JP2006024279A - 不揮発性メモリ - Google Patents

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亮一 杉田
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哲朗 吉本
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Abstract

【課題】 リードオンリーデータのような重要データを安全に再書き込みさせ、上記重要データを保護する。
【解決手段】 読み出し機構から分離することができるバックアップ用ラッチ回路50を備え、メモリセル10のデータを読み出した際にバックアップ用ラッチ回路50にデータを保存し、再書き込み終了後にビット線BL0,BL1に残るデータとバックアップ用ラッチ回路50に保存されたデータとを比較することにより、正常に再書き込みがなされたかどうかを判断する。これにより、上記リードオンリーデータの改ざんを検知することができ、ICカードのセキュリティ性能を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、破壊読み出し方式を用いた不揮発性メモリに関するもので、特にそのメモリセルに対するデータアクセスを行う制御装置に関する。
近年、電子決済、定期券、社員章などを使用用途としたICカードの普及が進み、またICカードが取り扱う電子マネーやIDといったデータの重要性から、カード内部に保存されるデータに対するセキュリティ性能が注目されている。さらに、ICカード単体での高度なプログラム実行が要求されており、このためカード内部での不揮発性メモリを含めたシステムの高速動作が必要とされている。
このため、プログラムデータや暗号に使用する乱数、ID、通信毎に変化する暗号鍵を保存する不揮発性メモリとして、FlashメモリもしくはEEPROMではなく、書き込み時間の早いFeRAM(強誘電体メモリ)を用いることが多い、このようなFeRAMを用いることにより、前述した要求される高速動作に対応することができる。
上記ICカードに搭載される不揮発性メモリに保存される重要データとしては、個人ID、製造ID、固定暗号鍵といった、一度書き込んだ後は読み出すだけというデータ(以下リードオンリーデータとする)が存在する。このようなデータはカード自身を証明するための認証処理に使用されることが多く、このリードオンリーデータを悪意あるユーザーから改ざんされた場合、上記ICカードによって成り立つシステムのセキュリティ性に壊滅的なダメージを与えることとなる。よって、上記リードオンリーデータの保護は非常に重要である。
従来、上記リードオンリーデータに対してデータ保護を施す場合、例えば特許文献1で説明されているように、メモリデバイス上にリードオンリーエリアなる特殊なメモリエリアを設け、このエリアにリードオンリーデータを書き込む。上記リードオンリーエリアは、一度データが書き込まれた後に任意のフラグ(ロックビット)をたて、これをもとにリードオンリーエリアにおけるメモリセルに対し、書き込み電圧が発生しないようにドライバを設定するという、物理的に書き込み不可状態を作り出す機能を有する。このようにして、悪意ある外部からの不正アクセスに対して、物理的に書き換えを不可能にし、リードオンリーデータを保護している。この手段はFlashメモリやEEPROMといった非破壊読み出し方式のメモリにおいては非常に有効なデータ保護手段である。
特開平10−188577号公報(第2頁、請求項1)
しかしながら、FeRAMは、現在の技術においては、アクセス方法が破壊読み出し方式であり、任意のメモリセルにアクセスしデータを読み出すと、メモリセルに保存されているデータは破壊されてしまう。このため、読み出したデータを再書き込みしなくてはならない。このような物理特性による制約により、前述のような物理的に書き換え不可能な状態にすることはできず、上記リードオンリーデータの保護が困難となる。
さらに具体的に説明すると、読み出し動作の後の再書き込み動作において、電源パルス等のノイズが人為的に入れられ、その結果再書き込みに用いられる、読み出されたデータが改変させられることにより、読み出したデータと異なるデータが再書き込みされ、結果としてデータ改ざんが可能となってしまう。
本発明の目的は、上記リードオンリーデータのような重要データの改ざんを検出することができる破壊読み出し方式の不揮発性メモリを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の破壊読み出し方式不揮発性メモリは、読み出しの直後に再度データを書き戻す破壊読み出し方式不揮発性メモリであり、読み出し時に各メモリセルから発生する電位を保存する第1の保存回路と、第1の保存回路に対して接続・切り離しが可能な第2の保存回路と、第1の保存回路のデータと第2の保存回路のデータとを比較する比較回路とを備えている。そして、第1の保存回路に保存されたデータを読み出し直後に第2の保存回路に保存して第2の保存回路を第1の保存回路から切り離し、第1の保存回路に保存されたデータと第2の保存回路に保存されたデータとを再書き込み直後に比較回路で比較するようにしている。
