JP2006019856A - コンテンツ記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 視聴しているコンテンツを、時間的な遅れを発生させることなく記録できるようにする。
【解決手段】 コンテンツデータをMPEGコーデック108で符号化して、録画制御用バッファ109に保存し、さらに符号化されたコンテンツデータをMPEGデコーダ118でデコードし、ビデオプロセッサ119で処理してディスプレイ121で表示する。ディスプレイ121で表示されているコンテンツを記録する場合に、MPEGデコーダ118で処理されているMPEGのフレームをフレーム検出部122で検出し、録画制御バッファ109で保存されているコンテンツデータから、検出されたフレーと同等のフレームを特定し、特定したフレームからデータ蓄積メディアに記録するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばデジタル放送信号を受信して映像及び音声を含むコンテンツを出力する受信機器と、この受信機器から出力されるコンテンツを受けて提示するモニタ機器とを、双方向通信可能に接続し、モニタ側から伝送される制御信号に基づいて、受信器で得たコンテンツを記録するように構成されたコンテンツ記録装置に関する。
放送を受信してコンテンツを得る受信器をコンテンツ供給源として設定し、離れた位置に設置した液晶表示パネル(LCD: Liquid Crystal Display)に映像信号及び音声信号を無線によって伝送して、それらを提示するように構成されたシステムが、市場に登場しつつある。
このようなシステムにおいては、無線通信手段として、例えばブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)を用いて、コンテンツ供給源とモニタとで双方向の通信を可能となるように設定し、モニタ側から受信器に対して、受信チャンネル切換指示等のコマンドを送って、受信器を制御し、出力されるコンテンツを選択したりすることができる。
また、このようなシステムにおいては、受信器にDVD(Digital Versatile Disk)ドライブあるいはHDD(Hard Disk Drive)等の記録メディアを搭載して、放送信号を受信して得たコンテンツを記録する機能を搭載しているものもあり、そのような受信器の記録動作の制御についても、モニタ側から制御信号を送って、実行させることが可能である。
例えば、受信器から送出されてモニタの表示画面で表示されている放送番組の記録をしたいと思い立ったら、ユーザは、例えばモニタのリモートコントローラを操作してモニタに録画要求を行い、モニタはそれを受けて、リモートコントロール信号(リモコン信号)を無線通信手段を介して、受信器に送って、受信器に記録動作を実行させる。
DVDドライブを用いて録画する場合、DVDレコーディングのフォーマット規格がMPEG(Moving Picture Experts Group)2−PS(Program Stream)に基づいているため、受信器は、デジタル放送を受信して、まずMPEG2−TS(Transport Stream)として送られてくるコンテンツデータをデコードする。次いで、デコードしたデータをMPEG2−PSに符号化してからDVDドライブで録画する。
このように、デジタル放送番組を録画する場合には、複雑な信号処理を行う必要があるため、そのための時間も相当必要であり、ユーザがモニタで番組を視聴中に、録画したいシーンになったということでリモートコントローラを操作しても、実際に録画が開始されるタイミングは、そのシーンよりかなり後のシーンからとなってしまい、期待した録画が実行できないということが起こる。
さらにその詳細について説明する。図5は、双方向無線通信手段を用いた、一般的なコンテンツ記録装置の回路ブロックを示すもので、図5(a)は受信器501を示し、図5(b)はモニタ502を示す。
受信器501は、放送を受信するためのアンテナ503からの放送信号から所望のチャンネルを選局して、MPEG2−TSを出力するチューナ504を備える。
チューナ504の出力は、セレクタ505に供給され、ここで、外部入力端子506から供給される例えばDVDプレーヤの再生信号等と切換選択されて出力される。
