JP2006028955A - 扁平ブロック - Google Patents

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【課題】 本発明は、最近はやりのオープン外構に欠かせないガーデニング用の土留めとか塀を、施工が簡単で安全で強度もあり、曲線を含む色々なバリエーションに自由に対応でき、景観にも優れたブロックに関するものである。
【解決手段】横長で扁平なブロックにおいて、そのほぼ中央に貫通の穴を設けると共に、長さ方向の両端面に切り欠き状の開口部を構成し、その開口部がその奥に向かって広がりを持つような形状になっていて、更に扁平ブロックの厚みを薄く見せる形でその扁平ブロックの上面の各辺の上端から下に向かって5ミリメートルから50ミリメートル、扁平部分の内に向かって5ミリメートルから30ミリメートルセットバックしていて、成型時に割りたい位置に石の割り肌風にするための楔形の溝を構成させ、扁平の少なくとも横長となる部分の正面と背面もしくは四面の全てが石の割り肌風になされていることを特徴とする扁平ブロック。
【選択図】 図1

Description

本発明は、最近はやりのオープンな外構に欠かせない土留め、並びに塀用のブロックを、施工が簡単で安全で強度もあり、曲線を含む色々なバリエーションにも自由に対応でき、景観にも優れたものにしようとするものである。
建築、土木用に大量に使用されているコンクリートブロックは、形状がシンプルで量産しやすい事もあり安価に製作されている。このことは、コンクリートブロックという材料が安い割に耐久性に優れていて、しかも相当強度のある材料である事が立証されているからである。
しかし、安くて耐久性もあり、強度的にも優れたブロックであるが、美観的には今ひとつ問題があった。そんな事もあって、タイルの貼り付けや、塗り壁用の下地材等としての使用が多いのである。そこでブロックの表面を石の割り肌風の化粧加工とか、筋入りの加工をすることでブロック塀として積み上げた時、綺麗な外観になるように工夫されたものが数多く販売されてきている。
一方、家の構えも時代と共に洋風化してきている。当然、その周りに設置されるエクステリアも洋風化の流れにあって、更に、オープンな外構へと大きく変貌をとげているのである。
というのは、日本の住宅の敷地は、バブルが弾けて多少広くなったとは言え、まだまだ狭く、完全な車社会の中で2台の車を駐車させるスペースを確保するのが困難となってきている。そんな側面からもオープンな外構にする事で、車の駐車スペースを確保するようになって来ているのである。
このような現状から、一般的な住宅では、ガーデニングのできる庭作りのスペースが、ますます狭くなってきていて、門柱を立て、門扉を付けて、アプロ−チに敷き材を敷いて、せいぜいフラワーポットを並べる程度の庭造りしか出来ないのである。
そんな中、狭い敷地で外観が良くて、しかもガーデニングをするには、高い塀を建てたり、フェンスを取り付けたりしづらく、デザイン的にも四角に近い形状の物が多い従来のブロックでは、不釣合いなものとなって来ているのである。
特許文献1によると、横側の一端または両端に外方に開口された凹部を有する建築用コンクリートブロックにおいて、凹部の内壁面間の寸法を入り口部より奥側部で大きい部分を有するようにしてなり、互いに隣接するコンクリートブロックの凹部に充填されたモルタルの硬化により、コンクリートブロックを接合した状態に固定可能とする。とある。
しかしこのようにしたコンクリートブロックは、隣接のブロック同士は特殊な端面の開口部にセメントモルタルの投入で接合できても、ブロックの縦の長さが通常だと200ミリメートルと長いため、ブロックの上端に力が掛かるとモーメントが大きく働く事になり、上下間のブロックの接合を確実にするためには、横の目地モルタルを構成しながら施工する必要がある。縦方向の目地モルタルを無くしても、横目地を抜く事が出来ないのである。
特許文献2によると、ブロック本体の一端面に先広がりの嵌合凸部を設け、他端面または一側面に該嵌合凸部が嵌合する奥広がりの嵌合凹部を設けたブロック1A、1B相互を嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合する事によって接続する。とある。
