JP2006039134A - ホログラム記録装置、情報処理装置及びホログラム記録方法 - Google Patents

ホログラム記録装置、情報処理装置及びホログラム記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
パワーの低いレーザ光源を用いても高速でホログラム記録を行うことができるホログラム記録装置、情報処理装置及びホログラム記録方法の提供。
【解決手段】
偏光ビームスプリッタ13による反射光を捨てることなく、これを参照光として利用している。これにより、レーザ光を有効に利用することが可能となる。偏光ビームスプリッタ13による反射光には信号が載っているので、これをそのまま参照光として用いることができない。そこで、信号が載ったレーザ光をガウス分布に正規化する空間フィルタを用いることで、偏光ビームスプリッタ13による反射光を参照光として用いることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホログラム記録装置、情報処理装置及びホログラム記録方法に関する。
ホログラフィを使ってデータを記録するホログラム記録装置の開発が進められている。
ホログラム記録では空間光変調器(Spatial Light Modulator。以下SLM)によって変調された信号光と、SLMを含まない別の光路を通過した参照光とに分離し、これらを記録媒体上に集光させ、これらの干渉パターンを記録する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−139023公報
ところで、このようなホログラム記録装置では、空間光変調器として液晶装置を用いた場合には、その液晶装置により変調された信号光を例えば偏光ビームスプリッタによりポジ光及びネガ光のうち一方を取り出して記録媒体に集光させ、他方の成分は捨てている。
また、空間光変調器としてグレーティングライトバルブ(Grating Light Valve)を用いた場合には、例えば0次回折光以外の光は捨てている。
このため、従来のホログラム記録装置では、レーザ光源での光量に比べると、記録媒体に照射される光量はごくわずかな量になってしまう。特に、高速記録の場合には記録媒体に対して高光量の照射が必要となる。即ち、特に高速記録を行う場合には、レーザ光量に対する盤面光量の比率の向上が要求される、という課題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、パワーの低いレーザ光源を用いても高速でホログラム記録を行うことができるホログラム記録装置、情報処理装置及びホログラム記録方法を提供することにある。
A.上記に鑑み、本発明に係るホログラム記録装置は、レーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を空間的に変調する空間変調手段と、前記変調されたレーザ光を信号光と参照光とに分離する分離手段と、前記分離された信号光を記録媒体上に集光する第1のレンズと、前記分離された参照光を均一化して前記記録媒体上に導くための空間フィルタとを具備することを特徴とする。
本発明では、変調されたレーザ光を信号光と参照光とに分離し、分離された参照光を均一化して記録媒体上に導いているので、従来は捨てていた本発明における参照光の分だけレーザ光を有効に使うことができる。よって、本発明によれば、パワーの低いレーザ光源を用いても高速でホログラム記録を行うことができる。
ここで、前記空間フィルタは、前記分離された参照光をフーリエ変換する第2のレンズと、前記フーリエ変換された参照光のうち0次回折光以外を遮蔽する遮蔽手段とを具備してもよい。
これにより、均一化された参照光を簡単な構成で得ることができる。
本発明では、ホログラム記録装置単体として用いることができるし、パーソナルコンピュータなどの記憶手段として用いることができる。
(1)前記空間変調手段は、変調する信号に応じて、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を選択的に偏光させる空間変調器であり、前記分離手段は、前記空間変調器により変調されたレーザ光を、前記信号光及び前記参照光の一方であるネガ光と前記信号光及び前記参照光の他方であるポジ光とに分離するものであり、前記遮蔽手段は、0次回折光だけを透過するピンホールを有する遮蔽板であってもよい。
これにより、2次元変調を本発明の趣旨に沿って実現することができる。
ここで、前記分離手段としては、偏光ビームスプリッタが好適である。
