JP2006040306A - カード - Google Patents

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哲治 緒方
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Abstract

【課題】カードのコストを高くすることなく、情報記録部の精度の向上を図り、カードの品質を高める。
【解決手段】光が透過可能な透明又は半透明のカード基材21と、カード基材21上の所定位置に設けられ、光の透過率が前記カード基材より低い所定のパターンから構成された機械読み取り可能な情報記録部22とを備えるカード20Aにおいて、カード20Aは、試料を検査するためのものであり、カード基材21上の中央部に光が透過不能な不透明の領域として設けられ、試料を検査するための検査領域23と、検査領域23上に設けられ、試料を一定位置に載置しておくための試料載置部としての血液溜め部24とを備え、情報記録部22は、そのパターンにより検査情報を示す。
【選択図】図7

Description

この発明は、カード基材に所定のパターンを機械読み取り可能に設けたカードに関するものである。
図10は、従来のこの種のカードの一例を示す平面図である。また、図11は、図10のA−A断面を示す断面図である。カード10のカード基材11は、一般のキャッシュカード等に用いられている乳白色のPVC(ポリ塩化ビニル)若しくはPET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂、又は紙材から形成した板状体である。カード基材11の材料としては、光が透過不能なもの(不透明のもの)を用いる必要がある。
カード基材11の1辺近傍には、属性情報記録部12が設けられている。属性情報記録部12は、カード基材11の所定位置に複数の穴12aを形成したものである(例えば、特許文献1)。この穴12aは、例えばパンチによって抜くことによりカード基材11に形成される。この穴12aの位置及び数により、そのカード10の属性を表すようになる。したがって、属性情報記録部12の穴12aの位置や数は、全てのカード10で同一ではなく、カード10の種類ごとに異なるので、カード基材11の形成と同時に属性情報記録部12を形成することはできず、カード基材11の形成後にカード10の種類に合わせて穴12aを開ける方法が採られている。
図12は、カード10の属性情報記録部12の読み取り方法を説明するための図である。カード10の読み取り装置内には、光源41及び受光センサ42が設けられている。カード10が読み取り装置に挿入されると、カード10の属性情報記録部12は、光源41と受光センサ42との間に配置される。そして、光源41から属性情報記録部12に光が照射されると、属性情報記録部12のうち穴12aを通過した光のみが受光センサ42に入射し、他の領域に入射した光は反射する。読み取り装置は、この入射光のパターンによって属性情報記録部12を認識して、カード10の属性を特定する。
しかし、前述の従来のカード10では、属性情報記録部12を設けるために、カード基材11に穴12aを開けるが、穴12aを開けた後のカード基材11の小片がゴミとなり、それを回収する必要があった。また、製造上、穴開け工程が必要となり、カード10のコストが高くなるという問題があった。さらに、穴12aの位置精度を確保することが困難であった。
さらにまた、穴12aを開けたときにその外縁部に切りくずが分離しないで残る場合があり、これが読み取り装置内に混入するおそれがあった。
特開平2−175193号公報
本発明の課題は、カードのコストを高くすることなく、情報記録部の精度の向上を図り、カードの品質を高めることにある。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明は、光が透過可能な透明又は半透明のカード基材と、前記カード基材上の所定位置に設けられ、光の透過率が前記カード基材より低い所定のパターンから構成された機械読み取り可能な情報記録部とを備えるカードにおいて、前記カードは、試料を検査するためのものであり、前記カード基材上の中央部に光が透過不能な不透明の領域として設けられ、試料を検査するための検査領域と、前記検査領域上に設けられ、試料を一定位置に載置しておくための試料載置部とを備え、前記情報記録部は、そのパターンにより検査情報を示すことを特徴とするカードである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の検査カードにおいて、前記試料載置部内には、検査のための試薬が設けられていることを特徴とするカードである。