この構成によれば、破壊読み出し方式の不揮発性メモリにおいて、読み出したデータを別回路である第2の保存回路で保存しておき、再書き込み終了直後にビット線上の電位、つまり第1の保存回路のデータと第2の保存回路のデータとを比較することで、正常に再書き込みが行われているかどうかを確認することができ、それによってデータの改ざんを検出することができる。
上記本発明の構成においては、比較回路は、第1の保存回路に保存されたデータと第2の保存回路に保存されたデータとを比較した結果一致しなかった場合、第2の保存回路に保存されたデータを第1の保存回路に反映させることにより、第2の保存回路に保存されたデータが読み出されたメモリセルに対し、第2の保存回路に保存されたデータの再書き込みを可能とすることが好ましい。
この構成によれば、再書き込みが正常でないと判断された場合、正常であると判断できるバックアップデータ、つまり第2の保存回路の保持データを再度再書き込みすることにより、外部よりデータ改ざんを目的とした電源パルスやノイズ、強制電圧印加に対して、保存データを保護することが可能となる。それによって、前述のリードオンリーデータに対するデータ保護を実施することができる。
上記のように、データ再書き込みを可能とする構成においては、各メモリセル毎に設けられた複数の第2の保存回路に保存されたデータを基に、誤り検知用のパリティデータを発生させ、かつパリティデータをもとに複数の第2の保存回路に保存されたデータの誤り検知を行う誤り検知回路を備えることが好ましい。
この構成によれば、再書き込み終了と同時に誤りがないかどうかをチェックすることで、正常に再書き込みが行われていたかどうかを判断する基準となるバックアップデータ、つまり第2の保存回路の保持データの信頼性が向上し、より正確な再書き込みが行われるようになる。
また、本発明の構成においては、メモリセルと同一のデータを保存する複数の他のメモリセルを備え、複数の他のメモリセルに対応した複数の他のメモリセルから発生する電位を保存する複数の第3の保存回路を備え、第1の保存回路と複数の第3の保存回路に保存された各データとが全て一致しているかどうかを比較する第2の比較回路を備えていることが好ましい。
この構成によれば、メモリセルと同一のデータを保存する複数の他のメモリセルを用意し、読み出し時に全てのメモリセルのデータが同一であるかどうかを比較することで、読み出されたデータが正しいかどうかを正確に把握することができる。さらに、複数の他のメモリセルを時間とメモリセルの場所をずらして読み出すことにより、全てのメモリセルのデータに対する読み出しデータの改ざんは事実上不可能となり、読み出し時の外部からのデータ改ざんを目的とした電源パルスやノイズ、強制電源印加に対して非常に強力なデータ保護対策が施せる。
また、本発明の構成においては、一つのメモリセルおよび一つの第1の保存回路について、複数の第2の保存回路を備え、複数の第2の保存回路に保存されたデータが全て一致しているかどうかを比較する第3の比較回路を備えていることが好ましい。
この構成によれば、一つのメモリセルと一つのセンスアンプに対し、複数のバックアップ用ラッチ回路を用意することにより、再書き込み中の電源パルス、ノイズ、強制印加によるバックアップ用ラッチ回路内に保存されたバックアップデータへの改ざんが非常に困難となる。これにより、上記バックアップデータを正常に保存しておくことが可能で、それによって正常な再書き込み動作を保障し、重要データの改ざんを防ぐ効果がある。
また、本発明の構成においては、第1の保存回路に比べて、第2の保存回路は、ノイズや電源パルスに対する耐性が強く構成されていることが好ましい。
また、本発明の構成において、各メモリセルが2つの電位の高低の関係によって1つのデータを表す構成であり、第1の保存回路がメモリセルの2つの電位を個別に保持する構成を有し、第2の保存回路が第1の保存回路が保持した2つのデータを個別に保持する構成を有する場合には、各メモリセルの2つの電位に対応して第2の保存回路に保存された2つのデータを比較し、同一かそうでないかを判別する判別回路をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、1対のビット線といった2つのノード、もしくはリファレンス電圧と強誘電体が保持する分極量に依存する電圧というように、各メモリセルが2つの電位の高低の関係によって1つのデータを表す構成である場合、双方の電圧は増幅された暁には逆データとなるはずで、この現象を比較により確認することで、即座に読み出し、もしくは再書き込みの異常を検知することができ、より一層のデータ保護効果がある。
