JP2006033508A - 適応型可変長符号化装置、適応型可変長復号化装置、適応型可変長符号化・復号化方法、及び適応型可変長符号化・復号化プログラム - Google Patents

適応型可変長符号化装置、適応型可変長復号化装置、適応型可変長符号化・復号化方法、及び適応型可変長符号化・復号化プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より少ない処理量の符号化や復号化を行うことができる適応型可変長符号化装置、符号化データを復号化する適応型可変長復号化装置、これらを利用した適応型可変長符号化・復号化方法及び適応型可変長符号化・復号化プログラムを提供すること。
【解決手段】信号処理部4から取得したデータDimgの発生頻度をカウント部22でカウントし、カウントした発生頻度が1位に関する順位情報D1stを順位検索部23で求める。この順位検索部23で求めた順位情報D1stに基づいて符号化テーブル更新部24は、符号化テーブル記憶部25に記憶されている符号化テーブルを更新する。この更新された符号化テーブルに基づいて符号化部はデータDimgを符号化して符号化データDhufを生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データなどのデータの符号長を適応的に変えて符号化データを生成する適応型可変長符号化装置、符号化データを復号化する適応型可変長復号化装置、これらを利用した適応型可変長符号化・復号化方法及び適応型可変長符号化・復号化プログラムに関する。
一般に、画像データなどを記録媒体に記録する場合には、データを圧縮してから記録することが多い。このような圧縮処理技術には種々の手法がある。例えば、特許文献1などでは、データの発生頻度に応じて符号化の際の符号長を可変させるハフマン符号化方式(可変長符号化方式)に関する技術が提案されている。
ハフマン符号化の際には、データの発生頻度に応じてリアルタイムに演算することも可能であるが、通常は予め用意した符号化テーブル(ハフマンテーブル)を参照して各データの符号長を決定するようにすることが多い。このようなテーブル参照の場合、1つのテーブルを使い続ける方式や複数のテーブルの中から選択する方式などの方式があるが、中でも優れた方式の1つに、符号化の対象となるデータの発生確率に基づいてテーブルを更新する適応型可変長符号化方式がある。特許文献1の提案では、適応型可変長符号化方式において、符号化の対象となるデータの発生確率を求めずに、符号化の対象となるデータの発生順位のみに基づいてテーブルを更新するようにすることで、1つのテーブルを使い続ける方式などに比べてより効率の良い符号化を行うことができ、また、通常の適応型可変長符号化方式に比べてテーブル更新の際の処理量を減らすことができる。
特開平8−316848号公報
しかしながら、特許文献1の方式では、データが取り得るすべて値に対するデータの発生順位に応じてテーブルの更新を行うようにしているので、順位比較の際の処理量が多くなってしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、より少ない処理量の符号化や復号化を行うことができる適応型可変長符号化装置、符号化データを復号化する適応型可変長復号化装置、これらを利用した適応型可変長符号化・復号化方法及び適応型可変長符号化・復号化プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による適応型可変長符号化装置は、データの発生頻度に基づいて作成された符号化テーブルを参照して符号化対象のデータを符号化する適応型可変長符号化装置であって、M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントするカウント手段と、前記カウント手段でカウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める順位検索手段と、前記順位検索手段で求められた前記順位情報に基づいて前記符号化テーブルを更新する符号化テーブル更新手段と、前記符号化テーブル更新手段によって更新された前記符号化テーブルを参照することで前記符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する符号化手段とを具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による適応型可変長符号化装置は、データの発生頻度に基づいて作成された符号化テーブルを参照して符号化対象のデータを符号化する適応型可変長符号化装置であって、M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントするカウント手段と、前記カウント手段でカウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める順位検索手段と、前記順位検索手段で求められた前記順位情報に基づいて前記符号化対象のデータを変換する演算手段と、前記符号化テーブルを参照することで前記演算手段で変換された符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する符号化手段とを具備することを特徴とする。
