、手押し車の走行操作のみによってロック可動体を回動させて脚部を格納状態に変化させることができる。
<Invention of
The movable movable body is formed with an abutting portion that comes into contact with another member in the traveling direction during traveling, and the movable movable body is rotated by the abutting portion coming into contact with the other member to engage with the lock fixed body. By adopting a configuration in which the state is released, even if the transporter does not rotate the lock movable body directly by hand etc., the lock movable body is rotated only by the operation of the wheelbarrow and the leg is stored. Can be changed.
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1乃至図16によって説明する。説明中において、図4の左方を前方とし、左右方向はハンドル52aから前方を見た場合の呼び方とする。本実施形態によるカート1(本発明の脚部格納式手押し車に該当する)は、図示しない運搬物を収容する収容体3、収容体3が載置される載貨部5、および載貨部5を下方から支持する脚部7を備えている。図2に示すように収容体3は載貨部5に対して着脱可能に取り付けられている。収容体3は金属製の線材にて略直方体形状に形成されたフレーム31を備えており、通常、その内部に運搬物が格納された箱部材が収容されている。収容体3は載貨部5にスライド可能に取り付けられているが、その移動のための構成、および載貨部5に対する着脱方法については後述する。
<First Embodiment>
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the description, the left side of FIG. 4 is the front side, and the left-right direction is the calling direction when the front side is viewed from the
載貨部5は、剛性の高い金属製のパイプ材を屈曲させて左右対称に形成した支持体51の後方に、操作体52が固着されて形成されている。操作体52も支持体51と同様のパイプ材を左右対称に曲げて形成されており、その上端部には運搬作業者が手押しするハンドル52aが左右方向に延びるように形成されている。ハンドル52aの下方には左右を連結するように接続梁53が固着されており、操作体52の剛性を向上させている。支持体51の上辺にはハンドル52a側から見て左右方向に水平に延びた一対の案内レール54が、溶接等によって互いに平行になるように固定されている。案内レール54については、後に詳述する。
The
また、支持体51の前端部には、後述するようにカート1を車両AMの荷室LSに搭載する際に、案内の機能を果たす左右一対のガイドローラ55が回動可能に取り付けられている。ガイドローラ55は合成ゴムあるいは合成樹脂材料等の他部材への攻撃性の少ない材料にて形成されている。更に、操作体52の下端部には、カート1を荷室LSへ固定するための左右一対の係合部56が、それぞれ外方に突出するように設けられている。
In addition, a pair of left and
操作体52の左側に位置する下辺中央部には取付ブロック57が立設され、これにはロック可動体58が回動可能に取り付けられている。ロック可動体58の先端は細形状に形成されており、後述する脚部7に設けられたロック固定体77と係脱可能とされている。ロック可動体58には操作体52に一端が連結されたスプリング部材(図示せず)の他端が接続されており、図4において時計回りに回動するように付勢されている。ロック可動体58には係止片58aが突出しており、これには操作ケーブル59の一端部が接続されている。操作ケーブル59は操作体52の下辺から上方へと這わされており、ハンドル52aの左端に取り付けられた解除レバー60に連結されている。解除レバー60を回動操作させることにより、操作ケーブル59を介してロック可動体58はスプリング部材の付勢力に抗して図4において反時計回りに回動される。