しかし、このようにしたブロックは、セメントモルタルを入れずに施工する事になっているが、スムーズに嵌合させるには余裕となる隙間がいるし、隙間を作るとガタガタで安定した構造物にならないし、隙間をシビヤーにすると嵌合しなくなる。上下の接合については鉄筋で接合するのが望ましいとあるが、セメントモルタルなしで鉄筋を使うことは、鉄筋がセメントのアルカリ分で防食されず短期間に朽ち果てる事になる。そして又、囲い込むような施工の場合には、塀としての強度もあるが、塀の端面が開放面になる時は強度的に問題がある。
実開平6−22417 特開2002−115350
解決しようとする問題点は、従来古くから一般的に使用されているJIS規格によるブロックと同様に簡単に安く作れると共に、まるで扁平な石を積み重ねて構成するように簡単に施工でき、曲線を使った施工も容易に出来るようにすることにある。
また、積み上げの高さについても扁平ブロックの厚みを薄くする事で細かく変えられ、1メートル未満の比較的低い塀での施工に際して、目地モルタルを使わないでブロック同士が確実に連結され、前後にブロックをズラした施工もプロでなくても素人でも簡単に出来て、耐久性及び景観性に優れたガーデニングブロックを提供せんとするものである。
通常のブロック塀は、高さ200ミリメートル、幅400ミリメートル、奥行き100ミリメートルから120ミリメートルのブロックを縦横に目地モルタルを入れながら積み上げていくが、本発明では、そのような施工法ではなく、セメントモルタルは使うが目地モルタルを入れないで素人でも簡単に施工できる方法とした。まず、厚み80ミリメートルの扁平な横長のブロックとして、扁平ブロックの上面のほぼ中央に比較的大きな穴を開けて、更に、両端面に小口から奥に向かって広がりのある切り欠き状の開口部を構成する事にした。
扁平ブロックの厚さは50ミリメートルから150ミリメートル、幅は150ミリメートルから500ミリメートル、奥行き100ミリメートルから300ミリメートルとして、その扁平ブロックの上面の二辺又は四辺の上端から内に向かって5ミリメートルから30ミリメートルで、下に向かって5ミリメートルから50ミリメートル切り落とすと共に、その切り落としの最下端に、扁平ブロックの外周に向かってテーパー状に切り落とした面を構成する。
扁平ブロックの厚さを50ミリメートル以下にすると、積み重ねに手間がかかるし、ブロックの強度に問題があり、150ミリメートル以上にすると重くなりすぎて施工が大変になるし、デザインも悪くなる。幅を150ミリメートル以下にすると、レンガより小さくなり施工が面倒になり、また、500ミリメートル以上にすると重くなりすぎるし、細かな変化をつけるための対応が出来なくなる。奥行きも100ミリメートル以下にすると塀としての強度に問題があると共に、なんと言っても見た目の強度に問題があり、300ミリメートル以上にすると場所も取るし、重くなりすぎるのである。更に、扁平ブロック成型後、このテーパー状に切り落とした面で構成した楔形の溝を利用して割り、石の割り肌風のテクスチャーとするのである。この石の割り肌風のテクスチャーを構成する面は正面と背面の二面だけでもよいし四面全てに構成してもよい。
扁平ブロックの形状を上面から見て台形とすると、施工時に曲線の施工が楽になるし、その上面に更に小さい曲線用に切断するときの目安とするための罫書き線が構成されていると、手間が掛からず容易に切断加工する事が出来るのである。
図1は、本発明の扁平ブロックの斜視図である。扁平ブロックの上面1の二辺又は四辺が上端から内に向かって5ミリメートルから30ミリメートルで、下に向かって5ミリメートルから50ミリメートル切り落とし面を構成すると共に、その切り落とし部の最下端が扁平ブロックの外周に向かってテーパー状に切り落とした面6が構成されている。
図2は、扁平ブロックの形状を上面から見て台形としたもので、正面と背面とで長さを変えているのである。このような形にする事で図15、のように曲線部分での施工が簡単に行う事が出来るし、直線であっても図13のように、前後を交互に向きを変えて敷き並べる事で直線となる。