これら第1及び第2の態様によれば、順位情報を求める際の処理量を低減することができるので、少ない処理量の符号化を行うことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第3の態様による適応型可変長復号化装置は、データの発生頻度に基づいて作成された復号化テーブルを参照して符号化データを復号する適応型可変長復号化装置であって、前記復号化テーブルを参照して順位情報が埋め込まれた符号化データを復号する復号化手段と、前記符号化データに埋め込まれた前記順位情報に基づいて前記復号化テーブルを更新する復号化テーブル更新手段とを具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第4の態様による適応型可変長復号化装置は、データの発生頻度に基づいて作成された復号化テーブルを参照して符号化データを復号する適応型可変長復号化装置であって、前記復号化テーブルを参照して順位情報が埋め込まれた符号化データを復号化する復号化手段と、前記符号化データに埋め込まれた順位情報に基づいて前記復号化手段によって復号化されたデータを変換する演算手段とを具備することを特徴とする。
これら第3及び第4の態様によれば、第1の態様及び第2の態様の手法で符号化された符号化データの復号化を行うことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第5の態様による適応型可変長符号化・復号化方法は、M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントするカウント工程と、前記カウント工程においてカウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める順位検索工程と、前記順位検索工程において求められた前記順位情報に基づいて符号化テーブルを更新する符号化テーブル更新工程と、前記符号化テーブル更新工程において更新された前記符号化テーブルを参照することで前記符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する符号化工程と、前記符号化データに前記順位情報を埋め込む順位情報埋め込み工程と、復号化テーブルを参照して前記符号化データを復号化する復号化工程と、前記符号化データに埋め込まれた順位情報に基づいて前記復号化テーブルを更新する復号化テーブル更新工程とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第6の態様による適応型可変長符号化・復号化方法は、M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントするカウント工程と、前記カウント工程においてカウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める順位検索工程と、前記順位検索工程において求められた前記順位情報に基づいて前記符号化対象のデータを変換する符号化データ演算工程と、符号化テーブルを参照することで前記符号化データ演算工程において変換された符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する符号化工程と、
前記符号化データに前記順位情報を埋め込む順位情報埋め込み工程と、前記復号化テーブルを参照して前記符号化データを復号化する復号化工程と、前記符号化データに埋め込まれた順位情報に基づいて前記復号化工程において復号化されたデータを変換する復号化データ演算工程とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第7の態様による適応型可変長符号化・復号化プログラムは、コンピュータに、M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントする処理と、前記カウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める処理と、前記求められた前記順位情報に基づいて符号化テーブルを更新する処理と、前記更新された前記符号化テーブルを参照することで前記符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する処理と、前記符号化データに前記順位情報を埋め込む処理と、復号化テーブルを参照して前記符号化データを復号化する処理と、前記符号化データに埋め込まれた前記順位情報に基づいて前記復号化テーブルを更新する処理とを実行させることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第8の態様による適応型可変長符号化・復号化プログラムは、コンピュータに、M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントする処理と、前記カウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める処理と、前記求められた前記順位情報に基づいて前記符号化対象のデータを変換する処理と、符号化テーブルを参照することで前記符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する処理と、前記符号化データに前記順位情報を埋め込む処理と、復号化テーブルを参照して前記符号化データを復号化する処理と、前記符号化データに埋め込まれた前記順位情報に基づいて前記復号化されたデータを変換する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、より少ない処理量の符号化や復号化を行うことができる適応型可変長符号化装置、符号化データを復号化する適応型可変長復号化装置、これらを利用した適応型可変長符号化・復号化方法及び適応型可変長符号化・復号化プログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る適応型可変長符号化装置及び適応型可変長復号化装置を搭載した電子カメラ(以下、カメラと称する)の構成について示す図である。即ち、図1に示すカメラ1は、光学系2と、撮像部3と、信号処理部4と、符号化/復号化部5と、記録媒体6と、表示制御部7と、ディスプレイ8と、制御部9と、レリーズスイッチ10と、操作スイッチ11とから構成されている。