(2)前記空間変調手段及び前記分離手段が、変調する信号に応じて、前記レーザ光源から出射されたレーザ光のうち0次回折光と1次回折光とをそれぞれ前記参照光として第1の方向と前記信号光として第2の方向とに選択的に分離する空間変調器であり、前記遮蔽手段は、0次回折光だけを透過するスリットを有する遮蔽板であってもよい。
これにより、1次元変調を本発明の趣旨に沿って実現することができる。
ここで、前記空間変調器としては、グレーティングライトバルブ(Grating Light Valve)が好適である。
B. 上記に鑑み、本発明に係るホログラム記録方法は、レーザ光源から出射されたレーザ光を空間的に変調し、前記変調したレーザ光を信号光と参照光とに分離し、前記分離された信号光を記録媒体上に集光し、前記分離された参照光を均一化して前記記録媒体上に導くことを特徴とする。
本発明では、変調されたレーザ光を信号光と参照光とに分離し、分離された参照光を均一化して記録媒体上に導いているので、従来は捨てていた本発明における参照光の分だけレーザ光を有効に使うことができる。よって、本発明によれば、パワーの低いレーザ光源を用いても高速でホログラム記録を行うことができる。
ここで、前記分離された参照光の均一化は、前記分離された参照光をフーリエ変換し、0次回折光以外を遮蔽することにより行うようにしてもよい。
これにより、均一化された参照光を簡単な構成で得ることができる。
以上のように、本発明によれば、従来は捨てていた本発明における参照光の分だけレーザ光を有効に使うことができるので、パワーの低いレーザ光源を用いても高速でホログラム記録を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るホログラム記録再生装置10を示すブロック図である。
ホログラム記録再生装置10は、レーザ光源11,空間光変調器(Spatial Light Modulator)12,偏光ビームスプリッタ13,レンズ14,レンズ15,遮蔽板16,レンズ17,ミラー18,HWP19,ミラー20,レンズ21,CCDセンサ22,記録媒体23から構成される。
レーザ光源11は、例えば、波長532nmのグリーンレーザーを用いることができる。
空間光変調器12は、レーザ光源11から出射されたレーザ光を空間的に変調する。ここでは、空間光変調器12として、変調素子が直交する2方向に格子状に並んで構成される2次元の空間光変調器を用いている。この例として、液晶装置(LCD)を挙げることができる。2次元の空間光変調器には、一度の記録/再生動作で処理するデータ量を1次元の空間光変調器と比較して多くし易い利点がある。
図2に示す(A)は、空間光変調器12に入射するレーザ光の断面の光強度分布を示しており、図2(B)は、空間光変調器12を通過した後のレーザ光の断面の光強度分布を示している。図2(B)に示すように、空間光変調器12を通過した後のレーザ光も光強度分布は均一で、信号は偏光面の回転として現れる。つまり、0と1とが偏光として変調される。
偏光ビームスプリッタ13は、空間光変調器12で空間的に変調されたレーザ光を、図2(C)に示すように0と1の信号に応じた光強度に分布させる。図2(C)は偏光ビームスプリッタ13を透過したレーザ光(ポジ光)を示し、例えばこれを信号光として用い、図2(D)は偏光ビームスプリッタ13を反射したレーザ光(ネガ光)を示し、例えばこれを参照光として用いる。
レンズ14は、信号光を記録媒体23上に集光する光学素子である。空間光変調器12上に表示された像(実像)がレンズ14の焦点位置にフラウンホーファー(Fraunhofer)回折像(フーリエ(Fourier)変換像)に変換されて結像する。この結像された回折像の断面の光強度分布を図2(E)に示す。
レンズ15及び遮蔽板16は、図2(D)に示した光強度分布のように信号が載ったレーザ光をガウス分布に正規化する空間フィルタである。
レンズ15は、偏光ビームスプリッタ13を反射したレーザ光を遮蔽板16上に集光する光学素子である。このレンズ15により、偏光ビームスプリッタ13を反射したレーザ光がレンズ15の焦点位置にフラウンホーファー(Fraunhofer)回折像(フーリエ(Fourier)変換像)に変換されて結像する。
遮蔽板16は、図3に示すように、ピンホール16aが設けられている。このピンホール16aは、遮蔽板16に結像した回折像うち0次光16bを通過し、1次光以降16cを遮蔽する大きさを有する。
レンズ17は、ピンホール16aを通過したレーザ光を平行光にする。この平行光の光強度分布は、図2(F)に示すように、均一化されている。
ミラー18,20は、この平行光を参照光として記録媒体23に導く。参照光は、ミラー18,20により信号光に対して90°の角度で記録媒体23に入射するように角度調整される。