セレクタ505の出力は、MPEGデコーダ507でデコードされ、非圧縮のデジタル映像信号及びデジタル音声信号に変換されてMPEGコーデック508に供給される。
MPEGコーデック508では、MPEG2の符号化処理を行い、MPEG2−PSをATA(AT Attachment)I/F(Interface)509を介してデータ記録メディア510に記録する。
また、MPEGコーデック508では、番組を構成するMPEG2−PES(Packetized Elementary Stream)を生成して出力し、これをMPEGコンバータ511でMPEG2−TSに変換して無線送受信モジュール512に出力する。
無線送受信モジュール512では送られたMPEG2−TSを無線フレーム変換して送受信アンテナ513から送出する。
また、無線送受信モジュール512は、モニタ502からのリモコン信号あるいはモニタの動作ステータス情報を送受信アンテナ513で受け、これをCPU(Central Processing Unit)514に送る。CPU514によって、録画動作が開始されると共に、受信器501内の各回路部分が制御される。
図5(b)に示すように、モニタ502は、受信器501の送受信アンテナ513から送られる無線フレーム変換されたMPEG2−TSを送受信アンテナ515で受け、送受信モジュール516で無線フレーム変換してMPEG2−TSに戻し、MPEGデコーダ517に出力する。
MPEGデコーダ517では、MPEG2−TSから番組を構成するPESを抽出してデコードしてビデオプロセッサ518に出力する。ビデオプロセッサ518では、MPEGデコーダ517からのデジタル映像信号を標準テレビジョンフォーマットの信号に変換してディスプレイコントローラ519に供給し、ディスプレイコントローラ519は、映像データに基づいて液晶パネル等でなるディスプレイ520を駆動して表示させる。
モニタ502には、図示しないリモートコントローラからのリモコン信号を受けるリモコン受光部521が設けられ、リモコン受光部521で受けたリモコン信号は、CPU522に供給され、モニタ502内の各回路部分を制御する。また、受信器501に関するリモコン信号は、CPU522から無線送受信モジュール516に送られ、無線フレーム変換されて送受信アンテナ515から受信器501に伝送される。また、CPU522は、モニタ502の動作状態を示すステータス情報を無線送受信モジュール516に送り、無線フレーム変換処理を施して送受信アンテナ515から受信器501に伝送される。
以上のように構成されたコンテンツ記録装置の動作タイミングについて、図6を参照して説明する。図6では、ユーザがチャンネル切換のイベントを入力したときと、録画開始のイベント入力をしたときの処理の時間的経過を示しており、チャンネル切換の処理を点線601で示し、録画開始の処理を実線602で示している。
ユーザが、図示しないリモートコントローラを操作して、チャンネル切換のイベント入力をしたとすると、モニタ502のCPU522がそれを受けて、リモコン信号を無線送受信モジュール516に送り、無線送受信モジュール516では無線フレーム変換処理を行う。
次に、無線送受信モジュール516は、無線フレーム変換されたリモコン信号を無線で受信器501に送り、受信器501では送られたリモコン信号を無線フレーム変換処理で元に戻す。
次に、受信器501はCPU514でリモコン信号を解読して、チューナ504のチャンネルを切換える。さらに、チューナ504で受信した信号のデコード及びエンコード処理を実行して、TSへのストリーム変換処理を行う。さらに変換されたMPEG2−TSを、無線フレーム変換を経て無線通信でモニタ502に送る。
モニタ502では、受信器501から送られた信号に対して無線フレーム変換を実行した後、ストリームデコード処理を実行しさらにビデオプロセッサで処理して、ディスプレイに表示させる。それによってユーザが画面を確認することができる。
ユーザがチャンネル切換のイベントを入力してから、選択されたチャンネルの映像がディスプレイで表示されるまでの、処理の過程でそれぞれ所定の処理時間が費やされ、結局、トータルとしてTa時間が必要になることが示されている。