光学系2は、図示しない被写体の像を撮像面上に結像させる光学系である。撮像部3は上記撮像面上に配置され光学系2を介して結像された被写体の像を光電変換するとともに、この光電変換された信号をデジタル信号に変換する。信号処理部4は、撮像部3の出力デジタル信号に対して各種の信号処理を施して、画像データを生成する。
また、第1の実施形態の要部である符号化/復号化部5は、信号処理部4からの出力画像データを圧縮するための符号化を行う符号化部と、符号化部で符号化されたデータを伸長するための復号化を行う復号化部とから構成されている。これら符号化部及び復号化部の詳細については後で述べる。
記録媒体6は、カメラ1に内蔵されている不揮発性の半導体メモリやカメラ1に対して着脱自在のカード型メモリなどからなる記録媒体であり、符号化/復号化部5で符号化された符号化データを記録する。
表示制御部7は、信号処理部4からの出力画像データに基づいて画像を表示するための信号を生成してディスプレイ8の画像表示制御を行う。ディスプレイ8は、例えばLCDなどから構成されており、カメラ1の背面側に配設されている。このディスプレイ8上には、表示制御部7からの出力信号に基づいて画像や撮影駒番号などの表示が行われる。
制御部9は、CPUなどから構成されており、上述した各部を含むカメラ1の統括的な制御を行う。この制御部9には、レリーズスイッチ10及び操作スイッチ11が接続されている。レリーズスイッチ10は撮影を開始させるための図示しない操作部材によって操作されるスイッチであり、操作スイッチ11はその他のカメラ操作を開始させるための図示しない操作部材によって操作されるスイッチである。
次に、図1の符号化/復号化部5について更に詳しく説明する。図2は、符号化/復号化部5を構成する符号化部の構成について示すブロック図である。図2において、符号化部5aは、メモリ21と、カウント部22と、順位検索部23と、符号化テーブル更新部24と、符号化テーブル記憶部25と、符号化部26と、順位情報埋め込み部27とから構成されている。
メモリ21は、信号処理部4から入力されてきた符号化対象のデータ(以下、単にデータと称する)Dimgを一時記憶しておくためのメモリである。このデータDimgは、M種類の値を取り得るものである。例えば、8ビットデータの場合には、M=256種類の値を取り得る。
カウント部22は、入力されたすべてのデータに対する発生頻度をカウントするカウンタである。順位検索部23は、カウント部22でカウントされた発生頻度が上位N位までのデータに関する順位情報を求める。ここで、Nは、1≦N<Mとする。
符号化テーブル更新部24は、順位検索部23で求められた順位情報に基づいて符号化テーブル記憶部25に記憶されている符号化テーブルを更新する。
符号化テーブル記憶部25は、符号化部26における符号化の際に参照される符号化テーブルを記憶しておくためのメモリである。図3に符号化テーブルの例を示す。この図3において、入力Dimgは符号化前のデータを示す。また、出力Dhufは符号化後のデータを示す。また、ハフマンコード番号は出力Dhufの割り当て順を示す番号である。このハフマンコード番号に示される番号が小さいほど、符号長が短い符号が出力Dhufとして割り当てられる。
符号化部26は、符号化テーブル記憶部25に記憶されている符号化テーブルに基づいてメモリ21からのデータDimgを符号化して符号化データDhufを生成する。符号化情報埋め込み部27は、符号化部26で符号化された符号化データDhufに順位検索部23において求められた順位情報を埋め込んで外部に出力する。ここで埋め込まれた順位情報は符号化データDhufの復号化の際に用いられる。
以下、符号化部5aにおける適応型可変長符号化方法について図4を参照して説明する。ここで、以下の説明においては、N=1、M=16であるとして説明する。即ち、順位検索部23において求められる順位情報は上位1位のもののみとなる。以下、この1位の順位情報をD1stと記す。また、符号化テーブル記憶部25には、図3の参照符号101で示す符号化テーブルが予め記憶されているものとする。
図4の処理においては、まず、信号処理部4から符号化対象となるデータDimgが取得される(ステップS1)。次に、ステップS1で取得されたデータDimgがメモリ21に記憶される(ステップS2)。次に、メモリ21に一時的に記憶されたデータDimgがカウント部22と符号化部26とに入力される。
ここで、カウント部22と符号化部26とにデータDimgを入力する際には、必ずしも同時に入力する必要はなく、ずらして入力するようにしても良い。即ち、符号化テーブル更新部24が符号化テーブルの更新を行うまでにはタイムラグがあるので、データDimgを先にカウント部22に入力し、符号化テーブルの更新が行われてから、データDimgを符号化部26に入力するようにしても良く、このようにすることで、より適切な符号化を行うことができるようになる。なお、符号化部26へのデータDimgの入力を遅らせるにはディレイバッファを用いればよい。
以後は、データDimgが先にカウント部22に入力される場合について説明する。メモリ21に記憶されたデータDimgがカウント部22に入力されると、カウント部22において、データDimgの発生頻度(データDimgの入力回数)がカウントされる(ステップS3)。ステップS3の処理の後、順位検索部23において、カウント部22でカウントされた発生頻度の中で発生頻度が1位に関する順位情報D1stが求められる(ステップS4)。ここでは、例として順位情報D1st=5、即ち、データDimg=5の発生頻度が1位であるとする。