HWP(半波長板)19は、参照光の偏光方向を信号光と一致させるためのものであり、入射した参照光の偏光面を90°回転させる光学素子である。HWP(半波長板)19を介挿しないと、信号光と参照光とが直交しているため、これでは信号光と参照光との間で光干渉(ホログラム記録)が起きないからである。
レンズ21は、記録媒体23から再生された回折光をCCDセンサ22に集光する。このとき、CCDセンサ22の検知面には図2(G)に示すように空間光変調器12に表示された実像が結像する。つまり、レンズ21は記録媒体23に記録された空間光変調器12のフーリエ変換像を逆フーリエ変換してCCDセンサ22に結像する逆フーリエ変換レンズである。
CCDセンサ22は、再生された信号光を検出する受光素子であり、受光素子が2方向に配列された2次元受光素子である。
記録媒体23は、記録層を有し、信号光と参照光による干渉縞を記録する記録媒体である。即ち、空間光変調器12に表示された実像のフラウンホーファー回折像(フーリエ変換像)が記録層上に結像、記録される。記録媒体23は記録層内に信号光と参照光の交差部分を含むように設置される。
記録媒体23の記録層は、この干渉縞を屈折率(あるいは、透過率)の変化として記録するものであり、光の強度に応じて屈折率(あるいは、透過率)の変化が行われる材料であれば、有機材料、無機材料の別を問うことなく利用可能である。無機材料として、例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO)のような電気光学効果によって露光量に応じ屈折率が変化するフォトリフラクティブ材料を用いることができる。有機材料として、例えば、光重合型フォトポリマを用いることができる。光重合型フォトポリマは、その初期状態では、モノマがマトリクスポリマに均一に分散している。これに光が照射されると、露光部でモノマが重合する。そして、ポリマ化するにつれて周囲からモノマが移動してモノマの濃度が場所によって変化する。
このように構成されたホログラム記録再生装置10は、記録時には信号光、参照光の双方が記録媒体23に照射され、信号光の変調パターンが2つのビームの干渉縞として記録層内に記録される。
また、ホログラム記録再生装置10の再生時には、図示を省略したシャッタにより信号光を遮蔽して、参照光のみが記録媒体23に照射される。記録媒体23内に生成された干渉縞が回折格子として機能し、変調信号光が再生(回折)される。
(レーザ光の有効利用)
次に、このように構成されたホログラム記録再生装置10において、レーザ光を有効に利用している理由を説明する。
図4に通常のホログラム記録再生装置40の構成例を示す。図4において、図1と同一の構成には同一の符号を付する。
図4に示すホログラム記録再生装置40では、空間光変調器12の前段に参照光を取り出すために偏光ビームスプリッタ41を配置し、空間光変調器12の後段に配置された偏光ビームスプリッタ13による反射光については不要光として捨てている。
これに対して、本実施形態に係るホログラム記録再生装置10では、偏光ビームスプリッタ13による反射光を捨てることなく、これを参照光として利用している。これにより、レーザ光を有効に利用することが可能となる。
ただし、偏光ビームスプリッタ13による反射光には信号が載っているので、これをそのまま参照光として用いることができない。そこで、このホログラム記録再生装置10では、信号が載ったレーザ光をガウス分布に正規化する空間フィルタを用いることで、偏光ビームスプリッタ13による反射光を参照光として用いることが可能となる。
従って、このように構成されたホログラム記録再生装置10では、レーザ光源11がパワーの低いものであったとしても高速でホログラム記録を行うことができる、という効果を奏する。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係るホログラム記録再生装置50を示すブロック図である。
ホログラム記録再生装置50は、レーザ光源51,空間光変調器(Spatial Light Modulator)52,レンズ53,レンズ54,遮蔽板55,レンズ56,ミラー57,レンズ58,CCDセンサ59,記録媒体60から構成される。
レーザ光源51は、例えば、波長532nmのグリーンレーザーを用いることができる。