An
脚部7は、剛性の高い金属製のパイプ材を屈曲させて形成され、載貨部5の前端にその上端部が回動可能に連結された左右一対の前脚71を有しており、前脚71の間にはフロントビーム72が設けられ、双方を互いに連結している(図1示)。前脚71の上下方向の略中間位置には前脚71と同様のパイプ材にてL字状に形成された左右一対の後脚73が、その前端部にて回動可能に連結されており、後脚73の間をリヤビーム74が連結している。前脚71および後脚73のそれぞれの下端部には、キャスター75(本発明の車輪に該当する)が回転可能に取り付けられている。キャスター75は前脚71あるいは後脚73に対して水平方向にも回動可能とされており、カート1の進行方向を容易に変更可能としている。更に、載貨部5の支持体51の上辺と後脚73との間には左右一対の支持リンク76が設けられ、これはその両端部において支持体51および後脚73に回動可能に連結されている。これにより、脚部7はカート1が走行可能な起立状態(図4示)と、折り畳まれてその上下方向の大きさが縮小された格納状態(図7示)との間を変化可能とされている。
The
カート1の左側に位置する支持リンク76の上端部には、金属材料にて平板状に形成されたロック固定体77が固着されている。ロック固定体77の外面には、上述したロック可動体58と係合する複数の凹部77a(本発明の係合部に該当する)が突出するように形成されている。図4に示したように、ロック可動体58は複数の凹部77aのうち、最も下方にあるものと係合することにより脚部7を起立状態にし、それ以外の凹部77aと係合することにより、脚部7を格納状態と起立状態との間にあり載貨部5を下方から支持するとともに、カート1を走行可能にする中間状態とすることができる。
A
図4に示すように複数の凹部77aはのこぎり歯状に形成されており、凹部77aを形成する下側の斜面が上側の斜面に比べ、その傾斜が緩やかとなっている。従って、脚部7が格納状態から起立状態に変化する時、ロック可動体58がスプリング部材の付勢力に抗して回動しながら凹部77aを乗越えることにより、ロック固定体77は図7において時計回りに回動可能とされており、ロック可動体58と凹部77aはいわゆるワンウェイラッチ機構を構成している。
As shown in FIG. 4, the plurality of
次に、図3乃至図7に基づいて、カート1の車両AMの荷室LSへの積込み方法、および荷室LSからの積み下ろし方法について説明する。カート1を車両AMの荷室LSへ積み込む場合、図3に示すように、カート1のハンドル52aを手押しして荷室LSに後方より接近させ、カート1の左右のガイドローラ55を、荷室LSの床面に固定された一対のガイドレール9の幅方向内側に係合させる(図4示)。各々のガイドレール9は荷室LSの前後方向に延びており、それぞれの下端部には互いに対向するように下部ガイド面91が一体に形成されている。ガイドローラ55は下部ガイド面91上に載置されるように、各々のガイドレール9内に回動しながら進入する。
Next, a method for loading the
次に、解除レバー60を手前側に回動操作すると、操作ケーブル59を介してロック可動体58がスプリング部材の付勢力に抗して図4において反時計回りに回動し、ロック固定体77との係合が解除される。従って、脚部7の支持リンク76がロック固定体77とともに回動可能な状態となり、このままカート1を荷室LS内に押し込むと、前脚71が荷室LSの後端部に押圧されて支持リンク76とともに反時計回り(後方)に回動し始める(図5示)。カート1をガイドレール9に沿って更に荷室LS内に押し込むと、前脚71および支持リンク76の回動が進行してともに水平に近い状態となりながら、カート1は荷室LSの更に内部へと進入していく。この時、カート1のガイドローラ55は、ガイドレール9の前方においてその上端部に形成された上部ガイド面92と、上述した下部ガイド面91との間において上下方向に拘束される(図6示)。
Next, when the
また、カート1の一対の係合部56は、各々のガイドレール9の後端部に設けられたスリット93内に進入することにより、ガイドレール9の左右方向外側に突出した状態となる。各々のガイドレール9の後端部において、それぞれのスリット93の外側には係合片94が回動可能に取り付けられており、係合片94とガイドレール9との間には弾性部材94aが介装されていることにより、係合片94は常時図6において時計回りの回動方向への付勢力を受けている。図6に示したように、カート1の係合部56はガイドレール9内に進入する際、係合片94に当接することによりこれを弾性部材による付勢力に抗して反時計回りに回動させる。
In addition, the pair of engaging