次に、符号化テーブル更新部24において、符号化テーブル記憶部25に記憶された符号化テーブル101の更新が行われる(ステップS5)。この符号化テーブル101の更新においては、まず求めた順位情報D1stに従ってハフマンコード番号を割り当て、その後、順位情報D1stに対応する入力Dimgとの差分が小さい入力Dimgほど小さい数値のハフマンコード番号を割り当てるようにする。また、差分が同じ入力Dimgに関しては、更新前の符号化テーブルにおいて、それぞれの入力Dimgに対応する出力Dhufの符号長が短いものほど小さい数値のハフマンコード番号を割り当てるようにする。
即ち、第1の実施形態では、順位情報D1st=5であるので、更新後の符号化テーブルにおいて、入力Dimg=5にハフマンコード番号の「1」を割り当てる。その後、入力Dimg=5に対する差分が最も小さい入力Dimg=4と入力Dimg=6とにハフマンコード番号を割り当てる。ここで、更新前の符号化テーブル101において、入力Dimg=4に対応する出力Dhufの符号長は5ビットであり、入力Dimg=6に対応する出力Dhufの符号長は6ビットである。そこで、更新後の符号化テーブルにおいて、入力Dimg=4にハフマンコード番号の「2」を割り当てて、入力Dimg=6にハフマンコード番号の「3」を割り当てる。次は、入力Dimg=3と入力Dimg=7とにハフマンコード番号を割り当てる。ここで、更新前の符号化テーブル101において、入力Dimg=3に対応する出力Dhufの符号長は5ビットであり、入力Dimg=7に対応する出力Dhufの符号長は6ビットである。そこで、更新後の符号化テーブルにおいて、入力Dimg=3にハフマンコード番号の「4」を割り当てて、入力Dimg=7にハフマンコード番号の「5」を割り当てる。
以後同様の規則に従ってハフマンコード番号を割り当てていくと、図3の参照符号102aに示すようにしてハフマンコード番号が割り当てられ、このハフマンコード番号に基づいて符号化テーブル101における出力Dhufの割り当てが行われる。このように、順位情報D1stからの差分に基づいた規則によって符号化テーブルの更新を行うことにより、更新後の符号化テーブルは図3の符号化テーブル102で示すものとなる。
なお、順位情報を上位N位まで(1<N<M)求めた場合も同様の考え方でテーブル更新を行うことができる。例えば、順位情報を上位2位まで求めた場合には、まず、順位情報が1位に対応する入力Dimgにハフマンコード番号の「1」を割り当て、次に順位情報が2位に対応する入力Dimgにハフマンコード番号の「2」を割り当てる。その後は、1位の入力Dimgとの差分が小さい入力Dimgと2位の入力Dimgとの差分が小さい入力Dimgとにハフマンコード番号を交互に割り当てていくようにする。
ステップS5において、符号化テーブルが更新された後、メモリ21に記憶されたデータDimgが符号化部26に入力される。符号化部26においては、更新された符号化テーブル102が参照されてデータDimgの符号化が行われ、符号化データDhufが生成される(ステップS6)。
その後、符号化情報埋め込み部27において、符号化データDhufに順位検索部23によって求められた順位情報が埋め込まれて外部に出力される(ステップS7)。ここで、順位情報を埋め込む際には、例えば図5(a)のようにライン単位のタイミングで順位情報を符号化データ列中に埋め込むようにすれば良い。または、図5(b)に示すようにフレームヘッダに、そのフレーム内の符号化データの順位情報をまとめて記録しておき、符号化データ列中には符号化データの区切りであることを示す情報のみを挿入しておくようにしても良い。さらには、図5(c)に示すように、フレームヘッダに、そのフレーム内の符号化データの順位情報と符号化データの区切りを示す座標データとを記録しておき、符号化データ列中には何も挿入しないようにしても良い。
次に、符号化/復号化部5における復号化部について説明する。図6は、符号化/復号化部5の中の復号化部の構成について示すブロック図である。図6において、復号化部5bは、符号化データ入力部31と、復号化テーブル更新部32と、復号化テーブル記憶部33と、復号化部34とから構成されている。
符号化データ入力部31は、記録媒体6等に記録された符号化データDhufを復号化テーブル更新部32と復号化部34とに入力する。ここでの符号化データDhufの入力タイミングは、復号化テーブル更新部32と復号化部34とに同時に入力するようにしても良いし、入力タイミングをずらすようにしても良い。ただし、符号化部5aと復号化部5bとでは入力タイミングを変えないようにする。
復号化テーブル更新部32は、符号化データDhufに埋め込まれた順位情報に基づいて復号化テーブル記憶部33に記憶されている復号化テーブルを更新する。
復号化テーブル記憶部33は、復号化部34における復号化の際に参照される符号化テーブルを記憶しておくためのメモリである。図7に、図3の符号化テーブルに対応する復号化テーブルの例を示す。符号化テーブルにおいては、入力されるデータと出力されるデータとが符号化テーブルと逆になっている。
復号化部34は、復号化テーブル記憶部33に記憶されている復号化テーブルに基づいて符号化データ入力部31からの符号化データDhufを復号化してデータDimgを生成する。
以下、復号化部5bにおける適応型可変長復号化方法について図8を参照して説明する。ここで、以下の説明においては、N=1、M=16であるとする。即ち、符号化データに埋め込まれる順位情報は1位の順位情報D1stである。ここでは、D1st=5とする。また、復号化テーブル記憶部33には、図7の参照符号201で示す復号化テーブルが予め記憶されているものとする。