図3は、本発明の基本形状ともいうべきもので、図1の斜視図の上面図で、扁平で横長の矩形としている。扁平ブロックの上面1は概ねフラットで、そのほぼ中央に直径40ミリメートルから100ミリメートルの比較的大きな貫通穴が構成されていると共に、少なくとも両端面に開口部を構成し、その開口部がその内側に向かって奥広がりを持つようになっている構成としている。開口部の間口を20ミリメートルから100ミリメートルとして、奥に向かって末広がりで奥行きは20ミリメートルから100ミリメートルとなっている。 これらの寸法はブロックの形状、寸法とその目的とする強度によって決められる。
図4は、図2の斜視図の上面図であり、横長の正面と背面の辺の長さが違うように構成されている。長い方が150ミリメートルから500ミリメートルで、短い方は、長い方の7割から9割の寸法に構成する。500ミリメートル以上だと小さな曲線が構成できない。また、150ミリメートル以下だとブロックが小さすぎて施工に大変手間取ることになる。
図5は、図1の正面図であり、高さが50ミリメートルから120ミリメートルで、2の部分が石の割り肌風となっていて、高さの2割から9割5分の面に横長に構成される。2割以下だと石の割り肌風の良さを表現しにくいし、9割5分以上にすると石の割り肌風を活かすための目地が表現しにくくなるのである。また、石の割り肌風を分割して構成しても何ら差し支えない。扁平ブロックの上面1の二辺又は四辺が上端から内に向かって5ミリメートルから30ミリメートルで、下に向かって5ミリメートルから50ミリメートル切り落とし部を構成すると共に、その切り落とし部の最下端が扁平ブロックの側壁に対してテーパー状に切り落とした面6が構成されている。
図6は、図1の側面図であり、内側に向かって広がりを持つ奥広がりの切り欠き部4を構成し、扁平ブロック1の上端から内に向かって5ミリメートルから30ミリメートルで、下に向かって5ミリメートルから50ミリメートル切り落とし部を構成すると共に、その切り落とし部の最下端を扁平ブロックの側壁に対してテーパー状に切り落とした面6が構成されている。2の部分が石の割り肌風になっている。
図7は、図1の扁平ブロックを積み上げした正面図である。石の割肌風の面2から切り落とし面5と6がセットバックしているので、楔形の溝8の空間が構成されることとなる。
図8は、図7のように扁平ブロックを積重ねた状態の上面図である。奥広がりの切り欠き部4が隣の扁平ブロックの奥広がりの切り欠き部4と相対する事になり、この部分にセメントモルタルを投入する事で左右の扁平ブロックが一体となる。この時、奥広がりの切り欠き部4の形がお互いの扁平ブロックの結合を強固なものとするのである。図7のように扁平ブロックを半分ずつずらして積み重ねて施工していくので、図8の奥広がりの切り欠き部4にセメントモルタル9を投入する事は、同時に下の扁平ブロックの中央の貫通穴3にもセメントモルタル9が投入される事となり、セメントモルタル9の投入された穴の断面形状の違いから、図9のように上下の扁平ブロックも同時に強固に連結される事になる。この作業を順次続ける事で全ての扁平ブロック同士が一体となり、目地モルタルなしで強固な塀が構成されるのである。勿論、セメントモルタル投入の穴に鉄筋を入れて、セメントモルタルと一体とすると、より一層強固な塀となるのである。
図9は、図8の扁平ブロックを順に積み重ねた上面図のA―A`の断面図であり、図10は、図8の扁平ブロックを順に積み重ねた上面図のB−B`の断面図である。扁平ブロックのほぼ中央に設けた貫通穴は3で、この図8,図9では、両端末の奥広がりの切り欠き部4が隣の扁平ブロックと隣接させ、貫通穴3と形状、寸法の違う形で部分的にはみ出させたりしておくと、投入したセメントモルタル9が硬化することで扁平ブロックと扁平ブロックが一体となり、投入したセメントモルタル部分がブロックと万が一にも接着していなくてもバラバラになることが無いのである。このように目地モルタルの施工をしなくても確実に一体となるのである。図11は、図9の断面図の穴明きの部分のみの関係図である貫通穴3の円形から奥広がりの切り欠き部4の一部がはみ出す形等になるように構成するのである。