さらに、図6において、ユーザが録画開始を指示するイベントを入力したとすると、受信器のCPU制御までは、チャンネル切換と同等の時間経過で処理が実行され、受信器のCPU514は、モニタ502から送られたリモコン信号を解読して、MPEGコーデック508を駆使して、MPEG2−PSへのエンコード処理を行わせ、これをATAI/F509を介してデータ蓄積メディア510へ記録させる。
この場合、ユーザが録画開始イベントを入力してから録画が開始されるまで、時間Tb必要であることがわかる。
以上のように、従来、モニタで視聴している途中でコンテンツを記録しようとする場合、コンテンツの復号処理、符号化処理を行うために要する時間によって、実際に記録を開始するタイミングが遅れてしまって、視聴している内容をそのままのまま記録することができないという問題を有していた。
従来、例えば、特許文献1には、DVDプレーヤにおいて、バッファリング技術を用いて、サブピクチャの表示や音声の再生を滞らせることなく出力するようにした提案が示されているが、この提案は、DVDレコーダ内で収束する技術であり、コンテンツをモニタで視聴している途中で、そのコンテンツを記録しようとする装置にそのまま適用することはできない。
特開2003−46960号公報
以上のように、従来、コンテンツをモニタで視聴している際に、そのコンテンツの記録を行わせようとすると、記録開始のタイミングが遅れて、視聴している内容をそのまま記録することができなかった。
本発明は、以上の点に対処してなされたものであり、コンテンツを視聴している際に、コンテンツを記録するための信号処理を行い、かつそれをバッファ手段で所定時間保持するようにすると共に、モニタで視聴しているフレームを常に監視して、ユーザから記録開始の指示が入力された際に、そのフレームを検出して、それに基づいて、バッファ手段で保持されているコンテンツのフレームを特定して、そのフレームから記録を開始させるように構成することで、時間遅れを発生させることなく記録動作を実行させることができるようにしたコンテンツ記録装置を提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ記録装置は、コンテンツ供給手段から供給されたコンテンツデータを所定時間保存して出力するバッファ手段と、データ蓄積メディアと、前記バッファ手段から出力されるコンテンツデータの映像コンテンツを表示させる表示手段と、ユーザによって操作されるイベント入力手段と、前記映像コンテンツを表示手段で表示している状態において、前記イベント入力手段によって、記録イベントが入力された際に、前記映像コンテンツデータのフレームを検出すると共に、当該フレームに基づいて前記バッファ手段で保存されているコンテンツデータから記録対象フレームを特定し、前記バッファに保存されたコンテンツデータを前記特定されたフレームから前記データ蓄積メディアに記録する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明のコンテンツ記録装置は、コンテンツデータのMPEG符号化処理を含むコンテンツデータ処理手段と、前記符号化されたコンテンツデータを所定時間保存して出力するバッファ手段と、データ蓄積メディアと、前記符号化されたコンテンツデータを復号して、映像データを表示させる表示手段と、ユーザによって操作されるイベント入力手段と、前記映像データを表示手段で表示している状態において、前記イベント入力手段によって、記録イベントが入力された際に、前記復号されるコンテンツデータのフレームを検出すると共に、当該検出されたフレームに基づいて前記バッファ手段で保存されているコンテンツデータから記録対象フレームを特定し、バッファに保存されたコンテンツデータを前記特定されたフレームから前記データ蓄積メディアに記録する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明のコンテンツ記録装置は、コンテンツデータ供給源から供給されるコンテンツデータを所定時間保存して出力するバッファ手段と、このバッファ手段から出力されるコンテンツデータを蓄積するデータ蓄積手段と、コンテンツデータを送信すると共に送られてくる制御情報を受信する通信手段を備えた記録機器と、前記記録機器から通信手段を介して送られる前記コンテンツデータを受信すると共に、前記制御情報を送信する通信手段と、前記受信されたコンテンツデータを提示する提示手段とを備えたモニタと、提示しているコンテンツデータのフレームを検出し、当該フレーム情報を前記制御情報として、前記記録機器に送って、前記バッファ手段に書込まれているコンテンツデータの中から、前記フレーム情報に対応するコンテンツデータを特定して、前記データ蓄積手段に書込む制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、モニタでコンテンツを視聴している途中で、記録動作を開始しても、視聴している内容から遅れることなく記録を実行させることができるものである。