図8の処理においては、まず、符号化データ入力部31を介して記録媒体6から符号化データDhufが取得される(ステップS11)。ここで取得された符号化データDhufが復号化テーブル更新部32と復号化部34とに入力される。なお、これに先立って符号化データDhufをメモリに記憶させるようにしても良い。
次に、復号化テーブル更新部32において、復号化テーブル記憶部33に記憶された復号化テーブル201の更新が行われる(ステップS12)。この復号化テーブル201の更新においては、まず求めた順位情報D1stに従ってハフマンコード番号を割り当て、その後、順位情報D1stに対応する出力Dimgとの差分が小さい出力Dimgほど小さなハフマンコード番号を割り当てるようにする。また、差分が同じ出力Dimgに関しては、更新前の復号化テーブルにおいて、それぞれの出力Dimgに対応する入力Dhufの符号長が短いものほど小さなハフマンコード番号を割り当てるようにする。
即ち、第1の実施形態では、順位情報D1st=5であるので、更新後の復号化テーブルにおいては、出力Dimg=5にハフマンコード番号の「1」を割り当てる。次に、出力Dimg=5に対して差分が最も小さい出力Dimg=4と出力Dimg=6とにハフマンコード番号を割り当てる。ここで、更新前の復号化テーブル201において、出力Dimg=4に対応する入力Dhufの符号長は5ビットであり、出力Dimg=6に対応する入力Dhufの符号長は6ビットである。そこで、更新後の復号化テーブルにおいて、出力Dimg=4にハフマンコード番号の「2」を割り当てて、出力Dimg=6にハフマンコード番号の「3」を割り当てる。次は、出力Dimg=3と出力Dimg=7とにハフマンコード番号を割り当てる。ここで、更新前の復号化テーブル201において、出力Dimg=3に対応する入力Dhufの符号長は5ビットであり、出力Dimg=7に対応する入力Dhufの符号長は6ビットである。そこで、更新後の復号化テーブルにおいて、出力Dimg=3にハフマンコード番号の「4」を割り当てて、出力Dimg=7にハフマンコード番号の「5」を割り当てる。
このような規則に従ってハフマンコード番号を割り当てていくと、図7の参照符号202aに示すようにしてハフマンコード番号が割り当てられ、このハフマンコード番号に基づいて入力Dhufが割り当てわれる。このように、順位情報D1stからの差分に基づいた規則によって復号化テーブルの更新を行うことにより、更新後の復号化テーブルは図7の復号化テーブル202で示すものとなる。
ステップS12において、復号化テーブルが更新された後、符号化データDhufが復号化部34に入力される。復号化部34においては、更新された復号化テーブル202が参照されて符号化データDhufの復号化が行われる(ステップS13)。これにより、データDimgが生成されて外部に出力される。
なお、第1の実施形態では符号化によって生成される符号化データに順位情報を埋め込むようにしているが、図9に示すように、復号化部5bにカウント部35と順位検索部36とを設けるようにすれば、符号化データに順位情報を埋め込む必要はない。この場合の適応型可変長復号化方法を図10のフローチャートに示す。
図10のステップS21のデータ取得の処理は図8のステップS11と同様であり、ステップS22の復号化処理は図8のステップS13と同様の処理であるので説明を省略する。
ステップS22の復号化処理によってデータDimgが生成されると、このデータDimgが外部に出力されると共に、カウント部35に入力される。カウント部35においては、データDimgの発生頻度がカウントされる(ステップS23)。ステップS23の処理の後、順位検索部36において、カウント部35でカウントされた発生頻度の中で発生頻度が1位のデータが順位情報D1stとして求められる(ステップS24)。次に、復号化テーブル更新部32において、復号化テーブル記憶部33に記憶された復号化テーブル201の更新が行われる(ステップS25)。その後、次の符号化データDhufが取得されるまで待機する。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、データの発生頻度の順位情報に基づいて符号化テーブル及び復号化テーブルの更新を行う際に、すべてのデータに対する順位情報を求める必要がないので、順位比較などの処理の際の処理量を減らすことができる。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態は、符号化テーブル及び復号化テーブルを固定テーブルとしながら、テーブル更新を行ったのと同様の効果が得られる例である。
図11は、本発明の第2の実施形態における符号化部の構成について示すブロック図である。なお、図11において図2と同じ構成については同じ参照符号を付している。図11において、符号化部5aは、メモリ21と、カウント部22と、順位検索部23と、符号化テーブル記憶部25と、符号化部26と、順位情報埋め込み部27と、演算部28とから構成されている。
図11の演算部28は、順位検索部23で求められた順位情報に基づいてメモリ21から入力されたデータDimgを別のデータDimg’に変換する。
以下、符号化部5aにおける適応型可変長符号化方法について図12を参照して説明する。ここで、以下の説明においては、第1の実施形態と同様にN=1、M=16であるとして説明する。また、符号化テーブル記憶部25には、図13の参照符号301で示す符号化テーブルが予め記憶されているものとする。この符号化テーブル301は固定のテーブルである。
