JP2006021733A - Vertical taking-off and landing machine installing rapid wind quantity generation wind direction changing device of double inversion two-axis tilt as device for lift and propulsion of machine body and using it as steering means - Google Patents
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Description
本発明は、リニアモーターの駆動原理を有する2重反転のシュラウド付回転翼と2軸で吹き出し方向を急速に変更可能な急速風向変更装置とを一体なものとなす、2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置を、翼とプロペラもしくはファン(以下、プロペラ等)を有する航空機の揚力及び推進装置に用いることによって、垂直離着陸及び短距離離着陸を可能とするとともに、操縦においてはあたかも地上を走る自動車と同様の感覚で容易に操縦できる航空機の実現に関する。 The present invention integrates a rotating blade with a double reversing shroud having a driving principle of a linear motor and a rapid wind direction changing device capable of rapidly changing the blowing direction with two shafts. By using the rapid airflow generating wind direction change device for lift and propulsion devices of aircraft with wings and propellers or fans (hereinafter referred to as propellers), vertical takeoff and landing and short range takeoff and landing are possible. The present invention relates to the realization of an aircraft that can be easily operated with the same feeling as a running car.
特許文献4、特許文献5、特許文献7、特許文献9及び非特許文献1は、巡航時の揚力の大部分を発生する固定翼を有し、プロペラ等の回転翼をもって、離着陸時の揚力や巡航時の推力を得て飛行する垂直離着陸機であり、駆動に関しては、特許文献5、特許文献7、特許文献9及び非特許文献1は、いずれもプロペラ等の回転翼の回転の中心に動力を作用させ、特許文献4は、ファンの回転の中心にある燃焼室でジェット燃料の爆発的燃焼をもって駆動力や推進力を得て、プロペラ等の回転翼を駆動させるが、それらの駆動には、莫大なエネルギーを消費している。
駆動に関し、特許文献1、特許文献3、特許文献6及び特許文献8は、プロペラ等の回転翼の回転の中心に莫大なエネルギーを消費しつつ動力を接続するという従来からの方式をやめ、最小のエネルギーで効率の良いトルク(回転トルク)を得ることができる回転翼の翼端部付近にリニアモーターの駆動原理を適用してプロペラ等の回転翼を回転させるシュラウド付回転翼の仕組みを提案した。リニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼の駆動力は、回転翼の翼端部付近で発生する関係上、シュラウド側の固定子となる磁石と翼端部側(円環や回転ダクトを含む)の回転子となる磁石との間に発生する力の大きさと、シュラウドの半径との積によって、その回転トルクの大きさが決定するので、シュラウドの開口部の大きさ(以下、口径)が大きなものほど、有効な揚力や推力を発生できる。しかし、特許文献8は、プロペラ等の回転翼を構成するブレードの伸縮について全く考慮されておらず、特許文献6は、ブレードの伸縮を、遠心力と温度変化の2つのみの考慮で、ブレードを長大にし、水平位置で使用した際のブレードの自重から生じるたわみやゆがみについては考慮されておらず、また、もともと直径1.2m(半径0.6m)程度までを想定して作られた発明であるのでブレード等の伸縮対処が不十分で、大きな口径ほど、有利な効果を発揮できるリニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼ではあるが、その開示された仕組みを拡張し一般化しても、直径が概ね3m(半径が概ね1.5m)を超えるような口径のシュラウド付回転翼を作成することは著しく困難である。特許文献3は、ブレードの翼厚中にブレードの大きな伸縮にも対応できるための電気機械的な仕組みを有しているが、吹き出し方向の急速な変更には脆弱な部分を有しているので、回転ディスク面を傾けることなく、回転面の任意の位置のブレードの迎角を摺動装置等で変えながら揚力を調整したり、2重反転にして使用する等、強烈なジャイロ効果の影響が少ない環境で使用することが望ましい。特許文献1は、大口径ほど有利な効果を持つリニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼の特性の、その有利な効果の最大限の発揮を可能とするために、ブレード上の途中途中にブレードの自重によるたわみやゆがみを抑える回転支持部を有し、回転支持部をもってしても残るブレードの遠心力と熱による伸縮は回転ダクトが吸収する等、ブレードの伸縮対策がなされているため、理論的には、無限の大口径のシュラウド付回転翼の作成が可能であり、また、吹き出し方向の急速な変更を実施する環境でも、使用可能である。 Regarding driving,