以下、図面を参照して、この発明のコンテンツ記録装置を詳細に説明する。図1は、本発明のコンテンツ記録装置の一実施の形態を示す回路ブロック図である。本発明のコンテンツ記録装置100は、デジタル放送を受信する受信器101と、この受信器101で受信された放送信号を視聴するために提示するモニタ102で構成されており、図1(a)が受信器101を示し図1(b)がモニタ102を示している。
図1(a)において、受信器101は、放送を受信するためのアンテナ103によって供給される放送信号から所望のチャンネルを選局して、MPEG2−TSを出力するチューナ104を備える。
チューナ104の出力は、セレクタ105に供給され、ここで、外部入力端子106から供給される例えばDVDプレーヤ等の再生信号と切換選択されて出力される。
セレクタ105の出力は、MPEGデコーダ107でデコードされ、非圧縮のデジタル映像信号に変換されてMPEGコーデック108に供給される。
MPEGコーデック108では、入力されたデジタル映像信号に対してMPEG2規格に基づく符号化処理を行って、MPEG2−PSを録画制御用バッファ109に出力する。また、MPEG2−PESを生成してMPEGコンバータ110に出力する。
録画制御用バッファ109は、映像データとして常時一定量のフレームのバッファリングを行う機能を供えた循環形式のバッファであり、図5の回路ブロックで示した、録画が実際に開始されるまでの時間遅れを充分に吸収できる遅延量を備えている。録画制御用バッファ109の詳細については後述する。
録画制御用バッファ109はATAI/F111を介してデータ蓄積メディア112に接続され、データ蓄積メディア112にデータを記録することが可能である。また、データ蓄積メディア112に記録したデータは、ATAI/F111を介して読み出してMPEGコーデック108に出力することが可能である。いわゆるデータ蓄積メディア112に記録されたデータを再生する処理に相当する。
再生動作時には、MPEGコーデック108では、ATAI/F111からのデータからMPEG2−PESを抽出して、MPEGコンバータ110に導出する。
MPEGコンバータ110は、チューナ104による放送受信時に、その受信信号に基づいてMPEGコーデック108によって生成されたMPEG2−PES及び、再生動作時にATAI/F111からのデータに基づいて生成されたMPEG2−PESを、MPEG−TSに変換して、無線送受信モジュール113に導出する。
無線送受信モジュール113では送られたMPEG2−TSに対して無線フレーム変換処理を施して、送受信アンテナ114から送出する。
また、無線送受信モジュール113は、モニタ102からのリモコン信号あるいはモニタの動作ステータス情報を送受信アンテナ114で受け、これをCPU115に送る。CPU115によって、録画動作が開始されると共に、受信器101内の各回路部分が制御される。
図1(b)に示すように、モニタ102は、受信器101の送受信アンテナ114から送られる無線フレーム変換されたMPEG2−TSを送受信アンテナ116で受け、送受信モジュール117で、無線フレーム変換処理を施してMPEG2−TSに戻し、MPEGデコーダ118に出力する。
MPEGデコーダ118では、MPEG2−TSから番組を構成するPESを抽出してデコードしてビデオプロセッサ119に出力する。
ビデオプロセッサ119では、MPEGデコーダ118からのデジタル映像データを標準テレビジョンフォーマットの信号に変換してディスプレイコントローラ120に供給し、ディスプレイコントローラ121によって、そのテレビジョン信号に基づいて液晶パネル等でなるディスプレイ122を駆動して映像を表示する。