図12の処理においては、まず、信号処理部4から符号化対象となるデータDimgが取得される(ステップS31)。次に、ステップS31で取得されたデータDimgがメモリ21に記憶される(ステップS32)。次に、メモリ21に一時的に記憶されたデータDimgがカウント部22に入力される。ここで、カウント部22と演算部28とにデータDimgを同時に入力するようにしても良い。
以後は、データDimgが先にカウント部22に入力される場合について説明する。メモリ21に記憶されたデータDimgがカウント部22に入力されると、カウント部22において、データDimgの発生頻度がカウントされる(ステップS33)。ステップS33の処理の後、順位検索部23において、カウント部22でカウントされたデータの発生頻度が1位のデータに関する順位情報D1stが求められる(ステップS34)。ここでは、例として順位情報D1st=5であるとする。
次に、メモリ21に一時的に記憶されたデータDimgが演算部28に入力される。演算部28においては、データDimgの変換が行われる(ステップS35)。
ステップS35のデータDimgの変換演算について説明する。この演算は、順位情報D1stに対応するデータに対する差分が小さいデータほど、短い符号長のデータに変換する演算であり、入力されたデータDimgの値によって異なる演算が行われる。
まず、データDimgが、Dimg<D1stの場合には、
img’=(D1st−Dimg)×2−1
の演算を行う。例えば、入力されたデータDimg=0の場合には、Dimg’=(5−0)×2−1=9となる。
また、データDimgが、D1st≦Dimg<2×D1stの場合には、
img’=(Dimg−D1st)×2
の演算を行う。例えば、入力されたデータDimg=6の場合には、Dimg’=(6−5)×2=2となる。
また、データDimgが、2×D1st≦Dimgの場合には、
img’=Dimg
とする。
以上のような演算によってDimgを変換すると、図13の参照符号302で示す入力Dimgがそれぞれ図13の参照符号303で示すDimg’に変換される。
ステップS35のデータ変換演算の後、演算部28からデータDimg’が符号化部26に入力される。符号化部26においては、符号化テーブル301が参照されてデータDimg’の符号化が行われ、符号化データDhufが生成される(ステップS36)。その後、符号化情報埋め込み部27において、符号化データDhufに23によって求められた順位情報が埋め込まれて外部に出力される(ステップS37)。
次に、復号化部について説明する。図14は、符号化/復号化部5の中の復号化部の構成について示すブロック図である。図14において、復号化部5bは、符号化データ入力部31と、復号化テーブル記憶部33と、復号化部34と、演算部37とから構成されている。
図14において図6と同じ構成については説明を省略する。復号化テーブル記憶部33には、図15の参照符号401で示す復号化テーブルが記憶されており、復号化部34はこの復号化テーブル401に従って入力された符号化データDhufをデータDimg’に復号化する。演算部37は、復号化部34において復号化されたデータDimg’をデータDimgに変換する。
以下、復号化部5bにおける適応型可変長復号化方法について図16を参照して説明する。ここで、以下の説明においては、第1の実施形態と同様にN=1、M=16であるとして説明する。
まず、符号化データ入力部31を介して記録媒体6から符号化データDhufが取得される(ステップS41)。ここで取得された符号化データDhufが復号化部34に入力される。復号化部34においては、復号化テーブル401が参照されて符号化データDhufの復号化が行われ、データDimg’が生成される(ステップS42)。
次に、データDimgとデータDimg’とが演算部37に入力される。演算部37においては、データDimg’の変換が行われる(ステップS43)。
ステップS43のデータDimg’の変換演算について説明する。この演算は、入力されたデータDimg’の値によって異なる演算が行われる。
まず、データDimg’が、Dimg’<2×D1stかつDimg’mod2=0の場合には、
img=D1st+Dimg’/2
の演算を行う。例えば、入力されたデータDimg’=0の場合には、Dimg=5+(0/2)=5となる。
また、データDimg’が、Dimg’<2×D1stかつDimg’mod2=1の場合には、
img=D1st−(Dimg’+1)/2
の演算を行う。例えば、入力されたデータDimg’=1の場合には、Dimg=5−(2/2)=4となる。
また、データDimg’が、2×D1st≦Dimg’の場合には、
img=Dimg
とする。
以上のような演算によってDimg’を変換すると、図15の参照符号402で示すデータDimg’がそれぞれ図15の参照符号403で示すデータDimgに変換される。このようにして変換されたDimgが外部に出力される。
なお、第2の実施形態では符号化によって生成される符号化データに順位情報を埋め込むようにしているが、図17に示すように、復号化部5bにカウント部35と順位検索部36とを設けるようにすれば、符号化データに順位情報を埋め込む必要はない。この場合の復号化処理を図18に示す。
図18のステップS51のデータ取得の処理は図16のステップS41と同様であり、ステップS52の復号化処理は図16のステップS42と同様の処理であり、ステップS53のデータ変換演算の処理は図16のステップS43と同様の処理であるので説明を省略する。
