JP2006020834A - 装飾体 - Google Patents
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Abstract
【課題】組み込んだ宝石等が一定の範囲内で移動可能であり、その意外性のため、アイキャッチャーとして優れた効果を有する、実用品及びアクセサリー類を提供する。
【解決手段】装飾体本体(12)と、その中に形成された少なくとも1つの貫通孔(13)と、その貫通孔に移動可能に設定された移動体(14)からなる。前記移動体(14)はその正面に宝石又は模造宝石(15)を有する。前記移動体(14)は、正面側に、前記貫通孔よりも直径が大である宝石又は模造宝石(15)が取り付けられ、背面側に、前記貫通孔よりも直径が大である支持板(16)が取り付けられ、両者は、前記貫通孔よりも長さが小である細幅部分(17)で繋がれている。
【選択図】図3
【解決手段】装飾体本体(12)と、その中に形成された少なくとも1つの貫通孔(13)と、その貫通孔に移動可能に設定された移動体(14)からなる。前記移動体(14)はその正面に宝石又は模造宝石(15)を有する。前記移動体(14)は、正面側に、前記貫通孔よりも直径が大である宝石又は模造宝石(15)が取り付けられ、背面側に、前記貫通孔よりも直径が大である支持板(16)が取り付けられ、両者は、前記貫通孔よりも長さが小である細幅部分(17)で繋がれている。
【選択図】図3
Description
本発明は装飾体に関する。本明細書において「装飾体」とは、装飾目的で宝石又は模造宝石(以下、「宝石等」という)を組み込んだ実用品及びアクセサリー類をいうものとする。実用品としては、例えばスライドファスナーの引手、ボタン、バックル、等があり、アクセサリー類としては、例えば人体の装飾物(ネックレス、腕輪、髪飾り、等)、衣服の装飾物(ブローチ、メダル、バッジ、等)、かばんや靴の装飾物(飾り金具、等)がある。
宝石等を組み込んだ実用品及びアクセサリー類は周知であり、その多くは、例えば添付の図8に示すようなものである。図8(a)では、宝石等Jを基礎台Tに接着剤で接着させる。図8(b)では、基礎台Tから爪Cを何箇所か起立させ、それにより宝石Jのクラウン部をかしめている。やや形状は異なるが、図8(b)の形式のボタンが下記特許文献1として公開されている。
特開2002−78514
図8(a)のように接着剤を使用する形式では、その部分から剥離が起こりやすい。図8や特許文献1のように爪でかしめる形式では、爪の部分が衣服の生地や肌に引っかかってそれらを傷つけることがある。
本発明はこのような欠点のない、宝石等を組み込んだ実用品及びアクセサリー類を提供することを第1の目的とする。
本発明の第2の目的は、組み込んだ宝石等が一定の範囲内で移動可能であり、その意外性のため、アイキャッチャーとして優れた効果を有する、実用品及びアクセサリー類を提供することである。
本発明の装飾体は、装飾体本体と、その中に形成された少なくとも1つの貫通孔と、その貫通孔に移動可能に設定された移動体からなり、前記移動体はその正面に宝石又は模造宝石を有することを特徴とする。
本発明の装飾体に初めて接した者は、まず美しい宝石等があることに気づき、軽い驚きを覚える。次いで、指で装飾体本体にさわったとき、宝石等が動くことに気づき、さらに驚くことになる。その意外性のため、本発明は、アイキャッチャーとして優れた効果を有する。
また、本発明の装飾体は、接着剤を使用しないため、劣化による剥離などあり得ない。さらに、金属の爪を起立させていないので、使用者の肌や衣服を傷つけることもない。
前記移動体は、正面側に、前記貫通孔よりも直径が大である宝石等が取り付けられ、背面側に、前記貫通孔よりも直径が大である支持板が取り付けられ、両者は、前記貫通孔よりも長さが小である細幅部分で繋がれているものとするのが好ましい。移動体が貫通孔から脱落する危険がなくなるからである。
前記貫通孔は長孔であるのが好ましいが、単なる丸孔でもよい。長孔を使用したときには、移動体は位置的移動が可能となり、丸孔を使用したときには、回転運動のみが可能である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
図1−3は本発明の第1実施例であり、スライドファスナの引手である。図1は正面図、図2は背面図、図3は図1の3−3断面図である。
図1,図2に示すように、この引手は、全体は「8」の字型であり、上側リングはスライダ(図示せず)と接続され、下側リング(引手本体)12を指で摘んでスライダを上下させる。引手本体12の中央部は楕円形の長孔13であり、ここに宝石等を備えた移動体14が設定される。移動体14は、操作者の指に動きに応じて、長孔に沿って上下運動が可能である。
図3に示すように、移動体は、正面側に宝石等15が取り付けられ、背面側に支持板16が取り付けられ、両者は細幅部分17で繋がれている。宝石等15及び支持板16の直径は長孔13よりも大であり、細幅部分17は長孔13よりも長さが小である。
移動体14を形成するには、雄部18と雌部19を使用する。
雄部18は係止部23と、保持部20と、挿通部21からなる。保持部20は、上端が大径で下端が小径な略すり鉢状の管状に形成されており、宝石等15の外周面に沿って覆うようになっている。係止部23は、保持部の上端に連続して延出するように形成され、図1に示すように、宝石等15の最外周縁部分を覆い、宝石等のクラウン部の傾斜面に沿い、この傾斜面の一部を覆うように折曲形成される。挿通部21は、略円筒形に形成され、保持部20の下端から垂下方向に伸びて形成されている。
雌部19は、支持板16と受部22とで略構成されている。支持板16は、本実施の形態では、図3に示すように、二重の平坦面にて形成され、ほぼ中央に受部22が形成されている。受部22は、その内径が、上記した挿通部21の外径と同径あるいはやや大径に形成されている。