さらに、モニタ102は、MPEGデコーダ118が現在ビデオプロセッサ119に出力しているデータのMPEG2のPTS(Presentation Time Stamp)で指定されるフレームデータを、再生フレーム検出回路122で検出してこれをCPU123に導出している。
モニタ102には、図示しないリモートコントローラからのリモコン信号を受けるリモコン受光部124が設けられ、リモコン受光部124で受けたリモコン信号は、CPU123に供給され、モニタ102内の各回路部分を制御する。
また、受信器101に関するリモコン信号は、CPU123から無線送受信モジュール117に供給され、無線フレーム変換されて送受受信アンテナ116から受信器101に向けて伝送される。
なお、受信器101及びモニタ102において、音声データを処理する回路ブロックが示されていないが、これは説明を分かり易くするために採った措置の結果であり、データ蓄積メディア112に記録され、かつ再生されるデータは、映像データと音声データを含むものであり、MPEGコンバータ110から出力されるMPEG2−TSも映像データと音声データを含むものである。
さらにモニタ102には、MPEGデコーダ118で復号された音声データを処理する回路ブロックと、音声信号を音声として出力するためのスピーカ等の音声出力手段が設けられているものであるが、省略されている。
さて、以上のように構成されたコンテンツ記録装置100において、ユーザが、受信器101で受信中の放送番組をモニタ102で視聴中に、録画することを思い立って、図示しないリモートコントローラを操作して、録画開始のイベントを入力したとすると、その信号がリモコン受光部124からCPU123に伝送され、CPU123はそれを受けて、フレーム検出回路122で検出されているフレーム情報を抽出して、これを動作ステータス情報、リモコン信号と共に無線送受信モジュール117に供給する。
無線送受信モジュール117では、それを無線フレームに変換して、送受信アンテナ116から送出する。
受信器101では、モニタ102から送出されたデータを送受信アンテナ114を介して無線送受信モジュール113で受け、ここで無線フレーム変換を行って、元の動作ステータス情報、リモコン信号及びフレーム情報を復元し、これをCPU115に供給する。
CPU115はそれを受けて、録画制御用バッファ109で保存されているデータから、モニタ102から送られたフレーム情報に一致するデータを特定して、これをATAI/F111を介してデータ蓄積メディア112に記録するように制御する。
録画制御用バッファ109に保存されたデータの内容について、図2を参照して説明する。図2において、リング状に示される面積が例えば、録画制御用バッファのバッファとしての全容量を示している。書込みポインタ(Write Pointer)は、この録画制御用バッファ109に入力される最新の入力データの書込み位置を示し、矢印方向A方向に順次最新のデータが書き込まれる。また、バッファエンドポインタ(Buffer End Pointer)は、バッファリングしたデータ領域の最古のデータ位置を示し、これも矢印C方向に順次更新される。記録ポインタ(Rec Pointer)は、データ蓄積メディア112への転送データ位置を示し、矢印B方向に、書込みポインタを追いかけて移動する。CPU115は、録画用バッファ109がオーバフローしたりアンダーフローしたりしないように制御する。
CPU115は、モニタ102から送られたフレーム情報に基づき、図2に示す記録ポインタを特定して、その位置から、データをデータ蓄積メディア112に記録するように制御する。
録画制御用バッファ109の容量は、ユーザが録画開始のイベントを入力してから実際に録画が開始されるまでの遅れ時間を吸収するに充分な容量を備えており、モニタ102から送られるフレーム情報に基づいて、録画制御用バッファ109から同じフレームを探して、それを記録ポインタに設定して録画を開始するものである。
図3は、ユーザが録画開始のイベントを入力してから、実際に録画が開始されるまでの処理の経過時間を説明するためのタイミングチャートである。
図3において、ユーザがチャンネル切換のイベントを入力した際の処理の経過時間を点線301で示し、録画開始イベントを入力した際の処理の経過時間を実線302で示す。