空間光変調器52は、レーザ光源51から出射されたレーザ光を空間的に変調する。ここでは、空間光変調器52としては、変調素子が1方向に並んで構成され、光の変調が1方向のみで行われ、他の方向には変調信号成分を持たない1次元の空間光変調器である。この一例として、Silicon Light Machine社製のGLV(Grating Light Valve)がある。1次元の空間光変調器には、応答速度の高速化、素子のサイズの低減が容易な利点がある。この空間光変調器52では、0次光と1次光とをそれぞれ参照光として第1の方向(入射光が空間光変調器52の入射面の法線に対して線対称な方向)と信号光として第2の方向(空間光変調器52の入射面の法線方向)とに選択的に分離する。
図6に示す(A)は、空間光変調器52に入射するレーザ光の断面の光強度分布を示している。この光強度分布は均一である。図6(B)及び(C)はそれぞれ上記の0次光と1次光の断面の光強度分布を示している。
レンズ53は、信号光を記録媒体60上に集光する光学素子である。空間光変調器60で変調された1次光がレンズ53の焦点位置にフラウンホーファー(Fraunhofer)回折像(フーリエ(Fourier)変換像)に変換されて結像する。この結像された回折像の断面の光強度分布を図6(D)に示す。なお、この結像された像は、デフォーカス像、実像であってもよい。
レンズ54及び遮蔽板55は、信号が載った0次光をガウス分布に正規化する空間フィルタである。
レンズ54は、0次光を遮蔽板55上に集光する光学素子である。このレンズ54により、0次光がレンズ54の焦点位置にフラウンホーファー(Fraunhofer)回折像(フーリエ(Fourier)変換像)に変換されて結像する。
遮蔽板55は、図7に示すように、スリット55aが設けられている。このスリット55aは、遮蔽板55に結像した回折像うち0次光55bを通過し、1次光以降55cを遮蔽する大きさと形状を有する。
レンズ56は、スリット55aを通過したレーザ光を平行光にする。この平行光の光強度分布は、図6(E)に示すように、均一化されている。
ミラー57は、この平行光を参照光として記録媒体60に導く。参照光は、ミラー57により信号光に対して45°の角度で記録媒体60に入射するように角度調整される。参照光と信号光とは、45°の角度で記録媒体60に入射することが最適であるが、45°以外の角度であっても勿論構わない。
レンズ58は、記録媒体60から再生された回折光をCCDセンサ59に集光する。このとき、CCDセンサ59の検知面には図6(F)に示すように空間光変調器52に表示された実像が結像する。つまり、レンズ58は記録媒体60に記録された空間光変調器52のフーリエ変換像を逆フーリエ変換してCCDセンサ59に結像する逆フーリエ変換レンズである。
CCDセンサ59は、再生された信号光を検出する受光素子であり、受光素子が1方向に配列された1次元受光素子である。
記録媒体60は、記録層を有し、信号光と参照光による干渉縞を記録する記録媒体であり、第1の実施形態で説明したものと同様である。
このように構成されたホログラム記録再生装置50も、記録時には信号光、参照光の双方が記録媒体60に照射され、信号光の変調パターンが2つのビームの干渉縞として記録層内に記録される。
また、ホログラム記録再生装置50の再生時には、図示を省略したシャッタにより信号光を遮蔽して、参照光のみが記録媒体60に照射される。記録媒体60内に生成された干渉縞が回折格子として機能し、変調信号光が再生(回折)される。
(第2の実施形態に係る装置特有の効果)
このように構成されたホログラム記録再生装置50においてもレーザ光を有効に利用することができるが、これに加えて以下の効果を奏する。
(1)参照光の偏光方向と信号光の偏光方向とが一致しており、従ってHWPのような光学素子は不要である。
(2)GLVは液晶装置に比べてより高速な動作が可能である。
(3)GLVが分離手段を兼ねており、偏光ビームスプリッタのような光学素子は不要である。
(その他の実施形態)
(1)上記のGLVはBlazedタイプで、各リボンが傾いており、回折光の出る方向が入射光と異なるものであったが、BlazedタイプでないGLVを用いることが可能である。この場合、GLVに入射する光と信号光とが同軸となることと、信号光が0次光になるので、±1次光のどちらか、または両方を参照光として用いればよい。
(2)上記のGLVは1次元が前提であったが、2次元のGLVも実現可能であれば本発明に用いることが可能である。