このように構成された移動体14は、前記したように、雄部18と雌部19とをかしめることで固定状態となる。すなわち、この移動体14を取り付ける対象である引手本体12に対して、この引手本体12に予め穿設される長孔13に雄部の挿通部21を、引手本体12の表面から通し、装飾体の裏面からは雌部19を配置させ、これら雄部18と雌部19とをかしめるのである。移動するものをかしめる作業は容易でないため、移動体のかしめ位置を決定すると共に安定させる目的でわずかなくぼみ(図示せず)を予め作っておくことが好ましい。
この引手10の使用法は、従来の引手と変わらない。すなわち、スライダに取付け、引手本体12を指で摘んで上下させ、スライドファスナを開閉する。宝石等15を有する移動体14は装飾目的だけに取り付けられている。
初めてこの引手を使用する者は、スライダを移動させようとしてまず引手に注目する。そこに美しい宝石等があることに気づき、軽い驚きを覚える。次いで、指で引手本体12にさわったとき、宝石等15が動くことに気づき、さらに驚くことになる。その意外性のため、本発明は、アイキャッチャーとして優れた効果を有する。
図4は、本発明第2実施例のブローチ30の正面図である。ハート形本体31には2本の貫通孔32,32が刻まれており、ここにそれぞれ宝石等を有する移動体14が設定されている。移動体の構造は第1実施例と同じである。移動体14は、操作者の指に動きに応じて、貫通孔に沿って移動が可能である。
図5は、本発明第3実施例のスライドファスナの引手40の正面図である。直線形本体41には1つの貫通孔42が刻まれており、ここに宝石等を有する移動体14が設定されている。移動体の構造は第1実施例と同じである。移動体は、操作者の指に動きに応じて、貫通孔に沿って移動が可能である。
図6と7は、第4実施例のバッジ50の正面図及び断面図である。このバッジ本体は、アルファベットのLGを組み合わせたような形状である。バッジ本体51の上部に丸孔52があり、そこに第1実施例と同じ移動体14が取り付けられている。丸孔52と移動体14の細幅部分は固着されていない。この実施例では、移動体14は丸孔52にはめ込まれているだけであるから、位置的移動はできず、単に回転運動ができるだけである。そのため、本明細書で「移動」というときには「回転運動」も含むものとする。
この第4実施例では位置的移動はできないため、使用者に与える驚きは小さなものとならざるを得ない。しかし、図8に関連して記載した従来技術の欠点は問題なくクリアしている。
10 引手
12 引手本体
13 長孔
14 移動体
15 宝石等
16 支持板
17 細幅部分
18 雄部
19 雌部
30 ブローチ
32 貫通孔
40 引手
50 バッジ
52 丸孔
12 引手本体
13 長孔
14 移動体
15 宝石等
16 支持板
17 細幅部分
18 雄部
19 雌部
30 ブローチ
32 貫通孔
40 引手
50 バッジ
52 丸孔
Claims (5)
- 装飾体本体(12,31,41,51)と、
その中に形成された少なくとも1つの貫通孔(13,32,42,52)と、
その貫通孔に移動可能に設定された移動体(14)からなり、
前記移動体(14)はその正面に宝石又は模造宝石(15)を有することを特徴とする装飾体(10,30,40,50)。 - 前記移動体(14)は、正面側に、前記貫通孔よりも直径が大である宝石又は模造宝石(15)が取り付けられ、背面側に、前記貫通孔よりも直径が大である支持板(16)が取り付けられ、両者は、前記貫通孔よりも長さが小である細幅部分(17)で繋がれている請求項1記載の装飾体。
- 前記貫通孔が長孔(13,32,42)である請求項1又は2記載の装飾体。
- 前記貫通孔が丸孔(52)である請求項1又は2記載の装飾体。
- 移動体(14)が、雄部材(18)と雌部材(19)をかしめてなり、雄部材(18)は、宝石又は模造宝石(15)の係止・保持部(23,20)と、挿通部(21)を有し、雌部材(19)は、前記挿通部を通過させる受部(22)と、前記支持板(16)を有する請求項1ないし4のいずれかに記載の装飾体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004201567A JP2006020834A (ja) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | 装飾体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004201567A JP2006020834A (ja) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | 装飾体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006020834A true JP2006020834A (ja) | 2006-01-26 |
Family
ID=35794520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004201567A Pending JP2006020834A (ja) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | 装飾体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006020834A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016221016A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 和彦 穴田 | 耳掛け型装飾具 |
-
2004
- 2004-07-08 JP JP2004201567A patent/JP2006020834A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016221016A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 和彦 穴田 | 耳掛け型装飾具 |
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