請求項1の発明においては、情報記録部のパターンを認識することにより、検査項目等の検査情報を認識することができる。
請求項2の発明においては、検査時に試料載置部に試料を設けることで、試料と試薬とが混合される。
請求項1の発明によれば、本発明のカードを試料の検査カードとして使用することができる。また、カード基材のきりくずが検査時に試料内に混入するおそれがない。
請求項2の発明によれば、検査前に試薬をカードに設けておくことができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明によるカードの実施例1を示す平面図である。図2は、図1のA−A断面を示す断面図である。図1のカード20において、カード基材21は、光が透過可能な透明又は半透明のPET等の合成樹脂から形成されている。カード基材21の厚みは、約250μm程度である。
カード基材21上の所定の1辺近傍には、シルク印刷等された属性情報記録部22が設けられている。属性情報記録部22は、光が透過不能な不透明領域22a(図中、斜線部領域)が所定のパターンで配置されることにより形成されている。そして、属性情報記録部22は、このパターンによりカード20の属性を示している。この属性情報記録部22は、機械読み取りが可能である。このように属性情報記録部22を設ければ、位置精度を確保しやすく、同じパターンのカード20を精度良く製造することができる。また、従来のものと比較して、切りくずの発生の心配がなくなる。
図3は、カード20の属性情報記録部22の読み取りを説明するための図である。カード20の読み取り装置内には、光源31及び受光センサ32が設けられている。カード20が読み取り装置に挿入されると、カード20の属性情報記録部22は、光源31と受光センサ32との間に配置される。
そして、光源31から属性情報記録部22に光が照射されると、属性情報記録部22のうち不透明領域22aが設けられていない領域に入射した光のみがカード基材21を透過する。そして、この光が受光センサ32に入射する。すなわち、属性情報記録部22の不透明領域22aに入射した光は、その領域で反射され、受光センサ32には入射しない。読み取り装置は、この入射光のパターンによって属性情報記録部22を認識して、カード20の属性を特定する。
なお、実施例において、受光センサ32として可視光センサを使用したときは、カード基材21の透過濃度は、ラッテンNo.106フィルターを用いて0.1以下であり、属性情報記録部22の不透明領域22aの透過濃度は、ラッテンNo.106フィルターを用いて2.0以上であった。また、受光センサ32として赤外センサを使用したときは、カード基材21の透過濃度は85%以上であり、属性情報記録部22の不透明領域22aの透過濃度は5%以下であった。
次に、カード20の使用方法について説明する。図4は、入場券として用いられるカード20の複数種類の属性情報記録部22を示す図である。図中(a)〜(c)に示すように、カード20の種類は、大人用、子供用及びフリーパス用に分けられており、それぞれの属性情報記録部22のパターンが異なっている。
図5は、入場券としてのカード20が読み取られるときのゲートを示す図である。ゲート50には、カード20の挿入口51と、ゲート50の通過を制御する開閉部52とが設けられている。入場者は、カード20を挿入口51から挿入する。ゲート50内には、図3に示した読み取り装置が設けられており、カード20の属性情報記録部22が読み取られる。そして、その読み取り結果からカード20の真偽や種別が判別され、開閉部52の動作が制御される。
図6は、ゲート50の開閉部52の制御の例を示す図である。カード20の属性情報記録部22が読み取られた結果、入場可能と判別されたときは、開閉部52が倒れ、ゲート50を通過することができるようになる。一方、入場不可能と判別されたときは、開閉部52は倒れず、ゲート50を通過することができない。
図7は、本発明によるカードの実施例2を示す平面図であり、図8は、図7のA−A断面を示す断面図である。図7のカード20Aは、血液検査用として使用されるカードである。カード20Aにおいて、カード基材21は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。また、属性情報記録部22は、実施例1と同様に設けられており、不透明領域22aのパターンにより検査項目その他の検査情報を示している。