また、本発明の構成において、各メモリセルが2つの電位の高低の関係によって1つのデータを表す構成であり、第1の保存回路がメモリセルの2つの電位を個別に保持する構成を有し、第2の保存回路が第1の保存回路が保持した2つのデータを個別に保持する構成を有する場合には、各メモリセルの2つの電位に対応して第1の保存回路に保存された2つのデータを比較し、同一かそうでないかを判別する判別回路をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、1対のビット線といった2つのノード、もしくはリファレンス電圧と強誘電体が保持する分極量に依存する電圧というように、各メモリセルが2つの電位の高低の関係によって1つのデータを表す構成である場合、双方の電圧は増幅された暁には逆データとなるはずで、この現象を比較により確認することで、即座に読み出し、もしくは再書き込みの異常を検知することができ、より一層のデータ保護効果がある。
以上のように本発明によれば、リードオンリーデータのような重要データの改ざんを検出することができる。またそれによって、上記重要データを保護することができ、不揮発性メモリを搭載するICカードのセキュリティ性能を飛躍的に向上させることが可能となる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1を、図1、図2および図3を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1の不揮発性メモリであるFeRAMにおける、現在では一般的な2T2C(2トランジスタ2キャパシタ)の構成をとるメモリセルとその制御装置の構成を示す。図1において、メモリセル10は2T2Cの構成をとり、2個のトランジスタQ1,Q2と2個の強誘電体キャパシタC1,C2とで構成されている。
トランジスタQ1は、ドレインがビット線BL0に接続され、ゲートがワード線WLに接続され、ソースが強誘電体キャパシタC1の一端に接続されている。トランジスタQ2は、ドレインがビット線BL1に接続され、ゲートがワード線WLに接続され、ソースが強誘電体キャパシタC2の一端に接続されている。強誘電体キャパシタC1,C2の他端は信号線CPに共通に接続されている。
センスアンプ20は、ビット線BL0,BL1の間の電位差を増幅する一対のインバータIN1,IN2を含んで構成されている。インバータIN1,IN2は、逆並列に接続された状態でビット線BL0,BL1間に接続されている。
センスアンプ20には、ビット線BL0,BL1の電位を保持するセンスアップ内ラッチ回路30と、ビット線BL0,BL1に対してセンスアンプ内ラッチ回路30を接続したり切り離したりするスイッチ回路40とが内蔵されている。
センスアンプ内ラッチ回路30は、4個のインバータIN3〜IN6で構成されている。インバータIN3,IN4は互いに逆並列接続され、インバータIN5,IN6も互いに逆並列接続されている。また、スイッチ回路40は、ゲートが信号線CS1に接続されたトランジスタQ3,Q4で構成され、トランジスタQ3はビット線BL0とインバータIN3,IN4の逆並列回路の間に設けられ、トランジスタQ4はビット線BL1とインバータIN5,IN6の逆並列回路の間に設けられている。
バックアップ用ラッチ回路50は、センスアンプ内ラッチ回路30の保持データをバックアップするもので、4個のインバータIN7〜IN10で構成されている。インバータIN7,IN8は互いに逆並列接続され、インバータIN9,IN10も互いに逆並列接続されている。
スイッチ回路60は、ゲートが信号線CS2に接続されたトランジスタQ5,Q6で構成され、センスアンプ内ラッチ回路30とバックアップ用ラッチ回路50の間に設けられ、センスアンプ内ラッチ回路30に対して、バックアップ用ラッチ回路50を接続したり切り離したりする機能を有する。
比較回路70は、センスアンプ内ラッチ回路30とバックアップ用ラッチ回路50の各々の保持データを比較する機能を有する。
また、図2は本発明の特徴を反映させた不揮発性メモリであるFeRAMにおける読み出しシーケンスを示したものである。以下に図1、図2を用いて、本発明における実施の形態1について説明する。
以下に図1の構成における、FeRAMに対する読み出し動作と再書き込み動作を、図2のシーケンスを用いながら説明する。図2のステップS1に記述されている通り、ワード線WLを“H”にすることにより、強誘電体キャパシタC1,C2と強誘電体キャパシタC1,C2にそれぞれ割り振られたビット線BL0,BL1とを各々接続する。
メモリセル10の強誘電体キャパシタC1,C2と2本のビット線BL0,BL1との接続の後、ステップS2に記述されている通り、信号線CPに強誘電体キャパシタC1,C2の特性に応じた電位を与えることにより、ビット線BL0,BL1にそれぞれ強誘電体キャパシタC1,C2に蓄積された分極量に応じた電位が発生する。メモリセル10が2T2Cの形態をとるため、通常は2つの強誘電体キャパシタC1,C2に互いに異なる分極量を蓄積しておく。そのため、ビット線BL0とビット線BL1には電位差が生じる。