図11は、図9の断面図の穴明きの部分のみの上面から見た関係図であり。貫通穴3の円形から奥広がりの切り欠き部4の一部がはみ出す形等になるように構成するのである。図12は、図1の矩形の扁平ブロックを直線的に並べた物である。図13は、図2の正面と背面の長さを変えた扁平ブロックを前後に向きを変えながら直線的に並べた平面図である。
図14は、直角に折れ曲げ施工した時の図であり、コーナーに図1の扁平ブロックを左右から交互に積み重ねることで、直角に施工できるのである。しかし、この場合、扁平ブロックの両端に設けた奥広がりの切り欠き部4以外に、図3の切り欠き用罫書き線10に沿って、現場でサンダーを使って加工するとよい。従って、図3の上面に切り欠き用罫書き線10を設けておくのである。
図15は、曲線を構成した場合の平面図である。図2の扁平ブロックを並べるのであるが、扁平ブロックの台形の同じ長さの面を続けて並べることで、自然に曲線が構成される。この時の構成を例示すると、図4の長い辺が250ミリメートルで短い辺が200ミリメートル、幅を160ミリメートルとすると、台形の長い辺を底辺とした上部に対する斜めの線と垂線との角度は9度となり、これを図15のように曲線になるように並べると,その曲率半径は約800ミリメートルとなる。
また、曲率半径を大きくしたい時は、長い辺で曲率半径を構成して扁平ブロック間に出来る隙間にセメントモルタルを投入する形で全体を構成する。更に、曲率半径を小さくしたい場合には、扁平ブロック上面に生産時に構成した罫書き線11を参考にしてサンダーで切れ目を入れて割るなどして、現場に合った曲率半径を作りこむのである。この時、扁平ブロックの上面に生産時に刻印表示された罫書き線11が非常に有効となり、現場作業の能率をあげるのである。
図16は、本発明の扁平ブロックを積み重ね時に後にずらしながら施工した時の断面図である。中央の貫通穴3と両端面の奥広がりの切り欠き部4にセメントモルタル9の投入で繋がっていて、全体が塀として剛な形となるのである。
図17は、本発明の扁平ブロックを塀として積み上げた正面図である。目地を入れていないにもかかわらず、目地風の筋7が構成されると共に、石の割り肌風の面2が横長に構成されている。本発明はコンクリートブロックを想定したものであるが、仮にレンガブロック、その他の物であっても、同じような機能、構成であれば何ら差し支えは無い。
このようにして構成された扁平ブロックを、半分ずらしながら積み重ねて施工し、穴にセメントモルタルを投入するだけで、素人では難しい縦横の目地モルタルを構成することなしで全体が強固な塀として構成できることになる。
従って、塀としての面積あたりの使用個数が多くなるのが本発明扁平ブロックの欠点であるが、施工時にセメントモルタルを穴へ投入するだけで済み、簡単になるので施工費が割安となり、全体として高価なものにならずに景観のよいものに仕上がるのである。
扁平ブロックの上面1の各辺の上端から内に向かって5ミリメートルから30ミリメートル、下に向かって5ミリメートルから50ミリメートルセットバックしているので、扁平ブロックの積み重ね時に指先が挟まれにくく好都合である。
また、図2のようにブロック全体が扁平で台形とすることで直線、曲線に自由に対応できる事となり、草花を活かすためのガーデニングの出来る庭にピッタリな扁平ブロックとなるのである。
更に、図3、図4のように現場施工の変化に対応しやすいよう罫書き線11を生産時に刻印表示しておくと、サンダーで切り込みを入れる目安となるので好都合である。
扁平ブロックの高さに対して2割から9割5分残して楔形の溝8を設けているので、成型直後にコンクリートブロックを載せたベースプレートを変形させるとかバイブレーターで揺するなどして、コンクリートが硬化しないうちに亀裂を入れて、最終の扁平ブロックの寸法に分割してしまうと、後工程の割る工程が不要となり、設備投資も少なくて済むので安価に供給できる事となるのである。しかし、硬化したものを割るのとでは表面のテクスチャーが違うので好みによって製作するのが良い。
図1は、本発明の扁平ブロックの斜視図である、図3がその上面図で横の長さが330ミリメートルで縦を165ミリメートルとして、厚みを80ミリメートルとする。扁平ブロックの上面のほぼ中央に60ミリメートルの貫通された穴3を設け、更には両端面のほぼ中央に間口が50ミリメートルで奥行きが40ミリメートルの奥広がりの切り込み部4を入れる。