その後、更にカート1の荷室LS内への進入が進むと、係合片94が係合部56を乗越え弾性部材の付勢力により図6において時計回りに回動して、その切欠部94bにおいて係合部56と嵌合する(図7示)。これにより、カート1は前後方向に固定され車両AMへの積み込みが完了する。
Thereafter, when the
カート1を車両AMから積み下ろす場合、図7に示した状態からガイドレール9の係合片94を運搬作業者が手で反時計回りに回動させて、係合部56との係合を解除しながら、カート1をガイドレール9に沿って荷室LSの後方に引き出す。カート1が荷室LS外に引き出されることにより前脚71が自重によって時計回り(前方)に回動するため、これと連結した支持リンク76もロック固定体77とともに同方向に回動し始める。この時、ロック可動体58はロック固定体77の凹部77aを乗越えることが可能であるため、ロック固定体77の回動に支障はない。カート1を荷室LSから更に引き出すことにより、前脚71の回動が十分進行して前脚71および後脚73のキャスタ75が着地すると、ロック可動体58がロック固定体77の凹部77aと係合して、再び起立状態に固定される。
When loading / unloading the
荷室LSの地面に対する高さが十分にない場合は、前脚71および後脚73のキャスタ75が着地した時に、凹部77aのうちロック可動体58と係合可能な位置にあるものがロック可動体58と係合するため、図5に示す状態のまま脚部7は起立状態に至る前においてもカート1が走行可能な中間状態に固定されることができる。また、脚部7が中間状態に固定されたカート1の載貨部5を持ち上げてキャスター75を地面から離れさせることにより、脚部7を起立状態にすることも可能である。尚、カート1を持ち上げて脚部7が宙ぶらりんの状態の時、ロック固定体77の上端部が支持体51の上辺に下方から当接することにより、脚部7の下方への伸張が制限される。
When the height of the cargo compartment LS with respect to the ground is not sufficient, when the
次に、図8乃至図16に基づいて、収容体3の構成およびその載貨部5への取付方法について詳述する。収容体3のフレーム31の下面の四隅には、取付ブラケット32が固定されている(図10示)。取付ブラケット32は金属板にて形成され、端部に折曲部32aを有しており、折曲部32aがフレーム31に当接することによりフレーム31に対する位置決めがされ、溶接等により固着されている。取付ブラケット32の中央部には格納孔32bが貫通しており、またその周辺部には一対の取付孔32cを有している(図8および図9示)。
Next, based on FIG. 8 thru | or FIG. 16, the structure of the
取付ブラケット32のうち互いに対角線上に位置する一対のものの下方には、スライドレバー33が取付ブラケット32の下面に当接するように取り付けられる。スライドレバー33は可撓性を有した金属板、あるいはバネ板材にて形成されており、フレーム31への取付状態において取付ブラケット32の下方から延出するように長物状に形成されている。スライドレバー33は取付ブラケット32の格納孔32bと一致するように貫通孔33aが設けられており、またその周辺部には取付ブラケット32の取付孔32cと一致するように一対の取付孔33bを有している。
Below the pair of mounting
スライドレバー33の周縁部にはかぎ状突起33cが下方に向けて突出しており、これは周縁部から下方に延びた縦壁33c1と、その先端から水平方向内側に突出した突片33c2とを有している。スライドレバー33の貫通孔33aの反対側に延在した部位は、上下方向に屈曲された後、その先端がカール状に巻回されて操作部33dが形成されている。スライドレバー33は、操作部33dを押圧することにより上方に撓ませることが可能である。更に、貫通孔33aと操作部33dとの間には、端部係止部33eが下方に向けて切り起こされている。
A hook-
更に、スライドレバー33の下面にはローラー保持体34が取り付けられている。ローラー保持体34はステンレス材にて上下逆向きの椀状に形成された保持部34aと、これによって転動可能に保持されたボール34bとを有している。保持部34aの周縁部に形成されたフランジ部34a1には、上述した取付ブラケット32の取付孔32cと一致するように一対の取付孔34a2を有している。合成樹脂材料にて形成されたボール34bは保持部34aの下方に突出し、上述した載貨部5の案内レール54上に係止可能とされている。図9に示すようにスライドプレート33およびローラー保持体34は、フレーム31に固着された取付ブラケット32の下方に積み重ねられた後、それぞれの取付孔34a2、33b、32cに取付ネジ35を挿入し、図示しないナットを上方より螺合させることによりフレーム31の下面に固定される。