ティルトに関し、特許文献2、特許文献5、特許文献7、特許文献9及び非特許文献1は、垂直面上で1軸の周りにティルトする方式で、水平面上で左右にティルトする仕組みは有していない。ティルトの方式は、電動モーター、歯車装置、遊星歯車装置、ラックピニオン装置、油圧装置、ラックピニオン形シリンダ装置及び急速風向変更装置によって行われるが、急速風向変更装置を除けば、ティルトは徐々に行われるものであって、たとえば特許文献7では、90度のティルトに129秒〜60秒を要し、速いものでも数秒、通常、1分を超える程度の速度である。特許文献4は、2軸のティルト機構をラックピニオン形シリンダ装置によって実現しているが、強烈なジャイロ効果に打ち勝って吹き出し方向を変更するためには、大きな力を必要とし、その分、回動速度が抑えられることから、最速で見積もっても90度のティルトには数秒かかるものと推定され、また、ラックピニオン形シリンダ装置のティルト可能な角度範囲は、シリンダを有する構造上、限界のある有限なので、ティルト方向を限定される場合を生ずることもあり、2軸でありながら自在とはいい難い上に、そのファンエンジンから出る後流は、きわめて高熱で長大なため、機体側を遮蔽板によって防護するといえども、機体に後流が当たる方向へ向けることは、著しく危険性をともなうので事実上実施できず大きな制限を有する。 Regarding tilt,
ティルトに関して、特許文献2の急速風向変更装置は、リニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼と同様の仕組みをもつので、強烈なジャイロ効果に抗して大きな力を発揮し、ティルト速度も90度を1秒以内で転向するだけの能力を有し、1軸上でティルトできる角度範囲に限界も制限もない。しかしながら、急速風向変更装置の形状が円盤状もしくは円筒状のため、2軸のティルト装置の作成は、困難である。 Regarding the tilt, the rapid wind direction changing device of
操縦性に関しては、特許文献4、特許文献5、特許文献7、特許文献9及び非特許文献1は、左右のプロペラ等の推力の独立的な変更は慣用技術として可能ではあっても、進行方向の変更に際しては、原則、翼を操作して実施する。特に、大きく進行方向を変えるときには、機体そのものをバンクして行うが、機体がバンクして翼が傾くと翼の揚力が減少し、減少した揚力を、翼の他の部分の操作や、プロペラ等の推力の操作等、複雑な操作を伴う。この中で、特許文献4のファンエンジンは、2軸のティルトを持つので、機体を水平にしたままファンエンジンの向きを左右に向けて、機体を傾けることによる翼の揚力低下を生ずることなく、進行方向を変えることが可能である。しかしながら、ジェット燃料を燃焼するファンエンジンは、エンジン出力の微細な調整が困難な上に、出力のアップ・ダウンの指示に対する時間遅れが大きく、また、超高速で回転するファンエンジンのブレードには、迎角を変更して風量を調整する仕組みを構成することは著しく困難であるので、機体の進行方向を変える際に、ファンエンジンの左右の向きの変更と出力の増減をもって、翼の方向舵に代えて操縦に用いることはできない。すなわち、たとえコンピュータを介することによって操作を容易にすることはできても、ファンエンジンの応答速度やティルト装置の回動速度を早めることにはならないことから、操縦性の向上を図ることはできない。 Regarding the maneuverability,
翼とプロペラ等の回転翼を有して離着陸時の揚力や巡航時の推力を得る垂直離着陸機において、省エネルギーで効率の良い原動機で、プロペラ等の回転翼の吹き出し方向を垂直面のみならず水平面においても素早くかつ正確に変更可能で、航空機でありながら、地上を走る自動車のような容易な操縦性を有する航空機が、解決しようとする課題である。 In a vertical take-off and landing aircraft that has rotor blades such as wings and propellers and obtains lift during take-off and landing and thrust during cruising, it is an energy-saving and efficient prime mover, and the blowing direction of rotor blades such as propellers is horizontal as well as vertical. However, there is a problem to be solved by an aircraft that can be changed quickly and accurately and has an easy maneuverability such as an automobile running on the ground while being an aircraft.