ステップS53のデータ変換演算処理によってデータDimgが生成されると、このデータDimgが外部に出力されると共に、カウント部35に入力される。カウント部35においては、データDimgの発生頻度がカウントされる(ステップS54)。ステップS54の処理の後、順位検索部36において、カウント部35でカウントされたデータの発生頻度が1位のデータに関する順位情報D1stが求められる(ステップS55)。次に、ここで求められた順位情報D1stが、演算部37に入力される(ステップS56)。その後、次の符号化データDhufが入力されるまで待機する。
以上説明したような第2の実施形態においても、符号化や復号化の際に、すべてのデータに対する順位情報を求める必要がないので、順位比較などの処理の際の処理量を減らすことができる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、上記した各実施形態における適応型可変長符号化方法及び適応型可変長復号化方法の処理は、図1の符号化/復号化部5におけるハードウェア的な処理で実行するものに限るものではなく、制御部9のCPUにおけるソフトウェア的な処理で実行するようにしても良い。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係る適応型可変長符号化装置及び適応型可変長復号化装置を搭載した電子カメラの構成について示す図である。 第1の実施形態における符号化部の構成について示す図である。 第1の実施形態における符号化テーブルの例について示す図である。 第1の実施形態における適応型可変長符号化方法について示すフローチャートである。 順位情報埋め込みの例について示す図である。 第1の実施形態における復号化部の構成の第1の例について示す図である。 第1の実施形態における復号化テーブルの例について示す図である。 第1の実施形態における適応型可変長復号化方法の第1の例について示すフローチャートである。 第1の実施形態における復号化部の構成の第2の例について示す図である。 第1の実施形態における適応型可変長復号化方法の第2の例について示すフローチャートである。 第2の実施形態における符号化部の構成について示す図である。 第2の実施形態における適応型可変長符号化方法について示すフローチャートである。 第2の実施形態における符号化テーブルの例について示す図である。 第2の実施形態における復号化部の構成の第1の例について示す図である。 第2の実施形態における復号化テーブルの例について示す図である。 第2の実施形態における適応型可変長復号化方法の第1の例について示すフローチャートである。 第2の実施形態における復号化部の構成の第2の例について示す図である。 第2の実施形態における適応型可変長復号化方法の第2の例について示すフローチャートである。
符号の説明
1…カメラ、2…光学系、3…撮像部、4…信号処理部、5…符号化/復号化部、6…記録媒体、7…表示制御部、8…ディスプレイ、9…制御部、10…レリーズスイッチ、11…操作スイッチ、21…メモリ、22,35…カウント部、23,36…順位検索部、24…符号化テーブル更新部、25…符号化テーブル記憶部、26…符号化部、27…順位情報埋め込み部、28,37…演算部、31…符号化データ入力部、32…復号化テーブル更新部、33…復号化テーブル記憶部、34…復号化部

Claims (11)

  1. データの発生頻度に基づいて作成された符号化テーブルを参照して符号化対象のデータを符号化する適応型可変長符号化装置であって、
    M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段でカウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める順位検索手段と、
    前記順位検索手段で求められた前記順位情報に基づいて前記符号化テーブルを更新する符号化テーブル更新手段と、
    前記符号化テーブル更新手段によって更新された前記符号化テーブルを参照することで前記符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する符号化手段と、
    を具備することを特徴とする適応型可変長符号化装置。
  2. データの発生頻度に基づいて作成された符号化テーブルを参照して符号化対象のデータを符号化する適応型可変長符号化装置であって、
    M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段でカウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める順位検索手段と、
    前記順位検索手段で求められた前記順位情報に基づいて前記符号化対象のデータを変換する演算手段と、
    前記符号化テーブルを参照することで前記演算手段で変換された符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する符号化手段と、
    を具備することを特徴とする適応型可変長符号化装置。
  3. 前記符号化テーブル更新手段による前記符号化テーブルの更新は、前記順位情報が求められている前記発生頻度が上位N位までの符号化対象のデータには、その順位に従って短い符号を順次割り当てることで前記符号化テーブルを更新し、前記発生頻度がN位よりも下位の符号化対象のデータには、その符号化対象のデータの近傍の上位N位までの符号化対象のデータとの差分に基づいた規則に従って符号を割り当てることで前記符号化テーブルを更新することで行うことを特徴とする請求項1に記載の適応型可変長符号化装置。