そして、ステップS3に記述されているとおり、前述のビット線BL0とビット線BL1における電位差をセンスアンプ20によって増幅し、ビット線BL0とビット線BL1とを“H”レベルもしくは“L”レベルに安定させる(読み出しデータ確定)。この時点でビット線BL0,BL1に発生した電位により、メモリセル10におけるデータの“1”もしくは“0”を判別する。
この際、強誘電体キャパシタC1,C2に対して信号線CPより電位を与えたことにより、強誘電体キャパシタC1,C2が保持するヒステリシス曲線が変化してしまい、メモリセル10自身、すなわち強誘電体キャパシタC1,C2が保持するデータは破壊されてしまう。
そこで、ステップS4に記述されている通り、センスアンプ内ラッチ回路30にビット線BL0,BL1に発生している電位を保存し、各強誘電体キャパシタC1,C2に対して再書き込みを実施する必要がある。そこで、図1における信号線CS1を“H”にすることにより、スイッチ回路40を導通状態とし、センスアンプ内ラッチ回路30とビット線BL0,BL1とを接続し、センスアンプ内ラッチ回路30に各ビット線BL0,BL1の電位を各々保存させる。
本発明が解決しようとする課題は、この再書き込みにおいて電源パルス等のノイズや、各ビット線BL0,BL1に対する電圧の強制印加などにより、センスアンプ内ラッチ回路30に保存されたデータが破壊され、破壊されたデータを書き戻されることにより、データが改ざんされることにある。
そこで、ステップS5に記述されている通り、センスアンプ内ラッチ回路30にデータが保存された後、信号線CS2を“H”にすることにより、スイッチ回路60を導通状態とし、センスアンプ内ラッチ回路30より保存されたデータをバックアップ用ラッチ回路50に転送して保存させる。以下、バックアップ用ラッチ回路50に保存されたデータをバックアップデータとする。
上記バックアップ用ラッチ回路50は、電源シールドなどによるノイズ耐性の向上が施され、またビット線BL10,BL1程度の容量を接続することで、ノイズによる反転を防ぎ、さらに駆動電源をメモリセル10に用いられる電源と異なる電源を用いることで、センスアンプ内ラッチ回路30に比べて、ノイズ耐性が優れ、データが反転しにくいことを特徴としている。
バックアップ用ラッチ回路50にデータを保存した後、すぐに信号線CS2を“L”にして、スイッチ回路60を遮断状態とし、センスアンプ用ラッチ回路50とバックアップ用ラッチ回路30との接続を遮断する。
ステップS6に記述されている通り、センスアンプ20においてビット線BL0,BL1が増幅された段階で再書き込みは開始されている。ビット線BL0が“H”、ビット線BL1が“L”である場合、ビット線BL1側の強誘電体キャパシタC2に対してBL1−CPの方向で“L”−“H”の書き込みが行われている。さらにステップS7に記述されている通り、信号線CPを”L”に立ち下げることで、ビット線BL0側の強誘電体キャパシタC1に対してBL0−CPの方向で“H”−“L”の書き込みが実施される。再書き込み時間はメモリコア内部の回路によって決定されるため、再書き込み終了のタイミングは把握できる。
ステップS8に記述されている通り、再書き込み時間が経過した後、信号線CS1を“L”に立ち下げることにより、スイッチ回路40を遮断状態とし、センスアンプ内ラッチ回路30とビット線BL0,BL1とを切り離し、再書き込みを終了し、ワード線WLを立ち下げる。終了すると同時にステップS9に記述されている通り、バックアップ用ラッチ回路50に保存されたバックアップデータとセンスアンプ内ラッチ回路30に保存されたデータを図1の比較回路70にて比較する。
比較回路70の回路図を図3に示す。この比較回路70は、2個のエクスクルーシブノア回路EXNOR1,EXNOR2とアンド回路AN1とで構成されていて、2個のエクスクルーシブノア回路EXNOR1,EXNOR2の各々の出力がアンド回路AN1の2つの入力となっている。
この比較回路70では、バックアップ用ラッチ回路50におけるビット線BL0側の保持データ出力が入力LD0に接続され、同じくビット線BL1側の保持データ出力が入力LD1に接続され、またセンスアンプ内ラッチ回路30におけるビット線BL0側の保持データ出力が入力MD0に接続され、同じくビット線BL1側の保持データ出力が入力MD1に接続されている。
図3に示す通り、比較回路70は、入力LD0と入力MD0とを比較し、また入力LD1と入力MD1とを比較し、双方がともに一致していた場合、比較結果として“H”(正常)を出力し、いずれかのデータが異なれば、“L”(異常)を出力する構成となっている。同一データであれば、正常に再書き込みが終了したと判断して、ステップS10に示されている通り、読み出し作業を終了する。
保存されたデータが異なっていた場合、センスアンプ内ラッチ回路30に保存されたデータまたはビット線BL0,BL1に対してなんらかのデータ改変操作が行われたと判断でき、再書き込み異常と判断できる。異常と判断した場合は、データ改ざん行為が行われたと認識して、ステップS14に示されるとおり、システムの全停止、もしくは異常検知のフラグを立てる等のシステム側での対応が可能となる。