垂直離着陸機の離着陸時の揚力と巡航時の推力を発生するプロペラの原動機には、省エネルギーで効率の良いリニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼を使用する。リニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼は、大口径ほど効率が良く、所要の揚力や推力を発生できるが、本発明の垂直離着陸機は、短距離離着陸の運用も可能とするため、プロペラのブレードの回転半径は2.5m程度を目安として作成する。口径が小さいことによる揚力及び推力の増強策として、リニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼は、互いに逆方向に回転する2つを回転軸方向に重ね合わせた2重反転のシュラウド付回転翼を作成して使用する。2重反転のシュラウド付回転翼は、ジャイロ効果を相殺できるので、吹き出し方向を急速に変更する際にも、有効である。 The propeller prime mover that generates lift during take-off and landing of a vertical take-off and landing aircraft and thrust during cruising uses rotor blades with shrouds that have an energy-saving and efficient linear motor drive principle. A rotor blade with a shroud, which has a linear motor drive principle, is more efficient at larger diameters and can generate the required lift and thrust. However, the vertical take-off and landing aircraft of the present invention can also be used for short-range take-off and landing. The rotation radius of the blade is prepared with a reference of about 2.5 m. As a measure for increasing lift and thrust due to the small diameter, a shroud rotor blade having a linear motor drive principle is a double-reversed shroud rotor blade in which two rotating in opposite directions are superposed in the rotation axis direction. Create and use. The double-reversed shroud-equipped rotor blade can cancel the gyro effect, and is therefore effective when the blowing direction is rapidly changed.
プロペラ等の向きを上下もしくは左右に全周の360度回動するティルト装置は、リニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼と同様な構造を持ち、大きな力を発揮できてティルト可能な角度範囲に制限や限界がなく、素早い動きの可能な急速風向変更装置を使用する。この際、従来の急速風向変更装置は、円盤状もしくは円筒状であったが、中央部をくり抜いたドーナツ状のものを作成し、ドーナツ状の急速風向変更装置の外側が固定された場合に、内側が回動し、回動する内側に、もう一つの急速風向変更装置を直交するように取り付けて2軸の急速風向変更装置を作成し、内側の急速風向変更装置に2重反転のシュラウド付回転翼を取り付けて一体となした2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置として運用する。 The tilt device that rotates the propeller, etc. up and down or left and right 360 degrees all around has the same structure as a rotating blade with a shroud that has a linear motor drive principle, and can be tilted with a wide range of angles. Use a rapid wind direction change device that can move quickly without any restrictions or limitations. At this time, the conventional rapid wind direction changing device was a disk shape or a cylindrical shape, but when a donut shape with a hollowed out central part was created and the outside of the donut shaped rapid wind direction changing device was fixed, The inner side turns and another quick wind direction change device is attached to the inner side so as to be orthogonal to create a biaxial quick wind direction change device. The inner quick wind direction change device has a double reversing shroud. It operates as a device for changing the direction of rapid air volume generation with a double reversing two-axis tilt that is integrated with a rotating blade.