その扁平ブロックの各側面は先がテーパー状の切り落とし部が図5、図6の5、及び6のようになされていて、各端面のエッジから30ミリメートル下まで構成され、更にその残りの部分50ミリメートルは石の割り肌風に加工されている。このような構成にすることで石の割り肌風の面2が全体の厚みよりも横長に助長される事となり、デザイン的に極めて綺麗な物となるのである。
図2は、曲線とか曲げながら前後に変化をつけたい現場で使用される扁平ブロックで図4の長い辺の長さは250ミリメートルで、短い辺の長さは200ミリメートルとしている。中央の貫通穴3が50ミリメートルの丸穴とし、両端面には奥広がりの切り欠き部4を構成する。コーナーの施工等で必要となる切り欠き用罫書き線10を1ミリメートルの幅と深さで表示しておくのである。
図5は、図3の正面図であり、全体の厚みが80ミリメートルで、下端から50ミリメートルの面に石の割り肌風の面2を横長に構成する。5は正面の石の割り肌風の面2から後ろに10ミリメートルセットバックした位置に横長の面を構成する。6は石の割肌風の面2を構成しやすくするためのテーパー状に切り落とした面6で生産時に型枠で構成される楔形の溝8となる部分である。
積み重ねの段ごとに奥広がりの切り欠き部4にのみセメントモルタル9を投入する。こうする事でその奥広がりの切り欠き部4の下の段に構成される貫通穴3にもセメントモルタル9が入りこみ上下、左右の扁平ブロックが目地モルタルなしで同時に一体となるのである。
矩形の扁平ブロックの斜視図である。 台形の扁平ブロックの斜視図である。 矩形の扁平ブロックの上面図である。 台形の扁平ブロックの上面図である。 矩形の扁平ブロックの正面図である。 矩形の扁平ブロックの側面図である。 矩形の扁平ブロックの積み上げ時の正面図である。 矩形の扁平ブロックの積み上げ時(図7)の上面図である。 矩形の扁平ブロックの積み上げ時(図8)のA−A‘断面図である。 矩形の扁平ブロックの積み上げ時(図8)のB−B‘断面図である。 扁平ブロックの積み上げ時のモルタル投入部の接合部イメージ図である。 矩形の扁平ブロックを直線に並べた時の上面図である。 台形の扁平ブロックを直線に並べた時の上面図である。 矩形の扁平ブロックを使ってコーナーを直角に並べた時の上面図である。 台形の扁平ブロックを曲線に並べた時の上面図である。 扁平ブロックをズラしながら積み重ねた時の側面図である。 矩形の扁平ブロックを使って積み重ねた時の正面図である。
符号の説明
1 扁平ブロックの上面
2 石の割り肌面風の面
3 貫通穴
4 奥広がりの切り欠き部
5 切り落とし面
6 テーパー状に切り落した面
7 目地状のスジ
8 楔形の溝
9 セメントモルタル
10 切り欠き用罫書き線
11 罫書き線

Claims (5)

  1. 高さを低くした扁平なブロックにおいて、矩形とした上面のほぼ中央に貫通の穴を設けると共に、左右の両端面には、内側に向かって奥広がりの切り欠き状の開口部を構成している事を特徴とする扁平ブロック。
  2. 請求項1の扁平ブロックにおいて、扁平ブロックの側壁の二面、または、四面の上端から内に向かって5ミリメートルから30ミリメートル、下に向かって5ミリメートルから50ミリメートルの長さで切り落し、その切り落し部の最下端が、扁平ブロックの外周に向かってテーパー状をなし、二つの扁平ブロックの側壁を突き合わせると楔形の溝状になるようにセットバックしている事を特徴とする扁平ブロック。
  3. 請求項1、請求項2の扁平ブロックにおいて、開口部のない側壁の正面と背面、もしくは四面の全ての側壁が石の割り肌風になされている事を特徴とする扁平ブロック。
  4. 請求項1、請求項2、請求項3の扁平ブロックにおいて、石の割り肌風の面を正面として、その背面との長さを変えて、矩形を台形状とした事を特徴とする扁平ブロック。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4の扁平ブロックにおいて、上面に罫書き線が刻印表示されている事を特長とする扁平ブロック。
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