ユーザが、図示しないリモートコントローラを操作して、チャンネル切換のイベント入力をしたとすると、モニタ102のCPU123がそれを受けて、リモコン信号を無線送受信モジュール117に送り、無線送受信モジュール117では無線フレーム変換処理を行う。
次に、無線送受信モジュール117は、無線フレーム変換されたリモコン信号を無線で受信器101に送り、受信器101では送られたデータを無線フレーム変換処理で元に戻す。
次に、受信器101はCPU115でリモコン情報を解読して、チューナ104のチャンネルを切換える。さらに、受信した信号のデコード及びエンコード処理を実行して、TSへのストリーム変換処理を行う。さらに変換されたMPEG2−TSを、無線フレーム変換を経て無線通信でモニタ102に送る。
モニタ102では、無線フレーム変換を実行した後、ストリームデコード処理を実行し、さらにビデオプロセッサで処理して、ディスプレイに表示させる。それによってユーザが画面を確認することができる。
ユーザがチャンネル切換のイベントを入力してから、選択されたチャンネルの映像がディスプレイで表示されるまでの、処理の過程でそれぞれ所定の処理時間が費やされ、結局、トータルとしてTc時間が必要になることが示されている。なお、このとき、MPEG2−PSとして符号化されたデータが、録画制御用バッファ処理でバッファ109に所定容量分、順次更新されながら書き込まれる。
さらに、図3において、ユーザが録画開始を指示するイベントを入力したとすると、モニタ102のCPU123がそれを受けて、再生フレーム検出回路122からフレーム情報を取得し、取得したフレーム情報と、リモコン信号と、動作ステータス情報とを無線送受信モジュール117に送って無線フレーム変換処理を行う。
次に、無線送受信モジュール117は、無線フレーム変換されたフレーム情報、リモコン信号及び動作ステータス情報を無線で受信器101に送り、受信器101では送られたデータを無線フレーム変換処理で元に戻す。
次に、受信器101はCPU115で、フレーム情報。リモコン信号及び動作ステータス情報を解読して、録画制御用バッファ109に保存されているデータからフレーム情報に対応するデータを特定して、そのデータを記録ポイントタとして設定し、蓄積メディアへのアクセス処理で、データ蓄積メディア112へデータの記録を開始するものである。
それによって、ユーザがモニタ102で視聴中のコンテンツの内容に対して、時間的遅れを生じさせることなく、コンテンツを記録することができるものである。
図4は、本発明のコンテンツ記録装置の他の実施の形態の一例を示すものであり、この実施の形態では、コンテンツ記録装置400は、図4(a)で示す受信器401と、図4(b)に示すモニタ402a及びこのモニタ402と同等に構成されたモニタ402bで構成される。なお、図4において、図1と同じ構成部分に同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
受信器401は、図1に示す受信器101に対して、録画制御用バッファ403が、複数のモニタ402a,402bのそれぞれに対応した保存領域を備えたものとして構成され、さらに、データ蓄積メディアとして、DVDドライブ404とHDD405が設けられている。
さらにまた、リモコン信号を送出するためのリモコン発光部406が設けられ、このリモコン発光部406から例えば、図示しないDVDプレーヤを制御して、再生したデータを外部入力端子106から入力させ、セレクタ105で選択することも可能である。リモコン発光部406からのリモコン信号は例えば、ユーザがモニタ402aに対して図示しないリモートコントローラでリモコン信号を送り、これを受信器401に伝送し、CPU115がそれに基づいて生成するように構成することが可能である。
また、モニタ402aは、実質的に図1(b)に示すモニタ102と同構成であるが、受信器401のリモコン発光部406から送信されるリモコン信号を、モニタ402aから送るために、リモコン受光部124で受けたリモコン信号をCPU123を経由せずに直接、無線送受信モジュール117に送出する経路が設けられている。
図4に示す実施の形態によれば、モニタが複数設けられていても、録画制御用バッファのデータ保存領域を各モニタ用にそれぞれ設けたので、各モニタで視聴中のコンテンツを、時間的遅れを発生させることなくデータ蓄積メディアに記録させることができるものである。