本発明の実施形態は上記実施形態に限らず拡張、変更することができ、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係るホログラム記録再生装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る各部におけるレーザ光の断面の光強度分布を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る遮蔽板の一例を示す図である。 本発明が適用されていないホログラム記録再生装置を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るホログラム記録再生装置を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る各部におけるレーザ光の断面の光強度分布を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る遮蔽板の一例を示す図である。
符号の説明
10 ホログラム記録再生装置
11 レーザ光源
12 空間光変調器
13 偏光ビームスプリッタ
14,15 レンズ
16 遮蔽板
16a ピンホール
17 レンズ
23 記録媒体

Claims (9)

  1. レーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源から出射されたレーザ光を空間的に変調する空間変調手段と、
    前記変調されたレーザ光を信号光と参照光とに分離する分離手段と、
    前記分離された信号光を記録媒体上に集光する第1のレンズと、
    前記分離された参照光を均一化して前記記録媒体上に導くための空間フィルタと
    を具備することを特徴とするホログラム記録装置。
  2. 請求項1に記載のホログラム記録装置であって、
    前記空間フィルタは、
    前記分離された参照光をフーリエ変換する第2のレンズと、
    前記フーリエ変換された参照光のうち0次光以外を遮蔽する遮蔽手段と
    を具備することを特徴とするホログラム記録装置。
  3. 請求項2に記載のホログラム記録装置であって、
    前記空間変調手段は、変調する信号に応じて、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を選択的に偏光させる空間変調器であり、
    前記分離手段は、前記空間変調器により変調されたレーザ光を、前記信号光及び前記参照光の一方であるネガ光と前記信号光及び前記参照光の他方であるポジ光とに分離するものであり、
    前記遮蔽手段は、0次光だけを透過するピンホールを有する遮蔽板である
    ことを特徴とするホログラム記録装置。
  4. 請求項3に記載のホログラム記録装置であって、
    前記分離手段は、偏光ビームスプリッタである
    ことを特徴とするホログラム記録装置。
  5. 請求項2に記載のホログラム記録装置であって、
    前記空間変調手段及び前記分離手段が、変調する信号に応じて、前記レーザ光源から出射されたレーザ光のうち0次光と1次光とをそれぞれ前記参照光として第1の方向と前記信号光として第2の方向とに選択的に分離する空間変調器であり、
    前記遮蔽手段は、0次光だけを透過するスリットを有する遮蔽板である
    ことを特徴とするホログラム記録装置。
  6. 請求項5に記載のホログラム記録装置であって、
    前記空間変調器が、グレーティングライトバルブ(Grating Light Valve)である
    ことを特徴とするホログラム記録装置。
  7. レーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源から出射されたレーザ光を空間的に変調する空間変調手段と、
    前記変調されたレーザ光を信号光と参照光とに分離する分離手段と、
    前記分離された信号光を記録媒体上に集光する第1のレンズと、
    前記分離された参照光を均一化して前記記録媒体上に導くための空間フィルタと
    を具備するホログラム記録装置を記憶手段として有する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. レーザ光源から出射されたレーザ光を空間的に変調し、
    前記変調したレーザ光を信号光と参照光とに分離し、
    前記分離された信号光を記録媒体上に集光し、
    前記分離された参照光を均一化して前記記録媒体上に導く
    ことを特徴とするホログラム記録方法。
  9. 請求項8に記載のホログラム記録方法であって、
    前記分離された参照光の均一化は、前記分離された参照光をフーリエ変換し、0次光以外を遮蔽することにより行う
    ことを特徴とするホログラム記録方法。
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