水平飛行している間の操縦において、複雑な翼の操作をすることなく、あたかも地上を走る自動車のような感覚で機体を操縦できるためには、迅速・的確なプロペラ等の吹き出し方向の変更が随時可能で、かつ推力の増減が、タイムリーに可能である必要がある。特許文献4のファンエンジンに係るティルト装置は、高速で回転するファンエンジンのジャイロ効果が大きいことと、2軸のラックピニオン形シリンダ装置のティルト速度が遅くかつティルト可能な角度範囲に制限があること、並びにファンエンジンの推力の機微なる変更は、著しく困難なことから、2軸であっても必ずしも操縦性能の向上にならなかった。しかし、本発明の2重反転のシュラウド付回転翼は、強烈なジャイロ効果を、エンジン内で相殺でき、かつ推力を変更するための回転数の増減が、容易かつ時間遅れがない。また、2軸ティルトの急速風向変更装置は、ティルト可能な角度範囲に制限や限界がなく、ティルトは迅速な上に、吹き出し方向の設定もディジタル的に正確である。よって、本発明の2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置は、その風量と吹き出し方向を上下にも左右にも自在に変更できるので、操縦性能の向上に充分に寄与することができる。 In order to control the aircraft as if it were an automobile running on the ground without manipulating complicated wings during maneuvering during level flight, it is necessary to change the blowing direction of propellers etc. quickly and accurately. It must be possible at any time and the thrust can be increased or decreased in a timely manner. The tilt device related to the fan engine of
巡航時は、2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置を推力装置として用い、翼の揚力をもって飛行する。ただし、短距離離着陸実施時や機体の存速が低下して翼の揚力が充分得られない場合、あるいは旋回時の機体の高度沈下の場合においては、図13〜図20の実施例では、2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置の吹き出し方向の操作を行って俯角を与え、推力の一部を揚力として用いて翼の揚力の補助とし、図21〜図28の実施例では、ティルト装置を有しない固定の大口径の回転ダクト方式シュラウド付回転翼の風量の増減をもって揚力の補助をする。 At the time of cruising, a rapid air volume generating wind direction changing device with double reversing 2-axis tilt is used as a thrust device, and the wing lifts. However, in the case of short take-off and landing, when the speed of the airframe is reduced and sufficient wing lift cannot be obtained, or when the altitude of the airframe is subsidized when turning, the embodiment of FIGS. In the embodiment of FIGS. 21 to 28, the operation of the blow direction of the rapid air volume generation wind direction change device of the double reversing two-axis tilt is performed to give a depression angle, and a part of the thrust is used as the lift to assist the wing lift. The lift is assisted by increasing or decreasing the air volume of a rotating blade with a fixed large-diameter rotating duct type shroud that does not have a tilt device.
リニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼は、省エネルギーで大きな揚力や推力の発生が可能な上に、軽量である。本発明は、このシュラウド付回転翼の発生する強烈なジャイロ効果を相殺するような2重反転のシュラウド付回転翼であるので、固定翼機の翼端等の脆弱な部分への取付も可能である。また、2軸であっても風量の吹き出し方向の角度制限と遅い回動速度に問題がある特許文献4と異なり、本発明の2軸ティルトの急速風向変更装置は、全周の360度で吹き出し方向に制限や限界がなく、どの向きにも迅速・正確に変更できることから、翼の方向舵の操作の代わりをさせることが充分にできるので、2重反転のシュラウド付回転翼と2軸ティルトの急速風向変更装置を一体のものとした本発明の2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置を用いると、高い操縦性能を有する垂直離着陸機を作成することができる。 A rotor blade with a shroud, which has a linear motor drive principle, is energy-saving and capable of generating large lift and thrust, and is lightweight. Since the present invention is a double-reversed rotor blade with shroud that cancels out the intense gyro effect generated by the shroud rotor blade, it can be attached to a fragile portion such as a blade tip of a fixed wing aircraft. is there. Further, unlike
原動機の作成については、省エネルギーで効率の良い方式が追求できることと、2重反転を作成する際には電気的装置だけで実現できて歯車装置等の複雑な機構が不要であることから、リニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼を採用する。この際、使用場所において吹き出し方向を急速に変更することから、吹き出し方向の急速な変化に対応できる構造を有する特許文献1に記載された回転ダクト方式シュラウド付回転翼をジャイロ効果を相殺できるように回転する縦軸方向に2つ重ねて作成する。 As for the creation of the prime mover, the linear motor can be used because it is possible to pursue an energy-saving and efficient method, and when creating the double reversal, it can be realized with only an electrical device and does not require a complicated mechanism such as a gear device. A rotor blade with a shroud having the following driving principle is adopted. At this time, since the blowing direction is rapidly changed at the place of use, the rotating duct type shroud-equipped rotor blade described in