カード基材21の略中央領域には、検査領域部23が設けられている。検査領域部23は、カード基材21上に印刷等を施し、不透明領域を設けたものである。さらに、検査領域部23上には、滴下された血液を溜めておくための透明な血液溜め部24が設けられている。この血液溜め部24内には、血液と混合させるための試薬が予め設けられている。したがって、検査時に改めて試薬を入れる必要はない。
カード20Aの使用者は、血液溜め部24内に、検査すべき血液を滴下する。これにより、血液と試薬とが混合される。そして、図9に示すように、使用者は、このカード20Aを検査機30Aに挿入する。検査機30A内には、図3に示した読み取り装置が設けられており、属性情報記録部22が読み取られる。これにより、カード20Aの検査項目その他の検査情報が特定される。
次に、検査機30Aによりその血液の所定の検査が行われる。検査内容としては、例えば血液凝固検査があげられる。試薬に血液が添加されると、試薬中に含まれる磁性粒子を規則的に動かして、溶解し始めた試薬と血液とを攪拌する。進行する凝固の状態に伴い、磁性粒子の動きが変化する。この磁性粒子の動きの変化を散乱光の変化量として捉え、凝固時間を計測する。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、均等の範囲内で以下のような種々の変形が可能である。
(1)属性情報記録部22を読み取るための光源31から出射される光は、紫外線、赤外線、近赤外線、可視光、不可視光等、いずれの波長の光を用いても良く、さらには2種類以上の光を用いても良い。
(2)カード20,20Aには、ストライプ状に又は一方の面の略全領域に磁気記録部を設けても良く、また、IC記録部、光記録部を設けても良い。さらには、これらを組み合わせて設けても良い。
(3)また、実施例2において、試料は、実施例では血液を例にあげたが、この他に、動物の体から分離又は排出されたものとしては、糞尿、唾液その他の体液、皮膚又は毛髪等があげられる。さらに、これらに限らず、自然界に存在する海水等であっても良い。さらに試料は、液体に限られず、粉状体、粒状体、流動体、半流動体又は粘体等であっても良い。
(4)さらに、本発明を適用可能なカードとその機械読み取り可能な情報として、乗車券とその大人と子供との別、区間若しくは金額、プリペイドカードとその券種(1万円券か3千円券か等)、又は商品券とその金額、等があげられる。
本発明によるカードの実施例1を示す平面図である。 図1のA−A断面を示す断面図である。 カード20の属性情報記録部22の読み取りを説明するための図である。 入場券として用いられるカード20の複数種類の属性情報記録部22を示す図である。 入場券としてのカード20が読み取られるときのゲートを示す図である。 ゲート50の開閉部52の制御の例を示す図である。 本発明によるカードの実施例2を示す平面図である。 図7のA−A断面を示す断面図である。 カード20Aとその検査機30Aを示す図である。 従来のカードの一例を示す平面図である。 図10のA−A断面を示す断面図である。 カード10の属性情報記録部12の読み取り方法を説明するための図である。
符号の説明
20 カード
21 カード基材
22 属性情報記録部
22a 不透明領域
31 光源
32 受光センサ

Claims (2)

  1. 光が透過可能な透明又は半透明のカード基材と、
    前記カード基材上の所定位置に設けられ、光の透過率が前記カード基材より低い所定のパターンから構成された機械読み取り可能な情報記録部と
    を備えるカードにおいて、
    前記カードは、試料を検査するためのものであり、前記カード基材上の中央部に光が透過不能な不透明の領域として設けられ、試料を検査するための検査領域と、前記検査領域上に設けられ、試料を一定位置に載置しておくための試料載置部とを備え、
    前記情報記録部は、そのパターンにより検査情報を示すこと
    を特徴とするカード。
  2. 請求項1に記載の検査カードにおいて、
    前記試料載置部内には、検査のための試薬が設けられていること
    を特徴とするカード。
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JP2013505491A (ja) * 2009-09-17 2013-02-14 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー 医療消耗品のための高密度バーコード

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