上記の通りに、センスアンプ内ラッチ回路30、もしくはビット線BL0,BL1の電位を物理的に別の場所(バックアップ用ラッチ回路50)に保存し、再書き込み終了と同時にセンスアンプ内ラッチ回路30に保存されたデータと前述の別の場所に保存したデータを比較することで、正常に再書き込み動作が終了したかどうかを判断することができる。
通常、正常に書き込みが行われたかどうかを確認するベリファイを行う場合、EEPROMやFLASHメモリにおいては、書き込みの後読み出しを行い、別の場所に保存されたデータと比較することで上記ベリファイが可能となる。しかしながら、破壊読み出し方式をとるFeRAMでは、再度読み出しを行った段階で再書き込みを行う必要があるため、前述のベリファイ方法では正確に書き込みが行われていたかどうかを判断することができない。このため、本発明による確認方法をとることにより、正確に書き込みが行われていたかを判断することができる。つまり、改ざんが行われていないかどうかを判断することできる。
(実施の形態2)
本発明における実施の形態2について、図1、図4、図5を用いて以下に説明する。
実施の形態2における読み出し−再書き込み動作において、ステップS1からステップS9までは、図4に示すように、実施の形態1における図2のステップS1からステップS9までと同一であるため、そこまでの説明は省略する。また、実施の形態2におけるメモリセル10、センスアンプ20、スイッチ回路60、およびバックアップ用ラッチ回路50の構成は、実施の形態1と同様に図1の構成をとり、比較回路70の具体的な構成が図3とは異なり、図5のような構成となっている。
実施の形態2は、比較回路70にて再書き込み異常と判断した場合はセンスアンプ内ラッチ回路30に対して、バックアップ用ラッチ回路50に保存されたバックアップデータを入力し、再度再書き込みを行うことを特徴としている点が、実施の形態1とは異なる。
すなわち、この実施の形態2では、図4に示す通り、ステップS9にてセンスアンプ内ラッチ回路30に保存されたデータとバックアップデータとを比較回路70で比較した結果、正常書き込みと判断した場合はステップS10に示す通り、再書き込み動作を終了する。
一方、ステップS9にて異常再書き込みと判断した場合は、ステップS11に示す通り、バックアップデータを比較回路70からセンスアンプ内部ラッチ回路30に入力し、ステップS6に戻って再書き込みを実施する。以上の動作をステップS9にて正常再書き込みと判断されるまで繰り返し行う。
この際の比較回路70は、図5に示す構成をとる。図5において、符号BF1,BF2はバッファアンプを示し、符号IN11はインバータを示し、符号Q7〜Q10はトランジスタを示す。その他の構成は図3と同様である。
図5の比較回路70では、比較結果が“L”で異常と判断された場合は入力LD0,LD1のデータが入力MD0,MD1に反映され、その先のセンスアンプ内部ラッチ回路30に入力される。センスアンプ内部ラッチ回路30のデータが入力LD0,LD1と同値となった際には、比較結果も“H”となるため、入力LD0,LD1から入力MD0,MD1へのドライブは停止する。
以上のような実施の形態2の構成によれば、再書き込みが異常であると判断された際に、自動的に正常データによる再々書き込みを実施することができ、メモリセルに保存されたデータを保護することができる。
また、比較回路70において、入力LD0と入力LD1、入力MD0と入力MD1を各々比較することにより、実施の形態1および実施の形態2に対してさらに、確実な再書き込み異常を検知することができる。さらに、再書き込み前の読み出し動作の正常動作の確認、さらに、バックアップデータに対するデータ異常を検知することができる。
上記の動作を行うための具体的な回路構成を図6に示す。FeRAMにおいては、2T2Cもしくは1T1Cの構成をとることにより、組み合っているビット線BL0,BL1に発生する電圧は正常動作であれば必ず逆の電位となる。つまり、BL0=“L”であった場合はBL1=“1”となる。センスアンプ内ラッチ回路30およびバックアップ用ラッチ回路50はこれらの電位を保存しているため、正常動作を行った場合は、入力LD0と入力LD1とは逆データであり、入力MD1と入力MD0とは逆データとなる。
このことを利用して異常動作を検知しているのが図6に示す構成となる。図6において、符号EXOR1,EXOR2はそれぞれエクスクルーシブオア回路を示し、AN2はアンド回路を示す。その他の構成は図5と同様である。
図6の比較回路70では、入力LD0と入力LD1とを比較し、比較の結果データが同値であれば、読み出し動作もしくはバックアップデータの異常と判断して、システムの停止、もしくは異常検知のフラグを立てることができる。また、入力MD0と入力MD1とを比較し、比較の結果データが同値である場合は、異常と判断し、システム停止、異常検知のフラグを立てる、もしくはバックアップデータを用いて再度書き込むことが可能となる。その他の動作については、図5と同様である。