Further, a
フレーム31の下面の四隅に固定された取付ブラケット32のうち、上述したスライドレバー33が取り付けられた対角線上の2箇所以外については、スライドレバー33の構成から、操作部33dおよび端部係止部33eを備えた長く延びた部位を省いた(かぎ状突起33cは有している)金属プレート36がその下面に取り付けられ、更にその下方に上述したローラー保持体34が取り付けられている(図10示)。
Of the mounting
一方、上述したように支持体51の上辺に固定された案内レール54は、それぞれ収容体3の長手方向以上の長さを有しており、その断面形状は略中央部が下方に屈曲し、上述したローラー保持体34のボール34bを受け入れ可能な凹部が設けられている。図10に示すように、それぞれの案内レール54の側面の2箇所には突出片54aが側方に突出するように設けられており、これらは互いに、上述したように収容体3に設けられたかぎ状突起33cと一致する間隔に形成されている。
On the other hand, as described above, the guide rails 54 fixed to the upper side of the
上述した構成により、収容体3に設けられたボール34bは案内レール54上を転動可能であり、収容体3は載貨部5上を案内レール54によってガイドされながらハンドル52a側から見て横方向にスライド移動可能とされている。図10、図12図および図15に示したように、収容体3が載貨部5上への取付位置にある時、収容体3の四隅に設けられたかぎ状突起33cは案内レール54の突出片54aと一致する位置にある。
With the above-described configuration, the
この状態において、かぎ状突起33cの側方に延びた突片33c2は突出片54aと上下方向に係止可能であり、収容体3の載貨部5から上方への移動を規制している。また、かぎ状突起33cの上下に延びた縦壁33c1は突出片54aと案内レール54を横切る方向に係止可能であり、収容体3の載貨部5に対するカート1の前後方向の移動を規制している。更に、この状態において一対のスライドレバー33は案内レール54の長さ方向端部54bから互いに反対方向に突出しており、双方の端部係止部33eは一方の案内レール54の長さ方向端部54bと、これと長さ方向において反対側に位置する他方の案内レール54の長さ方向端部54bに当接しており、収容体3の載貨部5に対するスライド方向の移動を規制している。
In this state, the projecting piece 33c2 extending to the side of the hook-shaped
収容体3に設けられたいずれかのスライドプレート33の操作部33dを上方に引き上げると、スライドプレート33が撓んで端部係止部33eと案内レール54の長さ方向端部54bとの係止が解除される。これにより収容体3は載貨部5に対して、操作されていないスライドプレート33側へスライド可能となる(図11および図13示)。収容体3が載貨部5に対して一方向(図10において左方)へ移動することにより、案内レール54の突出片54aに対する収容体3のかぎ状突起33cの位置もずれるため、収容体3を載貨部5から取り外し可能となる(図14および図16示)。従って、収容体3は載貨部5上をスライドさせながら取り外しすることができる。
When the
再び、収容体3を載貨部5に取り付ける場合は、図11に示したような案内レール54の突出片54aに対して収容体3のかぎ状突起33cがずれた位置にあるように、案内レール54上に収容体3のボール34bを載置する。その後、収容体3を載貨部5の中央部に向けて横方向(図11において右方)にスライドさせることにより、収容体3のかぎ状突起33cが案内レール54の突出片54aと一致する位置に移動する。収容体3が載貨部5上をスライドする時、一側のスライドレバー33(図11において右下に位置するもの)は上方へ撓んで、端部係止部33eが案内レール54上に当接しながら摺動し、収容体3が載貨部5の中央部へ移動するとスライドレバー33が下方へ形状復帰して、端部係止部33eが案内レール54の長さ方向端部54bと係止し、これにより、収容体3の載貨部5への取り付けが完了する。従って、収容体3は載貨部5上をスライドさせながら取り付けすることができる。
When the