なお、以上の説明では、本発明のコンテンツ記録装置を、受信器とモニタに分け、それらを双方向無線通信で接続するものとして説明したが、本発明は無線通信手段を適用した装置に限定されるものではなく、受信器とモニタが一体的に組み合わされた装置にも適用できるものである。その他本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々実施可能である
本発明に係るコンテンツ記録装置の一実施の形態を示す回路ブロック図。 図1に示す装置の要部の動作を説明するための構成図。 図1に示す装置の動作を説明するためのタイミングチャート。 本発明に係るコンテンツ記録装置の他の実施の形態を示す回路ブロック図。 一般的なコンテンツ記録装置を示す回路ブロック図。 図5に示す装置の動作のタイミングチャートを説明するための図。
符号の説明
100…コンテンツ記録装置
101…受信器
102…モニタ
103…放送受信アンテナ
104…チューナ
105…セレクタ
106…外部入力端子
107…MPEGデコーダ
108…MPEGコーデック
109…録画制御用バッファ
110…MPEGコンバータ
111…ATAI/F
112…データ蓄積メディア
113,117…無線送受信モジュール
114,116…送受信アンテナ
115,123…CPU
118…MPEGデコーダ
119…ビデオプロセッサ
120…ディスプレイコントローラ
121…ディスプレイ
122…フレーム検出回路
124…リモコン受光部

Claims (3)

  1. コンテンツ供給手段から供給されたコンテンツデータを所定時間保存して出力するバッファ手段と、
    データ蓄積メディアと、
    前記バッファ手段から出力されるコンテンツデータの映像コンテンツを表示させる表示手段と、
    ユーザによって操作されるイベント入力手段と、
    前記映像コンテンツを表示手段で表示している状態において、前記イベント入力手段によって、記録イベントが入力された際に、前記映像コンテンツデータのフレームを検出すると共に、当該フレームに基づいて前記バッファ手段で保存されているコンテンツデータから記録対象フレームを特定し、前記バッファに保存されたコンテンツデータを前記特定されたフレームから前記データ蓄積メディアに記録する制御手段と、
    を具備したことを特徴とするコンテンツ記録装置。
  2. コンテンツデータのMPEG符号化処理を含むコンテンツデータ処理手段と、
    前記符号化されたコンテンツデータを所定時間保存して出力するバッファ手段と、
    データ蓄積メディアと、
    前記符号化されたコンテンツデータを復号して、映像データを表示させる表示手段と、
    ユーザによって操作されるイベント入力手段と、
    前記映像データを表示手段で表示している状態において、前記イベント入力手段によって、記録イベントが入力された際に、前記復号されるコンテンツデータのフレームを検出すると共に、当該検出されたフレームに基づいて前記バッファ手段で保存されているコンテンツデータから記録対象フレームを特定し、バッファに保存されたコンテンツデータを前記特定されたフレームから前記データ蓄積メディアに記録する制御手段と、
    を具備したことを特徴とするコンテンツ記録装置。
  3. コンテンツデータ供給源から供給されるコンテンツデータを所定時間保存して出力するバッファ手段と、このバッファ手段から出力されるコンテンツデータを蓄積するデータ蓄積手段と、コンテンツデータを送信すると共に送られてくる制御情報を受信する通信手段を備えた記録機器と、
    前記記録機器から通信手段を介して送られる前記コンテンツデータを受信すると共に、前記制御情報を送信する通信手段と、前記受信されたコンテンツデータを提示する提示手段とを備えたモニタと、
    提示しているコンテンツデータのフレームを検出し、当該フレーム情報を前記制御情報として、前記記録機器に送って、前記バッファ手段に書込まれているコンテンツデータの中から、前記フレーム情報に対応するコンテンツデータを特定して、前記データ蓄積手段に書込む制御手段と、
    を具備したことを特徴とするコンテンツ記録装置。
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