ティルト機構の作成については、電動モーター、歯車装置、遊星歯車装置、ラックピニオン装置のいずれもティルト時の速度が充分ではない。また、比較的回動速度を上げることのできる油圧装置やラックピニオン形シリンダ装置は、ティルト可能な角度に限界がある。よって、高速でティルトでき、かつティルト可能な角度に制限のない特許文献2の急速風向変更装置を使用する。ただし、このままでは2軸のティルト機構の作成はできないので、水平に設置した第1の急速風向変更装置の中央部をドーナツ状にくり抜き、くり抜いた第1の急速風向変更装置の内側に第2の同じくドーナツ状の急速風向変更装置を垂直に直交するように取り付けたものを2軸ティルトの急速風向変更装置として使用する。 Regarding the creation of the tilt mechanism, any of the electric motor, gear device, planetary gear device, and rack and pinion device is not sufficient in tilting speed. Further, the hydraulic device and the rack and pinion type cylinder device that can relatively increase the rotation speed have a limit in the tiltable angle. Therefore, the rapid wind direction changing device of
垂直離着陸機の離着陸時の揚力の発生や巡航時の推力の発生及び機体の方向を翼の操作に代わって行う装置の作成は、リニアモーターの駆動原理を有する2重反転のシュラウド付回転翼を、第1と第2のドーナツ状の急速風向変更装置を直交するように組み合わせた2軸ティルトの急速風向変更装置の内側の第2の急速風向変更装置の内周部に直交するように取り付けて一体となし、これを2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置とすることによって、揚力並びに巡航時の推力及び操縦時の推力装置とする。 The vertical take-off and landing aircraft generates lift during take-off and landing, the generation of thrust during cruising, and the creation of a device that performs the direction of the aircraft in place of the operation of the wing. The first and second donut-shaped rapid wind direction changing devices are combined so as to be orthogonal to each other, and are attached so as to be orthogonal to the inner peripheral portion of the second rapid wind direction changing device inside the two-axis tilt rapid wind direction changing device. By making it a single unit, and making this a double direction reversing two-axis tilt rapid air volume generating wind direction changing device, lift, thrust during cruising, and thrust during steering are obtained.
本発明では、離着陸時の揚力、巡航時の推力及び方向舵の役目を果たす推力となる2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置を、機体の翼に取り付けて垂直離着陸機とする。 In the present invention, a double air-reversing 2-axis tilt rapid air volume generating wind direction changing device, which serves as a lift force during take-off and landing, thrust during cruise, and thrust that serves as a rudder, is attached to the wing of the fuselage to form a vertical take-off and landing aircraft.
図1〜図4は、特許文献1の回転ダクト方式シュラウド付回転翼を、強力なジャイロ効果を相殺できるように互いに逆回転するように2つ重ねた、2重反転のシュラウド付回転翼の実施例である。 1 to 4 show the implementation of a double-reversed rotor blade with a shroud in which two rotor blades with a rotating duct type shroud of
図5〜図8は、特許文献2の急速風向変更装置の中央部をドーナツ状にくり抜いた第1の急速風向変更装置の内側に、同様の第2の急速風向変更装置を直交するように取り付けた、2軸ティルトの急速風向変更装置の実施例である。 5 to 8, the same second rapid wind direction changing device is attached so as to be orthogonal to the inside of the first rapid wind direction changing device in which the central portion of the rapid wind direction changing device of
図9〜図12は、2重反転のシュラウド付回転翼を2軸ティルトの急速風向変更装置の内周部に取り付けた、2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置の実施例である。 FIGS. 9 to 12 show an embodiment of a double-reversed twin-shaft rapid air volume generating wind direction changing device in which a rotating blade with a double-reversed shroud is attached to the inner periphery of the two-axis tilt rapid wind direction changing device. .
図13〜図20は、2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置を機体の4つの翼に1基ずつの計4基(以下、翼に4基)を取り付けた、垂直離着陸機の実施例である。 FIGS. 13 to 20 show a vertical take-off and landing aircraft with a double reversing and biaxial tilt rapid air volume generating wind direction changing device with four units (one on four wings), one on each of the four wings of the fuselage. This is an example.