  4. 前記演算手段による前記符号化対象のデータの変換は、前記順位情報が求められている前記発生頻度が上位N位までの符号化対象のデータについては、その順位に従って短い符号長のデータに順次変換し、前記発生頻度がN位よりも下位の符号化対象のデータについては、その符号化対象のデータの近傍にある上位N位までの符号化対象のデータとの差分に基づいた規則に従って変換していくことで行うことを特徴とする請求項2に記載の適応型可変長符号化装置。
  5. 前記順位検索手段で求められた前記順位情報を前記符号化手段によって生成された前記符号化データに埋め込む順位情報埋め込み手段を更に具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の適応型可変長符号化装置。
  6. データの発生頻度に基づいて作成された復号化テーブルを参照して符号化データを復号する適応型可変長復号化装置であって、
    前記復号化テーブルを参照して順位情報が埋め込まれた符号化データを復号する復号化手段と、
    前記符号化データに埋め込まれた前記順位情報に基づいて前記復号化テーブルを更新する復号化テーブル更新手段と、
    を具備することを特徴とする適応型可変長復号化装置。
  7. データの発生頻度に基づいて作成された復号化テーブルを参照して符号化データを復号する適応型可変長復号化装置であって、
    前記復号化テーブルを参照して順位情報が埋め込まれた符号化データを復号化する復号化手段と、
    前記符号化データに埋め込まれた順位情報に基づいて前記復号化手段によって復号化されたデータを変換する演算手段と、
    を具備することを特徴とする適応型可変長復号化装置。
  8. M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントするカウント工程と、
    前記カウント工程においてカウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める順位検索工程と、
    前記順位検索工程において求められた前記順位情報に基づいて符号化テーブルを更新する符号化テーブル更新工程と、
    前記符号化テーブル更新工程において更新された前記符号化テーブルを参照することで前記符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する符号化工程と、
    前記符号化データに前記順位情報を埋め込む順位情報埋め込み工程と、
    復号化テーブルを参照して前記符号化データを復号化する復号化工程と、
    前記符号化データに埋め込まれた順位情報に基づいて前記復号化テーブルを更新する復号化テーブル更新工程と、
    を有することを特徴とする適応型可変長符号化・復号化方法。
  9. M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントするカウント工程と、
    前記カウント工程においてカウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める順位検索工程と、
    前記順位検索工程において求められた前記順位情報に基づいて前記符号化対象のデータを変換する符号化データ演算工程と、
    符号化テーブルを参照することで前記符号化データ演算工程において変換された符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する符号化工程と、
    前記符号化データに前記順位情報を埋め込む順位情報埋め込み工程と、
    前記復号化テーブルを参照して前記符号化データを復号化する復号化工程と、
    前記符号化データに埋め込まれた前記順位情報に基づいて前記復号化工程において復号化されたデータを変換する復号化データ演算工程と、
    を有することを特徴とする適応型可変長符号化・復号化方法。
  10. コンピュータに、
    M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントする処理と、
    前記カウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める処理と、
    前記求められた前記順位情報に基づいて符号化テーブルを更新する処理と、
    前記更新された前記符号化テーブルを参照することで前記符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する処理と、
    前記符号化データに前記順位情報を埋め込む処理と、
    復号化テーブルを参照して前記符号化データを復号化する処理と、
    前記符号化データに埋め込まれた前記順位情報に基づいて前記復号化テーブルを更新する処理と、
    を実行させることを特徴とする適応型可変長符号化・復号化プログラム。
  11. コンピュータに、
    M種類の符号化対象のデータのそれぞれの発生頻度をカウントする処理と、
    前記カウントされた前記発生頻度が上位N位まで(1≦N<M)の符号化対象のデータに関する順位情報を求める処理と、
    前記求められた前記順位情報に基づいて前記符号化対象のデータを変換する処理と、
    符号化テーブルを参照することで前記符号化対象のデータを符号化して符号化データを生成する処理と、
    前記符号化データに前記順位情報を埋め込む処理と、
    復号化テーブルを参照して前記符号化データを復号化する処理と、
    前記符号化データに埋め込まれた前記順位情報に基づいて前記復号化されたデータを変換する処理と、
    を実行させることを特徴とする適応型可変長符号化・復号化プログラム。
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