本実施形態によれば、脚部7はその格納状態から起立状態に変化する途中において、載貨部5を下方から支持するとともに走行可能な中間状態に固定される構成としたことにより、脚部7を格納状態から起立状態に変化させる場合に、脚部7が十分に起立しなくても中間状態において固定されて走行可能となる。また、ロック固定体77にはロック可動体58がそのうちの1つと係合して脚部7を起立状態あるいは中間状態に固定する複数の凹部77aが並設されており、脚部7を格納状態から起立状態に向けて変化させる時には、ロック可動体58が凹部77aを乗り越えることが可能である構成としたことにより、格納状態から起立させて、一旦、中間状態に固定された脚部7を、カート1を持ち上げることにより更に変化させて、起立状態にして固定させることができる。
According to the present embodiment, the
<第2実施形態>
次に、図17に基づいて、本発明の第2実施形態の脚部格納式カート1Aについて、第1実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態においては、ロック固定体78は前脚71の上端部に固着されており、これには第1実施形態によるものと同様に複数の凹部78aが形成されている。一方、ロック可動体61は支持体51の前端部に回動可能に取り付けられており、これには第1実施形態によるものと同様に、支持体51に一端が連結された図示しないスプリング部材の他端が接続されており、図17において時計回りに回動するように付勢されている。ロック可動体61の一端部はロック固定体78の凹部78aと係合可能とされており、また回動中心を挟んでその反対側には当接部61aが延在している。本実施形態におけるカート1Aには、解除レバー60および操作ケーブル59は備えられていない。
Second Embodiment
Next, based on FIG. 17, a leg
本実施形態におけるカート1Aを車両AMに積み込む場合、載貨部5Aのハンドル52aを手押ししてカート1Aを車両AMに接近させ、ロック可動体61の当接部61aをカート1Aの進行方向にある車両AMの後端部に押圧させる。これによりロック可動体61をスプリング部材の付勢力に抗して図17において反時計回りに回動させ、ロック固定体78との係合を解除する。その他の構成および操作方法については第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
When the
本実施形態によれば、ロック可動体61には走行時にその進行方向にある車両AMの後端部と当接する当接部61aが形成され、当接部61aが車両AMの後端部に当接することによりロック可動体61が回動されてロック固定体78との係合状態が解除される構成としたことにより、運搬者が手等によって直接にロック可動体61を回動させなくても、カート1Aの走行操作のみによってロック可動体61を回動させて脚部7Aを格納状態に変化させることができる。
According to the present embodiment, the lock
<他の実施形態>
本発明は上述の記載および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、以下の記載のもの以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)脚部にロック可動体を設け、載貨部にロック固定体を形成してもよい。
(2)ロック可動体に複数の凹部を形成してもよい。
(3)ロック固定体およびロック可動体は、それぞれカートの左右に一対設けてもよい。
(4)脚部の中間状態をとりうる位置は、いくつあってもよい。
(5)脚部の折り畳まれる方向はカートの前後方向だけでなく、横方向あるいはその他の方向であってもよい。
(6)ロック可動体およびロック固定体にワンウェイベアリング等を用いて、脚部を格納状態から起立状態まで回動させながら無段階に固定するようにしてもよい。
(7)第1実施形態においてロック可動体を回動させる解除レバーは、載貨部のいずれの部位に設けてもよい。
(8)本発明は、例えばベビーカー等のカート以外の手押し車にも適用可能である。
(9)当接部61aを車両AMの後端部に当接させなくとも、車両の他の部位に当接させてロック可動体61を回動させてもよい。
(10)カート1を中間状態にするための手段としては必ずしもロック固定体およびロック可動体による係合構造を採用する必要はなく、周知の解除機構を備えてかつ一方向にのみロック機構が作動する構造などを、支持リンク76の上端部と載貨部との間に介在させてもよい。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention. Various modifications can be made without departing from the scope of the invention.