以上のような図6の構成の比較回路70を用いることにより、より正確な異常検知を行うことができ、これにより、より強力にデータ保護を行うことができる。
(実施の形態3)
本発明における実施の形態3について、図7、図8を用いて以下に説明する。
メモリセル10〜1n、センスアンプ20〜2n、バックアップ用ラッチ回路50〜5n、スイッチ回路60〜6nおよび比較回路70〜7nの内部構成および接続構成は実施の形態1と同一とであるため、説明を省略する。符号BL10,BL11,BL20,BL21,…,BLn0,BLn2はそれぞれビット線を示している。
実施の形態3は、図7に示すように、それぞれのメモリセル10〜1nに対応した複数のバックアップ用ラッチ回路50〜5nの保持データの誤り検知を行うために、誤り検知用パリティデータを図7における誤り検知回路80によって生成させ、これを再書き込み時にパリティデータ保存回路90に保存し、再書き込み終了後に検査することを特徴としている。
以下に動作シーケンスについて図8を用いて説明する。図8において、ステップS1からステップS4までは実施の形態1、実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。ステップS4の次のステップであるステップS12に示される通り、センスアンプ内ラッチ回路に保存されたデータをバックアップ用ラッチ回路50〜5nに保存すると同時に、複数の前述のバックアップ用ラッチ回路50〜5nに保存されたバックアップデータに基づいて、誤り検出用パリティデータを図7に示す誤り検知回路80にて発生させ、パリティデータ保存回路90に保存しておく。
誤り検出方法としては、一般にECCと呼ばれるモジュロ演算を用いた符号行列による演算によるものや、CRCと呼ばれる誤り検知方式が存在し、それらのいずれかを用いて行う。そして、図8におけるステップS6,S7にて再書き込みを行い、ステップS8にて再書き込みを終了する。
その際にステップS13において、前述のパリティデータ保存回路90に保存されたパリティデータを用いて、バックアップデータの誤り検知処理を実施する。複数のバックアップデータにおいて誤りが検知された場合、再書き込み中にバックアップデータに対してノイズやパルスによるデータ変化、改ざんが行われていると判断し、全システムの停止、もしくは異常検知のフラグを立てることが可能となる。
誤りが検知されなかった場合、ステップS9にてバックアップデータとセンスアンプ内ラッチ回路内に保存されたデータ(=ビット線電位)とを比較し、異なる場合はステップS11にて再度再書き込みを実施するか、もしくは全システムの停止、異常検知フラグを立てる等の処理を行う。前述のデータが同一であれば、正常書き込みと判断して、ステップS10にて再書き込みを終了する。
このように、複数のバックアップデータに対して、誤り検知用パリティデータを発生させ、再書き込み終了後に誤り検知処理を行うことにより、バックアップデータの信頼性を高め、より一層メモリセル10〜1nへの再書き込み動作を正常に終了させることが可能となり、メモリセル10〜1nに保存されたデータを保護することができる。
(実施の形態4)
本発明における実施の形態4について、図9、図10を用いて以下に説明する。
図9において、メモリセル10、センスアンプ20、スイッチ回路60、比較回路70、バックアップ用ラッチ回路50の接続構造は実施の形態1と同一であるため、説明を省略する。
実施の形態4の特徴は、図9に示す通り、複数のメモリセル10〜1nおよび複数のセンスアンプ20〜2nを用意し、各メモリセル11〜1nにターゲットとなるメモリセル10と同一のデータ110を保存し、また各センスアンプ20〜2nに保存された、メモリセル10〜1nからそれぞれ読み出されたデータを比較する比較回路100を備えていることを特徴としている。符号BL10,BL11,BL20,BL21,…,BLn0,BLn2はそれぞれビット線を示している。
実施の形態4における動作シーケンスは図10におけるステップS15,S16以外は実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。ただし、対象となるメモリセルは複数存在するため、各メモリセル10〜1nに対し、時間をずらして図10のステップS1からステップS4までの動作を繰り返し行うこととする。全メモリセル10〜1nに対して読み出しが行われ、各センスアンプ内ラッチ回路に各データが保存された段階で、ステップS15に記述されている通り、比較回路100にて各センスアンプ20〜2n内に保存されたデータが全て同一であるかどうかを比較する。
比較の結果、異なったデータが存在した場合は、正常な読み出しが行われていないと判断し、全システム停止、もしくは異常検知フラグを立てることが可能となる。一方、全てのデータが同一であった場合は正常に読み出し動作が行われたと判断し、ステップS6の再書き込み動作を開始する。以降の動作は実施の形態3とステップS16まで同様であるため、説明を省略する。