図21〜図28は、2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置を機体の翼に4基とティルト装置のない固定の大口径の回転ダクト方式シュラウド付回転翼を機体の一方の側面に2基ずつ両方の側面で計4基(以下、側面に4基)の計8基を取り付けた、垂直離着陸機の実施例である。 FIGS. 21 to 28 show four sides of a double-reversed biaxial tilt rapid airflow generation wind direction change device on the wing of the fuselage, and a fixed large-diameter rotary duct type shroud rotary wing without a tilt device on one side of the fuselage. This is an example of a vertical take-off and landing aircraft in which a total of 8 units (4 units on each side) are attached on both sides.
本発明の垂直離着陸機の原動機は、回転力の作用点を回転翼の翼端部付近に作用させて効率的にプロペラ等を回転させることのできるリニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼なので、従来の回転のための駆動力を回転の中心軸に作用させる原動機の場合に比べ、はるかに省エネルギーを実現できる。また、リニアモーターの駆動原理を有するシュラウド付回転翼は、その口径が大きければ大きいほど揚力や推力の発生において有利な効果を発揮できるので、大型の垂直離着陸を作成して大量輸送に結びつけることが容易である。大型の機体を作る場合においても、本発明の2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置と、ティルト機構を有さない固定の大口径の回転ダクト方式シュラウド付回転翼を組み合わせた場合には、大口径の回転ダクト方式シュラウド付回転翼を用いても、機体高を低く抑えることができるので、進行方向に対する抵抗を減ずることができ、垂直離着陸機の輸送力の増大と速度の増加を、同時に実現することもできる。また、離着陸場所を選ばないので、貧弱な設備の飛行場の利用や緊急の場合は広場のような場所の利用が可能である。さらに、2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置は、風量の増減も風向の変更も応答性がきわめて良いので、翼の操作に代えて、2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置の風量と風向の変更をもって、あたかも地上を走る自動車の感覚のような容易な操縦を可能とするので、操縦者への負担の軽減ができる。 The prime mover of the vertical take-off and landing aircraft of the present invention is a rotor blade with a shroud having a driving principle of a linear motor capable of efficiently rotating a propeller or the like by applying an operating point of rotational force to the vicinity of the blade tip of the rotor blade. Compared to the case of a prime mover that applies a driving force for rotation to the central axis of rotation, much energy saving can be realized. Also, a rotor blade with a shroud that has a linear motor drive principle is more effective in generating lift and thrust the larger its diameter, so it can be used for mass transport by creating a large vertical takeoff and landing. Easy. Even in the case of making a large aircraft, the combination of the double reversing two-shaft tilt rapid air volume generating wind direction changing device of the present invention and the fixed large-diameter rotating duct type shroud-equipped rotor blade without the tilt mechanism. Can reduce the height of the fuselage even when using a rotor blade with a large-diameter rotating duct type shroud, which can reduce the resistance to the direction of travel and increase the transport capacity and speed of the vertical take-off and landing aircraft. Can be realized at the same time. In addition, since there is no choice of takeoff and landing locations, it is possible to use poorly equipped airfields or places such as plazas in case of emergency. Furthermore, the double-reversing 2-axis tilt rapid air volume generating wind direction changing device is very responsive to both increasing and decreasing the air volume and changing the wind direction. By changing the air volume and direction of the changing device, it is possible to easily control the vehicle as if it were running on the ground, so the burden on the operator can be reduced.
1 2重反転のシュラウド付回転翼
2 第1の急速風向変更装置
3 第2の急速風向変更装置
4 2重反転2軸ティルトの急速風量発生風向変更装置
5 ティルト装置を有しない固定の大口径の回転ダクト方式シュラウド付回転翼
6 急速風量発生風向変更装置によって作られる風量の風向(後流方向)
11 シュラウド
12 ブレード
13 ハブ
101 電磁石
102 永久磁石
103 回転ダクトDESCRIPTION OF
11
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