(1) A lock movable body may be provided on the leg portion, and a lock fixed body may be formed on the loading portion.
(2) A plurality of recesses may be formed in the lock movable body.
(3) A pair of lock fixed bodies and lock movable bodies may be provided on the left and right sides of the cart.
(4) There may be any number of positions where the intermediate state of the leg can be taken.
(5) The direction in which the legs are folded may be not only the front-rear direction of the cart, but also the lateral direction or other directions.
(6) A one-way bearing or the like may be used for the lock movable body and the lock fixing body, and the leg portion may be fixed steplessly while rotating from the retracted state to the standing state.
(7) In the first embodiment, the release lever for rotating the lock movable body may be provided in any part of the loading unit.
(8) The present invention can be applied to a handcart other than a cart such as a stroller.
(9) The lock
(10) As a means for bringing the
1、1A…カート
3…収容体
5…載貨部
7…脚部
58、61…ロック可動体
61a…当接部
75…キャスター
77、78…ロック固定体
77a、78a…凹部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
下端部に車輪を有するとともに前記載貨部を下方から支持する脚部を備え、この脚部が走行可能な起立状態と、折り畳まれることによりその上下方向の大きさが縮小された格納状態とに切り替え可能な脚部格納式手押し車において、
前記脚部は前記格納状態から前記起立状態に変化する途中において、前記載貨部を下方から支持するとともに走行可能な、少なくとも1つの中間状態に固定されることを特徴とする脚部格納式手押し車。 It is provided with a loading part for placing a load, and a leg part having a wheel at the lower end part and supporting the above mentioned coin part from below, and a standing state in which the leg part can run and a vertical direction by being folded. In a leg retractable wheelbarrow that can be switched to a retracted state with a reduced size,
The leg retractable manual push, wherein the leg is fixed to at least one intermediate state that supports and supports the above-mentioned coin part from below while changing from the retracted state to the standing state. car.
前記ロック固定体と前記ロック可動体の少なくともいずれかには互いの係合箇所を変更可能な係合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の脚部格納式手押し車。 The lock fixing body is fixed to one side of the coin portion and the leg portion, and when engaged with the lock fixing body on the other side, the leg portion is fixed to be able to run, and the engagement is released. Sometimes a lock movable body is provided that allows the leg to change to the retracted state,
2. The leg retractable handcart according to claim 1, wherein at least one of the lock fixed body and the lock movable body is provided with an engagement portion capable of changing an engagement position of each other.
前記ロック可動体には前記荷室の周縁部と当接する当接部が形成され、前記当接部が前記周縁部に当接することにより、前記ロック可動体が回動されて前記ロック固定体との係合状態が解除されることを特徴とする脚部格納式手押し車の格納構造。 A storage structure for storing the leg retractable wheelbarrow according to claim 2 or 3 in a luggage compartment of a vehicle,
The lock movable body is formed with an abutting portion that abuts on a peripheral portion of the cargo compartment, and the abutting portion abuts on the peripheral portion, whereby the lock movable body is rotated and the lock fixed body and The retractable structure of the leg-retractable handcart is released from the engagement state.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004228292A JP2006044456A (en) | 2004-08-04 | 2004-08-04 | Leg accommodation type handcart and its accommodating structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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ID=36023514
Family Applications (1)
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-
2004
- 2004-08-04 JP JP2004228292A patent/JP2006044456A/en active Pending
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