ステップS16にて再書き込み終了時に再度各センスアンプ20〜2n内に保存されたデータが全て同一であるかどうかを比較し、異なるデータが存在する場合異常書き込みが行われたと判断して、ステップS11に記載されている通り、バックアップ用ラッチ回路50に保持されたバックアップデータをセンスアンプ内ラッチ回路に入力し、再度、再書き込みを実施することで、正常なデータを復帰させ、データ保護を実施する。全センスアンプデータが一致していた場合、正常に再書き込みが行われていると判断し、ステップS10の通り動作を終了する。
なお、メモリセル10〜1nのデータが全て同一にならない場合、メモリセル10〜1nに対して物理的になんらかの破壊活動が行われたと判断し、全システム停止もしくは異常検知フラグを立て、メモリセル10に保存されたデータは信頼できないデータであると判断するので(図9S15)、メモリセル10〜1nのデータが同一でない状態でバックアップラッチ回路からのデータ書き戻しは存在しない。
このように実施の形態4の構成をとることにより、再書き込み動作に対する異常検知、およびデータ保護だけでなく、読み出し動作における動作異常も検知することが可能となり、より一層のデータ保護措置がとれる。
なお、上記実施の形態4における複数のセンスアンプ内ラッチ回路に保存されたデータに対して、実施の形態3における誤り検知回路による誤り検知用パリティデータを生成し、再書き込み動作終了(図10におけるステップS16)時点で、誤り検知処理を行うことにより、再書き込み動作におけるセンスアンプ内ラッチ回路に保存されたデータの信頼性を確保することができ、さらにデータ保護効果が高まる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について、図11、図12を用いて以下に説明する。
実施の形態5における、図12に示される動作シーケンスは実施の形態4における動作シーケンスである図10とステップS17,S18以外は同一である。実施の形態5におけるメモリセル10、センスアンプ20、比較回路70、バックアップ用ラッチ回路50〜5n、比較回路120の構成は図11のようになっている。ひとつのメモリセル10−センスアンプ20に対して、複数のバックアップ用ラッチ回路51〜5nを用意し、それらのバックアップ用ラッチ回路51〜5nに保存されたバックアップデータを相互に比較する回路である比較回路120をバックアップ用ラッチ回路51〜5nに接続する。比較回路120は入力MD0および入力MD1がセンスアンプ20に接続され、入力LD0および入力LD1がバックアップ用ラッチ回路50に接続される。
上記のような構成において、図12における読み出しおよびセンスアンプ内部ラッチ回路へのデータ保存直後のステップS17において、前述のデータを複数のバックアップ用ラッチ回路50〜5nに保存する。保存されたバックアップデータは再書き込み終了直後のステップS18において、全バックアップデータが同一であるか比較され、同一でない場合は、再書き込み中にバックアップデータに対して電源パルスやノイズによる異常が発生したものと判断し、全システム停止もしくは異常フラグを立てることが可能となる。全バックアップデータが同一であることが確認されれば、バックアップデータは正常であると判断し、センスアンプ内ラッチ回路のデータとバックアップデータとの比較を行う。以降の動作は実施の形態3と同一であるため、説明を省略する。
以上のように実施の形態5の構成をとることにより、再書き込み時のバックアップデータに対する信頼性が向上し、メモリセルに保存されたデータに対する保護効果が高まる。
上記実施の形態においてはFeRAMを用いて説明したが、ビット線に電位が発生する破壊読み出し方式を持つ不揮発性メモリであれば、本発明は適用できる。また、FeRAMメモリセル構成として2T2Cを適用したが、1T1C構成においても、リファレンス電圧と対象となる強誘電体の分極量によりビット線に発生する電圧が、上記ビット線BL0,BL1に発生する電圧に相当するため、本発明は適応できる。
本発明にかかる不揮発性メモリは、リードオンリーデータのような重要データを安全に再書き込みさせることができ、上記重要データを保護することができるという効果を有し、電子決済、定期券、社員章などを使用用途としたICカード等として有用である。
本発明の実施の形態1、2における不揮発性メモリの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1における不揮発性メモリの動作シーケンスを示すフローチャートである。 実施の形態1における不揮発性メモリに搭載される比較回路の回路例を示す回路図である。 本発明の実施の形態2の不揮発性メモリの動作シーケンスを示すフローチャートである。 実施の形態2における不揮発性メモリに搭載される比較回路の回路例を示す回路図である。 実施の形態2における不揮発性メモリに搭載される比較回路の他の回路例を示す回路図である。 本発明の実施の形態3の不揮発性メモリの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態3における不揮発性メモリの動作シーケンスを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4の不揮発性メモリの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態4における不揮発性メモリの動作シーケンスを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5の不揮発性メモリの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態5における不揮発性メモリの動作シーケンスを示すフローチャートである。
符号の説明
10〜1n メモリセル
20〜2n センスアンプ
30センスアンプ内ラッチ回路
40 スイッチ回路
50〜5n バックアップ用ラッチ回路
60〜6n スイッチ回路
70 比較回路
80 誤り検知回路
90 パリティデータ保存回路
100 比較回路
110 データ
120 比較回路

Claims (8)

  1. 読み出しの直後に再度データを書き戻す破壊読み出し方式不揮発性メモリであって、
    読み出し時に各メモリセルから発生する電位を保存する第1の保存回路と、前記第1の保存回路に対して接続・切り離しが可能な第2の保存回路と、第1の保存回路のデータと前記第2の保存回路のデータとを比較する比較回路とを備え、
    前記第1の保存回路に保存されたデータを読み出し直後に前記第2の保存回路に保存して前記第2の保存回路を前記第1の保存回路から切り離し、
    前記第1の保存回路に保存されたデータと前記第2の保存回路に保存されたデータとを再書き込み直後に前記比較回路で比較するようにした破壊読み出し方式不揮発性メモリ。
  2. 前記比較回路は、前記第1の保存回路に保存されたデータと前記第2の保存回路に保存されたデータとを比較した結果一致しなかった場合、前記第2の保存回路に保存されたデータを前記第1の保存回路に反映させることにより、前記第2の保存回路に保存されたデータが読み出された前記メモリセルに対し、前記第2の保存回路に保存されたデータの再書き込みを可能とした請求項1記載の破壊読み出し方式不揮発性メモリ。
  3. 前記各メモリセル毎に設けられた複数の第2の保存回路に保存されたデータを基に、誤り検知用のパリティデータを発生させ、かつ前記パリティデータをもとに前記複数の第2の保存回路に保存されたデータの誤り検知を行う誤り検知回路を備えた請求項2記載の破壊読み出し方式不揮発性メモリ。
  4. 前記メモリセルと同一のデータを保存する複数の他のメモリセルを備え、前記複数の他のメモリセルに対応した前記複数の他のメモリセルから発生する電位を保存する複数の第3の保存回路を備え、前記第1の保存回路と前記複数の第3の保存回路に保存された各データとが全て一致しているかどうかを比較する第2の比較回路を備えている請求項1または2記載の破壊読み出し方式不揮発性メモリ。
  5. 一つの前記メモリセルおよび一つの前記第1の保存回路について、複数の前記第2の保存回路を備え、複数の前記第2の保存回路に保存されたデータが全て一致しているかどうかを比較する第3の比較回路を備えている請求項1または2記載の破壊読み出し方式不揮発性メモリ。
  6. 前記第1の保存回路に比べて、前記第2の保存回路は、ノイズや電源パルスに対する耐性が強く構成されている請求項1記載の破壊読み出し方式不揮発性メモリ。
  7. 前記各メモリセルが2つの電位の高低の関係によって1つのデータを表す構成であり、前記第1の保存回路が前記メモリセルの2つの電位を個別に保持する構成を有し、前記第2の保存回路が前記第1の保存回路が保持した2つのデータを個別に保持する構成を有し、
    前記各メモリセルの2つの電位に対応して前記第2の保存回路に保存された2つのデータを比較し、同一かそうでないかを判別する判別回路をさらに備えている請求項1記載の破壊読み出し方式不揮発性メモリ。
  8. 前記各メモリセルが2つの電位の高低の関係によって1つのデータを表す構成であり、前記第1の保存回路が前記メモリセルの2つの電位を個別に保持する構成を有し、前記第2の保存回路が前記第1の保存回路が保持した2つのデータを個別に保持する構成を有し、
    前記各メモリセルの2つの電位に対応して前記第1の保存回路に保存された2つのデータを比較し、同一かそうでないかを判別する判別回路をさらに備えている請求項1記載の破壊読み出し方式不揮発性メモリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019122041A (ja) * 2017-12-29 2019-07-22 ヴィチェーン グローバル テクノロジー エス・アー エール・エル 対象の輸送データを記録するための方法、媒体、モノのインターネットデバイス、ブロックチェーンプラットフォーム、およびモノのインターネットシステム

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